JPH07179565A - 変性ロジンフェノール樹脂、その製造方法および使用 - Google Patents
変性ロジンフェノール樹脂、その製造方法および使用Info
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- JPH07179565A JPH07179565A JP32724693A JP32724693A JPH07179565A JP H07179565 A JPH07179565 A JP H07179565A JP 32724693 A JP32724693 A JP 32724693A JP 32724693 A JP32724693 A JP 32724693A JP H07179565 A JPH07179565 A JP H07179565A
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- phenolic resin
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Abstract
(57)【要約】
【目的】芳香族成分を低減した印刷インキ用溶剤に平均
分子量が5万以上の樹脂でも溶解するロジンフェノール
樹脂及びそれを使用することにより特に流動性の良好な
インキを提供する。 【構成】ロジンとフェノールホルムアルデヒド付加縮合
体と乾性油とを無触媒下で加熱し、次いで上記ロジンと
上記フェノールホルムアルデヒド付加縮合体とを酸触媒
下で反応せしめ、次いでエポキシ化合物を添加してロジ
ン成分中のカルボン酸と反応せしめる変性ロジンフェノ
ール樹脂、および該変性ロジンフェノール樹脂と芳香族
成分を1重量%以下である印刷インキ用溶剤を含むこと
を特徴とする印刷インキ。
分子量が5万以上の樹脂でも溶解するロジンフェノール
樹脂及びそれを使用することにより特に流動性の良好な
インキを提供する。 【構成】ロジンとフェノールホルムアルデヒド付加縮合
体と乾性油とを無触媒下で加熱し、次いで上記ロジンと
上記フェノールホルムアルデヒド付加縮合体とを酸触媒
下で反応せしめ、次いでエポキシ化合物を添加してロジ
ン成分中のカルボン酸と反応せしめる変性ロジンフェノ
ール樹脂、および該変性ロジンフェノール樹脂と芳香族
成分を1重量%以下である印刷インキ用溶剤を含むこと
を特徴とする印刷インキ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低芳香族性印刷インキ
用溶剤に溶解する樹脂組成物及びそれらを含む印刷イン
キに関する。
用溶剤に溶解する樹脂組成物及びそれらを含む印刷イン
キに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷インキ用溶剤はパラフィン
系,ナフテン系成分の他にベンゼン・トルエン・キシレ
ン等の芳香族成分が15〜20重量%含まれている。こ
れらの芳香族成分は、労働安全衛生法で規制され、人体
に対して皮膚刺激性・神経障害等をもたらすものとし
て、厳しい規制がとられている。また、先頃ILO(国
際労働機関)が化学品を取扱う労働者の安全を守るため
の条約を採択し、国際的にも、化学品の害から人体を保
護しようとする機運が高まっている。このような状況の
中で、芳香族成分を低減した印刷インキ用溶剤の使用が
検討されている。しかし一般に芳香族系成分を低減した
印刷インキ用溶剤は印刷インキ用樹脂、すなわちロジン
フェノール樹脂との溶解性が劣化してくる。印刷インキ
に使用されるロジンフェノールの平均分子量(Mw)は
1万〜50万好ましくは5万〜20万が望ましい。しか
し平均分子量が5万以上になると、特に上記溶剤との溶
解性が劣化しインキの流動性が悪くなる。
系,ナフテン系成分の他にベンゼン・トルエン・キシレ
ン等の芳香族成分が15〜20重量%含まれている。こ
れらの芳香族成分は、労働安全衛生法で規制され、人体
に対して皮膚刺激性・神経障害等をもたらすものとし
て、厳しい規制がとられている。また、先頃ILO(国
際労働機関)が化学品を取扱う労働者の安全を守るため
の条約を採択し、国際的にも、化学品の害から人体を保
護しようとする機運が高まっている。このような状況の
中で、芳香族成分を低減した印刷インキ用溶剤の使用が
検討されている。しかし一般に芳香族系成分を低減した
印刷インキ用溶剤は印刷インキ用樹脂、すなわちロジン
フェノール樹脂との溶解性が劣化してくる。印刷インキ
に使用されるロジンフェノールの平均分子量(Mw)は
1万〜50万好ましくは5万〜20万が望ましい。しか
し平均分子量が5万以上になると、特に上記溶剤との溶
解性が劣化しインキの流動性が悪くなる。
【0003】一方、植物油変性のロジンフェノール樹脂
に関する技術(特公昭62−5469,昭62−547
0,昭63−62523)、酸触媒使用のロジンフェノ
ール樹脂に関する技術(特公平01−25517)、酸
触媒を使用した植物油変性のロジンフェノール樹脂に関
する技術(特開平02−67377)が知られている
が、いずれも重量平均分子量(Mw)が5万以上で芳香
族成分を1%以下にした印刷インキ用溶剤に溶解するも
のは得られていない。
に関する技術(特公昭62−5469,昭62−547
0,昭63−62523)、酸触媒使用のロジンフェノ
ール樹脂に関する技術(特公平01−25517)、酸
触媒を使用した植物油変性のロジンフェノール樹脂に関
する技術(特開平02−67377)が知られている
が、いずれも重量平均分子量(Mw)が5万以上で芳香
族成分を1%以下にした印刷インキ用溶剤に溶解するも
のは得られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、芳香族成分
を低減した印刷インキ用溶剤に平均分子量が5万以上の
樹脂でも溶解するロジンフェノール樹脂及びそれを使用
することにより特に流動性の良好なインキを提供するも
のである。
を低減した印刷インキ用溶剤に平均分子量が5万以上の
樹脂でも溶解するロジンフェノール樹脂及びそれを使用
することにより特に流動性の良好なインキを提供するも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロジン成分と
フェノールホルムアルデヒド付加縮合体成分とからな
り、さらに、上記フェノールホルムアルデヒド付加縮合
体成分と反応させた乾性油成分および上記ロジン成分の
カルボン酸と反応させたエポキシ化合物成分とを有する
変性ロジンフェノール樹脂に関する。更に、本発明は、
ロジンとフェノールホルムアルデヒド付加縮合体と乾性
油とを無触媒下で加熱し、次いで上記ロジンと上記フェ
ノールホルムアルデヒド付加縮合体とを酸触媒下で反応
せしめ、次いでエポキシ化合物を添加してロジン成分中
のカルボン酸と反応せしめる変性ロジンフェノール樹脂
の製造方法法に関する。更に、本発明は、上記変性ロジ
ンフェノール樹脂と芳香族成分を1重量%以下である印
刷インキ用溶剤を含むことを特徴とする印刷インキに関
する。
フェノールホルムアルデヒド付加縮合体成分とからな
り、さらに、上記フェノールホルムアルデヒド付加縮合
体成分と反応させた乾性油成分および上記ロジン成分の
カルボン酸と反応させたエポキシ化合物成分とを有する
変性ロジンフェノール樹脂に関する。更に、本発明は、
ロジンとフェノールホルムアルデヒド付加縮合体と乾性
油とを無触媒下で加熱し、次いで上記ロジンと上記フェ
ノールホルムアルデヒド付加縮合体とを酸触媒下で反応
せしめ、次いでエポキシ化合物を添加してロジン成分中
のカルボン酸と反応せしめる変性ロジンフェノール樹脂
の製造方法法に関する。更に、本発明は、上記変性ロジ
ンフェノール樹脂と芳香族成分を1重量%以下である印
刷インキ用溶剤を含むことを特徴とする印刷インキに関
する。
【0006】本発明においてロジンとしては、ガムロジ
ン,ウッドロジン,トール油ロジン,不均化ロジンまた
はこれらの重合物、あるいはマレイン酸,イタコン酸,
クロトン酸等の不飽和カルボン酸を付加したロジン誘導
体等が挙げられる。
ン,ウッドロジン,トール油ロジン,不均化ロジンまた
はこれらの重合物、あるいはマレイン酸,イタコン酸,
クロトン酸等の不飽和カルボン酸を付加したロジン誘導
体等が挙げられる。
【0007】本発明において、フェノール・ホルムアル
デヒド付加縮合体としては、レゾール型フェノール樹脂
が好ましいが、一部にノボラック樹脂を併用してもよ
い。レゾール型フェノール樹脂のフェノール成分として
は石炭酸,クレゾール,t−またはsec−ブチルフェ
ノール,アミルフェノール,シクロヘキシルフェノー
ル,オクチルフェノール,ノニルフェノール,ドデシル
フェノール、ペンタデカンフェノール、オクタデカンフ
ェノール、ノナデカンフェノール、ジオクチルフェノー
ル、フェニルフェノール,クミルフェノール等のフェノ
ール、カテコール,レゾルシン,ハイドロキノン,ビス
フェノール等の多価フェノールが挙げられ、中でも溶解
性の点から長鎖アルキルフェノールで尚且つコストの安
いもの、例えばノニルフェノール,オクチルフェノール
等を主体とすることが好ましい。勿論、ドデシル、ペン
タデカン、オクタデカン、ノナデカン、ジオクチル等の
各フェノールもさらに溶解性は向上するが若干コスト高
になる。アルデヒド成分としてはホルムアルデヒド,p
−ホルムアルデヒドなどが挙げられ、フェノール成分1
モルに対して0.2〜4モルを常法により反応させる。
デヒド付加縮合体としては、レゾール型フェノール樹脂
が好ましいが、一部にノボラック樹脂を併用してもよ
い。レゾール型フェノール樹脂のフェノール成分として
は石炭酸,クレゾール,t−またはsec−ブチルフェ
ノール,アミルフェノール,シクロヘキシルフェノー
ル,オクチルフェノール,ノニルフェノール,ドデシル
フェノール、ペンタデカンフェノール、オクタデカンフ
ェノール、ノナデカンフェノール、ジオクチルフェノー
ル、フェニルフェノール,クミルフェノール等のフェノ
ール、カテコール,レゾルシン,ハイドロキノン,ビス
フェノール等の多価フェノールが挙げられ、中でも溶解
性の点から長鎖アルキルフェノールで尚且つコストの安
いもの、例えばノニルフェノール,オクチルフェノール
等を主体とすることが好ましい。勿論、ドデシル、ペン
タデカン、オクタデカン、ノナデカン、ジオクチル等の
各フェノールもさらに溶解性は向上するが若干コスト高
になる。アルデヒド成分としてはホルムアルデヒド,p
−ホルムアルデヒドなどが挙げられ、フェノール成分1
モルに対して0.2〜4モルを常法により反応させる。
【0008】本発明においてロジンとフェノールホルム
アルデヒド付加縮合体の反応は、最初に無触媒下に加熱
することによって比較的速く主としてクロマン環の生成
を伴う反応生成物が得られる。その後、酸触媒を添加す
ることにより、反応生成物中や原料中に含まれるカルボ
ン酸基と水酸基の縮合エステル化反応により高分子量す
る。ロジンとフェノールホルムアルデヒド付加縮合体の
使用割合は、重量比で30/70〜70/30が好まし
い。酸触媒としては、p−トルエンスルホン酸,ドデシ
ルベンゼンスルホン酸,メタンスルホン酸,エタンスル
ホン酸等のスルホン酸類、硫酸,塩酸等の鉱酸等があ
る。反応物の着色を防止するため、還元剤である次亜リ
ン酸,トリフェニルホスファイト,トリフェニルホスフ
ェート等の併用が有効である。更に残存する酸触媒等に
由来する水素イオンを中和することによって金属の錆を
防ぐこともできる。中和剤としては、リチウム,セシウ
ム,マグネシウム,カルシウム,ストロンチウム,バリ
ウム,アルミニウム,亜鉛,チタン,ジルコニウム,ア
ンチモン,セレン等の金属の水酸化物,酸化物またはカ
ルボン酸塩類の塩類の利用が可能である。
アルデヒド付加縮合体の反応は、最初に無触媒下に加熱
することによって比較的速く主としてクロマン環の生成
を伴う反応生成物が得られる。その後、酸触媒を添加す
ることにより、反応生成物中や原料中に含まれるカルボ
ン酸基と水酸基の縮合エステル化反応により高分子量す
る。ロジンとフェノールホルムアルデヒド付加縮合体の
使用割合は、重量比で30/70〜70/30が好まし
い。酸触媒としては、p−トルエンスルホン酸,ドデシ
ルベンゼンスルホン酸,メタンスルホン酸,エタンスル
ホン酸等のスルホン酸類、硫酸,塩酸等の鉱酸等があ
る。反応物の着色を防止するため、還元剤である次亜リ
ン酸,トリフェニルホスファイト,トリフェニルホスフ
ェート等の併用が有効である。更に残存する酸触媒等に
由来する水素イオンを中和することによって金属の錆を
防ぐこともできる。中和剤としては、リチウム,セシウ
ム,マグネシウム,カルシウム,ストロンチウム,バリ
ウム,アルミニウム,亜鉛,チタン,ジルコニウム,ア
ンチモン,セレン等の金属の水酸化物,酸化物またはカ
ルボン酸塩類の塩類の利用が可能である。
【0009】本発明の変性ロジンフェノール樹脂の変性
成分である乾性油は、乾性油中に含まれる多数の二重結
合部位がフェノールホルムアルデヒド付加縮合体成分と
反応して樹脂の分子量を大きくし、しかも非芳香族溶剤
への樹脂の溶解性を向上させる。変性ロジンフェノール
樹脂と乾性油の反応は、両者を無触媒下に加熱すればよ
い。したがって、ロジンとフェノールホルムアルデヒド
付加縮合体との酸触媒下の反応に先立って両者を反応さ
せることが好ましい。乾性油としては、大豆油,アマニ
油,桐油,米ぬか油,脱水ヒマシ油,オイチシカ油等の
不飽和植物油およびこれら植物油の重合体のうち一部に
不飽和基を残存している重合油が挙げられる。乾性油
は、30重量%以下、好ましくは0.5〜10重量%を
使用する。30重量%より多い添加量では得られた樹脂
はゲル化を起こす。
成分である乾性油は、乾性油中に含まれる多数の二重結
合部位がフェノールホルムアルデヒド付加縮合体成分と
反応して樹脂の分子量を大きくし、しかも非芳香族溶剤
への樹脂の溶解性を向上させる。変性ロジンフェノール
樹脂と乾性油の反応は、両者を無触媒下に加熱すればよ
い。したがって、ロジンとフェノールホルムアルデヒド
付加縮合体との酸触媒下の反応に先立って両者を反応さ
せることが好ましい。乾性油としては、大豆油,アマニ
油,桐油,米ぬか油,脱水ヒマシ油,オイチシカ油等の
不飽和植物油およびこれら植物油の重合体のうち一部に
不飽和基を残存している重合油が挙げられる。乾性油
は、30重量%以下、好ましくは0.5〜10重量%を
使用する。30重量%より多い添加量では得られた樹脂
はゲル化を起こす。
【0010】本発明の変性ロジンフェノール樹脂中の更
なる変性成分であるエポキシ化合物は、樹脂中のロジン
成分中のカルボン酸と反応し、2級水酸基を生じること
で、インキ中に含まれる顔料との親和性を向上させ、更
にインキ皮膜の時の光沢を向上させる。ロジン成分中の
カルボン酸との反応は、ロジンとフェノールホルムアル
デヒド付加縮合体と乾性油の三者の反応生成物に所定量
のエポキシ化合物を添加して加熱反応させればよい。エ
ポキシ化合物としては、ビスフェノール(AまたはF)
エポキシ、ノボラックエポキシ、脂環式エポキシ、エポ
キシ化脂肪油(エポキシ化アマニ油、エポキシ化大豆油
等)があるが一般的にはビスフェノールAエポキシ、例
えばエピコート828(油化シェルエポキシ株式会社
製)ノボラックエポキシ、YDPN−638(東都化成
株式会社製)等がある。使用するエポキシ化合物は、
0.1〜3重量%が好ましく、3重量%を越えると溶剤
等との樹脂の非芳香族溶剤への溶解性や平版インキに使
用した場合に水負けが生ずるので好ましくない。
なる変性成分であるエポキシ化合物は、樹脂中のロジン
成分中のカルボン酸と反応し、2級水酸基を生じること
で、インキ中に含まれる顔料との親和性を向上させ、更
にインキ皮膜の時の光沢を向上させる。ロジン成分中の
カルボン酸との反応は、ロジンとフェノールホルムアル
デヒド付加縮合体と乾性油の三者の反応生成物に所定量
のエポキシ化合物を添加して加熱反応させればよい。エ
ポキシ化合物としては、ビスフェノール(AまたはF)
エポキシ、ノボラックエポキシ、脂環式エポキシ、エポ
キシ化脂肪油(エポキシ化アマニ油、エポキシ化大豆油
等)があるが一般的にはビスフェノールAエポキシ、例
えばエピコート828(油化シェルエポキシ株式会社
製)ノボラックエポキシ、YDPN−638(東都化成
株式会社製)等がある。使用するエポキシ化合物は、
0.1〜3重量%が好ましく、3重量%を越えると溶剤
等との樹脂の非芳香族溶剤への溶解性や平版インキに使
用した場合に水負けが生ずるので好ましくない。
【0011】本発明の変性ロジンフェノール樹脂の製造
方法について説明する。本発明の変性ロジンフェノール
樹脂に使用するフェノール・ホルムアルデヒド付加縮合
体下記の方法で調整されるレゾール型フェノール樹脂が
好ましい。反応釜に上記フェノール類とアルデヒド類を
所定の割合で仕込み更にトルエン,キシレン等の溶剤を
フェノール樹脂の固形分が40〜70重量%となるよう
な量を添加し、攪拌,加熱し50℃にて水酸化カルシウ
ム,酸化カルシウム,水酸化マグネシウム,酸化マグネ
シウムなどの不溶性塩基性塩が好ましく、これらの塩を
水と混合し、スラリー状として添加する。また、アンモ
ニウム水やアミン類も触媒として利用でき、塩基性塩お
よびアミン類のいずれもフェノール1モルに対し0.0
5〜0.1モルの範囲で合成できる。0.05モル以下
では反応が遅く未反応物が多くなり、0.1モル以上で
は得られる印刷インキ用樹脂の溶解性が劣化する。ま
た、水の量は3〜10重量%が好ましい。水の量が3重
量%以下であると出来上ったレゾール型フェノール樹脂
の着色が大きくなり、10重量%以上では縮合の進行が
おそくなり、必要な分子量のレゾール型フェノール樹脂
が得られない。
方法について説明する。本発明の変性ロジンフェノール
樹脂に使用するフェノール・ホルムアルデヒド付加縮合
体下記の方法で調整されるレゾール型フェノール樹脂が
好ましい。反応釜に上記フェノール類とアルデヒド類を
所定の割合で仕込み更にトルエン,キシレン等の溶剤を
フェノール樹脂の固形分が40〜70重量%となるよう
な量を添加し、攪拌,加熱し50℃にて水酸化カルシウ
ム,酸化カルシウム,水酸化マグネシウム,酸化マグネ
シウムなどの不溶性塩基性塩が好ましく、これらの塩を
水と混合し、スラリー状として添加する。また、アンモ
ニウム水やアミン類も触媒として利用でき、塩基性塩お
よびアミン類のいずれもフェノール1モルに対し0.0
5〜0.1モルの範囲で合成できる。0.05モル以下
では反応が遅く未反応物が多くなり、0.1モル以上で
は得られる印刷インキ用樹脂の溶解性が劣化する。ま
た、水の量は3〜10重量%が好ましい。水の量が3重
量%以下であると出来上ったレゾール型フェノール樹脂
の着色が大きくなり、10重量%以上では縮合の進行が
おそくなり、必要な分子量のレゾール型フェノール樹脂
が得られない。
【0012】触媒添加後90〜110℃の反応温度で5
〜10時間反応を続けた後、冷却して約60℃として静
置して水を分離し、除去することによってレゾール型フ
ェノール樹脂が得られる。このように室温よりやや高め
にしておくと樹脂と水との分離は容易であり、分離に要
する時間は1時間以内で十分である。その後塩酸、蟻
酸、酢酸で中和水洗を行なう。上記で得られたレゾール
型フェノール樹脂を使用して本発明のロジン変性フェノ
ール樹脂を下記にようにして製造する。反応釜にロジン
類および乾性油などを仕込みN2 ガスを吹き込みながら
加熱して溶解し、260℃に昇温した後、上記レゾール
型フェノール樹脂の仕込み約半量を滴下しながら加え反
応させ、さらに残りの半量と前記酸触媒の混合体を滴下
しながら反応し、酸価が40以下となった後、エポキシ
化合物を仕込み酸価30以下の変性ロジンフェノール樹
脂が得られる。本発明で得られた変性ロジンフェノール
樹脂の分子量は、Mwが5万〜20万、好ましくは5万
〜10万である。この範囲において、非芳香族溶剤はイ
ンキ皮膜の物性との関係が良好となる。また、更には本
発明の印刷インキ用樹脂は、従来から印刷インキに用い
られているロジン変性フェノール樹脂,アルキッド樹
脂,石油樹脂等との併用あるいは一部の石油樹脂変性,
アクリル変性,ウレタン変性等による変性も可能であ
る。
〜10時間反応を続けた後、冷却して約60℃として静
置して水を分離し、除去することによってレゾール型フ
ェノール樹脂が得られる。このように室温よりやや高め
にしておくと樹脂と水との分離は容易であり、分離に要
する時間は1時間以内で十分である。その後塩酸、蟻
酸、酢酸で中和水洗を行なう。上記で得られたレゾール
型フェノール樹脂を使用して本発明のロジン変性フェノ
ール樹脂を下記にようにして製造する。反応釜にロジン
類および乾性油などを仕込みN2 ガスを吹き込みながら
加熱して溶解し、260℃に昇温した後、上記レゾール
型フェノール樹脂の仕込み約半量を滴下しながら加え反
応させ、さらに残りの半量と前記酸触媒の混合体を滴下
しながら反応し、酸価が40以下となった後、エポキシ
化合物を仕込み酸価30以下の変性ロジンフェノール樹
脂が得られる。本発明で得られた変性ロジンフェノール
樹脂の分子量は、Mwが5万〜20万、好ましくは5万
〜10万である。この範囲において、非芳香族溶剤はイ
ンキ皮膜の物性との関係が良好となる。また、更には本
発明の印刷インキ用樹脂は、従来から印刷インキに用い
られているロジン変性フェノール樹脂,アルキッド樹
脂,石油樹脂等との併用あるいは一部の石油樹脂変性,
アクリル変性,ウレタン変性等による変性も可能であ
る。
【0013】本発明に使用の芳香族成分を1重量%に減
じた印刷インキ用溶剤のアニリン点は65〜95℃が好
ましい。もしアニリン点が95℃より高い溶剤を利用す
れば、インキ組成中の使用樹脂との溶解性に乏しく、イ
ンキの流動性が不十分であり、その結果被印刷体へのレ
ベリングが乏しく光沢のない印刷物しか得られない。ま
た65℃より低いアニリン点の溶剤を利用したインキは
乾燥時のインキ被膜からの溶剤の離脱性が悪く乾燥劣化
を起こしてしまう。 本発明の印刷インキは、 顔料 10〜25(重量%) 変性ロジンフェノール樹脂 20〜25 アルキッド樹脂 0〜5 乾性油 0〜25 印刷インキ用溶剤 10〜40 乾燥促進剤 0〜3 その他の添加剤 0〜10 からなる。顔料としては公知の一般的なもの、例えばベ
ンジジンエロー,レーキレッドC,カーミン6B,フタ
ロシアニンブルー,カーボンブラック、必要に応じて無
機顔料や流動性調整剤としての体質顔料が使用される。
じた印刷インキ用溶剤のアニリン点は65〜95℃が好
ましい。もしアニリン点が95℃より高い溶剤を利用す
れば、インキ組成中の使用樹脂との溶解性に乏しく、イ
ンキの流動性が不十分であり、その結果被印刷体へのレ
ベリングが乏しく光沢のない印刷物しか得られない。ま
た65℃より低いアニリン点の溶剤を利用したインキは
乾燥時のインキ被膜からの溶剤の離脱性が悪く乾燥劣化
を起こしてしまう。 本発明の印刷インキは、 顔料 10〜25(重量%) 変性ロジンフェノール樹脂 20〜25 アルキッド樹脂 0〜5 乾性油 0〜25 印刷インキ用溶剤 10〜40 乾燥促進剤 0〜3 その他の添加剤 0〜10 からなる。顔料としては公知の一般的なもの、例えばベ
ンジジンエロー,レーキレッドC,カーミン6B,フタ
ロシアニンブルー,カーボンブラック、必要に応じて無
機顔料や流動性調整剤としての体質顔料が使用される。
【0014】本発明に係る樹脂を用いて印刷インキ用ワ
ニスとするには、本発明の樹脂100重量部に対して溶
剤および/または乾性油(重合油,乾性油アルキッド樹
脂等の乾性油変性体)を50〜150重量部に溶解す
る。実際の使用にあたっては、オクチル酸アルミニウ
ム,ステアリン酸アルミニウム,オクチル酸ジルコニウ
ム,アルミニウムトリイソプロポキサイド,アルミニウ
ムジプロポキサイドモノアセチルアセトナート等による
ゲル化剤を利用してゲルワニスとする。必要に応じて耐
摩擦向上剤,インキドライヤー,乾燥抑制剤等のコンパ
ウンドなどの各種添加剤を添加し、適切な粘度となるよ
う調整することで枚葉オフセットインキ,オフ輪インキ
等のオフセットインキとなり、このオフセットインキは
湿し水を使用する通常の印刷インキとしても、また湿し
水を使用しないドライオグラフィ用の印刷インキとして
も使用することができる。また、新聞インキあるいは凸
版インキとしても使用できる。
ニスとするには、本発明の樹脂100重量部に対して溶
剤および/または乾性油(重合油,乾性油アルキッド樹
脂等の乾性油変性体)を50〜150重量部に溶解す
る。実際の使用にあたっては、オクチル酸アルミニウ
ム,ステアリン酸アルミニウム,オクチル酸ジルコニウ
ム,アルミニウムトリイソプロポキサイド,アルミニウ
ムジプロポキサイドモノアセチルアセトナート等による
ゲル化剤を利用してゲルワニスとする。必要に応じて耐
摩擦向上剤,インキドライヤー,乾燥抑制剤等のコンパ
ウンドなどの各種添加剤を添加し、適切な粘度となるよ
う調整することで枚葉オフセットインキ,オフ輪インキ
等のオフセットインキとなり、このオフセットインキは
湿し水を使用する通常の印刷インキとしても、また湿し
水を使用しないドライオグラフィ用の印刷インキとして
も使用することができる。また、新聞インキあるいは凸
版インキとしても使用できる。
【0015】
【実施例】次に具体例により本発明を説明する。例中
「部」とは重量部、「%」とは「重量%」を示す。以下
具体例により示す。 製造例1(レゾール型フェノール樹脂の合成) 攪拌機,還流冷却器,温度計付4つ口フラスコにp−オ
クチルフェノール336部、p−ホルムアルデヒド18
4部、キシレン403部を仕込み、N2 ガスを吹き込み
ながら加熱攪拌し、65℃で水酸カルシウム7部を水7
0部に分散させて、その分散液を添加し95℃に昇温
し、同温度で8時間反応させる。その後、冷却し、塩酸
で中和、水洗する。このレゾール型フェノール樹脂をフ
ェノール液1とする。このフェノールの固型分(100
℃熱風オーブン中で溶剤を蒸発させる)は52%であっ
た。以下別表1の通り反応させる。
「部」とは重量部、「%」とは「重量%」を示す。以下
具体例により示す。 製造例1(レゾール型フェノール樹脂の合成) 攪拌機,還流冷却器,温度計付4つ口フラスコにp−オ
クチルフェノール336部、p−ホルムアルデヒド18
4部、キシレン403部を仕込み、N2 ガスを吹き込み
ながら加熱攪拌し、65℃で水酸カルシウム7部を水7
0部に分散させて、その分散液を添加し95℃に昇温
し、同温度で8時間反応させる。その後、冷却し、塩酸
で中和、水洗する。このレゾール型フェノール樹脂をフ
ェノール液1とする。このフェノールの固型分(100
℃熱風オーブン中で溶剤を蒸発させる)は52%であっ
た。以下別表1の通り反応させる。
【0016】製造例2 攪拌機,還流冷却器,温度計付4つ口フラスコに表1の
ロジン及び乾性油を入れ、加熱溶解し、その後昇温し、
260℃でフェノール液の仕込み約半量を滴下しながら
仕込み、1〜3時間反応させ、さらに残りの半量と少量
の水に溶解したp−トルエンスルホン酸を分散させた液
を滴下しながら仕込み酸価の低下が止まるまで反応させ
る。その後エポキシ化合物を仕込み酸価の低下が止まる
まで反応させ、その後くみ出す。以下別表2の通り反応
させる。
ロジン及び乾性油を入れ、加熱溶解し、その後昇温し、
260℃でフェノール液の仕込み約半量を滴下しながら
仕込み、1〜3時間反応させ、さらに残りの半量と少量
の水に溶解したp−トルエンスルホン酸を分散させた液
を滴下しながら仕込み酸価の低下が止まるまで反応させ
る。その後エポキシ化合物を仕込み酸価の低下が止まる
まで反応させ、その後くみ出す。以下別表2の通り反応
させる。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】上記樹脂を溶剤,アマニ油に180℃で溶
解させ、160℃に温度を下げ、ALCH0.8%を添
加し、1時間攪拌しワニスを得た。従来の印刷インキ用
溶剤と本発明の印刷インキ用溶剤の性状比較を表3に示
す。
解させ、160℃に温度を下げ、ALCH0.8%を添
加し、1時間攪拌しワニスを得た。従来の印刷インキ用
溶剤と本発明の印刷インキ用溶剤の性状比較を表3に示
す。
【0020】
【表3】
【0021】その他印刷インキ用溶剤の例でインキの流
動性が劣化するときは下記溶剤を0〜15%使用するこ
ともできる。
動性が劣化するときは下記溶剤を0〜15%使用するこ
ともできる。
【0022】
【表4】
【0023】インキ処方と性状を表5に示す。
【0024】
【表5】
【0025】インキは常法により作製した。インキ処方
を表6に示す。
を表6に示す。
【表6】
【0026】
【発明の効果】芳香族成分を1%以下に減じた印刷イン
キ用溶剤に溶解する樹脂組成物及びそれらを使用した流
動性の良好な印刷インキを作る事によりインキ適性を十
分に保持しつつ、作業現場の環境を向上し現場作業員の
健康を守ることができる。
キ用溶剤に溶解する樹脂組成物及びそれらを使用した流
動性の良好な印刷インキを作る事によりインキ適性を十
分に保持しつつ、作業現場の環境を向上し現場作業員の
健康を守ることができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 ロジン成分とフェノールホルムアルデヒ
ド付加縮合体成分とからなり、さらに、上記フェノール
ホルムアルデヒド付加縮合体成分と反応させた乾性油成
分および上記ロジン成分のカルボン酸と反応させたエポ
キシ化合物成分とを有する変性ロジンフェノール樹脂。 - 【請求項2】 ロジンとフェノールホルムアルデヒド付
加縮合体と乾性油とを無触媒下で加熱し、次いで上記ロ
ジンと上記フェノールホルムアルデヒド付加縮合体とを
酸触媒下で反応せしめ、次いでエポキシ化合物を添加し
てロジン成分中のカルボン酸と反応せしめる請求項1記
載の変性ロジンフェノール樹脂の製造方法。 - 【請求項3】 ロジン成分とフェノールホルムアルデヒ
ド付加縮合体成分との割合が重量比で70/30〜30
/70であり、乾性油成分が全変性ロジンフェノール樹
脂に対し0.5〜10重量%およびエポキシ化合物が全
変性ロジンフェノール樹脂に対し0.1〜3重量%であ
る請求項1記載の変性ロジンフェノール樹脂。 - 【請求項4】 請求項1の変性ロジンフェノール樹脂と
芳香族成分を1重量%以下である印刷インキ用溶剤を含
むことを特徴とする印刷インキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32724693A JPH07179565A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 変性ロジンフェノール樹脂、その製造方法および使用 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32724693A JPH07179565A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 変性ロジンフェノール樹脂、その製造方法および使用 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07179565A true JPH07179565A (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=18196967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32724693A Pending JPH07179565A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 変性ロジンフェノール樹脂、その製造方法および使用 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07179565A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7812101B2 (en) | 2007-07-20 | 2010-10-12 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Modified epoxy resins comprising the reaction product of a biomass derived compound and an epoxy resin, and aqueous dispersions and coatings comprising such resins |
JP2010254829A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | Chubu Electric Power Co Inc | 絶縁性高分子材料組成物 |
US7868066B2 (en) | 2007-07-20 | 2011-01-11 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Aqueous dispersions and coatings comprising modified epoxy resins comprising the reaction product of rosin and a dienophile |
US8039551B2 (en) * | 2007-07-20 | 2011-10-18 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Modified epoxy resins comprising the reaction product of rosin and a linking molecule and aqueous dispersions and coatings comprising such resins |
US8057592B2 (en) | 2007-07-20 | 2011-11-15 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Cationic electrodepositable coatings comprising rosin |
CN102558955A (zh) * | 2012-01-09 | 2012-07-11 | 西安印钞有限公司 | 一种适用于非吸收性承印物的雕刻凹印油墨及其连结料 |
KR101431013B1 (ko) * | 2014-02-20 | 2014-08-19 | 주식회사 동양잉크 | 오프셋 잉크용 비히클 수지, 상기 비히클 수지의 제조방법 및 상기 비히클 수지를 포함하는 오프셋 잉크 조성물 |
CN114929778A (zh) * | 2020-01-31 | 2022-08-19 | 阪田油墨股份有限公司 | 聚酯树脂、平版印刷用油墨组合物、印刷物、及印刷物的制造方法 |
CN114989377A (zh) * | 2022-07-25 | 2022-09-02 | 杭华油墨股份有限公司 | 一种松香改性酚醛树脂及其制备方法和应用 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP32724693A patent/JPH07179565A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7812101B2 (en) | 2007-07-20 | 2010-10-12 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Modified epoxy resins comprising the reaction product of a biomass derived compound and an epoxy resin, and aqueous dispersions and coatings comprising such resins |
US7868066B2 (en) | 2007-07-20 | 2011-01-11 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Aqueous dispersions and coatings comprising modified epoxy resins comprising the reaction product of rosin and a dienophile |
US8039551B2 (en) * | 2007-07-20 | 2011-10-18 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Modified epoxy resins comprising the reaction product of rosin and a linking molecule and aqueous dispersions and coatings comprising such resins |
US8057592B2 (en) | 2007-07-20 | 2011-11-15 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Cationic electrodepositable coatings comprising rosin |
JP2010254829A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | Chubu Electric Power Co Inc | 絶縁性高分子材料組成物 |
CN102558955A (zh) * | 2012-01-09 | 2012-07-11 | 西安印钞有限公司 | 一种适用于非吸收性承印物的雕刻凹印油墨及其连结料 |
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