JP5391963B2 - 入浴装置 - Google Patents
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Description
そして、出願人は、浴槽受け台上とストレッチャー上との間における担架のスライド移動の操作等を、入浴介助者が前屈みの無理な姿勢を強いられることなく楽な姿勢で行えるようにするため、ストレッチャーの一方長辺側から他方長辺側にかけて横断する空間部を設け、この空間部内に入浴介助者が入り込み踏み台上に搭乗して入浴介助ができるように入浴装置の改良を施した(特許文献2〜3及び非特許文献1)。
入浴介助者がストレッチャーの搭乗台上に搭乗した状態で前記ストレッチャーと浴槽との間での担架の受け渡しを可能とし、前記浴槽側面に前記ストレッチャーに備えられる係合部と係脱可能に係合する被係合部が設けられた入浴装置であって、
前記担架の受け渡し方向における前記搭乗台の幅を、少なくとも前記担架上への入浴者の移乗時に前記入浴者の脚部が前記搭乗台の側端部分に接触しない程度にまで短縮化するとともに、
前記係合部と前記被係合部との係合状態において、前記被係合部の少なくとも一部の上面と前記搭乗台面とが連続面状かつ面一状にあたかも一体状態となるように構成したことを特徴とする。
前記担架の受け渡し方向と直交する方向における前記搭乗台の幅を拡幅にするとともに、前記担架を前記ストレッチャー上に案内する案内レールの配設間隔を前記搭乗台の幅と同幅以上に設定することにより、二名の入浴介助者が同時に前記搭乗台上に搭乗し介助作業が行える作業スペースを確保したことを特徴とする。
請求項1記載の入浴装置において、
前記ストレッチャーの車輪を転動不自在とするロック手段と、
該ロック手段による車輪のロック及びそのロックを解除操作する操作機構と、を備え、
前記被係合部に対する前記係合部の係合解除を、前記操作機構を用いて操作できることを特徴とする。
少なくとも前記被係合部の側面に沿って当接転動し前記ストレッチャーを前記被係合部に対する所定位置へ誘導案内するガイド部材を、前記搭乗台下面から面外方向へ突出しないように配設したことを特徴する。
前記被係合部の前記上面及び前記搭乗台の上面は各々凹凸部に形成されていることを特徴とする。
前前記係合部と前記被係合部との係合状態にあっては、前記被係合部の凹凸部と前記搭乗台の凹凸部とが所定方向に連続状に配列されることを特徴とする。
前記搭乗台面における前記凹部面は、落下水滴が前記搭乗台に設けられる排水口に流入するよう勾配面に形成されていることを特徴とする。
また、係合部と被係合部との係合状態において、被係合部の少なくとも一部の上面と搭乗台面とが連続面状かつ面一状にあたかも一体状態となるので、両面の高さに段差が生じることはなく、入浴介助者がストレッチャーの搭乗台と浴槽の被係合部との間で躓いたりする虞れもなく、しかも、入浴介助者は浴槽側壁に充分接近できるので、自然な姿勢で担架の受け渡し作業や浴槽の側壁越しの入浴介助作業を行える。
また、搭乗台上において浴槽の側壁越しに入浴者を介助できる範囲が拡大するので、一旦搭乗台から降りて再び介助作業を行うという煩わしさを軽減できる。また、案内レールの配設間隔が拡大したので、安定感が増し担架をストレッチャー上でより安全に支持することが可能となる。
また、従来は、担架を浴槽から移動させてストレッチャー上で受け取り搭乗台から下りた後、ストレッチャーの一方短辺側にまで回り込み、ストレッチャーに設けられる浴槽とストレッチャーとの係合を解除する操作レバーを操作しなければ、係合解除が行えなかったが、本発明によれば、搭乗台から下りたまま車輪付近に設けられる操作機構を操作することで係合を解除できるため、ストレッチャーの一方短辺側にまで回り込む移動動作は不要であり、入浴介助者の移動労力を軽減することができる。
受け枠部6bの上面左右端の各位置には、担架3を受け枠部6b上の所定位置に案内する案内レール7・7が、所定の間隔を有して浴槽2の短辺と同方向に平行態様に配設されている。
受け台24は、安全性を確保するため、ロッド23の先部を除いてその他の被係合部44の構成部材(中空パイプ55等)を覆い隠すように設けられている。
ストレッチャー4を浴槽2の所定位置に横付けし係合すると、ストレッチャー4の案内レール20・20と受け部6の案内レール7・7とが同高且つ同一直線上になるように案内レール20・20の高さは設定されている。
ブレーキ操作子39は、操作軸38に基端が連結される棒状部39aの先端に環状部39bが固着して形成される。棒状部39aに直交状の突出する突出部39cは、中空角パイプ14に設けられるストッパー受け片41にあたり、ブレーキ操作子39の回動を規制するものである。
係合部43は、中空角パイプ14外側面に取付される取付金具45に回動軸47にて回動可能に軸着された係合レバー46を有しており、係合レバー46の先端にはかぎ状のフック部46aが形成されている。回動軸47にはフック部46aを被係合部44へ係合する方向へ付勢する捻りバネ48が介装され、捻りバネ48の各端は係合レバー46及び取付金具45にそれぞれ止着されている。
また、ボルト61と同高となる取付面45aの下部にはストレッチャー4の左右方向に延在し、取付面45aに対して進退動可能な進退ピン54が、先端が連結棒53と当接可能に設けられている。
続いて、操舵ハンドル22を操縦しながら、入浴者の頭部側が浴槽2の肩掛けシャワー19の配設位置側になるように、ストレッチャー4の長辺方向を浴槽2に接近させる。被係合部44の有する受け台24の低段部24a側端面に、ストレッチャー4のガイドローラ17・17を押し当てながら、ストレッチャー4を所定位置に誘導する。ストレッチャー4が所定位置に至るとフック部46aがロッド23に自動的に係合される。
退浴する場合は、浴槽2を下降させて、受け部6上の担架3をストレッチャー4の担架載置部13まで引き寄せて受け取る。案内レール20の配設間隔を搭乗台25の長辺方向幅と同程度に広く設定しているので、安定感が増し担架3を案内レール20上で安全に支持することができる。
この押し出しにより連結棒53が押される結果、係止レバー46が同図中、右回り方向に回動し、フック部46aがロッド23から外れてストレッチャー4と浴槽2との係合が解除される(係止レバー46が、図5中、二点鎖線で示す状態に至る)。
従って、一つの操作機構32を操作することで、車輪28のロック及びロック解除と、ストレッチャー4と浴槽2の係合解除が行えるため、入浴介助者の操作手数を減らすことが可能となる。
2 浴槽
3 担架
4 ストレッチャー
24 受け台
24a 低段部
24b 高段部
24c 起立部
25 搭乗台
28 車輪
30 ロック手段
31 ブレーキ
32 操作機構
39 ブレーキ操作子
43 係合部
44 被係合部
66 排水口
67 凹凸部
68 凹凸部
Claims (7)
- 入浴介助者がストレッチャーの搭乗台上に搭乗した状態で前記ストレッチャーと浴槽との間での担架の受け渡しを可能とし、前記浴槽側面に前記ストレッチャーに備えられる係合部と係脱可能に係合する被係合部が設けられた入浴装置であって、
前記担架の受け渡し方向における前記搭乗台の幅を、少なくとも前記担架上への入浴者の移乗時に前記入浴者の脚部が前記搭乗台の側端部分に接触しない程度にまで短縮化するとともに、
前記係合部と前記被係合部との係合状態において、前記被係合部の少なくとも一部の上面と前記搭乗台面とが連続面状かつ面一状にあたかも一体状態となるように構成したことを特徴とする入浴装置。
- 請求項1記載の入浴装置において、
前記担架の受け渡し方向と直交する方向における前記搭乗台の幅を拡幅にするとともに、前記担架を前記ストレッチャー上に案内する案内レールの配設間隔を前記搭乗台の幅と同幅以上に設定することにより、二名の入浴介助者が同時に前記搭乗台上に搭乗し介助作業が行える作業スペースを確保したことを特徴とする入浴装置。
- 請求項1記載の入浴装置において、
前記ストレッチャーの車輪を転動不自在とするロック手段と、
該ロック手段による車輪のロック及びそのロックを解除操作する操作機構と、を備え、
前記被係合部に対する前記係合部の係合解除を、前記操作機構を用いて操作できることを特徴とする入浴装置。
- 請求項1記載の入浴装置において、
少なくとも前記被係合部の側面に沿って当接転動し前記ストレッチャーを前記被係合部に対する所定位置へ誘導案内するガイド部材を、前記搭乗台下面から面外方向へ突出しないように配設したことを特徴する入浴装置。
- 請求項1記載の入浴装置において、
前記被係合部の前記上面及び前記搭乗台の上面は各々凹凸部に形成されていることを特徴とする入浴装置。
- 請求項5記載の入浴装置において、
前記係合部と前記被係合部との係合状態にあっては、前記被係合部の凹凸部と前記搭乗台の凹凸部とが所定方向に連続状に配列されることを特徴とする入浴装置。
- 請求項5記載の入浴装置において、
前記搭乗台面における前記凹部面は、落下水滴が前記搭乗台に設けられる排水口に流入するよう勾配面に形成されていることを特徴とする入浴装置。
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