JP3151594B2 - 自動車用レジスタ - Google Patents
自動車用レジスタInfo
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- JP3151594B2 JP3151594B2 JP13533395A JP13533395A JP3151594B2 JP 3151594 B2 JP3151594 B2 JP 3151594B2 JP 13533395 A JP13533395 A JP 13533395A JP 13533395 A JP13533395 A JP 13533395A JP 3151594 B2 JP3151594 B2 JP 3151594B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車等の車両のベン
チレータに装着される自動車用レジスタに関するもので
ある。
チレータに装着される自動車用レジスタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の車両等において、ベンチレータ
から送風する際、その送風出口に設けられたレジスタに
よって送風方向等を調節し得るようになっている。図8
及び図9は、従来の自動車用レジスタの構成例を示して
いる。これらの図において、1は車両の室内適所に配置
されるベゼルであり、このベゼル1は、送風空気を送出
する送風口2を有すると共に、この送風口2付近がバレ
ル4のためのリテーナ部3として構成されている。バレ
ル4は、リテーナ部3内に装着・支持され、このリテー
ナ部3内で縦振りし得るようになっている。
から送風する際、その送風出口に設けられたレジスタに
よって送風方向等を調節し得るようになっている。図8
及び図9は、従来の自動車用レジスタの構成例を示して
いる。これらの図において、1は車両の室内適所に配置
されるベゼルであり、このベゼル1は、送風空気を送出
する送風口2を有すると共に、この送風口2付近がバレ
ル4のためのリテーナ部3として構成されている。バレ
ル4は、リテーナ部3内に装着・支持され、このリテー
ナ部3内で縦振りし得るようになっている。
【0003】バレル4は、図8に示されるように上下方
向に所定間隔をおいてそれぞれ水平配置された複数の横
フィン5を備えている。バレル4をリテーナ部3に装着
する場合、バレル4の両端の軸部6がリテーナ部3の軸
受孔7に嵌着される。このようにベゼル1のリテーナ部
3に回動可能に軸支されたバレル4は、該リテーナ部3
内で縦振りすることにより、送風口2から出される空気
の方向(上下方向)を調節するようになっている。
向に所定間隔をおいてそれぞれ水平配置された複数の横
フィン5を備えている。バレル4をリテーナ部3に装着
する場合、バレル4の両端の軸部6がリテーナ部3の軸
受孔7に嵌着される。このようにベゼル1のリテーナ部
3に回動可能に軸支されたバレル4は、該リテーナ部3
内で縦振りすることにより、送風口2から出される空気
の方向(上下方向)を調節するようになっている。
【0004】また図9に示されるように、バレル4には
鉛直軸のまわりに回動可能に複数の縦フィン8が装着さ
れ、この縦フィン8を回動させることによって送風口2
から出される空気の左右方向を調節するようになってい
る。縦フィン8は、ロッド9によって相互に連結されて
おり、回動に際して連動する。
鉛直軸のまわりに回動可能に複数の縦フィン8が装着さ
れ、この縦フィン8を回動させることによって送風口2
から出される空気の左右方向を調節するようになってい
る。縦フィン8は、ロッド9によって相互に連結されて
おり、回動に際して連動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動車用レジス
タにおいて、図10のようにほぼ水平に配置されている
バレル4を上方に回動させ、その回動角度を例えば図1
1に示すように約30°程度に設定することにより、送
風方向を30°上向きにすることができる。ところが、
この作動例の場合バレル4の上側部分が、図11のよう
にベゼル1内に形成される送風路へ入り込んでしまう。
このようにバレル4自体が送風を遮ってしまい、図中、
斜線により示されるような所謂、デッドスペースが生
じ、必ずしも高い送風効率を得ることができなかった。
タにおいて、図10のようにほぼ水平に配置されている
バレル4を上方に回動させ、その回動角度を例えば図1
1に示すように約30°程度に設定することにより、送
風方向を30°上向きにすることができる。ところが、
この作動例の場合バレル4の上側部分が、図11のよう
にベゼル1内に形成される送風路へ入り込んでしまう。
このようにバレル4自体が送風を遮ってしまい、図中、
斜線により示されるような所謂、デッドスペースが生
じ、必ずしも高い送風効率を得ることができなかった。
【0006】本発明は上記の点に鑑み、高い送風効率を
確保し、性能及び取扱性等を向上し得る自動車用レジス
タを提供することを目的とする。
確保し、性能及び取扱性等を向上し得る自動車用レジス
タを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用レジス
タは、ベゼルとリテーナとを接合して一体化することに
よりレジスタ本体を構成し、このレジスタ本体内を通っ
て送風口から出される送風空気を方向自在に調節し得る
ようになっているが、特に、前記接合部に形成された軸
受け部に回転可能に横架された回転軸と、この回転軸に
対して所定角度だけ傾斜して固定されると共に、相互に
平行に配置された複数の回転フィンと、を備えたもので
ある。
タは、ベゼルとリテーナとを接合して一体化することに
よりレジスタ本体を構成し、このレジスタ本体内を通っ
て送風口から出される送風空気を方向自在に調節し得る
ようになっているが、特に、前記接合部に形成された軸
受け部に回転可能に横架された回転軸と、この回転軸に
対して所定角度だけ傾斜して固定されると共に、相互に
平行に配置された複数の回転フィンと、を備えたもので
ある。
【0008】さらに、本発明の自動車用レジスタは、前
記回転軸を駆動操作するためのダイヤルを備え、このダ
イヤルは、前記送風口からの送風方向を表示する表示手
段を有し、前記ベゼルの側端部にダイヤルを収容するた
めの格納部が設けられ、この格納部からダイヤルの一部
が露出し、ダイヤルの露出部の回転操作により回転フィ
ンの傾斜角度を変化させると共に所望の送風方向を表示
し、これにより風向きを調節することを特徴としてい
る。
記回転軸を駆動操作するためのダイヤルを備え、このダ
イヤルは、前記送風口からの送風方向を表示する表示手
段を有し、前記ベゼルの側端部にダイヤルを収容するた
めの格納部が設けられ、この格納部からダイヤルの一部
が露出し、ダイヤルの露出部の回転操作により回転フィ
ンの傾斜角度を変化させると共に所望の送風方向を表示
し、これにより風向きを調節することを特徴としてい
る。
【0009】また、前記回転フィンは、円板状に形成さ
れ得る。
れ得る。
【0010】更に、本発明の自動車用レジスタは、前記
レジスタ本体の前記送風口にて、前記ベゼルと一体化し
た横フィンを備えている。
レジスタ本体の前記送風口にて、前記ベゼルと一体化し
た横フィンを備えている。
【0011】
【作用】本発明によれば、ベンチレータから送風されて
くる空気は、レジスタの送風口から送出される。このよ
うに送風される空気は、複数の回転フィンを通過する。
回転フィンは、好適には円板状に形成されるが、回転軸
に傾斜して取り付けられているため、その回転軸の回転
に応じて、レジスタ内の送風路に対しても左右方向及び
上下方向の傾斜角度が変化する。これにより、回転軸を
回転させるだけで、送風口から出される空気の送風方向
を自在に調節することができる。この場合、従来のよう
に送風方向を変えるためのバレルを必要とせず、従って
そのようなバレルが送風路を妨げることはなく、送風路
内で円滑で効率の良い空気流が形成される。
くる空気は、レジスタの送風口から送出される。このよ
うに送風される空気は、複数の回転フィンを通過する。
回転フィンは、好適には円板状に形成されるが、回転軸
に傾斜して取り付けられているため、その回転軸の回転
に応じて、レジスタ内の送風路に対しても左右方向及び
上下方向の傾斜角度が変化する。これにより、回転軸を
回転させるだけで、送風口から出される空気の送風方向
を自在に調節することができる。この場合、従来のよう
に送風方向を変えるためのバレルを必要とせず、従って
そのようなバレルが送風路を妨げることはなく、送風路
内で円滑で効率の良い空気流が形成される。
【0012】また、本発明によれば、回転フィンを取り
付けた回転軸を駆動操作するためのダイヤルを備えてい
る。このダイヤルの操作により簡単且つ的確に送風方向
の調節を行うことができる。また、このダイヤルは、送
風方向を表示する表示手段を有しているため、ダイヤル
操作が確実になる。さらに、レジスタ本体の送風口の横
フィンをベゼルと一体化することができるため、構成を
簡素化することができる。
付けた回転軸を駆動操作するためのダイヤルを備えてい
る。このダイヤルの操作により簡単且つ的確に送風方向
の調節を行うことができる。また、このダイヤルは、送
風方向を表示する表示手段を有しているため、ダイヤル
操作が確実になる。さらに、レジスタ本体の送風口の横
フィンをベゼルと一体化することができるため、構成を
簡素化することができる。
【0013】
【実施例】以下、図1乃至図7に基づき、本発明による
自動車用レジスタの好適な実施例を説明する。図1及び
図2は、本実施例におけるレジスタ10の全体構成例を
示している。図において、レジスタ本体11は、ベゼル
12とリテーナ13とを一体化することにより構成され
る。レジスタ本体11はまた、図示されていないベンチ
レータと連通しており、このレジスタ本体11内を通っ
てその送風口から出される空気の送風方向を自在に調節
し得るようになっている。
自動車用レジスタの好適な実施例を説明する。図1及び
図2は、本実施例におけるレジスタ10の全体構成例を
示している。図において、レジスタ本体11は、ベゼル
12とリテーナ13とを一体化することにより構成され
る。レジスタ本体11はまた、図示されていないベンチ
レータと連通しており、このレジスタ本体11内を通っ
てその送風口から出される空気の送風方向を自在に調節
し得るようになっている。
【0014】ベゼル12は送風口14を備え、またリテ
ーナ13は図2のように開放された概略箱型に形成され
ている。これらベゼル12及びリテーナ13を相互に突
き合わせるかたちで接合するが、その接合部にて回転軸
15を回転可能に支持するための軸受部16が形成され
る。回転軸15は、レジスタ本体11の送風口14付近
にて横架される。この回転軸15に対して所定角度だけ
傾斜して複数の回転フィン17を固定するが、各回転フ
ィン17は、回転軸15に対しては傾斜して取り付けら
れ、また相互に平行に配置される。回転フィン17は好
適には、円板状に形成される。
ーナ13は図2のように開放された概略箱型に形成され
ている。これらベゼル12及びリテーナ13を相互に突
き合わせるかたちで接合するが、その接合部にて回転軸
15を回転可能に支持するための軸受部16が形成され
る。回転軸15は、レジスタ本体11の送風口14付近
にて横架される。この回転軸15に対して所定角度だけ
傾斜して複数の回転フィン17を固定するが、各回転フ
ィン17は、回転軸15に対しては傾斜して取り付けら
れ、また相互に平行に配置される。回転フィン17は好
適には、円板状に形成される。
【0015】ベゼル12及びリテーナ13の接合部付近
は、図3(A)からも明らかなように内部に回転フィン
17を収納し得るように、それぞれの一部により円弧状
に幾分膨らんで形成されている。
は、図3(A)からも明らかなように内部に回転フィン
17を収納し得るように、それぞれの一部により円弧状
に幾分膨らんで形成されている。
【0016】回転軸15の一方の軸端部15aには、図
2のようにダイヤル18が取り付けられる。この場合、
軸端部15a及びこれが嵌入するダイヤル18の孔18
aをそれぞれ角形断面に形成し、両者を嵌合することが
できる。ベゼル12の側端部には、ダイヤル18を収容
するための格納部19が設けられる。格納部19に収容
されたダイヤル18は、図1に示されるようにその一部
が露出し、この露出部に対して手指等によって簡単に回
転操作することができる。また、ダイヤル18の周面に
は、送風口14からの送風方向を表示する表示手段20
が備えられている。この表示手段20としては、送風方
向を示す矢印等のマークを貼着等で付設したものであっ
てよい。
2のようにダイヤル18が取り付けられる。この場合、
軸端部15a及びこれが嵌入するダイヤル18の孔18
aをそれぞれ角形断面に形成し、両者を嵌合することが
できる。ベゼル12の側端部には、ダイヤル18を収容
するための格納部19が設けられる。格納部19に収容
されたダイヤル18は、図1に示されるようにその一部
が露出し、この露出部に対して手指等によって簡単に回
転操作することができる。また、ダイヤル18の周面に
は、送風口14からの送風方向を表示する表示手段20
が備えられている。この表示手段20としては、送風方
向を示す矢印等のマークを貼着等で付設したものであっ
てよい。
【0017】また、レジスタ本体11、即ちベゼル12
の送風口14にて、ベゼル12と一体化した横フィン2
1が設けられている。この横フィン21は、上下方向に
所定間隔をおいて複数段にそれぞれ水平配置され、横フ
ィン21相互間を通り抜ける空気を整流することができ
る。横フィン21は、ベゼル12と一体成形により形成
することができる。
の送風口14にて、ベゼル12と一体化した横フィン2
1が設けられている。この横フィン21は、上下方向に
所定間隔をおいて複数段にそれぞれ水平配置され、横フ
ィン21相互間を通り抜ける空気を整流することができ
る。横フィン21は、ベゼル12と一体成形により形成
することができる。
【0018】本発明のレジスタ10は上記のように構成
されており、次にその作用を説明する。なお、ここでは
典型的な作動例を説明するものとする。図3において、
レジスタ10内にはその長手方向に沿って送風路(矢印
F)が形成される。各回転フィン17は、送風路(図3
(B)においては紙面と垂直方向)と平行に配置され
る。従って、このとき送風口14から送風路に沿って真
っ直ぐな方向に送風することができる。また表示手段2
0は、その表示部20aにてこのときの送風方向を示し
ている。
されており、次にその作用を説明する。なお、ここでは
典型的な作動例を説明するものとする。図3において、
レジスタ10内にはその長手方向に沿って送風路(矢印
F)が形成される。各回転フィン17は、送風路(図3
(B)においては紙面と垂直方向)と平行に配置され
る。従って、このとき送風口14から送風路に沿って真
っ直ぐな方向に送風することができる。また表示手段2
0は、その表示部20aにてこのときの送風方向を示し
ている。
【0019】このような状態から送風方向を変化させる
場合、ダイヤル18を適宜回転させることにより行うこ
とができる。ここで、回転フィン17の回転状態の目安
を示すために、基準領域17aを考える(図3、斜線
部)。なお、図3では基準領域17aの回転角度として
θ=90°と設定するものとする。
場合、ダイヤル18を適宜回転させることにより行うこ
とができる。ここで、回転フィン17の回転状態の目安
を示すために、基準領域17aを考える(図3、斜線
部)。なお、図3では基準領域17aの回転角度として
θ=90°と設定するものとする。
【0020】次に、図4において、ダイヤル18の操作
によって回転フィン17を回転させることにより、θ=
30°に設定する。送風口14から出される送風空気
は、複数の回転フィン17を通過する際、その回転フィ
ン17によって送風方向が規制され、このθ=30°の
場合には送風口14から見て(図4(B))概略左上方
30°の方向に送風することができる。また表示手段2
0は、その表示部20bにてこのときの送風方向を示
す。
によって回転フィン17を回転させることにより、θ=
30°に設定する。送風口14から出される送風空気
は、複数の回転フィン17を通過する際、その回転フィ
ン17によって送風方向が規制され、このθ=30°の
場合には送風口14から見て(図4(B))概略左上方
30°の方向に送風することができる。また表示手段2
0は、その表示部20bにてこのときの送風方向を示
す。
【0021】さらに、図5及び図6において、ダイヤル
18の操作によって回転フィン17を図4の状態から更
に回転させることにより、θ=0°に設定する。このと
きに送風口14から出される送風空気は、上記と同様に
して回転フィン17を通過する際、送風方向が規制され
る。そして、この場合には送風口14から見て(図5
(B)及び図6参照)概略左40°の方向に送風するこ
とができる。また表示手段20は、その表示部20cに
てこのときの送風方向を示す。
18の操作によって回転フィン17を図4の状態から更
に回転させることにより、θ=0°に設定する。このと
きに送風口14から出される送風空気は、上記と同様に
して回転フィン17を通過する際、送風方向が規制され
る。そして、この場合には送風口14から見て(図5
(B)及び図6参照)概略左40°の方向に送風するこ
とができる。また表示手段20は、その表示部20cに
てこのときの送風方向を示す。
【0022】なお、ここで図7に示したように、格納部
19に収容されたダイヤル18は、露出部を手指等によ
って簡単に回転操作し得るように収容されており、また
表示手段20の各表示部20a,20b,20c..を
見易くなっている。
19に収容されたダイヤル18は、露出部を手指等によ
って簡単に回転操作し得るように収容されており、また
表示手段20の各表示部20a,20b,20c..を
見易くなっている。
【0023】このようにダイヤル18の操作により回転
軸15、従って回転フィン17を回転させるだけの簡単
な操作で、送風口14から出される空気の送風方向を自
在に調節することができる。この場合、従来のように送
風方向を変えるためのバレルを必要としないため、送風
路内で円滑で効率の良い空気流が形成される。また、こ
のように送風方向の調節を行う際、ダイヤル18の表示
手段20によって送風方向を正確に把握することがで
き、確実なダイヤル操作を行うことができる。
軸15、従って回転フィン17を回転させるだけの簡単
な操作で、送風口14から出される空気の送風方向を自
在に調節することができる。この場合、従来のように送
風方向を変えるためのバレルを必要としないため、送風
路内で円滑で効率の良い空気流が形成される。また、こ
のように送風方向の調節を行う際、ダイヤル18の表示
手段20によって送風方向を正確に把握することがで
き、確実なダイヤル操作を行うことができる。
【0024】上記実施例において、レジスタ10の動作
について、回転フィン17の一定の範囲の回転角度との
関係で説明したが、例えばθ=0°の状態(図5)から
更に回転フィン17を回転させることにより、その回転
角度に応じた送風方向に設定することができる。つま
り、回転フィン17を回転させることにより、送風口1
4から出される空気の送風方向を上下左右いずれの方向
にも自在に調節することができる。
について、回転フィン17の一定の範囲の回転角度との
関係で説明したが、例えばθ=0°の状態(図5)から
更に回転フィン17を回転させることにより、その回転
角度に応じた送風方向に設定することができる。つま
り、回転フィン17を回転させることにより、送風口1
4から出される空気の送風方向を上下左右いずれの方向
にも自在に調節することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
転フィンを回転させるだけの簡単な操作により、送風口
から出される空気の送風方向を所望の方向に自在に調節
することができる。その場合、ダイヤル操作によって簡
単に回転させることができ、取扱いが極めて容易であ
る。また、従来不可欠であったバレルを廃止することに
より、構造が簡素化されることに加え、そのようなバレ
ルが送風路を妨げることはなく、送風路内で円滑で効率
の良い空気流が形成される。更に、横フィンをベゼルと
一体化することにより、簡単な構成を実現することがで
きる。
転フィンを回転させるだけの簡単な操作により、送風口
から出される空気の送風方向を所望の方向に自在に調節
することができる。その場合、ダイヤル操作によって簡
単に回転させることができ、取扱いが極めて容易であ
る。また、従来不可欠であったバレルを廃止することに
より、構造が簡素化されることに加え、そのようなバレ
ルが送風路を妨げることはなく、送風路内で円滑で効率
の良い空気流が形成される。更に、横フィンをベゼルと
一体化することにより、簡単な構成を実現することがで
きる。
【図1】本発明の自動車用レジスタの実施例における外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図2】本発明の自動車用レジスタの実施例における分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図3】本発明の自動車用レジスタの作動例を説明する
(A)は縦断面図、(B)は正面図である。
(A)は縦断面図、(B)は正面図である。
【図4】本発明の自動車用レジスタの作動例を説明する
(A)は縦断面図、(B)は正面図である。
(A)は縦断面図、(B)は正面図である。
【図5】本発明の自動車用レジスタの作動例を説明する
(A)は縦断面図、(B)は正面図である。
(A)は縦断面図、(B)は正面図である。
【図6】本発明の自動車用レジスタの作動例を説明する
平断面図である。
平断面図である。
【図7】図6のA−A線に沿う断面図である。
【図8】従来の自動車用レジスタの外観斜視図である。
【図9】従来の自動車用レジスタの分解斜視図である。
【図10】従来の自動車用レジスタの作動例を説明する
縦断面図である。
縦断面図である。
【図11】従来の自動車用レジスタの作動例を説明する
縦断面図である。
縦断面図である。
10 レジスタ 11 レジスタ本体 12 ベゼル 13 リテーナ 14 送風口 15 回転軸 16 軸受部 17 回転フィン 18 ダイヤル 20 表示手段 21 横フィン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/34 F24F 13/10
Claims (3)
- 【請求項1】 ベゼルとリテーナとを接合して一体化す
ることによりレジスタ本体を構成し、このレジスタ本体
内を通って送風口から出される送風空気を方向自在に調
節し得るようにした自動車用レジスタであって、上記 レジスタ本体の送風口付近にて上記接合部に形成し
た軸受け部に回転可能に回転軸が横架され、 上記 回転軸に対して、複数の回転フィンが所定角度だけ
傾斜して固定されると共に、相互に平行に配置され、上記回転軸の一方の軸端部にダイヤルが取り付けられる
と共に、このダイヤルに上記送風口からの送風方向を表
示する表示手段が形成され、 上記ベゼルの側端部にダイヤルを収容するための格納部
が設けられ、この格納部からダイヤルの一部が露出して
おり、 上記ダイヤルの回転操作により回転フィンの傾斜角度を
変化させると共に所望の送風方向を表示し、これにより
風向きを調節する ことを特徴とする自動車用レジスタ。 - 【請求項2】 前記回転フィンは、円板状に形成されて
いることを特徴とする請求項1に記載の自動車用レジス
タ。 - 【請求項3】 前記レジスタ本体の前記送風口にて、前
記ベゼルと一体化した横フィンを備えていることを特徴
とする請求項1に記載の自動車用レジスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13533395A JP3151594B2 (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 自動車用レジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13533395A JP3151594B2 (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 自動車用レジスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08324234A JPH08324234A (ja) | 1996-12-10 |
JP3151594B2 true JP3151594B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=15149320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13533395A Expired - Fee Related JP3151594B2 (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 自動車用レジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3151594B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3865657B2 (ja) * | 2002-05-27 | 2007-01-10 | 西川化成株式会社 | 車両用空調吹出装置 |
JP6682236B2 (ja) * | 2015-04-28 | 2020-04-15 | 豊和化成株式会社 | 空気吹出装置及び当該空気吹出装置の集合体 |
JP6466776B2 (ja) * | 2015-05-11 | 2019-02-06 | 豊和化成株式会社 | 空気吹出装置 |
-
1995
- 1995-06-01 JP JP13533395A patent/JP3151594B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08324234A (ja) | 1996-12-10 |
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