JPH07177320A - 読取装置及び該装置を有する情報処理装置 - Google Patents

読取装置及び該装置を有する情報処理装置

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JPH07177320A
JPH07177320A JP5317771A JP31777193A JPH07177320A JP H07177320 A JPH07177320 A JP H07177320A JP 5317771 A JP5317771 A JP 5317771A JP 31777193 A JP31777193 A JP 31777193A JP H07177320 A JPH07177320 A JP H07177320A
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JP5317771A
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Naohiro Iwata
直宏 岩田
Minoru Yokoyama
実 横山
Hideyuki Terajima
英之 寺嶋
Hirotsugu Nakano
裕嗣 中野
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Original Assignee
Canon Inc
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Priority to DE69416967T priority patent/DE69416967T2/de
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 白基準を汚れにくくし、読取の補正を常に適
確に行う。 【構成】 原稿搬送ローラ9と白色部材22に対してイ
メージセンサ8を相対的に移動可能とし、読取補正のた
めのプリスキャン時にイメージセンサ8が白色部材22
と対向するようにし、原稿読取時にイメージセンサ8を
原稿搬送ローラ9と対向するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は読取装置及び該装置を有
する情報処理装置に関し、更に詳しくは原稿読取面に密
着(接触を含む)させた状態で読取りに係る原稿を相対
的に移動させつつ情報を読取る入力部としての読取装置
を有するファクシミリ、イメージリーダ、ディジタル複
写機、電子黒板等の情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ、イメージリーダ等
の情報処理装置の小型化、高性能化のために、読取装置
の光電変換装置として等倍光学系で使用できるあるいは
特別な光学系なしに使用できる長尺ラインセンサが実用
化されている。特に、装置の小型化、低コスト化のため
に等倍ファイバーレンズアレイを用いずに、ガラス等の
透明スペーサを介して、光電変換装置が原稿からの情報
を担った反射光を直接検知する読取装置や該装置を有す
る情報処理装置が実用化されている。
【0003】尚、以下、光学系を介さずに情報を読み取
るタイプの光学変換装置を特に完全密着型イメージセン
サと称する。
【0004】従来の完全密着型イメージセンサを用いた
読取装置の読取部分の一例の模式的拡大図を図18に示
す。完全密着型イメージセンサ101はLEDなどの光
源102より原稿103に光を照射し、画情報読取部1
04に対応した位置の原稿面で反射した反射光が光電変
換素子105を照射し原稿103の画情報が電気信号と
して図示されていない制御部へ送られるという構成にな
っている。ここで完全密着型イメージセンサ101は画
情報読取部104で反射した反射光が光電変換素子10
5を照射する際にレンズなどの集光装置を持っていない
ため、被写界深度が50〜80μm程度しかない。この
ために画情報読取部104において原稿103が完全密
着型イメージセンサ101の読取ガラス面に対して浮い
てしまうと画情報が良好な状態にならない。このため原
稿搬送路に対して完全密着型イメージセンサ101の画
情報読取部104の対向部に原稿搬送ローラ106を配
置し、かつ図示されていない付勢手段により完全密着型
イメージセンサ101を原稿搬送ローラ106に押圧さ
せる方向に付勢力を加えることにより、原稿搬送ローラ
106により原稿103を搬送させると共に原稿103
を完全密着型イメージセンサ101の画情報読取部10
4に密着させている。また原稿101は原稿搬送ローラ
106によって搬送されるのであるが、原稿搬送時完全
密着型イメージセンサ101の読取ガラス面は停止して
いるため、原稿103は完全密着型イメージセンサ10
1の読取ガラス面を擦っていくことになる。よって様々
な種類の原稿を確実に搬送させるためには、原稿の画情
報面と完全密着型イメージセンサの読取ガラス面との間
の摩擦係数よりも原稿の画情報の裏面と原稿搬送ローラ
との間の摩擦係数を充分に大きくしなければいけない。
よって原稿搬送ローラ106は一般的にゴム材となって
いる。また完全密着型イメージセンサ101は光電変換
素子105の経時変化及びその経時変化の素子間のばら
つきにより画情報を読み取ったときの出力が変化する。
そこで、一組の原稿束の読取を開始する前などの原稿読
取前に、プリスキャンを行い全白画像を読み取り、光電
変換素子105の出力波形の補正波形をとりこみ、原稿
の画情報を読み取ったときこの補正波形を相似変化させ
ることにより各素子間のばらつきを補正し原稿の画情報
の白黒の判別を行っている。そのために、通常原稿搬送
ローラ106は少なくとも表面が白色のゴム材とされて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上記
従来例では原稿搬送ローラ106は原稿103を完全密
着型イメージセンサ101の画情報読取部104に密着
させつつ原稿103を搬送するため、原稿103の画情
報の裏面の汚れ(例えば図示されていない原稿分離片と
の擦れにより付着した汚れや裏面に鉛筆で書かれた文字
など)が原稿搬送ローラ106に付着してしまう。この
ため原稿搬送ローラ106の表面を読み取っても良好な
プリスキャンはできない。つまり、汚れの付着した原稿
搬送ローラ106の表面を全白と認識してプリスキャン
波形を相似変化して、プリスキャン後に読み取った画情
報の白黒を判断してしまう。このため良好な画情報デー
タが得られない場合があるという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決する本
発明の読取装置は光電変換素子と該光電変換素子に原稿
からの画情報を有する光を入射するための画情報読取部
とを有するイメージセンサと、前記画情報読取部に原稿
を押圧し搬送する部材とを有する読取装置において、前
記原稿を押圧し搬送する部材とは別に基準部材を有し、
前記画情報読取部を前記原稿を押圧し搬送する部材及び
前記基準部材とを相対的に移動可能な移動手段を有す
る。
【0007】又、上記問題点を解決する本発明の情報処
理装置は、光電変換素子と該光電変換素子に原稿からの
画情報を有する光を入射するための画情報読取部とを有
するイメージセンサと、前記画情報読取部に原稿を押圧
し搬送する部材とを有する読取装置、前記読取装置へ原
稿を搬送するための原稿搬送手段、前記読取装置によっ
て読取られた情報又は外部からの情報を記録するための
記録手段、前記読取装置、前記原稿搬送手段及び前記記
録手段の少なくとも一つを制御する制御回路を有し、前
記読取装置は前記原稿を押圧し搬送する部材とは別に基
準部材を有し、前記画情報読取部を前記原稿を押圧し搬
送する部材及び前記基準部材とを相対的に移動可能な移
動手段を有する。
【0008】更に、本発明の読取装置は完全密着型イメ
ージセンサ及び画情報読取時に原稿搬送路の画情報読取
部に対向して設けられた、原稿を前記画情報読取部に押
圧しかつ搬送する部材を具備した読取装置において、前
記原稿を前記画情報読取部に押圧しかつ搬送する部材と
異なる位置に、完全密着型イメージセンサの読取幅より
も広い幅を持ちかつ前記画情報読取部に密着可能な白色
部材を有する。
【0009】本発明によればプリスキャン用の白基準部
材を、原稿を完全密着型イメージセンサに押圧しかつ搬
送する部材と異なる位置に配置することにより、原稿を
完全密着型イメージセンサに押圧しかつ搬送する部材に
汚れが付着しても良好なプリスキャンを行い、プリスキ
ャン後に読み取った画情報の補正が適正に行われる。
【0010】又、白基準が汚れにくく、安定した画情報
の読取りを長期間にわたって行なうことができる。
【0011】又、原稿搬送ローラの素材の選択幅を広げ
ることができ、より安定した画情報の読取りを行なうこ
とができる。
【0012】
【実施例】まず、情報処理装置の概略について説明す
る。
【0013】図1に本発明の好適な一実施例である読取
装置を搭載した情報処理装置としてのファクシミリ装置
の概略断面図を示す。本装置は図1に示されるように上
部に配置された読取系A、下部に配置された記録系Bに
より構成されている。
【0014】読取系Aにおける原稿搬送の流れは以下の
ようになる。装置の原稿挿入口1より水平に対して30
°〜40°傾きを持った原稿挿入経路2に原稿束3が挿
入されると図示されていない原稿有無検知センサーによ
り装置の制御部へ信号が送られ、装置は原稿有りの状態
であることを認識する。さらに原稿束3は原稿分離ロー
ラ4と原稿搬送路に対して原稿分離ローラ4に対向する
位置に配置され、図示されていない付勢手段により原稿
分離ローラ4を押圧する方向に付勢力を受けた原稿分離
片5よりなる原稿分離部6に到達する位置まで挿入され
る。ここで図示されていない操作部上のスタートキーを
押下することにより、図示されていない読取駆動系が作
動し原稿分離ローラ4が原稿束3を原稿読取位置に搬送
する方向へ回転する。原稿束3は回転する原稿分離ロー
ラ4と付勢力により原稿分離ローラ4に押圧された原稿
分離片5に挟まれることにより、一枚ずつ分離される。
分離された原稿7は回転する原稿分離ローラ4により搬
送され、図示されていない原稿端検知センサーにより原
稿先端が検知される。さらに原稿7は回転する原稿分離
ローラ4により搬送され、完全密着型イメージセンサ8
と原稿搬送路に対して完全密着型イメージセンサ8に対
向する位置に配置された原稿搬送ローラ9よりなる画情
報読取部10に到達する。完全密着型イメージセンサ8
は付勢手段11により原稿搬送ローラ9を押圧する方向
に付勢力を受けている。画情報読取部10に到達した原
稿7は完全密着型イメージセンサ8により画情報を読み
取られつつ、原稿7を搬送する方向に回転する原稿搬送
ローラ9により搬送される。原稿7は図示しない原稿端
検知センサーにより原稿後端が検知され、原稿搬送ロー
ラ9により原稿排出口12より機外に排出される。
【0015】記録系Bにおける記録紙搬送の流れは以下
のようになる。記録紙載置台13に積載された記録紙束
14は分離ローラ15により1枚ずつ分離される。分離
ローラ15により分離された記録紙16は記録紙搬送路
に対して互いに対向した位置に配置された記録紙搬送ロ
ーラ対17a、17bまで搬送され、さらに記録紙搬送
ローラ対17a、17bにより画像記録位置18まで搬
送され、この位置で記録紙16の搬送は一旦停止され画
像記録位置18に保持される。画像記録位置18におい
て記録紙16の画像記録面の対向部に配置されたインク
ジェット記録ヘッド19の吐出口からインクが吐出さ
れ、記録紙16の画像記録面にインク滴が付着すること
により画像が形成される。1ライン分の画像記録が終了
すると記録紙搬送ローラ対17a、17bが再び回転し
記録紙16は搬送され、記録紙16が一定量搬送される
と再び記録紙16の搬送が停止され、次ラインの画像記
録が行われる。以上の行程を繰り返すことにより1ペー
ジ分の画像記録が終了すると、記録紙16は記録紙搬送
路に対して互いに対向した位置に配置された記録紙排出
ローラ対20a、20bにより機外に排出され、機外の
排出口近傍に画像記録面を上にして積載される。
【0016】尚、上記インクジェット記録ヘッド19
は、熱エネルギーを利用してインクを吐出する所謂バブ
ルジェット方式のものとすることが装置全体の小型化や
高精細記録、高速記録の容易性という点で好ましい。
【0017】又、上記した情報処理装置は読取系又は記
録系、より詳しく説明すれば、読取装置、原稿搬送手
段、読取装置あるいは外部からの情報を記録するための
記録手段の少なくとも1つを制御する制御回路を有して
いる。
【0018】次に読取白基準について説明する。
【0019】図2に本発明の実施例である読取装置の読
取部分の模式的拡大断面図を示す。図に示される完全密
着型イメージセンサ8は図示されていないLEDなどの
光源と光源変換素子を少なくとも有しており、該光源よ
り原稿7に光を照射し、原稿で反射した反射光が図示さ
れていない光電変換素子を照射し原稿7の画情報が電気
信号として図示されていない制御部へ送ることが可能な
構成になっている。
【0020】ここで完全密着型イメージセンサ8は原稿
7で反射した反射光が光電変換素子を照射する際にレン
ズなどの集光装置を持っていないため、先述したように
被写界深度が50〜80μm程度しかない。
【0021】このため画情報読取部10において原稿7
が完全密着型イメージセンサ8の読取ガラス面に対して
浮いてしまうと画情報が良好な状態にならない。
【0022】そこで原稿搬送路に対して完全密着型イメ
ージセンサ8の画情報読取部10の対向部に原稿搬送ロ
ーラ9を配置し、かつ完全密着型イメージセンサ8を取
り付けたセンサホルダー21にバネなどの弾性体などの
付勢手段11を設け完全密着型イメージセンサ8を原稿
搬送ローラ9に押圧させる方向に付勢力を加えることに
より、原稿搬送ローラ9により原稿7を搬送させると共
に原稿7を完全密着型イメージセンサ8の画情報読取部
10に密着させている。
【0023】また原稿7は原稿搬送ローラ9によって搬
送されるのであるが、原稿搬送時、完全密着型イメージ
センサ8の読取ガラス面は停止しているため、つまり、
原稿搬送時は原稿表面と密着型イメージセンサ8の画情
報読取部10に接した状態で相対的に移動されるため、
原稿7は完全密着型イメージセンサ8の読取ガラス面を
擦っていくことになる。
【0024】そのため、様々な種類の原稿を確実に搬送
させるためには、原稿の画情報面と完全密着型イメージ
センサの読取ガラス面との間の摩擦係数よりも原稿の画
情報の裏面と原稿搬送ローラとの間の摩擦係数を充分に
大きくしなければいけない。そこで、本実施例において
も原稿搬送ローラ9はゴム材などの弾性部材を用いてい
る。
【0025】また、本実施例では、センサホルダー21
にガイド201を有する支持部材203を設け、ガイド
201内に摺動可能な軸202によってセンサホルダー
21を支持している。
【0026】上記したプリスキャン時の問題点を解決す
るために、本実施例ではプリスキャン用の基準部材とし
て白基準部材22を原稿搬送ローラ9よりも原稿搬送方
向上流側に配置してある。本実施例において、待機時に
は図2に示すように完全密着型イメージセンサ8の画像
情報読取部10は原稿搬送ローラ9と完全密着型イメー
ジセンサ8が接触している部分にある。
【0027】そして、プリスキャン時には図示されてい
ない読取駆動系により原稿搬送ローラ9が原稿を搬送す
る方向と逆方向に回転させる。
【0028】プリスキャンは画情報読取動作の前に行う
ので、プリスキャン時には画情報読取部10に原稿は存
在しない。よって原稿搬送ローラ9が回転することによ
り軸202に沿ってガイド201が移動するためにセン
サホルダー21が原稿搬送方向の逆方向に移動され、よ
って完全密着型イメージセンサ8は原稿搬送方向逆方向
に移動する。完全密着型イメージセンサ8は画情報読取
部10が白基準部材22に確実に到達するまでに移動
し、そこで白基準部材22を読み取ることによりプリス
キャンを行う。
【0029】図3にプリスキャン時の読取部分の拡大図
を示す。白基準部材22はフィルム状あるいは薄板状の
可撓性部材であり撓んだときのバネ性を利用して完全密
着型イメージセンサ8の画情報読取部10に押圧される
ような構成になっている。
【0030】また図3に示すように、プリスキャンを行
う際に完全密着型イメージセンサ8が読み取るのは白基
準部材22の下面であり、一方原稿が搬送されるのは白
基準部材22の上面である。
【0031】よって原稿の画情報面の汚れが白基準部材
22に付着したとしても上面であるため、プリスキャン
時になんら影響を及ぼさない。
【0032】プリスキャンを終えた後、図示されていな
い読取駆動系により原稿搬送ローラ9が原稿を搬送する
方向に回転する。原稿搬送ローラ9が回転することによ
り再び軸202に沿ってガイド201が移動してセンサ
ホルダー21が原稿搬送方向に移動されて、完全密着型
イメージセンサ8は原稿搬送方向に移動する。完全密着
型イメージセンサ8は画情報読取部10が原稿搬送ロー
ラ9に確実に接触するまで移動し一連のプリスキャン動
作は終了する。尚、白基準部材22のイメージセンサ側
の色は白色が好ましいが、プリスキャン動作に支障がな
いのであれば必ずしも白色に限定されない。たとえば明
るい灰色などの無彩色も使用可能である。
【0033】次に読取動作について説明する。
【0034】本実施例では原稿分離ローラと原稿搬送ロ
ーラの2本のローラで原稿を搬送するものである。通
常、原稿分離ローラの原稿搬送速度はばらつきがあり一
定でない。よって原稿分離後に原稿端検知センサにより
原稿先端を検知しても原稿端検知センサから画情報読取
部まで原稿が搬送される時間が一定でないため、原稿先
端余白や原稿先端欠落量がばらついてしまう。
【0035】本実施例においては原稿先端を原稿搬送ロ
ーラに突き当てることにより頭出しを行い、原稿先端余
白や原稿先端欠落量を揃えている。
【0036】また同時に原稿先端を原稿搬送ローラに突
き当てることにより、挿入時に斜めに挿入された原稿の
斜行量を補正し、さらにスキューの発生も防いでいる。
【0037】以下、具体的に動作を説明する。
【0038】原稿先端を突き当てるとき原稿搬送ローラ
は停止している。プリスキャン動作に加えて上記の動作
を行うために、原稿分離ローラと原稿搬送ローラの2本
のローラの回転のモードが少なくとも3種ある。
【0039】 原稿分離ローラ:停止 原稿搬送ローラ:逆転 原稿分離ローラ:正転 原稿搬送ローラ:正転 原稿分離ローラ:正転 原稿搬送ローラ:停止 (正転:原稿を搬送する回転方向 逆転:原稿を搬送す
る方向と逆の回転方向)
【0040】本実施例では上記の3種のモードを1個の
ステッピングモータを用いて制御している。図4に本発
明の実施例である読取装置の読取駆動機構の概略図を示
す。図4において4は原稿分離ローラ、9は原稿搬送ロ
ーラ、23は駆動源である正逆回転可能であるステッピ
ングモータ、24はステッピングモータの出力ギヤであ
る。25は図示されていないスタッドにより回動自在に
軸支されておりステッピングモータ出力ギヤ24に常時
歯合ししているサンギヤ、26は図示されていないスタ
ッドにより回動自在に軸支されておりサンギヤ25に常
時歯合しているプラネットギヤである。プラネットギヤ
26はブラケット27によりサンギヤ25と接続されて
おり、サンギヤ25が回転するとプラネットギヤ26と
ブラケット27がサンギヤ25を中心に回動するような
構成になっている。
【0041】28は原稿搬送ローラ用変速ギヤであり図
示されていないスタッドにより回動自在に軸支されてお
り、サンギヤ25に常時歯合している。29は原稿搬送
ローラ出力ギヤであり原稿ローラ9の軸に対して回動自
在になっており、原稿搬送ローラ用変速ギヤ28に常時
歯合している。30は原稿搬送ローラ出力部材であり原
稿搬送ローラ9と一体となっている。
【0042】原稿搬送ローラ出力ギヤ29は原稿搬送ロ
ーラ軸方向に一部突起部を持ち、また原稿搬送ローラ出
力部材30は原稿搬送ローラ周方向に一部突起部を持っ
ている。
【0043】原稿搬送ローラ出力ギヤ29が回転すると
きに原稿搬送ローラ出力ギヤ29の突起部と原稿搬送ロ
ーラ出力部材30の突起部が離れている場合と接触して
いる場合がある。本実施例では両者が離れている場合に
は原稿搬送ローラ出力ギヤ29の駆動力は原稿搬送ロー
ラ出力部材30に伝達されずすなわち原稿搬送ローラ9
は回転しないが、両者が接触している場合には原稿搬送
ローラ出力ギヤ29の駆動力は原稿搬送ローラ出力部材
30に伝達されすなわち原稿搬送ローラ9は回転すると
いう構成になっている。
【0044】すなわち原稿搬送ローラ出力ギヤ29があ
る回転方向に回転するとき、原稿搬送ローラ出力ギヤ2
9の突起部が原稿搬送ローラ出力部材30の突起部と離
れている間は原稿搬送ローラ9は回転せず、原稿搬送ロ
ーラ出力ギヤ29の突起部が原稿搬送ローラ出力部材3
0の突起部に突き当たって初めて原稿搬送ローラ9は回
転するという構成になっている。このような構成を以後
メカタイマー機構と呼ぶ。
【0045】31は原稿分離ローラ用変速ギヤであり図
示されていないスタッドにより回動自在に軸支されてお
り、プラネットギヤ26がサンギヤ25のまわりを回転
し原稿分離ローラ用変速ギヤ31に突き当たると歯合す
るような構成になっている。
【0046】サンギヤ25がある方向に回転するとプラ
ネットギヤ26はサンギヤ25と逆方向に回転しながら
サンギヤ25を中心に回動し、原稿分離ローラ用変速ギ
ヤ31に突き当たるとプラネットギヤ26はサンギヤ2
5を中心とした回動動作を停止しプラネットギヤ26と
原稿分離ローラ用変速ギヤ31は歯合しているためプラ
ネットギヤ26の駆動力は原稿分離ローラ用変速ギヤ3
1へ伝達するという構成になっている。
【0047】32は原稿分離ローラ出力ギヤであり原稿
分離ローラ4の軸に対して回動自在になっており、原稿
分離ローラ用変速ギヤ31に常時歯合している。33は
原稿分離ローラ出力部材であり原稿分離ローラ4と一体
となっており、原稿分離ローラ出力ギヤ32と原稿分離
ローラ出力部材33の間にはメカタイマー機構が働くよ
うな構成になっている。
【0048】図4において矢印Cの方向から見てステッ
ピングモータ24が反時計方向に回転すると原稿搬送ロ
ーラ出力ギヤ29は時計方向に回転する。これによって
原稿搬送ローラ9は原稿を搬送する方向に回転する。
【0049】またプラネットギヤ26はサンギヤ25を
中心にして時計方向に回動し原稿分離ローラ用変速ギヤ
31に突き当たり、原稿分離ローラ用変速ギヤ31と歯
合し駆動力を伝達する。
【0050】原稿分離ローラ用変速ギヤ31は時計方向
に回転し原稿分離ローラ出力ギヤ32は反時計方向に回
転する。よって原稿分離ローラ4は原稿を搬送する方向
に回転する。上記の読取駆動系の回転方向を以後正転方
向と呼ぶ。
【0051】またステッピングモータギヤ24が時計方
向に回転するときの各ギヤ及びローラの動きを以後逆転
と呼ぶ。ステッピングモータが逆転するとプラネットギ
ヤ26は原稿分離ローラ用変速ギヤ31から離れサンギ
ヤ25を中心として反時計方向に回動し、図示されてい
ないストッパ部材により回動を停止し駆動力をどこにも
伝達しない状態で保持される。よって原稿分離ローラ4
は回転しない。一方原稿搬送ローラ出力ギヤ29は反時
計方向に回転し、原稿搬送ローラ9は逆転する。
【0052】次に図5から図11に一連の読取動作を述
べる。
【0053】図5において原稿束3が原稿分離部6に到
達する位置まで挿入され図示されていない操作部上のス
タートキーを押下すると、ステッピングモータはまず逆
転する。原稿分離ローラ4には駆動力は伝わらず、よっ
て回転しない。
【0054】原稿搬送ローラ9はメカタイマー機構が働
きしばらくは回転しないが原稿搬送ローラ出力ギヤ29
が原稿搬送ローラ出力部材30に突き当たると原稿搬送
ローラ9は逆転する。
【0055】原稿搬送ローラ9の逆転により完全密着型
イメージセンサ8は図5において右側に移動する。
【0056】ステッピングモータが逆転を停止したとき
図6に示すように完全密着型イメージセンサ8は原稿搬
送ローラ9に対して原稿搬送方向上流側に配置された白
基準部材22の下部に位置しており、白基準部材22は
完全密着型イメージセンサ8の画情報読取部10の上部
に可撓性である白基準部材22自身の弾性により押圧さ
れている。ここで完全密着型イメージセンサ8は白基準
部材22の下面を読み取りプリスキャン動作を行う。
【0057】プリスキャン動作を終えると次にステッピ
ングモータは正転する。原稿搬送ローラ9はメカタイマ
ー機構が働きしばらくは回転しないが原稿搬送ローラ出
力ギヤ29が原稿搬送ローラ出力部材30に突き当たる
と原稿搬送ローラ9は正転する。原稿搬送ローラ9の正
転により完全密着型イメージセンサ8は図6において左
側に移動する。
【0058】一方ステッピングモータの正転により原稿
分離ローラ4も正転し、原稿束3より原稿7を分離し搬
送する。図示されていない原稿端検知センサにより原稿
7の先端が検知されてからあるステップ数ステッピング
モータが回転したところでステッピングモータは正転を
停止する。
【0059】ステッピングモータが正転を停止したとき
図7に示すように完全密着型イメージセンサ8は画情報
読取部10において原稿搬送ローラ9と接している状態
になっていることと、原稿7の先端が原稿搬送ローラ9
に突き当たっていない状態になっていることを満足する
よう原稿搬送ローラ出力ギヤ29と原稿搬送ローラ出力
部材30との間のメカタイマー機構を調整してある。
【0060】次にステッピングモータは逆転する。原稿
分離ローラ4には駆動力は伝わらず、よって回転しな
い。原稿搬送ローラ9はメカタイマー機構が働きしばら
くは回転しない。ステッピングモータの逆転はあるステ
ップ数回転したところで停止する。原稿搬送ローラ出力
ギヤ29が原稿搬送ローラ出力部材30に突き当たり原
稿搬送ローラ9が回転する前にステッピングモータの逆
転が停止するよう、原稿搬送ローラ出力ギヤ29と原稿
搬送ローラ出力部材30との間のメカタイマー機構を調
整してある。
【0061】次にステッピングモータは正転する。ステ
ッピングモータの正転により原稿分離ローラ4も正転
し、原稿7を搬送する。一方原稿搬送ローラ9はメカタ
イマー機構が働きしばらくは回転しない。よって図8に
示すように原稿7の先端は停止している原稿搬送ローラ
9に突き当たりさらに原稿分離ローラ4の正転により、
原稿7の紙の腰が比較的弱い場合には図8に示すように
原稿搬送ローラ9の付近で原稿7はループを生じ、原稿
7の紙の腰が比較的強い場合には原稿分離部6のところ
で原稿7と原稿分離ローラ4との間ですべりが生じる。
【0062】ここで原稿7が斜めに挿入されたとき、ま
ず原稿7の左右どちらかの先端(例えば左側の先端とす
る)が原稿搬送ローラ9に突き当たる。原稿搬送ローラ
9は停止しているため左側の先端はそれ以上進まない。
さらに原稿分離ローラ4は正転するので原稿7の先端で
まだ原稿搬送ローラ9に突き当たってない部分のみ原稿
搬送方向下流に進む。結局原稿7の先端全てが停止した
原稿搬送ローラ9に突き当たることになり、よって斜行
の補正が行われる。
【0063】メカタイマー機構が働いている間に、原稿
分離ローラ4により搬送し易い原稿から搬送しにくい原
稿まであらゆる種類の原稿の斜行の補正が終了するよう
な構成になっている。ある一定のステップ数だけステッ
ピングモータが回転しメカタイマー機構が終了し、原稿
搬送ローラ出力ギヤ29が原稿搬送ローラ出力部材30
に突き当たると原稿搬送ローラ9は正転する。
【0064】さらに一定ステップ数だけステッピングモ
ータが回転し画情報読み取りを開始する。ここで原稿7
は原稿搬送ローラ9が正転し始めたときに初めて噛み込
まれる。よって原稿7の頭出しがいつも一定となる。ま
た原稿7の挿入時の斜行が補正されるため原稿7の噛み
込み時、原稿搬送ローラ9による搬送力は原稿7の幅方
向全域にわたって加えられる。よって原稿分離片5と原
稿7の摩擦による抵抗力との間に偶力は発生せず、よっ
て原稿7のスキューの防止を行うものである。
【0065】さらにステッピングモータは正転し、原稿
搬送ローラ出力ギヤ29が原稿搬送ローラ出力部材30
に突き当たり原稿搬送ローラ9が回転し始める。図9に
示すように、完全密着型イメージセンサ8は画情報読取
部10において原稿7の画情報を読み取り、原稿搬送ロ
ーラ9は正転し原稿を搬送する。ここで原稿搬送ローラ
9の原稿搬送速度は原稿分離ローラ4の原稿搬送速度よ
りも速くなるように読取駆動系が構成されている。
【0066】また原稿搬送ローラ9の原稿搬送力は原稿
分離ローラの原稿引き抜き力よりも強くなるように完全
密着型イメージセンサ8と原稿分離片5に加わる付勢力
が調整されている。よって原稿7の搬送速度は原稿搬送
ローラ9の搬送速度により決定するという構成になって
いる。
【0067】このために図9に示すように原稿7が原稿
分離ローラ4と原稿搬送ローラ9の両方にわたって搬送
されているとき、原稿分離部6からみると原稿7は原稿
搬送ローラ9によって原稿搬送方向下流側に引っ張られ
ているということになる。よって原稿分離ローラ軸より
も原稿分離ローラ4のほうが速く回転し、原稿分離ロー
ラ出力ギヤ32は原稿分離ローラ出力部材33から離れ
ていき、メカタイマー機構が働くことになる。
【0068】さらにステッピングモータは正転し、図1
0に示すように原稿7の後端が原稿分離部6を通過する
と原稿分離部6は原稿搬送ローラ9から引っ張り力を受
けなくなる。ここで原稿分離ローラ4にはメカタイマー
機構が働いているため、しばらくの間原稿7は原稿搬送
ローラ9によって搬送されるが原稿分離ローラ4は回転
しない。
【0069】原稿分離ローラ出力ギヤ32が原稿分離ロ
ーラ出力部材33に突き当たると原稿分離ローラ4が回
転し始めるが、このとき原稿7はある量搬送されており
2枚目の原稿7との紙間距離を確実に取り、図示されて
いない原稿端検知センサで確実に紙間を検知できるよう
構成されている。なお、図10において原稿7の後端を
図示されていない原稿端検知センサが検知すると、そこ
から一定のステップ数だけステッピングモータが回転し
たところで画情報の読取が停止する。さらにステッピン
グモータは正転し画情報の読取を終了した原稿7は機外
に排出される。
【0070】さらにステッピングモータは正転し2枚目
の原稿が原稿分離ローラ4によって搬送される。2枚目
の原稿は図7に示すように1枚目の原稿7と同様に原稿
搬送ローラの少し手前で停止する。以後図7から図10
に示す動きを繰り返し原稿束3を1枚ずつ分離し、画情
報を読み取っていく。
【0071】その後図11に示すように図示されていな
い原稿有無検知センサで原稿無しの状態であることを検
知し、原稿7の後端を図示されていない原稿端検知セン
サが検知すると、そこから一定のステップ数だけステッ
ピングモータが回転したところで画情報の読取が停止
し、さらにステッピングモータは正転し画情報の読取を
終了した原稿7は機外に排出される。ここでステッピン
グモータの回転が停止し一連の画情報読取動作が終了
し、待機状態となる。
【0072】図12〜図14に本実施例の画情報読取動
作のフローチャートを示す。まずスタートボタンを押下
すると原稿有無検知センサDS(Document S
ensor)がONかどうかを見る。すなわち原稿が原
稿挿入経路上にあるかどうかを見る。OFFならば原稿
が原稿挿入経路上にないと認識してフローは終了、ON
ならば次にDES(Document Edge Se
nsor)がONかどうかを見る。
【0073】DESがONならば原稿が読取搬送経路に
すでにくわえ込まれており、原稿搬送ローラを逆転して
も完全密着型イメージセンサは移動しない可能性があ
る。よってエラー処理をしてフローは終了となる。
【0074】DESがOFFならば原稿が正常な位置に
待機していると認識して、あるステップ数(S1ステッ
プ)だけモータを逆転させる。次にモータを停止しプリ
スキャンを行う。
【0075】次にモータを正転させる。
【0076】次にDESがONかどうかを見て原稿の先
端を確認する。OFFならばさらにモータを正転させ
る。ONならばまずカウンタ1に0を入力する。さらに
カウンタ2に0を入力する。
【0077】次にあるステップ数(S2ステップ)から
カウンタ1に入力された数値のステップ数を引いたステ
ップ数だけモータを正転させる。すなわち1枚目の原稿
の場合カウンタ1は0になっているのでモータはS2ス
テップ正転することになる。次にモータを停止させる。
【0078】次にモータをあるステップ数(S3ステッ
プ)だけ逆転させる。
【0079】次にモータを停止させる。
【0080】次にモータをあるステップ数(S4ステッ
プ)だけ正転させる。ここで画情報の読取を開始する。
【0081】次にDESがONかどうかを見て原稿の後
端を確認する。ONならばそのまま画情報の読取を続け
る。OFFならば次の行程に移る。まずモータを1ステ
ップ正転させ、ここでDESがONかどうかを見る。O
Nならばカウンタ1に入力された数値を1増やす。OF
Fならばカウンタ1に入力された数値はそのままとす
る。次にカウンタ2に入力された数値を1増やす。
【0082】次にカウンタ2に入力された数値があるス
テップ数(S5ステップ)に等しいかどうかを見る。等
しくない場合にはフローチャート上のの位置に戻り、
再度モータを1ステップ正転させる。これを繰り返しカ
ウンタ2に入力された数値があるステップ数(S5ステ
ップ)に等しくなったところでこのルーチンから抜け
る。ルーチンから抜けたときカウンタ2に入力された数
値はS5であり、カウンタ1にはDESがONになって
からのステップ数すなわち2枚目の原稿がDESの位置
を過ぎてから進んだステップ数が入力されている。
【0083】次に1枚目の原稿の画情報読取動作を終了
する。次にDSがONかどうかを見る。OFFならば2
枚目の原稿はないと認識して、あるステップ数(S6ス
テップ)モータを正転させて1枚目の原稿を排出してフ
ローは終了となる。ONならば2枚目の原稿があると認
識してフローチャート上のの位置に戻り、カウンタ2
に0を入力する。次にあるステップ数(S2ステップ)
からカウンタ1に入力された数値のステップ数を引いた
ステップ数だけモータを正転させる。1枚目の原稿の画
情報読取作業が終了したときに2枚目の原稿はすでにカ
ウンタ2に入力されたステップ数だけ進んでいるため、
(S2−C1)ステップモータが正転することにより2
枚目の原稿がDESの位置を過ぎて進んだステップ数は
結局S2ステップとなり、1枚目の原稿と同じステップ
数となる。このように3枚目、4枚目と同様の動作を繰
り返し最後の原稿の読取動作が終了すると、あるステッ
プ数(S6ステップ)モータを正転させて最後の原稿を
排出してフローは終了する。
【0084】次に、完全密着型イメージセンサの読取位
置合わせについて説明する。
【0085】図15〜図17に本発明の実施例である読
取装置における完全密着型イメージセンサの読取位置合
わせの方法を説明するための概略断面図を示す。図15
は完全密着型イメージセンサ8、原稿搬送ローラ9及び
センサホルダ21を有する読取系の概略斜視図であり、
図16は画情報読取時における完全密着型イメージセン
サ8と原稿搬送ローラ9の位置関係を示した図であり、
図17は白基準読取時における完全密着型イメージセン
サ8と原稿搬送ローラ9の位置関係を示した図である。
【0086】図15において原稿搬送ローラ9の長手方
向両端部付近に、内径が原稿搬送ローラ9の軸部の外径
とほぼ同一であり原稿搬送ローラ9の軸に対して軽摩擦
で回動するような円筒状部材であるカラー34a、34
bが装着されている。
【0087】センサホルダ21は、長手方向両端部に完
全密着型イメージセンサ8の読取ガラス面に対して鉛直
方向に突出したそれぞれ2箇所ずつの計4箇所の突起部
35a、35b、36a、36bを持ち、35aと36
a、35bと36bの間隔はカラー34a、34bの外
径よりも大きくなっている。
【0088】図16に示すように画情報読取時には、セ
ンサホルダ21の読取突き当て部35aの図16におい
て左側の面がカラー34aに突き当たることによりセン
サホルダ21と原稿搬送ローラ9の原稿搬送方向の位置
決めが行われ、センサホルダ21に装着された完全密着
型イメージセンサ8の画情報読取部10と原稿搬送ロー
ラ9とが接するような構成になっている。
【0089】図17に示すように白基準読取時には、セ
ンサホルダ21のプリスキャン突き当て部36aの図1
6において右側の面がカラー34aに突き当たることに
よりセンサホルダ21と原稿搬送ローラ9の原稿搬送方
向の位置決めが行われ、センサホルダ21に装着された
完全密着型イメージセンサ8の画情報読取部10と原稿
搬送ローラ9と同様に装置本体に固定された白基準部材
22とが接するような構成になっている。
【0090】図15のカラー34b、読取突き当て部3
5b及びプリスキャン突き当て部36bの間の関係も図
16及び図17に示したカラー34a、読取突き当て部
35a及びプリスキャン突き当て部36aの間の関係と
同様である。
【0091】図16は画情報読取時とともに待機時の完
全密着型イメージセンサ8と原稿搬送ローラ9の位置関
係を示した図でもあるが、待機位置から原稿搬送ローラ
9が逆転し図17に示すようなプリスキャンの位置まで
完全密着型イメージセンサ8を移動させるとき、原稿搬
送ローラ9を完全密着型イメージセンサ8が待機位置か
らプリスキャンの位置まで移動するのに必要なステップ
数よりも若干多いステップ数だけ逆転させ、センサホル
ダ21のプリスキャン突き当て部36aがカラー34a
に突き当たったあと原稿搬送ローラ9を完全密着型イメ
ージセンサ8上で滑らせることにより、何らかの原因で
完全密着型イメージセンサ8の移動が正常に行われない
としても完全密着型イメージセンサ8の画情報読取部1
0が確実に白基準部材22に達するようになっている。
【0092】また待機時に何らかの原因で完全密着型イ
メージセンサ8の位置が移動したとしても、センサホル
ダ21のプリスキャン突き当て部36aがカラー34a
に突き当たったあと原稿搬送ローラ9を完全密着型イメ
ージセンサ8上で滑らせることにより、容易に位置合わ
せが行えるものである。
【0093】また図17のプリスキャン位置から図16
の画情報読取位置まで完全密着型イメージセンサ8を移
動させるときにも、完全密着型イメージセンサ8がプリ
スキャン位置から画情報読取位置まで移動するのに必要
なステップ数よりも若干多いステップ数だけ原稿搬送ロ
ーラ9を正転させ、センサホルダ21の読取突き当て部
35aがカラー34aに突き当たったあと原稿搬送ロー
ラ9を完全密着型イメージセンサ8上で滑らせることに
より、何らかの原因で完全密着型イメージセンサ8の移
動が正常に行われないとしても完全密着型イメージセン
サ8の画情報読取部10が確実に原稿搬送ローラ9に接
するようになっている。
【0094】尚、前述の実施例においては原稿搬送ロー
ラ及び白基準を固定とし、完全密着型イメージセンサを
可動としているが、逆に完全密着型イメージセンサを固
定とし原稿搬送ローラ及び白基準を可動としても同様の
効果が得られる。この場合原稿搬送ローラ及び白基準を
原稿搬送ローラの軸を中心にして回転移動させる手法
と、原稿搬送ローラ及び白基準を平行移動させる手法が
ある。
【0095】もちろん、原稿搬送ローラ及び白基準と完
全密着型イメージセンサの双方を可動可能としてもよ
い。
【0096】又、前述の実施例においては完全密着型イ
メージセンサの相対的移動を原稿搬送ローラにより行っ
ているが、他にモータやソレノイドなどの駆動手段を設
けてその駆動手段により完全密着型イメージセンサを移
動させても前項の実施例と同様の効果が得られる。
【0097】更に、位置決めを突き当て部と原稿搬送ロ
ーラのカラーによって行ったが、位置の基準はこれに限
られるものではない。たとえば、ガイド201の両端を
基準として、これに軸201が当接した位置で位置決め
を行ってもよい。
【0098】加えて、読取位置あるいはプリスキャン位
置にバネ等の弾性体などの付勢手段により常時付勢して
おき、必要に応じてその付熱に抗して相対的に完全密着
型イメージセンサを移動してもよい。
【0099】又、上記説明は完全密着型イメージセンサ
を用いた例で説明したが、等倍光学系などを使用した他
の形態の密着型イメージセンサにも適用可能であること
はいうまでもない。しかしながら、被写界深度の少なさ
を考えれば完全密着型イメージセンサへの適用は好まし
い。
【0100】前記ガイド201を有する支持部材203
はセンサホルダ21と一体成形してもよく、また、ガイ
ド201の形状は図示される形状に限定されるものでは
なく、支持部材203の周囲をガイドとしても良いもの
である。原稿搬送ローラは、原稿が正常に送られるので
あればどのような材料も使用できる。またローラ幅は必
ずしも最大読取原稿巾より大きくなくともよく、複数に
分割されていてもよい。
【0101】加えて、原稿搬送ローラは白基準として用
いなくとも良いので所望の色のローラを使用可能であ
る、この場合、黒色とすれば原稿搬送ローラが読取部に
あるとき黒基準として用いることもできる、しかしなが
ら、厚さが薄い原稿のように下地の透過性が高い原稿を
読み取ることを考慮すればできるだけ明度が高いもの、
あるいは明度の高い無彩色を採用するのが望ましく、こ
の点からいえば白ローラとするのは好ましい。
【0102】
【発明の効果】以上説明したようにプリスキャン用の白
基準部材を、原稿を完全密着型イメージセンサに押圧し
かつ搬送する部材と異なる位置に配置することにより、
原稿を完全密着型イメージセンサに押圧かつ搬送する部
材に汚れが付着しても良好なプリスキャンを行い、プリ
スキャン後に読み取った画情報の補正が適正に行われる
という効果がある。
【0103】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の主旨の範囲内において適宜変形して
も良いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である読取装置を搭載したファ
クシミリ装置の概略断面図である。
【図2】本発明の実施例である読取装置の読取部分の模
式的拡大図である。
【図3】本発明の実施例である読取装置の読取部分のプ
リスキャン時の模式的拡大図である。
【図4】本発明の実施例である読取装置の読取駆動機構
の概略斜視図である。
【図5】本発明の実施例である読取装置の一連の読取動
作における読取機構の動きを説明するための概略断面図
である。
【図6】本発明の実施例である読取装置の一連の読取動
作における読取機構の動きを説明するための概略断面図
である。
【図7】本発明の実施例である読取装置の一連の読取動
作における読取機構の動きを説明するための概略断面図
である。
【図8】本発明の実施例である読取装置の一連の読取動
作における読取機構の動きを説明するための概略断面図
である。
【図9】本発明の実施例である読取装置の一連の読取動
作における読取機構の動きを説明するための概略断面図
である。
【図10】本発明の実施例である読取装置の一連の読取
動作における読取機構の動きを説明するための概略断面
図である。
【図11】本発明の実施例である読取装置の一連の読取
動作における読取機構の動きを説明するための概略断面
図である。
【図12】本発明の実施例である読取装置の一連の読取
動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】本発明の実施例である読取装置の一連の読取
動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】本発明の実施例である読取装置の一連の読取
動作を説明するためのフローチャートである。
【図15】本発明の実施例である読取装置の完全密着型
イメージセンサの読取位置合わせの方法を説明するため
の概略断面図である。
【図16】本発明の実施例である読取装置の完全密着型
イメージセンサの読取位置合わせの方法を説明するため
の概略断面図である。
【図17】本発明の実施例である読取装置の完全密着型
イメージセンサの読取位置合わせの方法を説明するため
の概略断面図である。
【図18】従来の完全密着型イメージセンサを用いた読
取系の概略断面図である。
【符号の説明】
4 原稿分離ローラ 5 原稿分離片 6 原稿分離部 8 完全密着型イメージセンサ 9 原稿搬送ローラ 10 画情報読取部 21 センサホルダ 22 白基準部材 34a カラー 35a 突き当て部 36a 突き当て部 201 ガイド 202 軸 203 支持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 裕嗣 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電変換素子と該光電変換素子に原稿か
    らの画情報を有する光を入射するための画情報読取部と
    を有するイメージセンサと、 前記画情報読取部に原稿を押圧し搬送する部材とを有す
    る読取装置において、前記原稿を押圧し搬送する部材と
    は別に基準部材を有し、前記画情報読取部を前記原稿を
    押圧し搬送する部材及び前記基準部材とを相対的に移動
    可能な移動手段を有することを特徴とする読取装置。
  2. 【請求項2】 前記基準部材は画情報読取部側に白色部
    を有する請求項1に記載の読取装置。
  3. 【請求項3】 前記基準部材はフィルムである請求項1
    又は2に記載の読取装置。
  4. 【請求項4】 前記基準部材は薄板状の部材である請求
    項1又は2に記載の読取装置。
  5. 【請求項5】 前記基準部材はイメージセンサの読取幅
    以上の幅を有する請求項1乃至4に記載の読取装置。
  6. 【請求項6】 前記イメージセンサは密着型イメージセ
    ンサである請求項1に記載の読取装置。
  7. 【請求項7】 前記画情報読取部は読取ガラス面を有す
    る請求項1に記載の読取装置。
  8. 【請求項8】 前記移動手段は前記イメージセンサの移
    動のための基準となるガイドを有する請求項1に記載の
    読取装置。
  9. 【請求項9】 前記ガイドは前記イメージセンサを支持
    する支持部材に設けられている請求項8に記載の読取装
    置。
  10. 【請求項10】 前記イメージセンサを前記原稿を押圧
    し搬送する部材の方向に付勢するための付勢手段を有す
    る請求項1に記載の読取装置。
  11. 【請求項11】 前記支持部材は前記イメージセンサの
    框体と一体化されてなる請求項9に記載の読取装置。
  12. 【請求項12】 前記基準部材は光電変換素子の出力値
    調整のために用いられる請求項1乃至5に記載の読取装
    置。
  13. 【請求項13】 前記原稿を押圧し搬送する部材は前記
    移動手段の一部である請求項1に記載の読取装置。
  14. 【請求項14】 前記原稿を押圧し搬送する部材と前記
    基準部材は装置本体に固定されてなる請求項1に記載の
    読取装置。
  15. 【請求項15】 前記イメージセンサは装置本体に固定
    されてなる請求項1に記載の読取装置。
  16. 【請求項16】 前記イメージセンサと前記原稿を押圧
    し搬送する部材との相対位置を決めるための当接部が前
    記イメージセンサと前記原稿を押圧し搬送する部材の端
    部に設けられている請求項1に記載の読取装置。
  17. 【請求項17】 前記イメージセンサと前記基準部材と
    の相対位置を決める為の当接部が前記イメージセンサと
    前記原稿を押圧し搬送する部材の端部に設けられている
    請求項1に記載の読取装置。
  18. 【請求項18】 前記当接部は前記イメージセンサの突
    出部である請求項16又は17に記載の読取装置。
  19. 【請求項19】 前記当接部は前記原稿を押圧し搬送す
    る部材の端部に設けられたカラーである請求項16又は
    17に記載の読取装置。
  20. 【請求項20】 前記原稿を押圧し搬送する部材はロー
    ラである請求項1、10、13、14、16、17及び
    19の少なくともいずれか一つに記載の読取装置。
  21. 【請求項21】 光電変換素子と該光電変換素子に原稿
    からの画情報を有する光を入射するための画情報読取部
    とを有するイメージセンサと、 前記画情報読取部に原稿を押圧し搬送する部材とを有す
    る読取装置、 前記読取装置へ原稿を搬送するための原稿搬送手段、 前記読取装置によって読取られた情報又は外部からの情
    報を記録するための記録手段、 前記読取装置、前記原稿搬送手段及び前記記録手段の少
    なくとも一つを制御する制御回路、 前記読取装置は前記原稿を押圧し搬送する部材とは別に
    基準部材を有し、前記画情報読取部を前記原稿を押圧し
    搬送する部材及び前記基準部材とを相対的に移動可能な
    移動手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  22. 【請求項22】 前記基準部材は画情報読取部側に白色
    部を有する請求項21に記載の情報処理装置。
  23. 【請求項23】 前記基準部材はフィルムである請求項
    21又は22に記載の情報処理装置。
  24. 【請求項24】 前記基準部材は薄板状の部材である請
    求項21又は22に記載の情報処理装置。
  25. 【請求項25】 前記基準部材はイメージセンサの読取
    幅以上の幅を有する請求項21乃至24に記載の情報処
    理装置。
  26. 【請求項26】 前記イメージセンサは密着型イメージ
    センサである請求項21に記載の情報処理装置。
  27. 【請求項27】 前記画情報読取部は読取ガラス面を有
    する請求項21に記載の情報処理装置。
  28. 【請求項28】 前記移動手段は前記イメージセンサの
    移動のための基準となるガイドを有する請求項21に記
    載の情報処理装置。
  29. 【請求項29】 前記ガイドは前記イメージセンサを支
    持する支持部材に設けられている請求項28に記載の情
    報処理装置。
  30. 【請求項30】 前記イメージセンサを前記原稿を押圧
    し搬送する部材の方向に付勢するための付勢手段を有す
    る請求項21に記載の情報処理装置。
  31. 【請求項31】 前記支持部材は前記イメージセンサの
    框体と一体化されてなる請求項29に記載の情報処理装
    置。
  32. 【請求項32】 前記基準部材は光電変換素子の出力値
    調整のために用いられる請求項21乃至25に記載の情
    報処理装置。
  33. 【請求項33】 前記原稿を押圧し搬送する部材は前記
    移動手段の一部である請求項21に記載の情報処理装
    置。
  34. 【請求項34】 前記原稿を押圧し搬送する部材と前記
    基準部材は装置本体に固定されてなる請求項21に記載
    の情報処理装置。
  35. 【請求項35】 前記イメージセンサは装置本体に固定
    されてなる請求項21に記載の情報処理装置。
  36. 【請求項36】 前記イメージセンサと前記原稿を押圧
    し搬送する部材との相対位置を決めるための当接部が前
    記イメージセンサと前記原稿を押圧し搬送する部材の端
    部に設けられている請求項21に記載の情報処理装置。
  37. 【請求項37】 前記イメージセンサと前記基準部材と
    の相対位置を決める為の当接部が前記イメージセンサと
    前記原稿を押圧し搬送する部材の端部に設けられている
    請求項21に記載の情報処理装置。
  38. 【請求項38】 前記当接部は前記イメージセンサの突
    出部である請求項36又は37に記載の情報処理装置。
  39. 【請求項39】 前記当接部は前記原稿を押圧し搬送す
    る部材の端部に設けられたカラーである請求項36又は
    37に記載の情報処理装置。
  40. 【請求項40】 前記原稿を押圧し搬送する部材はロー
    ラである請求項21、30、33、34、36、37及
    び39の少なくともいずれか一つに記載の情報処理装
    置。
  41. 【請求項41】 前記記録手段はインクジェット記録ヘ
    ッドを有する請求項21に記載の情報処理装置。
  42. 【請求項42】 前記インクジェット記録ヘッドは熱エ
    ネルギーを利用してインクを吐出する方式である請求項
    41に記載の情報処理装置。
  43. 【請求項43】 前記原稿搬送手段からの原稿は前記基
    準部材の前記画情報読取部側とは反対の側を搬送される
    ように搬送系路が形成される請求項21に記載の情報処
    理装置。
  44. 【請求項44】 完全密着型イメージセンサ及び画情報
    読取時に原稿搬送路の画情報読取部に対向して設けられ
    た、原稿を前記画情報読取部に押圧しかつ搬送する部材
    を具備した読取装置において、前記原稿を前記画情報読
    取部に押圧しかつ搬送する部材と異なる位置に、完全密
    着型イメージセンサの読取幅よりも広い幅を持ちかつ前
    記画情報読取部に密着可能な白色部材を設けたことを特
    徴とする読取装置。
  45. 【請求項45】 白基準として前記白色部材を画情報読
    取の前に読み取り、読み取った波形を用いて画情報の白
    黒の判断をするプリスキャン動作を行なう請求項44に
    記載の読取装置。
  46. 【請求項46】 プリスキャン時には完全密着型イメー
    ジセンサを白基準部材を読み取れる位置まで移動させる
    ことを特徴とする請求項45に記載の読取装置。
  47. 【請求項47】 白基準部材が完全密着型イメージセン
    サに対して原稿搬送方向上流側に配置されたことを特徴
    とする請求項46に記載の読取装置。
  48. 【請求項48】 完全密着型イメージセンサの移動を原
    稿を完全密着型イメージセンサに押圧しかつ搬送する部
    材を用いて行うことを特徴とする請求項46に記載の読
    取装置。
  49. 【請求項49】 読取機構の駆動源であるところのモー
    タを逆転させることにより原稿を完全密着型イメージセ
    ンサに押圧しかつ搬送する部材を逆転させ完全密着型イ
    メージセンサを画情報読取位置からプリスキャン位置に
    移動させ、モータを正転させることにより原稿を完全密
    着型イメージセンサに押圧しかつ搬送する部材を正転さ
    せ完全密着型イメージセンサをプリスキャン位置から画
    情報読取位置に移動させることを特徴とする請求項48
    に記載の読取位置。
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