JP2017130290A - 電気機器を接続する接続構造及び電気機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1機器と第2機器とを接続する接続構造であって、第1機器に接続された第1リード線の端部を固定する第1固定部と、第1固定部から延設され中途部で屈曲された第1屈曲部とを含む第1端子と、第2機器に接続された第2リード線の端部を固定する第2固定部と、第2固定部から延設され中途部で屈曲された第2屈曲部とを含む第2端子と、第2端子を含む端子台と、を備え、第1屈曲部と第2屈曲部とが当接され、且つ、少なくとも当接された部分が樹脂モールドされている。
【選択図】図1
Description
第1機器と第2機器とを接続する接続構造であって、前記第1機器に接続された第1リード線の端部を固定する第1固定部と、前記第1固定部から延設され中途部で屈曲された第1屈曲部とを含む第1端子と、前記第2機器に接続された第2リード線の端部を固定する第2固定部と、前記第2固定部から延設され中途部で屈曲された第2屈曲部とを含む第2端子と、前記第2端子を含む端子台と、を備え、前記第1屈曲部と前記第2屈曲部とが当接され、且つ、少なくとも前記当接された部分が樹脂モールドされている。
前記第2端子は、前記第1屈曲部と前記第2屈曲部との当接位置を規定する位置決め部を有している。
前記第1屈曲部は、貫通孔を形成する環状縁部を有し、前記位置決め部は、前記第2屈曲部に設けられ且つ前記環状縁部の内面に当接する隆起部である。
前記第1端子と前記第2端子とが溶着されている。
前記第1機器は回転電機であって、前記第1リード線は前記回転電機の固定子から前記固定子の外部に引き出される引き出し線であって、前記第2機器は前記回転電機を制御する制御機器である。
[作業機の全体構成]
まず、作業機の全体の構成から説明する。
本発明に係る作業機1は、図7及び図8に示すように、機体2と、この機体2に装着した作業装置3と、機体2を支持する走行装置4とを備えている。尚、図7及び図8では、作業機の一例としてトラックローダを示しているが、本発明に係る接続構造を備えた電気機器が搭載される作業機はトラックローダに限定されず、例えば、トラクタ、スキッドステアローダ、コンパクトトラックローダ、バックホー等であってもよい。尚、本発明において、作業機の運転席に着座した運転者の前側(図7の左側)を前方、運転者の後側(図7の右側)を後方、運転者の左側(図7の手前側)を左方、運転者の右側(図7の奥側)を右方として説明する。
キャビン5内には運転席13が設けられている。運転席13の一側(例えば、左側)には、走行装置4を操作するための走行用操作装置14が配置されている。
作業装置3は、ブーム22Lと、ブーム22R、バケット23(作業具)とを備える。ブーム22Lは、機体2の左に配置されている。ブーム22Rは、機体2の右に配置されている。ブーム22Lとブーム22Rとは、連結体によって相互に連結されている。ブーム22L及びブーム22Rは、第1リフトリンク24及び第2リフトリンク25に支持されている。ブーム22L及びブーム22Rの基部側と機体2の後下部との間には、複動式の油圧シリンダからなるリフトシリンダ26が設けられている。リフトシリンダ26を同時に伸縮させることによりブーム22L及びブーム22Rが上下に揺動する。ブーム22L及びブーム22Rの先端側には、それぞれ装着ブラケット27が横軸回りに回動自在に枢支され、左及び右に設けられた装着ブラケット27にバケット23の背面側が取り付けられている。
バケット23は、装着ブラケット27に対して着脱自在とされている。バケット23を取り外して装着ブラケット27に各種のアタッチメント(後述する油圧アクチュエータを有する油圧駆動式の作業具)を取り付けることで、掘削以外の各種の作業(又は他の掘削作業)を行えるように構成されている。機体の後側には原動機29が設けられている。原動機29は、エンジンである。尚、原動機29は、電動モータ(モータ・ジェネレータ)であっても、エンジン及び電動モータの両方を有するものであってもよいが、以下においては両方を有するものとして説明する。また、機体2には作動油を貯留するタンク(作動油タンク)31が設けられている。
エンジン32は、ディーゼルエンジンやガソリンエンジン等である。エンジン32のクランク軸は、油圧ポンプ35側に向けて突出し、クランク軸の先端(油圧ポンプ35側)には、フライホイール33が連結されている。
モータ・ジェネレータ34は、フライホイール33の油圧ポンプ35側に配置されている。モータ・ジェネレータ34は、ロータ(回転子)とステータとを有している。モータ・ジェネレータ34としては、永久磁石埋込式の三相交流同期モータが好適に使用されるが、他の種類の同期モータであってもよい。
被動機である油圧ポンプ35は、エンジン32及び/又はモータ・ジェネレータ34からの動力を受けて駆動される。この油圧ポンプ35は、具体的には静油圧式トランスミッションの油圧ポンプを例示することができる。
次に、このような位置に配置された本発明に係る接続構造40をさらに詳細に説明する。図1は、図9における端子台カバー42を取り外した接続構造40を示す斜視図である。図2は、図1における樹脂モールド部45(端子台モールド部43及びステータモールド部44)を仮想的に取り外した接続構造40を示す斜視図である。図3は、図2に示した接続構造40の平面図(三面図)である。図4は、接続構造40を構成する端子台70(ここでは第2端子60を含む端子台70である)の斜視図及び平面図である。図5は、接続構造40における端子の接続状態(ここでは第1端子50と第2端子60との接続状態である)を示す斜視図である。図6は、端子の分解斜視図である。
この接続構造40を構成する、第1端子50、第2端子60および端子台70について、さらに詳しく説明する。
第1端子50は、図6(C)に示すように、上述したように汎用の丸端子である。第1屈曲部56は、第1固定部52に対して折り曲げ部(中途部、境界部)55で第1リード線46の方向に対して略直角に曲げられている。第1固定部52は貫通孔を形成する環状縁部54を有し、この貫通孔に第1リード線46の端部が固定される。第1屈曲部56は貫通孔58を形成する環状縁部59を有し、矢示X方向に第1端子50が第2端子60に接近して(接近方向は逆でも構わない)この貫通孔58に第2屈曲部66の隆起部68が嵌め込まれる。したがって、貫通孔58に第2屈曲部66の隆起部68を嵌め込むことによって、第2端子60に対する第1端子50の当接位置を決定することができる。即ち、隆起部68は、第1屈曲部56と第2屈曲部66との当接位置を規定する位置決め部である。この実施形態では、第2端子60の第2屈曲部66に隆起を形成することにより位置決め部を形成しているが、その他の構成であってもよい。
この隆起部68は、先端面68Sに面取り部68R及び側面69を備えた略円筒形状であって、その径は貫通孔58に嵌め込むことのできる大きさである。なお、隆起部68は、円筒形状に限定されず貫通孔58(第1屈曲部56)の形状に合えばどのような形状であってもよい。隆起部68が貫通孔58に嵌め込まれることにより、三相分の第1端子50と第2端子60とを容易に位置決めすることができる。尚、面取り部68Rを設けることにより、隆起部68を貫通孔58に嵌め込みやすい。
以上のような構成からなる第1端子50及び第2端子60を備えた端子台70を用いた本実施形態に係る接続構造40の製造手順について説明する。
まず、三相分の第2端子60を備えた端子台70に向けて、三相分の第1端子50を、図6(C)の矢示X方向に接近させる。この場合において、第2端子60に第1端子50が当接するときに、貫通孔58に第2屈曲部66の隆起部68が嵌め込まれる。このため、三相分の第1端子50と三相分の第2端子60とを容易に位置決めすることができる。さらに、側面69が貫通孔58の環状縁部59に当接するので、第1端子50と第2端子60との接触面積を増加させることができ、電気抵抗を低下させることができる。
