JPH0720106U - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器

Info

Publication number
JPH0720106U
JPH0720106U JP5106793U JP5106793U JPH0720106U JP H0720106 U JPH0720106 U JP H0720106U JP 5106793 U JP5106793 U JP 5106793U JP 5106793 U JP5106793 U JP 5106793U JP H0720106 U JPH0720106 U JP H0720106U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
push
lid
push piece
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5106793U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2599425Y2 (ja
Inventor
昭子 陣内
和久 橋本
直人 会田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD., Shiseido Co Ltd filed Critical YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
Priority to JP1993051067U priority Critical patent/JP2599425Y2/ja
Publication of JPH0720106U publication Critical patent/JPH0720106U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2599425Y2 publication Critical patent/JP2599425Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プッシュピースの端部を押し込んでも爪片が
正常に解除され、蓋体の開閉をスムーズに行うことがで
きる化粧料容器を提供する。 【構成】プッシュピース20に押しボタン部21を容器
本体の幅方向に長く形成し、かつ第1の係合突起25を
形成し、第1の係合突起25を押しボタン部21の長手
方向に沿って湾曲した湾曲面26とする。蓋体30の爪
片35に第2の係合突起36を形成してプッシュピース
20の第1の係合突起25と係合させる。また、容器本
体10とプッシュピース20との間に板バネ27を配設
する。 【効果】 押しボタン部の端部を後方に押圧しても、湾
曲面により、蓋体の爪片と係合するプッシュピースの係
合部が蓋体の爪片に引っ掛かることなく、爪片を正常に
解除することができ、蓋体の開閉をスムーズに行うこと
ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、化粧料容器に関するもので、より具体的には容器本体と蓋体とをそ れぞれの後方部において開閉自在に連結し、容器本体の前端縁部に凹所を形成す るとともに凹所内にバネで前方へ付勢されるプッシュピースを前後動自在に配設 し、蓋体の前端縁には爪片を垂下形成して蓋体を閉じた時に爪片がプッシュピー スと係合して閉止位置を占め、閉止位置にてプッシュピースを内部後方へ押圧し た時にプッシュピースと爪片との係合が解除するようにしてなる化粧料容器に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の化粧料容器では、容器の外観を良好なものとし、且つ操作性を高める ために、容器本体の前後方向へ摺動可能に装着されたプッシュピースの押しボタ ン部を容器本体の前壁の前面に幅方向に長く形成し、スプリングにより押しボタ ン部を前方へ付勢することが考えられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる化粧料容器においては、図7および図8に示されるよう に、蓋体の閉止状態において蓋体の爪片とプッシュピースとが容器本体の前端中 央部で係合しているため、プッシュピースを押し込む際、プッシュピースの略中 央部を押し込めば、プッシュピースは平行移動し、蓋体の爪片とプッシュピース の係合部は正常に係合が解除され、蓋体の開閉をスムーズに行うことができるが 、プッシュピースの端部を押し込んだ際にはスプリングによりプッシュピースの 押し込んだ端部の反対の他端が押し込まれない状態となり、それにより蓋体の爪 片と係合するプッシュピースの係合部の押し込まれていない側の端部が蓋体の爪 片に引っ掛かり、爪片の解除がうまくできないといった問題点があり、幅の長い プッシュピースを採用していずれの部分を押圧しても爪片との係合を解除できる ような操作性に優れる構造を指向しながらも、この点不十分なものである。
【0004】 本考案は係る従来の問題に鑑みてなされたもので、その目的は、プッシュピー スの端部を押し込んでも爪片が正常に解除され、蓋体の開閉をスムーズに行うこ とができる化粧料容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本考案によれば、容器本体と蓋体とをそれぞれの 後方部において開閉自在に連結し、容器本体の前端縁部に凹所を形成するととも に凹所内にバネで前方へ付勢されるプッシュピースを前後動自在に配設し、蓋体 の前端縁には爪片を垂下形成して蓋体を閉じた時に爪片がプッシュピースと係合 して閉止位置を占め、閉止位置にてプッシュピースを内部後方へ押圧した時にプ ッシュピースと爪片との係合が解除するようにしてなる化粧料容器において、プ ッシュピースには押しボタン部を容器本体の幅方向に長く形成し、蓋体の爪片と 係合するプッシュピースの係合部を押しボタン部の長手方向に沿って湾曲させて 形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記構成を有する本考案の化粧料容器によれば、プッシュピースの押しボタン 部の端部を後方に押圧しても、蓋体の爪片と係合するプッシュピースの係合部の 湾曲面により、蓋体の爪片と係合するプッシュピースの係合部が蓋体の爪片に引 っ掛かることなく、爪片が解除される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例を図に基づいて詳細に説明する。本実施例のコン パクト容器は、図1に示されるように容器本体10、プッシュピース20、蓋体 30とからなっている。
【0008】 容器本体10は、合成樹脂製で、上面に化粧料を収納する凹部11と化粧筆等 を収納する凹部12が形成され、底部13は金属ブレード14により被覆されて いる。また、容器本体10の前端縁部には容器本体10の幅方向に長く延長する 凹所15が形成されている。そして、この容器本体10の凹所15にはプッシュ ピース20が前後方向に摺動自在に配設されている。
【0009】 プッシュピース20は、図2および図3に示されるように、容器本体10の凹 所15の高さとほぼ等しい高さで、かつ凹所15の幅とほぼ等しい幅の押しボタ ン部21とそれに続く底壁22からなり、底壁22の中央部には開口部23が形 成されている。この開口部23は押しボタン部21まで切欠されている。また、 開口部23の後端面24の上端部には、第1の係合突起25が前方に向かって突 出形成され、この第1の係合突起25は押しボタン部21の長手方向に沿って湾 曲し、中央部が突出した湾曲面26となっている。さらに、プッシュピース20 の開口部23の両端部は切欠されている。そして、容器本体10とプッシュピー ス20との間には、板バネ27が配設され、容器本体10の凹所15にプッシュ ピース20が配設された状態では、板バネ27により押しボタン部21は前方へ 付勢され、押しボタン部21の両端部後面と容器本体10の開口部両端部との間 には空所28,28を有している。
【0010】 蓋体30は、容器本体10の上面を覆うように形成されており、上面32は金 属ブレード33により被覆され、内面に鏡34が貼着され、容器本体10とそれ ぞれの後方部において開閉自在に蝶着されている。また、蓋体30の前方中央部 には爪片35が垂下形成され、この爪片35の下方内面にはプッシュピース20 の第1の係合突起25と係合可能な第2の係合突起36が形成されている。
【0011】 上記のような構成のコンパクト容器において蓋体30が閉止した状態では、図 1に示されるように、プッシュピース20の第1の係合突起25と蓋体30の第 2の係合突起36とが係合して止錠状態となっている。また、プッシュピース2 0の押しボタン部21は容器本体10及び蓋体30の前面より若干突出している 。
【0012】 このようなコンパクト容器の蓋体30の閉止位置からプッシュピース20の押 しボタン部21の一端21aを後方に押圧すると、図4に示されるように押しボ タン部21の端部後面が容器本体10の開口部端部に当接する。この際、図5お よび図6に示されるように、プッシュピース20の第1の係合突起25も後方に 移動し、蓋体30の爪片35に形成された第2の係合突起36との係合が解除さ れる方向になるが、プッシュピース20は斜めに押し込まれた状態となっている ため、押し込まれた端部とは反対側の第1の係合突起25の端部はあまり後方に 移動していない状態となる。この時、蓋体30の爪片35に形成された第2の係 合突起36と係合するプッシュピース20の第1の係合突起25との係合部の湾 曲面26により、蓋体30の爪片35に形成された第2の係合突起36にプッシ ュピース20の係合部が引っ掛かることなく、爪片35を解除することができる 。
【0013】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、容器本体と蓋体とをそれぞれの後方部におい て開閉自在に連結し、容器本体の前端縁部に凹所を形成するとともに凹所内にバ ネで前方へ付勢されるプッシュピースを前後動自在に配設し、蓋体の前端縁には 爪片を垂下形成して蓋体を閉じた時に爪片がプッシュピースと係合して閉止位置 を占め、閉止位置にてプッシュピースを内部後方へ押圧した時にプッシュピース と爪片との係合が解除するようにしてなる化粧料容器において、プッシュピース には押しボタン部を容器本体の幅方向に長く形成し、蓋体の爪片と係合するプッ シュピースの係合部を押しボタン部の長手方向に沿って湾曲させて形成したこと を特徴とするので、プッシュピースの押しボタン部の端部を後方に押圧しても、 蓋体の爪片と係合するプッシュピースの係合部の湾曲面により、蓋体の爪片と係 合するプッシュピースの係合部が蓋体の爪片に引っ掛かることなく、爪片を正常 に解除することができ、幅の長いプッシュピースの操作性を良好に確保すること ができて蓋体の開閉をスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る化粧料容器の蓋体の閉止状態を示
す側断面図である。
【図2】本考案に係る化粧料容器の蓋体の閉止状態を示
す要部側断面図である
【図3】本考案に係る化粧料容器の蓋体を開放した状態
を示す上面図である。
【図4】本考案に係る化粧料容器のプッシュピースの一
端を押圧した状態を示す上面図である。
【図5】本考案に係る化粧料容器の蓋体を開放した状態
を示す要部拡大上面図である。
【図6】本考案に係る化粧料容器のプッシュピースの一
端を押圧した状態を示す要部拡大上面図である。
【図7】従来の化粧料容器の蓋体を開放した状態を示す
要部拡大上面図である。
【図8】従来の化粧料容器のプッシュピースの一端を押
圧した状態を示す要部拡大上面図である。
【符号の説明】
10 容器本体 15 凹所 20 プッシュピース 21 押しボタン部 21a 一端 25 第1の係合突
起 26 湾曲面 27 板バネ 30 蓋体 35 爪片 36 第2の係合突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 会田 直人 東京都墨田区立花5丁目29番10号 吉田工 業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体と蓋体とをそれぞれの後方部に
    おいて開閉自在に連結し、該容器本体の前端縁部に凹所
    を形成するとともに該凹所内にバネで前方へ付勢される
    プッシュピースを前後動自在に配設し、該蓋体の前端縁
    には爪片を垂下形成して該蓋体を閉じた時に該爪片が該
    プッシュピースと係合して閉止位置を占め、該閉止位置
    にて該プッシュピースを内部後方へ押圧した時に該プッ
    シュピースと該爪片との係合が解除するようにしてなる
    化粧料容器において、該プッシュピースには押しボタン
    部を該容器本体の幅方向に長く形成し、該蓋体の該爪片
    と係合する該プッシュピースの係合部を該押しボタン部
    の長手方向に沿って湾曲させて形成したことを特徴とす
    る化粧料容器。
JP1993051067U 1993-09-20 1993-09-20 化粧料容器 Expired - Fee Related JP2599425Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993051067U JP2599425Y2 (ja) 1993-09-20 1993-09-20 化粧料容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993051067U JP2599425Y2 (ja) 1993-09-20 1993-09-20 化粧料容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0720106U true JPH0720106U (ja) 1995-04-11
JP2599425Y2 JP2599425Y2 (ja) 1999-09-06

Family

ID=12876464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993051067U Expired - Fee Related JP2599425Y2 (ja) 1993-09-20 1993-09-20 化粧料容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2599425Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002248014A (ja) * 2001-02-27 2002-09-03 Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd コンパクト容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002248014A (ja) * 2001-02-27 2002-09-03 Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd コンパクト容器
JP4739550B2 (ja) * 2001-02-27 2011-08-03 釜屋化学工業株式会社 コンパクト容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2599425Y2 (ja) 1999-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4387730A (en) Vanity case
US5050623A (en) Vanity case
JPS6239765Y2 (ja)
JPS6214965Y2 (ja)
JPS6239776Y2 (ja)
US4860920A (en) Cosmetics box with improved closing means
JPH0720106U (ja) 化粧料容器
JP3705846B2 (ja) 化粧用コンパクト容器
JP3513621B2 (ja) 化粧料容器
JPS6214967Y2 (ja)
JP2600683Y2 (ja) コンパクト容器
JPS6239774Y2 (ja)
JPH0733205U (ja) 化粧料容器
JPS5836333Y2 (ja) 化粧ブラシ繰上げ式コンパクト容器
JPS6213534Y2 (ja)
JPH0729928Y2 (ja) 化粧料容器
WO2001074193A1 (fr) Ensemble de maquillage et etui de stockage de produits cosmetiques
JPS6025928Y2 (ja) 合成樹脂製コンパクト
JPH0228813Y2 (ja)
JPH026881Y2 (ja)
JP2010063565A (ja) コンパクト容器
JPS6216969Y2 (ja)
JPS6213533Y2 (ja)
JPS6221213Y2 (ja)
JPS6324805Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990601

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees