JP2568008Y2 - 導電ダンパと中継端子板との接続構造 - Google Patents
導電ダンパと中継端子板との接続構造Info
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- JP2568008Y2 JP2568008Y2 JP11310291U JP11310291U JP2568008Y2 JP 2568008 Y2 JP2568008 Y2 JP 2568008Y2 JP 11310291 U JP11310291 U JP 11310291U JP 11310291 U JP11310291 U JP 11310291U JP 2568008 Y2 JP2568008 Y2 JP 2568008Y2
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- Japan
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- relay terminal
- terminal
- damper
- conductive
- conductive damper
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はスピーカの導電ダンパ
と中継端子板との接続構造に関する。
と中継端子板との接続構造に関する。
【0002】
【従来技術】従来、スピーカにおける導電ダンパと中継
端子板との接続構造は、図2及び図3に示すものが多く
提供されていた。
端子板との接続構造は、図2及び図3に示すものが多く
提供されていた。
【0003】図2及び図3において、1は導電ダンパで
あり、ダンパ1aに2つの導電部1bが設けられ、この導電
部1bの一端はボイスコイル(図示せず)に接続され、他
端はダンパ1aの外周から突出して2つの端子部1c,1dに
なっている。1e,1fは端子部1c,1dに夫々設けられた孔
である。
あり、ダンパ1aに2つの導電部1bが設けられ、この導電
部1bの一端はボイスコイル(図示せず)に接続され、他
端はダンパ1aの外周から突出して2つの端子部1c,1dに
なっている。1e,1fは端子部1c,1dに夫々設けられた孔
である。
【0004】1g,1hは端子部1c,1dと同様に導電部1bが
ダンパ1aの外周から突出した2つの端子部である。
ダンパ1aの外周から突出した2つの端子部である。
【0005】11は中継端子板であり、角形の絶縁板12の
両端部の孔に、夫々金属端子13,14を絞り部をかしめて
固定し、他方の面にこの金属端子13,14の絞り部で形成
した舌片13a ,14a を略直角に突出させている。
両端部の孔に、夫々金属端子13,14を絞り部をかしめて
固定し、他方の面にこの金属端子13,14の絞り部で形成
した舌片13a ,14a を略直角に突出させている。
【0006】15は中継端子板であり、角形の絶縁板16の
両端部の孔に、夫々金属端子17,18を絞り部をかしめて
固定し、他方の面にこの金属端子17,18の絞り部で形成
した舌片17a ,18a を略直角に突出させている。
両端部の孔に、夫々金属端子17,18を絞り部をかしめて
固定し、他方の面にこの金属端子17,18の絞り部で形成
した舌片17a ,18a を略直角に突出させている。
【0007】以上の様に構成した従来の導電ダンパと中
継端子板との接続構造において、図2(A)(B)に示
す第1の例では、2つの端子部1c,1d夫々の孔1e,1fに
中継端子板11の舌片13a ,14a を挿入して矢印Y方向へ
曲げ、導電ダンパ1の端子部1c,1dと電気的に接続して
いた。
継端子板との接続構造において、図2(A)(B)に示
す第1の例では、2つの端子部1c,1d夫々の孔1e,1fに
中継端子板11の舌片13a ,14a を挿入して矢印Y方向へ
曲げ、導電ダンパ1の端子部1c,1dと電気的に接続して
いた。
【0008】図3(A)(B)に示す第2の例では、2
つの端子部1g,1hを中継端子板15に突設された舌片17a
,18a の内側に嵌め込み、舌片17a ,18a を矢印Y方
向へ曲げて挾み付け、導電ダンパ1の端子部1g,1hと電
気的に接続していた。
つの端子部1g,1hを中継端子板15に突設された舌片17a
,18a の内側に嵌め込み、舌片17a ,18a を矢印Y方
向へ曲げて挾み付け、導電ダンパ1の端子部1g,1hと電
気的に接続していた。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の導電ダンパと中継端子板との接続構造は、第1の例の
場合、導電ダンパが柔らかく端子部の孔の位置精度が悪
くなり、中継端子の舌片挿入が困難であった。
の導電ダンパと中継端子板との接続構造は、第1の例の
場合、導電ダンパが柔らかく端子部の孔の位置精度が悪
くなり、中継端子の舌片挿入が困難であった。
【0010】また、舌片が絞り加工により作製されてい
て長く出来ず短いため、孔への挿入作業性が悪かった。
て長く出来ず短いため、孔への挿入作業性が悪かった。
【0011】また、このため舌片とダンパの端子部との
接触面積が小さく、電気的な導通の信頼性が低かった。
接触面積が小さく、電気的な導通の信頼性が低かった。
【0012】また、第2の例の場合、中継端子板寸法が
大きいため、小口径スピーカやカー用のスピーカには使
用できなかった。
大きいため、小口径スピーカやカー用のスピーカには使
用できなかった。
【0013】また、舌片は第1の例と同様に絞り加工に
より作製され短いため、ダンパの端子部との接触面積が
小さく、電気的な導通の信頼性が低かった。
より作製され短いため、ダンパの端子部との接触面積が
小さく、電気的な導通の信頼性が低かった。
【0014】更に、第1,第2の例共組立てライン上で
の組立て自動化が困難であった。
の組立て自動化が困難であった。
【0015】この考案は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは従来例の欠点を解消
し、小型で電気的な接続が容易な導電ダンパと中継端子
との接続構造を提供するところにある。
のであり、その目的とするところは従来例の欠点を解消
し、小型で電気的な接続が容易な導電ダンパと中継端子
との接続構造を提供するところにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この考案の導電ダンパと
中継端子板との接続構造は、略直角に折り曲げた舌片を
側部に備えた金属端子と絶縁板とで構成され金属端子が
固定された絶縁板の側部から他方の面側へ前記舌片が突
出した中継端子板と、導電ダンパに突設された端子部と
でこの端子部を中継端子板の他方の面に当て前記舌片を
折り曲げて挾み、電気的に接続するように構成したもの
である。
中継端子板との接続構造は、略直角に折り曲げた舌片を
側部に備えた金属端子と絶縁板とで構成され金属端子が
固定された絶縁板の側部から他方の面側へ前記舌片が突
出した中継端子板と、導電ダンパに突設された端子部と
でこの端子部を中継端子板の他方の面に当て前記舌片を
折り曲げて挾み、電気的に接続するように構成したもの
である。
【0017】
【作用】この考案によれば、中継端子板の舌片が金属端
子を折り曲げて長く作られているので、舌片側の面に導
電ダンパの端子部を当て、舌片を内側に折り曲げて挾む
と、この舌片と導電ダンパは十分接触し電気的に接続さ
れる。
子を折り曲げて長く作られているので、舌片側の面に導
電ダンパの端子部を当て、舌片を内側に折り曲げて挾む
と、この舌片と導電ダンパは十分接触し電気的に接続さ
れる。
【0018】
【実施例】この考案に係る導電ダンパと中継端子板との
接続構造の実施例を図1に基づき説明する。なお従来例
と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
接続構造の実施例を図1に基づき説明する。なお従来例
と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0019】図において、1は導電ダンパであり、ダン
パ1aに2つの導電部1bが設けられ、この導電部1bの一端
はボイスコイル(図示せず)に接続され、他端はダンパ
1aの外周から突出して2つの端子部1c,1dをなしてい
る。
パ1aに2つの導電部1bが設けられ、この導電部1bの一端
はボイスコイル(図示せず)に接続され、他端はダンパ
1aの外周から突出して2つの端子部1c,1dをなしてい
る。
【0020】2は中継端子板であり、角形の絶縁板3の
両端部に夫々金属端子4,5が絞り部でかしめて平行に
固定され、舌片4a,5aは絶縁板3の側部から他方の面側
に十分な長さを有して突出している。
両端部に夫々金属端子4,5が絞り部でかしめて平行に
固定され、舌片4a,5aは絶縁板3の側部から他方の面側
に十分な長さを有して突出している。
【0021】以上の様に構成した本考案では、中継端子
板2の舌片4a,5aが突出して絶縁板3の面に、導電ダン
パ1の端子部1c,1dを据え、舌片4a,5aを共に矢印Y
(内側)方向へ折り曲げて、端子部1c,1dを絶縁板3と
の間に挾み付け、この舌片4a,5aと端子部1c,1dとを接
触させて電気的に接続している。
板2の舌片4a,5aが突出して絶縁板3の面に、導電ダン
パ1の端子部1c,1dを据え、舌片4a,5aを共に矢印Y
(内側)方向へ折り曲げて、端子部1c,1dを絶縁板3と
の間に挾み付け、この舌片4a,5aと端子部1c,1dとを接
触させて電気的に接続している。
【0022】
【考案の効果】この考案に係る導電ダンパと中継端子板
との接続構造によれば、上述のように構成したので、舌
片は適正な長さにでき、導電ダンパ端子部の寸法精度は
必要なくなる。
との接続構造によれば、上述のように構成したので、舌
片は適正な長さにでき、導電ダンパ端子部の寸法精度は
必要なくなる。
【0023】また、導電ダンパの端子部に孔が不要にな
り、舌片の孔入れ作業がなくなるので作業性が良くな
る。
り、舌片の孔入れ作業がなくなるので作業性が良くな
る。
【0024】また、端子部と舌片の接触面積が大きくと
れるため、電気的な導通の信頼性が大幅に向上する。
れるため、電気的な導通の信頼性が大幅に向上する。
【0025】また、中継端子板は小型にできるため、小
口径のスピーカや小型化を要求されているカー用スピー
カ等に使用でき、省スペース化に有利である。
口径のスピーカや小型化を要求されているカー用スピー
カ等に使用でき、省スペース化に有利である。
【0026】更に、舌片は適正な長さにできるため、組
立てライン上での組立て自動化ができる。
立てライン上での組立て自動化ができる。
【図1】(A)本考案を示す正面図である。 (B)本考案を示す拡大側面図である。
【図2】(A)従来例における第1の例を示す正面図で
ある。 (B)従来例における第1の例を示す拡大側面図であ
る。
ある。 (B)従来例における第1の例を示す拡大側面図であ
る。
【図3】(A)従来例における第2の例を示す正面図で
ある。 (B)従来例における第2の例を示す拡大側面図であ
る。
ある。 (B)従来例における第2の例を示す拡大側面図であ
る。
1 導電ダンパ 1a ダンパ 1b 導電部 1c,1d 端子部 2 中継端子板 3 絶縁板 4,5 金属端子 4a,5a 舌片
Claims (1)
- 【請求項1】 略直角に折り曲げた舌片を側部に備えた
金属端子と絶縁板とで構成され金属端子が固定された絶
縁板の側部から他方の面側へ前記舌片が突出した中継端
子板と、導電ダンパに突設された端子部とでこの端子部
を中継端子板の他方の面に当て前記舌片を折り曲げて挾
み、電気的に接続するように構成したことを特徴とする
スピーカにおける導電ダンパと中継端子板との接続構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11310291U JP2568008Y2 (ja) | 1991-12-28 | 1991-12-28 | 導電ダンパと中継端子板との接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11310291U JP2568008Y2 (ja) | 1991-12-28 | 1991-12-28 | 導電ダンパと中継端子板との接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0557999U JPH0557999U (ja) | 1993-07-30 |
JP2568008Y2 true JP2568008Y2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=14603536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11310291U Expired - Lifetime JP2568008Y2 (ja) | 1991-12-28 | 1991-12-28 | 導電ダンパと中継端子板との接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2568008Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008199116A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-28 | Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd | 電磁変換器 |
-
1991
- 1991-12-28 JP JP11310291U patent/JP2568008Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0557999U (ja) | 1993-07-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |