JPH0721402Y2 - 車輌用フロアマットの取付構造 - Google Patents
車輌用フロアマットの取付構造Info
- Publication number
- JPH0721402Y2 JPH0721402Y2 JP1990080158U JP8015890U JPH0721402Y2 JP H0721402 Y2 JPH0721402 Y2 JP H0721402Y2 JP 1990080158 U JP1990080158 U JP 1990080158U JP 8015890 U JP8015890 U JP 8015890U JP H0721402 Y2 JPH0721402 Y2 JP H0721402Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor mat
- mounting structure
- floor
- vehicle
- vehicle floor
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は車輌用フロアマットの取付構造に関する。
ここで、フロアマットとは、車輌のフロアに敷かれるゴ
ム、カーペットなどを素材とした敷物を言う。
ム、カーペットなどを素材とした敷物を言う。
「従来の技術」 従来、この種のフロアマットの取付構造は、隅角部に1
個の係合孔を有するフロアマット本体と、このフロアマ
ット本体の滑りを防止するために、車輌のシート用レー
ル等特定箇所に固定的に取付けられ、かつ、前記係合孔
と係合する係合ピンを1個有するL型の支持板とから構
成されていた。
個の係合孔を有するフロアマット本体と、このフロアマ
ット本体の滑りを防止するために、車輌のシート用レー
ル等特定箇所に固定的に取付けられ、かつ、前記係合孔
と係合する係合ピンを1個有するL型の支持板とから構
成されていた。
したがって、上記構成にあっては、マットの係合孔の位
置と支持板の係合ピンとの位置が常に一致していなけれ
ばならないため、いずれか一方の位置がズレたり、また
車種が異なったり、あるいはまた車種が同じであっても
型式が相違すると、支持板の取付け位置を変えるか、ま
たは場合によっては係合孔を有しない他種のフロアマッ
トを使用するかを選択せざるを得なかった。
置と支持板の係合ピンとの位置が常に一致していなけれ
ばならないため、いずれか一方の位置がズレたり、また
車種が異なったり、あるいはまた車種が同じであっても
型式が相違すると、支持板の取付け位置を変えるか、ま
たは場合によっては係合孔を有しない他種のフロアマッ
トを使用するかを選択せざるを得なかった。
「考案の解決しようとする問題点」 本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、係合ピンを有
する支持板を車輌のフロア等任意の位置に固定的に設け
ても、また、支持板を特定の位置に取付けなければなら
ない時であっても、さらに、車種や型式が異なっていて
も、フロアマット本体を、言わば汎用的にいろいろいな
車輌に取付けることができ、またフロアマット本体をマ
ット清掃機に挿通した時に、その回転ローラに順応して
回転し、フロアマット本体が損傷しない車輌用フロアマ
ットの取付構造を得るにある。
する支持板を車輌のフロア等任意の位置に固定的に設け
ても、また、支持板を特定の位置に取付けなければなら
ない時であっても、さらに、車種や型式が異なっていて
も、フロアマット本体を、言わば汎用的にいろいろいな
車輌に取付けることができ、またフロアマット本体をマ
ット清掃機に挿通した時に、その回転ローラに順応して
回転し、フロアマット本体が損傷しない車輌用フロアマ
ットの取付構造を得るにある。
「問題点を解決するための手段」 本考案の車輌用フロアマットの取付構造は、車輌フロア
の任意箇所に固定的に取り付けられ、かつ、水平部にフ
ロアマット本体の滑動を防止する係合ピンが突設された
支持板と、前記係合ピンと係脱自在に係合する複数個の
受孔を有する細長状の受板と、この受板を一端部に一体
に有するフロアマット本体との組み合せから成ることを
特徴とする。
の任意箇所に固定的に取り付けられ、かつ、水平部にフ
ロアマット本体の滑動を防止する係合ピンが突設された
支持板と、前記係合ピンと係脱自在に係合する複数個の
受孔を有する細長状の受板と、この受板を一端部に一体
に有するフロアマット本体との組み合せから成ることを
特徴とする。
上記構成において、受板は複数個に分割されていること
が望ましい。
が望ましい。
「本考案の実施例」 以下、図面に基き本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図ないし第4図に示す一実施例において、1は車輌
のフロアである。
のフロアである。
2は座席用シートである。このシート2はフロア1より
も1段高いシート取付段部のレール3に移動可能に設け
られている。
も1段高いシート取付段部のレール3に移動可能に設け
られている。
4は前記レールの前端部に固定的に取付けられるL型状
の支持板である。この支持板4は後述するフロアマット
本体の滑動を防止するためのもので、そのフロア1と当
接する水平部4aには垂直の係合ピン5が一体に設けられ
ている。
の支持板である。この支持板4は後述するフロアマット
本体の滑動を防止するためのもので、そのフロア1と当
接する水平部4aには垂直の係合ピン5が一体に設けられ
ている。
なお、支持板4の取付け箇所は、車種によって異なる場
合があり、たとえば車輌のドア側にも適宜に取付けられ
る。
合があり、たとえば車輌のドア側にも適宜に取付けられ
る。
6はフロア1に敷かれるフロアマット本体である。この
フロアマット本体6はゴム、カーペットなどの素材でい
くつかの車種に適合するように形成されている。
フロアマット本体6はゴム、カーペットなどの素材でい
くつかの車種に適合するように形成されている。
7は第2図に示すようにフロアマット本体6の一端部に
一体に取付けられ、かつ、支持板4と係合する受板であ
る。この受板7は、本実施例では、細長い板片に形成さ
れ、一端部から他端部にかけて、所定間隔に複数個の受
孔8を有する。受板7は金属もしくは硬質の合成樹脂材
で形成され、フロアマット本体6に形成された長孔9に
沿って取付けられる。
一体に取付けられ、かつ、支持板4と係合する受板であ
る。この受板7は、本実施例では、細長い板片に形成さ
れ、一端部から他端部にかけて、所定間隔に複数個の受
孔8を有する。受板7は金属もしくは硬質の合成樹脂材
で形成され、フロアマット本体6に形成された長孔9に
沿って取付けられる。
なお、受板は、第5図に示すように複数個7Aに分割して
もよい。この場合各受板7Aには複数個の受孔8A、該実施
例では3個数ずつ形成されている。
もよい。この場合各受板7Aには複数個の受孔8A、該実施
例では3個数ずつ形成されている。
そして、フロアマット本体6Aには前記受孔に対応して3
個の長孔9Aがそれぞれ形成されている。
個の長孔9Aがそれぞれ形成されている。
また、受板7Bは、第6図に示すように、フロアマット本
体6Bの端縁部に突出するように取り付けてもよい。
体6Bの端縁部に突出するように取り付けてもよい。
