JP2512771Y2 - 電気部品用基板の端子はんだ付け構造 - Google Patents

電気部品用基板の端子はんだ付け構造

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JP2512771Y2 JP1989099406U JP9940689U JP2512771Y2 JP 2512771 Y2 JP2512771 Y2 JP 2512771Y2 JP 1989099406 U JP1989099406 U JP 1989099406U JP 9940689 U JP9940689 U JP 9940689U JP 2512771 Y2 JP2512771 Y2 JP 2512771Y2
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 本考案は、例えばスイッチ等の電気部品に用いられる
基板において、その基板に取り付けられた電極に他の電
気機器のコネクタ等の端子を接続するはんだ付け部の構
造に関する。
【従来の技術】
従来より、スイッチ等の電気部品を他の電気機器と接
続するために、該部品内に設けられた基板に電極を形成
してその電極に他機器のコネクタの端子をはんだ付けで
固定する方法がよく用いられている。その一例として、
自動車のニュートラルスタータスイッチの基板において
はんだ付け接合部を構成する過程を、第7図から第12図
を用いて説明する。 第7図及び第8図は、合成樹脂やセラミック等の絶縁
材料で形成された基板1にT字型に形成された電極2が
下方から挿入され、さらに基板1から電極2の突出した
上端部3に円形の平座金23がはめ込まれた状態の平面図
及びその中央横断面図を示している。電極2は、この状
態でその上端部3がかしめられることによって平座金23
とともに基板1に固定される。そして第9図及び第10図
に示すように、基板1の所定位置に他機器との接続用の
コネクタ5の樹脂製ハウジング6が装着されることで、
コネクタ端子24の先端が電極2のかしめ部13に接触す
る。なお、電極2、平座金23及びコネクタ端子24は、一
般に、銅または銅合金で形成されている。 次に、電極2のかしめ部13とコネクタ端子24の接触し
た部分が、第11図に示すように、やに入りはんだ11を用
いて作業者あるいはロボットによりはんだ付けされる。
この場合、コネクタ端子24と電極2のかしめ部13の両方
に熱を与えるため、はんだごて20のチップ21の先端は、
図示のように段が付けられた特殊な形状に形成されてい
る。 第12図は、はんだ付けされた電極2とコネクタ端子24
の断面図である。はんだごて20の熱がコネクタ端子24の
先端からハウジング6側へ伝達されるために、溶融した
はんだ22は、図示するようにハウジング6側へ流れた状
態で凝固している。
【考案が解決しようとする課題】
以上説明したように、このタイプの基板1における従
来のはんだ付け部は、はんだごて20のチップ21を接触さ
せる部分にかなりの凹凸が有るために、そのチップ21を
特殊な形状に形成してコネクタ端子24と電極2のかしめ
部13の両方に接触するように構成しなければならず、ま
た、そのような特殊なチップ21を用いても、そのチップ
21が端子7と電極2のかしめ部13の両方に接触した状態
で作業するのは容易ではない。しかも、溶融したはんだ
22が端子24を伝ってハウジング6側へ流れてしまうた
め、使用するはんだの量が多くなって不経済にならざる
を得ない。 したがって、本考案が解決すべき従来の技術的課題
は、このようなタイプの電気部品において、通常のはん
だごてを使用して容易に作業でき、且つ、必要以上には
んだが使用されないようにはんだ付け部を構成すること
である。
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するため、本考案に係る電気部
品用基板のはんだ付け構造は以下のように構成されてい
る。 すなわち、以上説明したタイプの電気部品の基板上で
電極に接合される端子が、電極のかしめ部に隣接して座
金の表面に当接せしめられる接合部を有し、その接合部
の厚さ寸法がかしめ部の高さ寸法と略同一に形成された
ことに特徴を有している。
【作用・効果】
上記構成によれば、はんだ付けする際は、電極のかし
め部と端子の接合部が、それぞれの上端がほぼ揃えられ
て凹凸が殆どない状態で隣接しているため、はんだごて
のチップが段付き部等のない普通の先端形状に形成され
たものであっても、チップの先端を電極のかしめ部と端
子の接合部に同時に接触させるのは容易である。そして
端子の接合部が座金に直接接触しているために端子の回
りで溶融したはんだも座金と接触するから、溶融したは
んだが従来例のように端子を伝って流れて行くというこ
とはない。 このように、上記構成によれば、特殊なはんだごてを
用意せずとも作業が容易に行なえる。そのため、作業時
間が短縮されてその作業コストを低減できる。また、こ
れとともに、端子を伝って流れるような不必要なはんだ
が使用されないため、その点でもコストの低減を実現す
ることができる。
【実施例】
以下に、第1図から第6図に示した本考案の一実施例
について詳細に説明する。 第1図及び第2図は、従来技術で説明したものと同じ
ようにT字型に形成された電極2が基板1に下方から挿
入され、さらに基板1から電極2の突出した上端部3に
平座金4がはめ込まれた状態の平面図及びその中央横断
面図を示している。この平座金4は、電極2の上端部3
がかしめられても、従来のものと比較してより多くの表
面が残されるように小判形に形成されている。一方、第
3図及び第4図は、電極2の上端部3がかしめられてか
しめ部13が形成され、且つ、基板1の所定位置に他機器
との接続用のコネクタ5の樹脂製ハウジング6が固定さ
れた状態の平面図及びその中央横断面図を示している
が、図示するように、このハウジング6から突出したコ
ネクタ端子7の先端が座金4と直接接触するように屈曲
されて接合部8が構成されており、且つその接合部8の
厚さ寸法は上記かしめ部13の高さ寸法とほぼ同一に形成
されている。なお、この端子7は、ハウジング6からの
突出位置を少し下げることで直線状に形成することも可
能である。 次に、以上のように構成された電極2のかしめ部13と
コネクタ端子7の接合部8が、第5図に示すようにやに
入りはんだ11を用いて作業者あるいはロボットによりは
んだ付けされる。この場合、接合部8の厚さ寸法とかし
め部13の高さ寸法がほぼ同一であるため、はんだごて9
のチップ10が図示のような一般的な形状のものでもこれ
らに同時に接触させるのは容易である。したがって、作
業を極めて容易に行なうことができる。 以上の作業ではんだ付けされた電極2とコネクタ端子
7の断面が第6図に示されている。端子の回りで溶融し
たはんだ12は座金4と接触しており、しかも端子が上方
へ屈曲しているため、このはんだ12がハウジング6側へ
流れた状態で凝固することはない。したがって、必要以
上のはんだを使用せずに電極と端子とを接合できるから
非常に経済的であるとともに、はんだ付け部の外観も極
めて良好である。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は本考案の一実施例に係る電気部品用基板の
端子はんだ付け構造を示し、第1,2図は、それぞれ、電
極の上端部をかしめる前の該電極部の平面図及びその中
央横断面図、第3,4図は、それぞれ、電極の上端部をか
しめ且つ端子をセットした状態での電極部の平面図及び
中央横断面図、第5図ははんだ付けの状態を示す電極部
の断面図、第6図ははんだ付けされた電極部の断面図、
第7〜12図は従来の電気部品用基板の端子はんだ付け構
造を示し、第7,8図は、それぞれ、電極の上端部をかし
める前の該電極部の平面図及びその中央横断面図、第9,
10図は、それぞれ、電極の上端部をかしめ且つ端子をセ
ットした状態での電極部の平面図及び中央横断面図、第
11図ははんだ付けの状態を示す電極部の断面図、第12図
ははんだ付けされた電極部の断面図である。 1……基板、2……電極、3……上端部、4……平座
金、5……コネクタ、6……ハウジング、7……端子、
8……接合部、9……はんだごて、10……チップ、11…
…やに入りはんだ、12……はんだ、13……かしめ部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気部品用基板(1)の所定位置に電極
    (2)を貫通せしめてその上端部(3)を該基板(1)
    から突出せしめ、該上端部(3)に座金(4)を外嵌し
    て該上端部(3)をかしめることにより上記基板(1)
    に電極(2)及び座金(4)を固定し、接合すべき端子
    (7)を該座金(4)上で該電極(2)とはんだ付けし
    た構造において、 上記端子(7)は、上記電極(2)のかしめ部(13)に
    隣接して上記座金(4)の表面に当接せしめられる接合
    部(8)を有し、該接合部(8)の厚さ寸法は上記かし
    め部(13)の高さ寸法と略同一に形成されたことを特徴
    とする電気部品用基板の端子はんだ付け構造。
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JPS5398959U (ja) * 1977-01-14 1978-08-10
JPS56159918A (en) * 1980-05-09 1981-12-09 Sumitomo Electric Industries Method of connecting cable shealding copper tape to groundng wire or like

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