JP4673777B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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本発明は、原稿を搬送しながら原稿の表裏に形成された画像を読み取る画像読取装置に関するものである。
一般に、原稿を搬送しながら原稿の画像を読み取る画像読取装置では、光源により原稿を照明し、ロッドレンズアレイ等により原稿からの反射光を集光して原稿の画像をラインイメージセンサ等により読み取る。そして、一様な画像読み取りを可能にするために、白色の色基準部材をラインイメージセンサで読み取ったときの出力信号を基に生成したシェーディング補正用データを用いて、原稿画像の読み取り時にラインイメージセンサの出力信号から得られる画像データを補正している。
一方、近年、原稿の表裏の画像を一度に読み取ることが可能な画像読取装置も利用されている。例えば、特許文献1に記載された画像読取装置では、読取センサ1が搬送される原稿の表裏両側に配置され、両面原稿を読み取ることが可能になっている。また、この画像読取装置では、色基準部材の読取時には色基準部材を原稿搬送路に露出し、原稿読取時には搬送される原稿に接触しない位置に色基準部材を退避させるシェーディング補正機構が配置されている。
特開2005−102017号公報
しかしながら、上記従来の画像読取装置では、原稿の表面を読み取る読取センサと裏面を読み取る読取センサに応じてシェーディング補正機構を設けなければならず、部品点数が増加し、構造が複雑になるという問題がある。また、原稿の表裏を読み取ることが可能な従来の画像読取装置では、読取センサやシェーディング補正機構の配置が制限されると共に設計の自由度が減り、小型化や軽量化が阻害されている。
また、上記従来の画像読取装置は、上部ユニットと下部ユニットとで構成され、ヒンジを中心として上部ユニットが開閉可能であることから、読取動作中に開閉されたときにシェーディング補正機構の故障や部品破損が発生する恐れがある。また、上記従来の画像読取装置の読取センサは、上部ユニットと下部ユニットに固定されているため、厚手の原稿を読み取る際に当該原稿が円滑に搬送できない場合がある。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、シェーディング補正機構を少ない部品点数で容易に構成することができ、厚手の原稿でも円滑に画像読取動作を行うことができる画像読取装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、原稿を移動させながら原稿の両面に形成された画像を第1のフレームに支持される第1の読取部及び第2のフレームに支持される第2の読取部で読み取る画像読取装置であって、前記第1の読取部及び前記第2の読取部はそれぞれ、画像の読取位置で原稿をガイドするコンタクトガラスと、前記コンタクトガラスを保持するガラス保持部材と、前記読取位置に原稿の画像をコンタクトガラスを介して読み取る読取センサと、前記コンタクトガラス上の前記読取位置とは異なる位置又は前記ガラス保持部材上に配置され、前記読取センサによる画像読み取りが可能な色基準部材と、前記読取センサが前記読取位置に搬送される原稿と前記色基準部材とをそれぞれ読み取り可能にすべく前記読取センサと前記色基準部材とを相対的に移動させる移動機構とを有し、第1のフレーム及び前記第2のフレームのいずれか一方に保持され、前記第1の読取部内の移動機構と前記第2の読取部内の移動機構の両方を駆動する駆動手段を備え、前記第1の読取部内の移動機構の一端部側が当該第1の読取部の外側に突出すると共に前記第2の読取部内の移動機構の一端部側が当該第2の読取部の外側に突出して設けられる一方、前記駆動手段は、前記第1のフレーム及び前記第2のフレームに跨って設けられて前記第1の読取部及び前記第2の読取部から外側に突出した前記移動機構の一端部をその内側にそれぞれ押圧するための押圧部材を駆動する手段であることを特徴とする。
本発明によれば、第1のフレームと第2のフレームとに分離される第1の読取部の移動機構と第2の読取部の移動機構の両方に突出部があり、それらに力を伝達して動かすための駆動手段により、両方の読取部内の移動機構の駆動が可能になる。これにより、シェーディング補正機構を少ない部品点数で容易に構成することができ、厚手の原稿でも円滑に画像読取動作を行うことができる。
