JPS6036700B2 - 誘導電動機 - Google Patents

誘導電動機

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JPS6036700B2
JPS6036700B2 JP8055380A JP8055380A JPS6036700B2 JP S6036700 B2 JPS6036700 B2 JP S6036700B2 JP 8055380 A JP8055380 A JP 8055380A JP 8055380 A JP8055380 A JP 8055380A JP S6036700 B2 JPS6036700 B2 JP S6036700B2
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JP
Japan
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load side
rotor
shaft
induction motor
noise
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JP8055380A
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English (en)
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JPS576549A (en
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徹 広瀬
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS6036700B2 publication Critical patent/JPS6036700B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/16Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
    • H02K5/167Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings
    • H02K5/1672Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings radially supporting the rotary shaft at both ends of the rotor

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、騒音の低い筒軸受構造をもった誘導電動機に
関するものである。
従来より、小型誘導電動機の軸受として筒軸受が多く用
いられている。
この理由としては、玉軸受に比べ廉価であると共に、軸
受で生ずる騒音が非常に小さいという点も見逃せない。
しかし、筒軸受を使用した誘導電動機の騒音に関しては
、未解決な問題が数多く残されている。その二、三の問
題とその対策の従来例を先ず示す。第1図aは従来より
使われている筒軸受を用いた誘導電動機の構造を示し、
第1図bは、この誘導電動機の反負荷側軸受部の拡大図
である。
1は回転子、2は固定子、3は負荷側ブラケット、4は
反負荷側プラケツトで、これらは誘導電動機を構成して
いる。
回転子1は、鉄心部5と軸6より構成されている。そし
て軸6は、二つの筒軸受7,7′により支持されている
。また、軸6には合成樹脂のスラスト調整用ワッシャ8
,8′がはまっており、回転子1の軸方向への動きを制
限している。回転子1の磁気中心の位置9は、固定子2
の磁気中心の位置1川こ対し、軸万向へ負荷側へ偏位し
ている。このため、運転時、磁気吸引力が矢印Mの方向
へ働らき、半球状に加工された軸6の反負荷側軸端11
は、比較的剛性の大きい合成樹脂の薄板12を介して、
反負荷側ブラケツト4に常に接触する構造になっている
。この誘導電動機の構造の特徴は、運転中、スラスト調
整用ワッシャ8,8′と筒軸受7,7′の端面3,13
′との間に空隙14,14′が存在することと、固定子
2と回転子1が鞠方向に、電源周波数の2倍程度の振動
に対しては、剛に結合されていることである。そして、
前者の特徴より、筒軸受を使用した謙導電動機の騒音問
題の一つであるスラスト調整用ワツシャ8,8′と筒軸
7,7′の端面の13,13′の接触による酒勤音が生
じないのは明らかである。また、後者の特徴により、や
はり筒軸受使用の誘導電動機の騒音問題の一つである。
電源周波数の2倍の周波数を持った軸方向の電磁振動が
発生することも無くなる。このように第1図a,bで示
した譲導電動機は、スラスト調整用ワッシャ8,8′の
摺動音や、軸万向の電源周波数の2倍の周波数を持った
電磁振動に関しては、騒音の生じない誘導電動機といえ
る。しかし反面この誘導電動機は他の騒音上の欠点を有
している。すなわち、回転子1が点線で示す位置で静止
している時、この譲導電動機を起動すると、回転子1が
磁気吸引力により矢印M方向に吸引され、反負荷側軸端
11が合成樹脂の薄板12を反して、反負荷側ブラケッ
ト4に衝突し、衝突音を発生することである。この衝突
は、程度が激しいと、合成樹脂の薄板12を損傷させる
危険性もあり、譲導電動機の寿命上も好ましくない。こ
の衝突を弱めるには、二つの手段が考えられる。一つは
、負荷側のスラスト調整用ワッシャ8′の枚数を増し、
負荷側の空隙14′を無くしてしまい、誘導電動機の静
止時にも、必らず反負荷側軸端11が合成樹脂の薄板1
2を介して反負荷側ブラケツト4に接するようにするこ
とである。しかしこの手段は、負荷側のスラスト調整用
ワッシヤ8′−を、負荷側の筒軸受7′の端面13′に
接触させることになり、運転中この間の摺動音が発生す
る。もう一つの手段は、第1図cに示すように合成樹脂
の薄板12と、反負荷側ブラケット4の間に、ゴムシー
ト15を介在させることである。こうすると起動時、反
負荷側の軸端11が、反負荷側ブラケット4に衝突する
際の衝撃力が、ゴムシート15で吸収され、衝突がゆる
やかになり、衝突音が大中に低減すると共に、合成樹脂
の薄板12の損傷の危険性も少なくなる。しかし、この
構造も、騒音上の欠点を持っている。すなわちゴムシー
ト15の弾性と、回転子1および固定子2の質量により
、軸万向に比較的低い固有振動数を持つ振動系が構成さ
れ、この振動系に、脈動トルクなどに起因する電源周波
数の2倍の周波数を持った電磁振動力の軸方向成分が作
用し、回転子1および固定子2を軸万向に振動させ、機
器に組込まれた際の音発生の原因となることである。以
上述べたように、スラスト調整用ワッシャの摺動音、起
動時の回転子の鼠方向の衝突音、軸万向電磁振動の三つ
の問題は、それぞれの対策が残る二つには悪影響を与え
、三つ全ての問題を根本的に解決し得る構造を有した誘
導電動機は存在しないのが現状である。
そこで本発明の目的は、上に述べた騒音上の三つの問題
を同時にしかも根本的に解決するものである。
以下、本発明をその実施例を第2図および第3図を参考
に説明する。
第2図は本発明を実施した誘導電動機の断面図を示すも
ので、1は回転子、2は固定子、3は負荷側ブラケット
、4は反負荷側ブラケット、5は回転子の鉄D部、6は
回転子の軸、7,7′は筒軸受、8,8′はスラスト調
整用ワッシャ、9,10は磁気中心の位置、11は軸6
の反負荷側軸端、13,13′は筒軸受の端面、14,
14′は空隙で、これらは第1図に示す従来のものと同
じである。しかして反負荷側の筒軸受7の反負荷側端に
、空気の出口のための微小な穴16を有する合成樹脂の
円板17が圧入され、筒軸受7の一端が閉じられた構造
になっている。そして軸6が点線で示す位置にあるとき
、軸6の反負荷側軸端11と円板17の間に密閉状態に
近い空間18が生じる。しかして回転子1が、点線で示
す位置で静止している時、この譲導電動機を起動すると
、回転子1の磁気中心の位置9が、固定子2の磁気中心
の位置10‘こ対し、負荷側に偏しているため、回転子
1に磁気吸引力が矢印Mの方向に働き、回転子1は矢印
Mの方向に吸引される。
しかしこの時、反負荷側の筒軸受7に圧入された合成樹
脂の円板17と軸6の反負荷側軸端11の間に密閉状態
に近い空間18ができているため、この空間18内の空
気が圧縮され、微小穴16より押し出される。この空気
の流出は運動エネルギーを消費するので、回転子1の矢
印M方向への運動に対しては、減衰力として働く。換言
すれば、微小穴16を有する空間18は、回転子1の矢
印Mへの運動を妨げるダンパー(減衰器)としての役目
を果す。このため軸6の反負荷側軸端11と、合成樹脂
の円板17との衝突は、ゆるやかになり、衝突音は大中
に減少し、合成樹脂の円板17の衝突による損傷の危険
性も小さくなる。そして起動した後、空間18の中の空
気は、軸6の反負荷側軸端11が、合成樹脂の円板17
に接触するまで流出し続ける。この状態、すなわち軸6
の反負荷側軸端11が、合成樹脂の円板17に接触した
時においても、磁気吸引力は、矢印Mの方向に働くため
、回転子1は、軸6の負荷側軸端11が、合成樹脂の円
板17に押し付けられた状態で回転している。また、合
成樹脂の円板17の滋方向剛性は比較的大きいため、運
転中、電源周波数の2倍の周波数に対しては、回転子1
と固定子2は、軸万向に剛に結合されていると考えられ
る。したがつて電源周波数の2倍の周波数を持つ鞠方向
電磁振動は殆んど発生しない。さらにまた、上記運転状
態においては、回転子1の軸方向への動きは拘束されて
いるので、スラスト調整用ワツシャ8,8′と筒軸受7
,7′の端面13,13′の間の空隙14,14′は、
保持され、この間の摺動音が発生することは原理上無い
。さらにまた、第3図は本発明の他の実施例を示すもの
で、反負荷側の筒軸受7には、第3図bに示すような、
一部に切り欠き19を有する合成樹脂の円板20が圧入
され、反負荷側の筒軸受7の一端を閉じると共に、空気
の出口としての微小な隙間21を作っている。
さらに第4図は本発明の他の実施例を示し、合成樹脂の
円板22を反負荷側の筒軸受7の端部に圧入することに
より、反負荷側の筒軸受7の一端を閉じると共に、筒軸
受7の内径と軸6の外径の間の隙間23を空気の出口の
微小隙間として利用している例である。なお、第3図、
第4図において、6は回転子の軸、4は反負荷側ブラケ
ットである。上記実施例から明らかなように、本発明の
誘導電動機は、静止時における回転子の磁気中心の位置
が、固定子の磁気中心の位置に対し負荷側に若干ずれる
ような状態で、回転子の軸を負荷側ブラケットと反負荷
側ブラケットに、筒軸受を介して支持し、反負荷側の筒
軸受の端部を円板で封すると共に、この円板と前記軸の
反負荷側軸端との間の空間を微4・な間隙により反負荷
側の筒軸受外へ蓮通させたもので、起動時における反負
荷側軸端と円板の衝突音や、回転子の軸方向の電磁振動
を同時に無くすることができ、騒音を低減させることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図aは従来の誘導電動機の縦断面図、第1図bは同
義導電動機の要部拡大断面図、第1図cは従釆の他の誘
導電動機の要部拡大断面図、第2図aは本発明の一実施
例を示す誘導電動機の縦断面図、第2図bは同譲導電動
機の要部拡大断面図、第3図aは本発明の他の実施例を
示す誘導電動機の要部拡大断面図、第3図bは同誘導電
動機の円板の斜視図、第4図は本発明のさらに他の実施
例を示す誘導電動機の要部拡大断面図である。 1…・・・回転子、2・・・・・・固定子、3・・・・
・・負荷側ブラケット、4……反負荷側ブラケット、6
……軸、7,7′…・・・筒軸受、9,10・・・・・
・磁気中心の位置、11・・・・・・反負荷側軸端、1
6・・・・・・微小な穴(微小な間隙)、17,20,
22……円板、21,23…・・・隙間(間隙)。 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 静止時における回転子の磁気中心の位置が固定子の
    磁気中心の位置に対し負荷側に若干ずれるような状態で
    、回転子の軸を負荷側ブラケツトと反負荷側ブラケツト
    に、筒軸受を介して支持し、反負荷側の筒軸受の端部に
    、微少な穴あるいは切欠き部を有する円板を設け、この
    円板と前記軸の反負荷側軸端の間に密閉状態に近い空間
    をつくり、前記反負荷側ブラケツトとこの円板の空間と
    を空気の流出抵抗の大きい、微少な穴あるいは切欠き部
    を介して、空気を連通させたことを特徴とする誘導電動
    機。
JP8055380A 1980-06-13 1980-06-13 誘導電動機 Expired JPS6036700B2 (ja)

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JPS576549A JPS576549A (en) 1982-01-13
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JPS62159100U (ja) * 1986-03-31 1987-10-08

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