JPH0338951Y2 - - Google Patents

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JPH0338951Y2
JPH0338951Y2 JP1985056333U JP5633385U JPH0338951Y2 JP H0338951 Y2 JPH0338951 Y2 JP H0338951Y2 JP 1985056333 U JP1985056333 U JP 1985056333U JP 5633385 U JP5633385 U JP 5633385U JP H0338951 Y2 JPH0338951 Y2 JP H0338951Y2
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JP
Japan
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terminal
case
detector
protrusion
external terminal
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JP1985056333U
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JPS61172474U (ja
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  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Thermally Actuated Switches (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は、サーモスタツトなどの温度検知器の
合成樹脂製ケースに端子を貫設する場合の構造に
関する。
b 従来の技術 従来、サーモスタツトのケースに端子を貫設す
る場合、第2図に示すような構造を採用してい
る。
同図において、1は合成樹脂製ケースの一部、
11はケース1に開けられたリベツト14を貫通
させる貫通穴、12は外部端子、13は内部端子
である。これら端子12,13をケース1に取付
ける場合、貫通穴11を通して外部端子12及び
内部端子13にリベツト14をケース1内から差
し込み、リベツト14の先端部をかしめて外部端
子12に圧着している。
c 考案が解決しようとする課題 しかし、このような構成にすると、次のような
欠点が生じる。
外部端子12と内部端子14はリベツト14
によつて互いに結合してあるので、ケース1の
気密性が保ちにくい。
リベツト14をかしめる際、ケース1が大き
な衝撃を受けて破損する虞れがある。
リベツト14のかしめを完全に行なわない
と、外部端子12と内部端子13の間の導通が
悪くなる。
リベツト14が必要となることから、コスト
対策上好ましくない。
d 課題を解決するための手段 本考案はこうした課題を解決することを目的と
するもので、その要旨とするところは、外部端子
の中間部に複数の突起を設け、これら突起のうち
の最も外側に位置する突起の外端面を検知器ケー
スの壁の内外面からそれぞれ露出するようにして
上記検知器ケース1をインサート成形し、上記外
部端子の検知器ケース内に突出する部分を内部端
子の孔に挿通する一方、該内部端子を上記突起の
検知器ケースの内面から露出した上記外端面に溶
接々合し、上記外部端子の突出部分をかしめて上
記内部端子に圧着させたことにある。
e 実施例 以下、図面に基いて、本考案の好適な実施例を
例示的に詳しく説明する。
第1図は本考案に係る検知器用端子の設置構造
を示している。同図において、1は樹脂製の検知
器ケースで、該ケース1は外部端子2の中間部を
埋め込み一体成形(インサート成形)してある。
外部端子2は2個の突起3と貫通孔4を備えてお
り、これら突起3の外端面5をケース1の壁に内
外面にそれぞれ露出させてある。このように突起
3と貫通孔4を樹脂中に埋設することによつて、
外部端子2の取付強度を高めている。そして、外
部端子2の検知器ケース1内に突出する部分6を
内部端子7の孔7aに挿通してから、該内部端子
7を検知器ケース1の内面に露出した突起3の外
端面5にスポツト溶接で接合してある。最後に、
上記外部端子2の突出部分6をかしめて内部端子
7に圧着してある。なお、該突出部6のかしめ
は、検知器ケース1の外面に露出している突起3
の外端面5を工具表面に当接した状態で行われる
ので、検知器ケース1に大きな衝撃が及ぶことは
ない。
なお本実施例では、外部端子2に突起3を2個
設けてあるが、突起2の個数は2以上であつても
よい。
また、2個の突起3の外端面5は検知器ケース
1の内外面とそれぞれ面一になつているが、これ
ら突起3の一部を検知器ケース1から突出させて
もよい。
さらに、第6図に示すように大きさの異なる2
個の突起3を一体化させてもよい。
第3図ないし第6図は、本考案に係る構造をサ
ーモスタツトに適用した好適な他の実施例を示し
ている。
外部端子2a,2bは第6図に示すように方形
状の突起3を有し、その部分を合成樹脂製容器2
1に埋め込み一体成形されている。22は膨張計
数が異なる二枚の金属板を接合してなる円板状の
バイメタル、23はプランジヤ、24はカバーで
ある。電気接点機構としては、可動バネ板(内部
端子)25とその自由端に設けられた可動接点2
6と、接点固定板(内部端子)27に設けられた
固定接点28とから構成されている。またプラン
ジヤ23は容器21の上部に配設された合成樹脂
製支持部材29にて上下方向に摺動自在に支持さ
れており、バイメタル22の反転方向に応じて往
動位置又は復動位置に移動されるように構成され
ている。そして、このプランジヤ23の移動に伴
つて、可動接点26が固定接点28から離間し、
或いはこれら両者が互に当接するようになつてい
る。なお、30はパツキング材で、サーモスタツ
ト内部を気密にしているものである。上記のうち
特に、2個の外部端子2a,2bはその中間部に
それぞれ2個の方形状の突起部3を有し、その部
分を合成樹脂製容器21に埋め込み一体成形され
ているが、突起部3の外端面5a,5b,5c
(図示せず)、5dは容器21の内外面にそれぞれ
露出している。そして、外部端子2a,2bをそ
れぞれ電気接点機構に接続する場合、可動接点側
では可動バネ板25の接続面に、端子2aの突出
部6aが貫通可能な穴を設け、この穴を貫通して
可動バネ板25を突起部3の外端面5aに密着さ
せ、第4図の×印2個所をスポツト溶接した後、
端子2aの突出部6aの先端をかしめ、可動バネ
板25を端子2aに固着する。また、固定接点側
では、接点固定板27を同様の方法によつて外部
端子2bの突起部の外端面5bにスポツト溶接
後、突出部6bをかしめ、接点固定板27を端子
2bに固着する。
このサーモスタツトは、電気接点が第3図に示
すような閉状態の場合において、バイメタル22
が温度変化に応動して反転すると、バイメタル2
2がプランジヤ23を介して可動バネ板25をバ
ネ圧力に抗して急速に押圧して、可動接点26を
固定接点28から離間させ、電気接点を開にする
のである。そして、この可動接点26に電気的に
導通する端子2aと、固定接点28に電気的に導
通する端子2b間を開回路にするのである。
f 考案の効果 本考案によれば、次のような効果が得られる。
外部端子2はインサート成形によつて検知器
ケース1に植設してあるので、ケース1の気密
性を保つことができる。
外部端子2のかしめは、検知器ケース1の外
面に露出している突起3の外端面5を工具表面
に当接した状態で行えるので、検知器ケース1
が大きな衝撃を受けて破損する虞れは全くな
い。
内部端子7は検知器ケース1の内面に露出し
ている突起3の外端面5に溶接接合してあるの
で、外部端子2のかしめが不完全であつた場合
でも、外部端子2と内部端子7の間の導通状態
が悪くなることはない。
内部端子と外部端子の結合に使用していたリ
ベツトが不要になるので、コスト的に有利にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における検知器用端
子の取付断面図、第2図は第1図と対応する従来
例を示す図、第3図から第6図までは本考案にお
ける検知器用端子をサーモスタツトに使用した他
の実施例を示し、第3図はサーモスタツトの縦断
面図(第4図のAA線による断面図)、第4図は
このサーモスタツトの横断面図(第3図のCC線
により断面図)、第5図は第4図のBB線による
縦断面図、第6図は第4図のDD線による断面図
である。 1……検知器ケース、2,2a,2b……外部
端子、3……突起、4……貫通穴、5,5a,5
b,5d……外側面、6,6a,6b……突出
部、7……内部端子、12……外部端子、13…
…内部端子、14……リベツト、15……端子、
21……ケース、22……バイメタル、23……
プランジヤ、24……カバー、25……可動バネ
板、26……可動接点、27……接点固定板、2
8……固定接点、29……支持部材、30……パ
ツキング材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外部端子2の中間部に複数の突起3を設け、こ
    れら突起3のうちの最も外側に位置する突起3の
    外端面5を検知器ケース1の壁の内外面からそれ
    ぞれ露出するようにして上記検知器ケース1をイ
    ンサート成形し、上記外部端子2の検知器ケース
    1内に突出する部分6を内部端子7の孔7aに挿
    通する一方、該内部端子7を上記突起3の検知器
    ケース1の内面から露出した上記外端面5に溶
    接々合し、上記外部端子2の突出部分6をかしめ
    て上記内部端子7に圧着させたことを特徴とする
    検知器用端子の設置構造。
JP1985056333U 1985-04-16 1985-04-16 Expired JPH0338951Y2 (ja)

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JP1985056333U JPH0338951Y2 (ja) 1985-04-16 1985-04-16

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JPS61172474U JPS61172474U (ja) 1986-10-27
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JPS5823709U (ja) * 1981-08-08 1983-02-15 株式会社デンソー 自動車用空調装置

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