JPH044625Y2 - - Google Patents

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JPH044625Y2
JPH044625Y2 JP8241787U JP8241787U JPH044625Y2 JP H044625 Y2 JPH044625 Y2 JP H044625Y2 JP 8241787 U JP8241787 U JP 8241787U JP 8241787 U JP8241787 U JP 8241787U JP H044625 Y2 JPH044625 Y2 JP H044625Y2
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bathtub
style
japanese
western
style bathtub
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、浴槽装置に関する。さらに詳しく
は、洋風浴槽と和風浴槽とが組合せ設置された浴
槽装置の構造の改良に関する。
(技術の背景) 洋風浴槽は身体を迅速に洗浄する浴感を主目的
として比較的浅底の構造からなり、和風浴槽は身
体を芯まで暖める浴感を主目的として比較的深底
の構造からなる。
最近、我国始め欧米諸国においても入浴習慣に
変化が生じてきており、前述の異なる浴感の双方
を味わいたいとする要求が高まつてきている。こ
のため、前述のように構造の異なる洋風浴槽、和
風浴槽を組合せ設置する技術の開発が切望されて
いる。
(従来の技術とその問題点) 従来、洋風浴槽、和風浴槽を組合せ設置する技
術としては、例えば実開昭55−43439号公報に記
載のものが知られている。
この従来の技術は洋風浴槽、和風浴槽を単に連
設した構造の組合せ設置をしてなるなるもので、
二槽分の設置スペース、給湯量が必要となり、設
置面、使用面で不経済であるという問題がある。
(考案の目的) 本考案は前述の問題点を解決するためになされ
たものであり、その目的は、設置スペース、給湯
量を低減することのできる洋風浴槽、和風浴槽の
二槽を備えた浴槽装置を提供することにある。
(考案の構成) 前述の目的を達成するため、本考案に係る浴槽
装置は、比較的浅底の洋風浴槽と比較的深底の和
風浴槽とが組合せ設置された浴槽装置において、
洋風浴槽と和風浴槽との入浴者の脚部が収納され
る部分を共有化したことを特徴とする構成を採用
する。
(作用) 前述の構成において、洋風浴槽、和風浴槽の二
槽に共有部分を設けることは二槽の容積の和を削
減することになり、設置スペース、給湯量を低減
するという目的を達成する。また、この共有部分
を入浴者の脚部収納部分とすることは、二槽夫々
の同時入浴を可能とする等の入浴面での便宜を向
上することになる。
(実施例) 以下、本考案に係る浴槽装置の実施例を図面に
基いて説明する。
第1図〜第4図から明かなように、この実施例
では、洋風浴槽1と和風浴槽2とを略90度の角度
でV字形に組み合せ設置してある。
洋風浴槽1は浴用水の水深が比較的浅くなるよ
うに底壁11と上端壁12との間隔を狭くした浅
底構造からなり、入浴者Aの背部が収納される部
分の背壁を傾斜の緩やかな背凭部13としてあ
り、この背凭部13の上端にはヘツドレスト14
が取付けられている。
和風浴槽2は浴用水の水深が比較的深くなるよ
うに底壁21と上端縁22との間隔を広くした深
底構造からなり、入浴者Bの背部が収納される背
壁23は傾斜が比較的急となつており、この背壁
23の上端にはヘツドレスト24が取付けられて
いる。
これ等洋風浴槽1、和風浴槽2は夫々の入浴者
A,Bの脚部が収納される部分が共有化されてお
り、前述のように平面形状がV字形の配置となつ
ている。この共有化部分を有する配置において
は、洋風浴槽1、和風浴槽2の各浴用水が共有化
されその水面が同一水平線上にくるため、洋風浴
槽1、和風浴槽2の各上端縁12,22を同一水
平線上に設定して、洋風浴槽1の底壁11よりも
和風浴槽2の底壁21を低くしてある。このた
め、前述のようなV字形配置から、洋風浴槽1の
入浴者Aの脚部が収納される部分の底壁11に段
部15が形成され、または和風浴槽2の入浴者B
の脚部が収納される部分の側壁に切欠25が形成
されたような構造となる。
このような洋風浴槽1、和風浴槽2の組合せ配
置では、洋風浴槽1、和風浴槽2の容積の和が共
有部分の存在によつて削減されることになり、削
減された容積分設置スペース、給湯量が低減され
ることになる。なお、洋風浴槽1の入浴者Aが脚
部を曲げて前記段部15に沿わせると、和風浴槽
2の入浴者Bの脚部の邪魔にならず、洋風浴槽
1、和風浴槽2への同時入浴が可能となる。
また、この実施例では、和風浴槽2に気泡孔3
1、排水孔41、循環入水孔51、循環出水孔5
2、給湯口61、入浴液供給口71が設けられて
いる。
気泡孔31は前記底壁21に複数個並列して開
口設置されており、送気ポンプ32とパイプ33
で接続されて気泡発生装置3を構成している。こ
の気泡発生装置3は、入浴者Bの身体に対し気泡
を当触させて浴感を向上するものである。
排水孔41は前記底壁21の最深部に開口設置
されており、制御バルブ42とパイプ43で接続
されて自動排水装置4を構成している。この自動
排水装置4は、入浴後に浴用水を排水するもので
ある。
循環入水孔51は和風浴槽2の側壁に開口設置
され循環出水孔52は和風浴槽2の側壁、背壁2
3に開口設置されており、これ等は循環ポンプ5
3を介してパイプ54で接続され浴用水循環装置
5を構成している。この浴用水循環装置5は、浴
用水を循環させて入浴者Bの身体に水流を当触さ
せて浴感を向上するものである。なお、この水流
には気泡を混入することも可能である。
給湯口61は和風浴槽2の側壁に設置されてお
り、電磁バルブ62、減圧バルブ63を介して給
湯器64とバイプ65で接続し自動給湯装置6を
構成している。この自動給湯装置6は、入浴に際
して洋風浴槽1、和風浴槽2に所定の温度で定量
の給湯を行ない、浴用水の水位の低下に対応して
補給給湯を行なうものである。
入浴液供給口71は前記上端縁22付近に設置
されており、吸揚ポンプ72を介して薬液を貯溜
したタンク73にパイプ74で接続し入浴液供給
装置7を構成している。この入浴液供給装置7
は、洋風浴槽1、和風浴槽2に定量給湯された浴
用水に対し必要に応じ入浴液を添加供給するもの
である。
これ等各装置は第5図に示すようにコントロー
ラ8と電気的に連係しており、洋風浴槽1、和風
浴槽2の間に設置されコントローラ8と接続した
操作パネル9の操作によつて制御されるようにな
つていることから、入浴を快適かつ簡単に行なう
ことができる。なお、操作パネル9の設置位置は
洋風浴槽1、和風浴槽2周りの適宜箇所で差支え
ないが、洋風浴槽1、和風浴槽2の間に選定する
と両浴槽1,2側からの操作を容易に行なえる利
点がある。
以上、図示した実施例の外に、洋風浴槽1、和
風浴槽2を90度以外の角度で組合せる実施例も可
能であり、また洋風浴槽1にも各種の装置を付設
する実施例も可能である。さらに、洋風浴槽1、
和風浴槽2を夫々二槽以上組み合せる実施例とす
ることもできる。
(考案の効果) 以上のように本考案に係る浴槽装置は、設置ス
ペース、給湯量が低減される効果があり、設置
面、使用面において極めて経済的となる効果があ
る。
また、洋風浴槽の浴感と和風浴槽の浴感とが共
に減殺されることなく、異なる浴感を同時に二人
以上で味わうことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る浴槽装置の実施例を示す
平面図、第2図は第1図のX−X線断面図、第3
図は第1図のY−Y線断面図、第4図は第1図の
Z−Z線断面図、第5図は浴槽に付設された各装
置の制御図である。 1……洋風浴槽、2……和風浴槽、A,B……
入浴者。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 比較的浅底の洋風浴槽と比較的深底の和風浴槽
    とが組合せ設置された浴槽装置において、洋風浴
    槽と和風浴槽との入浴者の脚部が収納される部分
    を共有化したことを特徴とする浴槽装置。
JP8241787U 1987-05-28 1987-05-28 Expired JPH044625Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8241787U JPH044625Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8241787U JPH044625Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63189077U JPS63189077U (ja) 1988-12-05
JPH044625Y2 true JPH044625Y2 (ja) 1992-02-10

Family

ID=30935055

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JP8241787U Expired JPH044625Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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JPS63189077U (ja) 1988-12-05

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