JPH0720606Y2 - コマンドスイッチ機構 - Google Patents

コマンドスイッチ機構

Info

Publication number
JPH0720606Y2
JPH0720606Y2 JP11278191U JP11278191U JPH0720606Y2 JP H0720606 Y2 JPH0720606 Y2 JP H0720606Y2 JP 11278191 U JP11278191 U JP 11278191U JP 11278191 U JP11278191 U JP 11278191U JP H0720606 Y2 JPH0720606 Y2 JP H0720606Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
insulator
command
outer conductor
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11278191U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0569684U (ja
Inventor
博志 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stack Electronics Co Ltd
Original Assignee
Stack Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stack Electronics Co Ltd filed Critical Stack Electronics Co Ltd
Priority to JP11278191U priority Critical patent/JPH0720606Y2/ja
Publication of JPH0569684U publication Critical patent/JPH0569684U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0720606Y2 publication Critical patent/JPH0720606Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はプローブボディー側でオ
ッシロスコープにコマンド信号を送るためのコマンドス
イッチ機構にかかる。
【0002】
【従来の技術】プローブボディー内でケーブルを組立て
る手前の部分でケーブル外皮に切目を入れ、そこからコ
マンド用信号線をケーブルの外に出し、これにスイッチ
機構を組付けている。そして、その後に検出用信号線の
組付けを行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】プローブボディー部
で、コマンド用信号線とスイッチ機構の組付け、及び検
出用信号線の組付けを別個に行っているため、その作業
は大変困難で、面倒となっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案にかかるコマンド
スイッチ機構は外部被覆、外部導体、栓体、及びコンタ
クト集合体を有している。この外部被覆は樹脂製の筒状
でスイッチ釦を備えている。また、外部導体は筒状で、
この外部被覆と所定位置で密接に嵌合し、外部被覆のス
イッチ釦に連動してこの外部導体内へ入り込める接極子
を備えている。栓体は絶縁材製で外部導体の一端部に密
接に嵌合し、軸線と平行の二つの貫通孔を有している。
【0005】また、コンタクト集合体はコマンド用コン
タクト、検出用コンタクト、絶縁体を有している。コマ
ンド用及び検出用のコンタクトは互いに平行で各他端側
で絶縁体と共に一体化され、コマンド用コンタクトは絶
縁体内に終端を有し、検出用コンタクトは絶縁体内で向
きを変えその他端部が絶縁体の軸線上で外部へ突出し、
絶縁体は外部導体内の所定位置に密接に嵌合している。
そして、二芯同軸ケーブルのコマンド用及び検出用信号
線の各中心導体は、栓体の各別の貫通孔に一端側から挿
通され、他端から各貫通孔に圧入された各別のコンタク
トと導通を保ち、コマンド用コンタクトが接極子の移動
通路上に臨出している。
【0006】前記のコンタクト集合体は、各コンタクト
の絶縁体と反対側にも絶縁体を備えており、この絶縁体
は各コンタクト端部を外方へ突出させた状態で両コンタ
クトを一体に包み、かつ外部導体と所定位置で密接に嵌
合していてもよい。
【0007】
【作用】二芯同軸ケーブルの検出用信号線の中心導体を
栓体の一方の貫通孔に挿通し、コマンド用信号線の中心
導体を栓体の他方の貫通孔に挿通する。コンタクト集合
体のコマンド用コンタクトをコマンド用信号線の中心導
体が貫挿されている他方の貫通孔に二芯同軸ケーブル側
と反対側から圧入する。同時に検出用コンタクトを検出
用信号線の中心導体が貫挿されている一方の貫通孔に圧
入する。これで各中心導体と各コンタクトが導通状態と
なる。
【0008】次に、外部被覆内に嵌合した外部導体の一
端開口から、コンタクト集合体を所定位置まで挿入す
る。この際コマンド用コンタクトが外部導体の接極子の
揺動通路上に臨むように位置させる。これでコマンドス
イッチ機構が完成する。外部被覆のスイッチ釦を押し込
めば、外部導体の接極子が連動してコマンド用コンタク
トに接触する。これで、補償ボックス部のリードアウト
抵抗が短絡され、抵抗値の変化をオッシロスコープで検
知して信号として動作する。
【0009】
【実施例】1は外部被覆、2は外部導体、3は栓体、4
はコンタクト集合体である。外部被覆1は樹脂製で筒状
となっており、三方を切り欠いて形成したスイッチ釦5
を備えている。外部導体2は筒状で、外部被覆1と所定
位置で密接に嵌合しており、スイッチ釦5に連動してこ
の外部導体2内へ入り込める接極子6を備えている。栓
体3は絶縁材製で、外部導体2の一端部に密接に嵌合し
ている。そして、この栓体3はその軸線と平行に二つの
貫通孔7と8を有している。
【0010】コンタクト集合体4はコマンド用コンタク
ト9、検出用コンタクト10、及び絶縁体11を有して
いる。コマンド用コンタクト9と検出用コンタクト10
は互いに平行で、各他端側で絶縁体11と共にモールド
成形されて一体化されている。そして、コマンド用コン
タクト9はこの絶縁体11内に終端12を有している。
また、検出用コンタクト10は絶縁体11内で向きを変
え、その他端部13が絶縁体11の軸線上で外部へ突出
している。この絶縁体11は、通常のように位置定め用
の段面14と15により、外部導体2内の所定位置に、
密接に嵌合している。
【0011】二芯同軸ケーブル17のコマンド用信号線
18の中心導体19は栓体3の貫通孔7に一端側から挿
通され、検出用信号線20の中心導体21は栓体3の貫
通孔8に同じく一端側から挿通される。また、コマンド
用コンタクト9は貫通孔7に他端側から圧入され、中心
導体19と圧着して導通を保つ。そして、検出用コンタ
クト10は貫通孔8に同じく他端側から圧入され、中心
導体21と圧着して導通を保つ。このコマンド用コンタ
クト9は接極子6の移動通路上に臨出している。
【0012】コンタクト集合体4は絶縁体11と反対側
にも絶縁体31を備えている。この絶縁体は、各コンタ
クト9と10の端部32と33を外方へ突出させた状態
で両コンタクト9及び10をモールド形成により一体に
包み込んでいる。この絶縁体31は、通常のように位置
定め用の段面34と35により、外部導体2内の所定位
置に、密接に嵌合している。そして、この絶縁体31と
栓体3が外周端面同志で当接している。
【0013】41は通常の取付金具で筒状となってお
り、他端の開口42に栓体3が嵌合する。そして、その
一端の外周に、二芯同軸ケーブル17の外部導体43
が、外部被覆44の端部を包むように外部へ折り返され
た状態で嵌め込まれ、その外側に嵌めたフェルール45
をかしめることにより、二芯同軸ケーブル17が取付金
具41に連結される。そして、この取付金具41を外部
導体2にのその一端の開口46を通して圧嵌することに
より、外部導体2と二芯同軸ケーブル17が緊く連結さ
れる。47はフェルール45の外面を覆う弾性被覆であ
る。
【0014】コマンド用信号線18の中心導体19と検
出用信号線20の中心導体21を露出させて取付金具4
1から突出させる。栓体3を、貫通孔7に中心導体19
が通りかつ貫通孔8に中心導体21が通るようにして、
取付金具41に嵌合する。各中心導体19と21を孔壁
面に沿わせるようにして、コンタクト集合体4のコマン
ド用コンタクト9の端部32を貫通孔7に、また検出用
コンタクト10の端部33を貫通孔8に、それぞれ圧入
する。これで各中心導体と各コンタクトの導通が完成す
る。
【0015】このコンタクト集合体4を外部導体2に一
端側から所定位置まで挿入する。この際、コマンド用コ
ンタクト9を接極子6の揺動通路上に臨出させる。この
状態で、外部導体2は取付金具41を介して二芯同軸ケ
ーブル17の外部導体43と導通する。このコマンドス
イッチ機構の検出用コンタクト10の他端部13側にプ
ローブを接続し、二芯同軸ケーブル17をオッシロスコ
ープに接続する。プローブによる信号検出中にスイッチ
釦5を押せば、接極子6がコマンド用コンタクト9に接
触し、アース抵抗が短絡する。オッシロスコープでその
抵抗値の変化を検知し、信号として動作する。
【0016】
【考案の効果】本考案によれば、コマンド用コンタク
ト、検出用コンタクト及び絶縁体を有するコンタクト集
合体を採用し、コマンド用コンタクトの終端を絶縁体内
に設けると共に、検出用コンタクトを絶縁体内で向きを
変えてその他端部を軸線上で外方へ突出させ、外部導体
の接極子をこのコマンド用コンタクトと断続させるよう
にしたので、スイッチ機構を内在させることができ、小
型化を可能にできる。請求項2によれば、両コンタクト
は両端部を絶縁体で支持されるので、栓体の貫通孔への
嵌入を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるコマンドスイッチ機構の具体例
を示す切断側面図である。
【図2】図1の2−2線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 外部被覆 2 外部導体 3 栓体 4 コンタクト集合体 5 スイッチ釦 6 接極子 7 貫通孔 8 貫通孔 9 コマンド用コンタクト 10 検出用コンタクト 11 絶縁体 12 終端 13 他端部 17 二芯同軸ケーブル 18 コマンド用信号線 19 中心導体 20 検出用信号線 21 中心導体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部被覆(1)、 外部導体(2)、栓体(3)、
    及びコンタクト集合体(4)を有し、 外部被覆(1)は樹脂製の筒状でスイッチ釦(5)を備え、 外部導体(2)は筒状で、この外部被覆(1)と所定位置で密
    接に嵌合し、外部被覆(1)のスイッチ釦(5)に連動してこ
    の外部導体(2)内へ入り込める接極子(6)を備え、 栓体
    (3)は絶縁材製で外部導体(2)の一端部に密接に嵌合し、
    軸線と平行の二つの貫通孔(7,8)を有し、 コンタクト集合体(4)はコマンド用コンタクト(9)、検出
    用コンタクト(10)、絶縁体(11)を有し、 コマンド用及び検出用のコンタクト(9,10)は互いに平行
    で各他端側で絶縁体(11)と共に一体化され、コマンド用
    コンタクト(9) は絶縁体(11)内に終端(12)を有し、検出
    用コンタクト(10)は絶縁体(11)内で向きを変えその他端
    部(13)が絶縁体(11)の軸線上で外部へ突出し、絶縁体(1
    1)は外部導体(2) 内の所定位置に密接に嵌合し、 二芯同軸ケーブル(17)のコマンド用及び検出用信号線(1
    8,20)の各中心導体(19,21)は、栓体(3)の各別の貫通孔
    (7,8)に一端側から挿通され、他端から各貫通孔(7,8)
    に圧入された各別のコンタクト(9,10)と導通を保ち、コ
    マンド用コンタクト(9)が接極子(6)の移動通路上に臨出
    していることを特徴とするコマンドスイッチ機構。
  2. 【請求項2】 該コンタクト集合体(4)は、各コンタク
    ト(9,10)の絶縁体(11) と反対側にも絶縁体(31)を備え
    ており、この絶縁体(31)は各コンタクト(9,10)の端部(3
    2,33) を外方へ突出させた状態で両コンタクト(9,10)を
    一体に包み、かつ外部導体(2) と所定位置で密接に嵌合
    している請求項1に記載のコマンドスイッチ機構。
JP11278191U 1991-12-27 1991-12-27 コマンドスイッチ機構 Expired - Lifetime JPH0720606Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11278191U JPH0720606Y2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 コマンドスイッチ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11278191U JPH0720606Y2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 コマンドスイッチ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0569684U JPH0569684U (ja) 1993-09-21
JPH0720606Y2 true JPH0720606Y2 (ja) 1995-05-15

Family

ID=14595342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11278191U Expired - Lifetime JPH0720606Y2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 コマンドスイッチ機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0720606Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102174427B1 (ko) * 2019-04-22 2020-11-05 리노공업주식회사 검사장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0569684U (ja) 1993-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0720606Y2 (ja) コマンドスイッチ機構
JPH04319275A (ja) 差込みコネクタ
JPS6134760Y2 (ja)
JPH0135419Y2 (ja)
JP2001264350A (ja) 回転検出センサ
JPH028384Y2 (ja)
JPS6035898Y2 (ja) 回転検出装置
JPH0214260U (ja)
JPH0212699Y2 (ja)
JPH0329893Y2 (ja)
JPH0119823Y2 (ja)
JPH0112386Y2 (ja)
JPH0628790Y2 (ja) 終端抵抗取付形コネクタ
JP2002008792A (ja) シールドコネクタ
JP2554728Y2 (ja) ケーブルコネクタの端部絶縁装置
JPS6033634Y2 (ja) Uhfチュ−ナのアンテナ装置
JPS639256Y2 (ja)
JPH081581Y2 (ja) ノイズ防止用コネクター
JPH03699Y2 (ja)
JPH083982Y2 (ja) 電気コネクタ
JPH028346Y2 (ja)
JPS6031182Y2 (ja) プラグアダプタ
JPS601497Y2 (ja) 同軸プラグ
JPH0351904Y2 (ja)
JPS6125141Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term