JPH07196932A - アゾ染料の製造方法 - Google Patents

アゾ染料の製造方法

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JPH07196932A
JPH07196932A JP26404994A JP26404994A JPH07196932A JP H07196932 A JPH07196932 A JP H07196932A JP 26404994 A JP26404994 A JP 26404994A JP 26404994 A JP26404994 A JP 26404994A JP H07196932 A JPH07196932 A JP H07196932A
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JP
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coupling
fatty alcohol
general formula
polyglycol
dye
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JP26404994A
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Inventor
Biyuuraa Ururitsuhi
ウルリッヒ・ビユーラー
Kiyuuruuain Yurugen
ユルゲン・キユールウアイン
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Hoechst Mitsubishi Kasei Co Ltd
Original Assignee
Hoechst Mitsubishi Kasei Co Ltd
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B41/00Special methods of performing the coupling reaction
    • C09B41/001Special methods of performing the coupling reaction characterised by the coupling medium
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
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    • C09B67/0028Crystal modifications; Special X-ray patterns of azo compounds
    • C09B67/0029Crystal modifications; Special X-ray patterns of azo compounds of monoazo compounds

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アゾ染料の製造方法 【構成】 本発明は一般式I 【化1】 (式中、X1,X2,X3,Y1,Y2,R1 およびR2 は請求項
1に定義されている。)のアゾ染料の製造法に関し、当
該この方法は、一般式II 【化2】 のアミンのジアゾ化、および得られたジアゾニウム塩の
水性酸性媒体中で脂肪アルコールを基成分とするポリグ
リコールの存在下で一般式III 【化3】 の化合物へのカップリングによって上記一般式Iの化合
物を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジアゾ化およびカップリ
ングによるアゾ染料の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ジアゾ化およびカップリングから成立っ
ている反応方法はアゾ染料の製造に極めて重要である。
この方法はほとんどの場合二工程で実施される。第一
に、ジアゾ化において、ジアゾ化できる芳香族またはヘ
テロ芳香族アミンを水性無機酸の存在下、例えばそこで
生成される亜硝酸との反応により、ジアゾニウム塩の無
機酸の溶液あるいは分散液に変える。第二工程、すなわ
ちカップリングにおいて、ジアゾニウム塩の水溶液また
は水性分散液をカップリング成分の水溶液または水性分
散液と一緒にする。一般的にいって、この工程はジアゾ
ニウム塩の無機酸溶液または分散液をカップリング成分
の水溶液または水性分散液に投入することによって行わ
れる。一般的には、各場合における最適pHを塩基、例
えばアルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩、アン
モニア、炭酸カルシウム、酸化マグネシウムおよび類似
物の添加または緩衝物質の添加により維持する。
【0003】カップリングの完了後、分散染料、すなわ
ち難水溶性のアゾ染料は水中における染料の分散物とし
て存在し、これから染料は濾別される。良好な製造方法
というのは、高い時空収率および高純度の染料の高収率
をもたらすのみでなく、さらに、カップリングが完了し
た後の染料が直ちに濾過できる生成物の形で存在するこ
とをも期待できることを意味する。さらに、濾過後、こ
の生成物は非常に高いペースト含量(固体含量)を有す
るフイルター・ケーキを生じなければならない。
【0004】良好な濾過性がもたらす利点として、例え
ば短い濾過および洗浄時間、少量の洗浄水および廃棄
水、少ない容量のフイルター・ケーキ、より高純度の染
料をもたらすフイルター・ケーキからの不純物の洗浄除
去の容易性が挙げられる。ペースト含量が充分に高い場
合はその後の工程のためのペーストの面倒な乾燥を省略
することができる。
【0005】フイルター・ケーキのペースト含量が高い
場合には、そのあとの粉砕工程をより効果的に行うこと
ができる。すなわち、より短い時間で、より低いエネル
ギー入力ですむということである。
【0006】粉砕工程のあとで場合により実施され、ま
た粉砕ペーストの水を蒸発により取除く噴霧乾燥におい
て、フイルター・ケーキのペースト含量が高ければ高い
ほど、より少ない水を蒸発させればよいことになる。こ
の場合、噴霧乾燥工程もまたより高い割合で、より低い
エネルギー入力で実施することができる。
【0007】製造されるべき分散染料が2またはそれ以
上の結晶変態で存在しうる場合には、カップリング反応
は、可能ならば、染色に関して適切な、すなわち熱的に
安定なあるいは熱的に最も安定な変態になるようにすべ
きである。このようにすることが染料を噴霧乾燥に付し
た間の温度負荷に耐えることを確実にし、品質の劣化な
しに細かく分散した染料粉末に転換し、また、染色に際
しその変態は変化せず、水分散液、特に水性の染色浴か
ら沈殿するのである。そうでない変態のものは、規格に
合致せず均一でなく、そしてそれゆえに受入れがたい染
色をもたらすものである。濾過性の改良およびペースト
含量の増加は通常、カップリング後のバッチを加熱する
ことによって達成され、これにより、より粗い染料結晶
ができる。ある種の染料については、この処理はまた最
も安定な結晶変態となる所望の変換をもたらすものであ
る。
【0008】しかしながら、この処理のために必要な高
温は大なり小なりアゾ構造の開裂により酸性媒体中の染
料の分解をもたらしたり、あるいは酸に不安定な基の加
水分解をもたらしこれにより、収率および(または)純
度の低下をもたらすものである。そこで加熱前にバッチ
を中和することによりこのような影響を打消そうとする
試みがなされてきた。しかし、これは廃液中に大量の塩
を生ずる。更に、中和に際し、中和熱を氷の添加により
吸収しなければならないし、および(または)生成する
塩を濾過前に溶液で維持するために水を加えなければな
らず、容量収率が低下する。
【0009】染料の分解は加熱に先立ち水でカップリン
グバッチをかなり希釈することにより防ぐこともでき
る。これは容量収率を比較できないほど大きな程度低下
させる。
【0010】基本的に、カップリング反応後の加熱は加
熱および冷却のための製造時間および必要エネルギー量
を増加させる。この問題を解決するために、ヨーロッパ
特許公開第240,902号公報は、ジアゾ化およびカ
ップリングによるアゾ分散染料の製造法においてカップ
リングを置換または非置換の低級脂肪族カルボン酸と置
換または非置換の脂肪族アルコールのエステルの存在下
で行う方法を提案している。このカップリングには界面
活性物質がまた有利に使用されている。
【0011】しかし、この方法には重大な欠点がある。
1つの問題は、例えば、使用したエステルが反応容器の
ゴムでコーテイングした内壁で作用し、ゴム、コーテイ
ングの膨張を起し、長時間にはコーテイングの亀裂ある
いは破壊をもたらす。さらに、高い蒸気圧および激しい
臭のためそれらの取扱いおよび使用は相当に臭気的にや
っかいなことである。
【0012】もう1つの問題はエステルと空気の混合物
の爆発性であり、これはエステルの取扱い中、またカッ
プリング反応自体の間に起りうるものである。したがっ
て機器に対しおよび工場において相当の安全についての
注意が必要である。
【0013】更にもう1つの欠点は、ヨーロッパ特許公
開第240,902号公報による方法はエステル自体ま
たはその加水分解物により廃液の汚染をもたらし、面倒
な廃液処理手段が必要であるということである。
【0014】ヨーロッパ特許公開第563,975号公
報はカップリング反応から生じる溶液を脂肪酸ポリオキ
シエチレンエステル型の非イオン活性剤の存在下に加熱
処理を行うことを提案している。これは、加熱に関して
上記した欠点がここにもあることを意味する。
【0015】したがって、分散染料の改良された製造方
法はさし迫って必要なものである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】驚くべきことに、本発
明者はジアゾ化およびカップリングによって分散染料を
製造するにあたり、カップリングを脂肪アルコールを基
成分とするポリグリコールの存在下に行うと、公知の方
法に関連する欠点を回避することができ、加熱処理をす
ることなく、非常に良好な濾過性および非常に高いペー
スト含量のフイルター・ケーキを得ることができ、得ら
れる染料が最も安定な結晶変態のものであるということ
を見い出した。
【0017】このことはさらに驚くべきことである。と
いうのは、ヨーロッパ特許公開第240,902号公報
の実施例6における染料は、界面活性物質(ここではポ
リプロピレングリコールとエチレンオキサイドのブロッ
ク・ポリマー)に加え、カルボン酸エステル(ここでは
酢酸ブチル)がカップリング助剤として用いられた場合
のみ安定な結晶変態で得られているからである。同様
に、ヨーロッパ特許公開第240,902号公報の実施
例8aによれば、エステルが加えられず、界面活性のリ
グノスルフオネートのみが存在している場合には不安定
な変態のものしか得られていない。
【0018】
【問題を解決するための手段】本発明は一般式I
【0019】
【化4】
【0020】(式中、X1 はニトロまたはメチルを示
し、X2 はニトロ、シアノまたはハロゲンを示し、X3
はハロゲンまたは水素を示し、Y1 は水素、塩素、メト
キシ、エトキシ、メトキシエトキシまたはエトキシエト
キシを示し、Y2 は水素、メチル、塩素、アセチルアミ
ノまたはプロピオニルアミノを示し、R1 はC1-C4
アルキル、フエネチル、メトキシエチル、エトキシエチ
ル、フエノキシエチル、アセトキシエチル、プロピオニ
ルオキシエチルまたはベンゾイルオキシエチルを示し、
2 はC1-C4 のアルキル、メトキシエチル、エトキシ
エチル、アセトキシエチル、プロピオニルオキシエチ
ル、シアノエチルまたは水素を示す。)のアゾ染料の製
造方法を提供し、当該製造方法は、一般式II
【0021】
【化5】
【0022】(式中、X1,X2,X3 は上記と同様に定義
される。)のアミンのジアゾ化および生じたジアゾニウ
ム塩と一般式III
【0023】
【化6】
【0024】(式中、Y1,Y2,R1 およびR2 は上記と
同様に定義される。)の化合物とのカップリングによる
ものであり、このカップリングが脂肪アルコールを基成
分とするポリグリコールの1種または2種以上の存在下
で、カルボン酸エステルの不存在下で行われることを特
徴としている。
【0025】R1 またはR2 としてのC1-C4 のアルキ
ルは直鎖または分枝していてよく、例えばメチル、エチ
ル、n- プロピル、i- プロピル、n- ブチル、イソブ
チル、セカンダリ- ブチルまたターシヤリ- ブチルであ
る。メチル、エチルおよびn- プロピルが好ましい。
【0026】X2 またはX3 としてのハロゲンは弗素お
よび特に塩素または臭素である。一般式Iの好適な染料
においては、X1 およびX2 はニトロを示し、X3 は塩
素または臭素を示し、Y1 はメトキシまたはエトキシを
示し、Y2 はアセチルアミノを示し、R1 およびR2
アセトキシエチルを示す。
【0027】本発明の関連においては、脂肪アルコール
を基成分とするポリグリコールというのは、特に炭素原
子数10−20の飽和または不飽和脂肪アルコールを5
−25モルのエチレンオキサイドと反応させて得られる
化合物を意味する。
【0028】適当な脂肪アルコールは特にイソトリデシ
ルアルコール、炭素原子数10−18の飽和ココナツ脂
肪アルコール、炭素原子数16−18の飽和獣脂脂肪ア
ルコール、不飽和オレイルアルコルーあるいはその他の
ステアリルアルコールである。
【0029】本発明において使用される好ましいポリグ
リコールは一般式IV RO(CH2 CH2 O)n H (IV) (式中、RはC10- C18のアルキルまたはC10- C18
アルケニルを示し、nは5−25の数である。)で示さ
れるポリグリコールである。
【0030】RとしてのC10- C18のアルキルまたはア
ルケニルは直鎖でも分枝していてもよい。好ましいのは
13- C19のアルキルまたはアルケニル、特に好ましい
はC 16- C18のアルキルまたはアルケニルである。
【0031】nは好ましくは8から25の数、特に好ま
しくは9から20の数である。ポリグリコールはHLB
値(親水性- 親油性バランス)によって特定できる。こ
れは
【0032】
【化7】
【0033】で定義される。Eはポリオキシエチレン部
分、すなわち、一般式IVの場合、分子中における(O
CH2 CH2)n H部分の重量%であり、Pは脂肪アルキ
ル部分、すなわち一般式IVの場合、R部分の重量%で
ある。
【0034】本発明で用いられるポリグリコールのHL
B値は好ましくは11−16、特に12−15である。
本発明で用いられる好ましいポリグリコールは好適なR
およびnの好ましい意味及び好ましいHLB値を有する
ものである。本発明で用いられる特に好ましいポリグリ
コールは特にRおよびnの好ましい意味及び特に好まし
いHLB値を有するものである。
【0035】本発明で用いられるポリグリコールは例え
ば、脂肪アルコールとエチレンオキサイドの反応によ
る、それ自体公知の方法で製造することができる。しか
し、それらはまた市場で入手できる。
【0036】本発明の方法を実施するに際しては、先
ず、ジアゾ成分を水中で通常の方法でジアゾ化し、得ら
れたジアゾニウム化合物の溶液または分散液をカップリ
ング成分の水溶液または水性分散液と一緒にし、カップ
リングは上述のタイプのポリグリコールの存在下で実施
される。好ましくは、これはジアゾニウム塩の溶液また
は分散液カップリング成分の溶液または分散液に添加す
ることによってなされる。しかしながら、カップリング
成分の溶液または分散液をジアゾニウム塩の溶液または
分散液に加える逆の手法も可能である。いずれの手法に
おいても、ポリグリコールは通常カップリング成分の溶
液または分散液にカップリングが始まる前に添加する。
しかしポリグリコールはジアゾニウム塩の溶液または分
散液に、またはジアゾニウム塩の溶液または分散液とカ
ップリング成分の溶液または分散液の両方にカップリン
グが始まる前に添加することもできる。しかしながら、
カップリング中にポリグリコールを少しづつまたは継続
して加えることもさらに可能である。
【0037】カップリング完了後のバッチ容量に比しほ
んの少しの量のポリグリコールが使用される。本発明の
方法においては、カップリングによって得られる染料の
量に比し、乾燥固体量で計算して好ましくは0.1−5
重量%、特に好ましくは0.2−2重量%が使用され
る。
【0038】使用されるポリグリコールの量は、バッチ
の全水量に基づいた場合、すなわち、ジアゾ溶液または
分散液、カップリング溶液または分散液からの水の量、
さらに反応バッチの冷却および、または希釈のために加
えられた氷または水を含めると、10ppm−0.5重
量%のポリグリコールである。
【0039】原則としては、より多量のポリグリコール
を使用することはできる。しかし、これは何らそれ以上
の利益をもたらさない。したがって、経済的また環境上
の理由から差しひかえるべきである。より多量の使用は
またフイルター・ケーキに残存する量に影響を及ぼす。
これは、スプレー乾燥中における染料の熱安定性、染料
の水性分散液の安定性、および染料粉末の湿潤性に逆効
果をもたらす。
【0040】本発明の方法において用いられるジアゾニ
ウム塩の無機酸の溶液または分散液は水性または濃度の
高い無機酸中で一般式IIのアミンとジアゾ化剤とを反
応させ通常の方法で調製される。適当な酸の例は燐酸そ
して塩酸または硫酸である。ジアゾ化剤の例は亜硝酸
塩、特に、例えば亜硝酸ソーダのようなアルカリ金属
塩、あるいは、例えばニトロソシル硫酸のように亜硝酸
を発生させる物質である。
【0041】ジアゾ化においては、通常、まずジアゾ化
すべきアミンを無機酸中に加え、そしてジアゾ化剤を配
量添加する。しかし、特別の場合には、最初にジアゾ化
剤、例えばニトロシル硫酸を添加し、それからジアゾ化
すべきアミンを添加することもできる。ジアゾ化は、ジ
アゾ化されるアミンの溶解度および塩基性度にしたがっ
て、あるいはジアゾニウム化合物の安定性にしたがい、
−25〜60℃で実施される。
【0042】カップリング成分の水溶液または分散液は
一般式IIIのカップリング成分を水中に入れ、次いで
溶液または微細分散液になるよう撹拌することにより調
製される。もし、カップリング液の調製中にカップリン
グ成分がその量の水に完全に溶解しない場合には、例え
ば塩酸、硫酸または燐酸のような無機酸、例えば酢酸ま
たはプロピオン酸のようなカルボン酸といった酸で酸性
にすることにより、完全にあるいは部分的に溶液にする
ことができる。好ましくは、これに必要な酸はカップリ
ング成分の添加前に加えられる。しかしながらカップリ
ング成分の分散液、すなわち、ほんの部分的に溶解した
カップリング成分をカップリングに使用することもまた
可能である。有利には、カップリング成分を例えば歯付
き撹拌機あるいはピン付ディスクミルを用いて水相中で
微細化する。
【0043】カップリング温度は特に、−10〜80
℃、好ましくは−5〜30℃の範囲内であるが、カップ
リング成分の反応性あるいは溶解性に応じ、また、ジア
ゾニウム化合物の反応性に応じ、多くの場合−10〜4
0℃、極めて特に好ましいは0〜20℃である。
【0044】カップリングを行うに際しては、大抵の場
合、例えば氷の添加により、間接的あるいは直接的に冷
却することが必要である。カップリングを促進するため
に、またジアゾニウム化合物の鉱酸溶液に起因して、カ
ップリング中にカップリングバッチに入ってくる酸又は
カップリング中に放出される酸を捕捉するために、塩
基、特にアルカリ金属水酸化物またはアルカリ土類金属
水酸化物を加えるか、あるいはそれ自体公知の方法でカ
ップリング中、最適のpHを維持するために反応混合物
の緩衝を行うのが有利でありうる。緩衝を行うには、反
応混合物に緩衝物質を加える。緩衝物質の例としては弱
酸のアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、例えば
燐酸のナトリウム塩が挙げられる。
【0045】製造された染料の結晶性は本発明の方法に
よって著しく改良される。そしてこのことは染料の濾過
特性に極めて好適な効果を及ぼす。本発明の方法におい
て、カップリング後沈殿する分散アゾ染料は付加的な加
熱処理なしに濾過により直ちに単離され、中性になるま
で洗浄される。本発明の方法により、濾過および洗浄の
時間は実質的に短縮される。さらに、濾過および洗浄後
のフイルター・ケーキのペースト含量(すなわち固体含
量)は著しく増加されている。更にに、染料が異なった
複数の変態で形成されうる場合には、本発明の方法は所
望の染色安定変態をもたらす。
【0046】
【実施例】次に本発明を例によって詳細に説明する。 〔例1〕262gの乾燥した2- ブロモ -4,6- ジニ
トロアニリンを570gの95%硫酸に30分の時間を
かけて加え、さらに撹拌を行って完全に溶解する。そし
て333.6gの40%ニトロシル硫酸と20〜25℃
で1時間かけてジアゾ化する。さらに2時間撹拌すると
透明なジアゾ溶液が得られる。別途、300gの水、5
gのスルフアミン酸そして不飽和C16- C18のアルコー
ルに基づく脂肪アルコールポリグリコールエーテルでH
LB値が14のもの5gを、362gのN,N- ビス
(アセトキシエチル)アミノ -2- メトキシ -5- アセ
トアニリドの220gの酢酸溶液に連続して加え、生じ
た混合物を800gの氷の添加により0℃に冷却する。
次いで、上記ジアゾ溶液を、約2000gの氷の同時添
加によりカップリング温度を0〜2℃に維持しながら、
2時間かけて均一に滴下する。反応を完了させるためバ
ッチを約1時間さらに撹拌後、沈殿した染料を磁製フイ
ルターで濾別し、水洗、風乾する。40%の水湿潤染料
ペースト1490gが得られる。この染料は式Ia
【0047】
【化8】
【0048】を有する。このペーストの乾燥した試料の
X線回析図は染色安定であるβ変態に特有の線を示す。
すなわち、高い強度の線を回析角2θ(℃):8.4;
7.9;4.2;3.8;3.6;3.5;および3.
3;そして中程度の強度の線を14.6;9.8;4.
8;4.5;3.1および3.0に示し、染色安定でな
いα変態に特有の14.4;6.1;4.9および4.
4における線を示さない。染料試料の粒径分析は非常に
狭い分布範囲幅を有する唯一の山を5μmに示す。
【0049】この染料100gを110gのリグノスル
フオネート、7gのアルコキシル化したノボラックおよ
び水とサンドミル中で冷却しなが粒子の90%が1μm
またはそれ以下になるまで粉砕する。このようにして得
られた粉砕ペーストを入口温度155℃、出口温度80
℃の空気でスプレー乾燥する。これは、すべての要件を
満たす細粉化され、汚点のない染料粉末をもたらす、特
に染色が深い色調で、短い加熱時間で、短い染色時間
で、少ない液量比で高い循環で実施され、染色される材
料がしっかりと圧縮された形でチーズ及びその他の巻物
上で存在する場合──この場合、不安定な分散では非常
に沈殿しやすくしたがって不均一な染色をもたらす──
に満たさねばならないすべての要件、特に厳しい要件を
満足させる。 〔例2〕例1において用いられた5gの脂肪アルコール
ポリグリコールエーテルを、C 16- C18のオレイルアル
コール混合物に基づく脂肪アルコールポリグリコールエ
ーテルでHLB値が15であるもの4gで置換すると、
同一の染料で同様のX線スペクトルを有するものの35
%水湿潤性ペースト1702gが得られる。この染料は
8μmに唯一の粒径の最大値を有し、同様に非常に狭い
分布範囲を示す。 〔例3〕例1で使用された262gの乾燥した2- ブロ
モ -4,6- ジニトロアニリンの代わりに217.5g
の乾燥した2- クロロ -4,6- ジニトロアニリンを用
い例1に記載の工程を繰返し、式Ib
【0050】
【化9】
【0051】の染料の39%の水湿潤性ペースト141
4gが得られる。この染料のX線スペクトルは同様に染
色安定な変態に特有な線を回析角2θ(O ):9.0;
10.8;12.2;18.2;21.3;24.0;
25.5および27.4に示す。最終形において、この
染料もまたすべての技術的要件を満たす。 〔例4〕172.5gの乾燥した2- クロロ -4- ニト
ロアニリンを400gの95%硫酸中室温で一晩撹拌
し、324gの40%ニトロシル硫酸で25℃で1時間
かけてジアゾ化する。さらに2時間撹拌すると透明なジ
アゾ溶液が得られる。別途、800gの氷水、50gの
95%硫酸、10gのスルフアミン酸およびC16-C18
の獣脂脂肪アルコールの混合物に基づく脂肪アルコール
ポリグリコールでHLB値14を有するもの5gを連続
して332gの3- N,N- ビス(アセトキシエチル)
アミノアセトアニリドの220gの酢酸溶液に加える。
これに、上記ジアゾ溶液を、3〜5℃で2時間かけて同
時に3000gの氷を加えてカップリング温度を維持し
ながら滴下する。反応を完了させるためさらに撹拌後、
式Ic
【0052】
【化10】
【0053】を有する染料の沈殿を磁製フイルターで吸
引濾別し、水洗、風乾する。濾過、洗浄時間は短く染料
のペースト含量は39%、粒径分布の最高は35μm
(狭い分布範囲)である。染料自体は染色安定な変態で
存在しているので、通常の方法で完成された染料粉末は
すべての技術的要件を満たす。 〔例5〕207gの2,6- ジクロロ -4- ニトロアニ
リンを600gの80%硫酸中10〜15℃で333.
6gの40%ニトロシル硫酸と1時間かけてジアゾ化を
行い、混合物の同じ温度での撹拌を2時間継続する。別
途、183gのN- シアノエチル -N- エチルアニリン
を500gの水中へ100gの工業用硫酸および10g
のスルフアミン酸を加えて溶解し、溶液を少量の氷を加
えて0〜2℃に冷却し、そして飽和C16- C18の獣脂脂
肪アルコールに基づく脂肪アルコールポリグリコールエ
ーテルでHLB値が13のもの5gを加える。この液
に、上記ジアゾ溶液を0〜2℃で2時間かけて、約15
00gの氷を加えて温度を維持しながら滴下する。反応
を完了するためにバッチを一晩撹拌後に、沈殿した染料
を吸引濾過し、水洗、風乾する。これにより、39%の
染料ペースト995gが得られる。染料は式Id
【0054】
【化11】
【0055】を有する。この染料100gを例1の方法
で完成された染料粉末に変える。この染料粉末は再現性
があり均一な染色をもたらすすべての要件を満たしてい
る。例えば、この染料粉末5gを40℃で800gの温
水に分散させ、得られた分散液をポリエステル- 綿の織
物を通す。この織物をそれから乾燥し200℃で1分間
サーモゾル処理する。この織物は淡いオレンジ色で実質
的にはん点を示さない。
【0056】比較のために、ヨーロッパ特許公開第24
0,902号公報の開示にしたがい、脂肪アルコールポ
リグリコールエーテルの代わりに30gの酢酸ブチルを
カップリングの間加えて染料を調製する。この染料を染
料粉末にし、得られた染料粉末を上述の濾過テストに付
すと、ポリエステル- 綿織物は比較的多数のはん点を示
す。HT(高温高圧)染色方法において、特にサーモゾ
ル法において、このような染料は均一でない染色結果を
もたらし適当でない。
【0057】
【発明の効果】本発明の方法に従って得られたアゾ染料
は、染色安定な結晶変態を有し、これを用いて染色した
場合均一な染色結果が得られる。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式II 【化1】 (式中、 X1 はニトロまたはメチルを示し、 X2 はニトロ、シアノまたはハロゲンを示し、 X3 はハロゲンまたは水素を示す。)のアミンをジアゾ
    化し、得られたジアゾニウム塩を水性酸性媒体中で一般
    式III 【化2】 (式中、 Y1 は水素、塩素、メトキシ、エトキシ、メトキシエト
    キシまたはエトキシエトキシを示し、 Y2 は水素、メチル、塩素、アセチルアミノまたはプロ
    ピオニルアミノを示し、 R1 は(C1-C4)のアルキル、フエネチル、メトキシエ
    チル、エトキシエチル、フエノキシエチル、アセトキシ
    エチル、プロピオニルオキシエチルまたはベンゾイルオ
    キシエチルを示し、 R2 は(C1-C4)のアルキル、メトキシエチル、エトキ
    シエチル、アセトキシエチル、プロピオニルオキシエチ
    ル、シアノエチルまたは水素を示す。)の化合物へカッ
    プリングすることによって、一般式I 【化3】 (式中、 X1,X2 ,X3 ,Y1,Y2,R1 およびR2 は上記と同様
    の意義を有する。)のアゾ染料を製造するにあたり、該
    カップリングが脂肪アルコールを基成分とするポリグリ
    コールの1種または2種以上の存在下で、カルボン酸エ
    ステルの不存在で行われることを特徴とする、上記アゾ
    染料の製造方法。
  2. 【請求項2】 X1 およびX2 がニトロを示し、X3
    塩素または臭素を示し、Y1 がメトキシまたはエトキシ
    を示し、Y2 はアセチルアミノを示し、R1およびR2
    がアセトキシエチルを示すことを特徴とする請求項1記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 脂肪アルコールを基成分とするポリグリ
    コールを使用し、これは炭素原子数10−20の飽和ま
    たは不飽和脂肪アルコールとエチレンオキサイド5−2
    5モルを反応させて得られることを特徴とする請求項1
    または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 使用される脂肪アルコールがイソトリデ
    シルアルコール、炭素原子数10−18の飽和ココナツ
    脂肪アルコール、炭素原子数16−18の飽和獣脂脂肪
    アルコール、炭素原子数16−18の不飽和オレイルア
    ルコールまたはステアリルアルコールである請求項3記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 脂肪アルコールに基づくポリグリコール
    が一般式IV RO(CH2 CH2 O)n H (IV) (式中Rは(C10- C18) のアルキルまたは(C10- C
    18)のアルケニルを示し、 nは5−25の数である。)を有することを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれかに記載した方法。
  6. 【請求項6】 脂肪アルコールを基成分とするポリグリ
    コールが11−16のHLB値、特に好ましくは12−
    15のHLB値を有することを特徴とする請求項1ない
    し5のいずれかに記載した方法。
  7. 【請求項7】 脂肪アルコールを基成分とするポリグリ
    コールが、得られる染料に対し、乾燥固体量として計算
    して0.1−5重量%、特に好ましくは0.2−2重量
    %であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか
    に記載した方法。
  8. 【請求項8】 脂肪アルコールを基成分とするポリグリ
    コールを一般式IIIの化合物の溶液または分散液に加
    えることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記
    載した方法。
  9. 【請求項9】 カップリングの間に一般式IIの化合物
    から得られるジアゾニウム塩の溶液または分散液を一般
    式IIIの化合物の溶液または分散液に加えることを特
    徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載した方法。
  10. 【請求項10】 カップリングを−10〜80℃、好ま
    しくは−5〜30℃、特に好ましくは0〜20℃の温度
    で実施することを特徴とする請求項1ないし8のいずれ
    かに記載した方法。
JP26404994A 1993-10-30 1994-10-27 アゾ染料の製造方法 Withdrawn JPH07196932A (ja)

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