JPH0719256A - 緩徐復帰型回転結合装置 - Google Patents

緩徐復帰型回転結合装置

Info

Publication number
JPH0719256A
JPH0719256A JP14766493A JP14766493A JPH0719256A JP H0719256 A JPH0719256 A JP H0719256A JP 14766493 A JP14766493 A JP 14766493A JP 14766493 A JP14766493 A JP 14766493A JP H0719256 A JPH0719256 A JP H0719256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
spring
air chamber
rotating body
pressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14766493A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3497524B2 (ja
Inventor
Tai-Her Yang
泰和 楊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOU YASUKAZU
Original Assignee
YOU YASUKAZU
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YOU YASUKAZU filed Critical YOU YASUKAZU
Priority to JP14766493A priority Critical patent/JP3497524B2/ja
Publication of JPH0719256A publication Critical patent/JPH0719256A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3497524B2 publication Critical patent/JP3497524B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動側回転体と従動側回転体の回転連結装置
で、過負荷時の大きな摩擦損失や騒音の防止を図り、寿
命の永い回転連結装置を提供するものである。 【構成】 第一回転体101と第二回転体104との回
転連結装置で、第一回転体101には外周に凹部101
Aが形成され、第二回転体104には凹部101Aに係
合する押圧体102と、第一回転体101の半径方向に
設けられた気室110内で往復動可能なピストン103
と、ピストン103を第一回転体101方向に押圧する
ばね105と、過負荷等で押圧体102及びピストン1
03が凹部101A外に押上られた後復帰する際、通気
小孔109が穿設されている弁板108により緩徐復帰
可能に構成した緩徐復帰機構100を設けたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は駆動側回転体と従動側回
転体とを連結する回転連結装置に関し、特に過負荷時に
回転連結を軽接触の転動又は摺動状態とし、復帰の際に
緩徐復帰するように構成された緩徐復帰型回転結合装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回転体の回転連結装置は一方の回
転体に予圧機構が設けられた押圧体が設けられており、
他方の回転体に押圧され押圧体との摩擦力により回転を
伝達している。この場合の押圧力は伝達すべき回転力の
大きさと摩擦力の大きさとにより決定されるように構成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、伝達すべき回
転力の大きさにより最大摩擦力が決まるが、過負荷の場
合には一方の回転体の押圧体と他方の回転体の被押圧面
とが最大摩擦力のまま摺動接触状態となって駆動原の保
護を達成している。
【0004】このため、摺動時には大きな摩擦損失及び
騒音が発生すると共に、回転連結装置の寿命の短縮等の
問題がある。
【0005】本発明は上述の問題を解決して、過負荷時
の摩擦損失の低下及び騒音の防止により長寿命の回転連
結装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、断面円形の第一回転体と、この第一回転体と一定
の間隔で離隔しかつ同軸で保持されている筒形の第二回
転体との回転結合装置において、第一回転体にはその外
周に回転軸に平行な凹部が形成されており、第二回転体
には凹部に係合する押圧体と、この押圧体を第一回転体
の半径方向に設けられた気室内で往復動可能なピストン
と、このピストンを第一回転体方向に押圧するばねと、
ピストンが第一回転体の半径方向の外方にばねの反撥力
に抗して押上げる時には急速にかつ中心方向にばねの反
撥力により押下げる時には緩慢に動作せしめるように構
成した緩徐復帰機構100、200、300、400を
設けたものである。
【0007】緩徐復帰機構100は気室110には通気
抵抗の小さい大径の通気孔107が穿設されかつばね1
05の上端を保持している隔壁106により内気室11
0Aと外気室110Bに分割され、内気室110Aには
ピストン103とばね105が収容され、外気室110
Bには隔壁106の通気孔107を閉塞するようにかつ
中心に通気抵抗の大きい通気小孔109が穿設されてい
る弁板108とを設けたものである。
【0008】緩徐復帰機構200は気室206の側面に
直角に穿設された貫通孔212に収容された第二押圧体
208と押付ばね209と押付ねじ211よりなるピス
トン押圧機構213と、ばね205の上端を保持しかつ
ピストン上昇時に気室210内の空気を排除する気孔2
06を設けた上蓋207とを設け、ピストン203には
押圧体202が第一回転体201により押上られたて第
二押圧体208の外周に当接する際の側面の位置に凹設
された凹部215を設けて構成したものである。
【0009】緩徐復帰機構300は気室310の側面に
縦方向に凹設された凹陥部370と、この凹陥部370
