JPS643436Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS643436Y2 JPS643436Y2 JP20136682U JP20136682U JPS643436Y2 JP S643436 Y2 JPS643436 Y2 JP S643436Y2 JP 20136682 U JP20136682 U JP 20136682U JP 20136682 U JP20136682 U JP 20136682U JP S643436 Y2 JPS643436 Y2 JP S643436Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathtub
- upper edge
- washing area
- armrest
- edge surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims description 22
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
- 235000008331 Pinus X rigitaeda Nutrition 0.000 description 2
- 235000011613 Pinus brutia Nutrition 0.000 description 2
- 241000018646 Pinus brutia Species 0.000 description 2
- 238000003287 bathing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000006424 Flood reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010420 art technique Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は出入り方向と相対する槽壁中高部分に
上面を肘掛面とする膨出部と入出浴時に使用する
握りバーを設けた浴槽に関するものである。
上面を肘掛面とする膨出部と入出浴時に使用する
握りバーを設けた浴槽に関するものである。
[従来技術及びその問題点]
従来此種浴槽には実開昭56−137697号公報,実
開昭56−142695号公報,実開昭57−159793号公報
に開示されているように出入り方向と直交する槽
壁中高部分に上面を肘掛面とする膨出部を槽内に
膨出形成し、その肘掛面上の槽壁部分における長
手方向中途部に握りバーを配設したものがある。
開昭56−142695号公報,実開昭57−159793号公報
に開示されているように出入り方向と直交する槽
壁中高部分に上面を肘掛面とする膨出部を槽内に
膨出形成し、その肘掛面上の槽壁部分における長
手方向中途部に握りバーを配設したものがある。
これ等先行技術はその肘掛面を入出浴時のステ
ツプとして使用すること不可能ではない。
ツプとして使用すること不可能ではない。
しかし、肘掛け機能の為にその面(肘掛面)は
幅狭に形成されていることから、滑落等を招き、
危険である為、現実的にはステツプとしては利用
できず、不便である。
幅狭に形成されていることから、滑落等を招き、
危険である為、現実的にはステツプとしては利用
できず、不便である。
また、浴槽はこの先行技術に限らず、オーバー
フロー水が浴槽上縁面に溢れエプロン面を垂設し
た部分全域から溢水し落下することから、その浴
槽上縁面に浴室用備品が載置できない使用勝手上
の問題もある。
フロー水が浴槽上縁面に溢れエプロン面を垂設し
た部分全域から溢水し落下することから、その浴
槽上縁面に浴室用備品が載置できない使用勝手上
の問題もある。
[技術的課題]
本考案の従来技術に対する技術的課題は一部を
除く殆どの浴槽上縁面からのオーバーフロー水の
溢水を阻止してその浴槽上縁面に浴室用備品を載
置可能にすると共に、入出浴時の踏み脚を槽壁中
高部位に安定状態で載せることができるようにす
ることにある。
除く殆どの浴槽上縁面からのオーバーフロー水の
溢水を阻止してその浴槽上縁面に浴室用備品を載
置可能にすると共に、入出浴時の踏み脚を槽壁中
高部位に安定状態で載せることができるようにす
ることにある。
本考案特有の技術的課題は跨ぎ込み高さを低く
して入出浴行為を楽に行なえるようにすることに
ある。
して入出浴行為を楽に行なえるようにすることに
ある。
[技術的手段]
上記技術的課題を達成する為に構じた技術的手
段は次の通りである。
段は次の通りである。
洗い場に相対する槽壁一半部の肘掛面を洗い場
側へ延設してステツプを形成し、該ステツプに連
設する洗い場側の浴槽上縁面部6′ほぼ全域を、
他の浴槽上縁面部よりも一段低く段設してその浴
槽上縁部6′上に空間を形成し、洗い場に相対し
槽壁他半部に連設する浴槽上縁面部6″突端を上
記浴槽上縁面部6′突端と同位置まで洗い場側へ
延設したことである。
側へ延設してステツプを形成し、該ステツプに連
設する洗い場側の浴槽上縁面部6′ほぼ全域を、
他の浴槽上縁面部よりも一段低く段設してその浴
槽上縁部6′上に空間を形成し、洗い場に相対し
槽壁他半部に連設する浴槽上縁面部6″突端を上
記浴槽上縁面部6′突端と同位置まで洗い場側へ
延設したことである。
[作用]
本考案の技術的手段による作用は次の通りであ
る。
る。
Γ 洗い場に相対する槽壁一半部の肘掛面を洗い
場側へ延設することによつて形成したステツプ
を入出浴時の踏み面として使用させる。
場側へ延設することによつて形成したステツプ
を入出浴時の踏み面として使用させる。
Γ ステツプに連設する洗い場側の浴槽上縁面部
6′ほぼ全域を、他の浴槽上縁面部よりも一段
低く段設してその部分に形成された空間からオ
ーバーフロー水を溢水させ、他の浴槽上縁面部
分からオーバーフロー水を溢水させない。
6′ほぼ全域を、他の浴槽上縁面部よりも一段
低く段設してその部分に形成された空間からオ
ーバーフロー水を溢水させ、他の浴槽上縁面部
分からオーバーフロー水を溢水させない。
Γ 洗い場に相対し槽壁他半部に連設する浴槽上
縁面部6″突端が、上記浴槽上縁面部6′突端と
同位置まで洗い場側へ延設されていることか
ら、その浴槽上縁面部6″上に広い浴室用備品
の載せ面を形成する。
縁面部6″突端が、上記浴槽上縁面部6′突端と
同位置まで洗い場側へ延設されていることか
ら、その浴槽上縁面部6″上に広い浴室用備品
の載せ面を形成する。
Γ 上記オーバーフロー水を溢水させる空間は入
出浴時の障害となるエプロン面の高さを低くす
る。
出浴時の障害となるエプロン面の高さを低くす
る。
[考案の効果]
本考案は以上のように構成したので、下記の利
点がある。
点がある。
Γ 洗い場に相対する槽壁一半部が、洗い場側へ
延設された広い面積のステツプを有し且つその
ステツプに連設する洗い場側の浴槽上縁面部
6′が、ほぼ全域に亘つて一段低く段設するこ
とによつてその上部に跨ぎ込み高さを低くする
空間を有することから、入出浴時に槽内中高部
位に位置する踏み脚が安定するばかりか、脚の
持ち上げ高さが低くても入出浴が可能であり、
安全性及び入出浴動作の容易化を加味した浴槽
を供することができる。
延設された広い面積のステツプを有し且つその
ステツプに連設する洗い場側の浴槽上縁面部
6′が、ほぼ全域に亘つて一段低く段設するこ
とによつてその上部に跨ぎ込み高さを低くする
空間を有することから、入出浴時に槽内中高部
位に位置する踏み脚が安定するばかりか、脚の
持ち上げ高さが低くても入出浴が可能であり、
安全性及び入出浴動作の容易化を加味した浴槽
を供することができる。
Γ 上記空間はオーバーフロー水の溢水部として
も機能しているから、この空間を形成した浴槽
上縁面部6′(ステツプに連設する洗い場側の
浴槽上縁面部)を除く浴槽上縁面部にはオーバ
ーフロー水が至らず、浴室用備品を載置するこ
とができる。しかもステツプに隣接する槽壁他
半部の浴槽上縁面部6″突端を上記浴槽上縁面
部6′突端と同位置まで洗い場側に向けて延設
したことによつて部分的に広くなるので、多く
の浴室用備品を載置でき、便利である。
も機能しているから、この空間を形成した浴槽
上縁面部6′(ステツプに連設する洗い場側の
浴槽上縁面部)を除く浴槽上縁面部にはオーバ
ーフロー水が至らず、浴室用備品を載置するこ
とができる。しかもステツプに隣接する槽壁他
半部の浴槽上縁面部6″突端を上記浴槽上縁面
部6′突端と同位置まで洗い場側に向けて延設
したことによつて部分的に広くなるので、多く
の浴室用備品を載置でき、便利である。
[実施例]
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
図中Aは、浴槽本体を示し、平面略矩形状の槽
部1A上周面を上方へ拡開する傾斜状の勾配面5
となし、その勾配面5より水平な浴槽上縁面6を
四方へ延設し、洗い場側へ垂下するエプロン面7
を除く3縁に起立縁8を形成している。
部1A上周面を上方へ拡開する傾斜状の勾配面5
となし、その勾配面5より水平な浴槽上縁面6を
四方へ延設し、洗い場側へ垂下するエプロン面7
を除く3縁に起立縁8を形成している。
また浴槽本体Aは、エプロン面7に相対するそ
の長手方向の槽壁1A′に上面を肘掛面1とする
膨出部4を膨出形成すると共に、その槽部1Aの
一半部8に連設するエプロン面7側の肘掛面1を
拡開してステツプ9を形成する。
の長手方向の槽壁1A′に上面を肘掛面1とする
膨出部4を膨出形成すると共に、その槽部1Aの
一半部8に連設するエプロン面7側の肘掛面1を
拡開してステツプ9を形成する。
ステツプ9は、そのステツプ面9aに槽部1A
底面と同様に滑り止め部10を備え、槽部1Aと
連設して形成したことにより狭くなる洗い場側の
浴槽上縁面部6′をほぼ全域に亘つて他の浴槽上
縁面6部分より一段低く段設してステツプ9によ
る出入時に跨ぎやすいようにし且つオーバーフロ
ー水の溢水部としても機能する空間11を形成し
ている。
底面と同様に滑り止め部10を備え、槽部1Aと
連設して形成したことにより狭くなる洗い場側の
浴槽上縁面部6′をほぼ全域に亘つて他の浴槽上
縁面6部分より一段低く段設してステツプ9によ
る出入時に跨ぎやすいようにし且つオーバーフロ
ー水の溢水部としても機能する空間11を形成し
ている。
浴槽上縁面6の内、槽壁1A′他半部に連設す
る浴槽上縁面部6″は、その突端を上記浴槽上縁
面部6′の突端と同位置まで洗い場側に向かつて
延設して、ステツプ9と浴槽上縁面部6′とを合
わせた広い平面積に形成されている。
る浴槽上縁面部6″は、その突端を上記浴槽上縁
面部6′の突端と同位置まで洗い場側に向かつて
延設して、ステツプ9と浴槽上縁面部6′とを合
わせた広い平面積に形成されている。
2は凹窪部であり、上面を肘掛面1とする膨出
部4を槽内に膨出形成することによりその肘掛面
1上に自動的に形成され、その凹窪部2内におけ
る槽壁1A′部分の長手方向中途部に縦型の握り
バー3を配設する。
部4を槽内に膨出形成することによりその肘掛面
1上に自動的に形成され、その凹窪部2内におけ
る槽壁1A′部分の長手方向中途部に縦型の握り
バー3を配設する。
縦型の握りバー3は、水平杆部3aと、垂直杆
部3bとを一体に連設形成した型状を呈し、水
平杆部3a突端にネジ挿通孔12を有するパツキ
ン13と、その挿通孔12に連通する螺子孔14
を形成してなり、凹窪部2内の槽壁1A′に背後
よりネジ15止めして相対向して縦型に配設す
る。而して、肘掛面1直上に縦型の握りバー3が
存在する為、肘掛面1に肘を載せてくつろいだ状
態から出槽動作を起すことができる。
部3bとを一体に連設形成した型状を呈し、水
平杆部3a突端にネジ挿通孔12を有するパツキ
ン13と、その挿通孔12に連通する螺子孔14
を形成してなり、凹窪部2内の槽壁1A′に背後
よりネジ15止めして相対向して縦型に配設す
る。而して、肘掛面1直上に縦型の握りバー3が
存在する為、肘掛面1に肘を載せてくつろいだ状
態から出槽動作を起すことができる。
斯る浴槽は、一般の浴槽として利用されるも、
実際としては、マツサージ機能を有する泡バスと
しても利用され、その泡バスの諸器具について簡
単に説明する。
実際としては、マツサージ機能を有する泡バスと
しても利用され、その泡バスの諸器具について簡
単に説明する。
背凭れ部側,脚部側の槽壁1A′下位に噴射ノ
ズル部16を、長手方向背面側の槽壁1A′下位
に吸入部17を夫々配設し、その吸入部17と、
噴射ノズル部16とをバス(浴槽本体)背後に配
設されたポンプ18、ならびにバス背面側の勾配
面5背面に設けた槽内から操作可能な切換弁19
を連通する循環路20を介して連結する一方、噴
射ノズル部16に切換弁19に隣接して設けた空
気吸入部21に一端を連結する空気路22の他端
を連結して戻り流に空気を混入させることにより
微細な気泡流として人体に衝突させてマツサージ
効果を図る。
ズル部16を、長手方向背面側の槽壁1A′下位
に吸入部17を夫々配設し、その吸入部17と、
噴射ノズル部16とをバス(浴槽本体)背後に配
設されたポンプ18、ならびにバス背面側の勾配
面5背面に設けた槽内から操作可能な切換弁19
を連通する循環路20を介して連結する一方、噴
射ノズル部16に切換弁19に隣接して設けた空
気吸入部21に一端を連結する空気路22の他端
を連結して戻り流に空気を混入させることにより
微細な気泡流として人体に衝突させてマツサージ
効果を図る。
第1図は本考案浴槽の平面図、第2図は同背面
図、第3図は同側面図、第4図はX−X断面図、
第5図は要旨の部分拡大断面図である。 尚図中、A……浴槽本体、1A′……槽壁、1
A……槽部、1……肘掛面、4……膨出部、2…
…凹窪部、3……握りバー、6……浴槽上縁面、
6′,6″……浴槽上縁面部、9……ステツプ、1
1……空間。
図、第3図は同側面図、第4図はX−X断面図、
第5図は要旨の部分拡大断面図である。 尚図中、A……浴槽本体、1A′……槽壁、1
A……槽部、1……肘掛面、4……膨出部、2…
…凹窪部、3……握りバー、6……浴槽上縁面、
6′,6″……浴槽上縁面部、9……ステツプ、1
1……空間。
Claims (1)
- 出入り方向と直交する槽壁中高部分に上面を肘
掛面とする膨出部を槽内に膨出形成し、該肘掛面
上方の槽壁部分における長手方向中途部に握りバ
ーを配設し、槽壁周縁に浴槽上縁面を連設した浴
槽において、洗い場に相対する槽壁一半部の上記
肘掛面を洗い場側へ延設してステツプを形成し、
該ステツプに連設する洗い場側の浴槽上縁面部
6′ほぼ全域を、他の浴槽上縁面部よりも一段低
く段設してその浴槽上縁面部6′上部に空間を形
成し、洗い場に相対し槽壁他半部に連設する浴槽
上縁面部6″突端を上記浴槽上縁面部6′突端と同
位置まで洗い場側へ延設したことを特徴とする浴
槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20136682U JPS59106493U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20136682U JPS59106493U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 浴槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59106493U JPS59106493U (ja) | 1984-07-18 |
JPS643436Y2 true JPS643436Y2 (ja) | 1989-01-30 |
Family
ID=30426865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20136682U Granted JPS59106493U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 浴槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59106493U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006006668A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Cleanup Corp | 浴槽 |
-
1982
- 1982-12-29 JP JP20136682U patent/JPS59106493U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59106493U (ja) | 1984-07-18 |
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