JP3237910B2 - 可撓性基板の端子構造 - Google Patents

可撓性基板の端子構造

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
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    • HELECTRICITY
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    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/40Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K3/403Edge contacts; Windows or holes in the substrate having plural connections on the walls thereof

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレキシブルプリント
配線板,フイルムキャリア等からなる可撓性基板の端子
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】可撓性基板1側のベースフイルム11か
ら突出した端子リード12とプリント回路基板2側の基
板21上の電極22とを電気的に接続する手段として、
図6,図7に示すやり方が採用されている。すなわち、
フレキシブルプリント配線板,フイルムキャリア等から
なる可撓性基板1の端子部分は、図6に示されるよう
に、ベースフイルム11から端子リード12を突出させ
ており、その端子リード12の先端部を幅狭のベースフ
イルム11aに連結されている。そして、接続されるプ
リント回路基板2側の基板21上には、対向する電極2
2が形成され、その電極22上に半田3がコーティング
されている。
【0003】このような構成の可撓性基板1とプリント
回路基板2とを接続する場合、図7に示すように、突出
部の端子リード12と基板21上の電極22とを重ね合
わせ(図7(a))、加圧加熱ツール4で端子リード1
2とプリント回路基板2の電極22を熱圧着して半田付
けしている(図7(b))。このような手段により半田
付けを行った場合の半田付けの理想状態は、図8のよう
になることを期待している。すなわち、加圧加熱ツール
4の押圧により、この部分に位置した半田3が溶融さ
れ、加圧加熱ツール4の両側に押し出され、この部分は
熱圧着部31となる。そして、熱圧着部31から押し出
された半田3は端子リード12の上面に廻り込み、半田
フィレット32を形成することを意図している。
【0004】可撓性基板1とプリント回路基板2との接
続部が、前述した構成に形成できれば、熱圧着部31に
おける端子リード12と電極22との間の半田3の層
に、直接応力がかかること無く、半田付けの信頼性を確
保することができる。
【0005】しかし、現実は、端子リード12が可撓性
を有することから、図9に示すように、熱圧着部31の
両側に位置する端子リード12が跳ね上がり、その下に
半田3が入り込むために、半田フィレット32は形成さ
れることとはならない。半田フィレット32が形成され
ない場合には、図10に示すように、破壊起点33より
端子リード12と半田3の界面付近で破壊が起こり、そ
の結果、その部分の強度も低くなる。
【0006】また、端子リード12の跳ね上がりを防止
するために、図11のように、加圧加熱ツール4の両側
を押さえツール5等で押圧すると、押し流された半田3
は逃げ場がなくなり、図12のように、電極22から半
田3がはみ出し、このはみ出した半田34が隣接した電
極22とを短絡する恐れがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、可撓性を有
する端子リードと基板上に形成した電極とを加圧加熱ツ
ールにより、半田付け接続する場合において、電極と端
子リードとの間に位置した半田が端子リードの上面に確
実に廻り込み、半田フィレットを形成し、信頼性のある
接続を行いうる端子の接続構造を提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、可撓性基板のベースフイルムに形成した
端子とプリント回路基板の電極とを半田を介して接続す
る構成からなる可撓性基板の端子構造において、前記ベ
ースフイルムより突出した端子リードを形成し、前記突
出した端子リードは、その中央部の両側に中央部より幅
広の幅広部分を有し、該幅広部分は、少なくとも分岐し
た二本の端子部で接続された部分を備えていることを特
徴とするものである。
【0009】また、本発明は、可撓性基板のベースフイ
ルムに形成した端子とプリント回路基板の電極とを半田
を介して接続する構成からなる可撓性基板の端子構造に
おいて、前記ベースフイルムより突出した端子リードを
形成し、前記突出した端子リードの熱圧着部の両側に位
置する熱圧着部より幅広の幅広部分には、空隙部を形成
したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明の構成により、突出した端子リードとプ
リント回路基板の電極との間に半田を配置し、リード中
央部が熱圧着されると、前記半田はリード両端部に形成
された二股状部からなる空隙部分によりリード両端部の
上面に廻り込み、該リード両端部上に半田フィレットを
形成することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1、図2には、本発明における可撓性基板の端
子構造に係わる第一の実施例が示されている。従来技術
と同一の構成については、同一の符号を用いる。可撓性
基板1の端子部分は、従来技術で説明したと同様に、ベ
ースフイルム11から端子リード12を突出させてお
り、その端子リード12の先端はベースフイルム11a
により連結されている。
【0012】この実施例において、突出させた端子リー
ド12の形状は、加圧加熱ツール4により半田3が熱圧
着されて熱圧着部31となる部分に相当するリード中央
部12a1 と、その両側に位置するリード両端部12a
2 ,12a2 とから構成されており、リード中央部12
1 は、ベースフイルム11上の端子の形状と同様な一
本の形状をなしており、その両側に位置するリード両端
部12a2 ,12a2は、リード中央部12a1 とベー
スフイルム11上の端子との間を二股に分かれた二本の
端子で接続している。
【0013】接続されるプリント回路基板2側の基板2
1上には、対向する電極22が形成され、その電極22
に半田3がコーティングされている。この電極22上に
は、その中央に相当する熱圧着部31の位置に、単線状
のリード中央部12a1 が配置され、その両側に二股状
のリード両端部12a2 ,12a2 が配置される。実施
例では、二股状のリード両端部12a2 ,12a2 の他
端は、ベースフイルム11上に位置しているが、少なく
とも、二股状のリード両端部12a2 ,12a 2 で形成
される空隙部12bが熱圧着部31の両側に形成される
ことが必要である。
【0014】このような構成の可撓性基板1の端子リー
ド12aとプリント回路基板2の電極22とを半田付け
により接続する場合、図2に示すように、突出部の端子
リード12aの単線状のリード中央部12a1 が、プリ
ント回路基板2の電極22の中央に位置するように配置
すると、その電極22の両側には二股状のリード両端部
12a2 ,12a2 が位置する。
【0015】この状態において、図示されていない加圧
加熱ツールにより、端子リード12の単線状のリード中
央部12a1 と電極22を熱圧着すると、加圧加熱ツー
ルによって溶融し、押し出されて熱圧着された部分31
の半田3は、単線状のリード中央部12a1 の両側部1
2b1 と二股状のリード両端部12a2 ,12a2 の空
隙部12b2 とから、二股状のリード両端部12a2
12a2 上に向かって移動する。この移動は、図2の矢
印で示した半田流れの方向3aに向かって流れ、二股状
のリード両端部12a2 ,12a2 の上面に廻り込ん
で、図8に示すような半田フィレットを形成することが
できる。
【0016】本発明の構成においては、半田付け後に外
部から接続部分に外力が加わったとしても、端子リード
12aは二股に分かれ、二本の端子リードからなるた
め、電気的導通が損なわれることがないと言う利点を有
する。
【0017】次に、本発明の可撓性基板の端子構造に係
わる参考例を図3に示している。この図面で明らかなよ
うに、端子リード12の形状は、前記単線状のリード中
央部12a1 の部分も、二股状のリード両端部12
2 ,12a2 と同様な形状とした二股状のリード部1
2cからなる。このような構成の端子リード12cにお
いても、前述したと同様の作用効果が得られる。
【0018】また、図4には、本発明の端子リード12
の他の形状が示され、これは、熱圧着部31の位置に
は、単線状のリード中央部12a1 が配置されると共
に、その両側に位置する二股状のリード両端部12d,
12dの端部は、ベースフイルム11,11aに達する
前に閉じている。よって、熱圧着により、加圧加熱ツー
ルによって溶融し、押し出された半田は、二股状のリー
ド両端部12d,12dの単線状のリード中央部12a
1 側及び二股状のリード両端部12d,12dの空隙部
12b3 側とから、二股状のリード両端部12d,12
dの上面に廻り込んで半田フィレットを形成することが
できる。
【0019】図5には、本発明の端子リード12の他の
形状が示されおり、図1で示した端子リードにおいて形
成した二股状のリード両端部12a2 ,12a2 の形状
を、三本に分岐したリード両端部12e,12eとした
ものである。リード両端部の形状を二本以上の分岐した
場合においても、熱圧着に際して、リード両端部12
e,12eの上面には、半田フィレットが正確に形成さ
れる。
【0020】
【発明の効果】本発明の構成により、熱圧着により溶融
して押し出された半田は、リード両端部に廻り込んで半
田フィレットを正確に形成することができる効果を有
し、熱圧着部における端子リードと電極との間の半田層
に直接応力がかかることが無く、半田付け部の信頼性が
向上する。さらに、半田付け後に外部から接続部分に外
力が加わったとしても、端子リードは、その中央部の両
側に中央部より幅広の幅広部分を有しているので、電気
的導通が損なわれることがないと言う利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における可撓性基板の端子構造に係わる
第一の実施例を示す要部の平面図である。
【図2】図1の可撓性基板の端子構造の接続状態を示す
要部の斜視図である。
【図3】 本発明における可撓性基板の端子構造に
係わる参考例を示す要部の平面図である。
【図4】 本発明における可撓性基板の端子構造に
係わる第の実施例を示す要部の平面図である。
【図5】 本発明における可撓性基板の端子構造に
係わる第の実施例を示す要部の平面図である。
【図6】従来の可撓性基板を他のプリント回路基板と電
気的に接続する構成の要部を示す斜視図である。
【図7】端子リード、電極,加圧加熱ツールとの関係を
示した断面図であり、(a)は加圧加熱ツールを圧着す
る直前、(b)は加圧加熱ツールを圧着した状態を夫々
示す。
【図8】熱圧着を行った後における理想的な半田付けの
状態を示す斜視図である。
【図9】従来の構成により熱圧着を行った場合の端子リ
ードの状態を斜視図で示した図面である。
【図10】従来の構成により熱圧着を行った場合の端子
リードと半田の界面付近で破壊を生じた要部断面図を示
す。
【図11】端子リードの跳ね上がり防止するために加圧
加熱ツールの両側を押さえツールで押圧した状態を示す
概略断面図である。
【図12】図11の構成において隣接した電極が半田に
より短絡された状態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 可撓性基板 11,11a ベースフイルム 12 端子リード 12a1 単線状のリード中央部 12a2 ,c,d 二股状のリード両端部 12b2 ,b3 空隙部 12e 三本に分岐したリード両端部 2 プリント回路基板 21 基板 22 電極 3 半田 31 熱圧着部 3a 半田流れの方向

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性基板のベースフイルムに形成した
    端子とプリント回路基板の電極とを半田を介して接続す
    る構成からなる可撓性基板の端子構造において、前記ベ
    ースフイルムより突出した端子リードを形成し、前記突
    出した端子リードは、その中央部の両側に中央部より幅
    広の幅広部分を有し、該幅広部分は、少なくとも分岐し
    た二本の端子部で接続された部分を備えていることを特
    徴とする可撓性基板の端子構造。
  2. 【請求項2】 可撓性基板のベースフイルムに形成した
    端子とプリント回路基板の電極とを半田を介して接続す
    る構成からなる可撓性基板の端子構造において、前記ベ
    ースフイルムより突出した端子リードを形成し、前記突
    出した端子リードの熱圧着部の両側に位置する熱圧着部
    より幅広の幅広部分には、空隙部を形成したことを特徴
    とする可撓性基板の端子構造。
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