JP2546835Y2 - 気泡浴槽の配管構造 - Google Patents

気泡浴槽の配管構造

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JP2546835Y2
JP2546835Y2 JP4829492U JP4829492U JP2546835Y2 JP 2546835 Y2 JP2546835 Y2 JP 2546835Y2 JP 4829492 U JP4829492 U JP 4829492U JP 4829492 U JP4829492 U JP 4829492U JP 2546835 Y2 JP2546835 Y2 JP 2546835Y2
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博之 大西
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株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、浴槽に係り、詳しく
は入浴者の足側と背側より気泡を噴出可能とした気泡浴
槽の配管構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の気泡浴槽としては図5お
よび図7に示すものがあり、この図5に示す浴槽3は、
浴室1に対する据付状態より洗い場2より見て浴槽3の
排水口4が右側のものが右側タイプ、また図7に示す浴
槽5は左側タイプのものである。そして、一般的に入浴
者の入浴姿勢としては排水口4に足を向けた姿勢で入浴
するのが慣習であった。したがって、気泡浴槽3,5の
場合、洗い場2と対応する側は壁部Wとなることから、
この壁部W側に気泡ポンプユニット16が取付けられ、
このポンプユニット16に対し浴槽3,5の足側枠3
a,5aより足側配管6が、また背側枠3b,5bから
背側配管11とが配管接続され、これら足側配管6と背
側配管11とは気泡浴槽3,5において図示のように対
称に配設されていた。すなわち、この足側配管6は足側
枠3a,5aの所定の高さ位置の水平方向には所定の間
隔で噴射部材7a,7bが取付けられて、同噴射部材7
a,7bには水分岐管8a,8bを有する足側水管8が
接続され、同足側水管8は水平状に浴槽3,5の壁部W
側に折曲配設され、同端部には接続部Aが設けられてい
る。また、この噴射部材7a,7bには足側エア管9の
分岐管9a,9bが上方より接続され、同足側エア管9
は足側水管8の上部側を水平状に浴槽3,5の壁部W側
に折曲配設されて、同端部には接続部Bが設けられてい
る。
【0003】また、背側配管11は背側枠3b,5b
に、足側枠3a,5aに取付けられた噴射部材7a,7
bと対向状に噴射部材12a,12bが取付けられ、同
噴射部材12a,12bには水分岐管13a,13bを
有する背側水管13が接続され、同背側水管13は水平
状に浴槽3,5の壁部W側に折曲配設され、同端部は足
側水管8と同位に接続部Cが設けられている。また、こ
の噴射部材12a,12bには背側エア管14の分岐管
14a,14bが上方より接続され、同背側エア管14
は背側水管13の上部側を水平状に浴槽3,5の壁部W
側に折曲配設されて、同端部は足側エア管9とほぼ同位
に接続部Dが設けられている。また、浴槽3,5の壁部
W側の枠3c,5cの排水口4側の所定の高さ位置には
吸水管15が設けられ、これら各配管の接続部A,B,
C,Dおよび吸水管15は図6に示すように、左右,上
下に配管セットされて、右タイプの気泡浴槽3と左タイ
プの気泡浴槽5がそれぞれ形成され、この両浴槽3,5
に対し共用にポンプユニット16が接続するように構成
されている。
【0004】このポンプユニット16は基本的には右側
タイプの浴槽3の各配管の接続部A,B,C,Dおよび
吸水管15に対応して設けられ、そのポンプ17の吸水
口18は吸水管15と対応して設けられ、同ポンプ17
の吐出口側には、足側水管8および背側水管13の接続
部A,Cと対応する給水分岐管19a,19bを有する
給水管19が取付けられ、この給水分岐管19a,19
bにはそれぞれ足側水量調整弁20aと背側水量調整弁
20bが取付けられている。また、このポンプユニット
16には足側エア管9の接続部Bおよび背側エア管14
の接続部Dと対応して足側エア電磁弁21aおよび背側
エア電磁弁21bが配設されている。
【0005】このように設けられたポンプユニット16
は右タイプの浴槽3に対し、その対応する吸水管15に
は接続管22を介してポンプ17の吸水口18が接続さ
れ、また、足側水管8の接続部Aは接続管23aを介し
て足側水量調整弁20aに接続され、また、背側水管1
3の接続部Cは接続管23cを介して背側水量調整弁2
0bに接続され、また、足側エア管9の接続部Bは接続
管23bを介して足側エア電磁弁21aに接続され、背
側エア管14の接続部Dは接続管23dを介して背側エ
ア電磁弁21bに接続されている。このように接続され
たポンプユニット16は浴室側に設けられる操作ボタン
(図示せず)により操作されて、足側および背側の水量
およびエア量がそれぞれ独立的に調整可能に設けられて
気泡を噴出するように構成されていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このポ
ンプユニット16は左右タイプの浴槽3,5に共用する
ように設けられたものがあるが、このポンプユニット1
6は右タイプの浴槽3の接続部A,B,C,Dに対応し
てそれぞれ足側、背側水量調整弁20a,20bおよび
足側、背側エア電磁弁21a,21bを配設したもので
あるから、このポンプユニット16を図7に示す左タイ
プの浴槽5に接続しようとした場合、図示のようにその
配管対応が足側と背側とにおいて逆となり、このまま接
続すると操作ボタンによる気泡調整が足側と背側とが逆
操作となるという問題点があり、これを解消するために
は図8に示すように、接続管23a,23b,23c,
23dを交差状の配管24a,24b,24c,24d
にしなければならず、このポンプユニット16の配管は
左右タイプ何れのタイプを基準にしても、何れか側で交
差配管としなければならず、この接続管23,24を左
右タイプにそれぞれ設けることは部品管理面,コスト面
からも問題点があった。また、このポンプユニット16
を共用化すると左右タイプにおいて足側と背側との配管
が逆となることから、ポンプユニット16側の制御回路
を変更する考案として実開昭63-88326号公報があるが、
制御が複雑となりコスト高となる上、施工時にコネクタ
ーの接続変更等の作業が増えるとともに、施工に電気的
知識を要し、作業ミスが生じ易いという問題点があっ
た。
【0007】本考案は、上記従来の問題点を解決すべく
なされたもので、左右いずれのタイプの気泡浴槽に対し
てもポンプユニットを共通化することのできる気泡浴槽
の配管構造を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記技術課題
を解決するため、浴室に浴槽を据え付けて洗い場から見
て浴槽の排水口の位置により右タイプと左タイプと位置
付けする浴槽であって、前記左右タイプの浴槽の排水口
側の足側枠より外側に足側水管と足側エア管とからなる
足側配管と、足側枠と対応する背側枠より外側に背側水
管と背側エア管とからなる背側配管とをセット配設し、
その左右タイプの浴槽に共通接続するポンプユニットと
からなる左右タイプの気泡浴槽において、前記足側水管
と背側水管および前記足側エア管と背側エア管とをそれ
ぞれの壁部側において縦方向にほぼ垂直状にそれぞれの
接続部を配設するとともに、前記ポンプユニット側には
前記浴槽より吸水するポンプの吐出口側には前記足側水
管と背側水管と対応して上下に給水分岐管を有する給水
管を、また、前記足側エア管と背側エア管と対応して足
側エア電磁弁と背側エア電磁弁とを前記浴槽側配管の接
続部と一連の縦方向垂直状に配設する構成とした気泡浴
槽の配管構造に存する。
【0009】
【作用】上記構成としたことにより、左右タイプの浴槽
に対しポンプユニットの左右勝手が可能となる。
【0010】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図面にしたがって
説明すると、図1は従来と同様の右タイプの気泡浴槽3
を示し、また、図2は壁部W側の接続部を示すもので、
この浴槽3に配設される足側配管6と背側配管11とは
従来と同様に配管されている。すなわち、この足側配管
6は足側枠3aの所定の高さ位置の水平方向には所定の
間隔で噴射部材7a,7bが取付けられて、同噴射部材
7a,7bには水分岐管8a,8bを有する足側水管8
が接続され、同足側水管8は水平状に浴槽3の壁部W側
に折曲配設され、同端部には接続部Aが設けられている
(図2参照)。また、この噴射部材7a,7bには足側
エア管9の分岐管9a,9bが上方より接続され、同足
側エア管9は足側水管8の上部側を水平状に浴槽3の壁
部W側に折曲配設されて、図2に示すように同端部は足
側水管8の接続部Aより若干位置ずれして接続部Bが設
けられている。
【0011】また、背側配管11は従来と同様に背側枠
3bに、足側枠3aに取付けられた噴射部材7a,7b
と対向状に噴射部材12a,12bが取付けられ、同噴
射部材12a,12bには水分岐管13a,13bを有
する背側水管13が接続され、同背側水管13は足側水
管8より若干上位で水平状に浴槽3の壁部W側に折曲配
設され、同端部は足側水管8の接続部Aの上部にその接
続部Cが設けられている。また、この噴射部材12a,
12bには背側エア管14の分岐管14a,14bが上
方より接続され、同背側エア管14は背側水管13の上
部側で、かつ足側エア管9より上位を水平状に浴槽3の
壁部W側に折曲配設されて、同端部は足側エア管9の接
続部Bの上部に接続部Dが設けられている。また、浴槽
3の壁部W側の枠3cの排水口4側の所定の高さ位置に
は吸水管15が設けられ、これら各配管の接続部A,
B,C,Dおよび吸水管15は図2に示すように上下の
垂直方向に配管セットされて、右タイプの気泡浴槽3が
形成されている。なお、左タイプの気泡浴槽5も図4に
示すように、それぞれ同様に足側配管6および背側配管
11が配設され、この場合、排水口4に対する接続管
A,Cの位置aと接続管B,Dの位置bとは逆の位置に
配設され、この両浴槽3,5に対し共通にポンプユニッ
ト26が接続するように構成されている。
【0012】このポンプユニット26は図1および図3
に示すように浴槽3の各配管の接続部A,B,C,Dお
よび吸水管15に対応して設けられ、そのポンプ27の
吸水口28は吸水管15と対応して設けられ、同ポンプ
27の吐出口側には足側水管8および背側水管13の上
下に位置した接続部A,Cと対応する上下に分岐した給
水分岐管29a,29bを有する給水管29が取付けら
れ、この給水分岐管29a,29bにはそれぞれ足側水
量調整弁20aと背側水量調整弁20bが取付けられて
いる。また、このポンプユニット26には上下に位置し
た足側エア管9の接続部Bおよび背側エア管14の接続
部Dと対応して足側エア電磁弁21aおよび背側エア電
磁弁21bが上下に配設されている。
【0013】このように浴槽3,5の足側水管8および
背側水管13の接続部A,Cおよび足側エア管9および
背側エア管14の接続部B,Dを垂直方向に配設すると
ともに、ポンプユニット26の給水管29の給水分岐管
29a,29bを足,背側水管8,13の接続部A,C
と対応する垂直方向に設け、また、足側エア電磁弁21
aおよび背側エア電磁弁21bを足側エア管9および背
側エア管14の接続部B,Dと対応して垂直方向に設け
る構成としたものであるから、左右タイプの気泡浴槽
3,5の左右勝手に対し、同一の直管状の接続管23
a,23b,23c,23dにより接続することができ
るので、接続配管作業を容易に行うことができるととも
に、部品管理工数を低減することができ、また、電気的
制御回路等を変更する作業の煩わしさを排除することが
できる。
【0014】なお、上記実施例においては足側水管8お
よび背側水管13の接続部A,Bの位置aと、足側エア
管9および背側エア管14の接続部B,Dの位置bを水
平方向で若干位置ずれして配設するように例示したが、
これに限定するものではなく、同一垂直線上に設ける構
成であっても良い。
【0015】
【考案の効果】本考案は上記のように構成したものであ
るから、左右タイプの気泡浴槽の左右勝手に対し、同一
の直管状の接続管により接続することができるので、接
続配管作業を容易に行うことができるとともに、部品管
理工数を低減することができ、また、電気的制御回路等
を変更する作業の煩わしさを排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】右タイプの気泡浴槽にポンプユニットを接続し
た平面図である。
【図2】右タイプの気泡浴槽のポンプユニットとの接続
部の配置を示す側面図である。
【図3】ポンプユニットの側面図である。
【図4】左タイプの気泡浴槽にポンプユニットを接続し
た平面図である。
【図5】従来の右タイプの気泡浴槽にポンプユニットを
接続した平面図である。
【図6】従来の右タイプの気泡浴槽のポンプユニットと
の接続部の配置を示す側面図である。
【図7】従来の左タイプの気泡浴槽にポンプユニットを
異常接続した場合の平面図である。
【図8】従来の左タイプの気泡浴槽にポンプユニットを
通常に接続する場合の平面図である。
【符号の説明】
1 浴室 2 洗い場 3,5 浴槽 3a,5a 足側枠 3b,5b 背側枠 4 排水口 6 足側配管 8 足側水管 9 足側エア管 11 背側配管 13 背側水管 14 背側エア管 26 ポンプユニット 27 ポンプ 29 給水管 29a,29b 給水分岐管 20a,20b 水量調整弁 21a,21b エア電磁弁 A,B,C,D 接続部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室に浴槽を据え付けて洗い場から見て
    浴槽の排水口の位置により右タイプと左タイプと位置付
    けする浴槽であって、前記左右タイプの浴槽の排水口側
    の足側枠より外側に足側水管と足側エア管とからなる足
    側配管と、足側枠と対応する背側枠より外側に背側水管
    と背側エア管とからなる背側配管とをセット配設し、そ
    の左右タイプの浴槽に共通接続するポンプユニットとか
    らなる左右タイプの気泡浴槽において、前記足側水管と
    背側水管および前記足側エア管と背側エア管とをそれぞ
    れの壁部側において縦方向にほぼ垂直状にそれぞれの接
    続部を配設するとともに、前記ポンプユニット側には前
    記浴槽より吸水するポンプの吐出口側には前記足側水管
    と背側水管と対応して上下に給水分岐管を有する給水管
    を、また、前記足側エア管と背側エア管と対応して足側
    エア電磁弁と背側エア電磁弁とを前記浴槽側配管の接続
    部と一連の縦方向垂直状に配設する構成とした気泡浴槽
    の配管構造。
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