JP2537937Y2 - 自動車用ピースマットの滑り止め具 - Google Patents

自動車用ピースマットの滑り止め具

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JP2537937Y2
JP2537937Y2 JP1991069502U JP6950291U JP2537937Y2 JP 2537937 Y2 JP2537937 Y2 JP 2537937Y2 JP 1991069502 U JP1991069502 U JP 1991069502U JP 6950291 U JP6950291 U JP 6950291U JP 2537937 Y2 JP2537937 Y2 JP 2537937Y2
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mat
piece
screw
hole
fitting
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高博 清雲
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Morito Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車用のフロアマッ
トが汚れないように敷設されるピースマットを、清掃の
ために取り外し自在にフロアマット上に定着させるため
に使用する自動車用ピースマットの滑り止め具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用のフロアには、主として車内装
飾を目的として全面にフロアマットが敷設されている
が、このフロアマットが土足で踏み付けられて汚れても
簡単に清掃することができない。このためフロアマット
上に、汚れても簡単に取り出して清掃ができるようにピ
ースマットを敷設しているのが現状である。ところがこ
のピースマットを単に重ね敷きするだけではフロアマッ
トに対し妄動して、本来のフロアマット汚れ防止カバー
として作用しない状態を招くため、フロアマットに雄ホ
ックを、ピースマットに雌ホックを取付けて、フロアマ
ットにピースマットを固定することが実施されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な雌、雄ホックを利用する固定手段では、フロアマット
とピースマットのホック取付け位置が相対的に一定であ
るため、フロアマットとピースマットの一方または両方
に、乾燥或は吸湿によって寸法的な変化が生じた時に
は、雌、雄ホックの相対的位置関係に狂いが生じて、
雌、雄ホックを係合させることができず、よってフロア
マット上にピースマットを固定することができない状態
を招来する点に解決すべき課題があった。
【0004】本考案は、フロアマットとピースマットに
寸法的変化が生じても、それに順応して固定できる自動
車用ピースマットの滑り止め具を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、自動車用ピースマットの滑り止め具を、
板1の一端部の裏面に、自動車のフロアマットFに開設
した下穴にアイレットIを装着した嵌合穴Hに脱着自在
に嵌合する縦割り2を有する嵌合部3を突設し、スパン
5を介して他端部の表面にピースマットPを固定するた
めの雌螺子4を貫設した止め具本体6と、ピースマット
Pに開設した下穴にアイレットIを装着した貫通穴Kに
挿通されて前記止め具本体6の雌螺子4に螺合する螺子
棒7の一端に、回転操作用溝8を有する締付け頭9を形
成した固定螺子10とから構成したことを特徴とするも
のである。
【0006】
【作用】上記のように構成した自動車用ピースマットの
滑り止め具は、フロアマットに開設した下穴にアイレッ
トを装着して形成した嵌合穴に、止め具本体の縦割りを
有する嵌合脚を嵌合し、止め具本体の雌螺子に、ピース
マットに開設した下穴にアイレットを装着して形成した
貫通穴に挿通した固定螺子の螺子棒を螺合して、フロア
マット上にピースマットを敷設固定するのであるが、嵌
合脚をアイレットを装着した嵌合穴に嵌合した状態にお
いて、止め具本体は、嵌合脚を中心にスパンを半径とし
て雌螺子側が移動可能となり、ピースマットの貫通穴間
隔に多少の狂いが生じても、それに合わせて所定の範囲
内で間隔調節することができるから、ピースマットが敷
設固定できないといった事態を招来しないようになる。
【0007】
【実施例】図1は本考案に係る自動車用ピースマットの
滑り止め具の分解状態正面図、図2は図1のA−A線に
おける断面図、図3はピースマットの敷設を説明するた
めの説明図、図4はピースマット敷設状態平面図であっ
て、これらの図に示すように、基板1の一端部の裏面
に、自動車のフロアマットFに開設した下穴にアイレッ
トIを装着した嵌合穴Hに脱着自在に嵌合する縦割り2
を有する嵌合部3を突設し、スパン5を介して他端部の
表面にピースマットPを固定するための雌螺子4を貫設
した止め具本体6と、ピースマットPに開設した下穴に
アイレットIを装着した貫通穴Kに挿通されて前記止め
具本体6の雌螺子4に螺合する螺子棒7の一端に、回転
操作用溝8を有する締付け頭9を形成した固定螺子10
とから構成した自動車用ピースマットの滑り止め具であ
る。
【0008】そして、取付けにおいては、予め、フロア
マットFに、所定ピッチで開設した下穴のそれぞれにア
イレットIを装着して嵌合穴Hを形成するとともに、ピ
ースマットPに、前記所定ピッチで開設した下穴にアイ
レットIを装着して貫通穴Kを形成しておき、まず、フ
ロアマットFの嵌合穴Hに止め具本体6の嵌合脚3を嵌
合し、次に、止め具本体6の雌螺子4に、ピースマット
Pの貫通穴Kを一致させてこれに固定螺子10の螺子棒
7を挿通して雌螺子4に螺合するか、順序を逆にして、
即ち、まずピースマットPのアイレットIを装着した
通穴Kに固定螺子10の螺子棒7を挿通して止め具本体
6の雌螺子4に螺着した後、フロアマットFのアイレッ
トIを装着した嵌合穴Hに止め具本体6の嵌合脚3を嵌
合することにより、ピースマットPをフロアマットF上
に敷設固定するのであるが、雌螺子4と嵌合脚3の間に
スパン5を形成しているので、嵌合脚3をフロアマット
FのアイレットIを装着した嵌合穴Hに嵌合した状態、
又は雌螺子4にピースマットPのアイレットIを装着し
貫通穴Kに通した固定螺子10を固定した状態におい
て、止め具本体6を、嵌合脚3を中心にスパン5を半径
として雌螺子4側を移動させ、又は雌螺子4に螺着され
た固定螺子10を中心にスパン5を半径として嵌合脚3
側を移動させ、ピースマットP或はフロアマットFの各
穴間隔の多少の狂いに合わせてピースマットPがフロア
マットF上に敷設固定されるようになる。
【0009】またピースマットPをフロアマットF上か
ら外して清掃する場合は、嵌合脚3をフロアマットFか
ら分離するか、固定螺子10の回転操作用溝8へ硬貨を
挿入して固定螺子10と雌螺子4の螺合を解除すること
により行う。
【0010】尚、上記実施例では、量産性を考慮して止
め具本体6の材質を合成樹脂としたが、金属製であって
も同様の作用効果を奏するものである。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の自動車用
ピースマットの滑り止め具は、自動車用のフロアマット
に開設した下穴にアイレットを装着して形成した嵌合穴
に脱着自在に嵌合するための縦割りを有する嵌合脚を突
設するとともに、他端部にピースマットを固定するため
の雌螺子を貫設して、嵌合脚と雌螺子間にスパンを形成
した止め具本体と、ピースマットに開設した下穴にアイ
レットを装着して形成した貫通穴に挿通されて前記止め
具本体の雌螺子に螺合する螺子棒の一端に、回転操作用
溝を有する締付け頭を形成した固定螺子とから構成した
から、嵌合脚をフロアマットのアイレットを装着した嵌
合穴に嵌合した状態、又は雌螺子にピースマットのアイ
レットを装着した貫通穴に通した固定螺子を固定した状
態において、止め具本体を、嵌合脚を中心にスパンを半
径として雌螺子側を移動させることができ、又は雌螺子
に螺着された固定螺子を中心にスパンを半径として嵌合
脚側を移動させることができるから、ピースマット或は
フロアマットの各穴間隔の多少の狂いに合わせてピース
マットがフロアマット上に敷設固定されるようになり、
清掃等のためにピースマットをフロアマット上から外し
た場合における再敷設が簡単にできる。
【0012】また、ピースマット固定部分を雌螺子と固
定螺子によって構成しているので、種々の厚さのピース
マットに適応することができる。
【0013】従って、ピースマット、フロアマットの各
穴間隔が、乾燥、吸湿等によって多少変化しても、止め
具本体の移動調節によって変化した間隔に一致させるこ
とができ、またピースマットの厚さに順応するので互換
性もあり、敷設固定できないといった事態を招来しない
自動車用ピースマットの滑り止め具を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動車用ピースマットの滑り止め
具の分解状態正面図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】ピースマットの敷設を説明するための説明図で
ある。
【図4】ピースマット敷設状態平面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 縦割り 3
嵌合脚 4 雌螺子 5 スパン 6
止め具本体 7 螺子棒 8 回転操作用溝 9
締付け頭 10 固定螺子 H 嵌合穴 I
アイレット F フロアマット P ピースマット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 碁板1の一端部の裏面に、自動車のフロ
    アマットFに開設した下穴にアイレットIを装着した嵌
    合穴Hに脱着自在に嵌合する縦割り2を有する嵌合部3
    を突設し、スパン5を介して他端部の表面にピースマッ
    トPを固定するための雌螺子4を貫設した止め具本体6
    と、ピースマットPに開設した下穴にアイレットIを装
    着した貫通穴Kに挿通されて前記止め具本体6の雌螺子
    4に螺合する螺子棒7の一端に、回転操作用溝8を有す
    る締付け頭9を形成した固定螺子10とからなる自動車
    用ピースマットの滑り止め具。
JP1991069502U 1991-08-30 1991-08-30 自動車用ピースマットの滑り止め具 Expired - Lifetime JP2537937Y2 (ja)

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JPH066090U JPH066090U (ja) 1994-01-25
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0624278Y2 (ja) * 1988-05-10 1994-06-29 豊田合成株式会社 フロアマツト用係止部材
JPH0627475Y2 (ja) * 1989-04-25 1994-07-27 愛知機械工業株式会社 床マットおよびカーペットの固定構造

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JPH066090U (ja) 1994-01-25

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