JPH0720968U - 浴 槽 - Google Patents

浴 槽

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Publication number
JPH0720968U
JPH0720968U JP5837093U JP5837093U JPH0720968U JP H0720968 U JPH0720968 U JP H0720968U JP 5837093 U JP5837093 U JP 5837093U JP 5837093 U JP5837093 U JP 5837093U JP H0720968 U JPH0720968 U JP H0720968U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathtub
body bath
bath
discharge port
hot water
Prior art date
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Pending
Application number
JP5837093U
Other languages
English (en)
Inventor
雅喜 鈴木
Original Assignee
株式会社イナックス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
Priority to JP5837093U priority Critical patent/JPH0720968U/ja
Publication of JPH0720968U publication Critical patent/JPH0720968U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に半身浴中の肩等の冷えを有効に防止でき
る浴槽の提供を目的とする。 【構成】 全身浴中または半身浴中の入浴者の肩等に向
けて吐出可能に吐出口3,3を上下動可能に配設し、吐
出口3,3にポンプ5を介し浴槽1内の湯を供給可能に
配管接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、浴槽の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
近年、浴槽内で上半身を露出して入浴する半身浴が流行しているが、冬場等で は、この半身浴を行う際には露出した肩等の上半身が冷えてしまい、快適な半身 浴を行うことができないという問題点があり、浴室内をエアコン装置等により保 温して冬場等の半身浴を可能に設計することもできるが、そのようなエアコン装 置等を用いる場合にはコストが高くなってしまうという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、簡易な構造により冬 場等においても快適に半身浴等が行い得る浴槽を提供せんことを目的とし、その 要旨は、全身浴中または半身浴中の入浴者の肩等に向けて吐出可能に吐出口を上 下動可能に配設し、該吐出口にはポンプを介し浴槽内の湯を供給可能に配管接続 したことである。
【0004】
【作用】
浴槽の近傍には上下動可能に吐出口が配設されており、この吐出口にはポンプ を介し浴槽内の湯を供給可能とし、半身浴を行う際に、吐出口を上動させて露出 した肩等に浴槽内の湯をかけて上半身を良好に保温することができ、冬場等にお いて快適に半身浴を行うことができる。また全身浴を行う際にも、吐出口を下降 させた状態で吐出口より湯を噴出させて肩等に当てマッサージ効果を得ることが でき、全身浴,半身浴を問わず快適な入浴時間を得ることができる。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、第1実施例の要部斜視図であり、浴槽1は上面に側方へ突出するフラ ンジ部1aが一体形成されており、このフランジ部1aの背側上には略三角柱状 の枕部2が設けられており、この枕部2には2個の吐出口3,3が人の肩幅間隔 に設けられている。一方、浴槽1の側壁面には吸込口6が形成されており、この 吸込口6は配管7を介しポンプ5と接続されており、さらにポンプ5は接続配管 4を介し前記各吐出口3,3に連通されたものとなっており、ポンプ5を作動さ せることにより吸込口6から浴槽1内の湯を吸い込んで、前記吐出口3より吐出 させることができるように構成されている。
【0006】 なお、前記吐出口3,3は図2に示すように散水板3aを有しており、この散 水板3aの中央には中央口3bが形成されており、散水板3aを回転させること により中央口3bからマッサージ用の吐水を行い得るように構成されたものであ り、通常は散水板3aからシャワー水を噴出させることができる。したがって、 浴槽1内で全身浴を行う際に、ポンプ5を作動させて、吐出口3,3の中央口3 bからマッサージ用の吐水を噴出させて肩にマッサージ吐水を当て、全身浴時に 肩のマッサージを行うことができる。
【0007】 また、浴槽1内で半身浴を行う際には、図3に示すように別体で形成した半身 浴用椅子9を浴槽1内に入れて、この半身浴用椅子9上に座り、上半身を湯から 露出させて半身浴を有効に行うことができ、この時に、前記吐出口3,3を上方 へ持ち上げてその高さを高くすることができる。すなわち前記枕部2の下部には 垂下状に昇降柱2aが設けられており、この昇降柱2aが浴槽1のフランジ部1 aに形成された挿通孔8内に挿通されたものとなっており、挿通孔8内で昇降柱 2aを上下動させて吐出口3,3の高さを適宜調節することができるように構成 されており、半身浴時には昇降柱2aを高い位置に上昇させて、半身浴を行って いる入浴者の肩に吐出口3,3からシャワー水を噴出させて、肩等を温め、特に 冬場等における上半身の冷えを良好に防ぐことができ、また吐出口3,3から噴 出される湯により、浴室内の湿度が上昇し、半身浴を行っている時の体感温度を 良好に上昇させることができ、冬場等においても快適な状態で半身浴を行うこと ができるものである。
【0008】 次に、図4は第2実施例を示すものであり、本例においては浴槽11の端部に ポンプを内蔵したポンプ室Sを形成させておき、このポンプ室Sから接続パイプ 12を介し浴槽11内の湯を連結管13に導くように構成されており、この連結 管13の両端側に吐出口14,14が設けれたものであり、連結管13には突出 状にフック15が形成されており、このフック15は、浴室の壁面Wに固定部材 17を介し垂直状に取付けられたスライドバー16に着脱可能に取付けることが でき、スライドバー16に沿って連結管13を上下方向に移動させ、フック15 を介し所定位置で係止させることができるように構成されている。したがって、 吐出口14,14の高さ位置を適宜調節することができ、浴槽11内で半身浴を 行う際には、高い位置に吐出口14,14を配置させ、上半身に吐出口14,1 4から湯を噴出させて良好に上半身を保温することができる。また、連結管13 を下方側へ位置させ、吐出口14,14からマッサージ吐水を噴出させて、全身 浴時に肩にマッサージ吐水を当ててマッサージを行うことができる。
【0009】 さらに図5は、第3実施例を示すものであり、本例においては、浴槽21のフ ランジ部21aに挿通孔22,22を形成させておき、この挿通孔22,22内 に出没可能に昇降パイプ23,23を設けたものであり、各昇降パイプ23,2 3の上端に吐出口24,24を設けたものである。なお、各昇降パイプ23,2 3内には図示しないポンプから湯が通されるものであり、本例においても半身浴 時には、昇降パイプ23,23を上昇させて肩等に保温用のシャワー水を噴出さ せることができるものである。
【0010】 さらに図6は、第4実施例を示すものであり、本例では、浴槽31のフランジ 部31aに挿通孔32,32を形成させておき、この挿通孔32,32内にそれ ぞれ蛇腹パイプ33,33を引き上げ可能に挿着しておき、各蛇腹パイプ33, 33の上端に吐出口34,34を設けたものであり、一方、浴室の壁面Wには、 吐出口34,34を掛止可能に、下部フック35,35と、その上方に上部フッ ク36,36を設けたものであり、下部フック35または上部フック36に吐出 口34,34を掛止して、任意の高さ位置から湯を噴出できるように構成されて おり、全身浴時のマッサージ用として使用する場合には、下部フック35に吐出 口34を掛止させ、また半身浴時には上部フック36に吐出口34を掛止させて 保温用の湯を肩等に向けて吐出させることができるものである。
【0011】
【考案の効果】
本考案の浴槽は、全身浴中または半身浴中の入浴者の肩等に向けて吐出可能に 吐出口を上下動可能に配設し、該吐出口にはポンプを介し浴槽内の湯を供給可能 に配管接続したことにより、吐出口を適宜上下動させて高さ位置を調節し、吐出 口から浴槽内の湯を噴出させることができ、例えば全身浴中には吐出口を低い位 置にして吐水させることにより、肩に吐水を噴出させてマッサージ効果を得るこ とができ、また半身浴時には吐出口を上方位置にして、吐出口から肩等にシャワ ーを噴出させ、冬場等における上半身の冷えを良好に防ぎ、快適な入浴環境を演 出できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の浴槽の要部斜視構成図である。
【図2】第1図の吐出口の作用説明図である。
【図3】第1図の枕部を上昇させた状態の斜視構成図で
ある。
【図4】第2実施例の浴槽の要部斜視構成図である。
【図5】第3実施例の浴槽の要部斜視構成図である。
【図6】第4実施例の浴槽の要部斜視構成図である。
【符号の説明】
1 浴槽 1a フランジ部 2 枕部 2a 昇降柱 3 吐出口 4 接続配管 5 ポンプ 6 吸込口 8 挿通孔 9 半身浴用椅子 11 浴槽 12 接続パイプ 13 連結管 14 吐出口 15 フック 16 スライドバー 21 浴槽 21a フランジ部 22 挿通孔 23 昇降パイプ 24 吐出口 31 浴槽 31a フランジ部 32 挿通孔 33 蛇腹パイプ 34 吐出口 35 下部フック 36 上部フック S ポンプ室 W 壁面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全身浴中または半身浴中の入浴者の肩等
    に向けて吐出可能に吐出口を上下動可能に配設し、該吐
    出口にはポンプを介し浴槽内の湯を供給可能に配管接続
    したことを特徴とする浴槽。
JP5837093U 1993-09-30 1993-09-30 浴 槽 Pending JPH0720968U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5837093U JPH0720968U (ja) 1993-09-30 1993-09-30 浴 槽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5837093U JPH0720968U (ja) 1993-09-30 1993-09-30 浴 槽

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0720968U true JPH0720968U (ja) 1995-04-18

Family

ID=13082447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5837093U Pending JPH0720968U (ja) 1993-09-30 1993-09-30 浴 槽

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JP (1) JPH0720968U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003310686A (ja) * 2002-04-25 2003-11-05 Noritz Corp シャワー装置
WO2018159090A1 (ja) * 2017-02-28 2018-09-07 Toto株式会社 浴槽
JP2018140026A (ja) * 2017-02-28 2018-09-13 Toto株式会社 浴槽
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