JPH072967A - フェノール樹脂変性したシクロペンタジエン樹脂、その製造方法およびその用途 - Google Patents

フェノール樹脂変性したシクロペンタジエン樹脂、その製造方法およびその用途

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JPH072967A
JPH072967A JP6066117A JP6611794A JPH072967A JP H072967 A JPH072967 A JP H072967A JP 6066117 A JP6066117 A JP 6066117A JP 6611794 A JP6611794 A JP 6611794A JP H072967 A JPH072967 A JP H072967A
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cyclopentadiene
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JP6066117A
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Albert Bender
アルバート・ベンダー
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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Publication date
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G16/00Condensation polymers of aldehydes or ketones with monomers not provided for in the groups C08G4/00 - C08G14/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G8/00Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only
    • C08G8/28Chemically modified polycondensates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/02Printing inks
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 天然樹脂酸とシクロペンタジエン化合物との
定量的反応および更にアルデヒドおよびフェノールとの
定量的反応によって直接的にフェノール樹脂変性シクロ
ペンタジエン樹脂を製造する。 【構成】 a)20〜80重量% のシクロペンタジエン
化合物、 b)1〜40重量% の天然樹脂酸、 c)1〜60重量% のフェノール類および d)1〜20重量% のアルデヒド類 から e)0.01〜1重量% の塩基性アルカリ金属化合物 の存在下に製造されたフェノール樹脂変性シクロペンタ
ジエン樹脂。 【効果】 この樹脂は印刷インキのバインダとして有効
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フェノール樹脂変性し
たシクロペンタジエン樹脂、それを天然樹脂酸、シクロ
ペンタジエン化合物、フェノール類およびアルデヒド類
から触媒の存在下に製造する改善された方法およびその
用途に関する。
【0002】
【従来技術】ドイツ特許第2,406,555号明細書
には、オフセット印刷の為のインキのバインダ樹脂とし
て有利に使用されそして鉱油との良好な相容性を有する
油溶性樹脂が開示されている。この樹脂は天然樹脂酸を
炭化水素樹脂およびフェノール樹脂で変性することによ
って得られる。
【0003】フェノール樹脂での変性段階では、二つの
加工法が可能である。その一つでは、フェノール樹脂を
本来の反応の前の別の段階で製造されたレゾールの状態
で炭化水素樹脂に添加する。また場合によっては、レゾ
ールを個々の成分から、即ち適当なフェノールおよびア
ルデヒド、一般にホルムアルデヒドから触媒の作用下に
炭化水素樹脂溶融物中でその場で製造することも可能で
ある。
【0004】炭化水素樹脂溶融物中でのフェノールとホ
ルムアルデヒドとの反応に使用される触媒は、マグネシ
ウム、カルシウムまたは亜鉛の塩基性化合物である。し
かしながらこれらの触媒は、天然樹脂酸とシクロペンタ
ジエン樹脂との間の反応生成物の溶融物中でのホルムア
ルデヒドとフェノール類との反応に不完全な触媒作用し
か示すことができないという重大な欠点を有している。
結果として、炭化水素樹脂酸の天然樹脂での変性−予備
段階とそれの溶融物中で形成されたフェノール/アルデ
ヒド−縮合生成物との高温で実施される本来の重縮合の
際に、添加されるが未だ未反応のアルデヒドの30重量
% までを反応混合物の他の揮発性物質と一緒に留去して
もよい。次いでこのアルデヒドは、分別蒸留によって回
収するかまたは蒸留物として燃焼させて捨てなければら
ならい。いずれの場合にも、この処置は不経済である。
過圧でさえ、例えば3〜5barの範囲でさえ、反応が
不完全である。更に、樹脂の性質にマイナスの影響を及
ぼす不溶性留分が生じる。
【0005】フェノール樹脂変性は一般に、印刷での良
好な結果にとって有利である高い溶液粘度の原因になる
分子量の増加に役立つ。しかしながらアルデヒドの損失
が多過ぎる場合には、生成物は不完全な分子量増加を示
し、このこと自体が低い溶液粘度および印刷能力の低
下、例えば悪い吸収性および不満足な乾燥性という欠点
に現れる。
【0006】工業的に実施するには、ポリマーの炭化水
素樹脂の代わりに低分子量のシクロペンタジエン化合物
を直接的に使用するのが更に有利である。それ故に、樹
脂を天然樹脂酸とシクロペンタジエン化合物との反応生
成物から製造しそして予備縮合されたフェノール樹脂で
変性することが既に提案されている(ドイツ特許出願P
42 11 721号)。しかしながらこの方法には、
フェノール樹脂を別の製造段階で製造しなければならな
いという欠点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】それ故に本発明の課題
は、天然樹脂酸とシクロペンタジエン化合物との定量的
反応および更にアルデヒド類およびフェノール類との定
量的反応によって直接的にフェノール樹脂変性シクロペ
ンタジエン樹脂を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明に従
って、塩基性アルカリ金属化合物、特にリチウム、ナト
リウムまたはカリウム、特にリチウムをレゾール形成用
触媒として用いることによって達成される。
【0009】従って本発明は、 a)20〜80重量% のシクロペンタジエン化合物、 b)1〜40重量% の天然樹脂酸、 c)1〜60重量% のフェノール類および d)1〜20重量% のアルデヒド類 から e)0.01〜1重量% の塩基性アルカリ金属化合物 の存在下に製造されるフェノール樹脂変性シクロペンタ
ジエン樹脂である。
【0010】本発明のフェノール性樹脂変性されたシク
ロペンタジエン樹脂は、25〜60重量% 、特に30〜
50重量% のシクロペンタジエン化合物、5〜30重量
% 、特に10〜25重量% の天然樹脂酸、20〜50重
量% 、好ましくは25〜35重量% のフェノール類、3
〜15重量% 、特に5〜10重量% のアルデヒド類を
0.05〜0.8重量% 、特に0.1〜0.2重量% の
塩基性アルカリ金属化合物の存在下に反応させることに
よって製造するのが有利である。
【0011】また本発明は、フェノール樹脂変性された
シクロペンタジエン樹脂の製造方法でもある。これは、
成分a)、b)、c)、d)およびe)を同時に互いに
反応させることによってワンポット反応で行うことがで
きる。しかしながら最初に成分a)とb)とを互いに反
応させそしてこの反応生成物を次に成分c)、d)およ
びe)と反応させることを提案する。
【0012】適するシクロペンタジンエン化合物a)
は、シクロペンタジエン単位、例えばシクロペンタジエ
ン、メチルシクロペンタジエン、ジシクロペンタジエン
およびポリマーのシクロペンタジエン樹脂を主要成分と
するものである。これらの樹脂は一般に、20〜180
℃、好ましくは30〜165℃の沸点を有する炭化水素
留分で構成されている。本発明の目的にとって、a)は
好ましくは液状のシクロペンタジエン化合物、例えばシ
クロペンタジエンのオリゴマー、例えばデールス・アル
ダー付加反応によって得ることができる二量体、三量体
および四量体およびこれらの化合物のアルキル誘導体ま
たはこれら化合物と例えばメチルシクロペンタジエン、
イソプレンまたはピペリレンとのコオリゴマーである。
当該原料物質は高純度である必要がない。例えばC5留
分の熱的二量体化によって生じる留分、特に濃厚な留分
が使用され、その際にC5留分はナフサおよび相応する
石油留分の熱分解での副生成物として得られる。かゝる
二量体化では、このような留分中に含まれるシクロペン
タジエンまたはメチルシクロペンタジエンがジシクロペ
ンタジエン、ジメチルジシクロペンタジエン、シクロペ
ンタジエンとメチルシクロペンタジエンとの二量体、シ
クロペンタジエンとイソプレンとの二量体、シクロペン
タジエン/ピペリレンの二量体および他の相応する二量
体物質に転化される。これらの留分は更に不飽和モノマ
ー、例えばプロピレン、ブテン、ブタジエン、ペンテ
ン、シクロペンテンまたはシクロヘキセンを含有してい
てもよい。ナフサのクラッキングで副生成物として生じ
るいわゆるC9留分も存在し得る。これらは例えばスチ
レン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、インデ
ン、メチルインデンまたはそれらの混合物より成る。
【0013】適する天然樹脂酸b)は例えばロジン、タ
ル樹脂酸、ウッド樹脂、二量体化された水素化樹脂また
は任意の源泉の重合されたロジンである。a)とb)と
の反応は好ましくは熱的に実施するが、溶剤なしでもま
たは不活性溶剤の存在下でも実施することができる。こ
の目的に適する溶剤には芳香族炭化水素、例えばベンゼ
ン、トルエン、キシレン類およびテトラヒドロナフタレ
ン、脂肪族炭化水素、例えばイソオクタン、ホワイトス
ピリットおよび100〜200℃の沸点範囲のアルキル
化ベンゼン類の混合物がある。揮発性シクロペンタジエ
ン化合物を使用する場合には、この方法は高い反応温度
なので過圧で実施するのが有利である。これは10ba
rまでが有利である。反応生成物の酸化敏感性のため
に、更に、反応条件のもとで不活性であるガスの雰囲
気、例えば窒素または二酸化炭素の雰囲気で反応を実施
するのが有利である。成分a)とb)との反応の為の反
応温度は50〜300℃、好ましくは100〜280℃
である。反応が完了した後に、得られる反応生成物は溶
剤および未反応モノマーを場合によっては留去すること
によって固体として単離することができる。このものの
軟化点は一般に40〜200℃、好ましくは120〜1
70℃である。しかしながらa)とb)との反応によて
得られる生成物を予め単離することなしに成分c)、
d)およびe)と反応させるのが簡単である。それ故に
この実施態様が有利である。
【0014】適するフェノール類c)はフェノール、置
換されたフェノール類、例えばアルキルフェノール類、
好ましくはアルキル残基中の炭素原子数1〜12のも
の、アリール−またはアルアルキルフェノール類、例え
ばm−クレゾールの如きクレゾール類、1,3,5−キ
シレノール類、イソプロピル−、p−第三ブチル−、ア
ミル−、オクチル−またはノニルフェノール、フェニル
フェノール、クミルフェノール、またジフェニロールプ
ロパンである。適するアリール−またはアルアルキルフ
ェノール類または、他の炭素環基によって置換されてい
るフェノール類には、不飽和モノマー、例えばスチレ
ン、α−メチルスチレン、α−クロロスチレン、ビニル
トルエン、シクロペンタジエンとフェノール類とを公知
の様に酸触媒を用いて付加重合反応させることによって
得られるものである。アルキル−またはアルアルキルフ
ェノール類が主成分であることが、反応混合物と脂肪族
炭化水素との所望の相容性を達成することを可能とす
る。二官能性フェノール類、即ち少なくとも1つのフェ
ノール性OH基に対してオルトおよび/またはパラの二
つの場所が自由状態にあり反応性であるフェノールであ
るが有利である。三官能性フェノール類および更に高官
能性のものは、二官能性フェノール成分、例えば特殊な
アルキルフェノール類および/またはフェノール類と不
飽和モノマーとの付加反応生成物と一緒にしか使用しな
い。ここでは少なくとも三官能性フェノール類、例えば
フェノールまたはジフェニロールプロパンがフェノール
類の総量を基準として好ましくは10重量% まで、特に
好ましくは5重量% までの割合で使用することができ
る。添加される三官能性フェノール類の割合は、特に脂
肪族炭化水素への最終生成物の溶解性を調整することを
可能とする。一方においては、三官能性フェノール類の
含有量が更に多いと、生成物の芳香族炭化水素への溶解
性を向上させるのに使用できる。
【0015】上述のアルデヒド成分d)には、例えば炭
素原子数1〜7のアルデヒド類、特にモノマーの状態の
ホルムアルデヒドまたは種々のポリマーの状態のもの、
例えばトリオキンおよびパラホルムアルデヒドがある
が、他のアルデヒド類、例えばアセトアルデヒド、ブチ
ルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、ベンズアルデヒ
ドまたはフルフラールがある。フェノールとアルデヒド
とのモル比は広い範囲で変更することができ、例えば少
なくとも1:0.9で、最高1:4であり、好ましくは
1:1〜1:3、特に好ましくは1:2.5までであ
る。出発混合物中のフェノール/アルデヒド成分の性質
および量によって最終生成物の粘度を容易に調整するこ
とができる。混合物の状態で種々のフェノールを使用す
ることもできる。一方においては、これらは場合によっ
ては、不飽和モノマー、例えば上述のものをフェノール
類に付加することによって得られる付加物の状態で反応
させることもできる。
【0016】c)とd)との反応は本発明に従って、好
ましくは50〜150℃、特に好ましくは100〜14
0℃の温度範囲内で触媒e)の存在下にa)とb)との
反応生成物の溶融物中でまたは該生成物の溶液中で実施
する。この反応は加圧下に、好ましくは1〜10ba
r、特に好ましくは1.5〜4barのもとで実施する
のが有利である。
【0017】触媒e)を使用することが必ず必要であ
る。使用する触媒e)としてはリチウム、ナトリウムお
よびカリウムの塩基性化合物、例えば水酸化物、酸化
物、炭酸塩、炭酸水素塩、蟻酸塩、酢酸塩および蓚酸塩
が有利である。
【0018】ナトリウムおよびカリウムの化合物はc)
とd)とを完全に反応させるが、樹脂の性質にマイナス
の影響を及ぼし得る不溶性留分を形成し得る。リチウム
化合物を触媒として用いることが、樹脂中に不溶性留分
が生ずることなしに、c)とd)との完全な反応を達成
させる。それ故に塩基性リチウム化合物、特に水酸化リ
チウムを用いるのが特に有利である。
【0019】レゾール形成が完了した後に、別の反応を
無加圧で実施するのが有利である。生じたレゾールと炭
化水素樹脂とを反応させる為に、高温に加熱する。その
結果反応水が留去される。反応温度はここでは一般に2
00〜300℃、好ましくは240〜270℃である。
【0020】本発明に従って変性されたシクロペンタジ
エン樹脂をもたらす反応の進行は、特徴的パラメータ
ー、特に酸価または粘度を適当な溶剤中で測定すること
によって監視する。所望の値に達するやいなや、反応を
室温に冷却することによって中止する。溶剤が反応混合
物中にある場合には、揮発させることによって例えば蒸
留によって予め除くのが有利である。しかしながら若干
の場合には、樹脂の融点および粘度を所望の通りに変更
するために、溶剤、特に脂肪族化合物の多い鉱油──例
えば240〜320℃の沸点範囲を持つもの──を少な
くとも一部分を生成物中に残すのが有利である。この場
合、液状樹脂/鉱油−ワニスを経て固体から溶液までの
何れも可能である。
【0021】本発明の方法は、溶解して透明な溶液をも
たらすフェノール樹脂変性されたシクロペンタジエン樹
脂を、天然樹脂酸と低分子量シクロペンタジエン化合
物、フェノール類およびアルデヒド類と反応させること
によって有利に製造することを可能とする。
【0022】本発明に従って製造される生成物は高い融
点の樹脂である。この生成物は120〜225℃、特に
好ましくは135〜200℃の融点範囲を有している。
これらは240〜270℃の沸点範囲および72℃のア
ニリン点を持つ鉱油と、特に樹脂と油との少なくとも
1:3〜1:10の重量比の相容性がある。それ故に本
発明に従って得られる本発明の特に高融点の生成物を反
応の後に、例えば脂肪族化合物の多い鉱油で希釈しそし
てそれによって低下した融点および粘度を得た後に希釈
することが可能である。
【0023】本発明は更に本発明のフェノール樹脂変性
シクロペンタジエン樹脂をバインダとして使用すること
に関する。脂肪族鉱油に生成物を溶解した溶液は、被覆
剤、特に塗料および印刷インキのためのワニスとして使
用することもできる。この目的のために、このものはア
ルキッド樹脂、乾燥剤、例えばコバルト、亜鉛、マンガ
ン、鉛またはこれら類似物のナフテナート類またはオク
テナート類、および顔料を用いて容易に加工でき、更に
一般に1重量% までのキレート形成性金属化合物、例え
ばチタナートまたはアルミニウム−アルコキシド類に
て、シート−オフセット印刷およびオフセット輪転印刷
のための印刷インキ用バインダが得られる。キレート形
成剤はある程、ゲル形成を助けそしてその結果迅速な乾
燥および紙上の良好な状態に貢献する。
【0024】本発明を以下の実施例によって更に詳細に
説明する。しかしこれらに本発明は制限されない。
【0025】
【実施例】比較例1 ドイツ特許出願P42 11 721の実施例2に従う
製造処方により酸化マグネシウムの存在下に樹脂を製造
する。
【0026】300g のロジンを3リットルの耐圧装置
中で260℃に加熱する。これの中に、75% のシクロ
ペンタジエン単位を含有するジシクロペンタジエン70
0gを2時間に亘って配量供給しそしてこの混合物を攪
拌しながら更に5時間この温度に維持する。その際に圧
力が最初に9bar上昇し、5barに低下する。次い
で溶融物を110℃に冷却する。次いで627g のノニ
ルフェノール、172g のパラホルムアルデヒドおよび
2g の酸化マグネシウムをこの冷却された溶融物に加え
る。次にこの装置を閉じて気密としそして4時間150
℃に加熱し、4barまでの圧力が生じる。次いで容器
を圧力開放して大気圧とし、窒素を通しそして260℃
に加熱する。260℃で25時間後に、反応を中止す
る。155℃の融点を有する脆弱な固体樹脂1422g
(理論値の79% )が得られる。芳香族化合物が少なく
240〜270℃の沸点範囲および72℃のアニリン点
を有する鉱油に溶解した40重量% 濃度溶液は5dP
a.sの粘度を有している。この溶液は濁っており、そ
れ故に不溶性物質を含んでいる。
【0027】実施例1 当量の水酸化リチウムの存在下に比較例1と同様に樹脂
を製造する。操作は比較例1に記載した通りであるが、
酸化マグネシウムを1.2g の水酸化リチウムに交換す
る。260℃で16時間の反応時間の後に、165℃の
融点を持つ脆弱な固体樹脂1550g (理論値の86%
)が得られる。芳香族化合物が少なく240〜270
℃の沸点範囲および72℃のアニリン点を有する鉱油に
溶解した40重量% 濃度溶液は80dPa.sの粘度を
有している。この溶液は透明であり、不溶性物質を含ん
でいない。樹脂と鉱油との相容性は1:10より良好で
ある。
【0028】比較例2 当量の酸化カルシウムの存在下に比較例1と同様に樹脂
を製造する。比較例1の反応を触媒としての酸化カルシ
ウム2.8g を用いて実施する。155℃の融点を持つ
脆弱な固体樹脂1410g (理論値の78% )が得られ
る。芳香族化合物が少なく240〜270℃の沸点範囲
および72℃のアニリン点を有する鉱油に溶解した40
重量% 濃度溶液は5dPa.sの粘度を有している。こ
の溶液は濁っており、それ故に不溶性物質を含んでい
る。
【0029】比較例3 当量の酸化亜鉛の存在下に比較例1と同様に樹脂を製造
する。比較例1の反応を酸化亜鉛4g を用いて実施す
る。155℃の融点を持つ脆弱な固体樹脂1410g
(理論値の78% )が得られる。芳香族化合物が少なく
240〜270℃の沸点範囲および72℃のアニリン点
を有する鉱油に溶解した40重量% 濃度溶液は5dP
a.sの粘度を有している。この溶液は濁っており、そ
れ故に不溶性物質を含んでいる。
【0030】比較例4 ドイツ特許第24 06 555号明細書の実施例3b
に従う製造処方により酸化マグネシウムの存在下に樹脂
を製造する。
【0031】600g のポルツグエス(Portugu
ese)ロジンおよび1200g のシクロペンタジエン
樹脂(沃素価197、融点75℃)を溶融し、600g
のp−第三ブチルフェノールおよび100g のキシレ
ン、2g の酸化マグネシウムおよび260g のパラホル
ムアルデヒドを添加しそしてこの混合物を還流下に4時
間縮合反応させる。次にこの混合物を水分離器にて1時
間に200℃に加熱しそして250℃に4時間維持す
る。
【0032】次に容器を、不所望の揮発成分を除くため
に50mbarに減圧し、そして窒素を用いて圧力を大
気圧にしそして反応を冷却によって終了する。収量は2
370g (理論値の89% )であり、融点は185℃で
あり、240〜270℃の沸点範囲および72℃のアニ
リン点を有する鉱油に溶解した40重量% 濃度溶液の粘
度は40dPa.sである。この溶液は濁っており、そ
れ故に不溶性物質を含んでいる。
【0033】実施例2 当量の水酸化リチウムの存在下に比較例4と同様に樹脂
を製造する。操作は比較例4に記載した通りであるが、
酸化マグネシウムを1.2g の水酸化リチウムに交換す
る。10時間の反応時間の後に、190℃から溶融し始
める固体樹脂2410g (理論値の91% )が得られ
る。240〜270℃の沸点範囲および72℃のアニリ
ン点を有する鉱油に溶解した40重量% 濃度溶液の粘度
は275dPa.sである。この溶液は透明であり、不
溶性物質を含んでいない。樹脂と鉱油との相容性は1:
10より良好である。
【0034】比較例5 酸化マグネシウムの存在下にノニルフェノールを用いて
樹脂を製造する。440g のポルツグエス(Portu
guese)ロジンおよび1060g のシクロペンタジ
エン樹脂(沃素価197、融点75℃)を溶融し、65
0g のノニルフェノール、4g の酸化マグネシウムおよ
び440g のパラホルムアルデヒドを添加しそしてこの
混合物を130℃の温度および1.5barの圧力で4
時間、縮合反応させる。次に圧力を大気圧にしそしてこ
の混合物を、揮発性成分を留去しながら260℃に加熱
する。16時間後に反応を混合物の冷却によって終了す
る。収量は1632g (理論値の63% )であり、融点
は125℃であり、240〜270℃の沸点範囲および
72℃のアニリン点を有する鉱油に溶解した40重量%
濃度溶液の粘度は2.5dPa.sである。この樹脂溶
液は僅かに濁っており、それ故に不溶性物質を含んでい
る。ホルムアルデヒド含有量を測定するために、留出物
をヒドロキシルアミン−塩酸水溶液と混合し、放出され
る塩酸を水酸化カリウム溶液で逆滴定しそして使用され
た量からホルムアルデヒド含有量を測定する。約110
g のホルムアルデヒドが留出物中に検出される。従っ
て、使用されたホルムアルデヒド量の25重量% が反応
混合物から逃げた。
【0035】実施例3 当量の水酸化リチウムを用いて比較例5と同様に樹脂を
製造する。440g のポルツグエス(Portugue
se)ロジンおよび1060g のシクロペンタジエン樹
脂(沃素価197、融点75℃)を溶融し、650g の
ノニルフェノール、2.8g の水酸化リチウムおよび4
40g のパラホルムアルデヒドを添加しそしてこの混合
物を130℃の温度および1.5barの圧力で4時
間、縮合反応させる。次に圧力を大気圧にしそしてこの
混合物を、揮発性成分を留去しながら260℃に加熱す
る。16時間後に反応を混合物の冷却によって終了す
る。収量は2305g (理論値の89% )であり、融点
は155℃であり、240〜270℃の沸点範囲および
72℃のアニリン点を有する鉱油に溶解した40重量%
濃度溶液の粘度は85dPa.sである。この樹脂溶液
は完全に透明であり、不溶性物質を含んでいない。樹脂
と鉱油との相容性は1:10より良好である。ホルムア
ルデヒド含有量を測定するために、留出物をヒドロキシ
ルアミン−塩酸水溶液と混合し、放出される塩酸を水酸
化カリウム溶液で逆滴定しそしてホルムアルデヒド含有
量をそれによって測定する。ホルムアルデヒド含有量は
0.1% 以下である。
【0036】実施例4 当量の水酸化ナトリウムを用いて比較例5と同様に樹脂
を製造する。440g のポルツグエス(Portugu
ese)ロジンおよび1060g のシクロペンタジエン
樹脂〔沃素価:197g (沃素)/100g (樹脂)、
融点75℃〕を溶融し、650g のノニルフェノール、
4g の水酸化ナトリウムおよび440g のパラホルムア
ルデヒドを添加しそしてこの混合物を130℃の温度お
よび1.5barの圧力で4時間、縮合反応させる。次
に圧力を大気圧にしそしてこの混合物を、揮発性成分を
留去しながら260℃に加熱する。16時間後に反応を
混合物の冷却によって終了する。収量は2310g (理
論値の90% )であり、融点は155℃であり、240
〜270℃の沸点範囲および72℃のアニリン点を有す
る鉱油に溶解した40重量% 濃度溶液の粘度は85dP
a.sである。この樹脂溶液は僅かしか濁っておらず、
それ故に不溶性物質をほとんど含有していない。ホルム
アルデヒド含有量を測定するために、留出物をヒドロキ
シルアミン−塩酸水溶液と混合し、放出される塩酸を水
酸化カリウム溶液で逆滴定しそしてホルムアルデヒド含
有量をそれによって測定する。ホルムアルデヒド含有量
は0.1% 以下である。
【0037】実施例5 水酸化リチウムの存在下に溶液状態でアルデヒドとフェ
ノールと縮合反応下に樹脂を製造する。
【0038】300g のロジンおよび300g のキシレ
ンを3リットルの耐圧容器中で260℃に加熱する。こ
の中に、75% のシクロペンタジエン単位を含有するジ
シクロペンタジエン700g を2時間に亘って配量供給
しそしてその混合物を攪拌しながら5時間に亘ってこの
温度に維持し、その間に9barに最初に上昇した圧力
が5barに低下する。次にこの樹脂溶液を110℃に
冷却する。627g のノニルフェノール、172g のパ
ラホルムアルデヒドおよび1.2g の水酸化リチウム
を、冷却されたこの溶液に添加する。装置を次に閉じて
気密状態としそして4時間、150℃に加熱し、その際
に圧力が4barまで達する。容器に窒素を通して大気
圧に圧力開放し、キシレン、水および他の揮発性成分を
留去しながら、260℃に加熱する。260℃で16時
間の反応時間の後に、165℃の融点を持つ1550g
(理論値86% )の脆弱な固体樹脂が得られる。芳香族
化合物が少ない240〜270℃の沸点範囲および72
℃のアニリン点を有する鉱油に溶解した40重量% 濃度
溶液の粘度は80dPa.sである。この樹脂溶液は透
明であり、不溶性物質を含有していない。樹脂と鉱油と
の相容性は1:10より良好である。
【0039】実施例6(使用例) 実施例1の生成物からインクAを製造しそして比較例1
の生成物からインクBを製造し、そしてこの二種を用途
試験によって比較する。以下の処方を使用した:印刷イ
ンク用樹脂35重量% 、市販のアルキッド樹脂(粘度2
00dPa.s、油長76% )13重量% 、亜麻仁油1
9重量% および280〜310℃の沸点範囲の高沸点鉱
油33重量% を含有する基本ワニスを、各ケイースにつ
いて製造する。顔料32重量% およびワニス68重量%
を含有する印刷インク用ペーストを、ブリリアンカーミ
ンL6Bを使用してそれから製造しそして三本ロールミ
ルで分散させて製造する。これを基本ワニスおよび鉱油
で希釈し、そして乾燥剤としてのマグネシウム−ナフテ
ナートをマラー(muller)中で添加して、上記ペ
ースト50重量% 、基本ワニス41重量% 、280〜3
10℃の沸点範囲の鉱油7.5重量% および乾燥剤1重
量% より成る既製インク(ready−to−prin
t ink)の製造の為に添加する。これを、プルエバ
ウ社(Pruefbau)の試験印刷装置でアート紙A
PCO II/IIに印刷しそして試験印刷物を転写されたイ
ンキの量のファンクションとして評価する。インクのタ
ックおよび吸込性を測定する。これら印刷インキの試験
結果を表に示す。
【0040】規定: タック(インクの転写量の目安):プルエバウ社(Pr
uefbau)のインコメータ(Inkomat)を用
いて測定した。
【0041】吸込性(乾燥の目安):評価は試験印刷装
置によって行う。その際に印刷直後に未印刷紙の上への
裏返し写りをもって行う。裏返しでの色の写りが少なけ
れば少ない程、乾燥が良好である。評価は視覚的に行
い、評点1が非常に良好な能力であり、評点6が非常に
悪い能力である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)20〜80重量% のシクロペンタジ
    エン化合物、 b)1〜40重量% の天然樹脂酸、 c)1〜60重量% のフェノール類および d)1〜20重量% のアルデヒド類 から e)0.01〜1重量% の塩基性アルカリ金属化合物 の存在下に製造されたフェノール樹脂変性シクロペンタ
    ジエン樹脂。
  2. 【請求項2】 0.01〜1重量% の塩基性リチウム化
    合物の存在下に製造されたフェノール樹脂変性シクロペ
    ンタジエン樹脂。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のフェノール樹脂変性シ
    クロペンタジエン樹脂の製造方法において、 a)20〜80重量% のシクロペンタジエン化合物、 b)1〜40重量% の天然樹脂酸、 c)1〜60重量% のフェノール類および d)1〜20重量% のアルデヒド類 を e)0.01〜1重量% の塩基性アルカリ金属化合物 の存在下に反応させることを特徴とする、上記方法。
  4. 【請求項4】 成分c)およびd)を、溶融物としてま
    たは溶液の状態で存在しうる、成分a)およびb)から
    の反応生成物中で塩基性のアルカリ金属化合物の存在下
    に反応させる、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 成分c)およびd)を70〜160℃の
    温度および1〜5barの圧力のもとで反応させる請求
    項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】 使用される塩基性アルカリ金属化合物が
    リチウム、ナトリウムまたはカリウムの酸化物、水酸化
    物、炭酸塩、炭酸水素塩、蟻酸塩、酢酸塩または蓚酸塩
    である、請求項3に記載の方法。
  7. 【請求項7】 使用される塩基性アルカリ金属化合物が
    塩基性リチウム化合物である、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 使用される塩基性リチウム化合物が水酸
    化リチウムである、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 請求項 1に記載のフェノール樹脂変性シ
    クロペンタジエン樹脂より成る印刷インキ用バインダ。
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EP0619331B1 (de) 1998-01-28
EP0619331A3 (de) 1995-02-22
DE59405137D1 (de) 1998-03-05
US5376719A (en) 1994-12-27
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