JPH07201388A - 電気機器の端子密封構造 - Google Patents

電気機器の端子密封構造

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Publication number
JPH07201388A
JPH07201388A JP34986593A JP34986593A JPH07201388A JP H07201388 A JPH07201388 A JP H07201388A JP 34986593 A JP34986593 A JP 34986593A JP 34986593 A JP34986593 A JP 34986593A JP H07201388 A JPH07201388 A JP H07201388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
insert
elastic members
terminal case
sealing structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP34986593A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Yamagata
幹雄 山形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
U Shin Ltd
Original Assignee
Yuhshin Co Ltd
Yuhshin Seiki Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yuhshin Co Ltd, Yuhshin Seiki Kogyo KK filed Critical Yuhshin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 気密性が低下しない電気機器の端子密封構造
を提供することにある。 【構成】 端子部32a,33aの基部近傍に位置する
外周部にそれぞれ設けた弾性部材36,37を、ターミ
ナルケース30内にインサート成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気機器の端子密封構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気機器の端子密封構造として
は、例えば、図4に示すように、ターミナルケース1内
に端子2をインサート成形して密封構造としたものがあ
る。なお、3は環状シール材、4はターミナルベースで
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
端子密封構造では、合成樹脂製ターミナルケース1と、
金属製端子2との熱膨張率の差が大きいので、熱応力に
よって両者が分離しやすく、隙間が生じて気密性が低下
するという問題点がある。
【0004】本発明は、前記問題点に鑑み、気密性が低
下しない電気機器の端子密封構造を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる電気機器
の端子密封構造は、前記目的を達成するため、電気機器
のハウジングにインサート成形した端子を有する電気機
器の端子密封構造において、前記端子の外周部に設けた
弾性部材を、前記ハウジング内にインサート成形した構
成としてある。
【0006】
【作用】したがって、本発明によれば、ハウジングと端
子との間に隙間が生じようとしても、弾性部材が両者の
隙間を埋めることになる。
【0007】
【実施例】次に、本発明にかかる一実施例を図1ないし
図3の添付図面に従って説明する。本実施例は、自動車
のシフトレバーのシフト位置を検出するインヒビタース
イッチに適用した場合であり、大略、ターミナルベース
10と、スライダー20と、ターミナルケース30とか
らなるものである。
【0008】ターミナルベース10は、その下面に設け
た図示しない環状溝にパッキン11を圧入固定する一
方、その外周縁部に設けたねじ孔12にねじ13を挿通
するようになっている。さらに、ターミナルベース10
は、その上面中央部に設けた凹所14にプレート15を
嵌合するとともに、前記凹所14の周囲に設けた環状溝
16内にシール用ゴムラバー17を嵌合するようになっ
ている。
【0009】スライダ20は、前記ターミナルベース1
0の軸孔18に回動可能に嵌合する環状軸部21と、こ
の軸部21から延在したアーム部22とからなるもの
で、このアーム部22の上面に設けた挿入孔23,2
4,25には、コンタクトスプリング23a,24a,
25aを介してコンタクトプレート23b,24b,2
5bがそれぞれ挿入されているとともに、その側面に設
けた挿入孔26にアクションスプリング27aを介して
プッシュバー27bが挿入されている。そして、スライ
ダ20は、その軸部21をターミナルベース10の軸孔
18に嵌合することにより、回動自在に支持される。
【0010】ターミナルケース30は、前記ターミナル
ベース10に嵌合可能な平面形状を有するもので、端子
ブロック31,32,33(図2)およびブッシュ3
4,34(図1)をインサート成形してある。すなわ
ち、前記端子ブロック31,32,33は、その複数の
端子部31a,32a,33aを耐熱性のあるシリコン
若しくはフッ素樹脂で形成された弾性部材35,36,
37の挿通孔35a,36a,37aにそれぞれ圧入
し、各端子31a,32a,33aの外周面に弾性部材
35,36,37をそれぞれ固定した後、前記弾性部材
35,36,37をターミナルケース30内にインサー
ト成形されている。したがって、弾性部材35,36,
37は成形時の圧力により圧縮された状態でインサート
成形されている。
【0011】したがって、パッキン11,プレート1
5,ゴムラバー17およびスライダ20を組み込んだタ
ーミナルベース10に、ターミナルケース30を上方か
ら組み付けた後、ターミナルベース10のねじ孔12お
よびターミナルケース30のねじ孔38に、ねじ13を
挿通し、これによって一体化することにより、組み立て
作業が完了する。
【0012】本実施例によれば、端子部31a,32
a,33aの外周部に設けた弾性部材35,36,37
をターミナルケース30内にインサート成形してあるの
で、熱応力によってターミナルケース30と端子部31
a,32a,33aとが分離し、両者の間に隙間が生じ
ようとしても、前記弾性部材35,36,37が変形し
て隙間を埋めることにより、気密性を保持する。また、
本実施例によれば、弾性部材が35,36,37がター
ミナルケース30の表面から露出しているので、弾性部
材35,36,37がインサート成形の際における樹脂
材の流れをカットする。このため、ターミナルケース3
0から突出する端子部31a,32a,33aの基部表
面に余分な合成樹脂材が付着しないので、成形バリが発
生しないという利点がある。
【0013】前述の実施例では、インヒビタースイッチ
に適用する場合について説明したが、必ずしもこれに限
らず、他の電気機器に適用してもよいことは勿論であ
る。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる電気機器の端子密封構造によれば、ハウジング
と端子との間に発生した熱応力によって隙間が生じて
も、この隙間を弾性部材が埋めて気密性を保持するの
で、気密性の低下を長期間防止でき、信頼性が高くなる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる一実施例を示す分解斜視図で
ある。
【図2】 図2に示した一実施例の要部分解斜視図であ
【図3】 図2に示した一実施例の組立断面図である。
【図4】 従来例にかかる電気機器の端子密封構造を示
す概略断面図である。
【符号の説明】
30…ターミナルケース、31,32,33…端子ブロ
ック、31a,32a,33a…端子部、35,36,
37…弾性部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器のハウジングにインサート成形
    した端子を有する電気機器の端子密封構造において、 前記端子の外周部に設けた弾性部材を、前記ハウジング
    内にインサート成形したことを特徴とする電気機器の端
    子密封構造。
JP34986593A 1993-12-29 1993-12-29 電気機器の端子密封構造 Pending JPH07201388A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34986593A JPH07201388A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 電気機器の端子密封構造

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JP34986593A JPH07201388A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 電気機器の端子密封構造

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JPH07201388A true JPH07201388A (ja) 1995-08-04

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JP (1) JPH07201388A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012033427A (ja) * 2010-08-02 2012-02-16 Nok Corp コネクターシール及びその製造方法
WO2017018224A1 (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 株式会社ケーヒン 燃料供給装置

Cited By (3)

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WO2017018224A1 (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 株式会社ケーヒン 燃料供給装置
JP2017025848A (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 株式会社ケーヒン 燃料供給装置

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Effective date: 20001024