JP2001120633A - 携帯用シャワー装置 - Google Patents

携帯用シャワー装置

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JP2001120633A
JP2001120633A JP30208199A JP30208199A JP2001120633A JP 2001120633 A JP2001120633 A JP 2001120633A JP 30208199 A JP30208199 A JP 30208199A JP 30208199 A JP30208199 A JP 30208199A JP 2001120633 A JP2001120633 A JP 2001120633A
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lid
shower
bather
shower device
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Nagayuki Kato
永之 加藤
Masaru Nitta
賢 新田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不使用時における収納に要するスペースの狭
小化を実現することができるとともに、任意の場所への
移動を容易に行うこと。 【解決手段】 防水パン12と、この防水パン12を閉
蓋可能な蓋部13と、これら防水パン12と蓋部13と
の間に配置され、折り畳み可能な蛇腹状のカバー部14
と、これら防水パン12、蓋部13、及びカバー部14
の内部に形成される入浴空間Sに湯水を噴出可能なシャ
ワー部16とを備えて携帯用シャワー装置10が構成さ
れている。シャワー装置10を使用しない場合には、カ
バー部14を折り畳んで防水パン12の内部に収容した
後、蓋部13を回転させ、蓋部13の内部に防水パン1
2の上部領域を収容することにより、シャワー装置10
をコンパクトに折り畳むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯用シャワー装置
に係り、更に詳しくは、コンパクトに折り畳むことがで
き、不使用時の収納や移動に便利な携帯用シャワー装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近時においては、身体障害者や寝たきり
の高齢者等の介護対象者を入浴させる作業の軽減を図る
ために、例えば、特開平8−154858号公報や特開
平10−192357号公報に提案されるように、移動
可能な種々の介護用シャワー装置が出現するに至ってい
る。特開平8−154858号公報のシャワー装置は、
入浴者の身体を当該入浴者を運搬してきた車椅子ごと収
容可能になっており、装置内部に収容された身体に向か
って湯水を噴射することで入浴者の洗体を可能とするも
のである。また、特開平10−192357号公報のシ
ャワー装置は、入浴者が横たわることができる載置台
と、蛇腹状の浴槽シートを有する浴槽本体とからなって
おり、当該入浴者を載置台に横たわらせた後、入浴者に
浴槽シートを被せてその内部に温水を供給することによ
り入浴者の洗体を可能とするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、介護用シャ
ワー装置は、その使用時において、介護対象者のシャワ
ー装置への運搬作業を軽減するため、介護対象者の寝室
等に隣接して設置可能となるものが要請される一方、不
使用時においては、寝室等のデッドスペースの軽減のた
め、所定の収納場所に移動可能となるものが要請され
る。しかしながら、前記各シャワー装置にあっては、そ
の内部に入浴者が位置可能な入浴空間が形成されること
から、必然的に入浴者より大きなサイズになるととも
に、不使用時にコンパクトに折り畳むことができないた
め、介護対象者の寝室等に隣接して設置できても、収納
や移動が困難になるという不都合がある。すなわち、前
記各シャワー装置は、不使用時においても、なお大きな
サイズであることから、不使用時に寝室の隅や押入等に
収納することができずに、寝室から離れた別異の収納部
屋等に移動しなければならない。また、シャワー装置の
移動に際しては、その大きなサイズのため、扉の間口や
床面の段差を通過させることが困難になる。従って、前
記各シャワー装置にあっては、その移動作業に多大な労
力を要し、これが、介護作業の負担を増大させる要因と
もなる。更に、シャワー装置を車で運搬することが困難
となるため、介護対象者宅に戸別にシャワー装置を設置
しなければならず、装置の効率的な利用を図ることがで
きない。
【0004】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その目的は、不使用時における
収納に要するスペースの狭小化を実現することができる
とともに、任意の場所への移動を容易に行うことができ
る携帯用シャワー装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、防水パンと、この防水パンに相対回転可
能に支持されるとともに、前記防水パンを閉蓋可能な蓋
部と、これら防水パンと蓋部との間に配置され、折り畳
み可能なカバー部と、前記防水パンと蓋部とにより囲ま
れる空間に所定の水源からの湯水を噴出可能なシャワー
部とを備え、前記カバー部は、前記防水パンを閉蓋状態
にしたときに、当該防水パンと蓋部との間の内部空間に
収容される一方、前記防水パンを開蓋状態にしたとき
に、前記防水パンと蓋部との間に位置する入浴者を被覆
し、所定の入浴空間を形成可能に設けられる、という構
成を採っている。このような構成によれば、防水パンを
開蓋してカバー部を引き出すことにより、所定の入浴空
間が形成される一方、防水パンを閉蓋することにより、
当該防水パンと蓋部との間の内部空間にカバー部が折り
畳まれて収容されるため、シャワー装置を使用するとき
には、洗体に十分な広さの入浴空間を形成することがで
きる一方、シャワー装置を使用しないときには、当該シ
ャワー装置をコンパクトに折り畳むことができ、これに
よって、収納に要するスペースの狭小化を図ることがで
きるとともに、任意の場所に容易に移動可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明における前記防水パンに
は、所定の移動機構が設けられる、という構成を採るこ
とが好ましい。このように構成することで、シャワー装
置を一層移動し易くすることができる。ここにおいて、
前記移動機構は、防水パンに支持される複数の車輪によ
って構成され、進行方向に沿う車輪の離間幅を調整可能
に設けられる、という構成を採るとよい。これによれ
ば、蓋部の開放角度に応じて車輪の離間幅調整を行って
重心位置を変えることができ、装置全体をより安定的に
支持することができる。
【0007】また、前記カバー部は、前記防水パンに相
対回転可能に支持される骨部材と、各骨部材間に張設さ
れる張設部材とを備え、前記骨部材は、前記カバー部が
入浴者を被覆する使用状態に設定されると、上部幅を拡
開可能に設けられる、という構成も併せて採用すること
ができる。このような構成によって、カバー部をコンパ
クトに収容可能としつつも、使用状態における入浴空間
をより十分な広さとすることができ、入浴者が腕を動か
す際の空間確保を可能にして使い勝手を良好なものにす
ることができる。ここで、前記張設部材を着脱自在に設
けるとよい。これにより、入浴空間を形成する張設部材
の洗浄、乾燥が容易となり、その衛生状態を保持する作
業を簡易に行うことができるとともに、老朽化した場合
の交換が可能となる他、異なるデザインの張設部材を選
択的に装着することができる。
【0008】更に、前記カバー部は、前記防水パンに相
対回転可能に支持される骨部材と、各骨部材間に張設さ
れる張設部材とを備え、前記シャワー部は、前記骨部材
に配置されるシャワーノズルを含み、このシャワーノズ
ルは、前記カバー部の内側に湯水を噴出可能に設けられ
る、という構成を採っている。このような構成により、
カバー部の折り畳みに伴って、シャワーノズルを所定の
位置にセットすることや、それを防水パンに収納するこ
とが可能となり、シャワー装置を使用状態にセットする
作業やその折り畳み作業を一層容易に行うことができ
る。
【0009】また、前記蓋部の内面側には椅子の背部が
形成されるとともに椅子の座部が設けられ、この椅子の
座部は、所定のリンク機構によって蓋部の回転に伴って
変位可能に設けられ、前記閉蓋状態にしたときに、前記
防水パンと蓋部との間の内部空間に収容される一方、前
記開蓋状態にしたときに着座可能な位置に変位する、と
いう構成を採ることが好ましい。このような構成によれ
ば、防水パンを開蓋することにより、同時に椅子をセッ
トすることができ、シャワー装置を使用状態にセットす
る作業を一層容易に行うことができる。ここで、前記防
水パンには、蓋部との相対回転角度を複数段階で保持可
能な角度保持機構を設けるとよい。これにより、入浴者
を椅子に着座させた状態から、その背部をリクライニン
グさせることが可能となり、入浴者の顔面を濡らさずに
洗髪を行うことができる等、より使い勝手の良好なもの
にすることができる。また、前記シャワー部は、前記座
部の近傍に配置される着座ノズルを更に含み、前記座部
は、入浴者の尻の左右両側を分散支持する二股状の着座
面が形成された座板を備え、前記着座ノズルは、前記二
股状の着座面の間から入浴者の尻に向かって湯水を噴出
可能に設けられる、という構成も併せて採用することが
できる。このような構成によれば、入浴者の肛門部及び
その周辺等も洗浄可能となり、特に、腕の障害を有する
者に対して実用性の高いシャワー装置を提供することが
できる。
【0010】更に、前記蓋部の内面に、高さ調整可能な
ヘッドレストを設けるとよい。これによれば、各入浴者
の座高に応じた適正な位置で入浴者の頭部を支持するこ
とができ、これにより、蓋部側にもたれながらの入浴が
可能となり、介護対象者等をより快適に入浴させること
ができる。
【0011】また、前記シャワー部は、吐水口を任意に
移動可能なハンドシャワーを更に含む、という構成を採
ることが好ましい。このように構成することで、入浴者
の洗髪等を容易に行うことができる。
【0012】また、前記防水パンには、排水口及び前記
水源からの湯水を前記シャワー部に供給するための給水
口が設けられ、これら給水口及び又は排水口は、別体と
なるポンプ装置を接続可能に設けられる、という構成も
併せて採用することができる。このような構成により、
ポンプ装置をシャワー装置に組込む必要がなくなり、装
置全体の軽量化や小型化を図ることができ、その収納や
移動において一層有利となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0014】図1には、本実施例に係る携帯用シャワー
装置の概略側面図が示されている。この図において、携
帯用シャワー装置10は、健常者はもとより、高齢者や
身体の不自由な介護対象者の入浴に適用されるものであ
り、防水パン12と、この防水パン12の上部を閉蓋可
能な蓋部13と、これら防水パン12と蓋部13との間
に配置され、折り畳み可能な蛇腹状のカバー部としての
カバー部14と、これら防水パン12、蓋部13、及び
カバー部14の内部に形成される入浴空間Sに湯水を噴
出可能なシャワー部16とを備えて構成されている。な
お、以下においては、特に明示しない限り、図1中右側
を「前」、同左側を「後」と称するとともに、図1中紙
面直交方向を「幅方向」と称することとする。
【0015】前記防水パン12は、図2にも示されるよ
うに、携帯用シャワー装置10の床面をなす底壁18
と、この底壁18の外周に沿って立設される側壁19と
を備えて構成されている。底壁18は、その内部に図2
中上下方向すなわち前後方向に沿って内部通路21が形
成される他、その外面18A(図1参照)の前方に前輪
22が回転可能に支持されるとともに、その内面18B
の後方に排水口23が形成されている。
【0016】前記内部通路21は、図2中左右方向すな
わち幅方向における両端側にそれぞれ設けられており、
それらの前端側には、円弧状に形成された移動用把手2
4を支持する把手支持パイプ25が進退可能に挿入され
ている。これによって、移動用把手24は、防水パン1
2の外側に配置されて前後方向に進退可能となる。ま
た、各内部通路21の後端側には、幅方向両側に配置さ
れる後輪26を回転可能に支持する後輪支持パイプ27
が進退可能に挿入され、これによって、進行方向に沿う
前後輪22,26の離間幅が調整可能になる。ここで、
各支持パイプ25,27は、内部通路21内の任意の位
置で係合可能になっており、移動用把手24及び後輪2
6の前後方向の移動を規制可能になっている。なお、前
記係合を解除する手段としては、特に限定されるもので
はないが、移動用把手24や後輪26に所定以上の強制
力を前後方向に付与して前記係合を解除する構造や、押
しボタンやレバー等の操作によって前記係合を解除する
構造のものを採用することができる。
【0017】前記前輪22は、後輪26より小径に設定
されており、これによって、携帯用シャワー装置10の
全体をより安定した状態で設置可能となる。なお、前輪
22は、後輪26よりも若干幅方向内側に配置されてお
り、その直径は、前輪22及び後輪26を略水平面に接
地させたときに、防水パン12が略水平となるように、
後輪26の直径と相対的に設定される。
【0018】前記排水口23は、幅方向略中央に形成さ
れるとともに、図2のA−A線矢視断面図である図3に
も示されるように、底壁18の後側に設けられた排水路
29に連通する。このため、防水パン12内に流れた湯
水は、その後方から外部に排水可能となる。ここで、底
壁10の内面18Bは、排水口23に向かう水勾配を備
えた形状となっており、これによって、防水パン12に
流れた湯水の排水が促進される。また、排水路29は、
その出口部29A近傍で、シャワー装置10と別体のポ
ンプ装置P(図9参照)に接続可能となっている。
【0019】前記側壁19は、その後部側がその他の領
域より高くなる形状となっており、その後端には、幅方
向略中央に給水口30が形成されている。給水口30
は、防水パン12の外側から前記ポンプ装置Pに接続可
能になっているとともに、防水パン12の内側に位置す
る給水管32に接続されるようになっている。給水管3
2には、当該給水管32と前記シャワー部16とを接続
するための給水接続管34が複数取り付けられている。
【0020】前記蓋部13は、図4にも示されるよう
に、同図中正面側が開放する形状に設けられ、防水パン
12の上部を略収容可能となる大きさに設けられてい
る。具体的に、蓋部13は、頂壁36と、頂壁36の外
周縁に連なる側壁37とを備えて構成されている。頂壁
36の外面36A(図1参照)側には、主として蓋部1
3の開閉に用いられる平面視略U字状の開閉用把手39
が取り付けられている。一方、頂壁36の内面36B
側、すなわち蓋部13の内面側には、図4中上側に位置
するヘッドレスト41と、このヘッドレスト41の同図
中下方に位置する椅子43とが設けられている。ヘッド
レスト41は、図4中上下方向に取り付けられたガイド
レール44に沿って移動可能となっており、これによっ
て、ヘッドレスト41の高さ調整が可能となっている。
【0021】前記椅子43は、蓋部13の内面36Bに
一体的に形成された背部47と、この背部47の図4中
左右両側で回転可能に支持されるとともに、同図中紙面
直交方向に長さ調整可能な肘掛け部48と、背部47の
下端側に位置し、蓋部13の回転に伴って変位可能な座
部49と、この座部49の下方に位置する脚部50とを
備えて構成されている。
【0022】前記背部47は、頂壁36の内面36Bよ
り内側に隆起する形状に設けられている。ここで、背部
47には、内側に凹状の排水溝52が形成されていると
ともに、内部に背フレーム53が固定されている。排水
溝52は、図4中上下方向に沿って二箇所設けられてお
り、その上方から防水パン12側への排水の通過を許容
可能となっている。背フレーム53は、背部47の下端
の図4中左右両側から下方に突出するようになってお
り、その下端側は、前記防水パン12の底壁18側と回
転可能に接続されている。これにより、背フレーム53
が固定される蓋部13と防水パン12とが相対回転可能
となる。特に、図4中左側に位置する背フレーム53の
下端側には、防水パン12との相対回転角度を複数段階
で保持可能な角度保持機構54が設けられている。この
角度保持機構54は、特に限定されるものではないが、
防水パン12側に固定されるギザ歯の谷間に、背フレー
ム53側に設けられたフックが係合するいわゆるラチエ
ット構造となっており、その係合位置によって、前記相
対回転角度を複数段階で変えることができるようになっ
ている。なお、前記ギザ歯にフックが係合した係合状態
にあっては、防水パン12に対する蓋部13の相対回転
が規制されるようになっており、この規制の解除は、図
示省略したレバーを操作すること等によって行われる。
従って、当該レバーを操作して蓋部13の回転すれば、
一旦設定した蓋部13と防水パン12の相対回転角度を
変えて背部47をリクライニングさせることが可能とな
る。
【0023】前記座部49は、前記背フレーム53に回
転可能に接続される座フレーム55と、この座フレーム
55に相対回転可能に支持される座板57とから構成さ
れている。座板57には、図5に示されるように、入浴
者H(図1参照)の尻の左右両側を分散して支持可能な
二股状の着座面57Aが形成されている。脚部50は、
図1及び図4に示されるように、その一端50A側が、
座フレーム55の前側で相対回転可能に連結される一
方、その他端50B側が、前記防水パン12の底壁18
側と相対回転可能に連結されている。以上において、背
フレーム53と座フレーム55と脚部50とによってリ
ンク機構が構成され、座部49は、蓋部13の回転に伴
って変位可能となる。すなわち、蓋部13を回転して、
シャワー装置10を図1に示される使用状態に設定する
と、座部49は、入浴者Hが着座可能な位置に設定され
る一方、その状態から、蓋部13を同図中時計方向に回
転すると、座部49は、その着座面57Aが背部47に
対面する方向に回転して折り畳まれる。また、座板57
は、特に限定されるものではないが、座フレーム55に
対して約180度回転可能となっている。このため、身
体の不自由な入浴者H等をシャワー装置10の内側に入
れる場合に、入浴者Hの脚部をシャワー装置10の外部
に残しながら入浴者Hを座板57に着座させた後、当該
座板57を回転すれば、入浴者Hの全身を容易にシャワ
ー装置10の内側に配置させることができ、介護作業の
一層の効率化を図ることができる。
【0024】前記カバー部14は、図1に示されるよう
に、防水パン12の側壁19の後部内側に回転可能に支
持される複数の骨部材60と、各骨部材60間に張設さ
れる張設部材としての張設部材61とを備えて構成され
ている。骨部材60は、図6に示されるように、同図中
左右両側すなわち前記幅方向両側に位置する太パイプ6
3と、これら各太パイプ63の図6中上端間を掛け渡す
細パイプ64とによって構成されている。太パイプ63
は、図6中下端側が前記側壁19に回転可能に支持され
るとともに、その途中に幅方向の曲げを促進する関節部
66が設けられている。細パイプ64は、その両端側が
太パイプ63の内部に収容されており、ばね67によっ
て骨部材60の上部幅Wを拡開する方向に突っ張られる
ようになっている。張設部材61は、図7に示されるよ
うに、同図中下端縁側すなわち後端縁側に、入浴者Hの
首部を通す円弧状の首出し口69が形成されており、同
図に示される使用状態において入浴空間Sの内部に位置
する入浴者Hの身体を包み込むようになっている。な
お、首出し口69と、それに近接する骨部材60との間
には、ファスナー70が設けられている。また、張設部
材61は、前記骨部材60に対して着脱自在に設けられ
ている。具体的に、特に限定されるものではないが、骨
部材60及び張設部材61には、パイル布とフック布と
からなる図示しない接着面テープがそれぞれ設けられ、
それら各接着面テープの係脱によって、前記着脱が可能
となる。これにより、張設部材61のみの洗濯や交換を
行うことができる他、デザインの異なる他の張設部材6
1の交換も容易となる。
【0025】前記シャワー部16は、図6に示されるよ
うに、各骨部材60の内側に複数配置されるシャワーノ
ズル72と、吐水口を任意の位置に移動可能なハンドシ
ャワー73と、椅子43の座部49の近傍に設けられる
着座ノズル74と、蓋部13の内面側に設けられる背部
ノズル75とによって構成されている。シャワーノズル
72は、太パイプ63の内部に配置された給水パイプ7
6を介して前記給水接続管34に接続され、給水管32
からの湯水を入浴空間Sに噴出可能となっている。ハン
ドシャワー73、着座ノズル74、及び背部ノズル75
も同様に、給水接続管34から延びる給水パイプ77
A,77B,77Cにそれぞれ接続され、給水管32か
らの湯水を入浴空間Sに噴出可能となっている。ここ
で、ハンドシャワー73は、蓋部13の内面36B側に
設けられたシャワーフック79に保持させることができ
るようになっている。また、着座ノズル74は、図5に
示されるように、その先端が前記二股状の着座面57A
の間に位置し、椅子43に着座した入浴者Hの尻に向か
って湯水を噴出可能となっているとともに、前後方向す
なわち図5中上下方向に移動可能となっている。更に、
背部ノズル75は、図4に示されるように、各排水溝5
2の内部と、ヘッドレスト41の近傍に設けられてい
る。なお、特に限定されるものではないが、各ノズル7
2,74,75の位置を移動或いは回転可能にしたり、
吐水領域を任意に変更可能にしてもよく、また、各ノズ
ル72,74,75からの吐出水勢の強弱を任意に設定
可能にすることもできる。
【0026】次に、本実施例に係る携帯用シャワー装置
10の使用方法について説明する。
【0027】まず、シャワー装置10を使用しない場合
には、図1に示される使用状態から、骨部材60を同図
中時計方向に回転させることにより、カバー部14を折
り畳んで防水パン12の内部に収容した後、蓋部13を
同図中時計方向に回転させ、図8に示されるように、蓋
部13の内側に、防水パン12の一部を収容することに
より、シャワー装置10を折り畳む。この状態では、カ
バー部14及び椅子43の座部49は、防水パン12と
蓋部13との間の内部空間にそれぞれ折り畳まれて収容
されることになる。これによって、シャワー装置10を
使用しない場合には、その使用時よりコンパクトにする
ことができ、寝室の隅や押入等にも難なく収納できる
他、その移動も容易となる。
【0028】そして、図8の折り畳み状態から、同シャ
ワー装置10を使用する場合には、当該シャワー装置1
0を収納場所等から移動し、介護対象者の寝室のベッド
近傍等の所定の使用場所に設置する。そして、図9に模
式的に示されるように、シャワー装置10と別体となる
ポンプ装置Pをシャワー装置10の近傍に設置し、防水
パン12の排水路29及び給水口30に接続する。ここ
で、ポンプ装置Pは、水源としての浴槽等の貯湯槽T1
からシャワー装置10に湯水を供給する給水ポンプ80
と、防水パン12に溜まった湯水を強制的に排水槽T2
に排水する排水ポンプ81と、これら各ポンプ80,8
1の作動及び停止等をリモコン操作するリモコン装置8
2とを備えて構成されている。ところで、給水ポンプ8
0には、入浴者Hの感染症防止等のための消毒液が消毒
液槽T3から供給されるようになっており、これによ
り、シャワー装置10側には、貯湯槽T1からの湯水と
消毒液槽T3からの消毒液とを混合した混合洗浄水が供
給される。なお、給水ポンプ80には、家庭の水栓の蛇
口等から温水を直接供給してもよく、また、排水ポンプ
81からの排水は、風呂や洗面台の排水管等に直接排出
してもよい。
【0029】以上の準備が整った後、蓋部13の外側に
取り付けられた開閉用把手39を掴んで、図8中上方に
持ち上げながら蓋部13を同図中反時計方向に回転す
る。すると、図1に示されるように、蓋部13が防水パ
ン12に対して起立し、それに伴って、折り畳まれてい
た座部49は、入浴者Hが着座可能となる所定の位置に
変位する。なお、この状態では、開閉用把手39に、図
示しないホースやタオル等を引っ掛けることができる。
そして、防水パン12に対して蓋部13が回転しないよ
うに、それらを角度保持機構54によってロックし、入
浴者Hを座部49に着座させて蓋部13の内面側の背部
47に寄り掛からせる。この後、防水パン12の内側に
位置する各骨部材60を図1中反時計方向に回転させ、
カバー部14を防水パン12側から引き出し、入浴者H
の身体を包み込む。この際、骨部材60は、その回転に
伴って前記上部幅Hが拡開することとなり、カバー部1
4の内部に形成される入浴空間Sは、防水パン12の内
側における前記幅方向の寸法よりも幅広となる。また、
これと前後して、入浴者Hの頭部がヘッドレスト41に
適正に支持されるように、当該ヘッドレスト41をガイ
ドレール44に沿って上下方向に移動し、ヘッドレスト
41の位置決めを行う。このように入浴者Hが入浴空間
Sに適正に配置された後で、リモコン装置82を操作
し、給水ポンプ80を作動させると、前記混合洗浄水が
骨部材60の内側の各シャワーノズル72及び背部ノズ
ル75(図4等参照)から噴出し、これにより、入浴者
Hの洗体が行われる。この際、カバー部14が入浴者H
の身体を包み込んでいるため、入浴者Hは、発汗が促進
され、サウナ室に入室した場合と略同様のサウナ効果を
得る。また、リモコン装置82を操作して前記混合洗浄
水を着座ノズル74から噴出させることもでき、この場
合には、入浴者Hの肛門部及びその周辺の洗浄も可能と
なる。更に、リモコン装置82を操作して前記混合洗浄
水をハンドシャワー73から噴出させることもでき、こ
の場合には、入浴者Hの洗髪等も可能となる。このよう
に入浴者Hの洗髪等をする場合には、図1に示された状
態から、角度保持機構54のロックを解除して蓋部13
を図1中反時計方向に回転し、図10に示されるよう
に、椅子43の背部47を更に傾けるとよい。なお、洗
体に用いられた排水は、防水パン12の内側に流れ落ち
て排水口23よりシャワー装置10の外部に排出され
る。特に、入浴者Hの洗髪に用いられた排水は、背部4
7に形成された排水溝52(図4参照)を通って防水パ
ン12に流れるようになっている。また、洗体に用いら
れた排水をシャワー装置10の外部に排出する場合に
は、リモコン装置82を操作して排水ポンプ81を作動
させると、前記排水を排水槽T2にスムースに排出可能
となる。
【0030】以上のような使用態様の他に、図11に示
されるように、カバー部14を防水パン12側から中間
位置まで引き出し、カバー部14と蓋部13との間に脱
着式のサイドテント90を設置し、上部開放型の入浴空
間Sを形成することも可能である。これによって、介護
者等が入浴者Hを動かしながら洗体することができ、介
護を必要とする入浴者Hに好適となる。
【0031】そして、入浴者Hの洗体が終わった後は、
前述と逆の動作でカバー部14を防水パン12の内部に
収容した後、入浴者Hをシャワー装置10の外側に移動
させて、蓋部13を図1中時計方向に回転して防水パン
12を閉蓋する。ここで、カバー部14を防水パン12
に収容する際には、骨部材60に、その長さを短くする
方向に強制的な外力を付与しながら、当該骨部材60を
図1中時計方向に回転すればよい。このようにすると、
骨部材60に設けられたばね67(図6参照)に抗し
て、各太パイプ63(同図参照)の内部に収容される細
パイプ64(同図参照)の部分が増し、骨部材60の長
さが短くなって、カバー部14を防水パン12の内側に
収容可能となる。なお、カバー部14が防水パン12に
収容された状態では、その側壁19に骨部材60が接触
してその拡開が規制されるようになっている。
【0032】従って、このような実施例によれば、携帯
用シャワー装置10を使用しないときには、蓋部13の
回転によって防水パン12を閉蓋することにより、当該
カバー部14や座部49等は、蓋部13と防水パン12
との間の内部空間に収容されるため、同シャワー装置1
0の全体をコンパクトに折り畳むことができ、不使用時
における収納性や運搬性を向上できるという効果を得
る。この際、カバー部14を取り外すことができるとと
もに、シャワー装置10を立て掛けて収納することがで
き、カバー部14を含むシャワー装置10の完全な水切
り、乾燥が可能となり、シャワー装置10をより清潔に
保持することができる。
【0033】また、同シャワー装置10のセット及び折
り畳みの際には、ドライバー等の工具が不要で、蓋部1
3及びカバー部14の回転によって行うことができるた
め、シャワー装置10のセット及び折り畳み作業をいわ
ゆるワンタッチで行うことができるという効果も得る。
【0034】なお、本発明における装置各部の構成は図
示構成例に限定されるものではなく、実質的に同様の作
用を奏する限りにおいて、種々の変更が可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
蓋部によって防水パンを閉蓋したときには、カバー部が
当該防水パンと蓋部との間の内部空間に収容される一
方、蓋部によって防水パンを開蓋したときには、カバー
部が防水パンと蓋部との間に位置する入浴者を被覆し、
所定の入浴空間を形成可能に設けたから、蓋部の開閉に
よって、シャワー装置全体をコンパクトに折り畳むこと
ができ、シャワー装置の収納性や運搬性を向上させるこ
とができる。
【0036】また、防水パンに移動機構を設け、この移
動機構を防水パンに支持される複数の車輪によって構成
し、進行方向に沿う車輪の離間幅を調整可能に設けたか
ら、シャワー装置の移動を一層容易に行うことができる
他、使用状態において、装置全体をより安定して支持す
ることができる。
【0037】更に、前記カバー部を前記防水パンに相対
回転可能に支持される骨部材と、各骨部材間に張設され
る張設部材とにより構成し、前記カバー部が入浴者を被
覆する使用状態に設定されると、骨部材の上部幅を拡開
可能に設けたから、シャワー装置の折り畳み時における
コンパクト性を損ねずに、入浴空間をより十分な広さと
することができる。ここで、前記張設部材を着脱自在に
設けたから、張設部材の洗浄、乾燥や交換が可能とな
る。
【0038】また、前記シャワー部を構成するシャワー
ノズルを前記骨部材に配置し、前記カバー部の内側に湯
水を噴出可能に設けたから、シャワー装置を使用状態に
セットする作業やその折り畳み作業を一層容易に行うこ
とができる。
【0039】更に、前記蓋部の内面には、椅子の背部が
形成されるとともに椅子の座部が設けられ、この椅子の
座部を、所定のリンク機構によって蓋部の回転に伴って
変位可能としたから、シャワー装置の使用状態へのセッ
トを一層容易に行うことができる。ここで、前記防水パ
ンに蓋部との相対回転角度を複数段階で保持可能な角度
保持機構を設けたから、より使い勝手の良好なものにす
ることができる。特に、座部の近傍に配置される着座ノ
ズルを設け、二股状の着座面の間から入浴者の尻に向か
って湯水を噴出可能に設けたから、入浴者の肛門部やそ
の周辺等も洗浄でき、装置の実用性を一層高めることが
できる。
【0040】また、前記蓋部の内面に高さ調整可能なヘ
ッドレストを設けたから、各入浴者の座高に応じた適正
な位置で入浴者の頭部を支持することができ、介護対象
者等をより快適に入浴させることができる。
【0041】更に、吐水口を任意に移動可能なハンドシ
ャワーを更に設けたから、入浴者の洗髪等を容易に行う
ことができる。
【0042】また、前記防水パンに設けられた給水口及
び排水口は、別体となるポンプ装置を接続可能に設けた
から、ポンプ装置をシャワー装置に組込む必要がなくな
り、装置全体の軽量化や小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係る携帯用シャワー装置の概略側
面図。
【図2】 防水パンの概略平面図。
【図3】 図2のA−A線矢視拡大断面図。
【図4】 防水パン及び蓋部を示す概略断面正面図。
【図5】 座板の概略平面図。
【図6】 骨部材をシャワー部とともに示す概略正面
図。
【図7】 図1の概略平面図。
【図8】 図1の折り畳み状態を示す概略側面図。
【図9】 携帯用シャワー装置の給排水について説明す
るための模式図。
【図10】 図1のリクライニング状態を示す概略側面
図。
【図11】 他の使用形態を説明するための携帯用シャ
ワー装置の概略側面図。
【符号の説明】
10・・・携帯用シャワー装置、12・・・防水パン、
13・・・蓋部、14・・・カバー部、16・・・シャ
ワー部、22・・・前輪(車輪)、23・・・排水口、
30・・・給水口、26・・・後輪(車輪)、41・・
・ヘッドレスト、43・・・椅子、47・・・背部、4
9・・・座部、50・・・脚部(リンク機構)、53・
・・背フレーム(リンク機構)、54・・・角度保持機
構、55・・・座フレーム(リンク機構)、57・・・
座板、57A・・・着座面、60・・・骨部材、61・
・・張設部材、72・・・シャワーノズル、73・・・
ハンドシャワー、74・・・着座ノズル、75・・・背
部ノズル、T1・・・貯湯槽、S・・・入浴空間、H・
・・入浴者、P・・・ポンプ装置、W・・・上部幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D032 DA00 FA05 2D034 DB01 DB02 4C094 AA01 BB09 BB12 BC12 CC02 DD14 EE20 GG02 GG14

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防水パンと、この防水パンに相対回転可
    能に支持されるとともに、前記防水パンを閉蓋可能な蓋
    部と、これら防水パンと蓋部との間に配置され、折り畳
    み可能なカバー部と、前記防水パンと蓋部とにより囲ま
    れる空間に所定の水源からの湯水を噴出可能なシャワー
    部とを備え、 前記カバー部は、前記防水パンを閉蓋状態にしたとき
    に、当該防水パンと蓋部との間の内部空間に収容される
    一方、前記防水パンを開蓋状態にしたときに、前記防水
    パンと蓋部との間に位置する入浴者を被覆し、所定の入
    浴空間を形成可能に設けられていることを特徴とする携
    帯用シャワー装置。
  2. 【請求項2】 前記防水パンには、所定の移動機構が設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の携帯用シ
    ャワー装置。
  3. 【請求項3】 前記移動機構は、防水パンに支持される
    複数の車輪によって構成され、進行方向に沿う車輪の離
    間幅を調整可能に設けられていることを特徴とする請求
    項2記載の携帯用シャワー装置。
  4. 【請求項4】 前記カバー部は、前記防水パンに相対回
    転可能に支持される骨部材と、各骨部材間に張設される
    張設部材とを備え、 前記骨部材は、前記カバー部が入浴者を被覆する使用状
    態に設定されると、上部幅を拡開可能に設けられている
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の携帯用シャ
    ワー装置。
  5. 【請求項5】 前記カバー部は、前記防水パンに相対回
    転可能に支持される骨部材と、各骨部材間に張設される
    張設部材とを備え、 前記シャワー部は、前記骨部材に配置されるシャワーノ
    ズルを含み、このシャワーノズルは、前記カバー部の内
    側に湯水を噴出可能に設けられていることを特徴とする
    請求項1〜4の何れかに記載の携帯用シャワー装置。
  6. 【請求項6】 前記張設部材は、前記骨部材に対して着
    脱自在に設けられていることを特徴とする請求項4又は
    5記載の携帯用シャワー装置。
  7. 【請求項7】 前記蓋部の内面側には椅子の背部が形成
    されるとともに椅子の座部が設けられ、この椅子の座部
    は、所定のリンク機構によって蓋部の回転に伴って変位
    可能に設けられ、前記閉蓋状態にしたときに、前記防水
    パンと蓋部との間の内部空間に収容される一方、前記開
    蓋状態にしたときに着座可能な位置に変位することを特
    徴とする請求項1〜6の何れかに記載の携帯用シャワー
    装置。
  8. 【請求項8】 前記防水パンには、蓋部との相対回転角
    度を複数段階で保持可能な角度保持機構が設けられてい
    ることを特徴とする請求項7記載の携帯用シャワー装
    置。
  9. 【請求項9】 前記シャワー部は、前記座部の近傍に配
    置される着座ノズルを更に含み、前記座部は、入浴者の
    尻の左右両側を分散支持する二股状の着座面が形成され
    た座板を備え、 前記着座ノズルは、前記二股状の着座面の間から入浴者
    の尻に向かって湯水を噴出可能に設けられていることを
    特徴とする請求項7又は8記載の携帯用シャワー装置。
  10. 【請求項10】 前記蓋部の内面には、高さ調整可能な
    ヘッドレストが設けられていることを特徴とする請求項
    1〜9の何れかに記載の携帯用シャワー装置。
  11. 【請求項11】 前記シャワー部は、吐水口を任意に移
    動可能なハンドシャワーを更に含むことを特徴とする請
    求項1〜10の何れかに記載の携帯用シャワー装置。
  12. 【請求項12】 前記防水パンには、排水口及び前記水
    源からの湯水を前記シャワー部に供給するための給水口
    が設けられ、これら給水口及び又は排水口は、別体とな
    るポンプ装置を接続可能に設けられていることを特徴と
    する請求項1〜11の何れかに記載の携帯用シャワー装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008540019A (ja) * 2005-05-17 2008-11-20 オハド パズ, 入浴システム及びその方法
JP2009018006A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Sakai Medical Co Ltd 入浴用ストレッチャー装置
JP2011115482A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 ▲高▼橋 厚子 簡易浴槽

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