内に収納された摩擦片373と、この摩擦片373をピ
ストン303方向に押圧するように凹陥部370の底と
摩擦片373との間に収納された側圧ばね372と、ば
ね305の上端を保持しかつピストン上昇時に気室31
0内の空気を排除する気孔306を設けた上蓋354と
を設けたものである。
【0010】緩徐復帰機構400は気室410の側面に
縦方向に凹設された凹陥部470と、この凹陥部470
内に収納された永久磁石472と、ばね405の上端を
保持しかつピストン上昇時に気室410内の空気を排除
する気孔406を設けた上蓋454とを設け、ピストン
403にはその側面に導電体407を設けたものであ
る。
【0011】
【作用】上述のように、正常負荷の場合は従動側の第二
回転体の押圧体はばねにより駆動側の第一回転体の凹部
と係合しているので、第二回転体も第一回転体と同一速
度で回転する。
【0012】過負荷となって第二回転体の回転速度が低
下すると第一回転体即ち駆動側の回転速度との差が発生
し、押圧体は第一回転体の凹部から外周部に押上られ、
この外周部を転動又は摺動しながら速度差を吸収し、か
つ押圧体の復帰力は緩徐復帰機構によって除々に復元
し、この間は摩擦力も小さく、摩擦損失や騒音の発生が
抑制される。
【0013】
【実施例】図1は本発明の緩徐復帰機構の第一実施例の
構成図で、この方式は流体緩徐方式であり、(イ)は部
分断面斜視図、(ロ)は断面図である。この実施例は断
面円形の第一回転体101と、この第一回転体101と
一定の間隔で離隔しかつ同軸で保持されている筒形の第
二回転体104とを回転結合装置としての緩徐復帰機構
100で回転結合されている。
【0014】第一回転体101にはその外周に回転軸に
平行な凹部101Aが形成されており、第二回転体10
4には凹部101Aに係合するような摺動体又はローラ
等の押圧体102と、この押圧体102を第一回転体1
01に押圧するために半径方向に中心線を有する気室1
10が設けられている。
【0015】この気室110内には往復動可能なピスト
ン103と、このピストン103を第一回転体101方
向に押圧するばね105と、ピストン103が第一回転
体101の半径方向の外方にばね105の反撥力に抗し
て押上げられる時には急速にかつ中心方向にばね105
の反撥力により押下げられる時には緩慢に動作せしめる
ような緩徐復帰機構100が構成されている。
【0016】上述の緩徐復帰機構100の気室110は
通気抵抗の小さい大径の通気孔107が穿設されかつば
ね105の上端を保持している隔壁106により内気室
110Aと外気室110Bに分割されている。内気室1
10Aにはピストン103とばね105が収容され、外
気室110Bには隔壁106の通気孔107を閉塞する
ようにかつ中心に通気抵抗の大きい通気小孔109が穿
設されている弁板108とが設けられている。
【0017】なお、上述の第一回転体101は円筒体、
円錐体又は円盤の何れでも良いことは勿論である。
【0018】次に上述の緩徐復帰機構100の動作につ
いて説明する。正常な駆動状態は図1に示すように、押
圧体102が第一回転体101の凹部101Aに係合
し、第一及び第二回転体101、104は同期回転す
る。
【0019】第二回転体104が過負荷となり、凹部1
01Aの斜面に沿って押圧体102がばね105の弾撥
力に抗して押上られる時、ピストン103も同時に押上
られ、内気室110A内の空気は通気孔107を通り、
弁板108を押上て外気室110Bから大気中に放出さ
れる。
【0020】内気室110A内の空気が大気中に放出さ
れた後は弁板108は通気孔107を閉塞する状態とな
り、これ以後は内気室110Aは弁板108の通気小孔
109を通してのみ大気と連絡されているため、ばね1
05の復元力を制約する結果となり、押圧体102が第
一回転体101を押圧する押圧力を制約すると共に、凹
部101A内に復帰する場合でも緩徐復帰の状態とな
る。
【0021】図2は本発明の緩徐復帰機構の第二実施例
の構成図で、この方式は弾撥摩擦緩徐方式であり、
(イ)は部分断面斜視図、(ロ)は断面図である。この
実施例は断面円形の第一回転体201と、この第一回転
体201と一定の間隔で離隔しかつ同軸で保持されてい
る筒形の第二回転体204とを回転結合装置としての緩
徐復帰機構200で回転結合されている。
【0022】上述の緩徐復帰機構200の気室210の
側面に直角に穿設された貫通孔212に収容された摺動
体又は球体の第二押圧体208と押付ばね209と押付
ねじ211よりなるピストン押圧機構213と、ばね2
05の上端を保持しかつピストン上昇時に気室210内
の空気を排除する気孔206を設けた上蓋207とを設
け、ピストン203には押圧体202が第一回転体20
1により押上られて第二押圧体208の外周に当接する
際に側面の位置に穿設された凹部215が設けてある。
【0023】次に上述の緩徐復帰機構200の動作につ
いて説明する。正常な駆動状態は図2に示すように、押
圧体202が第一回転体201の凹部201Aに係合
し、第一及び第二回転体201、204は同期回転す
る。
【0024】第二回転体204が過負荷となり、凹部2
01Aの斜面に沿って押圧体202がばね205の弾撥
力に抗して押上られる時、ピストン203も同時に押上
られ、気室210内の空気は通気孔206を通り大気中
に放出される。
【0025】この時、ピストン203は上限位置まで押
上られにので、ピストン203の凹部215に第二押圧
体208が押付ばね209により押圧され、ピストン2
03に対するばね205の押圧力は第二押圧体208を
凹部215から押付ばね209の弾撥力に抗して押出す
力により制約されて押圧体202が第一回転体201を
押圧する力が弱められる。
【0026】第一回転体201の凹部201Aが押圧体
202の位置に来ると、押圧体202はばね205によ
り凹部205に押込まれるが、この際ばね205の弾撥
力は押付ばね209の弾撥力により弱められているの
で、緩徐復帰状態となる。
【0027】図3は本発明の緩徐復帰機構の第三実施例
の構成図で、この方式は摩擦緩徐方式であり、(イ)は
部分断面斜視図、(ロ)は緩徐復帰機構部分の断面図で
ある。この実施例は断面円形の第一回転体301と、こ
の第一回転体301と一定の間隔で離隔しかつ同軸で保
