JPH10225394A - シャワー装置 - Google Patents

シャワー装置

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JPH10225394A
JPH10225394A JP9031620A JP3162097A JPH10225394A JP H10225394 A JPH10225394 A JP H10225394A JP 9031620 A JP9031620 A JP 9031620A JP 3162097 A JP3162097 A JP 3162097A JP H10225394 A JPH10225394 A JP H10225394A
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博明 ▲よし▼田
Hiroaki Yoshida
Shigeru Shirai
白井  滋
Masaaki Kawaguri
正明 河栗
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 座って浴びるシャワー装置において、体格に
応じた状態で座ることができ、椅子操作の身体負担の軽
減を図る。 【解決手段】 シャワー装置本体1aに椅子7を設け、
水圧を利用して椅子7の高さを調節できる構成としたの
で、入浴者が高さ調節を行う際に立ち座りや屈みこむ必
要がなくなり、座った状態で行えるので、入浴者や介護
者の身体的負担を軽減できるとともに、体格にあった椅
子7の高さで快適にミストシャワー34を浴びることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着座した使用者に
温水を噴出するシャワー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のシャワー装置(例えば実
開昭63−108954号公報)を図11に示す。
【0003】図11において、シャワーブース41は水
平断面形状が方形のものであり、一側壁面42にはブー
ス内に出入りするためのドア43が設けられている。ま
た、他の壁面44にはシャワー水栓45、水ハンドル4
6、湯ハンドル47、ホース48、シャワーヘッド4
9、シャワーフック50、およびフック50をスライド
自在に支持するロッド51からなるシャワー装置が設け
られている。また、ブース41内の向かい合う壁面5
2、53には、それぞれ折り畳み式の椅子54と、テー
ブル55および足置き56が設けられている。椅子54
と、テーブル55および足置き56は、ヒンジ57によ
り倒立自在に壁面52、53に取り付けられている。こ
の椅子54、テーブル55および足置き56には、磁石
または鉄板54a、55a、56aが埋設されており、
図12に示す壁面52、53に埋設された鉄板または磁
石54b、55b、56bとの磁力により、折り返され
た際の系止が行われるようになっている。
【0004】そして、使用者は椅子54に座ったり、テ
ーブル55に寄りかかったりしてシャワーを浴びること
ができるとともに、未使用時には椅子54、テーブル5
5および足置き56を収納してシャワールブース41を
広く利用できるというものであり、図11は椅子54
と、テーブル55および足置き56の未使用状態を、図
12は椅子54と、テーブル55および足置き56の使
用状態を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シャワー装置では、椅子の高さを変更できないため、使
用者がその体格に適応しない場合には、逆に不快に感じ
るという課題があった。特に高齢者や子供が入浴した際
に、足が床面に着かないなど不安定な状態でシャワーを
浴びるという可能性があった。
【0006】また、椅子14や足置き16等を収納する
際に屈んで操作する必要があり、高齢者や子供にとって
負担になるという課題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記する課題を
解決するために、シャワー装置本体と、使用者が着座す
る着座手段と、前記着座手段の高さ調節手段と、前記高
さ調節手段の操作手段と、着座した使用者に温水を噴出
する温水噴出手段を有するものである。
【0008】従って、高さ調節手段により使用者の体格
にあわせて着座手段の高さを調節できるので、安定して
座ることができ、快適に温水を浴びることが可能とな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のシャワー装置は、シャワ
ー装置本体と、使用者が着座する着座手段と、前記着座
手段の高さ調節手段と、前記高さ調節手段の操作手段
と、着座した使用者に温水を噴出する温水噴出手段を有
するものである。
【0010】そして、上記発明により、高さ調節手段に
より使用者の体格にあわせて着座手段の高さを調節でき
るので、安定して座ることができ、快適に温水を浴びる
ことが可能となる。
【0011】また、本発明のシャワー装置は、シャワー
装置本体と、使用者が着座する着座手段と、着座手段の
高さ調節手段と、高さ調節手段の操作手段と、着座した
使用者に温水を噴出する温水噴出手段と、温水噴出手段
へ連通する温水の流路と、流路に設けられた開閉弁と、
開閉弁の開閉操作部とを有し、開閉操作部により温水噴
出手段への流路を閉止すると高さ調節手段を駆動する構
造として構成したものである。
【0012】そして、使用者が開閉弁操作部により開閉
弁を閉止し、シャワー浴を終了した際に、着座手段が開
閉弁の閉止操作と連動して高さが調節されるので、使用
者はシャワー浴が終了した後、操作手段の操作を行うこ
となく、立ち上がることができる。
【0013】また、本発明のシャワー装置は、操作手段
を使用者が座った状態で操作可能な位置に設けて構成し
たものである。
【0014】そして、使用者が座った状態で着座手段の
高さを変えることができるので、高さ調節のための立ち
座りを行う必要がなく、使用者の負担を軽減できる。特
に立ち上がりの際には椅子を上部まで高くすることによ
り楽に動作を行えるので、高齢者や介護者の負担を軽減
できる。
【0015】また、本発明のシャワー装置は、高さ調節
手段は水圧を駆動力とする水圧駆動手段として構成した
ものである。そして、着座手段の高さを水圧駆動手段に
より変更するので、使用者の高さ調節の負担を軽減でき
る。特に、着座手段に座った状態、すなわち、着座手段
の高さ調節の駆動力が大きい場合でも、高齢者や子供が
簡単に高さ調節を行うことができる。
【0016】また、本発明のシャワー装置は、水圧駆動
手段と流路を連通する水圧伝達管を備えて構成したもの
である。
【0017】そして、水圧駆動手段の圧力供給をシャワ
ー装置本体の供給路から行っているので、新たに水圧駆
動手段用の配管工事を行う必要がなく、簡単な構成で駆
動力を得ることができる。
【0018】また、本発明のシャワー装置は、高さ調節
手段を電気的駆動手段として構成したものである。
【0019】そして、着座手段の高さを電気的駆動手段
により変更するので、使用者の高さ調節の負担を軽減で
きる。特に、着座手段に座った状態、すなわち、着座手
段の高さ調節の駆動力が大きい場合でも、高齢者や子供
が簡単に高さ調節を行うことができる。
【0020】また、本発明のシャワー装置は、着座手段
は上昇に連動し着座面が略水平方向から略垂直方向に回
動する構成としたものである。
【0021】そして、使用者が高さ調節手段により着座
手段の高さを上昇させて立ち上がる際に、使用者の立ち
上がり時の着座部角度変化に対応して、着座面が上昇に
伴い回動するので、使用者はより簡単に立ち上がり動作
を行うことができる。
【0022】また、本発明のシャワー装置は、操作手段
をシャワー装置本体と着脱可能として構成したものであ
る。
【0023】そして、操作手段をどこでも使用できるの
で、使用者が手元で簡単に操作を行え、また、浴室外か
ら事前に着座手段を座りやすい高さに調節できるととも
に、介護者が必要な場合の操作性を向上できる。
【0024】また、本発明のシャワー装置は、シャワー
装置本体と、使用者が着座する着座手段と、着座した使
用者に温水を噴出する温水噴出手段と、シャワー装置本
体に支持された移動可能なアームと、アームを移動する
アーム調節手段と、アーム調節手段の操作を行うアーム
操作手段を備えて構成したものである。
【0025】そして、使用者がアーム操作手段を操作す
るとアーム調節手段によりアームが任意の位置に調節可
能であり、アームの操作性を向上できる。
【0026】また、本発明のシャワー装置は、アームに
少なくとも1つの温水噴出手段を設け、アームを所定の
範囲内で駆動する自動アーム操作部を備えた構成とした
ものである。
【0027】そして、所定の範囲内でアームを自動的に
移動し、温水噴出手段から噴出した湯水の身体に当たる
領域が増加するので、湯水を浴びた際の温まり感を向上
できる。
【0028】また、本発明のシャワー装置は、アームに
使用者の立ち座りを補助する動作補助手段を設けて構成
したものである。
【0029】そして、使用者が立ち座りする際にアーム
を補助として利用可能となり、使用者または介護者の動
作の負担を軽減できる。特に、アームに駆動手段を設け
た場合には、使用者の立ち座りの負担は大幅に軽減でき
る。
【0030】以下、本発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1のシャワー装置の
斜視図である。図2は椅子の要部構成図であり、図3は
シャワー装置の操作部の外観図、図4はシャワー装置の
椅子およびアームの動作説明図、図5(a)は椅子開閉
時の動作説明図、図5(b)はシャワー装置のアーム開
閉時の動作説明図、図6はシャワー装置のアームの要部
構成図、図7はシャワー装置の配管経路図である。
【0031】図1において、シャワー装置1は、浴室2
の洗い場3に面した壁面4に取り付けられている。5は
サーモバルブであり、カラン6から浴槽内への湯張りを
行い、湯温調節、流量調節が可能となっている。
【0032】シャワー装置1において、7はシャワーを
浴びる際に入浴者が座る着座手段の椅子であり、図2に
示すようにシャワー装置本体1aの内部で高さ調節手段
である水圧駆動手段8によって支えられている。水圧駆
動手段8は、シリンダ9とピストン10から構成され、
水圧伝達管11からの水圧によってピストン10が上下
し、椅子7の高さを調節している。シリンダ9内の水圧
は、制御弁12と水抜き弁13により圧力導入口14と
水抜き口15を開閉することで調整される。すなわち、
制御弁12と水抜き弁13が閉止されていれば、シリン
ダ10内に水が充満しており、椅子は固定される。制御
弁12が開成され水抜き弁13が閉止されるとシリンダ
10内に水圧がかかるので、ピストン9が押し上げられ
椅子7が上昇する。また、制御弁12が閉止され水抜き
弁13が開成されるとシリンダ10内の水が抜けるの
で、ピストン9が自重により下がり椅子7が下降するよ
うになっている。そして制御弁12と水抜き弁13は、
操作部16(図1)の高さ調節手段である椅子調節ボタ
ン17a、17b(図3)が選択された場合に制御手段
18により開閉される。
【0033】また、椅子7の支持部19には椅子回転機
構20が設けられており、椅子7が揺動可能となってい
る。そして、操作部16の椅子開閉ボタン21の操作に
より、回転機構20が椅子7を回転させ、使用しないと
きには椅子7を略垂直として収納し、使用時には略水平
とすることができる。
【0034】前記シャワー装置1にはアーム22が設け
てあり、このアーム22は図6に示すようにシャフト2
3により連結され、シャワー装置本体1aに取り付けて
ある。そして電動のアーム調節手段であるアーム回転機
構24により回転移動が可能となっている。すなわちア
ーム22を未使用時にはアーム22の先端を壁面3に近
づけた状態で収納できる。このアーム22の操作は、手
動で行えるとともに、操作部16に設けられたアーム操
作手段であるアーム調節ボタン25a、25bおよびア
ーム開閉ボタン25cでも行えるようになっている。ま
