JPH0138846Y2 - - Google Patents

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JPH0138846Y2
JPH0138846Y2 JP18038285U JP18038285U JPH0138846Y2 JP H0138846 Y2 JPH0138846 Y2 JP H0138846Y2 JP 18038285 U JP18038285 U JP 18038285U JP 18038285 U JP18038285 U JP 18038285U JP H0138846 Y2 JPH0138846 Y2 JP H0138846Y2
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terminal
yoke
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electromagnetic relay
hole
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JP18038285U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はヒンジ型電磁リレーに関するもので
あり、更に詳しくは樹脂成形したベースに定置さ
せた継鉄と、ベースに固定したターミナルとの結
合構造の改良に関するものである。
(従来の技術) 従来の結合構造は、樹脂成形したベースに貫通
孔を設け、これに継鉄の垂直部先端両側に設けた
突部を挿入して継鉄をベースに定置させ、ベース
に嵌入固定したターミナルの垂直部が継鉄の垂直
部に面接するように配設し、この面接した両者を
スポツト溶接し継鉄とターミナルを結合させてい
る。上記構成部材として継鉄には軟鋼板、ターミ
ナルには黄銅または高電気伝導性合金(KFC)
の板材が使用されている。このようなものでは溶
接する両者が異質材であり、導電性の高いターミ
ナルの板厚が薄いので、一般に溶接が難しく特に
KFCの場合その傾向が顕著である。溶接条件に
よつては溶接不良が発生し継鉄とターミナルの電
気的結合不良という問題、あるいは溶解物が発生
し、これが電磁リレーの鉄心と作動鉄片間に入り
込み作動不良になるという問題点がある。
(考案の目的) この考案は以上のような従来の問題点に鑑み、
特に継鉄とターミナルが異種材料でしかも板厚が
異なる両者の結合に関する信頼性を高めた電磁リ
レーを提供することを目的とするものである。
(考案の構成) この電磁リレーの構成上の特徴とするところ
は、継鉄とターミナルとの加締加工により結合さ
せたことであり、以下図面についてこの考案の最
良の実施態様である電磁リレーについて説明す
る。継鉄10は、軟鋼板をプレス加工したもので
全体形状を字状となし、その垂直部12の先端
を〓字形状に形成する。この3つの突部のうち両
側に位置する案内突部14,14は、その中央に
位置する加締突部16を後記するターミナルに挿
入固定するための案内用であるので、突部長は加
締突部16より脚長であることが好都合である。
また突部先端は挿入を容易にするための面取りを
するのもよい。20はターミナルであり、継鉄よ
りも薄板でしかも電気伝導性に高い材料(例えば
KFC)をプレス加工したもので全体形状を〓字
状となし、その水平部22には矩形状の貫通孔2
4を設け、垂直部26には両側に鉤部28,2
8、面側に切起し部29を形成する。一方樹脂成
形した平板状のベース30には、継鉄10の案内
突部14,14、加締突部16に対応した矩形状
の案内孔32,32、加締用孔34を形成し、更
にはターミナル20垂直部26が嵌入可能な矩形
状のターミナル取付孔36を形成する。なお取付
孔36には図示しないがターミナル20の鉤部2
8,28、切起し部29と係合する段部が設けて
ある。
上記において、ターミナル20垂直部26をベ
ース30上面からターミナル取付孔36に嵌入固
定するが、この時ターミナル20水平部24を貫
通孔24と加締用孔34とを略軸合致させてベー
ス30上面に載置する。ベース30に嵌入された
ターミナル10は鉤部28,28、切起し部29
の存在によつてぐらつき、がたおよびずれなどす
べて保障された状態で固定される。一方継鉄10
は、その垂直部12先端に設けた案内突部14,
14をベース30に設けた案内孔32,32に挿
入すると、加締突部16はターミナル20の貫通
孔24を挿通し加締用孔34に至り、継鉄10は
ターミナル20水平部22に載置状態でベース3
0に定置される。しかる後ターミナル20から突
出した加締突部16を加締用孔34において加締
加工してターミナル20に固着結合する。上記に
より継鉄10はベース30に定置固定されるとと
もに、継鉄10とターミナル20は電気的径路を
構成する。なお貫通孔24と加締突部16との大
きさを圧入関係を成すように形成すれば、継鉄1
0とターミナル20の電気的結合の信頼性はより
向上できる。
(考案の効果) 以上のようにこの考案による電磁リレーは、特
に継鉄とターミナルが異種材料でしかも板厚が異
なる両者の結合構造として最適であり、加締結合
は従来の溶接結合の不具合を解消し、信頼性の高
い電磁リレーを提供できる。またこの加締結合は
ベースに固定したターミナルとベースに定置した
継鉄両者の組合わせにより構成されるので、安価
であり、しかも電磁リレーとしての組立精度を向
上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案になる電磁リレーの一実施例を示
すものであり、第1図は組立前の状態を示す要部
斜視図、第2図は組立後の状態を示す縦断面図で
ある。 10……継鉄、14……案内突部、16……加
締突部、20……ターミナル、24……貫通孔、
30……ベース、32……案内孔、34……加締
用孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 軟鋼板製の継鉄と、継鉄よりも薄板でしかも
    高電気伝導性のターミナルと、樹脂成形したベ
    ースとからなる電磁リレーにおいて、ベースに
    嵌入固定した〓字状ターミナルがその水平部を
    ベース上面に載置し、字状継鉄の垂直部先端
    を〓字形に形成し、該両側の案内突部をベース
    に設けた案内孔に挿入するとともに、該中央の
    加締突部をターミナルの水平部に設けた貫通孔
    を挿通させて、継鉄をターミナル水平部に載置
    し、ベース下面方向から加締突部を加締固着し
    たことを特徴とする電磁リレー。 (2) 前記貫通孔が前記加締突部と圧入関係を成す
    大きさであることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の電磁リレー。
JP18038285U 1985-11-22 1985-11-22 Expired JPH0138846Y2 (ja)

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JP18038285U JPH0138846Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

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JPS6288335U JPS6288335U (ja) 1987-06-05
JPH0138846Y2 true JPH0138846Y2 (ja) 1989-11-20

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JP2007073250A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd プラグイン形電磁継電器

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JPS6288335U (ja) 1987-06-05

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