JP4704118B2 - 入浴装置 - Google Patents
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Description
また、前記従来の入浴装置においては、前記昇降台とストレッチャーに、担架が各レールから不用意に脱落するのを防ぐロック機構が付設されておらず、前記昇降台やストレッチャーの各レールの昇降動作を前記ロック機構等の動作と連係させて、浴槽とストレッチャーとの間での要介助者を乗せた担架の受け渡し作業の安全性を十分に高めることができない不満がある。
すなわち、請求項1に係る入浴装置は、浴槽と、該浴槽内に設置され、浴槽に横付けされた介助支援機器における昇降自在の機器側ガイドレールとの間で担架を受け渡しする浴槽側ガイドレールが設けられた支持台と、該支持台に設けられ、前記槽側ガイドレールの中央に載せられた担架の介助支援機器側への移動を規制するロック状態と前記移動を許容するロック解除状態とに切り換えるロック機構と、該ロック機構に前記ロック状態とロック解除状態の切換動作を行わせる操作手段とを備えた入浴装置において、
前記機器側ガイドレールが前記浴槽側ガイドレールと整列する担架受け渡し位置に上昇したことを検知する高さセンサーと、該高さセンサーの検知信号にもとづいて動作し、前記ロック機構がロック解除状態に切り換えるように前記操作手段を作動させる制御器を設け、前記高さセンサーは、前記介助支援機器が前記浴槽に横付けされたことを検知する接続センサーと前記浴槽が下端位置にあることを検知する位置センサーが動作した後に、前記機器側ガイドレールの担架受け渡し位置への上昇を検知することを特徴としている。
すなわち、請求項1に係る入浴装置によれば、浴槽に横付けされた介助支援機器の機器側ガイドレールが担架受け渡し位置に上昇していないときには、浴槽内の支持台のロック機構が浴槽側ガイドレール上の担架の介助支援機器側への移動を規制するロック状態を解除しないので、前記担架を浴槽側から介助支援機器側へ移動させることはできない。したがって、介助支援機器の機器側ガイドレールが担架受け渡し位置より低位置にあるときに、要介助者を乗せた担架が介助支援機器側へ不用意に移動して転落するといった事態を確実に防止することができ、浴槽と昇降自在のガイドレールを備えた助支援機器との間で、要介助者を乗せた担架を円滑に、かつ安全に受け渡しすることができることができる。
さらに、浴槽が上昇位置にあるときに不用意に担架が浴槽側ガイドレール上を移動して浴槽壁に衝突し、該浴槽壁を損傷させるような事態の発生を確実に防止することができる。
前記回転軸7とこれに固定して係止部材8等が、槽側ガイドレール6,6の中央に載せられた担架13が槽側ガイドレール6,6に沿って浴槽3外へ移動するのを規制するロック状態と前記移動を許容するロック解除状態とに切り換えるロック機構14を構成し、前記スプロケット9,11、前記モータ10等が、前記ロック機構14に前記ロック状態とロック解除状態の切換動作を行わせる操作手段15を構成している。
また、前記水受盤30の中央には、前記浴槽3における中央の支柱4上に設けた担架ストッパー部材17,17と同一形状の担架ストッパー部材33,33が、担架ストッパー部材17,17の浴槽3(ストレッチャーS)の長手方向における間隔と同一の間隔をあけて前記棒部材31,31に支持されて設けられている。前記フレーム28の幅方向の両側には、長手方向に前記浴槽ケース2に設けた位置決め部材23の案内凹部23a,23a間の間隔と同一の間隔をあけて、円形の位置決め盤34,34が前記案内凹部23aに対応する高さ位置に水平に取り付けられている。該位置決め盤34は前記案内凹部23aの円弧の半径と同一の半径を有している。
前記制御装置36は、前記ストレッチャーSが浴槽ケース2の接続部材24に接続されたことを検知する前記リミットスイッチ26と、浴槽ケース2の側壁の上端部に取り付けられており、ストレッチャーSがその機器側ガイドレール32,32を最上端位置(担架受け渡し位置)に上昇させたことを、ストレッチャーSに設けた作動片37によって動作されて検知するリミットスイッチ(高さセンサー)38と、前記浴槽3が下端位置に降下していることを感知するリミットスイッチ(位置センサー)39と、前記ロック機構14の係止部材8の回転軸7の周方向における3つの回転位置を検出するリミットスイッチ(切換センサー)40a,40b,40cと、各装置部の動作状態を表示したり、各装置部の操作を指示したりするランプ等の表示部41と、各装置部を作動させる押しボタン等の操作部42と、前記各リミットスイッチ26,38,39,40a,40b,40cからの検知信号と前記操作部42からの操作信号にもとづいて、前記モータ10の動作や前記表示部41へ各装置部の動作状態を表示させる動作をシーケンス制御するリレー回路(制御器)43とを備えている。該リレー回路43は論理回路等の他のシーケンス回路に代えることができる。
なお、前記各リミットスイッチ26,38,39,40a,40b,40cは接触式、無接触式のいずれの形式のものであってもよい。
まず、介助者が、前記ストレッチャーSの電動シリンダDをリモコンスイッチ盤で作動させて機器側ガイドレール32,32を昇降させ、その高さを任意高さ位置(通常は再上昇端位置)に調節して、ストレッチャーSを浴槽3側へ移動する(ステップS1)。そして、浴槽3が浴槽ケース2内で下端位置にあるか否かをリミットスイッチ39の動作を介して制御装置36の表示部41で確認し(ステップS2)、下端位置にない場合は、浴槽昇降装置(図示せず)を制御装置36の操作部42で作動させて浴槽3を下端位置に下降させる(ステップS3)。ストレッチャーSを浴槽ケース2に横付けし、その位置決め盤34,34を浴槽ケース2の位置決め部材23の案内凹部23a,23aに嵌入させて位置決めすると共に、浴槽ケース2における接続部材24の連結孔24dに接続ピン25を嵌入させて、ストレッチャーSを浴槽ケース2に接続させる(ステップS4)。ストレッチャーSが浴槽ケース2に接続されたか否かをリミットスイッチ26の動作を介して制御装置36の表示部41で確認し(ステップS5)、ストレッチャーSが浴槽ケース2に接続されていない場合には接続し直す。
これにより、入浴を終わった要介助者を乗せた担架13を、槽側ガイドレール6,6からこれに高さを確実に一致させた状態の機器側ガイドレール32,32に移動させて、ストレッチャーS上に円滑に、かつ安全に移乗させることができる。
なお、ストレッチャーSを浴槽ケース2の一側(図9で右側)へ横付けした場合について示したが、他側(図9で左側)に横付けした場合も同様に担架13を浴槽3からストレッチャーSに移乗させることができる、この場合は、前記係止部材8の開口部8aが前記と180°反対側に向けられ、ロック機構14のロック解除状態が前記リミットスイッチ40bによって検知されて確認される。そして、担架13に乗せられた要介助者が浴槽3内で入浴中は、前記係止部材8の開口部8aが前記ロック解除状態の方向に直角な方向に向けられて、担架13が浴槽3の幅方向の両側への移動を規制されたロック状態となり、このロック機構14のロック状態は前記リミットスイッチ40cによって検知されて確認される。
2 浴槽ケース
3 浴槽
4 支柱
5 台板
6 槽側ガイドレール
7 回転軸
8 系止部材
9,11 スプロケット
10 モータ
12 チェーン
13 担架
14 ロック機構
15 操作手段
19 係合ピン
23 位置決め部材
24 接続部材
24d 連結孔
25 接続ピン
26 リミットスイッチ(接続センサー)
32 機器側ガイドレール
36 制御装置
38 リミットスイッチ(高さセンサー)
39 リミットスイッチ(位置センサー)
40a,40b,40c リミットスイッチ(切換センサー)
41 表示部
42 操作部
43 リレー回路(制御器)
S ストレッチャー(介助支援機器)
Claims (2)
- 浴槽と、該浴槽内に設置され、浴槽に横付けされた介助支援機器における昇降自在の機器側ガイドレールとの間で担架を受け渡しする浴槽側ガイドレールが設けられた支持台と、該支持台に設けられ、前記槽側ガイドレールの中央に載せられた担架の介助支援機器側への移動を規制するロック状態と前記移動を許容するロック解除状態とに切り換えるロック機構と、該ロック機構に前記ロック状態とロック解除状態の切換動作を行わせる操作手段とを備えた入浴装置において、
前記機器側ガイドレールが前記浴槽側ガイドレールと整列する担架受け渡し位置に上昇したことを検知する高さセンサーと、該高さセンサーの検知信号にもとづいて動作し、前記ロック機構がロック解除状態に切り換わるように前記操作手段を作動させる制御器とを設け、
前記高さセンサーは、前記介助支援機器が前記浴槽に横付けされたことを検知する接続センサーと前記浴槽が下端位置にあることを検知する位置センサーが動作した後に、前記機器側ガイドレールの担架受け渡し位置への上昇を検知することを特徴とする入浴装置。 - 前記介助支援機器は、担架に要介助者を乗せて搬送するストレッチャー、または担架に乗せた要介助者の身体を水受盤上で洗浄する洗浄台であることを特徴とする請求項1に記載の入浴装置。
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