JP2002281643A - バスバー構造体 - Google Patents

バスバー構造体

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JP2002281643A
JP2002281643A JP2001079874A JP2001079874A JP2002281643A JP 2002281643 A JP2002281643 A JP 2002281643A JP 2001079874 A JP2001079874 A JP 2001079874A JP 2001079874 A JP2001079874 A JP 2001079874A JP 2002281643 A JP2002281643 A JP 2002281643A
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hole
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Hirokazu Ito
裕和 伊藤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】両バスバー間の接続強度を容易かつ確実に高く
することができるとともに、溶接箇所の位置決めを容易
に行うことができるバスバー構造体を提供する。 【解決手段】第1バスバー積層体11からは、第1バス
バー13によって構成された第1接続片14が水平方向
に突設されている。第1接続片14は略短冊状をなし、
その略中央部分には厚さ方向に貫通し、かつ幅方向にお
いて外部に連通しない孔部15が透設されている。第2
バスバー積層体12からは、第2バスバー16によって
構成された第2接続片17が水平方向に突設されてい
る。第2接続片17の先端には、下方に屈曲して同第2
接続片17の厚さ方向に突出する突部18が形成されて
いる。突部18は、前記第1接続片14の孔部15に嵌
合可能に形成されている。各接続片14,17は、溶接
部19で示すように、孔部15と突部18とを嵌合させ
たときに重なり合った箇所が溶接される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスバー構造体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、バスバー同士を溶接することに
よって両者間を電気的に接続したバスバー構造体が知ら
れている。従来のバスバー構造体では、例えば図6
(a),(b)に示すように、異なるバスバー51,5
2同士が重ね合わされ、その重ね合った箇所が溶接され
ている。なお、図6においてその溶接箇所は、溶接部5
3として示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、こうした従
来のバスバー構造体では、図6(a),(b)にそれぞ
れ矢印X,Y,Zで示す方向から各バスバー51,52
に応力が加わると、その応力のほとんどが溶接部53に
加わってしまう。このため、こうした応力に耐えうるよ
うに、溶接部53の接合強度を高くする必要がある。特
にバスバーを純銅で構成した場合、純銅は熱伝導率が高
いため、バスバーの表面に例えば錫めっき等を施して溶
接部53の接合強度を高くする必要があった。よって、
バスバーの製造工程にめっき工程が必要になるととも
に、バスバーの製造コストが高くなってしまうという不
都合があった。
【0004】また、両バスバー51,52の位置決めが
困難であり、両バスバー51,52がずれた状態で溶接
されてしまうおそれもある。こうした不都合を解消する
ために、従来、例えば特開平11−297373号公報
に記載のバスバーの溶接構造や、特開平11−2509
45号公報に記載のバスバーの溶接構造が提案されてい
る。
【0005】特開平11−297373号公報に記載の
バスバーの溶接構造では、タブ端子の曲げしろ部をバス
バーにリベットでかしめるとともに、その曲げしろ部を
リベットとは異なる位置でバスバーに溶接するようにし
ている。しかし、こうした構造では、リベットが必要と
なるとともに、リベットでかしめるための工程が必要と
なる。
【0006】また、特開平11−250945号公報に
記載のバスバーの溶接構造では、バスバーの一部に折り
曲げ部を設けることによってバスバーに切り欠きを設け
ている。そして、その折り曲げ部の切り欠きにタブ端子
をはめ込んだ状態でタブ端子とバスバーとを溶接するよ
うにしている。しかし、こうした構造では、折り曲げ部
の切り欠きがバスバーの幅方向において外部に連通して
いるため、その連通する方向に応力が加わると、同応力
のほとんどが溶接箇所に加わってしまう。よって、こう
した構造においても、溶接箇所の接合強度を高くする必
要がある。
【0007】本発明はこうした実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、両バスバー間の接続強度を容易
かつ確実に高くすることができるとともに、溶接箇所の
位置決めを容易に行うことができるバスバー構造体を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、それぞれ短冊状をな
す第1バスバーと第2バスバーとを溶接したバスバー構
造体において、前記第1バスバーは、厚さ方向に貫通す
るとともに幅方向において外部に連通しない孔部を有
し、前記第2バスバーは、厚さ方向に突出し前記孔部に
嵌合可能な突部を有し、前記孔部に前記突部を嵌合させ
た状態で前記両バスバー同士を溶接したことを要旨とす
る。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載のバスバー構造体において、前記突部を、前記孔部に
嵌合させた際に同突部の先端が同孔部から突出しない高
さで設けたことを要旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載のバスバー構造体において、前記第1
バスバーに前記孔部及び前記突部を所定間隔をあけて設
けるとともに、前記第2バスバーに、同第2バスバーを
前記第1バスバーに重ね合わせた際に前記第1バスバー
の孔部に嵌合する前記突部と前記第1バスバーの突部が
嵌合される前記孔部とを設け、それら嵌合部間で前記両
バスバー同士を溶接したことを要旨とする。
【0011】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、各バスバーに応力
が加わったとき、その応力は、溶接部に加わるととも
に、第1バスバーの孔部と第2バスバーの突部との嵌合
部にも加わる。つまり、該応力は、溶接部と嵌合部とに
分散して加わる。このため、溶接部の接合強度を高くし
なくても、両バスバー間の接続強度が高くなる。しか
も、孔部は第1バスバーの幅方向において外部に連通し
ないように設けられている。このため、応力に対する嵌
合部の強度が高く維持される。また、孔部と突部とを嵌
合させることにより、溶接箇所の位置決めも容易とな
る。
【0012】請求項2に記載の発明によると、突部と孔
部との嵌合部における突部の先端側に他の部材(例えば
絶縁仕切板)が密接配置された場合でも、その他の部材
に対して突部の先端が干渉しない。
【0013】請求項3に記載の発明によると、溶接部が
嵌合部によって挟まれた状態となる。このため、各バス
バーに応力が加わったとき、その応力が溶接部に加わり
にくくなる。よって、両バスバー間の接続強度がより高
くなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図3に基づき詳細に説明する。図1に示す
ように、電気接続箱1は、アッパーケース2とロアケー
ス3とを備えている。アッパーケース2の上面には、複
数のコネクタを着脱可能なコネクタ装着部4、複数のヒ
ューズを着脱可能なヒューズ装着部5及び複数のリレー
を着脱可能なリレー装着部6が形成されている。また、
ロアケース3の上面には、コネクタ装着部4が形成され
ている。これらケースは互いに嵌合可能に形成されてお
り、両ケースが嵌合された際には、内部空間を有する箱
体が形成される。
【0015】こうした電気接続箱1内には、第1バスバ
ー積層体11及び第2バスバー積層体12が収容されて
いる。各バスバー積層体11,12は、それぞれ所定の
形状に形成された導電性金属板材からなる複数のバスバ
ーと、合成樹脂製の絶縁基材とを交互に積層させること
により構成されている。
【0016】第1バスバー積層体11の上面には、上方
に突出する複数のバスバー端子11aが形成されてい
る。なお、本実施形態では、アッパーケース2側を上方
向とし、ロアケース3側を下方向とする。これらバスバ
ー端子11aはバスバーの一部を折曲することによって
形成され、それぞれアッパーケース2に形成された所定
のヒューズ装着部5と対応する箇所に形成されている。
【0017】また、図2及び図3にも併せ示すように、
第1バスバー積層体11からは、第1バスバー13によ
って構成された第1接続片14が水平方向に突設されて
いる。本実施形態において第1接続片14は複数個設け
られ、各接続片14はそれぞれ等間隔に突設されてい
る。これら第1接続片14は略短冊状をなし、その略中
央部分には厚さ方向に貫通する孔部15が透設されてい
る。これら孔部15は、幅方向に長く設定された長孔に
よって構成され、幅方向において外部に連通しないよう
に設けられている。なお、こうした孔部15は、第1バ
スバー13を形成する際に行われる打ち抜き工程で設け
られる。また、本実施形態において孔部15は、第1接
続片14の幅の半分程度の長さで設けられている。
【0018】一方、第2バスバー積層体12の上面に
は、上方に突出する複数のバスバー端子12aが形成さ
れている。これらバスバー端子12aはバスバーの一部
を折曲することによって形成され、それぞれコネクタ装
着部4及びリレー装着部6と対応する箇所に形成されて
いる。
【0019】また、図2及び図3にも併せ示すように、
第2バスバー積層体12からは、第2バスバー16によ
って構成された第2接続片17が水平方向に突設されて
いる。図1に示すように、第2接続片17は、各第1接
続片14と対向するようにそれぞれ設けられている。各
第2接続片17の先端には、下方に屈曲して同第2接続
片17の厚さ方向に突出する突部18が形成されてい
る。これら突部18は、前記第1接続片14の孔部15
に嵌合可能に形成されている。より詳しくは、図2
(b)に示すように、突部18は、孔部15に嵌合され
た際に、各接続片14,17の両側が一致するように形
成されている。また、図3に示すように、突部18は、
孔部15に嵌合された際に、同突部18の先端が孔部1
5から突出しない高さで形成されている。なお、本実施
形態において突部18は、孔部15に嵌合された際に、
同突部18の先端が第2接続片17の下面と面一となる
高さで形成されている。また、こうした突部18は、第
2バスバー16を形成する際に行われる打ち抜き工程
と、前記バスバー端子12aを形成する際に行われる曲
げ工程とで形成される。
【0020】このように構成された各バスバー積層体1
1,12は、図2及び図3に示すように、各突部18を
対応する各孔部15に嵌合させることにより、各接続片
14,17同士が重ね合わせられる。そして、各接続片
14,17同士の重ね合わせられた箇所が溶接される。
なお、図2及び図3においてその溶接箇所は、溶接部1
9として示されている。このため、各接続片14,17
同士が電気的に接続される。すなわち、第1バスバー1
3と第2バスバー16とが電気的に接続され、各バスバ
ー積層体11,12同士が導通する。なお、本実施形態
において各接続片14,17同士は、抵抗溶接によって
溶接されている。
【0021】したがって、本実施形態によれば以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)各接続片14,17に対して、図2(b)に矢印
X,Yで示すような応力が加わったとき、その応力は、
溶接部19に加わるとともに、第1接続片14の孔部1
5と第2接続片17の突部18との嵌合部にも加わる。
つまり、該応力は、溶接部19と嵌合部とに分散して加
わる。このため、溶接部19の接合強度を高くしなくて
も、両接続片14,17間の接続強度が高くなる。しか
も、孔部15は第1接続片14の幅方向において外部に
連通しないように設けられている。このため、応力に対
する嵌合部の強度は、孔部15が外部に連通している場
合よりも高く維持される。よって、例えば第1バスバー
13及び第2バスバー16を純銅で構成した場合であっ
ても、両バスバー13,16の表面に錫めっき等を施さ
なくても両接続片14,17間の接続強度を高くするこ
とができる。すなわち、各接続片14,17の接続強度
を容易かつ確実に高くすることができる。また、孔部1
5と突部18とを嵌合させることにより、溶接箇所の位
置決めも容易に行うことができる。
【0022】(2)突部18は、孔部15に嵌合された
際に、同突部18の先端が孔部15から突出しない高さ
で形成されている。このため、孔部15と突部18との
嵌合部における突部18の先端側(本実施形態では各接
続片14,17の下方)に他の部材(例えば絶縁仕切
板)が密接配置された場合でも、その他の部材に対して
突部18の先端が干渉しない。よって、他の部材に突部
18の先端を許容する箇所を設けなければならないとい
った不都合や、他の部材と各接続片14,17とを密接
させることができないといった不都合がない。
【0023】(3)突部18は、第2接続片17の先端
に形成されている。このため、例えば突部18を第2接
続片17の中央などに形成した場合に比べて、突部18
を容易に形成することができる。
【0024】(4)孔部15は第1バスバー13を打ち
抜き加工することにより設けられ、突部18は第2バス
バー16を打ち抜き及び曲げ加工することにより設けら
れている。このため、孔部15及び突部18を容易に設
けることができる。また、各バスバー13,16を形成
するための既存の工程で孔部15及び突部18を設ける
ことができるため、各バスバー13,16の製造工程が
複雑化してしまうこともない。
【0025】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 前記実施形態では、第1接続片14に孔部15を設
け、第2接続片17に突部18を設けている。しかし、
例えば図4(a)に示すように、第1接続片14の略中
央に突部18を設け、第2接続片17の先端付近に孔部
15を設けるようにしてもよい。そして、第1接続片1
4における突部18よりも先端側と、第2接続片17に
おける孔部15よりも基端側に溶接部19を設定する。
なお、この場合、突部18は、第1接続片14の略中央
部分を切り起こすことによって形成されている。
【0026】・ また、例えば図4(b)に示すよう
に、孔部15を第2接続片17の先端よりもやや基端側
に設け、各接続片14,17における孔部15及び突部
18の先端側と基端側とに溶接部19を設定してもよ
い。すなわち、孔部15と突部18との嵌合部を挟む2
箇所で各接続片14,17同士を溶接するようにしても
よい。
【0027】・ 前記実施形態において孔部15及び突
部18は、各接続片14,17の幅方向に長くなるよう
に設定されている。しかし、例えば図5(a)に示すよ
うに、第1接続片14の先端付近に、同接続片14の幅
方向に狭く、同接続片14が延びる方向に長く設定され
た突部18を設けてもよい。そして、第2接続片17の
略中央に、その突部18と嵌合可能な孔部15を設けて
もよい。このようにすれば、各接続片14,17におけ
る孔部15または突部18が設けられた箇所の幅方向の
断面積を広く確保することができ、各接続片14,17
に通電可能な電流量が小さくなってしまうことを防止す
ることができる。
【0028】・ 前記実施形態において各接続片14,
17には、孔部15と突部18との嵌合部が1箇所のみ
設けられている。しかし、例えば図5(b)に示すよう
に、第1接続片14の略中央に孔部15を設けるととも
に先端に突部18を設ける。また、第2接続片17の略
中央に孔部15を設けるとともに先端に突部18を設け
る。そして、これら孔部15と突部18とを嵌合させ、
それら嵌合部間に溶接部19を設定する。このようにす
れば、溶接部19が両嵌合部によって挟まれた状態とな
る。このため、各接続片14,17に応力が加わったと
き、その応力のほとんどは両嵌合部に加わる。すなわ
ち、該応力が溶接部19に加わりにくくなる。よって、
両接続片14,17間の接続強度がより高くなる。な
お、ここでは各接続片14,17にそれぞれ孔部15及
び突部18を設けている。しかし、例えば第1接続片1
4に2つの孔部15を設け、第2接続片17に2つの突
部18を設けるようにしてもよい。また、孔部15と突
部18との嵌合部は、2箇所に限らず、3箇所以上であ
ってもよい。
【0029】・ 前記実施形態において各接続片14,
17は、各バスバー積層体11,12から水平方向に突
設されている。しかし、例えば図5(c)に示すよう
に、第1接続片14の先端部14aを上方に屈曲すると
ともに、第2接続片17の先端部17aを上方に屈曲さ
せてもよい。そして、第1接続片14の先端部14aに
孔部15を設け、第2接続片17の先端部17aに突部
18を設ける。このようにすれば、各バスバー積層体1
1,12間を近接させることができる。
【0030】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想を以下に列挙する。 (1) 請求項1または請求項2に記載のバスバー構造
体において、前記第1バスバーに、複数の前記突部また
は孔部をそれぞれ所定間隔をあけて設けるとともに、前
記第2バスバーに、同第2バスバーを前記第1バスバー
に重ね合わせた際に前記第1バスバーに設けられた突部
または孔部と嵌合する前記突部または孔部を設け、それ
らの嵌合部間で前記両バスバー同士を溶接したこと。
【0031】(2) 請求項1〜3、技術的思想(1)
のいずれか1項に記載のバスバー構造体において、前記
孔部は、対応する前記バスバーを打ち抜き加工すること
により設けられ、前記突部は、対応する前記バスバーを
打ち抜き及び曲げ加工することにより設けられているこ
と。この技術的思想(2)に記載の発明によれば、孔部
及び突部を容易に設けることができる。また、バスバー
を形成するための既存の工程で孔部及び突部を設けるこ
とができるため、バスバーの製造工程が複雑化してしま
うこともない。
【0032】(3) 請求項1〜3、技術的思想
(1),(2)のいずれか1項に記載のバスバー構造体
を収容したことを特徴とする電気接続箱。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、両バスバー間の接続強度を容易かつ確実
に高くすることができるとともに、溶接箇所の位置決め
を容易に行うことができる。
【0034】請求項2に記載の発明によれば、突部と孔
部との嵌合部における突部の先端側に他の部材が密接配
置された場合でも、その他の部材に対して突部の先端が
干渉することを防止することができる。
【0035】請求項3に記載の発明によれば、両バスバ
ー間の接続強度をより高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるバスバー構造体を備える一実施
形態の電気接続箱を示す分解斜視図。
【図2】(a),(b)は、同実施形態のバスバー構造
体を示す部分斜視図。
【図3】図2(b)のA−A線断面図。
【図4】(a),(b)は、他の実施形態のバスバー構
造体を示す部分斜視図。
【図5】(a)〜(c)は、他の実施形態のバスバー構
造体を示す部分斜視図。
【図6】(a),(b)は、従来のバスバー構造体を示
す部分斜視図。
【符号の説明】
1…電気接続箱、11…第1バスバー積層体、12…第
2バスバー積層体、13…第1バスバー、14…第1接
続片、15…孔部、16…第2バスバー、17…第2接
続片、18…突部、19…溶接部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ短冊状をなす第1バスバーと第
    2バスバーとを溶接したバスバー構造体において、 前記第1バスバーは、厚さ方向に貫通するとともに幅方
    向において外部に連通しない孔部を有し、 前記第2バスバーは、厚さ方向に突出し前記孔部に嵌合
    可能な突部を有し、 前記孔部に前記突部を嵌合させた状態で前記両バスバー
    同士を溶接したことを特徴とするバスバー構造体。
  2. 【請求項2】 前記突部を、前記孔部に嵌合させた際に
    同突部の先端が同孔部から突出しない高さで設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載のバスバー構造体。
  3. 【請求項3】 前記第1バスバーに前記孔部及び前記突
    部を所定間隔をあけて設けるとともに、前記第2バスバ
    ーに、同第2バスバーを前記第1バスバーに重ね合わせ
    た際に前記第1バスバーの孔部に嵌合する前記突部と前
    記第1バスバーの突部が嵌合される前記孔部とを設け、
    それら嵌合部間で前記両バスバー同士を溶接したことを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載のバスバー構
    造体。
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