JPH0720503Y2 - レジスタ - Google Patents
レジスタInfo
- Publication number
- JPH0720503Y2 JPH0720503Y2 JP1988161056U JP16105688U JPH0720503Y2 JP H0720503 Y2 JPH0720503 Y2 JP H0720503Y2 JP 1988161056 U JP1988161056 U JP 1988161056U JP 16105688 U JP16105688 U JP 16105688U JP H0720503 Y2 JPH0720503 Y2 JP H0720503Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- barrel
- ventilation
- register
- bezel
- rotated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、主として自動車等の空調用レジスタ、特にベ
ゼル内のバレルの回動によって風向きを変更することの
できるバレルタイプのレジスタに関するものである。
ゼル内のバレルの回動によって風向きを変更することの
できるバレルタイプのレジスタに関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のバレルタイプのレジスタには、例えば第
6,7図に示すものがある。このレジスタは、ほぼ四角筒
状の通風路51を有するベゼル50内に、バレル52が支軸53
を介して回動可能に支持されている。なお、バレル52の
吹出側の端部には、水平状の固定ブレード54が所定間隔
をもって平行状に架設されている。
6,7図に示すものがある。このレジスタは、ほぼ四角筒
状の通風路51を有するベゼル50内に、バレル52が支軸53
を介して回動可能に支持されている。なお、バレル52の
吹出側の端部には、水平状の固定ブレード54が所定間隔
をもって平行状に架設されている。
バレル52内には、適数枚の可動ブレード55の上下の突出
軸56が回動可能に取付けられている。可動ブレード55
は、所定間隔をもって平行状に配設される。さらに可動
ブレード55の下端の連結ピン57が連結棒58に回動可能に
取付けられている。なお可動ブレード55のいずれか1つ
につまみ部59が形成されている。
軸56が回動可能に取付けられている。可動ブレード55
は、所定間隔をもって平行状に配設される。さらに可動
ブレード55の下端の連結ピン57が連結棒58に回動可能に
取付けられている。なお可動ブレード55のいずれか1つ
につまみ部59が形成されている。
前記レジスタにおいて、可動ブレード55のつまみ部59を
上下方向に操作すると、バレル52が支軸53を中心として
回動され、ベゼル50の通風路51を通過する通風の風向き
が上下方向に変更される。また、つまみ部59を左右方向
に操作すると、そのつまみ部59を有する可動ブレード55
が突出軸56を中心として回動されるに伴い、連結棒58を
介して全可動ブレード55が同時に回動され、前記通風の
風向きが左右方向に変更される。
上下方向に操作すると、バレル52が支軸53を中心として
回動され、ベゼル50の通風路51を通過する通風の風向き
が上下方向に変更される。また、つまみ部59を左右方向
に操作すると、そのつまみ部59を有する可動ブレード55
が突出軸56を中心として回動されるに伴い、連結棒58を
介して全可動ブレード55が同時に回動され、前記通風の
風向きが左右方向に変更される。
[考案が解決しようとする課題] 前記レジスタにおいて、バレル52を支軸53を中心に回動
させて風向きを変更させた場合、例えば上向きに変更さ
せると、第8図に示すように、バレル52の反吹出側の上
端縁部60がベゼル50の通風路51に突出し、同通風路51を
遮る状態となる。これと反対に、風向きを下向きに変更
させると、バレル52の反吹出側の下端縁部61がベゼル50
の通風路51に突出して同通風路51を遮る状態となる。
させて風向きを変更させた場合、例えば上向きに変更さ
せると、第8図に示すように、バレル52の反吹出側の上
端縁部60がベゼル50の通風路51に突出し、同通風路51を
遮る状態となる。これと反対に、風向きを下向きに変更
させると、バレル52の反吹出側の下端縁部61がベゼル50
の通風路51に突出して同通風路51を遮る状態となる。
従って、バレル52の端縁部60(61)が通風抵抗となっ
て、第8図に矢印で示すように通風の流れの一部が妨げ
られる。このため、風切り音が増加すると共に、通風の
指向性が悪化される。
て、第8図に矢印で示すように通風の流れの一部が妨げ
られる。このため、風切り音が増加すると共に、通風の
指向性が悪化される。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決する本考案のレジスタは、ベゼル内のバ
レルの回動によって風向きを変更することのできるバレ
ルタイプのレジスタにおいて、前記バレルの反吹出側の
端縁部にバレルの回動時の通気抵抗を減少させるための
切欠部を所定間隔毎に形成し、前記端縁部をほぼ櫛歯状
に形成してなるものである。
レルの回動によって風向きを変更することのできるバレ
ルタイプのレジスタにおいて、前記バレルの反吹出側の
端縁部にバレルの回動時の通気抵抗を減少させるための
切欠部を所定間隔毎に形成し、前記端縁部をほぼ櫛歯状
に形成してなるものである。
[作用] 上記した手段によれば、バレルの反吹出側の端縁部に切
欠部が形成されていることにより、バレルの回動時にお
ける前記端縁部による通風抵抗が減少される。
欠部が形成されていることにより、バレルの回動時にお
ける前記端縁部による通風抵抗が減少される。
また前記切欠部を所定間隔毎に形成し、前記端縁部をほ
ぼ櫛歯状に形成したことによって、その端縁部がバレル
の非回動時すなわち前向きの風向きの場合における通風
の整流作用を果たす。
ぼ櫛歯状に形成したことによって、その端縁部がバレル
の非回動時すなわち前向きの風向きの場合における通風
の整流作用を果たす。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について第1〜5図にしたがっ
て説明する。
て説明する。
レジスタを断面図で示した第1図、その分解斜視図を示
した第2図において、ほぼ四角筒状の通風路2を有する
ベゼル1は、主体1aと、その先端面に結合された前面枠
1bとからなる。ベゼル1の主体1aの左右側面には、同一
軸線をなす軸孔3が形成されている。また、ベゼル1の
前部上下面には、円弧状断面の凹部4が前記主体1aと前
面枠1bに跨って形成されている。
した第2図において、ほぼ四角筒状の通風路2を有する
ベゼル1は、主体1aと、その先端面に結合された前面枠
1bとからなる。ベゼル1の主体1aの左右側面には、同一
軸線をなす軸孔3が形成されている。また、ベゼル1の
前部上下面には、円弧状断面の凹部4が前記主体1aと前
面枠1bに跨って形成されている。
ベゼル1内に設けられるバレル6の両側面には支軸7が
突設されている。支軸7は、ベゼル1の軸孔3に回動可
能に支持されている。バレル6の上下端部は、前記ベゼ
ル1の凹部4に嵌り合う状態で位置される。
突設されている。支軸7は、ベゼル1の軸孔3に回動可
能に支持されている。バレル6の上下端部は、前記ベゼ
ル1の凹部4に嵌り合う状態で位置される。
バレル6の吹出側の後端部には、水平状の固定ブレード
8が所定間隔をもって平行状に架設されている。
8が所定間隔をもって平行状に架設されている。
バレル6内には、適数枚の可動ブレード9の上下の突出
軸10が回動可能に取付けられている。可動ブレード9
は、所定間隔をもって平行状に配設されている。さらに
可動ブレード9の下端の連結ピン11は、連結棒12に回動
可能に取付けられている。
軸10が回動可能に取付けられている。可動ブレード9
は、所定間隔をもって平行状に配設されている。さらに
可動ブレード9の下端の連結ピン11は、連結棒12に回動
可能に取付けられている。
また、全可動ブレード9のうち、中央部に位置する可動
ブレード9につまみ部13が形成されている。
ブレード9につまみ部13が形成されている。
しかして、前記バレル6の反吹出側の上下端縁部15,16
には、複数の切欠部17が所定間隔毎に形成されている。
には、複数の切欠部17が所定間隔毎に形成されている。
これにより、上下端縁部15,16がほぼ櫛歯状に形成され
ている。
ている。
なお本例のレジスタは、自動車のインストルメントパネ
ル等に装着される。
ル等に装着される。
前記レジスタにおいて、可動ブレード9のつまみ部13を
上下方向に操作すると、バレル6が支軸7を中心として
回動され、ベゼル1の通風路2を通過する通風の風向き
が上下方向に変更される。
上下方向に操作すると、バレル6が支軸7を中心として
回動され、ベゼル1の通風路2を通過する通風の風向き
が上下方向に変更される。
また、前記つまみ部13を左右方向に操作すると、そのつ
まみ部13を有する可動ブレード9が突出軸10を中心とし
て回動されるに伴い、連結棒12を介して全可動ブレード
9が同時に回動され、前記通風の風向きが左右方向に変
更される。
まみ部13を有する可動ブレード9が突出軸10を中心とし
て回動されるに伴い、連結棒12を介して全可動ブレード
9が同時に回動され、前記通風の風向きが左右方向に変
更される。
そして、前記風向きが前向きの場合は、第3図に矢印で
示すように、通風の流れはスムーズである。
示すように、通風の流れはスムーズである。
ときに、バレル6を回動させて風向きを上向きに変更さ
せた場合は、第4図に示すように、バレル6の反吹出側
の上端縁部15がベゼル1の通風路2に突出し、同通風路
2を遮る状態となる。しかし、前記バレル6の端縁部15
に切欠部17が設けられているため、その上端縁部15によ
る通風抵抗は、切欠部17がない場合によりも減少される
ことになる。従って、同図に矢印で示すように、通風の
流れはバレル6の上端縁部15によってほとんど妨げられ
ることなくスムーズに流れるため、従来のものに比し、
風切り音が低減されると共に通風の指向性も向上され
る。
せた場合は、第4図に示すように、バレル6の反吹出側
の上端縁部15がベゼル1の通風路2に突出し、同通風路
2を遮る状態となる。しかし、前記バレル6の端縁部15
に切欠部17が設けられているため、その上端縁部15によ
る通風抵抗は、切欠部17がない場合によりも減少される
ことになる。従って、同図に矢印で示すように、通風の
流れはバレル6の上端縁部15によってほとんど妨げられ
ることなくスムーズに流れるため、従来のものに比し、
風切り音が低減されると共に通風の指向性も向上され
る。
また、バレル6を回動させて風向きを下向きに変更させ
た場合は、第5図に示すように、バレル6の反吹出側の
下端縁部6がベゼル1の通風路2に突出し、同通風路2
を遮る状態となる。しかし、バレル6の端縁部16に切欠
部17が設けられているため、これまた前記上向きの風向
きの場合と同様の作用効果が得られる。
た場合は、第5図に示すように、バレル6の反吹出側の
下端縁部6がベゼル1の通風路2に突出し、同通風路2
を遮る状態となる。しかし、バレル6の端縁部16に切欠
部17が設けられているため、これまた前記上向きの風向
きの場合と同様の作用効果が得られる。
またバレル6の端縁部15,16をほぼ櫛歯状に形成したこ
とによって、バレルの非回動時すなわち第3図に示すよ
うな前向きの風向きの場合における通風に対しての整流
作用が得られる。
とによって、バレルの非回動時すなわち第3図に示すよ
うな前向きの風向きの場合における通風に対しての整流
作用が得られる。
[考案の効果] 本考案によれば、バレルの反吹出側の端縁部に切欠部が
形成されていることにより、バレルの回動時における前
記端縁部による通風抵抗が減少されるため、従来のもの
に比し、風切り音が低減されると共に、通風の指向性が
向上される。
形成されていることにより、バレルの回動時における前
記端縁部による通風抵抗が減少されるため、従来のもの
に比し、風切り音が低減されると共に、通風の指向性が
向上される。
また、前記端縁部をほぼ櫛歯状に形成したことによっ
て、バレルの非回動時すなわち前向きの風向きの場合に
おける通風に対する整流効果が得られる。このため、バ
レルの非回動時の整流効果を最低限確保しながらもバレ
ルの回動時の通風抵抗を減少することが可能である。
て、バレルの非回動時すなわち前向きの風向きの場合に
おける通風に対する整流効果が得られる。このため、バ
レルの非回動時の整流効果を最低限確保しながらもバレ
ルの回動時の通風抵抗を減少することが可能である。
第1〜5図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
レジスタの断面図、第2図は同分解斜視図、第3〜5図
はそれぞれ通風の流れを説明するレジスタの断面図であ
る。第6〜8図は従来例を示すもので、第6図はレジス
タの断面図、第7図は同分解斜視図、第8図は通風の流
れを説明するレジスタの断面図である。 1…ベゼル 6…バレル 15,16…端縁部 17…切欠部
レジスタの断面図、第2図は同分解斜視図、第3〜5図
はそれぞれ通風の流れを説明するレジスタの断面図であ
る。第6〜8図は従来例を示すもので、第6図はレジス
タの断面図、第7図は同分解斜視図、第8図は通風の流
れを説明するレジスタの断面図である。 1…ベゼル 6…バレル 15,16…端縁部 17…切欠部
Claims (1)
- 【請求項1】ベゼル内のバレルの回動によって風向きを
変更することのできるバレルタイプのレジスタにおい
て、前記バレルの反吹出側の端縁部にバレルの回動時の
通気抵抗を減少させるための切欠部を所定間隔毎に形成
し、前記端縁部をほぼ櫛歯状に形成してなるレジスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988161056U JPH0720503Y2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | レジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988161056U JPH0720503Y2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | レジスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0281347U JPH0281347U (ja) | 1990-06-22 |
JPH0720503Y2 true JPH0720503Y2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=31443668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988161056U Expired - Lifetime JPH0720503Y2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | レジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720503Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013180593A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Nippon Plast Co Ltd | 風向調整装置 |
JP6421743B2 (ja) * | 2015-11-30 | 2018-11-14 | 豊田合成株式会社 | 空調用薄型レジスタ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5545217Y2 (ja) * | 1974-09-13 | 1980-10-23 |
-
1988
- 1988-12-12 JP JP1988161056U patent/JPH0720503Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0281347U (ja) | 1990-06-22 |
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