JPH09107396A - 携帯通信装置 - Google Patents

携帯通信装置

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JPH09107396A
JPH09107396A JP30225495A JP30225495A JPH09107396A JP H09107396 A JPH09107396 A JP H09107396A JP 30225495 A JP30225495 A JP 30225495A JP 30225495 A JP30225495 A JP 30225495A JP H09107396 A JPH09107396 A JP H09107396A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる分類の端末データが混在して登録され
ている場合でも、目標とする端末データを迅速に検索す
る。 【解決手段】 電話帳メモリ27は、プライベート用の
端末データ及びビジネス用の端末データを混在して記憶
する。制御部23は、制御チャネルの確立に応じて家庭
内の基地局にアクセスするプライベートモード又は事業
所内の基地局にアクセスするビジネスモードを設定する
とともに、キー入力部1から端末データの検索指令を受
けたときは、設定しているモードに対応する分類の端末
データを電話帳メモリ27から迅速に検索して表示部4
に供給して表示させ、選択指令に応じてひとつの端末デ
ータを選択する。発信指令を受けたときには、その選択
した端末データの番号を基地局に対して発信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、端末データを登
録する携帯通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯通信装置に電話帳メモリ
を備え、相手端末の電話番号、名称、住所等からなる端
末データを登録(記憶)するとともに、登録した端末デ
ータを検索して表示部に一覧表示させるものがある。ユ
ーザはこの一覧表示された端末データを選択することに
より相手端末にオートダイヤルしたり、必要な情報を確
認することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近実用化
が進んでいるPHS(パーソナル・ハンディホン・シス
テム)端末は、家庭内でプライベート用(私用)として
使用したり、家庭から持ち出して事業所内の構内携帯電
話機としてビジネス用(公用)に使用することができ
る。したがって、登録する端末データもプライベート用
のものとビジネス用のものとが混在している。しかしな
がら従来の技術では、プライベート用の端末データもビ
ジネス用の端末データも無作為に登録されていた。この
ため、例えばプライベート用の特定の相手端末の電話番
号を検索する場合でも、ビジネス用の端末データも同時
に表示され、しかも一度に表示できる端末データの数も
限られているため、目標の端末データを検索するのに時
間がかかりすぎるという問題があった。この発明の課題
は、異なる分類の端末データが混在して登録されている
場合でも、目標とする端末データを迅速に検索できるよ
うにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、異なる分類
の中の1つの分類と共にこの分類に対応する相手端末の
端末データを複数記憶する記憶手段と、異なる分類の中
の1つを設定する設定手段と、この設定手段により設定
された分類に基づいて前記記憶手段の端末データを検索
する検索手段と、この検索手段により検索された所定分
類の端末データを出力する出力手段とを備えた構成にな
っている。また、このとき、設定手段は、基地局から送
られてくる基地局識別符号に基づいて設定するようにし
てもよい。さらに、このとき、記憶手段は、所定分類の
端末データを所定分類毎に記憶する複数のエリアに分割
して記憶するようにしてもよい。この場合において、記
憶手段は、エリア毎の端末データを記憶する外部記憶媒
体で構成され、装置本体にその外部記憶媒体を挿入する
スロットを備えるようにしてもよい。さらにまた、前回
着信、又は前回発信した端末データ又は端末データに対
応する分類を記憶し、設定手段は、この記憶された端末
データ、又はこの端末データに対応する分類に従って分
類を設定するようにしてもよい。
【0005】上記構成によりこの発明においては、登録
した端末データの検索の際、設定している分類の端末デ
ータだけを記憶手段から読み出して表示させ、他の分類
の端末データは表示させないので、異なる分類の端末デ