たアーム22には、温水噴出手段であるノズル26a、
26b、26cが設けられており、アーム22内部の流
路配管27を通ってきた湯水をそれぞれ胸部、腹部、脚
部に向け噴出する。ノズル26は、流体を霧状で噴出す
る構成であり、それぞれの部位を霧状の湯水で包み込
む。また操作部16にはアーム22を所定の範囲内で自
動的に移動する自動ボタン28が設けられ、湯水で包み
込まれる領域をより拡げられるようになっている。
【0035】一方、シャワー装置本体1にはノズル26
d、26eが設けられ、これらはそれぞれ肩部、腰部に
向け霧状の湯水を噴出しており、前記ノズル26a、2
6b、26cと併せて、霧状の湯水で身体全体を包み込
む。
【0036】シャワー装置1の配管流路経路を図7に示
す。湯水の供給路である給水管29と給湯管30はそれ
ぞれ混合弁31に連通しており、混合弁31は操作部1
6に設けられた湯温設定ボタン32a、32bにより設
定された温度となるように湯水の混合比を調節する。混
合弁31下流には、身体を洗った後や洗髪等に使用する
ハンドシャワー33とノズル26a〜26eからの湯水
の噴出を行うミストシャワー34への湯水の切り替え、
それぞれの流量調節および閉止を行う開閉弁である切替
弁35が設けられている。ハンドシャワー33またはミ
ストシャワー34から湯水を出す場合、開閉操作部であ
るハンドシャワー開成ボタン36a、ミストシャワー開
成ボタン36bを選択し、流量の変更を行う場合は流量
調節ボタン37a、37bによって調節する。また、開
閉操作部である閉止ボタン38が選択されると、切替弁
35が閉止され、それぞれのシャワーが止められる。ま
た、水圧伝達管11は、給水管29から分岐され、制御
弁12に連通しており、供給水圧をシリンダ10内に導
けるようになっている。
【0037】操作部16は図1に示すように通常座った
使用者が最も使いやすいアームに取り付けられている
が、無線式となっており取り外しが可能で浴室2の外か
らでも操作が可能である。
【0038】以上の構成において本実施例の動作につい
て説明する。ミストシャワー34の未使用時には浴室2
の洗い場3が広く使え、圧迫感を与えないように、椅子
7およびアーム22は図5(b)の実線のように収納さ
れた状態になっている。入浴者がミストシャワー34を
使用する場合に、椅子開閉ボタン21とアーム開閉ボタ
ン25cをが選択すると、制御手段18により椅子回転
機構20とアーム回転機構24が駆動され、椅子7およ
びアーム22を図1に示す使用状態にセットする。従っ
て、椅子7とアーム22を動かす負担が軽減されるとと
もに、高齢者や子供でも簡単に使用できる。また、操作
部16を取り外し外部から予め椅子7とアーム22を出
しておけば、介護者が必要な入浴者のケースなどの介護
者の負担をも軽減できる。
【0039】この状態で、ミストシャワー開成ボタン3
6bが選択されると、切替弁35のミストシャワー側が
開成される。切替弁35が開成されると、湯水が給水管
29と給湯管30から混合弁31に供給され、混合弁3
1は温度設定ボタン32a、32bにより設定された温
度となるように湯水を混合する。設定温度に混合された
湯は、切替弁35、配管27を通ってミストシャワー3
4のノズル26a〜26eに供給され、ノズル26a〜
26eから霧状の湯となって噴出する。そして、椅子7
に座った入浴者の全身を霧状の湯で包み込むため、少量
の湯で入浴と同等の温まり感を得られるようになってい
る。
【0040】ミストシャワー34を浴びる際に、椅子7
の標準位置で座り心地が悪ければ椅子調節ボタン17
a、17bにより、入浴者は体格に応じた高さに調節で
きる。高さを上げるように椅子調節ボタン17aが選択
されると、通常、閉止された制御弁12と水抜き弁13
のうち、制御弁12が所定の時間あるいは椅子調節ボタ
ン17aを操作している間開成される。制御弁12が開
成されると、供給水圧が水圧伝達管11を介して圧力導
入口14よりシリンダ10内にかかるため、ピストン9
を上昇する力が作用し、シリンダ10内に水が流入され
るとともに、ピストン9が上昇し、椅子7が高くなる。
そして、所定の時間が経過した後、制御弁12が閉止さ
れ椅子7の高さを維持する。制御弁12と水抜き弁13
が閉止されていれば、シリンダ10内部に水が充満して
おり、ピストン9は下がらないため椅子7の高さは維持
される。
【0041】高さを下げるように椅子調節ボタン17b
が選択されると、通常、閉止された制御弁12と水抜き
弁13のうち、水抜き弁13が所定の時間あるいは椅子
調節ボタン17bを操作している間開成される。水抜き
弁13が開成されると、シリンダ10の水抜き口15か
ら入浴者、椅子7、およびピストン9の自重により内部
の水が押し出される。従って、ピストン9が下降し、椅
子7の高さが下がる。従って、座った状態でも介護者や
入浴者がボタンの操作のみで椅子7の高さをを調節で
き、立ち座りやかがみ込む動作負担を無くせるととも
に、快適にミストシャワー34を浴びることができる。
【0042】ノズル26a〜26eは入浴者の体格に応
じて、全身を包み込むようにその噴出方向を変えること
ができるようになっている。自動ボタン28を選択する
と、アーム回転機構24が駆動され、アーム22は図4
に示すように所定の範囲を往復移動する。それにより、
入浴者の身体をより広範囲に渡り暖めることができると
ともに、単調になりがちな入浴感を変え、快適にミスト
シャワー34を楽しむことができる。
【0043】閉止ボタン38が選択されると、切替弁3
5が閉止され、ミストシャワー34を終えるようになっ
ている。ここで立ち上がる際に、椅子調節ボタン17
a、17bを選択することにより椅子7を上昇させる
と、高齢者などの足腰が弱い人の立ち上がりの補助が可
能となる。使用した後、椅子7およびアーム22は、椅
子開閉ボタン21およびアーム開閉ボタン25cを選択
し、収納できるようになっている。
【0044】このように実施例1によれば、椅子7とア
ーム22を電気で駆動される椅子回転機構20とアーム
回転機構24により移動可能とし、それぞれの開閉ボタ
ン21、25cにより使用状態あるいは収納状態に操作
できる構成としたので、入浴者が屈み込んだり、介護者
が入浴者を支えながら操作する際の身体的負担を大幅に
軽減できる。
【0045】また、操作部16を取り外し可能とし、浴
室2外部から操作可能としたので、入浴前に椅子7とア
ーム22を使用状態にセットし、ミストシャワー34を
開成することによって、使用前に冷えた椅子7や浴室2
内を暖めておくことができ、不快感をなくせるととも
に、血圧の上昇を抑制できる。特に、ノズル26a〜2
6eは湯を霧状とするため、気体への接触面積が大きく
なり少ない湯量でより浴室2内を暖めることができる。
また、事前に椅子7を使用状態にできるので、介護者は
一旦浴室2内に入り入浴準備を行う必要がない。
【0046】さらに、ピストン9とシリンダ10を設
け、水圧を利用して椅子7の高さを高さ調節ボタン17
a、17bを選択することにより調節できる構成とした
ので、入浴者が高さ調節を行う際に立ち座りや屈みこむ
必要がなくなり、座った状態で行えるので、入浴者や介
護者の身体的負担を軽減できるとともに、体格にあった
椅子7の高さで快適にミストシャワー34を浴びること
ができる。
【0047】加えて、操作部16を使用者が座った状態
で使用しやすいようにアーム22に取り付けられるの
で、操作性が向上し、高齢者や子供でも簡単に使用する
ことができる。
【0048】さらに、アーム22を所定の範囲内で、自
動的に移動する構成としたので、入浴者はノズル26か
らの霧状の湯をより広範囲で浴びることになり、浴槽に
入浴した場合と同等の温まり感を得られ、快適なミスト
シャワー34を浴びることができる。特に湯が霧状に噴
霧されるのでシャワー水滴のような圧力感がなく、圧力
的負担の少ない快適なシャワー浴が可能となる。また、
アーム22が移動することで、ノズル26の湯の噴出領
域が変わるため、視覚的、感覚的に使用状態が変化し、
ミストシャワー34をより楽しむことができる。なお、
アーム22の移動範囲は、温まり感を損なわないために
も、ノズル26a、26b、26cからの湯が身体に当
たる範囲で行われることが望ましい。
【0049】なお、椅子7の高さ調節手段として水圧駆
動手段を用いているが、電気的駆動手段を用いても同様
の効果がある。
【0050】また、本実施例ではアーム回転機構24お
よび椅子回転機構20に電気的駆動手段を用いている
が、それぞれを水圧を利用した水圧駆動手段とすれば、
使用電力の大幅な低減ができ、電池のみで各弁の制御が
可能となるので、配線等の工事が不必要となり、設置性
を向上できる。
【0051】さらに、操作部16を固定式とし、各弁の
開閉操作を手動で行うようにすれば、電気が不要とな
り、設置性が向上するとともに、電池交換等のメンテナ
ンスも不要となる。
【0052】(実施例2)図8は実施例2のシャワー装
置のアームの部分部拡大図であり、図9はアーム動作説
明図であり、実施例1と異なるのは、アーム22に入浴
者が持つことのできる動作補助手段である手摺部39
と、操作部16に立ち上がり補助ボタン40を設けた構
成としている点である。
【0053】上記構成において、実施例1と異なる作用
のみ説明する。入浴者が立ち上がりの際に使用者が立ち
上がり補助ボタン40を選択すると、図9に示すように
アーム22がアーム回転機構24により所定の高さまで
移動する。そして、手摺部39に掴まっていた入浴者の
立ち上がり時の腰や足にかける力を軽減するように作用
する。
【0054】この実施例2によれば、立ち上がり補助ボ
タン40を選択することによりアーム22が所定の高さ
まで上昇し、手摺部39に掴まった入浴者の立ち上がり
を補助しているので、腰や足にかかる負担を大幅に低減
できる。また、入浴時にも手摺部39を持つことによ
り、身体が安定するので、体の弱い人や高齢者が安心し
てミストシャワー34を浴びることができる。
【0055】なお、本実施例では、立ち上がり補助ボタ
ン40を設けているが、立ち上がり補助ボタン40を閉
止ボタン38と兼用し、ミストシャワー34が開成され
た状態から閉止ボタン38を選択すると、ミストシャワ
ー34が終了し、アーム22が所定の高さまで上昇する
構成とすると、操作回数および操作ボタン数を低減で
き、操作性を向上できる。
【0056】(実施例3)図10は椅子7の収納時の動
作説明図であり、実施例1と異なるのは、椅子7を収納
する際に、入浴者の立ち上がり動作を補助するように、
椅子7の座面41が上昇に伴い、略水平から徐々に下側
に傾くように動作する構成となっている点である。
【0057】上記構成において、実施例1と異なる作用
のみ説明する。入浴者がミストシャワー34を浴びた
後、立ち上がるときに、椅子開閉ボタン21aが選択さ
れると、椅子7は所定の高さまで徐々に上昇しながら、
椅子回転機構20も椅子7の高さに応じて徐々に回転
し、椅子7の先端が下になるように椅子7の座面41が
傾斜する。従って、椅子7の収納動作を行いながら、入
浴者は椅子7に押されるように立ち上がることができ
る。
【0058】この実施例3によれば、椅子7を収納する
際に、入浴者の立ち上がり動作を補助するように、椅子
7の座面41が上昇に伴い、略水平から徐々に下側に傾
くように動作する構成としているので、入浴者は椅子7
に押されるように補助され楽に立ち上がることができ、
身体の負担を軽減できる。また、併せて椅子7の収納動
作を行うことができる。
【0059】なお、椅子7とアーム22を連動させ同時
に収納するように構成すれば、立ち上がった後、浴室2
の洗い場3を広く使用することができ、介護者や入浴者
の利便性が向上する。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明のシャワー装置は、
シャワー装置本体と、使用者が着座する着座手段と、前
記着座手段の高さ調節手段と、前記高さ調節手段の操作
手段と、着座した使用者に温水を噴出する温水噴出手段
を有するものであり、高さ調節手段により使用者の体格
にあわせて着座手段の高さを調節できるので、安定して
座ることができ、快適に温水を浴びることが可能とな
る。
【0061】また、本発明のシャワー装置は、シャワー
装置本体と、使用者が着座する着座手段と、着座手段の
高さ調節手段と、高さ調節手段の操作手段と、着座した
使用者に温水を噴出する温水噴出手段と、温水噴出手段
へ連通する流路と、流路に設けられた開閉弁と、開閉弁
の開閉操作部とを有し、開閉操作部により湯水噴出手段
への流路を閉止すると、高さ調節手段を駆動する構造と
して構成したものであり、使用者が開閉弁操作部により
開閉弁を閉止し、シャワー浴を終了した際に、着座手段
が開閉弁の閉止操作と連動して高さが調節されるので、
使用者はシャワー浴が終了した後、操作手段の操作を行
うことなく、立ち上がることができる。
【0062】また、本発明のシャワー装置は、操作手段
を使用者が座った状態で操作可能な位置に設けて構成し
たものであり、使用者が座った状態で着座手段の高さを
変えることができるので、高さ調節のための立ち座りを
行う必要がなく、使用者の負担を軽減できる。特に立ち
上がりの際には椅子を上部まで高くすることにより楽に
動作を行えるので、高齢者や介護者の負担を軽減でき
る。
【0063】また、本発明のシャワー装置は、高さ調節
手段は水圧を駆動力とする水圧駆動手段として構成した
ものであり、着座手段の高さを水圧駆動手段により変更
するので、使用者の高さ調節の負担を軽減できる。特
に、着座手段に座った状態、すなわち、着座手段の高さ
調節の駆動力が大きい場合でも、高齢者や子供が簡単に
高さ調節を行うことができる。
【0064】また、本発明のシャワー装置は、水圧駆動
手段と湯水の流路を連通する水圧伝達管を備えて構成し
たものであり、水圧駆動手段の圧力供給をシャワー装置
本体の流路から行っているので、新たに水圧駆動手段用
の配管工事を行う必要がなく、簡単な構成で駆動力を得
ることができる。
【0065】また、本発明のシャワー装置は、高さ調節
手段を電気的駆動手段として構成したものであり、着座
手段の高さを電気的駆動手段により変更するので、使用
者の高さ調節の負担を軽減できる。特に、着座手段に座
った状態、すなわち、着座手段の高さ調節の駆動力が大
きい場合でも、高齢者や子供が簡単に高さ調節を行うこ
とができる。
【0066】また、本発明のシャワー装置は、着座手段
は上昇に連動し着座面が略水平方向から略垂直方向に回
動する構成としたものであり、使用者が高さ調節手段に
より着座手段の高さを上昇させて立ち上がる際に、使用
者の立ち上がり時の着座部角度変化に対応して、着座面
が上昇に伴い回動するので、使用者はより簡単に立ち上
がり動作を行うことができる。
【0067】また、本発明のシャワー装置は、操作手段
をシャワー装置本体と着脱可能として構成したものであ
り、操作手段をどこでも使用できるので、使用者が手元
で簡単に操作を行え、また、浴室外から事前に着座手段
を座りやすい高さに調節できるとともに、介護者が必要
な場合の操作性を向上できる。
【0068】また、本発明のシャワー装置は、シャワー
装置本体と、使用者が着座する着座手段と、着座した使
用者に温水を噴出する温水噴出手段と、シャワー装置本
体に支持された移動可能なアームと、アームを移動する
アーム調節手段と、アーム調節手段の操作手段を備えて
構成したものであり、使用者がアーム操作手段を操作す
るとアーム調節手段によりアームが任意の位置に調節可
能であり、アームの操作性を向上できる。
【0069】また、本発明のシャワー装置は、アームに
少なくとも1つの温水噴出手段を設け、アームを所定の
範囲内で駆動する自動アーム操作部を備えた構成とした
ものであり、所定の範囲内でアームを自動的に移動し、
温水噴出手段から噴出した湯水の身体に当たる領域が増
加するので、湯水を浴びた際の温まり感を向上できる。
【0070】また、本発明のシャワー装置は、アームに
使用者の立ち座りを補助する動作補助手段を設けて構成
したものであり、使用者が立ち座りする際にアームを補
助として利用可能となり、使用者または介護者の動作の
負担を軽減できる。特に、アームに駆動手段を設けた場