「作用」 上記構成にあっては、まず、第3図および第4図で示す
ようにレール3の下向き折り曲げ部3aの裏側に支持板4
の垂直部4bを差し込み、固着具10で支持板4をレール3
に固定する。
ようにレール3の下向き折り曲げ部3aの裏側に支持板4
の垂直部4bを差し込み、固着具10で支持板4をレール3
に固定する。
次に、フロアマット本体6をフロア1に敷き、丁度支持
板4の係合ピン5と対向する受孔8を該係合ピン5に引
っかける。
板4の係合ピン5と対向する受孔8を該係合ピン5に引
っかける。
なお、第3図では受板7の一番左の受孔8が係合ピン5
に係合しているが、車種によって支持板4の取付け位置
が変った時は、それに対応して係合ピンに引っかかる受
孔8の位置が相違してくる。
に係合しているが、車種によって支持板4の取付け位置
が変った時は、それに対応して係合ピンに引っかかる受
孔8の位置が相違してくる。
「考案の効果」 以上の説明から明らかなように、本考案にあっては次に
列挙するような効果がある。
列挙するような効果がある。
(1)車種、型式が異なっていても、フロアマット本体
をいわば汎用的に色々な車輌に取り付けることが出来
る。
をいわば汎用的に色々な車輌に取り付けることが出来
る。
(2)受板が細長い板片の場合フロアマット本体をマッ
ト清掃機に挿通した時に、フロアマット本体の端縁部
は、その回転ローラに順応して回転するので、フロアマ
ット本体は損傷しない。
ト清掃機に挿通した時に、フロアマット本体の端縁部
は、その回転ローラに順応して回転するので、フロアマ
ット本体は損傷しない。
(3)フロアに凹凸があっても、受板を分割したことに
より、フロアマット本体をフロアの凹凸に沿って敷くこ
とができる。
より、フロアマット本体をフロアの凹凸に沿って敷くこ
とができる。
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す各説明図
である。なお、第1図は本考案の平面図、第2図は第1
図の2−2線拡大断面図、第3図は取付状態を示す斜視
図、第4図は第3図の4−4線拡大断面図、第5図およ
び第6図は本考案の異なる実施例を示す各説面図であ
る。 1…フロア、2…シート、3…レール、4…支持板、5
…係合ピン、6、6A、6B…フロアマット本体、7、7A、
7B…受板、8…受孔、9、9A…長孔。
である。なお、第1図は本考案の平面図、第2図は第1
図の2−2線拡大断面図、第3図は取付状態を示す斜視
図、第4図は第3図の4−4線拡大断面図、第5図およ
び第6図は本考案の異なる実施例を示す各説面図であ
る。 1…フロア、2…シート、3…レール、4…支持板、5
…係合ピン、6、6A、6B…フロアマット本体、7、7A、
7B…受板、8…受孔、9、9A…長孔。
Claims (2)
- 【請求項1】車輌フロアの任意箇所に固定的に取り付け
られ、かつ、水平部にフロアマット本体の滑動を防止す
る係合ピンが突設された支持板と、前記係合ピンと係脱
自在に係合する複数個の受孔を有する細長状の受板と、
この受板を一端部に一体に有するフロアマット本体との
組み合せから成る車輌用フロアマットの取付構造。 - 【請求項2】請求項1に於て、受板が複数個に分割され
ていることを特徴とする車輌用フロアマットの取付構造
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990080158U JPH0721402Y2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 車輌用フロアマットの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990080158U JPH0721402Y2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 車輌用フロアマットの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0437033U JPH0437033U (ja) | 1992-03-27 |
JPH0721402Y2 true JPH0721402Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31624964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990080158U Expired - Lifetime JPH0721402Y2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 車輌用フロアマットの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721402Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002293184A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-09 | Honda Access Corp | 車両用フロアマット |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2420510C (en) * | 2000-09-12 | 2009-07-14 | Honda Access Corp. | Automotive floor mat and automotive floor mat fastener |
JP5769973B2 (ja) * | 2011-01-07 | 2015-08-26 | 日本バイリーン株式会社 | フロアマット |
JP5952368B2 (ja) * | 2014-10-08 | 2016-07-13 | 株式会社ホンダアクセス | フロアマットの固定構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57133376U (ja) * | 1981-02-17 | 1982-08-19 | ||
JPS63149334U (ja) * | 1987-03-24 | 1988-09-30 |
-
1990
- 1990-07-27 JP JP1990080158U patent/JPH0721402Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002293184A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-09 | Honda Access Corp | 車両用フロアマット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0437033U (ja) | 1992-03-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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EXPY | Cancellation because of completion of term |