また、本発明によれば、駆動手段は、押圧部材によって第1の読取部から突出する突出部第2の読取部から突出する突出部の両方を各読取部の内側に向かって押し込むとともに第1の読取部内の移動機構及び第2の読取部内の移動機構を駆動しないときは、少なくとも第1の読取部から突出する突出部と接触しないように構成される。これにより、画像読取時には第1の読取部及び第2の読取部が駆動手段によって押圧されず自由に上下できるようになる。
また、本発明によれば、第1の読取部、第1のフレームに平行移動可能に支持される。これにより、厚手の原稿でも円滑に読み取ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像読取装置を側面から見た内部の概略構造を示す断面図である。本構成は本発明の構成の一例であり、これに限られるものではない。
図1において、画像読取装置1は、原稿Dをピックアップするピックアップローラ2と、ピックアップローラ2によりピックアップされた原稿Dを装置内に給送する給送ローラ3と、ピックアップされた原稿Dを1枚ずつ分離する分離ローラ4と、対向する位置に対になって配設され、原稿Dを搬送するレジストローラ5と、レジストローラ5により搬送される原稿Dの上面(表面)の画像情報を読み取る読取ユニット61と、搬送される原稿Dの下面(裏面)の画像情報を読み取る読取ユニット62と、該読取ユニット61,62よりも下流側に配置され、対向する位置に対になって配設され、原稿Dを搬送する搬送ローラ7とを備える。
画像読取装置1は、回転軸81aを中心に回動可能な上部フレーム81と、回転軸81aを軸支する下部フレーム82とで構成され、上部フレーム81と下部フレーム82との間で原稿Dを挟持することにより当該原稿Dを搬送する。そして、搬送された原稿Dの紙詰まり等が発生した際に装置内に滞留した原稿Dを取り除くために、上部フレーム81が手動で回動(開閉)可能となっている。
上部フレーム81は、給送ローラ3、レジストローラ5、読取ユニット61、及び搬送ローラ7を収容し、下部フレーム82は、分離ローラ4、レジストローラ5、読取ユニット62、及び搬送ローラ7を収容する。回転軸81aを軸支する部分(不図示)は、下部フレーム82と一体に構成され、上部フレーム81を挟み込むように両側面(図の手前と奥)に延びているものとする。
読取ユニット62は、下部フレーム82に固定されている。一方、読取ユニット61は、上部フレーム81に複数の揺動アーム9によって揺動可能に支持されている。揺動アーム9は、当該揺動アーム9の一端が上部フレーム81に軸支され、他端が読取ユニット61に軸支される。これにより、読取ユニット61自体が上下方向に平行移動可能となり、厚手の原稿に対する画像読み取りや搬送を円滑に行うことができる。なお、揺動アーム9の一端はスナップフィット構造であるために組み立てが容易となっている。
駆動部10は、下部フレーム82内の回転軸81aを軸支する部分に収容され、読取ユニット61,62の側面から同方向(図の手前方向)にそれぞれ突出した直進カム18の直進カム端18x,18yを駆動するための駆動機構と駆動モータとを有する。そして、駆動部10が直進カム端18x,18yを押圧して駆動することにより、読取ユニット61,62がそれぞれ原稿読取時の状態から色基準部材読取時の状態に切換えられる。
次に、画像読取装置1における原稿Dの画像読取時の一連の動作について説明する。
まず、駆動部10に直進カム端18x,18yを押圧させ、読取ユニット61,62にそれぞれ、後述する色基準部材をラインイメージセンサにより読み取らせる。画像読取装置1は、読み取って得られた読取信号に基づいてシェーディング補正用のデータを生成して画素毎に記憶する。その後、駆動部10による直進カム端18x,18yの押圧を停止させると共に、原稿Dをピックアップローラ2と給送ローラ3によって装置内に取り込み、分離ローラ4によって1枚ずつに分離する。
原稿Dは、レジストローラ5の対及び搬送ローラ7の対によりそれぞれ挟持されて搬送(副走査)されつつ、その表裏の画像が読取ユニット61,62により主走査方向(原稿搬送方向と直交する方向)の走査を繰り返して読み取られる。なお、原稿読取時においては、記憶したシェーディング補正用データを参照して、読取ユニット61,62のラインイメージセンサの出力信号から生成された画像データをシェーディング補正する。画像が読み取られた後、原稿Dは搬送ローラ7の対によって挟持搬送されつつ装置外へ排出される。上記シェーディング補正データの生成と記憶は、積載された原稿の全てに対して最初に1回行われるだけでもよく、数枚ごとに再度行われてもよい。
図2は、図1の画像読取装置1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
図2において、11は読み取りユニット61,62内のラインイメージセンサ(読取センサ)である。111はラインイメージセンサ11に内蔵された光源である。
100はラインイメージセンサ11からから得られた画像信号を、増幅や黒レベルクランプなどのアナログ処理した後にデジタル信号化するA/D変換部である。101はラインイメージセンサ11や光源111、A/D変換部100などの制御と、画像信号をデジタル化した画像データに各種の画像処理(シェーディング補正等)とを行う画像処理部である。
102は画像データを記憶する画像記憶部(画像メモリ)である。103は信号線109により外部のホスト装置やネットワーク等と接続するためのインターフェース部である。104は画像読取装置1の制御を司る制御部(CPU)である。105はCPU104が動作するために使用する記憶部(ワークメモリ)である。
画像処理部101、CPU104、及びワークメモリ105は、バス108を介して互いに接続されている。CPU104は、画像処理部101を介して画像メモリ102にアクセスすることができるように構成されている。このため、CPU104は、ワークメモリ105に書き込まれているプログラムに従い、画像メモリ102に保持されている画像データを用いて処理を行うことが可能である。
112は原稿の搬送を行う搬送モータである。搬送モータ112は、CPU104からの指示に基づいてモータドライバ107が制御することで動作する。パルスモータ21は、駆動部10を構成する一部品であり、ラインイメージセンサ11を、原稿Dの画像を読み取るための原稿画像読取位置と色基準部材を読み取るための色基準部材読取位置との間で移動させる。また、パルスモータ21は、CPU104からの指示に基づいてモータドライバ106が制御することで動作する。
次に、図1の読取ユニット61,62の構成について図3及び図4を参照して説明する。
図3(a)は原稿画像読取時の読取ユニット61,62の垂直部分断面図であり、図3(b)は原稿画像読取時の読取ユニット61,62の水平部分断面図である。図4(a)は色基準部材読取時の読取ユニット61,62の垂直部分断面図であり、図4(b)は色基準部材読取時の読取ユニット61,62の水平部分断面図である。なお、読取ユニット61と読取ユニット62とは同一の構造を有することから読取ユニット62について説明する。
図3及び図4に示すように、読取ユニット62は、画像を読み取るラインイメージセンサ11と、ラインイメージセンサ11を収容するセンサ箱(ケース)12と、ラインイメージセンサ11を動作させるための基板13と、ラインイメージセンサ11と基板13とを繋ぐフラットケーブル14と、原稿読取位置15aに原稿をガイドするコンタクトガラス15と、コンタクトガラス15を保持するガラス保持部材16と、白色基準面を有する色基準部材17と、ラインイメージセンサ11を所定の位置に移動させるための直進カム18と、移動させたラインイメージセンサ11を元の位置に戻すように直進カム18を付勢する引張りバネ22とで構成される。
センサ箱12は、図3(a)及び図4(a)に示すように、フラットケーブル14が貫通する貫通口12aを有する。この貫通口12aは、ゴミや埃の侵入を防ぐために庇形状になっている。
色基準部材17は、コンタクトガラス15上の原稿搬送面側にあって、原稿読取位置15aとは異なる位置に設けられている。色基準部材17の白色基準面は、接着、テープによる貼付け、塗装又は印刷等のいずれかの方法によりコンタクトガラス15上に密着されている。そのため、搬送される原稿Dが色基準部材17と擦れても白色基準面が傷を受けず、また紙粉や汚れの付着により白色度が低下することもない。
ラインイメージセンサ11は、図3(b)の向こう側に伸びる突起11a,11bを有する。突起11aは、直進カム18に設けられたカム溝18aに嵌め込まれている。さらに、突起11aは、センサ箱12に設けられた長穴12bに嵌め込まれており、これにより、主走査方向の移動が規制される。一方、突起11bは、直進カム18に設けられたカム溝18bに嵌め込まれている。
直進カム18は、ラインイメージセンサ11の突起11a,11bが嵌まり込むカム溝18a,18bと、センサ箱12に設けられた突起12c,12dが嵌まり込む長穴18c,18dと、引張りバネ22が引っ掛かる引っ掛け部18eとを有する。
直進カム18は、引張りバネ22によってセンサ箱12の係止め部12eに係止めされ、図中の矢印f方向に引っ張られている。そして、原稿読取時には、図3(b)に示すように、直進カム18の一端である直進カム端18y(読取ユニット61の場合は直進カム端18x)がセンサ箱12(読取ユニット61,62)から突出した状態となる。一方、色基準部材の読取時には、図4(b)に示すように、直進カム端18y(読取ユニット61の場合は直進カム端18x)がセンサ箱12(読取ユニット61,62)内に押し込まれた状態となる。
このように直進カム18は、ラインイメージセンサ11と摺動可能に係合され、ラインイメージセンサ11の長手方向である主走査方向に駆動されることにより、当該ラインイメージセンサ11を副走査方向に動かして原稿画像読取位置及び色基準部材読取位置のいずれか一方に移動させることができる。
次に、図1の駆動部10の構成について図5及び図6を参照して説明する。
図5は駆動部10周辺の構造図であり、(a)は原稿画像読取時の状態、(b)は色基準部材読取時の状態を示す。
図5(a)及び図5(b)において、直進カム端18xは、読取ユニット62の側面から突出した直進カム18の端部であり、直進カム端18yは、読取ユニット61の側面から直進カム端18xと同方向に突出した直進カム18の端部である。
駆動部10は、直進カム端18x,18yを押し込むための押し板19と、押し板19に駆動力を伝達する偏心カム20と、回転軸20bを中心に偏心カム20を回転させて押し板19を作動するパルスモータ21とを有する。
押し板19には、偏心カム20の偏心円筒面20aに接触する接触面19aと、直進カム18x,18yが接触する接触面19bとが設けられている。押し板19は、回転軸20bを中心とする偏心カム20の回転により偏心円筒面20aに接する接触面19aが押され、回動軸19dを中心として回動する構成である。押し板19が回動軸19dを中心に回動することにより読取ユニット61,62から突出した直進カム端18x,18yが内部に押し込まれる。
読取ユニット61と読取ユニット62は、押し板19の回動軸19dと直進カム端18x及び直進カム端18yとの間の距離が異なるように、回動軸19dに対して読取ユニット62の直進カム端18yよりも読取ユニット61の直進カム端18xの方が遠くなるように配置される。このように読取ユニット61,62が配置された場合、原稿画像読取時には、図5(a)に示すように、押し板19が直進カム端18yと当接する。一方、接触面19bは直進カム端18xとは接触していない。これにより、揺動アーム9によって揺動可能に支持されている読取ユニット61はさまざまな原稿の厚みに追従して上下方向に円滑に動くことができる。
図6は、原稿搬送方向から見た駆動部10周辺の構造図であり、(a)は色基準部材読取時に装置が閉じた状態、(b)は色基準部材読取時に装置が開いた状態を示す。
装置が閉じた状態とは、図1に示すように、上部フレーム81と下部フレーム82が合わさっている状態である。一方、装置が開いた状態とは、上部フレーム81が回転軸81aを中心に回動して上方に持ち上がった状態である。
押し板19は、図6(a)及び図6(b)に示すように、読取ユニット61,62側に向いた直進カム端18xとの接触部に斜面形状部19cを有している。色基準部材読取時に装置が開かれてしまった場合、直進カム18が引張りバネ22によって引っ張られていることから、押し板19により内部に押し込まれていた直進カム端18xが押し板19からの押圧が外れて読取ユニット61から突出してしまう。この状態から装置が閉じられると、押し板19に斜面形状部19cが設けられていない場合、直進カム端18xと押し板19が衝突して破損してしまうおそれがある。
そこで、押し板19に斜面形状部19cを設けることによって、装置が閉じる過程で読取ユニット61から突き出た直進カム端18xを斜面形状部19cと接触させつつ内部に押し込む構造となるため、直進カム端18xと押し板19とが衝突して破損するのを防ぐことができる。なお、斜面形状部19cに接触する直進カム端18xの端部に図示のような丸み(角R)を付けることにより、更に直進カム端18xと押し板19と衝突時の破損を防止する効果が増す。
このような構成を有することにより、画像読取装置1は1つの駆動部10で2つの読取ユニット61,62の直進カム18を駆動することができる。このため、2つの読取ユニット61,62に対して、当該ユニットを駆動するためのモータや当該モータに付随する駆動伝達機構をそれぞれに設ける必要がなくなる。その結果、それらを設ける空間を削減して装置の小型化を図ることができると共に、従来の装置よりも部品点数を少なくして装置を廉価にすることができる。
また、読取ユニット61,62の外部から各直進カム18を駆動してラインイメージセンサ11の位置を移動させることができる。画像読取装置が片面読取装置である場合、読取ユニットを設けた上部フレーム81と下部フレーム82とで構成し、読取ユニットが設けられていない下部フレーム82に駆動部10を設けることができ、装置構成の自由度を増やすことができる。
次に、パルスモータ21の作動基準位置の検出動作について図7を参照して説明する。
図7は、パルスモータ21を一定速度で回転させると同時にラインイメージセンサ11で画像読取動作を行ったときのパルスモータ21のステップ数(駆動手段の駆動量)に対する出力値の変化を示す図である。
パルスモータ21を1回転させると、ラインイメージセンサ11は、図3(a)のように色基準部材17と対向しない位置から図4(a)のように色基準部材17と対向する位置へと移動し、再度、図3(a)のように色基準部材17と対向しない位置へと戻る。その間にラインイメージセンサ11により読み取りが行われ、図7に示すようなラインイメージセンサ出力値が画像メモリ102に記憶される。ここでラインイメージセンサ出力値は、アナログ信号であるラインイメージセンサ出力がA/D変換部100でデジタルデータに変換され、さらにオフセット補正がされている値である。
CPU104は、画像メモリ102に記憶された画像データの中から、色基準部材17と対向する位置で色基準部材17を読み取った画像データと、色基準部材17に対向しない位置で読み取った画像データとの境界部を検出する処理を行う。CPU104は、この境界部がパルスモータ21の何パルス目の位置か記憶して、望ましい停止位置を計算することで、パルスモータ21の現在の作動基準位置から原稿画像読取位置や色基準部材読取位置への移動に必要なステップ数を知ることができる。このステップ数が駆動部10の駆動量である。
ラインイメージセンサ11が図3(a)のように色基準部材17と対向しない位置から図4(a)のように色基準部材17と対向する位置へと移動した際の境界部(A)と、再度、図3(a)のように色基準部材17と対向しない位置まで移動した際の境界部(B)との間の中間点である中間点(1)が、色基準部材17と対向する最適な位置と云える。
また、ラインイメージセンサ11が図4(a)のように色基準部材17と対向する位置から図3(a)のように色基準部材17と対向しない位置へと移動した際の境界部(B)と、再度、図4(a)のように色基準部材17と対向する位置まで移動した際の境界部(C)との間の中間点である中間点(2)が、色基準部材17と対向しない最適な位置と云える。
しかしながら、色基準部材17の大きさの誤差、パルスモータ21から押し板19、さらに直進カム18を介して、ラインイメージセンサ11の読取位置が移動するため、移動誤差が生じる。
そこで最適な位置を検出するために、パルスモータ21を一定速度で回転させると同時に読取動作を行い、図7に示す出力値の変化から、それぞれの境界部間を移動するのに必要なパルスモータ21の駆動量L1,L2をステップ数として求める。これにより、パルスモータ21の現在の作動基準位置から各境界部間の中間点(1)、中間点(2)へ移動するために必要な駆動量L+L1’およびL+L1+L2’をステップ数として求めることができる。
このように、中間点(1)への駆動量と中間点(2)への駆動量をそれぞれ色基準部材の読取時及び原稿画像の読取時のラインイメージセンサ11の位置を決める駆動量として算出することができる。これにより、ラインイメージセンサ11の現在の作動基準位置を検知するための位置検知センサを付加する必要がなくなる。
なお、色基準部材17と対向しない位置にラインイメージセンサ11を移動しても、コンタクトガラス15上に原稿等が存在すれば、原稿面と色基準部材17の表面との明るさの差が小さく、境界部を見つけることができないためにエラーを表示し、原稿を取り除く旨を通知或いは促すようにしてもよい。
ところで製品の電源投入直後はパルスモータの現在の停止位置がどこであるかは認識できない。すなわちラインイメージセンサ11の位置が確定しない。このためこの時点では、光源の光量調整やA/D変換部100のゲイン調整も行うことができない。
したがって、色基準部材17と色基準部材ではない部分との境界を探す動作では、光源の光量設定値やA/D変換部100のゲイン設定値及びシェーディング補正データは予め決められた初期値で行うことになる(特に工場組み立て直後など)。上述した「色基準部材17の画像と、色基準部材17ではない画像を見つける」方法は、ラインイメージセンサ11からの出力値と所定の閾値との大小関係で判断するのが容易である。
しかしながら、光源のばらつきなどの影響で、色基準部材17の画像と色基準部材17ではない画像が閾値に対して弁別できないことも有り得る。このような場合にはパルスモータが1回転する間、ラインイメージセンサ11からの出力値の最大値と最小値を保持して、それらの平均値を閾値にするか、或いは色基準部材17の画像と色基準部材17ではない画像とが閾値に対して弁別できるように光源の光量設定値やA/D変換部100のゲイン設定値を変更する等の方法を用いることもできる。このゲイン設定値の変更はA/D変換前のアナログ信号を増幅する増幅器に対して行っても、A/D変換後のデジタルデータに対する演算で行ってもよい。
上記構成により、画像読取装置1は、画像読取動作前に行う色基準部材の読取動作時には、パルスモータ21を回転させ、押し板19、直進カム18を図5(b)の状態にし、ラインイメージセンサ11を色基準部材17と対向する位置まで移動させる(図4(a)参照)。そして、ラインイメージセンサ11と色基準部材17とが対向し、ラインイメージセンサ11の読取有効範囲を色基準部材17が覆う状態となると、ラインイメージセンサ11は色基準部材17を読み取る。この結果、ラインイメージセンサ11の出力に基づいて生成した補正データがシェーディング補正するためのシェーディング補正用データとして画素毎に記憶される。その後、画像読取装置1は、パルスモータ21を回転させ、押し板19、直進カム18を図4(a)の状態にし、ラインイメージセンサ11が色基準部材17と対向しない位置まで移動させる(図3(a)参照)。
上記実施の形態によれば、駆動部10が、読取ユニット62を支持する下部フレーム82側に保持され、読取ユニット61内の直進カム18と読取ユニット62内の直進カム18の両方を駆動する。これにより、シェーディング補正機構を少ない部品点数で容易に構成することができる。
上記実施の形態では、ラインイメージセンサ11のみを移動させる構成としたが、これに限るものではない。即ち、ラインイメージセンサ11とガラス保持部材16とを相対的に移動させて、ラインイメージセンサ11と色基準部材17とが対向する位置と対向しない位置に移動する構成であればよい。
例えば、原稿読取時と色基準部材読取時とでガラス保持部材16のみを移動させる構成としてもよい。また、原稿読取時と色基準部材読取時とでラインイメージセンサ11とガラス保持部材16の両方を移動させる構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、色基準部材17はコンタクトガラス15上の原稿搬送面側に設ける構成としたが、これに限るものではない。即ち、色基準部材17はコンタクトガラス15上又はガラス保持部材16上の原稿読取位置15aから外れた位置に設けられていればよい。
例えば、コンタクトガラス15上の原稿搬送面とは反対の面に設けてもよい。また、ガラス保持部材16の原稿搬送面側であっても、ガラス保持部材16上の原稿搬送面とは反対の面に設けてもよい。
ラインイメージセンサ11と色基準部材17とは、対向する位置と対向しない位置に移動すればよく、ラインイメージセンサ11、色基準部材17、及びガラス保持部材16等が移動途中で垂直又はそれ以外の方向に移動しても、回転しても構わない。また、原稿搬送面の反対の面に設けた色基準部材17の白色基準面は、読取ユニット61,62の内側に露出しているため、傷・紙紛・ゴミ等が付着しない。
また、上記実施の形態では、色基準部材読取時に装置が開かれた場合の直進カム端18xの破損防止として押し板19に斜面形状部19cを設けた。一方、他の実施の形態として、色基準部材読取時に装置が開閉された場合、装置の開閉を検出してパルスモータ21を回転させ、押し板19を図5(a)の状態にして直進カム端18xの破損を防止するようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係る画像読取装置を側面から見た内部の概略構造を示す断面図である。 図1の画像読取装置1の電気的な概略構成を示すブロック図である。 (a)は原稿画像読取時の読取ユニットの垂直部分断面図であり、(b)は原稿画像読取時の読取ユニットの水平部分断面図である。 (a)は色基準部材読取時の読取ユニットの垂直部分断面図であり、(b)は色基準部材読取時の読取ユニットの水平部分断面図である。 駆動部周辺の構造図であり、(a)は原稿画像読取時の状態、(b)は色基準部材読取時の状態を示す。 原稿搬送方向から見た駆動部周辺の構造図であり、(a)は色基準部材読取時に装置が閉じた状態、(b)は色基準部材読取時に装置が開いた状態を示す。 パルスモータを一定速度で回転させると同時にラインイメージセンサで画像読取動作を行ったときの出力波形を示す図である。
符号の説明
1 画像読取装置
10 駆動部
11,110 ラインイメージセンサ(読取センサ)
15,150 コンタクトガラス
16 ガラス保持部材
17,170 色基準部材
18 直進カム
18x,18y 直進カム端
19 押し板
20 偏心カム
21 パルスモータ
61,62 読取ユニット
102 画像メモリ
104 CPU

Claims (5)

  1. 原稿を移動させながら原稿の両面に形成された画像を第1のフレームに支持される第1の読取部及び第2のフレームに支持される第2の読取部で読み取る画像読取装置であって、
    前記第1の読取部及び前記第2の読取部はそれぞれ、画像の読取位置で原稿をガイドするコンタクトガラスと、前記コンタクトガラスを保持するガラス保持部材と、前記読取位置に原稿の画像をコンタクトガラスを介して読み取る読取センサと、前記コンタクトガラス上の前記読取位置とは異なる位置又は前記ガラス保持部材上に配置され、前記読取センサによる画像読み取りが可能な色基準部材と、前記読取センサが前記読取位置に搬送される原稿と前記色基準部材とをそれぞれ読み取り可能にすべく前記読取センサと前記色基準部材とを相対的に移動させる移動機構とを有し、
    第1のフレーム及び前記第2のフレームのいずれか一方に保持され、前記第1の読取部内の移動機構と前記第2の読取部内の移動機構の両方を駆動する駆動手段を備え
    前記第1の読取部内の移動機構の一端部側が当該第1の読取部の外側に突出すると共に前記第2の読取部内の移動機構の一端部側が当該第2の読取部の外側に突出して設けられる一方、前記駆動手段は、前記第1のフレーム及び前記第2のフレームに跨って設けられて前記第1の読取部及び前記第2の読取部から外側に突出した前記移動機構の一端部をその内側にそれぞれ押圧するための押圧部材を駆動する手段であることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記第1の読取部及び前記第2の読取部内のそれぞれの前記移動機構は、
    それぞれの読取部の長手方向へ移動したとき、他の部材を前記長手方向とは異なる方向へ移動させる移動部材を有し、該移動部材の前記第1の読取部及び前記第2の読取部からそれぞれ突出する突出部を、前記長手方向に動かすことで駆動可能であり、
    前記駆動手段は、前記第1の読取部から突出する突出部と前記第2の読取部から突出する突出部とに前記押圧部材を介して力を伝達し、両方の該突出部を動かす手段であることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記駆動手段は、前記押圧部材によって前記第1の読取部から突出する突出部と前記第2の読取部から突出する突出部の両方を各読取部の内側に向かって押し込むとともに、前記第1の読取部内の移動機構及び前記第2の読取部内の移動機構を駆動しないときは、少なくとも前記第1の読取部から突出する突出部と接触しないように構成されることを特徴とする請求項記載の画像読取装置。
  4. 前記第1の読取部は、前記第1のフレームに平行移動可能に支持されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記押圧部材は、前記第1の読取部から突出する突出部と接触する接触部に斜面形状部を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
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