合には、使用者の立ち座りの負担は大幅に軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるシャワー装置の斜視
【図2】同シャワー装置の椅子の要部構成図
【図3】同シャワー装置の操作部の外観図
【図4】同シャワー装置の椅子およびアームの動作説明
【図5】(a)同シャワー装置の椅子開閉時の動作説明
図 (b)同シャワー装置のアーム開閉時の動作説明図
【図6】同シャワー装置のアームの要部構成図
【図7】同シャワー装置の配管経路図
【図8】本発明の実施例2におけるシャワー装置のアー
ムの部分拡大図
【図9】同シャワー装置のアーム動作説明図
【図10】本発明の実施例3のシャワー装置の動作説明
【図11】従来のシャワー装置の外観図
【図12】同シャワー装置の使用状態説明図
【符号の説明】
1 シャワー装置 1a シャワー装置本体 7 椅子(着座手段) 8 水圧駆動手段(高さ調節手段) 11 水圧伝達管 17a、17b 椅子調節ボタン(操作手段) 20 椅子回転機構(高さ調節手段) 24 アーム回転機構(アーム調節手段) 25a、25b アーム調節手段 26a〜26e ノズル(温水噴出手段) 28 自動ボタン(自動アーム操作部) 29 給水管(流路) 30 給湯管(流路) 35 切替弁(開閉弁) 36b ミストシャワー開成ボタン(開閉操作部) 38 閉止ボタン(開閉操作部) 39 手摺部(動作補助手段)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャワー装置本体と、使用者が着座する着
    座手段と、前記着座手段の高さ調節手段と、前記高さ調
    節手段の操作手段と、着座した使用者に温水を噴出する
    温水噴出手段を備えたシャワー装置。
  2. 【請求項2】シャワー装置本体と、使用者が着座する着
    座手段と、前記着座手段の高さ調節手段と、前記高さ調
    節手段の操作手段と、着座した使用者に温水を噴出する
    温水噴出手段と、前記温水噴出手段へ連通する流路と、
    前記流路に設けられた開閉弁と、前記開閉弁の開閉操作
    部とを有し、前記開閉操作部により前記温水噴出手段へ
    の流路を閉止すると前記高さ調節手段を駆動する構造と
    したシャワー装置。
  3. 【請求項3】操作手段を使用者が座った状態で操作可能
    な位置に設けた請求項1または2記載のシャワー装置。
  4. 【請求項4】高さ調節手段は水圧を駆動力とする水圧駆
    動手段である請求項1ないし3のいずれか1項記載のシ
    ャワー装置。
  5. 【請求項5】水圧駆動手段と流路を連通する水圧伝達管
    を備えた請求項4記載のシャワー装置。
  6. 【請求項6】高さ調節手段は電気的駆動手段である請求
    項1ないし3のいずれか1項記載のシャワー装置。
  7. 【請求項7】着座手段は、上昇に伴い着座面が略水平方
    向から略垂直方向に回動する構成とした請求項1ないし
    6のいずれか1項記載のシャワー装置。
  8. 【請求項8】操作手段はシャワー装置本体と着脱可能と
    した請求項1ないし7のいずれか1項記載のシャワー装
    置。
  9. 【請求項9】シャワー装置本体と、使用者が着座する着
    座手段と、着座した使用者に温水を噴出する温水噴出手
    段と、前記シャワー装置本体に支持された移動可能なア
    ームと、前記アームを移動するアーム調節手段と、前記
    アーム調節手段の操作を行うアーム操作手段を備えたシ
    ャワー装置。
  10. 【請求項10】アームに少なくとも1つの温水噴出手段
    を設け、前記アームを所定の範囲内で駆動する自動アー
    ム操作部を備えた請求項9記載のシャワー装置。
  11. 【請求項11】アームに使用者の立ち座りを補助する動
    作補助手段を設けた請求項9または10記載のシャワー
    装置。
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