JPH0718108A - 連続シート状難燃性ポリプロピレン系架橋発泡体 - Google Patents

連続シート状難燃性ポリプロピレン系架橋発泡体

Info

Publication number
JPH0718108A
JPH0718108A JP16163693A JP16163693A JPH0718108A JP H0718108 A JPH0718108 A JP H0718108A JP 16163693 A JP16163693 A JP 16163693A JP 16163693 A JP16163693 A JP 16163693A JP H0718108 A JPH0718108 A JP H0718108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flame
foam
resin
polypropylene
retardant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16163693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2755109B2 (ja
Inventor
Shigeo Kamijukkoku
成夫 上拾石
Yukinari Nakatsu
幸成 中津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP16163693A priority Critical patent/JP2755109B2/ja
Publication of JPH0718108A publication Critical patent/JPH0718108A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2755109B2 publication Critical patent/JP2755109B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形性、耐熱性、断熱性、緩衝性に優れた連
続シ−ト状難燃性ポリプロピレン系架橋発泡体を得るこ
とにある。 【構成】 プロピレンとエチレン等のα−オレフィンが
2〜15重量%共重合された融点が125〜155℃、
MFRが0.5〜10g/10分のポリプロピレン系樹
脂(A)と、エチレンとα−オレフィンを共重合した密
度が0.915〜0.940g/cm、MFRが1.
0〜30g/10分のポリエチレン系樹脂(B)と、ハ
ロゲンを50〜80%含有し融点もしくは軟化点が15
0〜240℃の難燃剤(C)とからなり、(A)/
(B)が1〜9、{(A)+(B)}/(C)が2.5
〜99であり、かつ、(A)及び(B)は架橋されてお
り、その架橋度が20〜70%,発泡倍率が2〜40倍
の連続シ−ト状難燃性ポリプロピレン系架橋発泡体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連続シ−ト状難燃性ポリ
プロピレン系架橋発泡体に関する。さらに詳しくは自動
車内装用緩衝材、建築材、産業資材、家具、家庭用電気
器具などに使用できる成形性、耐熱性、断熱性、緩衝性
に優れた連続シ−ト状難燃性ポリプロピレン系架橋発泡
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ポリプロピレン系発泡体は耐熱
性、軽量性、断熱性、遮音性に優れていることや各種の
加工法による成形が容易であることから自動車内装用緩
衝材や建築用途などの断熱材に広く利用されている。
【0003】しかし、ポリオレフィン系樹脂、特にポリ
エチレン、ポリプロピレン樹脂は元来燃えやすく、ま
た、その燃焼発熱量が高いことが最大の欠点とされてお
り、その難燃化は高く要望されている。
【0004】従来、これらの難燃化については特公昭6
2−34333号公報に記載のようにデカブロムジフェ
ニルエ−テル、ヘキサブロモベンゼン、テトラブロムフ
タルイミド、ビスグアニジニュウムテトラブロムフタレ
−ト等のハロゲン化芳香族化合物や三酸化アンチモン等
の難燃助剤を併用したものや、テトラブロムビスフェノ
−ルAグリシジルエ−テルのごときエポキシ系難燃剤を
添加したものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前者のハロゲン化芳香
族化合物の場合、近年、難燃剤の合成時あるいは廃棄
時、有事の火災時に有毒な分解生成物を発生するという
ことが取り沙汰されており環境面への影響が心配されて
いる。一方、後者のテトラブロムビスフェノ−ルA等グ
リシジル誘導体を用いたものは前者に比べ、ハロゲンの
含有量が少なく難燃効果の点で劣るため多量の添加が必
要であるとともに、これらはいずれも融点が高い粉体で
あるためフィラ−として樹脂中に分散するため伸びが低
下し、成形性が悪化し、各種の成形法が適応できなくな
るなどの問題があった。また、架橋発泡体は発泡するこ
とにより縦方向、幅方向、厚さ方向に寸法変化を伴って
発泡するため、その配向差によって難燃性に異方性が生
じるなどの問題も指摘され、難燃性の安定性に欠けてい
た。
【0006】本発明者らは、特定のポリオレフィン系樹
脂に特定の難燃剤を添加し、架橋せしめ、かつ、特定の
気泡形状とした連続シ−ト状の架橋発泡体とすることに
よりきわめて高度の難燃性、成形性、耐熱性をもつ連続
シ−ト状難燃性ポリプロピレン系架橋発泡体を見出だ
し、本発明に至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、特定の
ポリオレフィン系樹脂と特定の難燃剤からなる難燃性に
してかつ成形性、耐熱性に優れた連続シ−ト状難燃性ポ
リプロピレ系架橋発泡体を提供することにある。
【0008】本発明はプロピレンとエチレンもしくは炭
素数が4〜12のα−オレフィンが2〜15重量%ラン
ダムもしくはブロック共重合された融点が125〜15
5℃、MFRが0.5〜10g/10分のポリプロピレ
ン系樹脂(A)と、エチレンと炭素数が4〜12のα−
オレフィンを共重合した密度が0.915〜0.940
g/cm、MFRが1.0〜30g/10分のポリエ
チレン系樹脂(B)と、ハロゲンを50〜80%含有し
融点もしくは軟化点が150〜240℃の難燃剤(C)
とからなり、(A)/(B)が1〜9、{(A)+
(B)}/(C)が2.5〜99であり、かつ、ポリプ
ロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂のいずれにも1個
以上の架橋点を持ち、その架橋度が20〜70%,発泡
倍率が2〜40倍の連続シ−ト状難燃性ポリプロピレン
系架橋発泡体であることを特徴とするものである。
【0009】本発明に用いるポリプロピレン系樹脂
(A)とは一般にチ−グラ型触媒によって重合されるプ
ロピレンとエチレンもしくは炭素数が4〜12のα−オ
レフィンが2〜15重量%ランダムもしくはブロック共
重合された融点が125〜155℃、MFRが0.5〜
10g/10分である。共重合されるエチレンもしくは
炭素数が4〜12のα−オレフィンの種数には特に制限
はないが、エチレン、ブテン、ヘキセン、あるいはエチ
レン・ブテン、エチレン・ヘキセンなどが上げられる
が、発泡体の機械強度を維持するには炭素数が極力大き
く、かつ、3元共重合のものが好ましい。共重合される
エチレンもしくは炭素数が4〜12のα−オレフィンは
2〜15重量%、好ましくは3〜8重量%であるが、2
重量%未満であると樹脂の結晶性が高くなり、また融点
も高くなるため硬い発泡体となり緩衝性が低下するとと
もに低温下での耐衝撃性が悪化したり、発泡用シ−ト製
造時剪断発熱により発泡剤の分解が起こりやすくなり粗
大気泡を発生しやすくなるので好ましくない。一方、1
5重量%を越えると緩衝性、耐衝撃性の点では好ましい
が融点が低下するため耐熱性が低下するので好ましくな
い。樹脂の融点は125〜155℃、好ましくは130
〜145℃であるが、融点が125℃未満であると耐熱
性の点から用途的に制限が発生するので好ましくなく、
155℃を越えると融点が高くなり用途的に広範囲をカ
バ−できる点では好ましいが、発泡用シ−ト製造時剪断
発熱により発泡剤の分解が起こりやすくなり粗大気泡を
発生しやすくなるので好ましくない。MFRは0.5〜
10g/10分、好ましくは1.0〜3g/10分であ
る。MFRが0.5g/10分未満であると樹脂の溶融
粘度が高くなるため発泡用シ−ト製造時剪断発熱により
発泡剤の分解が起こりやすくなり粗大気泡を発生しやす
くなるので好ましくない。一方、10g/10分を越え
ると溶融粘度は低くなるためシ−ト製造上では好ましい
が発泡体の伸びが低下したり、真空成形など加熱成形加
工時に形状の保持力が悪化し、良好な成形品が得られに
くくなるので好ましくない。
【0010】本発明に用いられるポリエチレン系樹脂
(B)とはエチレンと炭素数が4〜12のα−オレフィ
ンを共重合した密度が0.915〜0.940g/cm
、MFRが1.0〜30g/10分である。エチレン
に共重合されるα−オレフィンの種数は特に限定されな
いが、一般的にはエチレンとα−オレフィンの2元共重
合体で好ましくは炭素数4〜8のものを共重合したもの
が価格、物性の両面から有利である。密度は0.915
〜0.940g/cm、好ましくは0.925〜0.
935g/cmである。密度が0.915g/cm
未満であると樹脂の柔軟性が顕著となりベタツキを生じ
発泡体としたときブロッキングが発生したり、機械的強
度が低下するので好ましくない。一方、0.940g/
cmを越えると機械的強度の点では好ましいが伸びが
低下したり、発泡体としたときの圧縮回復性が低下する
ので好ましくない。MFRは1.0〜30g/10分、
好ましくは2〜15g/10分である。MFRが1.0
g/10分未満であると樹脂の溶融粘度が高くなるため
発泡用シ−ト製造時剪断発熱により発泡剤の分解が起こ
りやすくなり粗大気泡を発生しやすくなるので好ましく
ない。一方、30g/10分を越えると溶融粘度は低く
なるためシ−ト製造上では好ましいが高温下での樹脂の
抗張力が低下するため成形加工したとき偏肉が発生しや
すくなるので好ましくない。
【0011】本発明に用いる難燃剤(C)はハロゲンを
50〜80%含有し、融点もしくは軟化点が150〜2
40℃のものである。
【0012】この時、ハロゲンの含有率が50〜80
%、好ましくは60〜75%であり、燐・ハロゲンの含
有率が50〜80%、好ましくは60〜75%である難
燃剤を用いることが好ましい。また、この場合の燐・ハ
ロゲンの含有率とは、燐とハロゲンを合わせたものであ
り、燐のみの含有率は3〜15%であることが好まし
い。ハロゲンの含有率が50%未満であると発泡体を高
難燃化するには多量の添加が必要となり、発泡体の機械
的強度を低下させるので好ましくなく、80%を越える
と難燃剤の安定性が低下したものとなり、逆に難燃性を
低下させるので好ましくない。このとき燐・ハロゲンを
同一分子中に含有するものを用いる理由は燐とハロゲン
が相乗的に高難燃性を発揮するからである。難燃剤の融
点もしくは軟化点は150〜240℃、好ましくは16
0〜220℃である。融点が150℃未満であると組成
物のコンパウンド中に融解して分散し、一見良いように
思われるが、実際の発泡の際にはボイド状の大気泡を発
生させやすいので好ましくない。また、融点が250℃
を越えると難燃剤の分散状態が無機フィラ−と同じ分散
形態をとり、発泡体としたときの難燃剤の分散が発泡体
の配向差の影響を受けやすく、難燃性に異方性を生じ、
安定性に欠けるので好ましくない。ハロゲンの種類とし
ては塩素、ブロムが好ましいが、中でもブロムを含有し
た、いわゆる含ハロゲン燐酸エステル系難燃剤が好まし
い。具体的にはトリス(トリブロモネオペンチル)ホス
フェ−ト、トリス(トリブロモフェニル)ホスフェ−ト
等が上げられる。なお、燐・ハロゲン系難燃剤に対し4
0%までは他種のハロゲン系難燃剤を併用しても良い。
【0013】本発明ではポリプロピレン系樹脂(A)、
ポリエチレン系樹脂(B)、難燃剤(C)の混合比率
(A)/(B)が1〜9、{(A)+(B)}/(C)
が2.5〜99である。
【0014】樹脂成分の混合比率(A)/(B)は1〜
9、好ましくは1.5〜5.5である。(A)/(B)
が1未満であるとポリエチレン系樹脂(B)の特性が支
配的となり耐熱性が悪化したり、成形性が低下するので
好ましくない。一方、9を越えると機械的強度、耐熱
性、成形性には良いが、発泡体の剛性が顕著となり緩衝
性が悪化するので好ましくない。
【0015】樹脂成分と難燃剤との混合比{(A)+
(B)}/(C)は2.5〜99、好ましくは4〜35
である。混合比が2.5未満では難燃性の点では好まし
いが、難燃剤を微分散させても樹脂に占める難燃剤量が
多くなるため機械的強度、伸び、成形性などの特性が低
下するので好ましくない。一方、99を越えると機械的
強度、伸び、成形性などの特性面では好ましいが、難燃
性が悪化したり、難燃剤の量が少なくなるため発泡体の
配向差の影響を受けやすく、難燃性に異方性を生じ、安
定性に欠けるので好ましくない。
【0016】本発明の発泡体ではポリプロピレン系樹
脂、ポリエチレン系樹脂のいずれにも1個以上の架橋点
を持ち、その架橋度が20〜70%、好ましくは30〜
60%である。本発明のポリプロピレン系樹脂、ポリエ
チレン系樹脂のいずれにも1個以上の架橋点をもうける
ことは機械的強度、成形性、耐熱性、特定気泡形状とし
高度の難燃性を得るのに重要である。すなわち、上記の
特定範囲のポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂
を用いることにより樹脂間の相溶性が向上するため、架
橋助剤の分散が単一樹脂成分に極在化することなく、従
って、架橋付与、具体的には電子線照射したとき、樹脂
組成に平均的に架橋が生じる。この時、架橋が単一樹脂
成分に極在化すると伸びの点では好ましいが、発泡した
とき気泡形状がマバラになり、そのため長さ方向への配
向が顕著となりやすく難燃性に異方性が生じるので好ま
しくない。また、加熱真空成形したときに架橋部と非架
橋部が分離したような凹凸の表面欠点を生じ成形性を悪
化させるので好ましくない。架橋度が20%未満である
と加熱発泡時発泡体表面から発泡ガスが逸散しやすく所
定の発泡倍率が得られなかったり、発泡体表面が荒れた
り、また、発泡時長さ方向への配向が顕著となりやすく
難燃性に異方性を生じるので好ましくない。
【0017】一方、架橋度が70%を越えると気泡径が
小さくなり、かつ形状が完全球状に近くなるため硬くな
り緩衝性が低下したり、伸びが低下するため加熱成形性
が悪化するので好ましくない。
【0018】このとき平均気泡径は0.1〜0.8mm、
好ましくは0.25〜0.6mmである。気泡径が0.1
mm未満であると気泡径が小さくなるため発泡体の平面性
は良くなるが硬くなり緩衝性が低下するので好ましくな
く、0.8mmを越えると発泡体の平面性が悪化したり、
あるいは成形加工したとき表面に気泡模様が出やすくな
り欠点となるので好ましくない。
【0019】また、気泡形状は長さ方向(MD)の気泡
径が幅(TD)、厚さ方向(ZD)に対し1.5〜5
倍、好ましくは2〜4倍の楕円球形のものである。気泡
径が1.5倍未満であると完全球形に近くなり硬くなり
緩衝性が低下したり、加熱下で圧縮したとき圧縮回復性
が悪くなる、いわゆる脚気現象を生じるので好ましくな
い。一方、5倍を越えるとMD方向への配向が顕著とな
るため難燃性の異方性を生じやすくなるので好ましくな
い。
【0020】本発明の発泡体の発泡倍率は2〜40倍、
好ましくは5〜30倍である。発泡倍率が2倍未満では
高度の深絞り成形ができ最終加工成形品の付形性には優
れるが硬くなり緩衝性が乏しくなるので好ましくない。
一方、40倍を越えると緩衝性の点では好ましいが、高
発泡のため機械強度が低下し、成形性が悪化したり、難
燃剤の発泡体体積中に占める割合が低下するので難燃性
が悪化するので好ましくない。
【0021】本発明の発泡体は連続シ−ト状である必要
があるが、これは、特定気泡形状、架橋付与など本発泡
体を安定的に製造するためと本発泡体を使用して各種の
最終製品を製造する場合のロスを最小限にするためであ
る。
【0022】また本発明の樹脂成分には前記ポリプロピ
レン系、ポリエチレン系樹脂以外のポリオレフィン系樹
脂を30重量%以下混入してもよい。具体的には低密度
ポリエチレン、エチレン−プロピレンゴム(EPM),
エチレン−プロピレンゴム−ジエンゴム(EPDM)、
高密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アルキルメ
タアクリレ−ト共重合体、エチレン−アルキルアクリレ
−ト共重合体あるいはこれらのエチレンとの共重合体に
第三成分として無水マレイン酸を共重合した3元共重合
体等が例示される。中でもエチレン−プロピレンゴム
(EPM),エチレン−プロピレンゴム−ジエンゴム
(EPDM)、エチレン−アルキルアクリレ−ト共重合
体、エチレン−メタアルキルアクリレ−ト共重合体ああ
るいはこれらのエチレンとの共重合体に第三成分として
無水マレイン酸を共重合した3元共重合体ものが好まし
い。混入量が30重量%をこえると柔軟性、緩衝性の点
では好ましいが、耐熱性、機械強度、成形性が低下する
ので好ましくない。
【0023】その他、必要に応じて熱安定剤、耐候剤、
難燃助剤、具体的にはアンチモン化合物、分散剤、架橋
剤、架橋助剤を添加しても良い。
【0024】本発明において適応できる分解型発泡剤と
しては有機、無機系の各種があるが、有機系にはアゾジ
カルボンアミド、N.N´−ジニトロソペンタメチレン
テトラミン、P.P´−オキシベンゼンスルフォニルヒ
ドラジド等、無機系には炭酸ナトリウム、炭酸アンモニ
ウム、重炭酸アンモニウム、カルシュウムアジド等が上
げられる。
【0025】本発明においては発泡体の樹脂部分が架橋
されていることが必要であるが、架橋方法としてはパ−
オキサイド等の過酸化物を添加して行う、いわゆる化学
架橋法、電離性放射線を照射して行う放射線架橋法が例
示できるが、化学架橋法の場合は、ジクミルパ−オキサ
イド、t−ブチルパ−−ベンゾエ−ト、ジタ−シャリ−
ブチルパ−オキサイド等の過酸化化合物を樹脂成分に対
し0.5〜5重量部添加して架橋させる公知の手法が適
用できる電離性放射線を照射して行う放射線架橋法の場
合は電子線照射による公知の手法の適用が好ましい。
【0026】本発明による発泡方法は公知の方法が適用
できるが、具体的には縦型熱風発泡法、横型熱風発泡
法、横型薬液発泡法などの連続シ−ト状として製造でき
るものに限定される。
【0027】次に本発明による連続シ−ト状難燃性ポリ
プロピレン系架橋発泡体の製造方法の一態様について説
明する。
【0028】プロピレンにエチレンを4重量%ランダム
共重合した融点が136℃、MFR0.8g/10分の
ポリプロピレン系樹脂(A)とエチレンとヘキセンを共
重合した密度がO.930g/cm、MFRが6g/
10分のポリエチレン系樹脂(B)、平均粒径が3μ
m、融点が183℃、燐・ハロゲン含有率が約74%の
トリス(トリブロモネオペンチル)ホスフェ−トの難燃
剤(C)をおのの準備し、(A)/(B)が4、
{(A)+(B)}/(C)が9になるように混合した
組成物100kgにさらに熱安定剤としてIrgnox1
010を0.2kg混合して加圧ニ−ダ−に投入し、第一
段目の混練りし、溶融状態で樹脂、難燃剤、安定剤を十
分に分散させる。更に、この物に架橋助剤としてペンタ
エリスリト−ルトリアクリレ−ト3kg投入して第二段目
の混練りし架橋助剤を微分散させる。さらに分解型発泡
剤としてアゾジカルボンアミド12kg投入して第三段目
の混練りを行い発泡用樹脂組成物とする。このものをロ
−ル混練り機に通し、厚さが2mmのシ−ト状に成形して
取りだし、ペレタイザ−で2mm角のペレットにする。
【0029】この混合原料を発泡剤の分解しない温度、
具体的には150〜180℃に加熱したベント付き押出
し機に導入して、セットされているTダイから押し出
し、空気巻込みによる気泡のない厚さが1.7mm、幅
が430mmの連続シ−ト状にして巻き取る。
【0030】このシ−トに電子線照射よって発泡に適し
た架橋、すなわち発泡体としたときに架橋度が25〜7
0%となるように電子線を照射して架橋を付与する。こ
のシ−トを発泡剤の分解温度より30〜100℃高い温
度に加熱した熱風加熱方式の縦型熱風発泡炉に連続的に
導入して発泡させる。
【0031】このようにして得られた発泡体は厚みが
3.8mm,幅1450mm、発泡倍率が28倍の表面
の平滑な発泡体となる。
【0032】本発明は上述したように、特定のポリプロ
ピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂に特定の燐・ハロゲ
ン系難燃剤を配合し架橋発泡体としたことにより特定の
架橋様式を得ることができ、このことにより気泡径およ
び気泡形状の制御が可能となったため,下記のような優
れた特徴を示すものである. (1)高度な難燃性を持つポリプロピレン系架橋発泡体
で、かつ、連続シ−ト状発泡体である。
【0033】(2)広範囲の発泡倍率で難燃性に異方性
がなく、安定した難燃性を示す。
【0034】(3)難燃剤を添加してあるにもかかわら
ず、機械的特性の低下がなく、成形加工性が優れてい
る。
【0035】(4)耐熱性に優れている。
【0036】(5)緩衝性に優れている。
【0037】本発明の効果の得られることについては定
かではないが、難燃性および機械的特性、成形性が低下
しないことの理由としてはそれぞれの要因、すなわち、
難燃剤、樹脂組成、架橋および気泡形状などが複雑に関
係しあって得られていると考えられるが、難燃性につい
ては難燃剤の燐成分による炭化の進行と同時に燃焼の延
焼を防止し、燃焼発熱量を低減すること。又ハロゲンに
よる樹脂成分の熱分解による可燃性成分の希釈により延
焼防止効果等が同時に進行して高度の難燃効果を発揮し
ていると考える。また、機械的特性、成形性が低下しな
い、難燃性に異方性がないことについては樹脂組成の適
正化の結果と難燃剤の融点を適性化したため難燃剤が発
泡体としたとき樹脂層(気泡膜)内に存在しにくく、む
しろ気泡内に多く存在していることによると考えられ
る。緩衝性が悪化しないのは架橋を適正化したため気泡
粒径、気泡径状が楕円球状となり、適度な圧縮特性、圧
縮回復性になるためと考えられる。
【0038】本発明による発泡体は高難燃性、断熱性、
気泡状態、成形性の特徴を生かしパイプカバ−、エアコ
ンパネル裏打ち材、鉄板と張合わせ山形に成形した断熱
折板、各種の表皮と張り合わせた自動車内装用緩衝材、
鉄板等の不燃材と張り合わせたエンジンル−ム仕切り
板、無機繊維マットと張合わせた不燃性ボ−ド用裏打ち
材等、金属板、金属フォイル、フィルム、無機繊維等と
の複合品で各種の分野に適応できる。なかでも、環境問
題やリサイクルの観点から自動車内装材の塩化ビニル表
皮からTPO、TPE表皮へ、ABS,ハ−ドボ−ド基
材からPP系基材へのオレフィン化には有益な発泡体と
なる。
【0039】本発明における測定法、評価基準は次の通
りである。
【0040】1.水平法難燃性試験 MVSS302燃焼試験法に準じて評価を行い、長さ方
向直径(MDd)と幅方向直径(TDd)の各方向とも
難燃性1級相当の品質を合格とする。 2.架橋度 発泡体を細断し、0.2g精秤する。このものを130
℃のテトラリン中に浸積し、攪拌しながら3時間加熱し
溶解部分を溶解せしめ、不溶部分を取り出しアセトンで
洗浄してテトラリンを除去後、純水で洗浄しアセトンを
除去して120℃の熱風乾燥機にて水分を除去して室温
になるまで自然冷却する。このものの重量(W1 )gを
測定し、次式で架橋度を求める。
【0041】架橋度 =(0.2−W1 /0.2)×1
00 (%) 3.架橋点 架橋度を測定した不溶分と未樹脂成分をC核NMR(核
磁気共鳴分析)法の13C−NMR分析し4級炭素濃度を
定量し、不溶分の4級炭素濃度から未樹脂成分の4級炭
素濃度を差し引いて、その濃度を1000C当たりに換
算した値を用いる。
【0042】4.発泡倍率 発泡体から10×10cmを切り出し、厚みt1 (c
m)と重量W2 (g)を測定し、次式で本発明の発泡倍
率を算出する。
【0043】発泡倍率= W2 /(10×10×t1
(g/cm3 ) 5.成形性 直径(D)に対し深さ(L)のカップ状の成形金型を備
えた真空成形機で成形し、発泡体が破れることなくカッ
プ状に成形されたL/D比を成形性とする。
【0044】L/Dが0.5以上を合格とする。
【0045】6.平均気泡径および直径倍率 凍結スライス法により発泡体をMD方向、TD方向、Z
D方向に30μm厚さにスライスしたもの50倍の拡大
鏡を使用し 0.5×0.5 cm部分の全気泡径を測定する。
この測定値を次式で算出して気泡径および直径倍率を求
める。
【0046】 X(MDd) =ΣMDd/nMD(TDd) ΣTDd/nTD(ZDd) =ΣZDd/nZD 平均気泡径:0.1≦(X(MDd) およびX(TDd) および
(ZDd) )≦0.8 直径倍率: 1.1≦(X(MDd) /X(TDd) およびX
(MDd) /X(ZDd) )≦5 各記号は下記の通り。
【0047】X(MDd) :MD方向の平均気泡径 X
(ZDd) :ZD方向の平均気泡径 MDd :MD方向の気泡径 ZDd :ZD方
向の気泡径 nMD :MD方向の気泡径の数 nZD :MD方
向の気泡径の数 X(TDd) :MD方向の平均気泡径 7.機械強度、伸び JIS K−6767に準じて測定した 8.融 点 示差走査熱量計(パ−キンエルマ社DSCII)で測定し
た溶融吸熱カ−ブの最も大きなピ−クを融点とする。
【0048】9.MFR ポリプロピレン系樹脂はJIS K−6758,ポリエ
チレン系樹脂はJIS K−6760に準じる。
【0049】10.密度 ポリエチレン系樹脂はJIS K−6760に準じる。
【0050】次に実施例に基づいて本発明の実施態様を
説明する。
【0051】実施例 1 プロピレンにエチレンを4.8重量%ランダム共重合し
た融点が134℃、MFR0.8g/10分のポリプロ
ピレン系樹脂(A)の粉体とエチレンとオクテンを共重
合した密度がO.935g/cm3 、MFRが6g/1
0分のポリエチレン系樹脂(B)の粉体、平均粒径が2
μm、融点が183℃、燐・ハロゲン含有率が約74%
のトリス(トリブロモネオペンチル)ホスフェ−トの難
燃剤(C)を準備し、(A)/(B)が3、{(A)+
(B)}/(C)が9になるように配合した組成物10
0kg、熱安定剤としてIrgnox1010を0.2kg
混合してヘンシェルミキサ−に投入し、第一段目の分散
混合し、更に難燃剤を投入して分散させた後、架橋助剤
としてジビニルベンゼン3kg投入して均一混合した。さ
らに分解型発泡剤としてアゾジカルボンアミド12kg投
入して混合し、発泡用樹脂組成物とする。この混合原料
を発泡剤の分解しない温度、具体的には150〜180
℃に加熱したベント付き押出し機に導入して、セットさ
れているTダイから押し出し、空気巻込みによる気泡の
ない厚さが1.7mm、幅が430mmの連続シ−ト状
にして巻き取った。
【0052】このシ−トに9.0Mradの電子線を照
射し、架橋せしめた。このシ−トを210→220→2
25℃の順に加熱したシリコ−ン薬液法の発泡装置に導
入し発泡し連続シ−ト状発泡体として巻き取った。
【0053】この発泡体は架橋度が40%、発泡倍率が
30倍で厚みが4.0mm,幅1200mmの製品であ
った。
【0054】この製品の特性を表3に示した。
【0055】表の如く本発明範囲に発泡体であるため難
燃性はいずれも最高の値を示し、成形性、機械強度、伸
びなどの要求特性の低下がない品質の優れた連続シ−ト
状難燃性ポリプロピレン系架橋発泡体である。
【0056】実施例 2〜5 比較例 1〜5 表1と表2に示したような成分を用い、表1と表2に示
したような方法にて発泡体とし、得られた発泡体の特性
を表3に示したなお、表中、エチレン・ヘキセン4.2
%と有るのは、エチレンとヘキセン合わせて4.2重量
%であることを意味し、エチレンとヘキセンの重量部比
は、4:1である。また、エチレン・ブテンについても
同様で、エチレンとブテンの重量比は、1:1である。
【0057】
【表1】
【表2】
【表3】
【0058】
【発明の効果】このように、実施例に示した本発明によ
る発泡体は特定の樹脂組成、特定の難燃剤を用い、配合
比の適正化、架橋の適正化、気泡形状の適正化を行った
ため卓越した難燃性を示し、また公知のハロゲン系芳香
族難燃材を使用していないため環境面への障害が軽減さ
れ機械物性、成形性などの品質低下のない連続シ−ト状
難燃性ポリプロピレン系架橋発泡体である。
【0059】一方、比較例に示したポリプロピレン系架
橋発泡体は樹脂や難燃材の種類、樹脂成分、難燃剤の配
合比が適性でないため難燃性が劣ったり、難燃性に異方
性を示したり、難燃性は満足しても成形性や発泡倍率、
気泡形状が適正化していないための不満足な発泡体であ
った。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロピレンとエチレンもしくは炭素数が
    4〜12のα−オレフィンが2〜15重量%ランダムも
    しくはブロック共重合された融点が125〜155℃、
    MFRが0.5〜10g/10分のポリプロピレン系樹
    脂(A)と、エチレンと炭素数が4〜12のα−オレフ
    ィンを共重合した密度が0.915〜0.940g/c
    、MFRが1.0〜30g/10分のポリエチレン
    系樹脂(B)と、ハロゲンを50〜80%含有し融点も
    しくは軟化点が150〜240℃の難燃剤(C)とから
    なり、(A)/(B)が1〜9、{(A)+(B)}/
    (C)が2.5〜99であり、かつ、ポリプロピレン系
    樹脂、ポリエチレン系樹脂のいずれにも1個以上の架橋
    点を持ち、その架橋度が20〜70%,発泡倍率が2〜
    40倍の連続シ−ト状難燃性ポリプロピレン系架橋発泡
  2. 【請求項2】 請求項1において発泡体の平均気泡径が
    0.1〜0.8mmであり、長さ方向直径(MDd)が幅
    方向直径(TDd)と厚さ方向直径(ZDd)の1.5
    〜5倍であることを特徴とする連続シ−ト状難燃性ポリ
    プロピレン系架橋発泡体。
  3. 【請求項3】 請求項1において難燃剤(C)として燐
    ・ハロゲンを50〜80%含有するものを用いたことを
    特徴とする連続シ−ト状難燃性ポリプロピレン系架橋発
    泡体。
  4. 【請求項4】 特許請求範囲第一項においてポリプロピ
    レン系樹脂、ポリエチレン系樹脂以外のポリオレフィン
    系樹脂が30重量%まで含有されてなる連続シ−ト状難
    燃性ポリプロピレン系架橋発泡体。
JP16163693A 1993-06-30 1993-06-30 連続シート状難燃性ポリプロピレン系架橋発泡体 Expired - Fee Related JP2755109B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16163693A JP2755109B2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 連続シート状難燃性ポリプロピレン系架橋発泡体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16163693A JP2755109B2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 連続シート状難燃性ポリプロピレン系架橋発泡体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0718108A true JPH0718108A (ja) 1995-01-20
JP2755109B2 JP2755109B2 (ja) 1998-05-20

Family

ID=15738960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16163693A Expired - Fee Related JP2755109B2 (ja) 1993-06-30 1993-06-30 連続シート状難燃性ポリプロピレン系架橋発泡体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2755109B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10168270A (ja) * 1996-12-06 1998-06-23 Grand Polymer:Kk プロピレン系重合体組成物および該組成物からなるブロー成形体
US9260577B2 (en) 2009-07-14 2016-02-16 Toray Plastics (America), Inc. Crosslinked polyolefin foam sheet with exceptional softness, haptics, moldability, thermal stability and shear strength
JP2019094419A (ja) * 2017-11-22 2019-06-20 積水化学工業株式会社 ポリオレフィン系樹脂発泡体及びその成形体
WO2021132164A1 (ja) * 2019-12-26 2021-07-01 キョーラク株式会社 発泡成形体及び成形体の製造方法
JP2021104647A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 キョーラク株式会社 成形体の製造方法
JP2021105115A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 キョーラク株式会社 発泡成形体

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10168270A (ja) * 1996-12-06 1998-06-23 Grand Polymer:Kk プロピレン系重合体組成物および該組成物からなるブロー成形体
US9260577B2 (en) 2009-07-14 2016-02-16 Toray Plastics (America), Inc. Crosslinked polyolefin foam sheet with exceptional softness, haptics, moldability, thermal stability and shear strength
US10301447B2 (en) 2009-07-14 2019-05-28 Toray Plastics (America), Inc. Crosslinked polyolefin foam sheet with exceptional softness, haptics, moldability, thermal stability and shear strength
JP2019094419A (ja) * 2017-11-22 2019-06-20 積水化学工業株式会社 ポリオレフィン系樹脂発泡体及びその成形体
WO2021132164A1 (ja) * 2019-12-26 2021-07-01 キョーラク株式会社 発泡成形体及び成形体の製造方法
JP2021104647A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 キョーラク株式会社 成形体の製造方法
JP2021105115A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 キョーラク株式会社 発泡成形体
CN114786918A (zh) * 2019-12-26 2022-07-22 京洛株式会社 发泡成型体及成型体的制造方法
EP4082749A4 (en) * 2019-12-26 2023-01-25 Kyoraku Co., Ltd. EXPANSION MOLDED BODY AND MOLDED BODY PRODUCTION METHOD
US20230040996A1 (en) * 2019-12-26 2023-02-09 Kyoraku Co., Ltd. Expansion molded body and method for producing molded body
CN114786918B (zh) * 2019-12-26 2024-09-27 京洛株式会社 成型体的制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2755109B2 (ja) 1998-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0465441A (ja) 架橋発泡用ポリオレフィン樹脂組成物
EP0726290B1 (en) A polyolefin based crosslinked foam
JP3557766B2 (ja) ポリオレフィン系電子線架橋発泡体
JP2755109B2 (ja) 連続シート状難燃性ポリプロピレン系架橋発泡体
JP3064777B2 (ja) 成形性に優れたポリプロピレン系電子線架橋発泡体
JP3580556B2 (ja) ノンハロゲン系難燃性樹脂発泡体
JP3012277B2 (ja) 部分架橋熱可塑性エラストマー発泡体およびその製造方法
JP3516731B2 (ja) 難燃性ポリオレフィン系樹脂発泡体
JP2001098101A (ja) ポリエチレン系架橋発泡体
JP2000001561A (ja) ポリオレフィン系樹脂架橋発泡体
JP2541719B2 (ja) 難燃性樹脂発泡体用組成物、難燃性樹脂発泡体及び難燃性樹脂発泡体の製造方法
JP2581354B2 (ja) 難燃性樹脂発泡体用組成物、難燃性樹脂発泡体及び難燃性樹脂発泡体の製造方法
JP7377047B2 (ja) ポリオレフィン系樹脂発泡体シート、及びその製造方法
JP3346027B2 (ja) ポリエチレン系電子線架橋発泡体
JPH04248847A (ja) 発泡性ポリオレフィン系樹脂組成物
JP2576315B2 (ja) 難燃性樹脂発泡体用組成物、難燃材、難燃性樹脂発泡体及び難燃性樹脂発泡体の製造方法
JPH08142241A (ja) 難燃性積層複合体
JP4027730B2 (ja) 発泡能力を有するポリオレフィン系樹脂組成物およびその製造方法
JPH1053661A (ja) 難燃性ポリオレフィン系樹脂発泡体
JPH0480237A (ja) 架橋発泡体用ポリオレフィン樹脂組成物
JP2541718B2 (ja) 難燃性樹脂発泡体用組成物、難燃性樹脂発泡体及び難燃性樹脂発泡体の製造方法
JP3139789B2 (ja) ポリオレフィン系発泡性樹脂組成物および架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体
JPH0649257A (ja) ポリプロピレン架橋発泡体用樹脂組成物
JP2001098099A (ja) ポリエチレン系架橋発泡体
JPH05295149A (ja) ポリオレフィン架橋発泡体用樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080306

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090306

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees