JPH0717805B2 - プラスチゾル組成物 - Google Patents

プラスチゾル組成物

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JPH0717805B2
JPH0717805B2 JP2227252A JP22725290A JPH0717805B2 JP H0717805 B2 JPH0717805 B2 JP H0717805B2 JP 2227252 A JP2227252 A JP 2227252A JP 22725290 A JP22725290 A JP 22725290A JP H0717805 B2 JPH0717805 B2 JP H0717805B2
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JP
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dialkylphenol
polyisocyanate
diisocyanate
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光生 古関
勝 澤栗
俊滋 松永
一 秋山
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はプラスチゾル組成物に関する。更に詳しくは塩
化ビニルプラスチゾル組成物に関する。
[従来の技術] 従来、塩化ビニルプラスチゾル組成物としては、芳香族
ジイソシアネート重合物のジアルキルフェノールブロッ
ク化物と熱解離促進剤からなる接着性付与剤を配合した
塩化ビニルプラスチゾル組成物が知られている(たとえ
ば特開平1−256555号公報)。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記の組成物は比較的低温、短時間(たとえば
120℃×20分)での加熱処理では充分な接着性が得られ
なかった。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、上記問題を解決すべく鋭意検討した結
果、比較的低温、短時間での加熱処理で金属塗装面に対
して充分な接着性が得られ、且つプラスチゾルの貯蔵安
定性に優れた塩化ビニルプラスチゾル組成物を見いだ
し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、塩化ビニル重合体もしくは共重合体
(A)、可塑剤(B)および接着性付与剤(C)を必須
成分としてなるプラスチゾル組成物において、接着性付
与剤(C)がイソシアヌレート環を有するポリイソシア
ネートのジアルキルフェノールによるブロック化物
(a)、ビューレット変性ポリイソシアネートのジアル
キルフェノールによるブロック化物(b)、イソシアネ
ート基を有するウレタンプレポリマーのジアルキルフェ
ノールによるブロック化物(c)、およびトリメチロー
ルプロパンの脂肪族もしくは脂環式ジイソシアネート完
全付加体のジアルキルフェノールによるブロック化物
(d)からなる群より選ばれるブロック化物(I)一種
または二種以上と、ダイマー酸含有率90%以上の重合脂
肪酸とポリアミン類から誘導される活性アミノ基含有モ
ノもしくはポリアミド系化合物(II)および/またはそ
の変性体とからなることを特徴とするプラスチゾル組成
物である。
本発明において、該塩化ビニル重合体もしくは共重合体
(A)としては通常用いられるものを使用することがで
きる。塩化ビニル共重合体としては、たとえば塩化ビニ
ルとこれと共重合しうる他のビニル単量体たとえば酢酸
ビニル、無水マレイン酸もしくはマレイン酸エステル、
ビニルエーテルなどとの共重合体が挙げられる。塩化ビ
ニル重合体もしくは共重合体の重合度は通常1000〜1700
である。塩化ビニル重合体もしくは共重合体の市販品と
してはカネビニルPSL−10、カネビニルPSH−10、カネビ
ニルPCH−12(以上鐘淵化学工業製)、ゼオン121および
ゼオン135J(以上日本ゼオン製)、デンカビニルPA−10
0,およびデンカビニルME−180(以上 電気化学工業
製)が挙げられる。これらは二種以上混合して使用する
こともできる。
本発明において、可塑剤(B)としては一般にこの目的
で使用されるものはすべて有効で、たとえば、ジエチル
フタレート、ジブチルフタレート、ジオクチルフタレー
ト、ジラウリルフタレート、ジステアリルフタレート、
ジイソノニルフタレートなどのフタル酸エステル、ジオ
クチルアジペートなどのアジピン酸エステル、ジオクチ
ルセバケートなどのセバチン酸エステル、トリクレジル
フオスフェートなどのリン酸エステル、2,2,4−トリメ
チル1,3−ペンタンジオールジイソブチレート、などの
エステル型可塑剤およびこれらの二種以上の混合物を挙
げることができる。これらのうち好ましいものはフタル
酸エステル、とくにジオクチルフタレートおよびジイソ
ノニルフタレートである。
本発明において、該イソシアヌレート環を有するポリイ
ソシアネートとしては有機ジイソシアネートからのイソ
シアヌレートが挙げられる。この具体例としては、脂肪
族ジイソシアネートからのイソシアヌレート[ヘキサメ
チレンジイソシアネート(HDI)、リジンジイソシアネ
ートなどからのイソシアヌレートなど]、 脂環式ジイソシアネートからのイソシアヌレート[水添
ジフェニルメタンジイソシアネート(水添MDI)、イソ
ホロンジイソシアネート(IPDI)、シクロヘキサンジイ
ソシアネート(CHDI)、水素化トリレンジイソシアネー
ト、水素化キシリレンジイソシアネートなどからのイソ
シアヌレート]、芳香族イソシアネートからのイソシア
ヌレート[トリレンジイソシアネート(TDI)、α,
α,α′,α′−テトラメチルキシリレンジイソシアネ
ート(TMXDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(M
DI)、ナフチレンジイソシアネート、キシリレンジイソ
シアネートなどからのイソシアヌレート]およびこれら
の二種以上の混合物が挙げられる。これらのうち好まし
いのは脂肪族および脂環式ジイソシアネートからのイソ
シアヌレートであり特に好ましいものはHDIおよびIPDI
からのイソシアヌレートである。イソシアヌレート環
(トリアジン環)の合成は有機ジイソシアネートに触媒
として、例えば酸化物(酸化リチウムなど)、アルコキ
シド(ナトリウムメチラートなど)、アミン(トリエチ
ルアミンなど)、カルボン酸塩(ナフテン酸カルシウム
など)、有機金属(ジブチル錫ジラウレートなど)を単
独または組み合わせて高温下(通常50〜150℃、好まし
くは60〜100℃)で反応させて得ることができる。イソ
シアヌレート環を有するポリイソシアネートは一部低分
子モノアルコールまたは低分子ポリオールで変性された
ものを使用することができる。低分子モノアルコールと
しては第1級アル、ール類(メチルアルコール、エチル
アルコール、n−ブチルアルコール、オレイルアルコー
ル、ステアリルアルコールなど)、第2級アルコール類
(イソプロピルアルコール、sec−ブチルアルコール、s
ec−アミルアルコールなど)、第3級アルコール類(t
−ブチルアルコール、t−アミルアルコールなど)、グ
リコールエーテル類(エチレングリコールモノメチルエ
ーテル、エチレングリコールモノエチルエーテルな
ど)、ハロアルコール類(エチレンクロルヒドリン、2,
2−ジフルオロエチルアルコールなど)およびこれらの
二種以上の混合物が挙げられる。これらのうち、好まし
いものは第1級アルコール類である。低分子モノアルコ
ールの分子量は通常30〜600、好ましくは30〜400であ
る。
低分子ポリオールとしてはグリコール類(エチレングリ
コール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール
など)、トリオール類(グリセリン、トリメチロールプ
ロパンなど)およびこれらの二種以上の混合物が挙げら
れる。これらのうち、好ましものはグリコール類であ
る。低分子ポリオールの水酸基当りの分子量は通常30〜
600、好ましくは30〜500、とくに好ましくは30〜300で
ある。
該イソシアヌレート環を有するポリイソシアネートのNC
O%は通常5〜30%、好ましくは8〜25%である。
本発明において、該ブロック化物(a)を構成するジア
ルキルフェノールとしては、例えば、キシレノール(ジ
メチルフェノール)、ジプロピルフェノール、ジ−t−
ブチルフェノール、ジノニルフェノールなどのアルキル
ジ置換フェノールが挙げられる。これらのうち、好まし
いものはキシレノール(ジメチルフェノール)である。
ブロック化物(a)を製造する際のジアルキルフェノー
ルの添加量は、遊離イソシアネート基に対して通常1当
量以上、2当量未満、好ましくは1.05〜1.5当量であ
る。ジアルキルフェノールを添加する場合の反応温度
は、通常、50〜150℃である。反応に際し公知のウレタ
ン重合用触媒(ジブチル錫ジラウレートなど)を添加し
て反応を促進することも可能である。
反応は通常、溶媒または可塑剤の存在下で行う。溶媒と
しては、例えば、芳香族炭化水素(トルエン、キシレ
ン、トリメチルベンゼンなど)、エステル系(酢酸エチ
ル、酢酸ブチルなど)、エーテル系(ジオキサン、セロ
ソルブアセテートなど)、ケトン系(アセトン、メチル
エチルケトンなど)およびこれらの二種以上の混合溶媒
を挙げることができる。可塑剤としては前記の可塑剤
(B)として例示したものが挙げられる。好ましい物も
同様である。
本発明において、該ビューレット変性ポリイソシアネー
トとしては、有機ジイソシアネートと水との転化反応物
が挙げられる。有機ジイソシアネートとしては前記に例
示した有機ジイソシアネートイと同等のものが挙げられ
る。これらのうち好ましいものは脂肪族ジイソシアネー
トおよび脂環式ジイソシアネートであり特に好ましいも
のはHDI、IPDIおよび水添MDIである。
本発明において、該ビューレット変性ポリイソシアネー
トは通常、有機ジイソシアネート(3モル)と水(1モ
ル)からのトリイソシアネートビューレットである。こ
れは例えば有機ジイソシアネートを水(1モル)に対し
て大過剰(3モル以上)使用してビューレット転化反応
後、有機ジイソシアネートを除去する方法により得るこ
とができる。反応は通常、強塩基(三級アミン例えばト
リエチレンジアミンなど)、有機金属化合物(錫系触媒
例えばジブチル錫ジラウレートなど)などを触媒として
50〜150℃で行う。
該ビュレット変性ポリイソシアネートは上記方法以外に
有機ジイソシアネートとジアミン化合物(エチレンジア
ミンなど)から転化反応で得ることもできる。該ビュー
レット変性ポリイソシアネートのNCO%は通常5〜35
%、好ましくは10〜30%である。
該ブロック化物(b)を構成するジアルキルフェノール
としては、前記に例示したジアルキルフェノールと同様
のものが挙げられる。好ましいものも同様である。該ブ
ロック化物(b)を製造する際のジアルキルフェノール
の添加量および反応条件は、該ブロック化物(a)の項
の記載と同様に行うことができる。反応は通常、溶媒ま
たは可塑剤の存在下で行う。溶媒は前に記載した溶媒を
使用することができる。可塑剤としては前記可塑剤
(B)として例示したものと同様のものが挙げられる。
好ましいものも同様である。
本発明において、該イソシアネート基を有するウレタン
プレポルマーを得るために使用される有機ジイソシアネ
ートとしては、[ヘキサメチレンジイソシアネート(HD
I)、リジンジイソシアネートなど]、脂環式ジイソシ
アネート[水添ジフェニルメタンジイソシアネート(水
添MDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、シク
ロヘキサンジイソシアネート(CHDI)、水素化トリレン
ジイソシアネート、水素化キシリレンジイソシアネート
など]、芳香族ジイソシアネート[トリレンジイソシア
ネート(TDI)、α,α,α′,α′−テトラメチルキ
シリレンジイソシアネート(TMXDI)、ジフェニルメタ
ンジイソシアネート(MDI)、ナフチレンジイソシアネ
ート、キシリレンジイソシアネートなど]およびこれら
の二種以上の混合物が挙げられる。これらのうち好まし
いのは脂肪族ジイソシアネートおよび脂環式ジイソシア
ネートであり特に好ましいものは、HDIおよびIPDIであ
る。
ポリオール類としては高分子ポリオールおよび必要によ
り低分子ポリオールとからなる平均官能基数2.01以上の
ポリオールが挙げられる。
高分子ポリオールとしては水酸基当りの分子量が通常30
0〜3000の高分子ポリオールが挙げられる。
上記高分子ポリオールとしてはポリエーテルポリオー
ル、ポリエステルポリオール、ポリマーポリオール、ポ
リカーボネートポリオールおよびこれらの二種以上の混
合物が挙げられる。
ポリエーテルポリオールイとしてはテトラヒドロフラン
の開環重合で得ることができるポリテトラメチレングリ
コール(PTMG)が挙げられる。ポリテトラメチレングリ
コールについては特開昭58−11518号公報に記載されて
いる。また低分子ポリオールのアルキレンオキサイド付
加物も使用できる。
低分子ポリオールとしては水酸基当りの分子量が通常30
〜500、好ましくは30〜400、とくに好ましくは30〜30
0、のジオール例えばエチレングリコール、プロピレン
グリコール、1,4−ブタンジオールおよび1,6−ヘキサン
ジオール;水酸基当りの分子量が通常30〜600、好まし
くは30〜500、とくに好ましくは30〜300、の低分子トリ
オール例えばグリセリン、トリメチロールプロパン、お
よびこれらの二種以上の混合物などが挙げられる。
アルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド、1,2−,1,3−または2,3−ブチレ
ンオキサイド、テトラヒドロフラン、スチレンオキサイ
ド、エピクロルヒドリンおよびこれらの二種以上の混合
物などが挙げられる。
ポリエステルポリオールとしては、ジカルボン酸、その
エステルもしくはハライドと低分子ポリオールとを重縮
合させることにより得られるポリエステルポリオールが
挙げられる。ジカルボン酸としては脂肪族ジカルボン酸
(アジピン酸、セバチン酸、マレイン酸、ダイマー酸な
ど)、芳香族ジカルボン酸(テレフタル酸、イソフタル
酸など)およびそれらの無水物が挙げられる。ジカルボ
ン酸のうちで好ましいものは脂肪族ジカルボン酸であ
り、とくに好ましいものはアジピン酸である。低分子ポ
リオールとしては前に記載したものが挙げられ、好まし
いものはエチレングリコールおよび1,4−ブタンジオー
ルである。またラクトン類(ε−カプロラクトンなど)
を低分子ポリオール(エチレングリコールなど)の存在
下、開環重合させて得られるポリラクトンポリオールた
とえばポリカプロラクトンジオール(PCL)も使用でき
る。
ポリマーポリオールは特開昭55−118948号公報記載のも
のが使用できる。
ポリカーボネートポリオールとしては前記低分子ポリオ
ール(2〜3価のアルコール)と炭酸ジエステル(ジメ
チルカーボネート、ジエチルカーボネートなど)との反
応により得られるものが挙げられる。
高分子ポリオールのうち、好ましいものはポリテトラメ
チレングリコールおよびポリエステルポリオール(とく
にポリエチレンアジペートジオールおよびポリカプロラ
クトンポリオール)である。
低分子ポリオールとしてはポリエーテルポリオールの項
で記載したもの、それらのアルキレンオキシドの低モル
付加物(低分子量の物)およびこれらの二種以上の混合
物が挙げられる。これらのうち好ましいものはエチレン
グリコールおよびトリメチロールプロパン、である。
平均官能基数2.01以上のポリオールの例としては(イ)
水酸基当りの分子量が300〜3000の二官能高分子ポリオ
ールおよび水酸基当りの分子量が30〜300の低分子トリ
オールからなるポリオールおよび(ロ)水酸基当りの分
子量が300〜2500の三官能高分子ポリオールおよび水酸
基当りの分子量が30〜300の低分子ジオールからなるポ
リオールが挙げられる。
イソシアネート基を有するウレタンプレポリマーのジア
ルキルフェノール化物(c)を構成するウレタンプレポ
リマーにおいて、有機ジイソシアネートとポリオール類
のNCO/OH当量比は通常1.3〜3.0、好ましくは1.5〜2.2で
ある。プレポリマー生成反応を行うに際し、反応を促進
させるために公知の重合用触媒例えばジブチルスズジラ
ウレート、第一スズオクトエート、スタナスオクトエー
トなどの有機金属化合物、トリエチレンジアミン、トリ
エチルアミン、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデセ
ン−7などの第三級アミン系化合物を使用することも可
能である。
反応は通常、溶媒または可塑剤の存在下でおこなう。溶
媒は前に記載した溶媒を使用することができる。可塑剤
としては前記可塑剤(B)として例示したものと同様の
ものが挙げられる。好ましいものも同様である。
反応温度は通常40〜140℃、好ましくは60〜120℃であ
る。反応時間は通常3〜10時間、好ましくは4〜8時間
である。
得られたウレタンプレポリマーの分子量は通常500〜100
00、好ましくは700〜8000である。分子量が500未満の場
合は樹脂が硬くてもろくなるためプラスチゾルの焼成物
の物理的性質に好ましくない影響を与え、10000を越え
た場合は良好な接着性が得難い。また、このプレポリマ
ーのNCO%は通常1〜20%、好ましくは2〜15%であ
る。
ブロック化剤としてのジアルキルフェノールは前に記載
したジアルキルフェノールと同様なものが挙げられる。
好ましいものも同様である。
ブロック化剤は上記反応の任意の段階で添加し反応さ
せ、イソシアネート基を有するウレタンプレポリマーの
ジアルキルフェノール化物(c)を得ることができる。
添加方法としては所定の重合終了時に添加するか、或
は、重合初期に添加するかまたは重合初期に一部添加
し、重合終了時に残部を添加するなどの方法が可能であ
る。好ましくは、重合終了時に添加する方法である。
その添加量は、重合終了時に添加する場合は、NCOプレ
ポリマーの遊離イソシヤネート基に対して通常1当量以
上、2当量未満、好ましくは1.05〜1.5当量である。ま
たブロック化剤を途中で加える場合、原料ジイソシアネ
ートのNCOの当量からポリオール類の当量を引いたもの
とブロック化剤をほぼ当量使用するのが好ましい。
ブロック化剤を添加する場合の反応温度は、通常、50〜
150℃である。反応に際し公知のウレタン重合用触媒を
添加して反応を促進することも可能である。
本発明において、該トリメチロールプロパンの脂肪族も
しくは脂環式ジイソシアネート完全付加体としては、例
えばトリメチロールプロパンのヘキサメチレンジイソシ
アネート完全付加体、トリメチロールプロパンのイソホ
ロンジイソシアネート完全付加体などが挙げられる。通
常エステル系溶剤(酢酸エチル、酢酸ブチルなど)で希
釈されたものを使用する。該トリメチロールプロパンの
脂肪族もしくは脂環式ジイソシアネート完全付加体のNC
O%は通常8〜30、好ましくは10〜25である。
該トリメチロールプロパンの脂肪族もしくは脂環式ジイ
ソシアネート完全付加体は、一部低分子モノアルコール
または低分子ポリオールで変性されたものを使用するこ
とができる。低分子モノアルコールとしては、イソシア
ヌレート環を有するポリイソシアネートの項に記載した
低分子モノアルコールと同様のものが挙げられる。好ま
しいものも同様である。低分子ポリオールとしては、イ
ソシアヌレート環を有するポリイソシアネートの項に記
載した低分子ポリオールと同様のものが挙げられる。好
ましいものも同様である。
トリメチロールプロパンの脂肪族もしくは脂環式ジイソ
シアネート完全付加体のジアルキルフェノールによるブ
ロック化物(d)を得るために使用するブロック化剤と
してのジアルキルフェノールは、前に記載したジアルキ
ルフェノールと同様のものが挙げられる。好ましいもの
も同様である。
ブロック化剤の添加量および反応条件は、イソシアヌレ
ート環を有するポリイソシアネートのブロック化剤の項
の記載と同様に行うことができる。
反応は通常、溶媒または可塑剤の存在下でおこなう。溶
媒は前に記載した溶媒を使用することができる。可塑剤
としては前記可塑剤(B)として例示したものと同様の
ものが挙げられる。好ましいものも同様である。
本発明における接着性付与剤(C)のもう一方の必須成
分である該活性アミノ基含有モノもしくはポリアミド系
化合物(II)としては、エポキシ樹脂硬化剤として公知
であり、ダイマー酸含有率90%以上の重合脂肪酸とポリ
アミン類とを反応させて得られるモノアミド系化合物お
よびポリアミド系化合物(ポリアミド樹脂)が挙げられ
る。
該モノもしくはポリアミド系化合物のアミン価は通常90
以上、好ましくは100〜450、とくに好ましくは150〜400
である。アミン価が90未満のものは一般に高分子量であ
るため、プラスチゾルに対する相溶性が低下する。モノ
もしくはポリアミド系化合物の分子量は通常200〜500
0、好ましくは500〜4000である。この化合物は特開昭55
−118948号公報に記載されておりこのものを使用するこ
とができる。
該モノもしくはポリアミド系化合物にはその部分変性体
例えば分子中にイミダゾリン環を含むもの、またはモノ
もしくはポリアミド系化合物を電子吸引基を有するビニ
ル化合物(アクリルニトリル、アクリル酸エポキシな
ど)などの化合物で変性した活性アミノ基を有する変性
化合物およびケトン化合物(メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトンなど)との変性化合物であるケチミ
ンも含む。
また該モノもしくはポリアミド系化合物中には遊離のポ
リアミン類を含んでもよい。このポリアミン類としては
脂肪族ポリアミン[アルキレン(C2〜C4)ジアミン(エ
チレンジアミン、プロピレンジアミンなど)]、ポリア
ルキレンポリアミン(ジエチレントリアミン、ジプロピ
レントリアミン、トリエチレンテトラミンなど)、芳香
族ポリアミン(フェニレンジアミン、トリレンジアミ
ン、キシリレンジアミンなど)、脂環式ポリアミン(シ
クロヘキシレンジアミン、イソホロンジアミン、ジアミ
ノジシクロヘキシルメタン、ジメチルジアミノジシクロ
ヘキシルメタンなど)、複素環式ポリアミン[ピペラジ
ン、アミノアルキル置換ピペラジン(アミノエチルピペ
ラジンなど)など]およびこれらの二種以上の混合物が
挙げられる。ポリアミン類については特開昭54−122395
号公報および特開昭54−101899号公報でポリアミン類と
して記載されているものが挙げられる。ポリアミンのう
ちで好ましいのはポリアルキレンポリアミンである。
本発明の組成物には上記(A)、(B)および(C)成
分の他に種々の他の添加剤たとえば充填剤や安定剤を配
合できる。充填剤としては無機系充填剤(炭酸カルシウ
ム、タルク、ケイ藻土、カオリンなど)および有機系充
填剤(セルロース粉、粉末ゴム、再生ゴムなど)が挙げ
られる。また安定剤としては金属石けん類(ステアリン
酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウムなど)、無機
酸塩類(二塩基性亜リン酸塩、二塩基硫酸塩など)およ
び有機金属化合物(ジブチルスズジラウレート、ジブチ
ルスズマレートなど)が挙げられる。また、顔料などの
着色剤も任意に添加できる。
本発明のプラスチゾル組成物において、各成分の含有量
はとくに制限されないが処方の一例を示せば下記のとお
りである。(%は重量%である) 通常 好ましくは 塩化ビニル重 10〜50% (20〜40%) 合体もしくは 共重合体(A) 可塑剤 (B) 10〜50% (20〜40%) 接着性付与剤(C) 0.5〜20% ( 1〜10%) 添加剤 0〜70% ( 0〜60%) 添加剤として充填剤を使用する場合には、通常10〜70%
(好ましくは20〜60%)、また安定剤を使用する場合に
は通常0〜3%(好ましくは0.1〜2%)である。
本発明のプラスチゾル組成物は、通常用いられている分
散混練機を用いて製造することができる。
本発明のプラスチゾル組成物は各種金属素地面および金
属(とくに鋼材)面に施された各種下塗り塗装面に適用
できるが、とくにカチオン型電着塗装面およびアクリル
樹脂塗装面に有利に適用できる。カチオン型電着塗装と
しては、通常の該電着塗装たとえばポリアミン樹脂(分
子中にアミノ基を有するエポキシ樹脂など)をフイルム
形成成分とし、これを低級有機酸などで中和せしめて水
溶液または水分散体液としたものを塗料(陽イオンとし
て存在)とし、被塗物(金属)を陰極として直流通電に
よって被塗物の表面に塗料を析出せしめる塗装方法が挙
げられる。
アクリル樹脂塗装に使用されるアクリル樹脂塗料として
は熱可塑タイプのものおよび熱硬化タイプのものが挙げ
られる。熱可塑タイプのものはアクリル(コ)ポリマー
を繊維素誘導体(ニトロセルロース、セルロースアセテ
ートブチレートなど)、可塑剤などと併用して主に常温
乾燥用に使用される。熱硬化タイプのものはアクリル
(コ)ポリマー中に官能基をもちそのものの単独または
架橋剤との反応で加熱することで三次元網状構造を形成
するものである。塗装方法としては、ハケ塗り、スプレ
ー塗装、静電塗装、フローコート、浸漬塗り、粉体塗
装、ローラーコートなどが挙げられる。
本発明のプラスチゾル組成物の上記塗装面に対する塗布
量は、通常500〜3000g/m2であり塗布膜厚は通常0.2〜2m
mである。
塗装方法としてはハケ塗り、ローラーコート、エアレス
スプレー塗装などが挙げられる。
また塗布後熱処理が行われるが、その場合の温度は通常
120〜140℃、時間は通常20〜40分である。
[実施例] 以下本発明を製造例、および比較例によりさらに説明す
るが、本発明はこれにより限定されるものではない。以
下において、部または%とあるのは重量を基準としたも
のである。
製造例1 (1)イソシアヌレート環を有するポリイソシアネート
のジアルキルフェノールブロック化物(a)の製造 撹拌機、温度計および窒素導入管を付した1L容積の4つ
口コルベルに、ヘキサメチレンジイソシアネートからの
イソシアヌレート(旭化成工業製、商品名:デュラネー
トTPA−100 NCO%=23.4)393部、n−ブチルアルコー
ル16部、キシレノール241部およびジオクチルフタレー
ト(DOP)350部を仕込み、窒素気流下70℃で3時間反応
させた後、赤外吸収スペクトルによりイソシアネート基
の吸収(2250cm-1)が完全に消滅していることを確認
し、常温で低粘度液状のイソシアヌレート環を有するポ
リイソシアネートのジアルキルフェノールブロック化物
(a)を得た。
(2)ポリアミド系化合物(II)の製造。
撹拌機、温度計、冷却器および窒素導入管を付帯した1L
容積の4つ口コルベンに重合脂肪酸(ヘンケル白水製、
バーサダイム288)500部、アジピン酸15部、を仕込み窒
素気流下90℃まで加熱した後、テトラエチレンペンタミ
ン250部を加えて200〜250℃で縮合反応を行い、アミン
価300のポリアミド系化合物(II)を得た。
(3)プラスチゾル組成物の製造。
カネビニルPSL−10(鐘淵化学工業製ストレートレジ
ン)70部、カネビニルPCH−12(鐘淵化学工業製共重合
レジン)30部、ジオクチルフタレート(DOP)110部、NC
C−110(日本粉化工業製、炭酸カルシウム)150部、二
塩基性亜リン酸鉛3部、上記イソシアヌレート環を有す
るポリイソシアネートのジアルキルフェノールブロック
化物(a)7.3部およびポリアミド系化合物(II)(ア
ミン価300)3.6部とを均一に混練脱泡し本発明のプラス
チゾル組成物を得た。
(4)ブラスチゾル組成物の特性 該プラスチゾルの初期粘度は350(PS/25℃)であり45℃
で10日間貯蔵後の粘度は450(PS/25℃)であった。カチ
オン型電着塗装を施した鋼板に該プラスチゾル組成物を
塗布厚さが0.5mmになるように塗布し、120℃で20分間加
熱処理を行ったところ、弾性に富み密着性の極めて良好
な塗膜が得られた。さらにこのものを40℃温水中に10日
間浸漬したあとの密着性はほとんど変化しなかった。
製造例2 (1)ビューレット変性ポリイソシアネートのジアルキ
ルフェノールによるブロック化物(b)の製造 製造例1−(1)と同様の反応装置に、ヘキサメチレン
ジイソシアネートからのビューレット変性体(旭化成工
業製、商品名:デュラネート24A−100 NCO%=23.3)3
94部、n−ブチルアルコール16部、キシレノール240部
およびジオクチルフタレート(DOP)350部を仕込み、窒
素気流下70℃で3時間反応させた後、赤外吸収スペクト
ルによりイソシアネート基の吸収(2250cm−1)が完全
に消滅していることを確認し、常温で低粘度液状のビュ
ーレット変性ポリイソシアネートのジアルキルフェノー
ルによるブロック化物(b)を得た。
(2)製造例1−(3)のイソシアヌレート環を有する
ポリイソシアネートのジアルキルフェノールブロック化
物(a)7.3部の代わりにビューレット変性ポリイソシ
アネートのジアルキルフェノールによるブロック化物
(b)7.3部を使用する以外は製造例1−(3)と同様
に行って本発明のプラスチゾル組成物を得た。
製造例3 (1)イソシアネート基を有するウレタンプレポリマー
のジアルキルフェノールによるブロック化物(c)の製
造 製造例1−(1)と同様の反応装置に、ポリエーテルポ
リオール(分子量1000)228部、トリメチロールプロパ
ン31部、ジオクチルフタレート(DOP)341部およびイソ
ホロンジイソシアネート251部を仕込み、窒素気流下90
℃で6時間反応を行い、遊離イソシアネート基含量5.6
重量%のウレタンプレポリマーを得た。これにキシレレ
ール149部を仕込み、窒素気流下70℃で3時間反応させ
た後、赤外吸収スペクトルによりイソシアネート基の吸
収(2250cm−1)が完全に消滅していることを確認し、
常温で低粘度液状のイソシアネート基を有するウレタン
プレポリマーのジアルキルフェノールによるブロック化
物(c)を得た。
(2)製造例1−(3)のイソシアヌレート環を有する
ポリイソシアネートのジアルキルフェノールブロック化
物(a)7.3部の代わりにイソシアヌレート環を有する
ポリイソシアネートのジアルキルフェノールブロック化
物(a)3.6部、ウレタンプレポリマーのジアルキルフ
ェノールによるブロック化物(c)3.6部を使用する以
外は製造例1−(3)と同様に行って本発明のプラスチ
ゾル組成物を得た。
製造例4 (1)トリメチロールプロパンの脂肪族もしくは脂環式
ジイソシアネート完全付加体のジアルキルフェノールに
よるブロック化物(d)の製造 製造例1−(1)と同様の反応装置に、トリメチロール
プロパンのヘキサメチレンジイソシアネート完全付加体
(日本ポリウレタン工業製、商品名:コロネートHL NC
O%=18.0)433部、n−ブチルアルコール14部、キシレ
ノール204部およびジオクチルフタレート(DOP)349部
を仕込み、窒素気流下70℃で3時間反応させた後、赤外
吸収スペクトルによりイソシアネート基の吸収(2250cm
−1)が完全に消滅していることを確認し、常温で低粘
度液状のトリメチロールプロパンの脂肪族もしくは脂環
式ジイソシアネート完全付加体のジアルキルフェノール
によるブロック化物(d)を得た。
(2)製造例1−(3)のイソシアヌレート環を有する
ポリイソシアネートのジアルキルフェノールブロック化
物(a)7.3部の代わりにトリメチロールプロパンの脂
肪族もしくは脂環式ジイソシアネート完全付加体のジア
ルキルフェノールによるブロック化物(d)7.3部を使
用する以外は製造例1−(3)と同様に行って本発明の
プラスチゾル組成物を得た。製造例1〜4で得られた組
成物の特性を表−1に記載した。
製造比較例1 実施例1−(3)において活性アミノ基含有モノもしく
はポリアミド系化合物(II)7.3部の代わりに重合脂肪
酸と一塩基酸より誘導されたポリアミド系化合物(f)
(アミン価285)7.3部を使用する以外は製造例1−
(3)と同様に行ってプラスチゾル組成物を得た。
製造比較例2 (1)製造例1−(1)と同様の反応装置に、トリメチ
ロールプロパンのトリレンジイソシアネート完全付加体
(日本ポリウレタン工業製、商品名:コロネートL NC
O%=13)539部、n−ブチルアルコール12部、キシレノ
ール183部、酢酸エチル265部およびジブチル錫ジラウレ
ート1部を仕込み、窒素気流下70℃で5時間反応させた
後、赤外吸収スペクトルによりイソシアネート基の吸収
(2250cm−1)が完全に消滅していることを確認し、常
温で低粘度液状のトリメチロールプロパンのトリレンジ
イソシアネート完全付のジアルキルフェノールによるブ
ロック化物(g)を得た。
(2)製造例1−(3)のイソシアヌレート環を有する
ポリイソシアネートのジアルキルフェノールブロック化
物(a)7.3部の代わりにトリメチロールプロパンのト
リレンジイソシアネート完全付のジアルキルフェノール
によるブロック化物(g)7.3部を使用する以外は製造
例1−(3)と同様に行ってプラスチゾル組成物を得
た。
製造例1〜4および製造比較例1〜2で得られた組成物
の特性を表−1に記載した。
[発明の効果] 本発明の塩化ビニルプラスチゾル組成物は、電着塗膜に
対する接着性が優れたもので、焼付け温度を従来のもの
より10〜20℃程度低下させることが可能である。そのた
め、これら防錆剤施工の際の熱エネルギーが大幅に削減
されるため工業的メリットは非常に大きい。本発明の塩
化ビニルプラスチゾル組成物は多くの下地たとえばカチ
オン電着塗装面のみならずアクリル塗装面に対しても比
較的低温の加熱処理で強固に接着するという効果を奏す
る。上記効果に加えて貯蔵安定性が優れ、例えば45℃×
10日という過酷な条件下でもかなり安定であり、粘度上
昇が少ない効果も有する。
本発明の塩化ビニルプラスチゾル組成物は接着剤、シー
ラント、塗料などとして各種工業用途に応用できるが、
自動車工業とくに下塗りにカチオン型電着塗装が施され
た自動車車体のボデーシーラー、アンダーコート用塗料
としてとくに優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 75/04 NGG // C09D 127/06 PEF C09J 127/06 JCP (56)参考文献 特開 平2−145640(JP,A) 特開 平2−6548(JP,A) 特開 昭63−251445(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩化ビニル重合体もしくは共重合体
    (A)、可塑剤(B)および接着性付与剤(C)を必須
    成分としてなるプラスチゾル組成物において、接着性付
    与剤(C)がイソシアヌレート環を有するポリイソシア
    ネートのジアルキルフェノールによるブロック化物
    (a)、ビューレット変性ポリイソシアネートのジアル
    キルフェノールによるブロック化物(b)、イソシアネ
    ート基を有するウレタンプレポリマーのジアルキルフェ
    ノールによるブロック化物(c)、およびトリメチロー
    ルプロパンの脂肪族もしくは脂環式ジイソシアネート完
    全付加体のジアルキルフェノールによるブロック化物
    (d)からなる群より選ばれるブロック化物(I)一種
    または二種以上と、ダイマー酸含有率90%以上の重合脂
    肪酸とポリアミン類から誘導される活性アミノ基含有モ
    ノもしくはポリアミド系化合物(II)とからなることを
    特徴とするプラスチゾル組成物。
  2. 【請求項2】イソシアヌレート環を有するポリイソシア
    ネート、ビューレット変性ポリイソシアネートおよびイ
    ソシアネート基を有するウレタンプレポリマー各々が、
    脂肪族または脂環式ジイソシアネートから誘導されたも
    のである請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】イソシアヌレート環を有するポリイソシア
    ネート、ビューレット変性ポリイソシアネート、および
    トリメチロールプロパンの脂肪族もしくは脂環式ジイソ
    シアネート完全付加体各々が一部低分子モノアルコール
    および/または低分子ポリオールで変性されたものであ
    る請求項1または2記載の組成物。
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