ータが混在して登録されている場合でも、目標とする端
末データを迅速に検索して発信することができる。ま
た、基地局との間で制御チャネルを確立したときにその
基地局から送られてくる基地局識別符号に基づいて分類
を設定することにより、家庭内に携帯通信装置があると
きにはプライベート用の分類の端末データだけを検索す
ることができ、事業所内に携帯通信装置があるときには
ビジネス用の分類の端末データだけを検索して発信する
ことができる。さらに、所定分類毎に端末データを複数
のエリア毎に記憶するようにしたので、複数のエリアを
切り替えることにより所定分類の端末データを迅速に検
索して発信することができる。この場合において、記憶
手段を装置本体に挿脱可能に挿入する外部記憶手段で構
成することにより、多数の端末データを登録することが
でき、用途に応じて外部記憶手段を交換することができ
る。さらにまた、前回着信又は発信した端末データの分
類を記憶して、端末データの検索のときには、前回着信
又は発信した端末データの分類に従ってモードを設定す
ることにより、制御チャネルの確立を行う前でも、目標
とする端末データを迅速に検索できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図9を参照してこの
発明の第1及び第2実施形態をPHSの携帯通信装置を
例に採り説明する。まず、図1〜図5を参照して第1実
施形態を説明する。PHSにおいては、その変復調方式
はπ/4シフトQPSKであり、アクセス方式は4チャネ
ル多重のTDMA/TDD(Time Division Multiple A
ccess/Time Division Duplex)である。TDMAは、シ
ステム帯域幅の全体を使って1無線キャリアで広帯域の
通信を行い、5msの時間周期のフレームを8等分した
625μsを1スロットとして、4チャネル分の送受信
スロットを設けている。また、PHSの通信制御方式で
は、音声信号を担う通話チャネルとは別に、制御信号を
担う制御チャネルを設けている。通常、基地局から制御
信号が周期的に送信されている(LCCHスーパーフレ
ーム)。各端末は、この制御信号を受信することにより
基地局との接続が可能となる。そして、発着信の時は、
この制御チャネルの上りを使用して基地局に対して通話
チャネルの割当てを要求し、この通話チャネルが割当て
られると当該通話チャネルを使用して所定手順を実行し
た後に無線回線を接続して通話を開始する。
【0007】PHS端末には、図1に示すように、キー
入力部1、スピーカ2、マイク3、表示部4及びアンテ
ナ5が設けられている。キー入力部1には、ダイヤルボ
タン11の他、発信するときや着信するときに使用する
通話ボタン12、通話を終了するときに使用する切ボタ
ン13、トランシーバモードではトランシーバの発呼若
しくは着呼に使用し、電話モードでは内線やドアホンに
使用するトランシーバ/内線ボタン14、通話中の保留
を指示する保留ボタン15、電話帳モードを指示する電
話帳ボタン16a、データの登録をする登録ボタン16
b、データの削除をする削除ボタン16c、音量調整及
び表示データのスクロールを行うスクロールボタン17
がある。その他、図には示していないが、電源をオン・
オフする電源スイッチ等がある。
【0008】図2は、PHS端末のシステムのブロック
図であり、キー入力部1等及びこれらと接続する回路部
6の内部構成を示している。送受信部21は、送信/受
信を振り分けるアンテナスイッチ、PLLシンセサイザ
を有する周波数変換部、通信回線と接続するための変復
調をするモデム等(いずれも図示せず)で構成されてい
る。周波数変換部の受信側では、アンテナスイッチを介
してアンテナ5から入力された1.9GHz帯のRF信
号をPLLシンセサイザから出力される所定周波数の局
部発振信号と混合して、1MHz付近のIF信号に周波
数変換する。周波数変換部の送信側では、モデムから入
力されたπ/4シフトQPSKの変調波をPLLシンセ
サイザから出力する局部発振信号と混合して1.9GH
z帯のRF信号に周波数変換し、アンテナスイッチを介
してアンテナ5に供給する。モデムの受信側では、周波
数変換部からのIF信号を復調してIQデータに分離
し、受信データ列として通信制御部22へ転送する。モ
デムの送信側では、通信制御部22から転送されてきた
データからIQデータを作成して、π/4シフトQPS
Kの変調をして周波数変換部に出力する。
【0009】通信制御部22は、フレーム同期及びスロ
ットのデータフォーマット処理をする。通信制御部22
の受信側では、送受信部21のモデムから転送されてく
る受信データ列から所定タイミングで1スロット分のデ
ータを取り出し、このデータの中からユニークワードと
称する同期信号を抽出してフレーム同期をとる。また、
制御信号及び音声信号のスクランブルを解除した後、制
御信号は制御部23に転送し、音声信号は音声処理部2
4に転送する。通信制御部22の送信側では、音声処理
部24から転送されてくる音声信号に制御信号を付加
し、スクランブルをかけた後にユニークワードを付加し
て1スロット分の送信データを作成する。そして、この
送信データを所定タイミングでフレーム内の所定位置の
スロットに挿入して送受信部22のモデムに転送する。
【0010】音声処理部24は、スピーチコーディック
及びPCMコーディック(いずれも図示せず)で構成さ
れている。スピーチコーディックは、ディジタルデータ
の圧縮・伸張処理を行うもので、その受信側では、通信
制御部22から転送されてきた32kbps(4bit
×8kHz)のADPCM音声信号を、64kbps
(8bit×8kHz)のPCM音声信号に復合化して
伸張し、PCMコーディックに出力する。一方、その送
信側では、PCMコーディックから送られてきたPCM
音声信号をADPCM音声信号に符号化して圧縮し、通
信制御部22に転送する。PCMコーディックは、アナ
ログ/ディジタル変換処理を行うもので、その受信側で
は、スピーチコーディックから送られてくるPCM音声
信号をD/A変換してそのアナログ音声信号をスピーカ
2に出力する。一方、その送信側では、マイク3から入
力されたアナログ音声信号をA/D変換してそのPCM
音声信号をスピーチコーディックに出力する。
【0011】ROM25には、制御部23によって実行
される動作プログラムやイニシャライズ処理に必要なデ
ータ等が格納されている。RAM26は、制御部23が
処理するデータ等を一時的に記憶する。電話帳メモリ
(記憶手段)27は相手端末の端末データを記憶する。
制御部(制御手段)23は、動作プログラムに基づいてこ
の装置全体を制御し、通信制御部22から転送される制
御チャネルの制御信号を分析してその基地局が家庭内の
基地局であるか又は事業所内の基地局であるかを判別す
る。また、キー入力部1からの入力により発呼・着呼処
理、端末データ検索処理を行うとともに、種々のデータ
やメッセージ等を表示部4に供給して表示させる。
【0012】次に、この第1実施形態における端末デー
タの登録及び登録した端末データの検索、発信の動作に
ついて説明する。電源がオンされると、制御チャネルを
サーチして基地局から制御信号を引込み、制御チャネル
確立の処理を行う。図3に制御チャネル確立のフローチ
ャートを示す。事業所内の基地局との間で事業所制御チ
ャネルが確立したか否かを判定し(ステップS11)、
確立したと判断した場合にはビジネスモードに設定する
(ステップS12)。事業所制御チャネルが確立してい
ないと判断した場合には、家庭内の基地局との間で家庭
制御チャネルが確立したか否かを判定し(ステップS1
3)、確立したと判断した場合にはプライベートモード
に設定する(ステップS14)。家庭制御チャネルが確
立していないと判断した場合には、現在設定しているモ
ードを解除する(ステップS15)。
【0013】次に、この第1実施形態における端末デー
タの登録方法について説明する。図4に電話帳メモリ2
7の構造を示す。この図に示すように、登録する端末デ
ータとしては、電話番号31、名前(加入者名)32、
住所33等がある。さらに、端末データの登録とともに
端末データの分類を示す識別データ34も登録する。端
末データ登録モードにおいて、この端末データがプライ
ベートに関するデータである場合には、「P」の識別デ
ータを端末データとともに登録する。一方、端末データ
がビジネスに関するデータである場合には、「B」の識
別データを端末データとともに登録する。すなわち、識
別データPに対応する端末データはプライベート用デー
タであり、識別データBに対応する端末データはビジネ
ス用データである。
【0014】次に、登録した端末データを検索して発信
する場合のデータ読み込みについて説明する。制御部2
3は、キー入力部1の電話帳ボタン16aから検索指令
を受けたときは、電話帳メモリ27からデータ読み込み
を行う。図5に検索のデータ読み込みのフローチャート
を示す。まず、現在設定しているモードを判定する(ス
テップS21)。プライベートモードであると判断した
場合には、電話帳メモリ27の識別データPに対応する
プライベート用データを検索する(ステップS22)。
ビジネスモードであると判断した場合には、識別データ
Bに対応するビジネス用データを検索する(ステップS
23)。モードが設定されていない場合には全データを
検索する(ステップS24)。そして、検索した端末デ
ータを表示部4に供給して表示させる(ステップS2
5)。検索する端末データ数が最大表示データ数よりも
多い場合には、キー入力部1のスクロールボタン17か
らのスクロール指令に応じて又は自動的に所定数の端末
データを順次表示部4に供給する。さらに、この表示部
4に表示された端末データの中から所定端末データを選
択して(ステップS26)、通話ボタン12の押下(発
信指令)を検出したか否かを判定し(ステップS2
7)、押下を検出した場合にはこの端末データの番号を
発信する(ステップS28)。
【0015】このように上記第1実施形態によれば、登
録した端末データの検索、発信の際、設定している分類
の端末データだけを電話帳メモリ27から読み出して表
示させ、他の分類の端末データは表示させないので、異
なる分類の端末データが混在して登録されている場合で
も、目標とする端末データを迅速に検索することができ
る。
【0016】なお、上記第1実施形態では、端末データ
を電話帳メモリ27に登録する際、同一のエリアに識別
データ34とともに登録するようにしたが、第1実施形
態の変形例として、図6に示すようにプライベート用デ
ータを登録するエリア41とビジネス用データを登録す
るエリア42とを別々に設けるようにしてもよい。この
場合には、識別データ34を端末データとともに登録す
る必要がない。検索指令を受けたときは、制御部23は
現在設定しているモードに対応するエリアの端末データ
を検索する。このとき、次の第2実施形態のように、エ
リア41を端末内の電話帳メモリ27に設け、エリア4
2を端末に対して着脱可能なメモリに設けるようにして
もよい。
【0017】以下、この発明の第2実施形態を図6〜図
9を参照して説明する。PHS端末の本体には、図6に
示すように、スロット18が設けられており、外部記憶
媒体であるメモリカード19を挿脱可能に装着できるよ
うになっている。そして、ビジネス用データをこのメモ
リカード19に登録する。他の構成については第1実施
形態と同じであるので説明は省略する。メモリカード1
9をPHS端末のスロット18に装着した場合、図7に
示すように、メモリカード19はバスを介して制御部2
3に接続される。また、RAM26には、リダイヤルメ
モリエリア266が設けられており、前回着信又は発信
した端末データ及びその端末データが属する分類を記憶
している。他の構成については第1実施形態と同じであ
るので説明は省略する。メモリカード19には、図8
(A)に示すように、ビジネス用データである名前、勤
務先電話番号等のデータが登録されている。一方、電話
帳メモリ27には第1実施形態と同様に、図8(B)に
示すようなプライベート用データが登録されている。
【0018】次に、この第2実施形態における端末デー
タの検索、発信の際のデータ読み込みについて、図9の
フローチャートを参照して説明する。制御部23は、キ
ー入力部1の電話帳ボタン16aから検索指令を受けた
ときは、データ読み込みのルーチン(ステップS31)
に移行して、RAM26のリダイヤルメモリエリア26
6の端末データを読み込み(ステップS32)、前回着
信又は発信した端末データが有るか否かを判定する(ス
テップS33)。端末データが有ると判定したときは、
その端末データとともに記憶されている分類を参照し
て、その端末データの分類は電話帳メモリ27内のもの
であるか、又はメモリカード19内のものであるかを判
定する(ステップS34)。その端末データがメモリカ
ード19内のものであると判定したときには、メモリカ
ード19がスロット18に装着されているか否かを判定
し(ステップS35)、装着されていると判定したとき
にはリダイヤルメモリエリア266に記憶されている端
末データの分類に対応するメモリカード19であるか否
かを判定する(ステップS36)。対応すると判定した
ときにはビジネスモードに設定し、メモリカード19に
アクセスしてビジネス用データを検索する(ステップS
37)。一方、ステップS34においてその端末データ
の分類が電話帳メモリ27内のものであると判定したと
き、及び、ステップS35においてスロット18にメモ
リカード19が装着されていないと判定したときにはプ
ライベートモードに設定し、電話帳メモリ27にアクセ
スしてプライベート用データを検索する(ステップS3
8)。また、ステップS33において、リダイヤルメモ
リエリア266には前回着信又は発信した端末データが
記憶されてないと判定したとき、及び、ステップS36
において、スロット18に装着されいるメモリカード1
9がリダイヤルメモリエリア266に記憶されている端
末データの分類に対応しないものと判定したときには、
モード設定を解除して全てのデータを検索する(ステッ
プS39)。
【0019】次に、検索した端末データを表示部4に供
給して表示させ(ステップS40)、検索する端末デー
タが最大表示データ数よりも多い場合には、スクロール
指令に応じて又は自動的に所定数の端末データを順次表
示部4に供給する。この後、選択指令に応じて表示され
た端末データのひとつを選択し(ステップS41)、発
信指令を受けたか否かを判定する(ステップS42)。
発信指令を受けたと判定した場合には、現在の設定モー
ドと基地局との間に確立している制御チャネルにおける
モードとが一致しているか否かを判定し(ステップS4
3)、一致していると判定した場合には、その基地局に
対して選択した端末データの番号を発信する(ステップ
S44)。一方、ステップS43において設定モードと
制御チャネルにおけるモードとが一致していないと判定
した場合には、その制御チャネルのモードに設定し(ス
テップS45)、その設定したモードの端末データを検
索し(ステップS46)、ステップS40の表示処理に
移行する。その後はステップS41以降の各処理を実行
する。
【0020】このように上記第2実施形態によれば、前
回着信又は発信した端末データをリダイヤルメモリエリ
ア266から読み込んで、その端末データに対応する分
類に従ってモードを設定する。そして、その設定モード
の端末データを検索し、任意の端末データが選択されて
発信指令を受けたときには、その選択した端末データの
番号を基地局に対して発信する。したがって、制御チャ
ネルの確立を行うことなく、目標とする端末データを迅
速に検索できる。また、PHS端末の本体に挿脱可能に
挿入するメモリカード19にビジネス用データを登録す
ることにより、多数の端末データを登録することができ
る。
【0021】なお、上記第2実施形態では、メモリカー
ド19をビジネス用データ専用のメモリとしたが、プラ
イベート用データが多い場合には、メモリカード19を
プライベート用データの専用メモリとしたり、双方を混
在させてメモリカード19に登録することもある。特
に、ビジネス用データは、得意先、発注先、企業内等の
ように複数のグループごとに多くの端末データがある場
合が多い。このような場合には、メモリカード19に複
数のグループのビジネス用データを混在して登録するこ
とになる。そこで、各グループごとに分類して登録し、
前回着信又は発信した端末データをリダイヤルメモリエ
リア266から読み込んで、その端末データに対応する
分類を検索することにより、目標とする端末データをよ
り一層迅速に検索できる。また、複数のメモリカード1
9をビジネス用とプライベート用とに分けて登録すれ
ば、用途に応じてメモリカード19を交換することがで
きる。
【0022】なお、上記第1及び第2実施形態では、基
地局との間で制御チャネルを確立したときに、その基地
局に応じてプライベートモード又はビジネスモードを設
定するようにしたが、キー入力部1からのモード指定に
応じてモードを設定するようにしてもよい。この場合に
は、事業所内においてもプライベート用データを検索す
ることができ、家庭内においてもビジネス用データを検
索することができる。
【0023】また、登録する端末データの分類はプライ
ベート用又はビジネス用に限らず、2以上の分類を登録
するようにしてもよい。例えば、ビジネス用データを外
線相手端末のデータ及び内線相手端末のデータの分類に
分けることもできる。さらに、異なる事業所にPHSを
移動した場合には、内線端末データの検索の際には、そ
の事業所における内線相手端末のデータを検索するよう
にしてもよい。
【0024】また、上記第1及び第2実施形態では、携
帯通信装置としてPHS端末を例に採ったが、この発明
が適用できる対象としてはPHS端末に限らず、複数の
異なる分類毎の制御信号を基地局から受け取り、この制
御信号に基づいて異なる分類の相手端末の端末データを
検索する携帯通信装置全般に対して適用することができ
る。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、登録した端末データ
の検索の際、設定している分類の端末データだけを記憶
手段から読み出して表示させ、他の分類の端末データは
表示させないので、異なる分類の端末データが混在して
登録されている場合でも、目標とする端末データを迅速
に検索することができる。また、基地局との間で制御チ
ャネルを確立したときにその基地局から送られてくる基
地局識別符号に基づいて分類を設定することにより、家
庭内に携帯通信装置があるときにはプライベート用の分
類の端末データだけを検索することができ、事業所内に
携帯通信装置があるときにはビジネス用の分類の端末デ
ータだけを検索することができる。さらに、所定分類毎
に端末データを複数のエリア毎に記憶するようにしたの
で、複数のエリアを切り替えることにより所定分類の端
末データを迅速に検索することができる。この場合にお
いて、記憶手段を装置本体に挿脱可能に挿入する外部記
憶手段で構成することにより、多数の端末データを登録
することができ、用途に応じて外部記憶手段を交換する
ことができる。さらにまた、前回着信又は発信した端末
データの分類を記憶する構成とし、端末データの検索の
ときには、前回着信又は発信した端末データの分類に従
ってモードを設定する。したがって、制御チャネルの確
立を行うことなく、目標とする端末データを迅速に検索
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態におけるPHS端末の
操作面を示す平面図。
【図2】第1実施形態におけるPHS端末のシステムの
ブロック図。
【図3】第1実施形態における制御部の制御チャネル確
立のフローチャート。
【図4】第1実施形態における電話帳メモリの構造を示
す図。
【図5】第1実施形態における制御部のデータ読み込み
のフローチャート。
【図6】第1実施形態の変形例における電話帳メモリの
構造を示す図。
【図7】この発明の第2実施形態におけるPHS端末の
操作面を示す平面図。
【図8】第2実施形態におけるPHS端末のシステムの
ブロック図。
【図9】第2実施形態における制御部のデータ読み込み
のフローチャート。
【符号の説明】
1 キー入力部 2 スピーカ 3 マイク 4 表示部 5 アンテナ 6 回路部 18 スロット 19 メモリカード 23 制御部 27 電話帳メモリ 266 リダイヤルメモリエリア

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる分類の中の1つの分類と共にこの
    分類に対応する相手端末の端末データを複数記憶する記
    憶手段と、 異なる分類の中の1つを設定する設定手段と、 この設定手段により設定された分類に基づいて前記記憶
    手段の端末データを検索する検索手段と、 この検索手段により検索された所定分類の端末データを
    出力する出力手段とを備えたことを特徴とする携帯通信
    装置。
  2. 【請求項2】 前記携帯通信装置は、基地局を介して無
    線通信が可能であり、前記設定手段は、該基地局から送
    られてくる基地局識別符号に基づいて設定することを特
    徴とする請求項1記載の携帯通信装置。
  3. 【請求項3】 前記分類は、公用と私用であり、前記基
    地局識別符号は、少なくとも事業所及び家庭であり、前
    記基地局から事業所の基地局識別符号を受信すると、前
    記設定手段で公用を設定し、該基地局から家庭の基地局
    識別符号を受信すると、該設定手段で私用を設定するこ
    とを特徴とする請求項2記載の携帯通信装置。
  4. 【請求項4】 前記出力手段は、端末データを前記基地
    局に対して発信する発信手段であることを特徴とする請
    求項2記載の携帯通信装置。
  5. 【請求項5】 前記出力手段により出力された端末デー
    タを表示する表示手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の携帯通信装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段は、所定分類の端末データ
    を所定分類毎に記憶する複数のエリアに分割されている
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯通信装置。
  7. 【請求項7】 前記携帯通信装置は、前回着信、又は前
    回発信した端末データ又は端末データに対応する分類を
    記憶し、 前記設定手段は、この記憶された端末データ、又はこの
    端末データに対応する分類に従って分類を設定すること
    を特徴とする請求項1記載の携帯通信装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段は、エリア毎の端末データ
    を記憶する外部記憶媒体で構成され、前記携帯通信装置
    は、その本体に前記外部記憶媒体を挿入するためのスロ
    ットを備えていることを特徴とする請求項6記載の携帯
    通信装置。
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