JPH07182372A - データバンク装置 - Google Patents

データバンク装置

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JPH07182372A
JPH07182372A JP5348053A JP34805393A JPH07182372A JP H07182372 A JPH07182372 A JP H07182372A JP 5348053 A JP5348053 A JP 5348053A JP 34805393 A JP34805393 A JP 34805393A JP H07182372 A JPH07182372 A JP H07182372A
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JP
Japan
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data
telephone
telephone number
time
time zone
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Pending
Application number
JP5348053A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Yamane
一快 山根
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 時間帯毎の利用頻度の多い順に検索して目的
のデータを速やかに検索できるデータバンク装置を提供
することを目的としている。 【構成】 電話帳RAM13には、電話番号等の電話帳
データと、仕事時間等の時間帯A〜D毎の発呼回数を記
憶し、検索されて発呼される毎に発呼回数をカウントア
ップする。AI検索時、現在時刻がどの時間帯A〜Dに
属するかチェックし(ステップP1〜S3)、現在時刻
の属する時間帯A〜D、例えば、A時間帯で発呼回数の
最も多い電話番号から順次検索・抽出する(ステップP
4〜P6)。目的の電話番号が検索されて発呼指示があ
ると、その電話番号で自動発呼する(ステップP1
0)。目的の電話番号が当該時間帯で検索されないと、
他の時間帯の電話番号を発呼回数の多いものから順次検
索し(ステップP7〜P9)、目的の電話番号が検索さ
れて発呼指示があると、自動発呼する(ステップP1
0)。現在時刻が他の時間帯A〜Dに属する場合にも同
様に処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データバンク装置に関
し、詳細には、必要なデータをより効率的に検索するデ
ータバンク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、情報化社会にあって、必要なデー
タを如何に効率的に検索するかが、重要なテーマになっ
ている。
【0003】そこで、従来、AI(Artificial Intelli
gence :人工知能)検索といわれる検索方法が考案され
ている。
【0004】このAI検索は、メモリからデータを読み
出す毎に、各データの読出回数をカウントし、次に、メ
モリからデータを検索するときに、読出回数の最も多い
データから検索するものである。
【0005】例えば、電話番号データを記憶する電話帳
メモリを備えた電話機においては、電話帳メモリから電
話番号データが読み出されて、発呼された回数を各電話
番号データ毎に記憶しておき、電話番号の検索が指示さ
れると、発呼回数の最も多い電話番号から検索する。
【0006】すなわち、従来のAI検索は、データの使
用頻度のみに基づいて、その使用頻度の多いものから検
索するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデータバンク装置にあっては、例え、AI検索を行
うものであっても、データの読出頻度のみに基づいてデ
ータを検索していたため、データの利用状況に適した検
索を行うことができないという問題があった。
【0008】すなわち、データは、常に同じ重要度をも
っているわけではなく、時間帯によってその重要度が異
なる。特に、データが人の生活に密着したデータであれ
ばあるほど、データの重要度は、そのデータを利用する
人の生活時間によって異なる。このように、時間帯によ
ってその重要度の異なるデータを、常に利用頻度にのみ
基づいて検索すると、時間帯によって重要度の異なるデ
ータを速やかに検索することができないという問題があ
った。
【0009】そこで、本発明は、時間帯によって検索順
位を変化させることにより、検索時に適切なデータを速
やかに検索することのできるデータバンク装置を提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のデータバンク装
置は、複数のデータを記憶するデータ記憶手段と、前記
データ記憶手段の記憶する各データの読出回数を所定の
時間帯毎に区分した時間帯のうち該データの読出時間の
属する時間帯に関連づけてカウントするカウント手段
と、データの検索時に、前記時間帯のうち当該検索時間
の属する時間帯において前記カウント手段のカウントし
たカウント数の多い順に前記データ記憶手段からデータ
を検索する検索手段と、を備えることにより、上記目的
を達成している。
【0011】
【作用】本発明のデータバンク装置によれば、データ記
憶手段の記憶する各データの読出回数を所定の時間帯毎
に区分した時間帯のうち、当該データの読出時間の属す
る時間帯に関連づけてカウントし、データの検索時に、
区分した時間帯のうち当該検索時間の属する時間帯にお
いてカウント数の多い順にデータ記憶手段からデータを
検索するので、データの利用時間帯に適切なデータを速
やかに検索することができ、目的とするデータを速やか
に検索することができる。
【0012】
【実施例】以下、図を参照して実施例を説明する。
【0013】図1〜図4は、本発明のデータバンク装置
の一実施例を示す図であり、本実施例は、第二世代コー
ドレス電話システムで使用される携帯電話装置、すなわ
ち、ディジタル変調された信号をTDD(Time Divisio
n Duplex)−TDMA(TimeDivision Multiple Acces
s) によりチャネルの多元接続を行う携帯電話装置に適
用したものである。
【0014】まず、構成を説明する。
【0015】図1は、本発明のデータバンク装置の一実
施例を適用した携帯電話装置1のブロック構成図であ
る。
【0016】図1において、携帯電話装置1は、アンテ
ナ2、高周波部3、モデム4、TDMA5、スピーチコ
ーディック6、PCM(Pulse Code Modulation) 7、
アンプ8、スピーカ9、マイク10、リンガー11、表
示部12、電話帳メモリ13、制御部14、キー入力部
15、ROM(Read Only Memory)16、RAM(Rand
om Access Memory)17、録再部18及びメモリ19等
を備え、上記高周波部3は、SW20、受信部21、送
信部22及びPLLシンセサイザー23を備えている。
【0017】アンテナ2は、例えば、基地局(図示略)
との間で所定の周波数帯の制御信号及び音声信号を含む
送信信号及び受信信号を送・受信し、高周波部3のSW
20からの送信信号の送信及び受信信号のSW20への
出力を行う。
【0018】なお、基地局に接続された回線網として
は、PSTN(公衆電話網)でもよいし、ISDN(サ
ービス総合デジタル網)でもよい。
【0019】高周波部3のSW20は、時分割でスイッ
チングし、アンテナ2を受信部21と送信部22とに択
一的に接続する。SW20は、アンテナ2からの受信信
号を受信部21に出力し、送信部22から入力される送
信信号をアンテナ2を介して送信させる。
【0020】PLLシンセサイザー23は、制御部14
により設定される周波数により局部発振し、受信部21
及び送信部22での周波数変換のための局部発振信号を
受信部21及び送信部22に出力する。
【0021】高周波部3の受信部21は、例えば、2段
のミキサーを有し、アンテナ2で受信しSW20で振り
分けられて入力された受信信号を、PLLシンセサイザ
ー23から入力される局部発振信号と混合することによ
り、例えば、1.9GHzから150〜250MHz、
さらに10MHz付近のIF信号に周波数変換して、モ
デム4に出力する。
【0022】高周波部3の送信部22は、モデム4から
入力されるπ/4シフトQPSKの変調波を、ミキサー
で1.9GHzに周波数変換し、SW20を介してアン
テナ2から送信する。
【0023】モデム4は、例えば、S/P(Serial to
Parallel)、変換器、差動符号器、信号マッピング回
路、ナイキストフィルタ及び直行変調器等を備え、π/
4シフトQPSKの変復調処理を行う。
【0024】すなわち、モデム4は、その受信側におい
て、受信部21から入力されるIF信号を復調して、I
Qデータに分離し、データ列としてTDMA5に出力す
る。また、モデム4は、その送信側において、TDMA
5から入力されるデータ列からIQデータを作成し、π
/4QPSK変調を施して、高周波部3の送信部22に
出力する。
【0025】TDMA5は、CI(チャンネル種別)を
検出して制御部14に出力するCI検出部、UW(同期
ワード)を検出して制御部14に出力するUW検出部、
誤り検出用の符号であるCRC(巡回符号)により符号
化を行い、また、CRCを解析することにより送られて
きたデータの誤りを検出するCRC処理部、音声データ
を一旦蓄えて所定の読出信号により音声データを出力す
る音声データ用バッファ及び制御データを一旦蓄えて所
定の読出信号により制御データを出力する制御データ用
バッファ等を備えて、時分割して確保された制御チャネ
ルで、制御信号の伝送を行うものであり、フレーム同期
及びスロットのフォーマット処理を行う。
【0026】すなわち、TDMA5の受信側では、モデ
ム4から送られてくるデータ(フレーム)から所定タイ
ミングでスロットを取り出し、盗聴防止用のスクランブ
ル等を解除した後、このスロットのフォーマットから構
成データを取り出す。さらに、受信側では、この取り出
した構成データのうち、制御データを制御部14に送
り、ADPCM(Adaptive Differential PCM)音声
データをスピーチコーディック6に転送する。また、T
DMA5の送信側では、スピーチコーディック6から転
送されてくる音声データに制御データを付加してスロッ
トを作成し、スクランブル等をかけた後、所定タイミン
グでスロットをフレームに挿入して、モデム4に出力す
る。
【0027】スピーチコーディック6は、ディジタル音
声データの圧縮及び伸長処理を行うものであり、具体的
には、適応予測と適応量子化を用いるADPCM方式に
よりディジタル音声データの符号化処理及び復号化処理
を行う。
【0028】すなわち、スピーチコーディック6は、そ
の受信側で、TDMA5から送られてくるADPCM音
声データ(4bit×8KHz=32Kbps)をPC
M音声信号(8bit×8KHz=64Kbps)に復
号化することにより伸長し、PCM7に出力する。
【0029】また、スピーチコーディック6は、その送
信側で、PCM7から入力されるPCM音声信号をAD
PCM音声データに符号化することにより圧縮し、TD
MA5に出力する。
【0030】PCM7は、音声信号のアナログ/ディジ
タル変換処理を行うとともに、ボリュウム、リンガー及
びトーン信号等の制御を行う。
【0031】すなわち、PCM7は、その受信側で、ス
ピーチコーディック6から送られてくるPCM音声信号
をアナログ音声信号に変換し、アンプ8を介してスピー
カ9から拡声出力させる。また、PCM7は、その送信
側で、マイク10から入力されたアナログ音声信号をデ
ィジタル音声信号に変換し、PCM音声信号としてスピ
ーチコーディック6に出力する。
【0032】また、PCM7には、リンガー11が接続
されており、後述する制御部14の制御により、リンガ
ー11を駆動して、着呼があったことを報知する。
【0033】表示部12は、例えば、液晶表示装置によ
り構成されており、携帯電話装置1から携帯電話装置1
の使用者に通知する各種情報、例えば、キー入力部15
から入力した通話相手先の電話番号、通話時間及び後述
する電話帳メモリ13に格納されている電話帳データ等
の各種情報を表示する。
【0034】電話帳メモリ13は、電話帳データを記憶
するとともに、電話帳データそれぞれに対して使用頻度
データを時間帯毎に記憶する使用頻度記憶領域を有して
おり、電話帳データは、会社名、氏名、電話番号及び住
所等のデータで構成されている。
【0035】この電話帳データの使用頻度の時間帯区分
は、例えば、図2に示すように、朝起きてから会社に出
社するまでの早朝時間帯(A時間帯)、会社で仕事をし
ている仕事時間帯(B時間帯)、会社を退社してから就
寝するまでの夜間時間帯(C時間帯)及び就寝している
就寝時間帯(D時間帯)に区分されており、電話帳メモ
リ13は、これらのA時間帯〜D時間帯の各時間帯につ
いての電話帳データの各データ毎の使用頻度データをそ
の使用頻度記憶領域に記憶する。
【0036】尚、この電話帳データの各データ毎の使用
頻度データは、電話帳メモリ13に記憶するものに限る
ものではなく、例えば、RAM17等に記憶するように
してもよい。
【0037】キー入力部15は、テンキーやアスタリス
クキー、各種検索(順次、ダイレクト及びAI検索)キ
ー、検索時に次のデータを指示するシフトキー、保留キ
ー及び通話キー等の各種キー、特に、電話帳メモリ13
の電話帳データを登録及び検索するのに必要な各種情報
を入力するのに必要なキーが設けられており、制御部1
4は、このキー入力部15を走査して、キー入力部15
のキー入力に対応した処理、特に、電話帳メモリ13の
電話帳データの検索処理や発呼回数のカウント処理を行
う。
【0038】ROM16には、携帯電話装置1の処理に
必要なプログラム(例えば、通信制御処理プログラム)
や各種システムデータ、特に、電話帳メモリ13に格納
されている電話帳データの検索処理プログラムや発呼回
数のカウント処理プログラムが格納されている。
【0039】制御部14は、CPU(Central Processi
ng Unit)、計時部等を備え、ROM16内のプログラ
ムに従ってRAM17をワークメモリとして使用して、
携帯電話装置1としての処理、例えば、通信制御処理プ
ログラムに従った通信制御処理、キー入力部15から入
力される電話番号の表示部12への表示、着呼があった
ことを通知するためのリンガー11の駆動及びリダイヤ
ル番号のメモリ19への登録処理と該リダイヤル番号に
よるリダイヤル発呼処理等を行うとともに、電話帳メモ
リ13に格納されている電話帳データの検索処理(電話
帳データを順次検索する順次検索、所定キー(名前、電
話番号等)によりダイレクトに検索するダイレクト検索
及びAI検索)や発呼回数のカウント処理を行う。
【0040】また、制御部14は、計時部を構成する発
振器や分周器等からなる計時機能を内蔵しており、RA
M17に形成されている計時レジスタを使用して現在時
刻を計時する。
【0041】RAM17は、ワークメモリとして使用さ
れるとともに、表示部12に表示する表示データを格納
するための表示レジスタ、計時レジスタ及び順位レジス
タ等の各種レジスタを備えている。
【0042】録再部18は、RAM等で構成され、予め
入力された留守番応答用の音声を記憶して、留守録モー
ド時に着呼があると、制御部14が当該留守番応答用の
音声を読み出して相手先に送信させるとともに、相手先
からの音声メッセージを録再部18に録音する。
【0043】メモリ19は、RAM等で構成され、制御
部14の制御下で書込処理及び読出処理されて、後述す
るように、キー入力部15から入力された最新の電話番
号がリダイヤル番号として書き込まれる。
【0044】この携帯電話装置1は、キー入力部15で
通話キーが投入され、通話相手の電話番号が入力された
り、電話帳メモリ13で検索された電話帳データの電話
番号が指定されると、その電話番号をTDMA5で生成
した制御信号とともにモデム4、送信部22に送り、S
W20及びアンテナ2を介して送信する。
【0045】相手先が応答し、相手先から応答信号が送
られてくると、この応答信号をアンテナ2、SW20、
受信部21、モデム4を介してTDMA5に送り、TD
MA5で制御信号を取り出して、制御部14に送る。
【0046】制御部14は、この制御信号により、相手
先が応答し、回線が接続されたことを確認すると、通話
処理に入る。
【0047】この通話処理においては、上述のように、
高周波部3のSW20が時分割で受信部21と送信部2
2をスイッチングし、受信信号をモデム4、TDMA5
に送って、TDMA5で音声データをスピーチコーディ
ック6に、制御信号を制御部14に分離して出力する。
【0048】スピーチコーディック6に出力された音声
データは、ADPCM方式により復号化されて、PCM
7に出力され、PCM7でアナログ音声信号に変換され
て、アンプ8を介してスピーカ9から出力される。
【0049】一方、マイク10から入力された音声信号
は、PCM7で、ディジタル音声信号に変換され、スピ
ーチコーディック6で、ADPCM音声信号に符号化さ
れることにより圧縮されて、TDMA5に出力される。
【0050】TDMA5に送られた音声信号は、TDM
A5で制御部14からの制御信号が付加された後、モデ
ム4、送信部22、SW20及びアンテナ2を介して送
信される。
【0051】そして、携帯電話装置1は、リダイヤル機
能を備えており、上述のように、発呼モードで、キー入
力部15から相手先電話番号が入力されると、入力され
た電話番号をメモリ19に記憶するリダイヤル番号取込
処理を行う。次に、キー入力部15のリダイヤルキーが
投入されると、このリダイヤル番号取込処理でメモリ1
9に取り込んだリダイヤル番号により、発呼する。
【0052】次に、本実施例の動作を説明する。
【0053】本実施例の携帯電話装置1は、電話帳メモ
リ13を備えており、この電話帳メモリ13の記憶する
電話帳データの検索処理に特徴がある。
【0054】そこで、携帯電話装置1は、電話帳メモリ
13から電話帳データを読み出す度に、そのデータの読
出回数(使用回数)を上記時間帯毎にカウントし、次
に、電話帳データを検索する際に、このカウント結果に
基づいて検索時の時間帯で最も使用回数の多いデータか
ら検索して、表示部12に表示する。
【0055】まず、このカウント処理について、図3に
示すフローチャートに基づいて説明する。
【0056】カウント処理では、電源が投入されると、
アイドル状態となり(ステップS1)、電話帳メモリ1
3の電話帳データを使用して発呼が行われると(ステッ
プS2)、発呼が行われた現在時刻(制御部14の計時
部)が、上記図2に示した時間帯A〜時間帯Dのどの時
間帯に該当するかチェックする(ステップS3)。
【0057】すなわち、携帯電話装置1は、電話帳メモ
リ13の電話帳データを検索し、目的とする電話帳デー
タが表示部12に表示されると、キー入力部15の通話
キーを押下することにより、自動発呼(オートダイヤ
ル)することができる。このようにして、電話帳メモリ
13の電話帳データを検索して、検索した電話番号で自
動発呼したときに、発呼回数のカウント処理を行う。
【0058】上記ステップS3で、現在時刻がA時間帯
であるときには、電話帳データ(図3では、DBと略
す。)から発呼された電話番号(図3では、便宜上、X
とする。)を取り込み(ステップS4)、取り込んだ電
話番号XのA時間帯の発呼回数を「1」だけインクリメ
ントして、電話帳メモリ13の当該電話番号Xの使用頻
度記憶領域のA時間帯に格納する(ステップS5)。
【0059】次に、電話帳メモリ13の使用頻度記憶領
域のA時間帯のメモリ残量があるか(カウント値が最大
になったか)チェックし(ステップS6)、メモリ残量
が有るときには、そのままステップS1のアイドル状態
に戻る。
【0060】ステップS6で、メモリ残量がないときに
は、電話帳メモリ13の使用頻度領域の時間帯Aのそれ
ぞれの電話番号の発呼回数を半分の回数に書き換え(ス
テップS7)、ステップS1のアイドル状態に戻る。
尚、この発呼回数を半分の回数に書き換えるとき、元の
発呼回数が奇数回であるときには、元の発呼回数を除算
したときの小数点以下の値、すなわち、0.5は、切り
上げる。
【0061】上記ステップS3で、現在時刻が、B時間
帯であるときには、上記A時間帯の場合と同様に、電話
帳データから発呼された電話番号Xを取り込み(ステッ
プS8)、取り込んだ電話番号XのB時間帯の発呼回数
を「1」だけインクリメントして、電話帳メモリ13の
当該電話番号Xの使用頻度記憶領域のB時間帯に格納す
る(ステップS9)。
【0062】次に、電話帳メモリ13の使用頻度記憶領
域のB時間帯のメモリ残量があるかチェックする(ステ
ップS10)。
【0063】ステップS10で、メモリ残量が有るとき
には、そのままステップS1のアイドル状態に戻り、メ
モリ残量がないときには、電話帳メモリ13の使用頻度
領域の時間帯Bの各電話番号の発呼回数を半分の回数に
書き換え(ステップS11)、ステップS1のアイドル
状態に戻る。
【0064】上記ステップS3で、現在時刻が、C時間
帯であるときには、上記同様に、電話帳データのから発
呼された電話番号Xを取り込み(ステップS12)、取
り込んだ電話番号XのC時間帯の発呼回数を「1」だけ
インクリメントして、電話帳メモリ13の当該電話番号
Xの使用頻度記憶領域のC時間帯に格納する(ステップ
S13)。
【0065】次に、電話帳メモリ13の使用頻度記憶領
域のC時間帯のメモリ残量があるかチェックする(ステ
ップS14)。
【0066】ステップS14で、メモリ残量が有るとき
には、そのままステップS1のアイドル状態に戻り、メ
モリ残量がないときには、電話帳メモリ13の使用頻度
領域の時間帯Cの各電話番号の発呼回数を半分の回数に
書き換え(ステップS15)、ステップS1のアイドル
状態に戻る。
【0067】上記ステップS3で、現在時刻が、D時間
帯であるときには、上記同様に、電話帳データからの発
呼された電話番号Xを取り込み(ステップS16)、取
り込んだ電話番号XのD時間帯の発呼回数を「1」だけ
インクリメントして、電話帳メモリ13の当該電話番号
Xの使用頻度記憶領域のD時間帯に格納する(ステップ
S17)。
【0068】次に、電話帳メモリ13の使用頻度記憶領
域のD時間帯のメモリ残量があるかチェックする(ステ
ップS18)。
【0069】ステップS18で、メモリ残量が有るとき
には、そのままステップS1のアイドル状態に戻り、メ
モリ残量がないときには、電話帳メモリ13の使用頻度
領域の時間帯Dの各電話番号の発呼回数を半分の回数に
書き換え(ステップS19)、ステップS1のアイドル
状態に戻る。
【0070】このように、電話帳メモリ13の電話帳デ
ータから電話番号を検索して、検索した電話番号で発呼
すると、電話帳メモリ13の使用頻度記憶領域の発呼し
た電話番号の発呼時刻に対応する時間帯A〜時間帯Dの
発呼回数を1つカウントアップする。したがって、電話
帳データの電話番号の各時間帯A〜時間帯D毎の使用頻
度を格納することができる。
【0071】次に、AI検索処理について、図4及び図
5のフローチャートに基づいて説明する。
【0072】アイドル状態(図4のステップP1)にお
いて、キー入力部15のAI検索キー操作によりAI検
索が指定されると(ステップP2)、現在時刻(制御部
14の計時部)がA時間帯からD時間帯のいずれの時間
帯であるかをチェックする(ステップP3)。
【0073】ステップP3で、現在時刻がA時間帯であ
るときには、発呼回数の多い順位を格納するRAM17
内のカウンタn(ローカル領域)に初期値「1」を格納
して、A時間帯で発呼回数のn番目に多い(カウンタn
の値に対応する)電話番号、いま、最初の処理であるの
で、発呼回数の1番多い電話番号を、電話帳メモリ13
の使用頻度記憶領域の使用頻度データを参照して、検索
・抽出して、検索した電話番号を表示部12に表示する
(ステップP4)。
【0074】表示部12に表示した電話番号が目的の電
話番号、すなわち携帯電話装置1の使用者がかけたい相
手先の電話番号であるかどうか発呼者が確認し、発呼者
によりキー入力部15の通話キーを押下されたかどうか
チェックし(ステップP5)、目的の電話番号でないと
きには、発呼者によりシフトキーが押下されると、A時
間帯の中にまだ検索(抽出)していない電話番号がある
かチェックする(ステップP6)。
【0075】ステップP6で、A時間帯の中に抽出して
いない電話番号があるときには、カウンタnの値を
「1」だけインクリメントして、当該インクリメントし
たカウンタn、すなわち発呼回数がn番目に多い電話番
号を検索・抽出して、表示部12に表示する(ステップ
P4)。
【0076】このようにして、順次、A時間帯で発呼回
数の多い順に電話帳メモリ13の電話帳データから電話
番号を検索・抽出して、表示部12に表示し(ステップ
P4〜ステップP6)、目的の電話番号が抽出されて、
キー入力部15の通話キーが押下され発呼命令が入力さ
れると(ステップP5)、制御部14は、当該抽出した
電話番号に基づいて自動発呼処理を行う(ステップP1
0)。この発呼処理を行うと、上記図3で示したカウン
ト処理を行う。
【0077】また、ステップP6で、目的とする電話番
号が抽出されずに、A時間帯の中に抽出していない電話
番号がなくなると、発呼回数の多い順番を格納するRA
M17内のカウンタm(ローカル領域)に初期値「1」
をセットして、A時間帯以外の他の全ての時間帯B〜D
から発呼回数のm番目に多い(カウンタmの値に対応す
る)電話番号、いま、A時間帯以外の時間帯の電話番号
を検索するのが最初であるから、レジスタmには、
「1」がセットされ、1番目に発呼回数の多い電話番号
を検索・抽出して、表示部12に表示する(ステップP
7)。
【0078】表示部12に表示した電話番号がかけたい
相手先の電話番号であるかどうか発呼者が確認し、発呼
者によりキー入力部15の通話キーを押下されたかどう
かチェックし(ステップP8)、目的の電話番号でない
ときには、発呼者によりシフトキーが押下されると、電
話帳データの中にまだ検索(抽出)していない電話番号
があるかチェックする(ステップP9)。
【0079】ステップP9で、電話帳データの中に抽出
していない電話番号があるときには、カウンタmの値を
「1」だけインクリメントして、当該インクリメントし
たカウンタm、すなわち発呼回数がm番目に多い電話番
号を検索・抽出して、表示部12に表示する(ステップ
P7)。
【0080】このようにして、順次、電話帳メモリ13
のA時間帯以外の他の時間帯B〜Dの全ての電話帳デー
タから発呼回数の多い順に電話番号を検索・抽出して、
表示部12に表示し(ステップP7〜ステップP9)、
目的の電話番号が抽出されて、キー入力部15の通話キ
ーが押下され発呼命令が入力されると(ステップP
8)、制御部14は、当該抽出した電話番号に基づいて
自動発呼処理を行う(ステップP10)。
【0081】また、ステップP9で、目的とする電話番
号が抽出されずに、電話帳データの中に抽出していない
電話番号がなくなると、目的とする電話番号が電話帳メ
モリ13の電話帳データには格納されていないと判断し
て、アイドル状態に戻る。尚、その旨の表示等を表示部
12に行ってもよい。
【0082】上記ステップP3で、現在時刻がB時間帯
であるときには、RAM17内のカウンタnに初期値
「1」を格納して、B時間帯で発呼回数の1番多い(カ
ウンタnの値に対応する)電話番号を、電話帳メモリ1
3の電話帳データから検索・抽出して、検索した電話番
号を表示部12に表示する(ステップP11)。
【0083】表示部12に表示した電話番号がかけたい
相手先の電話番号であるかどうか発呼者が確認し、発呼
者によりキー入力部15の通話キーを押下されたかチェ
ックし(ステップP12)、目的の電話番号でないとき
には、発呼者によりシフトキーが押下されると、B時間
帯の中にまだ検索(抽出)していない電話番号があるか
チェックする(ステップP13)。
【0084】ステップP13で、B時間帯の中に抽出し
ていない電話番号があるときには、カウンタnの値を
「1」だけインクリメントして、当該インクリメントし
たカウンタn、すなわち発呼回数がn番目に多い電話番
号を電話帳データから検索・抽出して、表示部12に表
示する(ステップP11)。
【0085】このようにして、順次、電話帳メモリ13
の電話帳データからB時間帯で発呼回数の多い順に電話
番号を検索・抽出して、表示部12に表示し(ステップ
P11〜ステップP13)、目的の電話番号が抽出され
て、キー入力部15の通話キーが押下され発呼命令が入
力されると(ステップP12)、当該抽出した電話番号
に基づいて自動発呼処理を行う(ステップP17)。
【0086】また、ステップP13で、目的とする電話
番号が抽出されずに、B時間帯の中に抽出していない電
話番号がなくなると、RAM17内のカウンタmに初期
値「1」をセットして、B時間帯以外の他の全ての時間
帯A、C、Dから発呼回数のm番目に多い(カウンタm
の値に対応する)電話番号、いま、A時間帯以外の時間
帯の電話番号を検索するのが最初であるから、1番目に
発呼回数の多い電話番号を検索・抽出して、表示部12
に表示する(ステップP14)。
【0087】表示部12に表示した電話番号がかけたい
相手先の電話番号であるかどうか発呼者が確認し、発呼
者によりキー入力部15の通話キーを押下されたかチェ
ックし(ステップP15)、目的の電話番号でないとき
には、発呼者によりシフトキーが押下されると、電話帳
データの中にまだ検索(抽出)していない電話番号があ
るかどうかチェックする(ステップP16)。
【0088】ステップP16で、電話帳データの中に抽
出していない電話番号があるときには、カウンタmの値
を「1」だけインクリメントして、当該インクリメント
したカウンタm、すなわち発呼回数がm番目に多い電話
番号を検索・抽出して、表示部12に表示する(ステッ
プP14)。
【0089】このようにして、順次、電話帳メモリ13
のB時間帯以外の他の時間帯A、C、Dの全ての電話帳
データから発呼回数の多い順に電話番号を検索・抽出し
て、表示部12に表示し(ステップP14〜ステップP
16)、目的の電話番号が抽出されて、キー入力部15
の通話キーが押下され発呼命令が入力されると(ステッ
プP15)、当該抽出した電話番号に基づいて自動発呼
処理を行う(ステップP17)。
【0090】また、ステップP16で、目的とする電話
番号が抽出されずに、電話帳データの中に抽出していな
い電話番号がなくなると、目的とする電話番号が電話帳
メモリ13の電話帳データには格納されていないと判断
して、アイドル状態に戻る。尚、この場合も、その旨の
表示等を表示部12に行ってもよい。
【0091】上記ステップP3で、現在時刻がC時間帯
であるときには、図5に示すように、RAM17内のカ
ウンタnに初期値「1」を格納して、C時間帯で発呼回
数の1番多い(カウンタnの値に対応する)電話番号
を、電話帳メモリ13の電話帳データから検索・抽出し
て、検索した電話番号を表示部12に表示する(ステッ
プP18)。
【0092】表示部12に表示した電話番号がかけたい
相手先の電話番号であるかどうか発呼者が確認し、発呼
者によりキー入力部15の通話キーを押下されたかチェ
ックし(ステップP19)、目的の電話番号でないとき
には、発呼者によりシフトキーが押下されると、C時間
帯の中にまだ検索(抽出)していない電話番号があるか
どうかチェックする(ステップP20)。
【0093】ステップP20で、C時間帯の中に抽出し
ていない電話番号があるときには、カウンタnの値を
「1」だけインクリメントして、当該インクリメントし
たカウンタn、すなわち発呼回数がn番目に多い電話番
号を電話帳データから検索・抽出して、表示部12に表
示する(ステップP18)。
【0094】このようにして、順次、電話帳メモリ13
のB時間帯の電話帳データから発呼回数の多い順に電話
番号を検索・抽出して、表示部12に表示し(ステップ
P18〜ステップP20)、目的の電話番号が抽出され
て、キー入力部15の通話キーが押下され発呼命令が入
力されると(ステップP19)、当該抽出した電話番号
に基づいて自動発呼処理を行う(ステップP24)。
【0095】また、ステップP20で、目的とする電話
番号が抽出されずに、C時間帯の中に抽出していない電
話番号がなくなると、RAM17内のカウンタmに初期
値「1」をセットして、C時間帯以外の他の全ての時間
帯A、B、Dから発呼回数のm番目に多い(カウンタm
の値に対応する)電話番号、いま、C時間帯以外の時間
帯の電話番号を検索するのが最初であるから、1番目に
発呼回数の多い電話番号を検索・抽出して、表示部12
に表示する(ステップP21)。
【0096】表示部12に表示した電話番号がかけたい
相手先の電話番号であるかどうか発呼者が確認し、発呼
者によりキー入力部15の通話キーを押下されたかチェ
ックし(ステップP22)、目的の電話番号でないとき
には、発呼者によりシフトキーが押下されると、電話帳
データの中にまだ検索(抽出)していない電話番号があ
るかどうかチェックする(ステップP23)。
【0097】ステップP23で、電話帳データの中に抽
出していない電話番号があるときには、カウンタmの値
を「1」だけインクリメントして、当該インクリメント
したカウンタm、すなわち発呼回数がm番目に多い電話
番号を検索・抽出して、表示部12に表示する(ステッ
プP21)。
【0098】このようにして、順次、電話帳メモリ13
のC時間帯以外の他の時間帯A、B、Dの全ての電話帳
データから発呼回数の多い順に電話番号を検索・抽出し
て、表示部12に表示し(ステップP21〜ステップP
23)、目的の電話番号が抽出されて、キー入力部15
の通話キーが押下され発呼命令が入力されると(ステッ
プP22)、当該抽出した電話番号に基づいて自動発呼
処理を行う(ステップP24)。
【0099】また、ステップP23で、目的とする電話
番号が抽出されずに、電話帳データの中に抽出していな
い電話番号がなくなると、目的とする電話番号が電話帳
メモリ13の電話帳データには格納されていないと判断
して、アイドル状態に戻る。尚、このときに、その旨の
表示等を表示部12に行ってもよい。
【0100】上記ステップP3で、現在時刻がD時間帯
であるときには、図5に示すように、RAM17内のカ
ウンタnに初期値「1」を格納して、D時間帯で発呼回
数の1番多い電話番号を、電話帳メモリ13の電話帳デ
ータから検索・抽出して、検索した電話番号を表示部1
2に表示する(ステップP25)。
【0101】表示部12に表示した電話番号がかけたい
相手先の電話番号であるかどうか発呼者が確認し、発呼
者によりキー入力部の通話キーを押下されたかチェック
し(ステップP26)、目的の電話番号でないときに
は、発呼者によりシフトキーが押下されると、D時間帯
の中にまだ検索(抽出)していない電話番号があるかど
うかチェックする(ステップP27)。
【0102】ステップP27で、D時間帯の中に抽出し
ていない電話番号があるときには、カウンタnの値を
「1」だけインクリメントして、当該インクリメントし
たカウンタn、すなわち発呼回数がn番目に多い電話番
号を電話帳データから検索・抽出して、表示部12に表
示する(ステップP25)。
【0103】このようにして、順次、電話帳メモリ13
のD時間帯の電話帳データから発呼回数の多い順に電話
番号を検索・抽出して、表示部12に表示し(ステップ
P25〜ステップP27)、目的の電話番号が抽出され
て、キー入力部15の通話キーが押下され発呼命令が入
力されると(ステップP26)、当該抽出した電話番号
に基づいて自動発呼処理を行う(ステップP31)。
【0104】また、ステップP27で、目的とする電話
番号が抽出されずに、D時間帯の中に抽出していない電
話番号がなくなると、RAM17内のカウンタmに初期
値「1」をセットして、D時間帯以外の他の全ての時間
帯A〜Cから発呼回数のm番目に多い電話番号、いま、
D時間帯以外の時間帯A〜時間帯Cの電話番号を検索す
るのが最初であるから、1番目に発呼回数の多い電話番
号を検索・抽出して、表示部12に表示する(ステップ
P28)。
【0105】表示部12に表示した電話番号がかけたい
相手先の電話番号であるかどうか発呼者が確認し、発呼
者によりキー入力部15の通話キーを押下されたかチェ
ックし(ステップP29)、目的の電話番号でないとき
には、発呼者によりシフトキーが押下されると、電話帳
データの中にまだ検索(抽出)していない電話番号があ
るかどうかチェックする(ステップP30)。
【0106】ステップP30で、電話帳データの中に抽
出していない電話番号があるときには、カウンタmの値
を「1」だけインクリメントして、当該インクリメント
したカウンタm、すなわち発呼回数がm番目に多い電話
番号を検索・抽出して、表示部12に表示する(ステッ
プP28)。
【0107】このようにして、順次、電話帳メモリ13
のD時間帯以外の他の時間帯A〜Cの全ての電話帳デー
タから発呼回数の多い順に電話番号を検索・抽出して、
表示部12に表示し(ステップP28〜ステップP3
0)、目的の電話番号が抽出されて、キー入力部15の
通話キーが押下され発呼命令が入力されると(ステップ
P29)、当該抽出した電話番号に基づいて自動発呼処
理を行う(ステップP31)。
【0108】また、ステップP30で、目的とする電話
番号が抽出されずに、電話帳データの中に抽出していな
い電話番号がなくなると、目的とする電話番号が電話帳
メモリ13の電話帳データには格納されていないと判断
して、アイドル状態に戻る。尚、このときに、その旨の
表示等を表示部12に行ってもよ。
【0109】このように、AI検索が指定されると、検
索時の時刻がA時間帯からD時間帯のいずれの時間帯で
あるかをチェックし、現在時刻の属する時間帯A〜時間
帯Dにおいて発呼回数の最も多い電話番号から順次電話
番号を電話帳データから検索して、表示部12に表示す
るので、目的とする電話番号を速やかに検索することが
できる。
【0110】尚、上記実施例においては、電話帳データ
から電話番号を検索する場合について適用したが、電話
番号の検索に限るものではなく、一般に、メモリ内のデ
ータを時間帯毎の使用頻度に基づいて検索する場合に、
適用することができる。
【0111】また、上記実施例においては、1日の時間
を複数の時間帯に区分して各時間帯毎の使用頻度に基づ
いて検索しているが、時間帯の区分は、上記実施例の場
合に限るものではなく、例えば、1日の時間帯での区分
に加え、あるいは、1日の時間帯での区分を行わず、週
単位で、曜日毎あるいは平日と週末とに区分してもよい
し、さらに、月単位や年単位での区分を行ってもよい。
【0112】さらに、上記実施例では、電話帳メモリを
順位毎に毎回検索したが、これに限定することはなく、
例えば、最初に所定時間帯でAI検索を行って、順位を
決定してその結果を所定領域(例えば、RAM)に記憶
しておき、その所定領域に記憶された決定順位に基づき
順次電話帳データを表示するようにしてもよい。この場
合、順位記憶領域は、順位に対応して電話帳データのア
ドレスを記憶するようにしてもよい。
【0113】また、AI検索処理において、各時間帯に
よる発呼回数に基づく検索(ステップP6、ステップP
13、ステップP20、ステップP27)で発呼回数が
0回の電話帳データも検索するようにすれば、このAI
検索処理がより簡単になる(ステップP7〜P9、ステ
ップP14〜P16、ステップP21〜P23、ステッ
プP28〜P30を削除することができる)。
【0114】
【発明の効果】本発明のデータバンク装置によれば、デ
ータ記憶手段の各データを所定の時間帯毎に区分した時
間帯毎に読出回数をカウントして、データの検索時に、
区分した時間帯のうち当該検索時間の属する時間帯にお
いてカウント数の多い順にデータ記憶手段からデータを
検索することができるので、データの利用時間帯に適切
なデータを速やかに検索することができ、目的とするデ
ータを速やかに検索することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータバンク装置の一実施例を適用し
た携帯電話装置の回路ブロック構成図。
【図2】図1の携帯電話装置の電話帳メモリに格納され
ている電話帳データの使用時間帯の区分の一例を示す
図。
【図3】図1の携帯電話装置によるカウント処理を示す
フローチャート。
【図4】図1の携帯電話装置によるAI検索処理を示す
フローチャート。
【図5】図4の続きのAI検索処理を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 携帯電話装置 2 アンテナ 3 高周波部 4 モデム 5 TDMA 6 スピーチコーディック 7 PCM 8 アンプ 9 スピーカ 10 マイク 11 リンガー 12 表示部 13 電話帳メモリ 14 制御部 15 キー入力部 16 ROM 17 RAM 18 録再部 19 メモリ 20 SW 21 受信部 22 送信部 23 PLLシンセサイザー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のデータを記憶するデータ記憶手段
    と、 前記データ記憶手段の記憶する各データの読出回数を所
    定の時間帯毎に区分した時間帯のうち該データの読出時
    刻の属する時間帯に関連づけてカウントするカウント手
    段と、 データの検索時に、前記時間帯のうち当該検索時刻の属
    する時間帯において前記カウント手段のカウントしたカ
    ウント数の多い順に前記データ記憶手段からデータを検
    索する検索手段と、 を備えたことを特徴とするデータバンク装置。
JP5348053A 1993-12-22 1993-12-22 データバンク装置 Pending JPH07182372A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5348053A JPH07182372A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 データバンク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5348053A JPH07182372A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 データバンク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07182372A true JPH07182372A (ja) 1995-07-21

Family

ID=18394429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5348053A Pending JPH07182372A (ja) 1993-12-22 1993-12-22 データバンク装置

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JP (1) JPH07182372A (ja)

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