JPH058792Y2 - - Google Patents

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JPH058792Y2
JPH058792Y2 JP9729088U JP9729088U JPH058792Y2 JP H058792 Y2 JPH058792 Y2 JP H058792Y2 JP 9729088 U JP9729088 U JP 9729088U JP 9729088 U JP9729088 U JP 9729088U JP H058792 Y2 JPH058792 Y2 JP H058792Y2
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coil
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電磁力によつて出力軸を直線的に駆
動させる直動型アクチユエータの磁石保持部材に
関するものであり、特に、寸法のばらつきが大き
い磁石でも確実に保持できるようにした直動型ア
クチユエータの磁石保持部材に関するものであ
る。
(従来の技術) 車両における排気ガス環流バルブや空調バルブ
の開閉等、比較的ストロークの大きい動作を行わ
せるためのアクチユエータとして、いわゆるボイ
スコイル式直動型アクチユエータが用いられてい
る。
該アクチユエータは、ケーシングに固定された
コイルと、該コイルに近接して配置された可動磁
石とを具備し、前記コイルに通電することによつ
て、電磁力の作用で該コイルおよび磁石を動作さ
せ、出力軸を直線的に動作させるようにしてい
る。
このような直動型アクチユエータの一例として
は、実開昭61−117588号公報に記載されたような
ものがある。
第6図に上記構成の可動磁石型アクチユエータ
の断面図を示す。
同図において、出力軸1は樹脂等の電気絶縁材
料で作られたカツプ状の磁石保持部材2の中心部
に挿入され、ナツト3によつて該保持部材2と一
体的に組立てられている。該保持部材2の外面に
は環状磁石4が接着剤で固定されている。
これらの出力軸1、カツプ状部材2および磁石
4で構成される可動部16は、ケーシング5に嵌
挿された軸受6および筒状の案内部材7の外周面
に案内されて往復動できるようになつている。該
案内部材7はケーシング5に対して支持板7aに
よつて支持されている。
コイルばね8の一端は、該ばね8にあらかじめ
与えておくたわみの量を調整するため、前記案内
部材7の内側にねじ込まれたねじ部材9に当接さ
れ、他端は前記磁石保持部材2の中央底部に当接
されている。その結果、該コイルばね8の反発力
により該保持部材2は前記軸受6の方向に押圧さ
れる。該コイルばね8による前記押圧の力は、前
記ねじ部材9をばね8の伸縮方向にねじ送りさせ
ることによつて調整できる。
磁石4の外面には、該磁石4に対して適当な間
隙を有してコイル12が配置されている。該コイ
ル12の第6図における上下方向の位置決めは、
押え板10aおよび10bによつてなされてい
る。
コイル12の一端はリード端子14と接続さ
れ、他端は、図示しない他方のリード端子に接続
されている。該リード端子14は電気絶縁部材で
作られた端子取付け板15に固定されている。
上記構成のアクチユエータでは、コイル12に
電流が供給されると、この電流と磁回路13を通
る磁石4の磁束との相互作用に基づく電磁力の作
用で、磁石4すなわち可動部16がコイルばね8
の圧縮方向に移動される。
該可動16の移動によつて、ばね8は圧縮され
反発力を生じる。そして、前記電磁力とばね8の
反発力とが平衡する位置で可動部16は停止す
る。
すなわち、コイル12に通電されていない状態
から、前記平衡位置で可動部16の移動が停止さ
れるまでの出力軸1の移動量が、該アクチユエー
タのストロークとなる。したがつて、該アクチユ
エータのストロークは前記コイル12の電流値お
よびばねの反発力によつて決定される。
(考案が解決しようとする課題) 上記した従来の技術は、次のような問題点を有
していた。
上記構成のアクチユエータにおいては、磁石4
をはめ込むために設けられている磁石保持部材2
の溝の幅と該磁石4の幅と寸法誤差によつて、前
記磁石4を正確に位置決めすることが困難であつ
たり、磁石4および磁石保持部材2を接着する接
着剤と磁石保持部材2との材質がうまく適合しな
かつたりして十分な接着力が得られないというよ
うな問題点があつた。
また、樹脂と磁石とを一体的にモールド成型し
て前記磁石を保持する手段がとられることがある
が、この場合にも、磁石が保持部材に対して正確
に位置決めして成型するのが困難であるという問
題点があつた。
本考案は、前述の問題点を解決するためになさ
れたものである。
(課題を解決するための手段および作用) 前記の問題点を解決するために本考案は、環状
磁石の一端を当接させて位置決めするための引掛
け部と、前記磁石の他端に当接させて該磁石を固
定する爪部であつて、前記引掛け部方向に向けた
勾配面を有する爪部とを設けた磁石固定部材を複
数個具備した点に特徴がある。
上記構成を有する本考案では、磁石固定部材を
環状の磁石の内周面に沿つて挿入し、引掛け部を
磁石の一端に当接させた状態で前記爪部を環状磁
石の外周方向に折曲げると、爪部の勾配面が磁石
を引掛け部に押圧させるくさびのような作用をす
る。その結果、磁石は爪部の勾配面と前記引掛け
部とに挟まれて磁石固定部材に確実に固定され
る。
(実施例) 以下に図面を参照して、本考案を詳細に説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示す磁石保持部材
17の斜視図、第2図は磁石18の斜視図であ
る。
同図において、ステンレス鋼などの非磁性金属
によつて構成された磁石保持部材17の基部20
には、その中心部分に出力軸と該保持部材17と
を連結するための取付け孔21が設けられてい
て、該基部20に周辺に設けられた4か所の張出
し部には、磁石固定部材22が該基部20に対し
て直立して設けられている。
前記磁石固定部材22の先端には外側に向けて
直角に折り曲げられた引掛け部22aが形成され
ている。また、該引掛け部22aと、基部20と
の中間部分には爪部23が設けられている。該爪
部23を形成するため磁石固定部22に設けられ
た2か所の切欠きのうち、前記引掛け部22aに
近いほうの切欠きは前記爪部23の辺が前記引掛
け部22aの方向に向けて勾配を有するようにV
字型に切欠かれている。
一方、磁石18には、その内周面から上部にか
けて、前記磁石固定部材22が係合される溝40
が設けられている。
次に、磁石保持部材17に磁石18を固定する
手順を説明する。第3図は磁石18に磁石保持部
材17を挿入した状態を示す斜視図、第4図aは
磁石18を磁石保持部材17に固定した状態の正
面図、第4図bは同下面図である。
まず、磁石固定部材22を磁石18の溝40に
合わせ、該溝40の上部に磁石固定部材22の引
掛け部22aが当接される位置まで磁石保持部材
17を挿入する。
第3図に示されたように、磁石18に磁石保持
部材17を挿入した後、第4図に示したように、
爪部23を外側に折曲げる。爪部23を折曲げる
ことによつて、磁石18は該爪部23の勾配面と
前記引掛け部22aとによつて挟まれて固定され
る。
磁石4が爪部23と引掛け部22aとによつて
挟まれて固定される様子を、第5図を参照して説
明する。第5図aは爪部23を折曲げる前の状態
を示す図、同図bは爪部23を折曲げた状態を示
す図である。
第5図aに示したように、磁石固定部材22の
先端に設けられた引掛け部22aと磁石18の溝
40とが密着されていなくても、この状態から爪
部23を折曲げると、該爪部23の勾配面が磁石
18を引掛け部22aの方向に押圧するくさびの
ような作用をし、同図bに示したように磁石18
と引掛け部22aとが密着される。
前記爪部23の勾配面がくさびのような作用を
して、磁石18が前記引掛け部22aに押圧され
るためには、磁石18を前記引掛け部22aに当
接させ、爪部23を折曲げる以前の状態におい
て、爪部23の勾配面の幅hの間に磁石18の下
面18aが位置されることが必要である。
これを換言すれば、該磁石保持部材17に保持
される磁石18を前記引掛け部22aに当接させ
た状態において、該磁石18の下面18aが爪部
23の勾配の幅h以内に収まるような寸法精度範
囲の磁石であれば、該磁石を磁石保持部材に確実
に固定できるということである。
本考案の磁石保持部材は、本実施例に示したよ
うな溝40を有する磁石以外の磁石を保持するこ
ともできる。
なお、前記磁石固定部材22はプレス加工によ
つて、基部20と一体的に成型しても良いし、前
記磁石固定部材22および基部20を別々に加工
して、溶接等によつて一体化するようにしても良
い。
また、磁石固定部材22にV字形の溝を切欠い
て爪部を形成するだけに限らず、磁石固定部材2
2の端側部から突出した形状の爪部を形成するよ
うにしても良い。
さらに、磁石固定部材22の中間部分に引掛け
部を設け、磁石固定部材22の先端に、前記くさ
びのような作用をする勾配面を有する爪部を設け
るようにしても良い。
このように、本実施例では、磁石保持部材17
に取り付けられる磁石18の寸法のばらつきが大
きい場合にも、接着剤を用いないで該磁石18を
保持部材2に確実に固定できる。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、次のような効果が達成できる。
(1) 引掛け部を基準にして磁石が位置決めされる
ので、磁石を磁石保持部材の正確な位置に固定
できる。
(2) 磁石保持部材に取付ける磁石の寸法許容範囲
が広げられるので、磁石および磁石保持部材の
製作が容易になる。
(3) 接着剤を用いないで保持部材に磁石を取付け
られるので、接着剤と被接着部材との適合を考
慮しなくても良くなり、その結果、広い範囲の
金属材料から磁石保持部材の素材を選択できる
ようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の磁石保持部材の斜視図、第2
図は磁石の斜視図、第3図は磁石と磁石保持部材
との組立て状態を示した斜視図、第4図aは磁石
と磁石保持部材との組立て状態を示した正面図、
同図bは同下面図、第5図は磁石と磁石固定部材
との取合いを示す図、第6図は従来の保持部材を
備えたアクチユエータの断面図である。 2,17……磁石保持部材、4,18……磁
石、5……ケーシング、20……基部、22……
磁石固定部材、23……爪部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 環状磁石を保持するための直動型アクチユエー
    タの磁石保持部材において、前記磁石の一端を当
    接させて位置決めするための引掛け部と、前記磁
    石の他端に当接させて該磁石を固定するための爪
    部であつて、前記引掛け部に向けた勾配面を有す
    る爪部とが設けられた磁石固定部材を複数個具備
    したことを特徴とする直動型アクチユエータの磁
    石保持部材。
JP9729088U 1988-07-25 1988-07-25 Expired - Lifetime JPH058792Y2 (ja)

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