JPH1015015A - 台付車椅子昇降機 - Google Patents

台付車椅子昇降機

Info

Publication number
JPH1015015A
JPH1015015A JP8188717A JP18871796A JPH1015015A JP H1015015 A JPH1015015 A JP H1015015A JP 8188717 A JP8188717 A JP 8188717A JP 18871796 A JP18871796 A JP 18871796A JP H1015015 A JPH1015015 A JP H1015015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheelchair
locking portion
locking
locked
detector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8188717A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Shimamura
賢治 島村
Shuichi Take
修市 武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Og Giken Co Ltd
Original Assignee
Og Giken Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Og Giken Co Ltd filed Critical Og Giken Co Ltd
Priority to JP8188717A priority Critical patent/JPH1015015A/ja
Publication of JPH1015015A publication Critical patent/JPH1015015A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 介助作業がやり易いものであって、操作性が
よく安全な台付車椅子昇降機を提供すること。 【構成】 昇降機(3)と、車椅子(1)が移動する台
(2)とからなり、前記昇降機(3)には、昇降する係
止部(14)が水平方向に突設され、前記台(2)には
下降した係止部(14)を収納する収納部(18)が設
けられ、前記係止部(14)の所定位置に、車椅子
(1)の被係止部(7)の存在を検出して作動する検出
器(31)が設けられ、係止部(14)は検出器(3
1)が作動している時は上昇可能である台付車椅子昇降
機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入浴姿勢にした身体障
害者や養護老人等を車椅子に乗せ洗浄を行なう際に、車
椅子を昇降させる台付車椅子昇降機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術の特公平5−83254号公
報には、車輪と、走行台車と、椅子フレームと、支持軸
と、椅子本体と、背凭れと、着座部と、椅子基部と、足
載せ部と、軸と、椅子基部回動手段と、足載せ部増角回
動手段と、昇降手段と、X字状のリンクと、油圧シリン
ダとからなる車椅子が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来装置は、
第1に、車椅子ごとに昇降手段が装設されるのでコスト
高となり、車椅子の重量が嵩み、それ故に、移動操作に
多くの労力が掛り、操作が難しく危険性も増すという欠
点がある。第2に、車椅子ごと浴槽に入る車椅子用入浴
装置に使用する場合には、油圧シリンダーの油が湯中に
漏れ出て湯を汚し、更に複雑な昇降手段に付着したごみ
で湯を汚すという欠点がある。
【0004】本発明の目的は、上記欠点を解決したもの
であり、介助作業がやり易いものであって、操作性がよ
く安全な台付車椅子昇降機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、昇降機
(3)と、車椅子(1)が移動する台(2)とからな
り、前記昇降機(3)には、昇降する係止部(14)が
水平方向に突設され、前記台(2)には下降した係止部
(14)を収納する収納部(18)が形成されることを
特徴とする台付車椅子昇降機である。又、係止部(1
4)の所定位置に、車椅子(1)の被係止部(7)の存
在を検出して作動する検出器(31)が設けられ、係止
部(14)は検出器(31)が作動している時は上昇可
能である。
【0006】
【作用】床に置いた昇降機3は、該昇降機3の正面から
水平方向に突出された係止部14で、入浴者が乗った車
椅子1を支持し昇降させる。昇降機3に台2を隣接設置
しており、この台2に形成された窪みでなる収納部18
は、下限位置に至った係止部14を収納する。車椅子1
は台2上に載って移動する。
【0007】検出器31が係止部14に設けられ、該検
出器31は車椅子1が所定位置に在ると該被係止部7を
検出して作動し、該検出器31が作動している時に係止
部14は上昇可能である。
【0008】
【実施例】本発明の実施例は、入浴者を乗せる車椅子1
と、車椅子1を載せる台2と、入浴者を昇降させる昇降
機3とからなる。前記車椅子1は、台車部4と、座席部
5と、台車部4上に座席部5を支持する支持部6と、台
車部4に取着される被係止部7とからなる。前記座席部
5は、背凭れ部8と、臀部載部9と、足受部10と、手
摺り11とからなる。
【0009】前記台車部4は、キャスター12を有す
る。前記被係止部7は、台車部4の平面視略中央位置か
ら垂下取着された剛性角部材でなり、該垂直方向に貫通
する丸穴13を有する。被係止部7の丸穴13は、昇降
機3の係止部14に設けられる突起体15が嵌合される
ものであって、丸穴13の穴形は突起体15の断面形状
に符合するものである。(図2参照)
【0010】前記台2は、矩形の平坦部16と、平坦部
16の右端に設けられ、車椅子1の通行を容易にするス
ロープ17と、係止部14が収納され窪みでなる収納部
18と、平坦部16における収納部18の右方位置に設
けられ車椅子1を所定位置に案内するガイド19と、平
坦部16の手前縁、左縁及びスロープ17の手前縁に取
着される脱輪防止ガイド20とからなる。
【0011】尚、平坦部16の左縁は、ここに設けた脱
輪防止カイド20を取り外し、スロープ17になしても
よい。その場合、台2の左方からも車椅子1を載せるこ
とができる。
【0012】前記昇降機3は、車椅子1を支持する係止
部14と、係止部14を昇降させる駆動体(図示省略)
と、駆動体を手動操作し係止部14の昇降を操作する昇
降スイッチ21と、外筐22とからなる。前記昇降機3
は台2と連結されて転倒防止が図られる。
【0013】前記係止部14の先部に円柱状の前記突起
体15が立設されており、前記係止部14を上昇させな
がら被係止部7に差し込み係止するものである。又、係
止部14にキー突起体23が立設されており、一方、被
係止部7の外周部にキー突起体23が嵌まるキー溝24
に彫設されていて、突起体15の軸方向の回転を制限す
る。(図2、3参照)
【0014】係止部14の裏面には、下降時に該係止部
14と台2との間での物体の挾み込みに係る事故を防止
する為に、係止部14の下に有る物体を検出するセンサ
ー25が設けられ、下降時に係止部14の下に有る物体
を検出すると、係止部14の下降は停止する。
【0015】センサー25は、係止部14にバネ26で
吊下支持される平板27と、平板27に当たって作動す
るリミットスイッチ28とからなる。(図5参照) 尚、図示を省略するが、係止構成の他の実施例として前
記係止部14を二本並設してもよい。
【0016】検出器31は、係止部14に一部が埋設さ
れる接触作動式のスイッチであり、該接触作動式のスイ
ッチの場合、係止部14が所定距離(=検出区間)だけ
上昇した時、車椅子1の被係止部7が所定位置に在ると
被係止部7に当接して作動するものである。検出区間は
スイッチが作動していなくても係止部14は上昇でき
る。(図4参照) 検出器31が作動している時は、係止部14は検出区間
を越えて上昇可能である。
【0017】検出器31の他の実施例として、光センサ
ーを用いる。該光センサーを用いた場合は、被係止部7
の存在を非接触に検出できるので、上述した係止部14
が、被係止部7の存在を検出する為に上昇するという検
出作動は不要となる。昇降スイッチ21は、外筐22の
上部の左右に取着され、どちらの昇降スイッチ21を操
作しても車椅子1の昇降を行なえる。
【0018】シャワー具29と、シャワー湯の温度調節
を行なうミキシングバルブ30とが外筐22に設けられ
る。(図2参照) 尚、前記シャワー具29及びミキシングバルブ30は、
施設の壁に設けてもよい。
【0019】図示を省略するが、前記駆動体の第1の実
施例は、立設されるネジ軸と、ネジ軸に螺合され雌ネジ
及び係止部を支持する昇降体と、ネジ軸を回動させる電
動機とでなり、電動機の回動で係止部14が昇降する。
第2の実施例は、第1実施例におけるネジ軸18を、油
圧シリンダーに代え、第3実施例では、駆動体を、索体
を用いた巻取機とし該索体で昇降体を吊り上げるものと
する。
【0020】又、図示を省略するが、係止部14及び被
係止部7の他の実施例では、係止部14に丸穴を形成し
被係止部7を垂下した突起体としてもよい。更に、昇降
スイッチ21の他の実施例では、該昇降スイッチ21を
リモコンハンディタイプとしてもよく、或いは、台2の
手前端に取着する足踏式スイッチとしてもよい。尚、図
1中、32はスリット、33はガイド突起体である。
【0021】実施例を使用するに際しては、先ず、入浴
者を乗せた車椅子1を、台2の上へ移動し、更に、ガイ
ド19に案内されて所定位置に停止させる。次に、昇降
スイッチ21を操作して、駆動部を駆動し、係止部14
を上昇させて車椅子1の被係止部7に差し込む。
【0022】検出器31は、係止部14が所定距離だけ
上昇した時、車椅子1の被係止部7が所定位置に在る
と、被係止部7に当接して作動し、検出器31が作動し
ている時は、係止部14は上昇可能である。
【0023】係止部14は車椅子1の被係止部7を固定
的に支持する。係止部14に被係止部7が密着して嵌入
するので、係止部14で支持した状態下の車椅子1は揺
動しない。
【0024】更に、駆動部を駆動して係止部14を上昇
させ、車椅子1と共に入浴者を上昇させ、洗浄又は清拭
の介助作業に適する高さに調節する。(図4参照) シャワー具29から噴出する湯で入浴者を洗浄する。
【0025】洗浄等の介助作業を終わると昇降スイッチ
21を操作して係止部14を下降し、車椅子1を、台2
に着けたのち後進させて台2から降ろす。
【0026】係止部14を下降中、係止部14の下に物
品が有った場合は、物品に平板27が当り、続いて、平
板27がバネ26に抗して移動しリミットスイッチ28
を作動させる。リミットスイッチ28が作動すると電気
的な構成によって駆動部が作動停止し、係止部14の下
降は停止する。
【0027】物品を除去した後、リセットし再度昇降ス
イッチ21を操作して係止部14を下降させる。洗浄
後、必要に応じて入浴装置(図示省略)に入れ、入浴を
行なう。
【0028】
【発明の効果】請求項1に記載した本発明は、車椅子1
の全体又は一部を、床に載設する昇降機3から突出され
た係止部14で支持して昇降させるものである。この構
成によれば、車椅子1に昇降機3を設けないから、車椅
子1の重量が嵩まず、軽量に作ることができ、車椅子1
容易かつ安全に扱え、好都合である。
【0029】又、車椅子1には油圧シリンダー等でなる
昇降手段が装設されないので、車椅子1を浴槽に入れて
も、浴槽内の湯を油で汚すということはなく、好都合で
ある。更に、昇降機3は車椅子1に設けず床に置くもの
であるから、構成の自由度が高く、製作、保守等の面で
好都合である。
【0030】更に又、車椅子1を、横移動させることな
く前進させて昇降機3にセッティングするものであるか
ら、係止にかかる操作が容易に行なえ、好都合である。
又、台2と係止部14の上面が略面一であるから、車椅
子1を、振動を少なくしてスムーズに係止部14上に移
乗でき、セッティングが楽に行なえ、好都合である。
又、台2の上に在る車椅子1が昇降するので、床に居る
介助者が、下降する車椅子1及び係止部14に挾まれる
危険性は少なく、安全であり、好都合である。
【0031】請求項2に記載した本発明における係止部
14は検出器31が作動している時に上昇可能であるか
ら、被係止部7が係止部14に確実に係止されない時に
は、車椅子1は上昇しないので、昇降機3から車椅子1
が脱落するなどの危険な事態は起きず、安全であり、安
心して装置を使用でき、好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の正面図である。
【図2】本発明の実施例の平面図である。
【図3】本発明の実施例の右側面図である。
【図4】本発明の実施例における車椅子を上昇させた右
側面図である。
【図5】本発明の実施例の斜視図である。
【図6】本発明の実施例におけるセンサーの右側面図で
ある。
【符号の説明】
1 車椅子 2 台 3 昇降機 7 被係止部 14 係止部 18 収納部 31 検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降機(3)と、車椅子(1)が移乗で
    きる台(2)とからなり、前記昇降機(3)には、車椅
    子(1)を係止する係止部(14)が設けられ、 前記台(2)には、下降した係止部(14)を、台
    (2)の上面と略面一状態に収納する収納部(18)が
    形成されることを特徴とする台付車椅子昇降機。
  2. 【請求項2】 係止部(14)の所定位置に、車椅子
    (1)の被係止部(7)の存在を検出して作動する検出
    器(31)が設けられ、係止部(14)は検出器(3
    1)が作動している時は車椅子(1)を上昇可能である
    ことを特徴とする請求項1記載の台付車椅子昇降機。
JP8188717A 1996-06-28 1996-06-28 台付車椅子昇降機 Pending JPH1015015A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8188717A JPH1015015A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 台付車椅子昇降機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8188717A JPH1015015A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 台付車椅子昇降機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1015015A true JPH1015015A (ja) 1998-01-20

Family

ID=16228559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8188717A Pending JPH1015015A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 台付車椅子昇降機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1015015A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000070323A (ja) * 1998-08-27 2000-03-07 Og Giken Co Ltd 安全機能付入浴リフト

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000070323A (ja) * 1998-08-27 2000-03-07 Og Giken Co Ltd 安全機能付入浴リフト

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1015015A (ja) 台付車椅子昇降機
JP4704118B2 (ja) 入浴装置
JP3403316B2 (ja) 安全機能付浴槽
JPH11290382A (ja) 支持装置付搬送車
JP4737827B2 (ja) 安全機能付き入浴装置
JP5656576B2 (ja) 昇降浴槽の安全システム
JP2002065802A (ja) 浴槽、及び入浴装置
JPH1043242A (ja) 分離式車椅子昇降機
JP3375837B2 (ja) 安全装置付昇降式車椅子
JPH1015017A (ja) 前進式車椅子昇降機
JP3193644B2 (ja) 入浴装置
JPH1015014A (ja) 搬送車用昇降機
JPH1075987A (ja) 乗せ台式車椅子昇降機
JP2602756Y2 (ja) 入浴用昇降式搬送車
JPH1119163A (ja) 入浴装置
JPH09154911A (ja) フォーク式車椅子昇降機
JPH10108890A (ja) 入浴搬送車洗浄台
JP2003252549A (ja) 車椅子用階段昇降機
JPH1156956A (ja) スイング式入浴リフター
JPH1015016A (ja) 移動式車椅子昇降機
JPH119641A (ja) リンク式入浴リフト
JP2003019180A (ja) 入浴リフト
JP2000254197A (ja) 入浴介助装置
JPH0221862A (ja) 障害者用入浴装置
JP2606346Y2 (ja) 安全装置付入浴リフト