JP2013132334A - 入浴用移送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
入浴装置からの退浴動作を行う際に介助者の誤操作等による載上部の移送部上からの転落を防止して、入浴者を安全に退浴させることのできる入浴用移送装置を提供すること。
【解決手段】
入浴者が載上される載上部2と、載上部2を分離可能に支持して移送するとともに入浴装置4に連結されて入浴装置4との間で載上部2を受け渡しする移送部3と、移送部3と入浴装置4との連結を解除する連結解除手段38と、載上部2を移送部3に対して分離不能になるようロック状態になすロック機構11と、を備えた入浴用移送装置1であって、載上部2と移送部3とがロック状態にないときは、連結解除手段38による入浴装置4と移送部3との連結解除が不能となるように構成したことを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、介護を必要とする高齢者や身体障害者(以下、入浴者という)の入退浴に使用される入浴用移送装置に関する。
従来から、移送部と、移送部上に分離可能に載設される載上部と、載上部を移送部に対して移動できないようにロックするロック機構を有する入浴用車椅子を入浴リフト本体に連結した後、載上部を移送部から分離し入浴リフト本体に設けられる昇降板上に移送させて固定し、昇降板ごと浴槽内に下降させ浸漬することで入浴を行う入浴装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の入浴装置によれば、上記のロック機構は、載上部に設けられ手動で上動される掛止具と、移送部に設けられる掛止受部及び阻止具とからなり、阻止具で掛止受部に嵌入した掛止具の移動を阻止するように構成されている。そして、入浴用車椅子が入浴リフト本体に連結しているときは、阻止具が、入浴リフト本体に当接して動作し、掛止具の移動阻止が解除されてロック機構は手動で解除可能となる一方、入浴用車椅子が入浴リフト本体に連結していないときは、阻止具により掛止具の移動が阻止され、ロック機構は手動で解除不可能となり、載上部が移送部に対して確実にロックされる。
よって、載上部を入浴リフト本体の昇降台へ移送させる入浴動作を行うに際し、移送部が入浴リフト本体に連結されていないときは、介助者が誤って掛止具を手動操作したとしても掛止具は抜けずロック機構が解除されないので、載上部が移送部上から転落することはなく入浴動作時の安全性が担保される。
しかしながら、特許文献1の入浴装置において載上部を昇降台から移送部上へ戻す退浴動作を行う際は、ロック機構が未作用の状態であっても介助者が移送部と入浴リフト本体の連結を解除できてしまう機構になっているため、例えば、介助者が退浴動作を急ぐあまりロック機構が確実に作用していることを充分に確認せずに入浴リフト本体と移送部の連結を解除して移送部を動かしてしまうなどの誤操作により載上部が移送部上から転落するという可能性があり、安全面の向上が望まれていた。
特開2009−160169号公報
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、入浴装置からの退浴動作を行う際に介助者の誤操作等による載上部の移送部上からの転落を防止して、入浴者を安全に退浴させることのできる入浴用移送装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、入浴者が載上される載上部と、該載上部を分離可能に支持して移送するとともに入浴装置に連結されて該入浴装置との間で前記載上部を受け渡しする移送部と、該移送部と前記入浴装置との連結を解除する連結解除手段と、前記載上部を前記移送部に対して分離不能になるようロック状態になすロック機構と、を備えた入浴用移送装置であって、前記載上部と前記移送部とがロック状態にないときは、前記連結解除手段による前記入浴装置と前記移送部との連結解除が不能となるように構成したことを特徴としている。
前記移送部には、前記入浴装置の被係止部に係止することで前記移送部と前記入浴装置とを連結する係止部材が設けられ、前記連結解除手段は、前記被係止部に対する前記係止部材の係止を解除操作する係止解除操作部を有し、前記移送部が前記入浴装置に連結された状態で且つ前記載上部と前記移送部がロック状態にないときは、前記係止解除操作部による前記移送部と前記入浴装置との連結解除を不能とする規制手段を設けることができる。
前記入浴装置は、前記移送部から分離された前記載上部を浴槽の内外間において移動させる入浴リフト装置とすることができる。
請求項1記載の発明によれば、載上部と移送部とがロック状態にないときは、連結解除手段による入浴装置と移送部との連結解除が不能になっているため、入浴装置からの退浴動作を行う際に介助者の誤操作により載上部を移送部上から転落させてしまうことを防止でき、入浴者を安全に退浴させることが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、移送部が入浴装置に連結された状態で且つ載上部と移送部がロック状態にないときは、係止解除操作部による移送部と入浴装置との連結解除を不能とする規制手段を設けた構成であるから、介助者は係止解除操作部を操作しても移送部の連結を解除できないという事象を知ることで、ロック機構が作用していない非ロック状態となっていることを容易に認知することができる。
請求項3記載の発明によれば、移送部から分離された載上部を浴槽の内外間において移動させる入浴リフト装置からの退浴動作を行う際に、介助者の誤操作により載上部を移送部上から転落させてしまうことを防止でき安全性を向上できる。
本発明の実施形態に係る入浴用移送装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る移送部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るロック機構と規制手段を示す部分斜視図である。 本発明の実施形態に係る入浴装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る入浴用移送装置と入浴装置の連結状態及び連結解除状態を説明する断面図である。
以下、本発明の実施形態を図1〜5を参照して詳細に説明する。図1に示すように、入浴用移送装置1は、入浴者が座位姿勢で載上される載上部2と、載上部2を分離可能に支持して移送する移送部3を有している。入浴装置4は、移送部3から分離された載上部2を不図示の浴槽の内外間において移動させる入浴リフト装置5である(図4参照)。
入浴用移送装置1は、移送部3と、移送部3に分離可能に載設される載上部2と、載上部2を移送部3に対して分離不能にロックするロック機構11を有している。以下、図1における左側を前部、右側を後部として、入浴用移送装置1の構成を説明する。
図2に示すように、移送部3は、四隅にキャスター15が配設されるとともに後部側が開放された平面視略コ字状の枠体16の左右辺位置に前後方向に延在する一対のレール25が平行に立設されて構成され、後述する載上部2を分離可能に支持するものである。図2中、45はレール25の後部終端に設けられ載上部2の後方移動を制止するストッパーである。
前枠16aの前方において前枠16aと平行に左右方向に延在する棒状の横架材32が枠体16に対して回動可能に設けられ、この横架材32の左右端寄り位置においてブラケット33が二個固着され、各ブラケット33に鉤形状の係止部材18が螺着されている。図5に示すように、入浴用移送装置1を入浴リフト装置5の所定位置に接合することで、係止部材18が後述する入浴リフト装置5の被係止部17に係止されて入浴リフト装置5と入浴用移送装置1とが離反しないよう連結される構成となっている。
図1に示すように、載上部2は、移送部3のレール25上に載設される基枠21と、この基枠21に設けられ側面視略L字状の座部枠22に座面緩衝材14及び背部緩衝材23が各々取着されてなる座部12と、座部12の前部に設けられる下肢受け部13などから構成される。基枠21の左右側面には複数輪のローラ24が配設され、載上部2はローラ24を介して移送部3のレール25上を前後方向に滑動可能になっている。尚、座部枠22は支軸26にて基枠21に軸着されており、公知のリクライニング機構を介して座部12及び下肢受け部13が一体で後傾姿勢となるようリクライニング可能に構成されている。図1ではリクライニング前の状態を示している。
図2、3に示すように、入浴用移送装置1には、載上部2を移送部3に対して分離不能にロックするロック機構11が設けられている。ロック機構11は、基枠21の左後端部において上下方向に進退可能に設けられるピン状部材27と、このピン状部材27に固着されてピン状部材27を手動で上方に引き上げるためのピン操作具28と、ピン状部材27と同側のレール25後端近傍で内方から後方にかけて突出する突出プレート29に形成されピン状部材27が嵌入する嵌入穴29aとからなる。突出プレート29は嵌入穴29aが形成される部分は水平状面に形成され、この水平状面には前方に向かうに従い下方傾斜する傾斜面が連続形成されている。
基枠21の左後端部に固定される箱体49の左右側面には上下方向に長孔50が形成され、この長孔50には挿通部材51が水平に挿通され、挿通部材51と直交方向にピン操作具28が固定され、ピン操作具28は上方に延出して上端部を介助者が握持可能に構成されている(図1、3参照)。
ピン状部材27には圧縮コイルバネ31が外嵌され、この圧縮コイルバネ31によってピン状部材27は下方向に常時付勢されている。圧縮コイルバネ31の付勢力に抗してピン操作具28を上方に持ち上げると、ピン操作具28と一緒にピン状部材27も上方向へ動かされる。ピン状部材27の下端には下端面からローラ47の一部が突出する態様で回動自在に設けられている。図3は、ピン状部材27が、嵌入穴29aに嵌入しているロック状態を示している。
また、入浴用移送装置1には、係止部材18の被係止部17への係止を解除することで、入浴用移送装置1と入浴リフト装置5との連結を解除する連結解除手段38が設けられている。図2、5に示すように、連結解除手段38は、左後の後縦枠16bにペダル支持部34aがペダル軸35により回動可能に軸着されペダル部34bを有するペダル34と、基部がペダル支持部34aに軸着されるとともに先部が連結軸37を介してブラケット33に連結される金具52に固定されるリンク棒36とから構成される。ペダル34は係止解除操作部44としての役割を果たす。
図2、5に示すように、リンク棒36は、前枠16aと左枠16cとにわたり斜めに水平に掛け渡される渡し部材19上に取着されるバネ受け48に挿通され、バネ受け48と前述した金具52との間に設けられた圧縮バネ30によって通常は前方向に付勢されており、これによりペダル34に外力が加わらないときは係止部材18を被係止部17に係止可能な位置状態に保っている。
また、上述した連結解除手段38とロック機構11との間には、入浴用移送装置1の載上部2と移送部3とがロック状態にないとき(即ち、ロック機構11が作用していないとき)に、連結解除手段38(係止解除操作部44)による入浴リフト装置5と移送部3との連結解除ができないように規制する規制手段46が設けられている。
以下、この規制手段46の構成について、図3、5を用いて説明する。ペダル支持部34aと突出プレート29の間における枠体16には規制片39が回動軸40により回動可能に軸着され、規制片39は回動軸40に介装される捻りバネ41により通常左回り方向に付勢されている。捻りバネ41の一端は後縦枠16bに、他端は規制片39にそれぞれ止着される。規制片39上端には、水平部42a及び水平部42aから前方に向かって下方傾斜する傾斜部42bで形成される側面視への字状の当接板42が設けられている。
ピン状部材27が嵌入穴29aに嵌入していない場合は、規制片39は捻りバネ41に付勢されて、当接板42が突出プレート29の直下近接位置で且つ規制片39の下端面39aがペダル支持部34aの鉤状端部34aaに至近距離で対向する位置となるため、介助者がペダル部34bを踏み込んでもペダル34が回転しないように回転が規制されている(ピン状部材27及び規制片39は、図5の一点鎖線で示す状態にある)。
一方、ピン状部材27が嵌入穴29aに嵌入している場合は、ピン状部材27の嵌入によってピン状部材27のローラ47が当接板42の水平部42aを押圧することで規制片39が右回り方向に回転し、規制片39の下面端がペダル支持部34aの鉤状端部34aaから離間することになるため、ペダル34の回転が許容されることになる(ピン状部材27及び規制片39は、図5の実線で示す状態になる)。
このとき、ペダル34のペダル部34bを踏み込むことでペダル34がペダル軸35を支点に右回り方向に回転し、この結果、リンク棒36が後方に引かれて係止部材18が被係止部17から外れる方向に回転する(ペダル34及び係止部材18は、図5の二点鎖線で示す状態になる)。
図4に示すように、入浴リフト装置5は、浴槽縁周囲の床面に設置される設置部6と、この設置部6に対し左右の幅方向に所定間隔を隔てて平行配置されるとともに設置部6から浴槽内の下方に向かって延び終端側が浴槽の内底面に載置される一対のフレーム7と、各フレーム7の外表面に当接して転動する不図示の転動子を有しフレーム7に沿って昇降移動する昇降部8を備えている。図示及び詳細な説明は省略するが、入浴リフト装置5の昇降部8と設置部6にわたって昇降部8をフレーム7に沿って昇降移動させる駆動モータ、帯状ベルト、ベルト巻回プーリなどから構成される昇降移動手段が設けられている。
設置部6の上方前方に向かって傾斜する左右両側のケーシング9内側には前後方向に延在する左右一組の継ぎレール10が所定間隔を隔てて平行に並設され、この継ぎレール10は、移送部3上に分離可能に載設される入浴用移送装置1の載上部2を昇降部8上へと誘導案内するものである。
図4中、43は載上部2を昇降部8の所定位置へ誘導案内する左右一対のガイドレールであり、左右のガイドレール43は継ぎレール10と同等の間隔を有して平行に並設されており、昇降部8が上限位置にて停止している時にガイドレール43上面と継ぎレール10上面とが面一となるように設けられている。入浴者が載上される載上部2は設置部6上方前方に向かって傾斜する左右両側のケーシング9の間から継ぎレール10上を走行し昇降部8上へ移動され固定される。
設置部6の後部左右位置には案内部材20が設けられ(図5では左位置の案内部材のみが示される)、その下方位置に入浴用移送装置1の係止部材18が係止される被係止部17としての受穴が設けられている。よって、案内部材20に沿って入浴用移送装置1を設置部6の所定位置に接合させると、係止部材18の先部が受け穴に自動的に嵌入することで入浴用移送装置1と設置部6とが連結される。
次に、入浴用移送装置1の動作について説明する。介助者は、入浴者が載上される入浴用移送装置1を設置部6後方(図4中、右方向)から接近させ、左右一対の案内部材20に移送部3の枠体16側部を沿わせながら設置部6の所定位置に入浴用移送装置1を差し込む。これにより、係止部材18の先部が被係止部17の受穴に嵌入して移送部3が設置部6に対して連結され、ガイドレール43、レール25、及び継ぎレール10の各上面が略同高且つ一直線状に配置される。
その後、ピン操作具28を上方に引き、ピン状部材27を嵌入穴29aから抜脱した状態で載上部2を昇降部8方向へ押し遣り、載上部2を継ぎレール10上を走行通過させて、昇降部8のガイドレール43上へ移動させる。載上部2がガイドレール43上の所定位置に至ると不図示のロック装置が作用し、ガイドレール43に対して載上部2がロック固定される。
ピン状部材27の嵌入穴29aから抜脱により当接板42の水平部42aの押圧が解除され、規制片39は捻りバネ41の付勢作用によって回転し、図5中、一点鎖線で示す位置で静止する。
昇降移動手段の駆動モータを駆動させて帯状ベルトをベルト巻回プーリから繰り出し昇降部8をフレーム7に沿って下降移動させる。退浴する場合は、駆動モータを逆駆動させて帯状ベルトをベルト巻回プーリに巻き取ることにより、昇降部8をフレーム7に沿って上昇移動させる。介助者は移送部3の枠体16内方のスペース部に入り込み、昇降部8と載上部2のロックを解除した後、載上部2を移送部3の方向に引き戻す。
載上部2の最後端のローラ24がレール25のストッパー45に当接する位置まで載上部2が戻り切っていないときはピン状部材27が嵌入穴29aに嵌入しておらず、載上部2と移送部3とが非ロック状態になっている。このとき、規制片39の下端面39aがペダル支持部34aの鉤状端部34aaに至近距離で対向しているため、介助者がペダル部34bを踏み込んだとしてもペダル34は回転しない。
よって、介助者が載上部2と移送部3とがロック状態にないときに、誤って移送部3と入浴リフト装置5との連結を解除しまう心配はなく、載上部2を移送部3上から転落させてしまうことを防止でき、入浴者を安全に退浴させることが可能となる。
一方、載上部2を移送部3のレール25の後端付近まで戻すと、ピン状部材27のローラ47が突出プレート29上面に当接して転動するようになり、さらに載上部2の最後端のローラ24が移送部3のストッパー45に当接する位置まで載上部2を戻すと、ピン状部材27が圧縮コイルバネ31作用により下方に付勢され自動的に嵌入穴29aに嵌入する。
嵌入穴29aへのピン状部材27の嵌入によりピン状部材27のローラ47が当接板42の水平部42aを押圧することで規制片39が右回り方向に回転する。これにより、規制片39の下面端39aがペダル支持部34aの鉤状端部34aaから離間しペダル34の回転が許容され、介助者はペダル34を踏み込むことで入浴リフト装置5と入浴用移送装置1の連結を解除することができる。
尚、本発明は前述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更が可能である。実施形態の入浴用移送装置1には、背景技術の特許文献に開示される入浴用移送装置1が入浴リフト装置5に連結していないときにピン操作具28を手動操作して嵌入穴29aからピン状部材27を誤って抜いてしまうことを阻止する阻止機構を装備していないが、この阻止機構を装備しても勿論構わない。また、入浴リフト装置5も移送部から分離された載上部を浴槽の内外間において移動できる構成であれば如何なる構成態様のものを採用してもよい。
また、詳細な説明及び図示は省略するが、載上部2を臥位姿勢の入浴者が載上される担架とし、移送部3を担架を分離可能に支持して移送するストレッチャーとし、入浴装置4を、昇降可能な浴槽部と、浴槽部内に設けられ担架を支持する支持部を備えるものとして、ストレッチャーを浴槽部に横付けして連結した状態で、ストレッチャーと支持部との間で担架を受け渡し可能とし、支持部に担架を載置した状態で浴槽部を上昇させることで入浴を行う入浴用移送装置及び入浴装置にも本発明は適用可能である。これにより、ストレッチャーと担架がロック機構によりロックされていないときは、浴槽部とストレッチャーの連結が解除できないので、担架を支持台からストレッチャー側へ戻す退浴動作の際に、ストレッチャーと担架が確実にロックされる前に浴槽部とストレッチャーの連結を解除してしまい担架を転落させてしまう危険性はなくなり、安全性の面でより好ましいものとなる。
本発明は、介護を必要とする入浴者の入退浴に使用される入浴用移送装置に適用できるもので、産業上の利用可能性は高いものである。
1 入浴用移送装置
2 載上部
3 移送部
4 入浴装置
5 入浴リフト装置
11 ロック機構
17 被係止部
18 係止部材
34 ペダル
38 連結解除手段
39 規制片
40 回動軸
44 係止解除操作部
46 規制手段

Claims (3)

  1. 入浴者が載上される載上部と、
    該載上部を分離可能に支持して移送するとともに入浴装置に連結されて該入浴装置との間で前記載上部を受け渡しする移送部と、
    該移送部と前記入浴装置との連結を解除する連結解除手段と、
    前記載上部を前記移送部に対して分離不能になるようロック状態になすロック機構と、を備えた入浴用移送装置であって、
    前記載上部と前記移送部とがロック状態にないときは、前記連結解除手段による前記入浴装置と前記移送部との連結解除が不能となるように構成したことを特徴とする入浴用移送装置。
  2. 前記移送部には、前記入浴装置の被係止部に係止することで前記移送部と前記入浴装置とを連結する係止部材が設けられ、
    前記連結解除手段は、前記被係止部に対する前記係止部材の係止を解除操作する係止解除操作部を有し、
    前記移送部が前記入浴装置に連結された状態で且つ前記載上部と前記移送部とがロック状態にないときは、前記係止解除操作部による前記移送部と前記入浴装置との連結解除を不能とする規制手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の入浴用移送装置。
  3. 前記入浴装置は、前記移送部から分離された前記載上部を浴槽の内外間において移動させる入浴リフト装置であることを特徴とする請求項1又は2記載の入浴用移送装置。
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