この場合において、第1端子50と第2端子60とが溶着されることにより、端子を構成する金属のみで接続部分が構成されて、端子を構成する金属以外の物質(特にモールド樹脂)が介在しないために、電気抵抗を低下させることができる。さらに、後述する樹脂モールド時において高圧で樹脂が圧入されても、第1端子50と第2端子60とが溶着されており端子間に樹脂が入り込むことがない。このため、端子間に樹脂が入り込んで電気抵抗が上昇して異常発熱等を発生させることを防止できる。さらに、後述する樹脂モールド時において高圧で樹脂が圧入されても、貫通孔58に嵌め込まれた隆起部68が潰されて第1端子50と第2端子60とが強固に一体化されているので、第1端子50と第2端子60とが外れることがない。
(A)第1端子50および第2端子60をリード線の方向に対して略直角に曲げて(L字形状に曲げて)曲げられた屈曲部どうしを溶着させて接続させたので、リード線の引き出し方向の長さを短くすることができるために作業機を小型化でき、
(B)汎用の端子及び端子台を用いることができるので製造コストを抑えることができ、(C)端子と端子台とを一体化して樹脂モールドするので接続構造を小型化でき、(D)端子台を樹脂モールドしたので、リード線を樹脂モールドして樹脂モールドから引き出されたリード線を端子台に接続する場合に発生する、多数の銅線から構成された引き出し線の内部から樹脂モールド時に樹脂が漏れ出すことを防止できる。
例えば、上述した実施形態においてはリード線の取り出し方向はロータ回転軸に平行な方向であったが、他の方向であっても構わない。また、上述した実施形態においては第1端子と第2端子との位置決めは隆起部と貫通孔との組合せであったが、端子の外形形状を用いても構わない。
34 モータ・ジェネレータ
35 油圧ポンプ
40 接続構造
41 ソケット
42 端子台カバー
43 端子台モールド部
44 ステータモールド部
45 樹脂モールド部
46(46U、46V、46W) 第1リード線
50(50U、50V、50W) 第1端子
52 第1固定部
54 環状縁部
56 第1屈曲部
58 貫通孔
59 環状縁部
60(60U、60V、60W) 第2端子
62 第2固定部
64 環状縁部
64B ナット
66 第2屈曲部
68 隆起部
68R 面取り部
68S 先端面
69 側面
70 端子台
71 取付部
72 段部
73 ガード
74 フィン
75 縁部
Claims (7)
- 第1機器と第2機器とを接続する接続構造であって、
前記第1機器に接続された第1リード線の端部を固定する第1固定部と、前記第1固定部から延設され中途部で屈曲された第1屈曲部とを含む第1端子と、
前記第2機器に接続された第2リード線の端部を固定する第2固定部と、前記第2固定部から延設され中途部で屈曲された第2屈曲部とを含む第2端子と、
前記第2端子を含む端子台と、を備え、
前記第1屈曲部と前記第2屈曲部とが当接され、且つ、少なくとも前記当接された部分が樹脂モールドされた接続構造。 - 前記端子台は、前記第2固定部と前記第2屈曲部との境界部から前記第2屈曲部と反対方向に延びる延設部を有している請求項1に記載の接続構造。
- 前記第2端子は、前記第1屈曲部と前記第2屈曲部との当接位置を規定する位置決め部を有している請求項1又は2に記載の接続構造。
- 前記第1屈曲部は、貫通孔を形成する環状縁部を有し、
前記位置決め部は、前記第2屈曲部に設けられ且つ前記環状縁部の内面に当接する隆起部である請求項3に記載の接続構造。 - 前記端子台は、前記第1端子側に向けて突出するフィンを有している請求項1〜4のいずれかに記載の接続構造。
- 前記第1端子と前記第2端子とが溶着されている請求項1〜5のいずれかに記載の接続構造。
- 前記第1機器は回転電機であって、前記第1リード線は前記回転電機の固定子から前記固定子の外部に引き出される引き出し線であって、
前記第2機器は前記回転電機を制御する制御機器である
請求項1〜6のいずれかに記載の接続構造を備えている電気機器。
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- 2016-01-18 JP JP2016007459A patent/JP6567436B2/ja active Active
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