JP3578428B2 - シャワー入浴装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シャワー入浴する養護老人や運動機能障害者(以下患者という)に入浴感の高いシャワー入浴又は湯中入浴を施すシャワー入浴装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術に特開平7−308355号公報があり、該公報には、収容槽と、開閉可能な全面壁と、上面壁に設ける窓孔と、給湯装置に接続された導水管と、導水管に設けたノズルと、上下移動する椅子とからなる身体洗浄装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術の上面壁は収容槽に固定的に形成されており、患者の座高等の体格の差異に対して、予め椅子の高さを調節して対応するものである。
前記従来技術の課題の第1は、上面壁は固定的に形成されているので、患者の体格に合わせて上面壁の開角度を調節するということはできないものであり、患者ごとに好適に収容槽に入れることが困難であった。
【0004】
課題の第2は、ノズルの向きは固定的なものであるから、シャワーを胸位置に患者ごとに好適に向けることが困難であった。
課題の第3は、収容槽外の近傍で予洗をする場合、収容槽外壁に患者が掴む手摺り等がなく、臀部を洗浄する時に患者を立ち上がらせるが、その動作が不安定であり困難であり、又、患者に恐怖感を与えていた。
【0005】
課題の第4は、肩に専用に掛けるシャワーが無い為、患者は肩が外気に冷却され、温感に乏しいという欠点がある。課題の第5は、シャワー入浴を開始する時に、複数ノズルを所定順に作動を開始させる制御機構がなく、全ノズルから同時にシャワーが噴出する。この様な噴出状態では、心臓や肺へ掛ける負担が大き過ぎ、又、患者に恐怖感を与えるという欠点がある。
【0006】
課題の第6は、患者の足を特別に多く加温する構成が無く、人体の抹消である足の加温感がもの足りないという、欠点があった。
課題の第7は、収容槽内の患者に対して洗髪を行なう場合、患者の頭部姿勢を後傾変更させるための構成が無く直立姿勢でせざるを得ない。直立姿勢で洗髪する場合は、シャンプーハット等を付けなければならず、患者にとっては楽ではなく、洗髪介助もしにくいという欠点があった。
【0007】
本発明の目的は、上記課題を解決したものであり、シャワーを好適な位置に掛け心臓や肺へ過大な負担を掛けない様にして、介助作業がやり易く、温感を高めたシャワー入浴装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決しようとする手段】
即ち本発明は、浴槽本体(2)の上部に上カバー(4)が移動固定可能に設けられたシャワー入浴装置(1)において、上カバー(4)の手前端に胸シャワーノズル(7)が設けられ、上カバー(4)の奥部はカバー軸(5)に軸支され、該カバー軸(5)と浴槽本体(2)とにはストッパー弁付きのダンパー(6)が取り付けられ、該ダンパー(6)を作動させ、患者の体格に合わせて上カバー(4)の開角度を任意に変更調節して設定し、上カバー(4)の設定角度に従って設定された胸シャワーノズル(7)からのシャワーを患者の胸に掛け加温することを特徴とするシャワー入浴装置である。又、浴槽本体(2)の上部に上カバー(4)が移動固定可能に設けられたシャワー入浴装置(1)において、浴槽本体(2)の前面は、患者が出入りする為の開閉可能な扉(3)に構成され、該扉(3)は、下壁(3a)と、扉(3)の開閉とは別に開閉する上壁(3b)とからなり、該上壁(3b)を開け患者の洗髪を行うものである。更に、扉(3)に、患者が頭部を凭れ掛ける枕(42)が起立位置と後倒位置とに切り替え可能に取り付けられ、洗髪時には該枕(42)を後倒位置に設定する。更に又、浴槽本体(2)の側壁(8)の外側に手摺り(29)が取り付けられ、該手摺り(29)は車椅子(30)に乗った患者を洗浄する時に当該患者が掴み、身体の安定を図りながら立位姿勢をとるものであり、介護者は手摺り(29)に掴まった患者の身体を安全に支えながら洗浄を行う。又、浴槽本体(2)内には、足シャワーノズル(10)と、膝シャワーノズル(11)と、股シャワーノズル(12)と、臀部シャワーノズル(13)と、胸シャワーノズル(7)と、背シャワーノズル(14)と、肩掛けシャワーノズル(9)が設けられ、更に、浴槽本体(2)に前記各シャワーノズルを作動させる制御部(24)が設けられ、前記制御部(24)は、タイムラグ機能(26)により使用開始時に各シャワーノズルを設定順序に開口させるものである。更に、肩掛けシャワーノズル(9)は、浴槽本体(2)の左右の側壁(8)の内側にそれぞれ可動腕(51)により回動可能に支持され、その向きが変更調節設定されるものである。又、浴槽本体(2)内に、湯を溜める足受け皿(28)が設けられ、足受け皿(28)には各シャワーノズルから噴出したシャワーが溜まり、足受け皿(28)内の湯で患者の足を温める。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明を使用してシャワー入浴又は湯中入浴を行なうが、その際、浴槽本体2の上カバー4は、移動及びその固定が可能である。
上カバー4は、奥部に設けられたカバー軸5を支点に回動し、患者ごとに好適な位置で固定する。
上カバー4の手前端に設けられる胸シャワーノズル7から、患者の胸に向かってシャワーを噴出させる。胸シャワーノズル7の向きは上カバー4の設定角度に伴って設定され、更に、手動で胸シャワーノズル7の向きを変更調節し設定する。
【0010】
浴槽本体2の前面に設けられる扉3は、患者が出入りする浴槽本体2を開閉する。扉3の上方部に形成される上壁3bは、患者を洗髪する時に開け、患者の頭部を後傾姿勢にさせる際に好都合である。
浴槽本体2の側壁8の外側に設けられた手摺り29は、患者を浴槽本体2の外で予洗する時に、患者が掴まり該患者を支える。
【0011】
浴槽本体2の左右の側壁8の内側に回動可能に設けられた肩掛けシャワーノズル9は、シャワーを噴出し患者の肩に当該シャワーを掛ける。シャワーの噴出方向は手動で調節する。
【0012】
制御部24は、使用開始時に、足シャワーノズル10と、膝シャワーノズル11と、股シャワーノズル12と、臀部シャワーノズル13と、胸シャワーノズル7と、背シャワーノズル14と、肩シャワーノズル12の各シャワーノズルを所定順序に開口する。
浴槽本体2内に設けられ湯を溜める足受け皿28は、この中の湯に浸かる患者の足を温める。
又、前記扉3に取り付けられた枕42は、前後に移動し適宜位置に固定できる。
【0013】
【実施例】
本発明の実施例のシャワー入浴装置1は、患者を収容する浴槽本体2の前面が、患者が出入りする開閉可能な扉3とされ、該扉3は、下壁3aと、扉3の開閉とは別に開閉する上壁3bとからなり、該上壁3bは患者が洗髪をする時に開けるものである。
上壁3bは、下壁3aに設けられた左右の溝50に、上下動可能に保持されており、下壁3aの外側に添って該下壁3aに被さるごとくに下方へ所定距離だけ移動して開扉するものである。
前記扉3の上部に、枕アーム52に支持された枕42が移動固定可能に取り付けられる。
【0014】
浴槽本体2の上部に上カバー4が設けられ、上カバー4の奥部がカバー軸5によって軸支され、カバー軸5と浴槽本体2とにはストッパー弁付きのダンパー6が取り付けられ、ダンパー6を適宜作用させ該上カバー4を患者に合わせた角度に調節設定する。
上カバー4の前端に胸シャワーノズル7がノズル向き可変に設けられ、上カバー4の設定角度に従って胸シャワーノズル7の位置が決まり、シャワーの噴出方向は胸シャワーノズル7を手動で動かし調節設定し、患者の胸にシャワーを掛ける。
胸シャワーノズル7から噴出するシャワーの量を調節する胸シャワー調節バルブ43が胸シャワーノズル7の上流管路に設けられる。
胸へ掛けるシャワーは、当該患者へ強い刺激を与えるので、胸シャワーノズル7の方向及び湯量の調節をして好適な状況の下で実施する。
【0015】
浴槽本体2の左右の側壁8の内側にそれぞれ肩掛けシャワーノズル9がノズル向き可変に設けられ、シャワーの噴出方向は肩掛けシャワーノズル9を手動で動かして調節設定して、患者の肩にシャワーを掛ける。
【0016】
浴槽本体2内には、前記肩掛けシャワーノズル9の他に、足シャワーノズル10と、膝シャワーノズル11と、股シャワーノズル12と、臀部シャワーノズル13と、背シャワーノズル14が設けられる。全てのシャワーノズルにはそれぞれ電磁弁15が取り付けられる。
【0017】
浴槽本体2の底部に排水弁16が設けられ、シャワー入浴をする場合には開いているが、湯中に浸かる湯中入浴をする場合は前記排水弁16を閉じる。
浴槽本体2の上部に、浴槽本体2に湯を入れる給湯栓19及び浴槽本体2内の湯を加温する加温栓20が設けられる。
【0018】
側壁8の上部に操作パネル18が設けられ、該操作パネル18に前記排水弁16の開閉を指示する排水スイッチ17と、前記給湯栓19の開閉を指示する給湯スイッチ21と、前記加温栓20の開閉を指示する加温スイッチ22とが設けられ、前記給湯栓19は湯中入浴をする場合に開けられ給湯される。
前記各シャワーノズル及び給湯栓19には、湯水を混合する混合栓23で混合された適温湯が供給されている。
【0019】
浴槽本体2の適宜個所に制御部24が設けられ、使用開始時に各シャワーノズルを所定順序に開口し、前記各シャワーノズルから湯を噴出する。
前述の開口制御では、心臓及び肺から遠い位置にあるシャワーノズルから順次開口しシャワーを開始し、心臓及び肺から遠い身体部位からシャワーを掛ける。
【0020】
複数の前記電磁弁15は、マイクロコンピューター25のタイムラグ機能26に制御されて、所定の順序で作動し上述の様な順番で各シャワーズルを開口させるものである。
前記混合栓23は、手動で設定した所定温度の湯を作る。
【0021】
浴槽本体2内の奥下部に湯を溜める足受け皿28が設けられ、これに患者が足を入れ温める。
側壁8の外側に手摺り29が設けられ、車椅子30に乗った患者を洗浄する時に、該手摺り29に患者が掴まり、身体の安定を図りながら、立位姿勢をとるものである。
【0022】
図1中、33はスロープ、34はハンドシャワー、35は肩掛けシャワーノズル9から噴出するシャワーの湯量を調節する肩掛けシャワー調節バルブ、36はドアロック機構、37は洗浄液タンク、38はハンドシャワー用ミキシングバルブ、39は温度表示器、41は上カバー4の手前縁に設けられ、緊急時に全電磁弁15を閉止しシャワーを停止する緊急停止スイッチである。
【0023】
更に、図1中、27はシャワーノズルの周囲に設けられシャワーノズルに当って怪我をしない為の患者保護用のドーナツ状ゴム、42は起立位置と後倒位置とに切り替えることができる枕、44は肩掛けシャワーを単独に噴出させる肩掛けスイッチ、45は洗浄スイッチ、46は制御部24を介して各シャワーを開始させる入浴スイッチ、47は電源スイッチ、48は混合湯に消毒液を混入させる消毒スイッチ、49は上カバー取っ手、51は肩掛けシャワーノズル9を移動可能に支持する可動腕である。
図2中、31は患者が一時的に足を置く仮足台、32は通常的に足を置くフットレストである。
図3中、40はシャワーに混入させる消毒液を貯留する消毒液タンクである。
【0024】
実施例の使用に際して、扉3を開け、車椅子30に乗った患者を浴槽本体2に入れる。この時、患者の足を車椅子30の仮足台31へ載せ、フットレスト32を回動させて垂直方向としておいて、浴槽本体2内に進入し、車椅子30を浴槽本体2内に完全に入れた後、患者は足を足受け皿28に降ろして入れる。
【0025】
上カバー4を患者の首の高さに合わせ設定し、その後、制御部24の指示により、足シャワーノズル10、膝シャワーノズル11、股シャワーノズル12、臀部シャワーノズル13、胸シャワーノズル7、背シャワーノズル14、肩掛けシャワーノズル9の順に、これらのノズルを適宜な時間遅れをもって開け、シャワーを噴出させる。
【0026】
各シャワーノズルから噴出するシャワーを、患者の足、膝、股、胸、背、肩及びそれらの周辺に掛ける。
胸シャワーノズル7及び肩掛けシャワーノズル9を手動で動かし、そのシャワーの噴出方向を適宜に変更調節する。
胸シャワー調節バルブ43及び肩掛けシャワー調節バルブ35を調節して、胸シャワー及び肩掛けシャワーの湯量を好適に調節する。
【0027】
各シャワーノズルから噴出したシャワーは足受け皿28に適宜に入って溜り、患者の足を温める。足受け皿28に湯を入れる他の例としては、図示を省略するが、特別に湯を供給する手段を設けるもの、或いは、シャワーを収集する漏斗を設け、漏斗で集めた湯を足受け皿28へ入れるもの、等がある。
【0028】
【発明の効果】
本発明は、浴槽本体2の上部に上カバー4が移動固定可能に設けられたものであるから、患者の体格に合わせて上カバー4を適切な位置に変更設定できる。従って、患者を好適に囲って良好に保温でき、入浴感を高めることができ、好都合である。
【0029】
本発明は、浴槽本体2の上カバー4の奥部がカバー軸5によって軸支され該上カバー4の開角度が調節可能であるから、患者の体格に合わせて上カバー4を適切な角度に変更設定できる。従って、上カバー4の開角度の調節及び設定が容易にでき、良好な保温により入浴感を高めることができ、好都合である。
【0030】
本発明は、上カバー4の手前端に胸シャワーノズル7が設けられ、上カバー
4の設定角度に従って胸シャワーノズル7の位置が設定されるので、シャワーは胸に好適に掛ることになり、患者の胸をシャワーで加温し入浴感を向上でき、好都合である。
【0031】
本発明における扉3は、下壁3aと、扉3の開閉とは別に開閉する上壁3bとからなり、扉3を閉めた後に上壁3bだけを開けることができる。従って、患者が洗髪をする時に、上壁3bを開けると患者は頭部を後傾姿勢にすることができ洗髮を行ない易く、好都合である。
【0032】
本発明は、扉3に、患者が頭部を凭れ掛ける枕42が移動可能に取り付けられたものであるから、通常シャワー浴時には患者の頭を立位状態にして安定に良好に支持でき、洗髪時には患者の頭を後倒状態にして安楽に良好に支持でき且つ洗髪介助作業も行ないやすく、好都合である。
【0033】
本発明は、側壁8の外側に手摺り29が設けられたので、車椅子30に乗った患者を洗浄する時に、該手摺り29に掴まって身体を安全に支えながら洗浄が容易に且つ確実に行なえる事となり、好都合である。
【0034】
本発明は、浴槽本体2内に設けられた、足シャワーノズル10、膝シャワーノズル11、股シャワーノズル12、臀部シャワーノズル13、胸シャワーノズル7、背シャワーノズル14、肩掛けシャワーノズル9を所定順序に開口する制御部24が設けられたので、患者の心臓や肺に過大な負担を掛けること無く、安全に快適にシャワーを浴びせて加温でき、好都合である。
【0035】
本発明は、浴槽本体2の左右の側壁8の内側に回動可能に肩掛けシャワーノズル9が設けられ、シャワーの向きを調節して患者の肩にシャワーを掛けることができるので、患者の肩を好適に加温し入浴感を向上でき、好都合である。
【0036】
本発明は、浴槽本体2内に、湯を溜める足受け皿28が設けられ、この足受け皿28に患者の足を入れるものであるから、足受け皿28内の湯で足を加温し入浴感を高めることができ、好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の斜視図である。
【図2】本発明実施例の左側断面図である。
【図3】本発明実施例の配管系統図である。
【符号の説明】
1 シャワー入浴装置
2 浴槽本体
3 扉
3a 下壁
3b 上壁
4 上カバー
5 カバー軸
7 胸シャワーノズル
8 側壁
9 肩掛けシャワーノズル
10 足シャワーノズル
11 膝シャワーノズル
12 股シャワーノズル
13 臀部シャワーノズル
14 背シャワーノズル
24 制御部
28 足受け皿
29 手摺り
30 車椅子
42 枕
Claims (7)
- 浴槽本体(2)の上部に上カバー(4)が移動固定可能に設けられたシャワー入浴装置(1)において、上カバー(4)の手前端に胸シャワーノズル(7)が設けられ、上カバー(4)の奥部はカバー軸(5)に軸支され、該カバー軸(5)と浴槽本体(2)とにはストッパー弁付きのダンパー(6)が取り付けられ、該ダンパー(6)を作動させ、患者の体格に合わせて上カバー(4)の開角度を任意に変更調節して設定し、上カバー(4)の設定角度に従って設定された胸シャワーノズル(7)からのシャワーを患者の胸に掛け加温することを特徴とするシャワー入浴装置。
- 浴槽本体(2)の上部に上カバー(4)が移動固定可能に設けられたシャワー入浴装置(1)において、浴槽本体(2)の前面は、患者が出入りする為の開閉可能な扉(3)に構成され、該扉(3)は、下壁(3a)と、扉(3)の開閉とは別に開閉する上壁(3b)とからなり、該上壁(3b)を開け患者の洗髪を行うことを特徴とするシャワー入浴装置。
- 扉(3)に、患者が頭部を凭れ掛ける枕(42)が起立位置と後倒位置とに切り替え可能に取り付けられ、洗髪時には該枕(42)を後倒位置に設定することを特徴とする請求項2記載のシャワー入浴装置。
- 浴槽本体(2)の側壁(8)の外側に手摺り(29)が取り付けられ、該手摺り(29)は車椅子(30)に乗った患者を洗浄する時に当該患者が掴み、身体の安定を図りながら立位姿勢をとるものであり、介護者は手摺り(29)に掴まった患者の身体を安全に支えながら洗浄を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のシャワー入浴装置。
- 浴槽本体(2)内には、足シャワーノズル(10)と、膝シャワーノズル(11)と、股シャワーノズル(12)と、臀部シャワーノズル(13)と、胸シャワーノズル(7)と、背シャワーノズル(14)と、肩掛けシャワーノズル(9)が設けられ、更に、浴槽本体(2)に前記各シャワーノズルを作動させる制御部(24)が設けられ、前記制御部(24)は、タイムラグ機能(26)により使用開始時に各シャワーノズルを設定順序に開口させるものであることを特徴とする請求項1記載のシャワー入浴装置。
- 肩掛けシャワーノズル(9)は、浴槽本体(2)の左右の側壁(8)の内側にそれぞれ可動腕(51)により回動可能に支持され、その向きが変更調節設定されるものであることを特徴とする請求項5記載のシャワー入浴装置。
- 浴槽本体(2)内に、湯を溜める足受け皿(28)が設けられ、足受け皿(28)には各シャワーノズルから噴出したシャワーが溜まり、足受け皿(28)内の湯で患者の足を温めるものであることを特徴とする請求項5記載のシャワー入浴装置。
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