JPH0682091A - 車両用空調吹出装置 - Google Patents
車両用空調吹出装置Info
- Publication number
- JPH0682091A JPH0682091A JP25356492A JP25356492A JPH0682091A JP H0682091 A JPH0682091 A JP H0682091A JP 25356492 A JP25356492 A JP 25356492A JP 25356492 A JP25356492 A JP 25356492A JP H0682091 A JPH0682091 A JP H0682091A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- blow
- housing
- allowed
- conditioning device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 吹出風の風向を自在に調節でき、部品点数お
よび組付工数を低減させ、インストルメントパネルの水
平面との調和をはかり、デザイン的にすぐれた車両用空
調吹出装置を提供する。 【構成】 水平ルーバー11と縦ルーバー13を前後に
固定した枠状のハウジング12により四角形の吹出口を
形成し、ハウジング12の上下又は左右に突軸19、1
9を設け、一方の突軸19に嵌合したスペーサ20を他
方の突軸19に嵌合したスペーサ20と前後逆方向に空
調ケース体14内の弧状ガイド21、21に沿って相対
的に摺動自在に備えている。
よび組付工数を低減させ、インストルメントパネルの水
平面との調和をはかり、デザイン的にすぐれた車両用空
調吹出装置を提供する。 【構成】 水平ルーバー11と縦ルーバー13を前後に
固定した枠状のハウジング12により四角形の吹出口を
形成し、ハウジング12の上下又は左右に突軸19、1
9を設け、一方の突軸19に嵌合したスペーサ20を他
方の突軸19に嵌合したスペーサ20と前後逆方向に空
調ケース体14内の弧状ガイド21、21に沿って相対
的に摺動自在に備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両のインストルメ
ントパネルに配設する空調吹出装置に関するものであ
る。
ントパネルに配設する空調吹出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車両のインストルメントパネル内
に収納し、インストルメントパネルの前面より吹き出す
車両用空調吹出装置の代表的なものは、図4に示すよう
に水平ルーバー1を前面に固定したハウジング2を水平
に軸架することにより、インストルメントパネルの水平
面と調和をはかり、デザイン的にすっきりしたものとな
っている。
に収納し、インストルメントパネルの前面より吹き出す
車両用空調吹出装置の代表的なものは、図4に示すよう
に水平ルーバー1を前面に固定したハウジング2を水平
に軸架することにより、インストルメントパネルの水平
面と調和をはかり、デザイン的にすっきりしたものとな
っている。
【0003】しかしながら吹出角度を自在に調整するた
めにハウジング2の後部に縦ルーバー3を構成する複数
の縦羽根3aを軸支し、リンク機構4によって連動さ
せ、前面に操作ノブ5を配設した構造となっている。こ
の空調吹出装置は、ハウウジング2を回動させることに
より吹出風を上下に変更させ、また操作ノブ5により縦
羽根3aを連動回動させることにより、吹出風を左右に
変更させるものである。
めにハウジング2の後部に縦ルーバー3を構成する複数
の縦羽根3aを軸支し、リンク機構4によって連動さ
せ、前面に操作ノブ5を配設した構造となっている。こ
の空調吹出装置は、ハウウジング2を回動させることに
より吹出風を上下に変更させ、また操作ノブ5により縦
羽根3aを連動回動させることにより、吹出風を左右に
変更させるものである。
【0004】また図5は実公昭53−29310号公報
に記載された空調吹出装置の分解斜視図で、円球状外枠
6内に同心円状翼7を有する円球状の吹出部材8を摺接
させ、吹出風の方向を自在に調節させるものである。
に記載された空調吹出装置の分解斜視図で、円球状外枠
6内に同心円状翼7を有する円球状の吹出部材8を摺接
させ、吹出風の方向を自在に調節させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用空調吹出
装置の前者のものは、縦羽根を連動回動させるための軸
支機構、リンク機構および操作ノブを必要とするため、
部品点数が多く組付工数も大きい等の問題があった。
装置の前者のものは、縦羽根を連動回動させるための軸
支機構、リンク機構および操作ノブを必要とするため、
部品点数が多く組付工数も大きい等の問題があった。
【0006】また従来の車両用空調吹出装置の後者のも
のは、円球状のため、インストルメントパネルの水平面
と調和をはかり難く、サイドベンチとしては採用できて
もセンターベンチとしては採用し難い等の問題があっ
た。
のは、円球状のため、インストルメントパネルの水平面
と調和をはかり難く、サイドベンチとしては採用できて
もセンターベンチとしては採用し難い等の問題があっ
た。
【0007】本発明は上記の問題点に鑑みなされたもの
で、吹出風の風向を自在に調節でき、部品点数および組
付工数を低減させ、インストルメントパネルの水平面と
の調和をはかり、デザイン的にすぐれた車両用空調吹出
装置を提供することを目的とする。
で、吹出風の風向を自在に調節でき、部品点数および組
付工数を低減させ、インストルメントパネルの水平面と
の調和をはかり、デザイン的にすぐれた車両用空調吹出
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る車両用空調吹出装置は、前面に水平ル
ーバーを、その後方に縦ルーバーをそれぞれ配設固定し
た枠状のハウジングを空調ケース体の前部に収納し、ほ
ぼ四角形の吹出口を形成し、上記ハウジングの上下又は
左右に突軸を設け、一方の突軸に嵌合したスペーサが他
方の突軸に嵌合したスペーサと前後逆方向に相対的に摺
動出来る一対の弧状ガイドを上記空調ケース体内に配設
したことを主要な構成としている。
に、本発明に係る車両用空調吹出装置は、前面に水平ル
ーバーを、その後方に縦ルーバーをそれぞれ配設固定し
た枠状のハウジングを空調ケース体の前部に収納し、ほ
ぼ四角形の吹出口を形成し、上記ハウジングの上下又は
左右に突軸を設け、一方の突軸に嵌合したスペーサが他
方の突軸に嵌合したスペーサと前後逆方向に相対的に摺
動出来る一対の弧状ガイドを上記空調ケース体内に配設
したことを主要な構成としている。
【0009】
【作用】この発明における車両用空調吹出装置は、水平
ルーバーと縦ルーバーとを配設固定した枠状のハウジン
グを空調ケース体内に収納し、ほぼ四角形の吹出口を形
成することにより、基本的にはインストルメントパネル
の水平面とよく調和した吹出装置を形成するが、突軸を
中心として枠状のハウジングを回動させたり、一対のス
ペーサを前後反対方向に弧状ガイドに沿って摺動させる
ことにより、吹出風の方向は上下、左右に自在に変更さ
れる。
ルーバーと縦ルーバーとを配設固定した枠状のハウジン
グを空調ケース体内に収納し、ほぼ四角形の吹出口を形
成することにより、基本的にはインストルメントパネル
の水平面とよく調和した吹出装置を形成するが、突軸を
中心として枠状のハウジングを回動させたり、一対のス
ペーサを前後反対方向に弧状ガイドに沿って摺動させる
ことにより、吹出風の方向は上下、左右に自在に変更さ
れる。
【0010】
実施例1 以下この発明の一実施例を図1ないし図3について説明
する。
する。
【0011】図1は全体の斜視図、図2は中心線に沿っ
て切断した側面図、図3は中心線に沿って切断した平面
図である。図において、11は水平ルーバーで、枠状の
ハウジング12の前面に一体に形成されている。13は
縦ルーバーで、上記水平ルーバー11の後方に一体に配
設固定されている。14は空調ケース体で、その前部1
4aに上記ハウジング12が後述する手段によって収納
される。15は空調ケース体の前部を形成するフィニッ
シャで、その後縁が空調ケース体14の本体前縁に係着
片16、17により連結されている。フィニッシャ15
には、図1に示すようにほぼ四角形の吹出口が形成さ
れ、通常の車両のインストルメントパネルに配設された
空調吹出装置とほとんど変わらない外観を呈している。
18は水平グリルの中心位置に突設されたつまみであ
る。
て切断した側面図、図3は中心線に沿って切断した平面
図である。図において、11は水平ルーバーで、枠状の
ハウジング12の前面に一体に形成されている。13は
縦ルーバーで、上記水平ルーバー11の後方に一体に配
設固定されている。14は空調ケース体で、その前部1
4aに上記ハウジング12が後述する手段によって収納
される。15は空調ケース体の前部を形成するフィニッ
シャで、その後縁が空調ケース体14の本体前縁に係着
片16、17により連結されている。フィニッシャ15
には、図1に示すようにほぼ四角形の吹出口が形成さ
れ、通常の車両のインストルメントパネルに配設された
空調吹出装置とほとんど変わらない外観を呈している。
18は水平グリルの中心位置に突設されたつまみであ
る。
【0012】19、19はハウジング12の上下に突設
された突軸で、その外周にフランジ部を有するスペーサ
20、20が嵌合されている。このスペーサ20と突軸
19との関係は、ある一定以上のトルクが作用したとき
に相対的に回動できることが好ましい。21、21は空
調ケース体の前部14aの上下に前後方向に設けられた
一対の弧状ガイドとしてのスリットで、この弧状ガイド
21、21は中心点Oを中心として描かれた同一円周上
に沿って形成されている。
された突軸で、その外周にフランジ部を有するスペーサ
20、20が嵌合されている。このスペーサ20と突軸
19との関係は、ある一定以上のトルクが作用したとき
に相対的に回動できることが好ましい。21、21は空
調ケース体の前部14aの上下に前後方向に設けられた
一対の弧状ガイドとしてのスリットで、この弧状ガイド
21、21は中心点Oを中心として描かれた同一円周上
に沿って形成されている。
【0013】次に上記実施例の動作について説明する。
ニュートラルの状態において作動させると、吹出流はダ
クト内を流れ正面より吹出される。この吹出流を、斜上
方又は斜下方に変更したいときは、つまみ18を把持し
て中心点0を中心として上下にスライドさせると、スペ
ーサ20、20は前後逆方向に摺動できるので図2の仮
想線で示すように、ハウジング12はつまみ18をαの
範囲内を動作させることによって前傾したり後傾したり
することができる。
ニュートラルの状態において作動させると、吹出流はダ
クト内を流れ正面より吹出される。この吹出流を、斜上
方又は斜下方に変更したいときは、つまみ18を把持し
て中心点0を中心として上下にスライドさせると、スペ
ーサ20、20は前後逆方向に摺動できるので図2の仮
想線で示すように、ハウジング12はつまみ18をαの
範囲内を動作させることによって前傾したり後傾したり
することができる。
【0014】また斜左又は斜右に吹出流の方向を変更し
たいときは、図3に示すようにつまみ18を把持してハ
ウジング12を突軸を支点として傾動させると、仮想線
で示すように左傾したり、右傾したりすることが出来
る。
たいときは、図3に示すようにつまみ18を把持してハ
ウジング12を突軸を支点として傾動させると、仮想線
で示すように左傾したり、右傾したりすることが出来
る。
【0015】上記実施例では、突軸19をハウジング1
2の上下に突設してあるが、左右に設けることができ、
この場合弧状ガイドも空調ケース体14の左右に前後方
向に配設される。
2の上下に突設してあるが、左右に設けることができ、
この場合弧状ガイドも空調ケース体14の左右に前後方
向に配設される。
【0016】また上記実施例では、弧状ガイドとしてス
リット21を形成しているが、ガイド溝を形成してもよ
い。
リット21を形成しているが、ガイド溝を形成してもよ
い。
【0017】さらに上記実施例ではハウジング12の回
動する空間にしたがって空調ケース体14の前部を球状
に形成しているが、必ずしも球形である必要はなく、直
線的形状でもよい。
動する空間にしたがって空調ケース体14の前部を球状
に形成しているが、必ずしも球形である必要はなく、直
線的形状でもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、水平
ルーバーと縦ルーバーを配設固定した枠状のハウジング
を空調ケース体の前部に収納したことにより、従来の縦
羽根を連動回動させるための軸支機構、リンク機構等を
必要とせず、部品点数および組立工数を低減することが
できる。
ルーバーと縦ルーバーを配設固定した枠状のハウジング
を空調ケース体の前部に収納したことにより、従来の縦
羽根を連動回動させるための軸支機構、リンク機構等を
必要とせず、部品点数および組立工数を低減することが
できる。
【0019】またこの発明によれば、ハウジングの上下
又は左右の一方の突軸に嵌合したスペーサを他方の突軸
に嵌合したスペーサと前後逆方向に相対的に弧状ガイド
に沿って摺動できるので、インストルメントパネルの水
平面との調和をはかりながら四角形状の吹出口より所望
の方向に自在に吹出流を変更することができる効果があ
る。
又は左右の一方の突軸に嵌合したスペーサを他方の突軸
に嵌合したスペーサと前後逆方向に相対的に弧状ガイド
に沿って摺動できるので、インストルメントパネルの水
平面との調和をはかりながら四角形状の吹出口より所望
の方向に自在に吹出流を変更することができる効果があ
る。
【図1】この発明の一実施例による車両用空調吹出装置
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】図1の装置の中心線に沿って切断した側面図で
ある。
ある。
【図3】図1の装置の中心線に沿って切断した平面図で
ある。
ある。
【図4】従来の装置の中心線に沿って切断した平面図で
ある。
ある。
【図5】従来の装置の分解斜視図である。
11 水平ルーバー 12 ハウジング 13 縦ルーバー 14 空調ケース体 15 フィニッシャ 19 突軸 20 スペーサ 21 弧状ガイド
Claims (1)
- 【請求項1】 前面に水平ルーバーを、その後方に縦ル
ーバーをそれぞれ配設固定した枠状のハウジングを空調
ケース体の前部に収納し、ほぼ四角形の吹出口を形成
し、上記ハウジングの上下又は左右に突軸を設け、一方
の突軸に嵌合したスペーサが他方の突軸に嵌合したスペ
ーサと前後逆方向に相対的に摺動出来る一対の弧状ガイ
ドを上記空調ケース体内に配設したことを特徴とする車
両用空調吹出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25356492A JPH0682091A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 車両用空調吹出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25356492A JPH0682091A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 車両用空調吹出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0682091A true JPH0682091A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=17253127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25356492A Pending JPH0682091A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 車両用空調吹出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0682091A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2892976A1 (fr) | 2005-11-04 | 2007-05-11 | Faurecia Interieur Ind Snc | Structure aeraulique pour aerateur, et procede de fabrication de planches de bord. |
JP2012056449A (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Miyagawa Kasei Ind Co Ltd | ベンチレータ |
CN107399222A (zh) * | 2017-07-27 | 2017-11-28 | 上海延锋金桥汽车饰件系统有限公司 | 一种出风口结构 |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP25356492A patent/JPH0682091A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2892976A1 (fr) | 2005-11-04 | 2007-05-11 | Faurecia Interieur Ind Snc | Structure aeraulique pour aerateur, et procede de fabrication de planches de bord. |
JP2012056449A (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Miyagawa Kasei Ind Co Ltd | ベンチレータ |
CN107399222A (zh) * | 2017-07-27 | 2017-11-28 | 上海延锋金桥汽车饰件系统有限公司 | 一种出风口结构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20080146139A1 (en) | Low-profile air conditioning register | |
JPS61128058A (ja) | 車両の空気吹出口構造 | |
JP2011006054A (ja) | 空調用レジスタ | |
JP2002337544A (ja) | 空調用吹出口装置 | |
JP2019098878A (ja) | レジスタ | |
US5599230A (en) | Air outlet structure for automotive air conditioners | |
JP2012052696A (ja) | 空気調和機 | |
JP5529564B2 (ja) | レジスタ | |
JPS62228833A (ja) | 空調用レジスタ− | |
JPH0682091A (ja) | 車両用空調吹出装置 | |
JPH08100946A (ja) | 吹出し空調用グリル | |
JP3198700B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2005121259A (ja) | 空調用レジスタ | |
JPH0542854A (ja) | 自動車のインストルメントパネル | |
JPH0720503Y2 (ja) | レジスタ | |
JPH0627450Y2 (ja) | 空気吹出口装置 | |
JP2007015658A (ja) | 空気吹出調整用レジスタ | |
JPH01182115A (ja) | 自動車用ベンチレータ | |
JP3050022B2 (ja) | エアコンの吹き出し口装置 | |
JP2005041291A (ja) | レジスタ | |
WO2024101297A1 (ja) | レジスタ | |
JPH05332609A (ja) | 空気吹出口装置 | |
JPH05332602A (ja) | 空調用グリルの支持装置 | |
JP3314045B2 (ja) | 風向調整装置 | |
JPH06106967A (ja) | 車両用空調吹出装置 |