持されている筒形の第二回転体304とを回転結合装置
としての緩徐復帰機構300で回転結合されている。
【0028】緩徐復帰機構300の気室310の側面
(四面)には中心線に平行に凹陥部370が開設されて
おり、この凹陥部370には横幅一杯に摩擦片373が
挿嵌されて、更にこの摩擦片373の奥には凹陥部37
0の奥辺との間に側圧ばね372が挿入されて摩擦片3
73を中心線側に押出す方向に弾圧している。なお、凹
陥部370の両側即ち緩徐復帰機構300の角部は分隔
柱371を形成している。
【0029】又、気室310の上端には中央に気孔30
6が穿設されている上蓋354が設けられており、この
上蓋354でばね305の上端を規制している。
【0030】なお、押圧体302、ピストン303及び
ばね305は上記各実施例と同じである。
【0031】次に上述の緩徐復帰機構300の動作につ
いて説明する。正常な駆動状態は図3に示すように、押
圧体302が第一回転体301の凹部301Aに係合
し、第一及び第二回転体301、304は同期回転す
る。
【0032】第二回転体304が過負荷となり、凹部3
01Aの斜面に沿って押圧体302がばね305の弾撥
力に抗して押上られる時、ピストン303も同時に押上
られ、気室310内の空気は通気孔306を通り大気中
に放出される。
【0033】この時、ピストン303はばね305の弾
撥力及び摩擦片373とピストン303の側面間の摩擦
力に抗して押上げられるので、押上力は弾撥力と摩擦力
の合計となるが、復帰のための復元力はばね305の弾
撥力から摩擦力を差し引いた押圧力となり、押圧体30
2による第一回転体301の周面への押圧力が制約され
ている。
【0034】この状態で第一回転体301の凹部301
Aが押圧体302の位置に来ると、押圧体302はばね
305により凹部301Aに挿入されるが、上述のよう
に弱められた復元力により緩るやかに復元されて緩徐復
帰状態となる。
【0035】図4は本発明の緩徐復帰機構の第三実施例
の構成図で、この方式は電磁緩徐方式であり、(イ)は
部分断面斜視図、(ロ)は緩徐復帰機構部分の断面図で
ある。この実施例は断面円形の第一回転体401と、こ
の第一回転体401と一定の間隔で離隔しかつ同軸で保
持されている筒形の第二回転体404とを回転結合装置
としての緩徐復帰機構400で回転結合されている。
【0036】緩徐復帰機構400の気室410の側面
(四面)には中心線に平行に凹陥部470が開設されて
おり、この凹陥部470には永久磁石472が挿嵌され
ている。なお、凹陥部470の両側即ち緩徐復帰機構4
00の角部は分隔柱471を形成している。
【0037】又、気室410の上端には中央に気孔40
6が穿設されている上蓋454が設けられており、この
上蓋454でばね405の上端を規制している。
【0038】ピストン403は側面が導電体407でカ
バーされ、永久磁石472の磁力線によりピストン40
3が移動した場合に渦電流が発生するように構成されて
いる。
【0039】なお、押圧体402、ピストン403及び
ばね405の相対位置は上記各実施例と同じである
【0040】次に上述の緩徐復帰機構400の動作につ
いて説明する。正常な駆動状態は図4に示すように、押
圧体402が第一回転体401の凹部401Aに係合
し、第一及び第二回転体401、404は同期回転す
る。
【0041】第二回転体404が過負荷となり、凹部4
01Aの斜面に沿って押圧体402がばね405の弾撥
力に抗して押上られる時、ピストン403も同時に押上
られ、気室410内の空気は通気孔406を通り大気中
に放出される。
【0042】この時、ピストン403はばね405の弾
撥力及び導電体407内の渦電流による反撥力に抗して
後退するが、押圧体402が凹部401Aの位置に来た
時にはばね405の弾撥力により挿入される際、上述の
渦電流が発生してその反撥力がばね405の弾撥力を制
約して緩徐復帰状態となる。
【0043】なお、上述の各実施例の説明では、第一回
転体が駆動側で、第二回転体が従動側としたが、これと
逆に第一回転体が従動側で、第二回転体が駆動側であっ
ても良いことは勿論である。
【0044】
【発明の効果】上述のように、従動側の回転体の負荷が
過大となって両回転体の同期回転が維持出来なくなった
場合は押圧体が凹部から乗り上げて同期回転状態となく
なり、駆動側のダメージを防止するが、正常状態に復帰
する場合には流体抵抗、摩擦抵抗、電磁抵抗等の抑制力
により緩徐復帰するので、復帰時のばたつきがなくな
る。
【0045】又、押圧体が押上られている状態では、復
帰用のばねは流体抵抗、摩擦抵抗、電磁抵抗等の抑制力
等の抑制により、押圧力が減退されているので、摩擦の
減少、騒音の抑圧等の静粛運転が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の緩徐復帰機構の第一実施例の構成図
で、(イ)は部分断面斜視図、(ロ)は断面図である。
【図2】本発明の緩徐復帰機構の第二実施例の構成図
で、(イ)は部分断面斜視図、(ロ)は断面図である。
【図3】本発明の緩徐復帰機構の第三実施例の構成図
で、(イ)は部分断面斜視図、(ロ)は緩徐復帰機構部
分の断面図である。
【図4】本発明の緩徐復帰機構の第三実施例の構成図
で、(イ)は部分断面斜視図、(ロ)は緩徐復帰機構部
分の断面図である。
【符号の説明】
100 緩徐復帰機構 101 第一回転体 101A 凹部 102 押圧体 103 ピストン 104 第二回転体 105 ばね 106 隔壁 108 弁板 110 気室 110A 内気室 110B 外気室 200 緩徐復帰機構 201 第一回転体 201A 凹部 202 押圧体 203 ピストン 204 第二回転体 205 ばね 208 第二押圧体 210 気室 213 ピストン押圧機構 215 凹部 300 緩徐復帰機構 301 第一回転体 301A 凹部 302 押圧体 303 ピストン 304 第二回転体 305 ばね 310 気室 370 凹陥部 372 側圧ばね 373 摩擦片 400 緩徐復帰機構 401 第一回転体 401A 凹部 402 押圧体 403 ピストン 404 第二回転体 405 ばね 407 導電体 410 気室 470 凹陥部 472 永久磁石

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面円形の第一回転体と、この第一回転
    体と一定の間隔で離隔しかつ同軸で保持されている筒形
    の第二回転体との回転結合装置において、前記第一回転
    体にはその外周に回転軸に平行な凹部が形成されてお
    り、前記第二回転体には前記凹部に係合する押圧体と、
    この押圧体を駆動するために前記第一回転体の半径方向
    に設けられた気室内で往復動可能なピストンと、このピ
    ストンを前記第一回転体方向に押圧するばねと、前記ピ
    ストンが前記第一回転体の半径方向の外方に前記ばねの
    反撥力に抗して押上げる時には急速にかつ中心方向に前
    記ばねの反撥力により押下げる時には緩慢に動作せしめ
    る緩徐復帰機構とを具備していることを特徴とする緩徐
    復帰型回転結合装置。
  2. 【請求項2】 前記緩徐復帰機構は前記気室には通気抵
    抗の小さい大径の通気孔が穿設されかつ前記ばねの上端
    を保持している隔壁により内気室と外気室に分割され、
    前記内気室には前記ピストンと前記ばねが収容され、前
    記外気室には前記隔壁の通気孔を閉塞するようにかつ中
    心に通気抵抗の大きい通気小孔が穿設されている弁板と
    を具備していることを特徴とする請求項1の緩徐復帰型
    回転結合装置。
  3. 【請求項3】 前記緩徐復帰機構は前記気室の側面に直
    角に穿設された貫通孔に収容された第二押圧体と押付ば
    ねと押付ねじよりなるピストン押圧機構と、前記ばねの
    上端を保持しかつピストン上昇時に気室内の空気を排除
    する気孔を設けた上蓋とを具備し、前記ピストンには前
    記押圧体が前記第一回転体により押上られて前記第二押
    圧体の外周に当接する際の側面の位置に凹設された凹部
    を具備していることを特徴とする請求項1の緩徐復帰型
    回転結合装置。
  4. 【請求項4】 前記緩徐復帰機構は前記気室の側面に縦
    方向に凹設された凹陥部と、この凹陥部内に収納された
    摩擦片と、この摩擦片を前記ピストンの方向に押圧する
    ように凹陥部の底と摩擦片との間に収納された側圧ばね
    と、前記ばねの上端を保持しかつピストン上昇時に気室
    内の空気を排除する気孔を設けた上蓋とを具備したこと
    を特徴とする請求項1の緩徐復帰型回転結合装置。
  5. 【請求項5】 前記緩徐復帰機構は前記気室の側面に縦
    方向に凹設された凹陥部と、この凹陥部内に収納された
    永久磁石と、前記ばねの上端を保持しかつピストン上昇
    時に気室内の空気を排除する気孔を設けた上蓋とを具備
    し、前記ピストンにはその側面に設けた導電体を具備し
    たことを特徴とする請求項1の緩徐復帰型回転結合装
    置。
JP14766493A 1993-06-18 1993-06-18 緩徐復帰型回転結合装置 Expired - Fee Related JP3497524B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14766493A JP3497524B2 (ja) 1993-06-18 1993-06-18 緩徐復帰型回転結合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14766493A JP3497524B2 (ja) 1993-06-18 1993-06-18 緩徐復帰型回転結合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0719256A true JPH0719256A (ja) 1995-01-20
JP3497524B2 JP3497524B2 (ja) 2004-02-16

Family

ID=15435483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14766493A Expired - Fee Related JP3497524B2 (ja) 1993-06-18 1993-06-18 緩徐復帰型回転結合装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3497524B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009090451A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Samsung Electronics Co Ltd コンプライアントジョイント
JP2009220266A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Samsung Electronics Co Ltd コンプライアントジョイント
JP2012001320A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Jx Nippon Oil & Energy Corp ワイヤーロープ巻取り機逆転防止装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009090451A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Samsung Electronics Co Ltd コンプライアントジョイント
US8021071B2 (en) 2007-10-05 2011-09-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Compliant joint
JP2009220266A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Samsung Electronics Co Ltd コンプライアントジョイント
JP2012001320A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Jx Nippon Oil & Energy Corp ワイヤーロープ巻取り機逆転防止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3497524B2 (ja) 2004-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH026264Y2 (ja)
JPH10169747A (ja) ボールねじ軸抜け止め式直線作動機
JPH0719256A (ja) 緩徐復帰型回転結合装置
JPS58144133U (ja) 摺動キャリパ型ディスクブレ−キ
JPH09317755A (ja) 軸受け装置及びこの軸受け装置を使用した磁気記録装 置用スピンドルモータ
JP2000356228A (ja) 電磁クラッチ
JPH06101730A (ja) 乾性摩擦ダンパ
JPH0798035A (ja) 回転ダンパー
JP2001277074A (ja) 工作用割出しテーブルのクランプ構造
JPH1019065A (ja) 無励磁作動型電磁ブレーキの軋り音防止構造
JPS5813149Y2 (ja) 無励磁作動形電磁ブレ−キ
JP3177095B2 (ja) 磁気ディスク駆動装置
JPS61210560A (ja) 磁気デイスク装置
JPH04219535A (ja) 無励磁作動形電磁ブレーキの消音装置
JP2546075Y2 (ja) ディスクの回転駆動装置
JPS6036700B2 (ja) 誘導電動機
JPH0720425Y2 (ja) 電磁ブレーキ
JP2530781Y2 (ja) ディスクの回転駆動装置
JPH0134985Y2 (ja)
JP2533565Y2 (ja) 電磁ブレーキ
JPS6132344Y2 (ja)
JPH0453465Y2 (ja)
JPH09163663A (ja) 誘導電動機
JP2529704Y2 (ja) ブレーキ付回転電機
JP3024489U (ja) ライニングの取付け構造及びブレーキ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081128

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081128

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091128

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091128

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101128

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101128

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees