JP2009018006A - 入浴用ストレッチャー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】担架から垂れる水を確実に水受け盤に収用することができ、入浴後の要介助者を居室に移動させる際に廊下等が濡れることを確実に防止することが入浴用ストレッチャー装置を提供する。
【解決手段】昇降可能なフレーム22に装着された車輪24により走行可能とされたストレッチャー20と、ストレッチャー20の上端に配置され、上方から垂れる水を受ける水受け盤30と、水受け盤30上に略水平方向にスライド可能に支持された担架10とを備えた入浴用ストレッチャー装置1において、水受け盤30の幅を担架10の幅より狭くして、担架10の下面に、担架10から垂れる水を受けて水受け盤30に導く樋部17を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、病人や寝たきりの老人、身体障害者等の要介助者を入浴装置と居室との間を移動させるとともに、要介助者を円滑に入浴させ得るのに好適な、水受け盤を有する入浴用ストレッチャー装置に関する。
上記のような要介助者を入浴させるための入浴装置として、浴槽が昇降式となっており、最初に浴槽を下降状態としておいてその上方の支持台に担架を配置し、次に浴槽を上昇させて要介助者を入浴させる形式のものが提供されている。ここで、担架を浴槽の上方の支持台に配置させるものとして、専用の入浴用ストレッチャー装置が用いられている(例えば特許文献1参照)。一般的なストレッチャーは、要介助者を病院棟内等で移送させるための単なる移送担架であるが、入浴用ストレッチャー装置は、要介助者を仰向け状態のまま浴槽の上方に配置できるように工夫が凝らされている。
そのような入浴用ストレッチャー装置の一例としては、例えば特許文献2に示すように、浴槽に横付けされた状態から、要介助者を載せた担架を横方向に水平移動させて浴槽の上方の支持台に配置できる形式のものがある。これは、ストレッチャーに備えられた担架台上に、実際に要介護者が載せられる担架が横方向にスライド可能に支持されており、要介助者を担架ごと浴槽上の支持台に送り込むことができるようになっている。また、ストレッチャーの担架台上には、担架の下方に配置されるようにして水受け盤が設けられており、入浴後の要介助者を居室に移動させる際に廊下等が濡れることのないように、該水受け盤によって担架から垂れる水を受けるように構成されている。
特開平11−206841号公報 特開平11−104205号公報
ところで、入浴装置の浴槽においては、湯量を削減して給湯のための時間・費用を低減するために浴槽自体のコンパクト化が図られ、浴室のスペースが限られているために入浴用ストレッチャー装置をコンパクト化することも要求されている。このような場合、入浴用ストレッチャー装置の担架台上に設置される水受け盤も小さくせざるを得ないため、該水受け盤の上方に設置された担架の下方全域をカバーすることができず、入浴後の要介助者を載せた担架を居室に移送させる際に廊下等に水が垂れてしまうという問題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、入浴用ストレッチャー装置のコンパクト化を図った場合であっても、担架や要介助者から垂れる水を確実に受けることができ、床面が水によって濡れることを防止することができる入浴用ストレッチャー装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、この発明は以下の手段を提案している。
即ち、本発明に係る入浴用ストレッチャー装置は、昇降可能なフレームに装着された走行手段により走行可能とされたストレッチャーと、前記ストレッチャーの上端に配置され、上方から垂れる水を受ける水受け盤と、前記水受け盤上に略水平方向にスライド可能に支持された担架とを備えた入浴用ストレッチャー装置において、前記水受け盤は、前記担架よりも幅が狭く形成されているとともに、前記担架の下面に、前記担架から垂れる水を受けて前記水受け盤に導く樋部が設けられたことを特徴としている。
担架の下面に配置した樋部によって該担架から垂れる水を受けて、その水を水受け盤上に導く構成とすることで、水受け盤が担架よりも幅が狭く形成された場合であっても、担架から垂れる水を確実に水受け盤に収用することができる。
また、本発明に係る入浴用ストレッチャー装置においては、前記水受け盤は、前記担架の幅方向のいずれか一端寄りに選択的に配置されており、前記水受け盤が前記担架の幅方向のいずれか一端寄りに配置されていても、前記担架から前記水受け盤に水を導くように排水部が設けられたことを特徴としている。
この入浴用ストレッチャー装置においては、入浴装置の浴槽の両側方から、要介助者を載せた担架を該浴槽内にスライドすることができるように構成することも可能であり、入浴用ストレッチャー装置が浴槽の一側面に横付けされた際には、担架の下方に取り付けられた水受け盤は、担架の幅方向の浴槽から離間した一端寄りに配置される。また、入浴用ストレッチャー装置が浴槽の他側面に横付けされた場合も同様に、水受け盤は担架の幅方向の浴槽から離間した一端寄りに配置される。即ち、水受け盤は、入浴用ストレッチャー装置が浴槽に横付けされる方向に応じて、担架の幅方向のいずれか一端寄りに選択的に配置される。
本入浴用ストレッチャー装置では、上記のように水受け盤がいずれか一端寄りに配置されても、担架上の水は排水部によって該水受け盤に導かれる構成とされているため、入浴用ストレッチャー装置を浴槽のいずれの側面に配置した場合であっても、担架上の水を確実に水受け盤上に排出することが可能となる。
また、本発明に係る入浴用ストレッチャー装置において、前記担架は、座部と背もたれ部とを有し、前記座部は側面視山型に形成されていて、前記山型の谷部の幅方向中央部に排水部が設けられ、前記水受け盤は、排水部の下部に延在することを特徴としている。
担架上の水が谷部に向かって流れて、この谷部の中央部の排水部から下方へと垂れ落ち、谷部の下部の水受け盤が水を受けることによって、担架上の水を確実に水受け盤に収用することが可能となる。
本発明に係る入浴用ストレッチャー装置によれば、入浴用ストレッチャー装置のコンパクト化に伴って水受け盤の幅を小さくした場合であっても、担架下面に配置した樋部によって担架から垂れる水を受けて水受け盤に導くことができるため、担架から垂れる水を確実に水受け盤に収用することができ、入浴後の要介助者を載せた担架を居室に移動させる際に廊下等が濡れることを確実に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態である入浴用ストレッチャー装置について、図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施形態の入浴用ストレッチャー装置の側面図、図2は本実施形態の入浴用ストレッチャー装置の正面図、図3は本実施形態の入浴用ストレッチャー装置の平面図、図4は背もたれマット及び座部マットを取り除いた入浴用ストレッチャー装置の平面図、図5は背もたれ部を取り除いた入浴用ストレッチャー装置の平面図、図6は担架の裏面を示す図、図7は図3におけるA−A断面図、図8は図3におけるB−B断面図、図9はストレッチャー及び水受け盤の平面図、図10は浴槽の他側面に横付けする際の入浴用ストレッチャー装置の正面断面図である。
入浴用ストレッチャー装置1は、要介助者を載せるための台である担架10と、該担架10を上方に載置し、要介助者を浴室から脱衣室、脱衣室から浴室あるいは脱衣室から病室(居室)、病室(居室)から脱衣室へと移送させるストレッチャー20とから概略構成される。そして、該ストレッチャー20の上端に、担架10から垂れ落ちる水を受ける水受け盤30が配設されている。
担架10は、図1、図3に示すように、背もたれ部11と座部12とを備えており、座部12に背もたれ部11が回動可能となるように取り付けられ、座部12の幅方向両端部には要介助者の落下を防止するための柵部13が設けられている。また、座部12は側面視にて山型に形成されており、座部12上の水がこの山型の両谷部に導かれるようになっている。また、背もたれ部11の上面の長手方向の一方の端部にはヘッドレスト14が設けられており、このヘッドレスト14の他方の側には背もたれマット15が設けられている。そして、座部12の上面には座部マット16が設けられており、要介助者がヘッドレスト14にその頭部を載せて、長手方向の他方の側に足部を向けるようにして背もたれ部11の背もたれマット15と座部12の座部マット16に体重を預け、この担架10に載せられるようになっている。なお、この際、背もたれマット15及び座部マット16上に設けられた固定ベルト15a、16aによって要介助者の体が固定されるようになっている。
また、担架10において、図4に示すように、座部マット16を外した状態における座部12には、該座部12の幅方向の中央部に担架10上の水を排出するための排水孔12aが、図7に示すように担架10の表面と裏面を連通させるようにして、担架10の長手方向に一定の間隔を空けて2つ設けられている。なお、この排水孔12aの一方は座部12の山形の谷部に位置している。また、図5に示すように、座部12の長手方向の一方の端部には、座部12と背もたれ部11との間から垂れる水が導かれる第1排水部12bと、第1排水部12bから流れる水を座部12の幅方向中央部から下方へ向かって垂れ流す第2排水部12cが設けられている。
また、担架10の第1排水部12bの幅方向両端には、座部12に背もたれ部11を取り付けるための支柱取付溝12dが座部12の上面と下面とを連通させるように形成されており、該支柱取付溝12dに、背もたれ部11の長手方向の他方の端部に設けられた支柱11aが回動可能に取り付けられることによって、座部12に背もたれ部11が支持される構成とされている。さらにこれに加えて、背もたれ部11は座部12から斜め上方に向かって延びるように取り付けられた補助支柱11bによっても支持されている。
また、図6、図7、図8に示すように、担架10の裏面には、幅方向両端の支柱取付溝12dの連通箇所を下方からカバーするようにして樋部17が設けられている。該樋部17は担架10の幅方向に延びるように設けられ、支柱取付溝12dから流れる水を受けるためのものであり、樋部17に受けられた水は、図6に示すように、樋部17の下面の正面視右方寄りに設けられた排出孔17aから下方へと排出される構成とされている。なお、樋部17は該排出孔17aに向かって下り勾配で傾斜するように形成されている。
さらに、この担架10の座部12の裏面には、図1、図6に示すように、それぞれ複数のローラー18aが配設された2つのローラー部18が設けられている。このローラー部18は、担架10の長手方向と平面視直交する方向、即ち担架10の幅方向にローラー18aが同一線上に並べられて形成され、2つのローラー部18の列が互いに平行に離間するように設けられている。また、ローラー部18はローラー支持体18bにより軸支されその軸線を中心に回転可能とされるように配設されている。
また、2つのローラー部18の外側には、複数のサイドローラー18cがローラー支持体18bに垂設されている。サイドローラー18cは、その軸線を鉛直方向に向け軸線回りに回転可能とされている。また2つのローラー部18の内側にあるローラー支持体18bのそれぞれの内面には、Lアングル18dが設けられている。このLアングル18dは、後述する水受け盤30のLアングル36と嵌め合わされている。さらに、図6に示すように2つのローラー部18の内側の略中央部であって正面視右方寄りの箇所には、後述するロック部材37のツメと係合するためのピンを設けるロック受部19が備えられている。
ストレッチャー20は、その上端に担架10を載置するともに担架10から垂れ落ちる水を受ける水受け盤30が配設され、この水受け盤30を水平状態に保ちつつ上下方向に昇降させるための昇降装置25と、このストレッチャー20を支持し自在に移動させるための4つの車輪24とを備えている。
昇降装置25は、フレーム22とシリンダ23とによって構成されており、フレーム22は、水受け盤30を水平状態に保ちつつ上下方向に昇降可能に支持し、シリンダ23は、フレーム22を可動させる動力源としての役割を有している。また、このストレッチャー20は、担架10を載置した状態で、昇降装置25及び水受け盤30が担架10の幅方向の一端寄りとなるように構成されており、入浴用ストレッチャー装置1全体としては、図2に示すように正面視コの字状に形成されている。従って、昇降装置25及び水受け盤30はコの字の柱部を形成し、図2の正面視右方へ極力寄せられるようにして配置されている。
水受け盤30は、図1及び図9に示すようにストレッチャー20の上端に配置されながら、その上部に担架10が載置されており、担架10から垂れ落ちる水を受けて保持することができるようその上面31の外周には縁部32が形成されている。また、図9に示すように該水受け盤30の上面の長手方向の一方の端部側には受けた水を外部に排出する排出部33が開口されており、該排出部33に接続された排水ホース33aを介して水が排出される。また、水受け盤30は、上述のように図2の正面視右方の一端寄りに配置されているが、この状態において担架10の幅方向の中央部を下方からカバーすることができる程度の幅を有している。
また、図9に示すように、水受け盤30の上面31には、水受け盤30の幅方向に平行に離間して延在する2本のガイドレール35が固定されている。これらのガイドレール35の配置される間隔は、上述の担架10の裏面に配置されたローラー部18の配置される間隔と同一とされている。両ガイドレール35はその本体が角棒状の形状を有しており、図2に示す正面視コの字の開口側のその端部先端がテーパ形状に形成されている。
ガイドレール35は、その先端のテーパ状の上面が正面視コの字の開口側の端部からその反対側に向けて徐々に上方へと傾斜するように形成されている。また、これら向かい合うガイドレール35の先端外側に形成されるテーパ状の外面は、それぞれ正面視コの字の開口側の端部からその反対側に向かうにつれて徐々に外方へと傾斜するように形成されている。両ガイドレール35の内側には、これらガイドレール35に沿うようにしてLアングル36がそれぞれのガイドレール35にその断面L字状の一の外面を接合させて、他の外面を上方へ向けた状態で対向配置されている。また、水受け盤30の上面には、両ガイドレール35の配置される略中央部にフック付きのツメを有するロック部材37がそのツメを正面視コの字の開口側へ向けて配設されている。
以上のような構成の入浴用ストレッチャー装置1において、ストレッチャー20の上端に配置された水受け盤30の上面31上に担架10を載置する際には、担架10の2つのローラー部18のローラー18aが、水受け盤30上の2つのガイドレール35の上面に載置される。そしてこの担架10は、その幅方向に往復移動可能とされている。このようにして担架10がストレッチャー20上に載置された状態において、サイドローラー18cは、両ガイドレール35の外側の面にそれぞれ摺接されるようにして配置され、両ローラー部18のローラー18aが両ガイドレール35から担架10の長手方向に脱落するのを防止するようになっている。これにより担架10はストレッチャー20に対し担架10の長手方向に不可動とされている。
また、担架10のLアングル18dは、水受け盤30上のガイドレール35に配設されるLアングル36と僅かに間隔を空けて嵌め合うことができるように配設されており、この担架10がストレッチャー20から上方へと跳ね上がって脱落するのを防止している。そして、ロック部材37が担架10のロック受部19とロックされ固定されて、担架10の上面に要介助者が載せられる。
このようにストレッチャー20上の担架10に要介助者を載せた状態で、図2に示す正面視コの字の開口側を、図示しない入浴装置の浴槽の一側面に臨むようにして該浴槽に横付けする。そして、ストレッチャー20のロック部材37と担架10のロック受部19とのロックを、図示しないロック解除レバーにより解除し、担架10を浴槽へとスライドさせ移送する。また、要介助者が入浴を終えた後は、これとは逆に、担架10をストレッチャー20の水受け盤30上にスライド移動させ、ロック部材37とロック受部19をロックして担架10をストレッチャー20上に固定し、要介助者を居室等に移動させる。
この際、担架10上の水は、背もたれ部11の傾斜及び座部12の山形の傾斜により、座部12に設けられた2つの排水孔12a、第1排水部12b、支柱取付溝12dへと容易に導かれる。即ち、排水孔12aに導かれた水は担架10の幅方向中央部から垂れ落ち、第1排水部12bに導かれた水は第2排水部12cへと流れて幅方向の中央部から垂れる落ちるため、図7に示すように、これらの排水部からはそれぞれ担架10の幅方向中央真下に向かって垂れ落ちることになる。この担架10の下方に設けられた水受け盤30は、図2において右方に寄って配置されているものの、担架10の幅方向中央を下方からカバー可能な程度の幅を有しているため、排水孔12a、第2排水部12cから垂れる水は直接的に水受け盤30上に導かれる。
一方、図5に示すように第1排水部12bの幅方向両側に設けられた支柱取付溝12dから垂れ落ちる水は、担架10の裏面に設けられた樋部17によって受けられ、図8に示すように樋部17に設けられた排出孔17aによって水受け盤30に導かれる。従って、水受け盤30が担架10の下面全域をカバーできないコンパクトなものであっても、担架上の水を確実に水受け盤30に導くことができるため、入浴後の要介助者を居室に移動させる際に廊下等が濡れることを確実に防止することができる。
また、上述のように排水孔12a及び第2排水部12cから排出される水は、担架10の幅方向中央部真下へ向かって垂れ落ちるように構成されており、さらに、水受け盤30は幅方向一端寄りに配置されても担架10の幅方向中央部を下方からカバーできる程度の幅を有している。従って、上述の図2に示すように正面視の左方が開口し、右方にコの字の柱部として昇降装置25及び水受け盤30が配置され、該コの字の開口が浴槽の一側面に横付けされる場合のみならず、図10に示すように、正面視において右方が開口しており、左方に水受け盤30が設けられて、入浴用ストレッチャー装置右方が浴槽の他側面に横付けされる場合であっても、排水孔12a及び第2排水部12cから排出される水を水受け盤30上に導くことができる。
従って、浴槽の両側面のいずれに横付けする場合であっても、担架10上の水を排水孔12aと第1排水部12b及び第2排水部12cとによって確実に水受け盤30上に排出することができる。なお、本実施形態においては、図6に示す樋部17の排出孔17aと、ロック受部19は、図2に示す正面視において右方寄りに設けられているため、浴槽の他側面に入浴用ストレッチャー装置1を横付けする際には、これに応じて左方寄りに付け替える必要がある。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、樋部17の排出孔17a及びロック受部19を、担架10の幅方向中央に位置するように構成することによって、これらを一方寄りに取り替える作業をすることなく、浴槽の両側面に横付け可能な入浴用ストレッチャー装置とすることも可能である。
本実施形態の入浴用ストレッチャー装置の側面図である。 本実施形態の入浴用ストレッチャー装置の正面図である。 本実施形態の入浴用ストレッチャー装置の平面図である。 背もたれマット及び座部マットを取り除いた入浴用ストレッチャー装置の平面図である。 背もたれ部を取り除いた入浴用ストレッチャー装置の平面図である。 担架の裏面を示す図である。 図3におけるA−A断面図である。 図3におけるB−B断面図である。 ストレッチャー及び水受け盤の平面図である。 浴槽の他側面に横付けする際の入浴用ストレッチャー装置の正面断面図である。
符号の説明
1 入浴用ストレッチャー装置
10 担架
11 背もたれ部
12 座部
12a 排水孔(排水部)
12b 第1排水部(排水部)
12c 第2排水部(排水部)
17 樋部
20 ストレッチャー
22 フレーム
30 水受け盤

Claims (3)

  1. 昇降可能なフレームに装着された走行手段により走行可能とされたストレッチャーと、
    前記ストレッチャーの上端に配置され、上方から垂れる水を受ける水受け盤と、
    前記水受け盤上に略水平方向にスライド可能に支持された担架とを備えた入浴用ストレッチャー装置において、
    前記水受け盤は、前記担架よりも幅が狭く形成されているとともに、
    前記担架の下面に、前記担架から垂れる水を受けて前記水受け盤に導く樋部が設けられたことを特徴とする入浴用ストレッチャー装置。
  2. 前記水受け盤は、前記担架の幅方向のいずれか一端寄りに選択的に配置されており、
    前記水受け盤が前記担架の幅方向のいずれか一端寄りに配置されていても、前記担架から前記水受け盤に水を導くように排水部が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の入浴用ストレッチャー装置。
  3. 前記担架は、座部と背もたれ部とを有し、前記座部は側面視山型に形成されていて、前記山型の谷部の幅方向中央部に排水部が設けられ、
    前記水受け盤は、排水部の下部に延在することを特徴とする請求項1又は2に記載の入浴用ストレッチャー装置。
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