JPH044627Y2 - - Google Patents

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JPH044627Y2
JPH044627Y2 JP8242287U JP8242287U JPH044627Y2 JP H044627 Y2 JPH044627 Y2 JP H044627Y2 JP 8242287 U JP8242287 U JP 8242287U JP 8242287 U JP8242287 U JP 8242287U JP H044627 Y2 JPH044627 Y2 JP H044627Y2
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bathtub
style
japanese
western
washing area
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JP8242287U
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  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、浴槽装置に関する。さらに詳しく
は、いわゆるアイランド型浴槽装置の改良に関す
る。
(技術の背景) いわゆるアイランド型浴槽装置は、狭い専用の
浴室ではなく一般的な広い居住空間に設置され、
快い開放的な雰囲気の中で入浴できるようにして
なるもので、欧米諸国で広範に普及している。
最近、我国における入浴習慣も多様化されてき
ており、アイランド型浴槽装置の需要も増加して
きている。
(従来の技術とその問題点) 従来、アイランド型浴槽装置は、身体を迅速に
洗浄する浴感を主目的とした比較的浅底の構造の
洋風浴槽が基本構造となつており、我国の入浴習
慣になじまず使用勝手が悪いという問題がある。
また、最近の浴槽装置では給湯装置等の各種装
置が付設されるようになつてきているが、その操
作が不便であるという問題がある。
さらに、住宅における居住空間の狭い我国で
は、アイランド型浴槽装置を設置するスペースの
確保が困難であるという問題がある。
(考案の目的) 本考案は前述の問題点を解決するためになされ
たものであり、その目的は、我国の入浴習慣にな
じむようにアイランド型浴槽装置を改良し、しか
も付設されている各種装置の操作が簡便で設置ス
ペースの少ない浴槽装置を提供することにある。
(考案の構成) 前述の目的を達成するため、本考案に係る浴槽
装置は、比較的浅底の洋風浴槽と比較的深底の和
風浴槽と洗場とが一体的に設置され、入浴者が洋
風浴槽、和風浴槽の双方から洗場に股いで出入で
きるように洋風浴槽、和風浴槽、洗場を隣接配置
してなり、かつ、洋風浴槽と和風浴槽との入浴者
の脚部が収納される部分を共有化し、浴槽に付設
される給湯装置等の操作部を浴槽に近接して設け
ると共に、洗場に付設される給湯装置等の操作部
を洗場に近接して設けてなる構成を採用する。
(作用) 前述の構成において、和風浴槽、洗場を設ける
ことは、我国の入浴習慣になじむようにするとい
う目的を達成する。また、洋風浴槽、和風浴槽か
ら洗場に股いで出入できるようにこれ等を隣接配
置することは、使用上の便宜性を向上して前記目
的を達成し、これに加えて洋風浴槽、和風浴槽に
共有化部分を設けることは、装置をコンパクト化
してアイランド型浴槽装置としての設置スペース
を削減するという目的を達成する。さらに、和風
浴槽、洗場の間に付設される各種装置の操作部を
設置することは、操作を簡便化するという目的を
達成することになる。
(実施例) 以下、本考案に係る浴槽装置の実施例を図面に
基いて説明する。
この実施例では、第1図から明らかなように、
洋風浴槽1と和風浴槽2とを略90度の角度でV字
形に組み合せ設置し、このV字形の開口側に半円
形の洗場3を設置し、これ等洋風浴槽1、和風浴
槽2、洗場3を略円形の縁材4の中に一体的に組
込んである。
洋風浴槽1は浴用水の水深が比較的浅くなるよ
うに底壁11と上端縁12との間隔を狭くした浅
底構造からなり、入浴者Aの背部が収納される部
分の背壁を傾斜の緩やかな背凭部13としてあ
り、この背凭部13の上端にはヘツドレスト14
が取付けられている。
和風浴槽2は浴用水の水深が比較的深くなるよ
うに底壁21と上端縁22との間隔を広くした深
底構造からなり、入浴者Bの背部が収納される背
壁23は傾斜が比較的急となつており、この背壁
23の上端にはヘツドレスト24が取付けられて
いる。また、入浴者Bの側方の側壁には、アーム
レスト26が段設形成されている。
これ等洋風浴槽1、和風浴槽2は夫々の入浴者
A,Bの脚部が収納される部分が共有化されてお
り、前述のように平面形状がV字形の配置となつ
ている。この共有化部分の洋風浴槽1の延長側の
側壁には、洋風浴槽1の底壁11と同高かまたは
それよりも低い高さのフツトレスト5が段設形成
されている。この共有化部分を有する配置におい
ては、洋風浴槽1、和風浴槽2の各浴用水が共有
化されその水面が同一水平線上にくるため、洋風
浴槽1、和風浴槽2の各上端縁12,22を同一
水平線上に設定して、洋風浴槽1の底壁11より
も和風浴槽2の底壁21を低くしてある。このた
め、前述のようなV字形配置から、洋風浴槽1の
入浴者Aの脚部が収納される部分の底壁11に段
部15が形成され、または和風浴槽2の入浴者B
の脚部が収納される部分の側壁に切欠25が形成
されたような構造となる。
このような洋風浴槽1、和風浴槽2の組合せ配
置では、洋風浴槽1、和風浴槽2の容積の和が共
有部分の存在によつて削減されることになり、削
減された容積分設置スペース、給湯量が低減され
ることになる。なお、洋風浴槽1の入浴者Aが脚
部を曲げて前記段部15に沿わせるか脚部を伸張
して前記フツトレスト5に足を載せると、和風浴
槽2の入浴者Bの脚部の邪魔にならず、洋風浴槽
1、和風浴槽2への同時入浴が可能となる。特
に、フツトレスト5を利用すると、洋風浴槽1の
入浴者A、和風浴槽2の入浴者Bの双方が脚部を
伸張したゆつたりした状態での入浴が可能とな
る。
洗場3は半円形の直線部分に沿つて排水溝31
が設けられ底壁32がこの排水溝31に向けて傾
斜して設けられており、この底壁32にはマツト
33が敷設されている。また、半円形の弧状部分
の上端縁に沿つてヘツドレスト34が設けられて
いる。なお、第7図に示すように、排水溝31に
は排水管35が接続しており、排水溝31の上面
には支持部36で支承された蓋体33′が載置さ
れて異物が流入するのを防止している。
このため、洋風浴槽1の背凭部13側または和
風浴槽2の背壁23側から洗場3に股いで自由に
出入することができ、洗場3を使用することによ
つて身体の洗浄を浴槽外で行なう我国の入浴習慣
に適応することができる。
また、この実施例では、和風浴槽2に気泡孔
Ca、排水孔Da、循環入水孔Ea、循環出水孔Eb、
給湯口Fa、入浴液供給口Gaが設けられている。
気泡孔Caは前記底壁21に複数個並列して開
口設置されており、送気ポンプCbとバイプCcで
接続されて気泡発生装置Cを構成している。この
気泡発生装置Cは、入浴者Bの身体に対し気泡を
当触させて浴感を向上するものである。
排水孔Daは前記底壁21の最深部に開口設置
されており、制御バルブDbとパイプDcで接続さ
れて自動排水装置Dを構成している。この自動排
水装置Dは、入浴後に浴用水を排水するものであ
る。
循環入水孔Eaは和風浴槽2の側壁に開口設置
され循環出水孔Ebは和風浴槽2の側壁、背壁2
3に開口設置されており、これ等は循環ポンプ
Ecを介してパイプEdで接続され浴用水循環装置
Eを構成している。この浴用水循環装置Eは、浴
用水を循環させて入浴者Bの身体に水流を当触さ
せて浴感を向上するものである。なお、この水流
には気泡を混入することも可能である。
給湯口Faは和風浴槽2の側壁に設置されてお
り、電磁バルブFb、減圧バルブFcを介して給湯
器FdとパイプFeで接続し自動給湯装置Fを構成
している。この自動給湯装置Fは、入浴に際して
洋風浴槽1、和風浴槽2に所定の温度で定量の給
湯を行ない、浴用水の水位の低下に対応して補給
給湯を行なうものである。
入浴液供給口Gaは前記上端縁22付近に設置
されており、吸揚ポンプGbを介して薬液を貯溜
したタンクGcにパイプGdで接続し入浴液供給装
置Gを構成している。この入浴液供給装置Gは、
洋風浴槽1、和風浴槽2に定量給湯された浴用水
に対し必要に応じ入浴液を添加供給するものであ
る。
これ等各装置は第11図に示すようにコントロ
ーラ7と電気的に連係しており、和風浴槽2のア
ームレスト26の上方の上端縁22に埋設するよ
うに設置されコントローラ7と接続した操作パネ
ル8の操作によつて制御されるようになつている
ことから、入浴を快適かつ簡単に行なうことがで
きる。なお、前記各装置の操作部である操作パネ
ル8の設置位置を和風浴槽2に近接した箇所に設
定してあるため、和風浴槽2に入浴しながら各種
操作を容易に行なうことができる。
さらに、この実施例では、洗場3にユニツト
9、洗場床洗浄シヤワー口Ffが設けられている。
ユニツト9は洗場3側の前記操作パネル8に近
接した位置に設けられ、第9図に示すように裏面
にミラー91が取付けられた開閉自在な蓋92と
この蓋92によつて開閉されるボツクス93とか
らなる。ボツクス93内には、シヤンプーやリン
ス等の浴用小物類を入れるダストケース94、操
作パネル8′、シヤワーノズルFg、給湯スパウト
Fh、石鹸液等の洗浄液供給スパウトHaが収納さ
れている。シヤワーノズルFg、給湯スパウトFh
は洗場3側へ引出しまたは回動自在であり、前記
自動給湯装置Fの給湯器Fdと電磁バルブFb′、減
圧バルブFc′を介してパイプFe′で接続されてお
り、前記操作パネル8′で操作されるようになつ
ている。洗浄液供給スパウトHaは前記給湯スパ
ウトFhの下方で洗場3側へ回動自在であり、吸
揚ポンプHbを介して石鹸液等の洗浄液を貯溜し
たタンクHcにパイプHdで接続し洗浄液供給装置
Hを構成している。洗浄液供給装置Hは、洗場3
での身体の洗浄の際に必要に応じ洗浄液を供給す
るものである。
洗場床洗浄シヤワー口Ffは第8図に示すよう
に前記ヘツドレスト34の下側に斜め下方へ向け
て洗場3の底壁32に敷設したマツト33の表面
洗浄のための湯を吐出するようになつており、前
記自動給湯装置Fの給湯器Fdと電磁バルブFb″、
減圧バルブFc″を介してパイプFe″で接続されて
おり、前記操作パネル8′で操作されるようにな
つている。
これ等各装置は第11図に示すようにコントロ
ーラ7′と電気的に連係しており、洗場3に近接
して設置されコントローラ7′と接続した操作パ
ネル8′の操作によつて制御されるようになつて
いることから、身体の洗浄やシヤワー浴等を快適
かつ簡単に行なうことができる。なお、前記各装
置の操作部である操作パネル8′の設置位置を洗
場3に近接した箇所に選定してあるため、洗場3
から各種操作を容易に行なうことができる。
以上、図示した実施例の外に、洋風浴槽1、和
風浴槽2の配置角度等は任意であり、また洋風浴
槽1にも各種の装置を付設する実施例も可能であ
る。さらに、洋風浴槽1、和風浴槽2を夫々二槽
以上組み合せる実施例とすることもできる。
(考案の効果) 以上のように本考案に係る浴槽装置は、洋風浴
槽、和風浴槽、洗場が隣接して一体的に設置され
ているため、アイランド型浴槽装置の開放的長所
が維持されつつ、身体の洗浄を浴槽外で行なう我
国の入浴習慣に適応することができ使用勝手が良
好となる効果がある。
また、付設される各種装置の操作部が和風浴
槽、洗場に近接した箇所に夫々設置され手短なた
め、各種装置の操作が簡便化される効果がある。
さらに、洋風浴槽、和風浴槽、洗場が隣接して
一体的に設置されていること、および、洋風浴
槽、和風浴槽の一部が共有化されていることか
ら、装置がコンパクト化され設置スペースが削減
される効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る浴槽装置の実施例を示す
平面図、第2図は第1図のイ−イ線断面図、第3
図は第1図のロ−ロ線断面図、第4図は第1図の
ハ−ハ線断面図、第5図は第4図の要部の拡大斜
視図、第6図は第1図のニ−ニ線断面図、第7図
は第1図のホ−ホ線断面図、第8図は第6図の要
部拡大断面図、第9図は第1図の要部拡大斜視
図、第10図は第9図のヘ−ヘ線断面図、第11
図は浴槽等に付設された各装置の制御図である。 1……洋風浴槽、2……和風浴槽、3……洗
場、A,B……入浴者。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 比較的浅底の洋風浴槽と比較的深底の和風浴槽
    と洗場とが一体的に設置され、入浴者が洋風浴
    槽、和風浴槽の双方から洗場に股いで出入できる
    ように洋風浴槽、和風浴槽、洗場を隣接配置して
    なり、かつ、洋風浴槽と和風浴槽との入浴者の脚
    部が収納される部分を共有化し、浴槽に付設され
    る給湯装置等の操作部を浴槽に近接して設けると
    共に、洗場に付設される給湯装置等の操作部を洗
    場に近接して設けてなる浴槽装置。
JP8242287U 1987-05-28 1987-05-28 Expired JPH044627Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8242287U JPH044627Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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JP8242287U JPH044627Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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Publication Number Publication Date
JPS63189081U JPS63189081U (ja) 1988-12-05
JPH044627Y2 true JPH044627Y2 (ja) 1992-02-10

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