JPH07175454A - 表示制御装置および表示制御方法 - Google Patents

表示制御装置および表示制御方法

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JPH07175454A
JPH07175454A JP6222864A JP22286494A JPH07175454A JP H07175454 A JPH07175454 A JP H07175454A JP 6222864 A JP6222864 A JP 6222864A JP 22286494 A JP22286494 A JP 22286494A JP H07175454 A JPH07175454 A JP H07175454A
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display
line
video data
data
panel
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JP6222864A
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English (en)
Inventor
Yuichi Tomiyasu
雄一 冨安
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/20Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
    • G09G3/34Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
    • G09G3/36Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source using liquid crystals
    • G09G3/3611Control of matrices with row and column drivers
    • G09G3/3622Control of matrices with row and column drivers using a passive matrix
    • G09G3/3644Control of matrices with row and column drivers using a passive matrix with the matrix divided into sections

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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】上下2枚パネルを持つLCDの表示画面上にノ
イズ線が写し出される現象の発生を防止する。 【構成】垂直ブランク期間においては、ディスプレイコ
ントローラ10は、ノイズ線の発生を防止するために、
表示終了ライン(L239)と同一のビデオデータFV
Dを垂直ブランク期間開始ライン(L240)のダミー
データとして出力すると共に、次フレームサイクルで表
示開始ライン(L0)に表示すべきビテオデータを垂直
ブランク期間終了ライン(L243)のダミーデータと
して事前出力する。ディスプレイコントローラ10は、
これらダミーデータと一緒に、シフトクロックSCKも
出力する。この結果、表示期間から垂直ブランク期間へ
の変わり目、および垂直ブランク期間から表示期間への
変わり目の双方において、ビデオデータの値差がなくな
り、ノイズ線の発生を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパーソナルコンピュー
タのディスプレイモニタとして使用される液晶ディスプ
レイ(LCD)等のフラットパネルディスプレイを制御
する表示制御装置および表示制御方法に関し、特に上下
2枚のパネルから構成されるLCDの制御に適した表示
制御装置および表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ノートブックタイプまたはラッ
プトップタイプといった小型パーソナルコンピュータの
ディスプレイモニタとしては、カラーまたはモノクロL
CD等のフラットパネルディスプレイが使用されてい
る。これらLCDは、単純マトリクスタイプとアクティ
ブマトリクスタイプに大別される。
【0003】単純マトリクスタイプのLCDにおいて
は、TNまたはSTNの液晶層の各画素がその液晶層の
一方の側に設けられたコモン電極群と他方の側に設けら
れたセグメント電極群の重複する領域により定められ
る。コモン電極群には、ドライブ信号が順次供給され
る。セグメント電極群には、LCDのラインバッファに
セットされるビデオデータに応じたデータ信号が並列に
供給される。LCDの画素は、これらコモン電極群に供
給されるドライブ信号とセグメント電極群に供給される
データ信号によってライン毎にアドレス指定される。
【0004】この単純マトリクスタイプのLCDは、T
FT等の非線形スイッチング素子を利用するアクティブ
マトリクスタイプのLCDに比し、製造の歩止まりが高
く、低コストで実現できるという特徴を持っている。こ
のため、低価格が要求される小型パーソナルコンピュー
タには、単純マトリクスタイプのLCDが多く利用され
ている。
【0005】しかし、単純マトリクスタイプのLCD
は、その物理的構造からクロストーク現象が生じ易く、
これによってコントラストが低下して表示品質が低下す
るという欠点を持つ。コントラストの低下はデューティ
ー比(1/N;Nはパネル内のコモン電極数)が低下す
る程増大するので、パネル内のコモン電極数の多いLC
D程、表示品質が低下される。
【0006】この欠点を解消すべく、最近の単純マトリ
クスタイプLCDのほとんどは、画面を構成する2枚の
パネルを有している。一方のパネルは上半分の画面に対
応し、他方のパネルは下半分の画面に対応する。例え
ば、640ドット×480ラインの表示画面をサポート
するLCDにおいては、その上半分の画面は640ドッ
ト×240ラインのドットマトリクスを持つ上側のパネ
ルによって表示され、下半分の画面は640ドット×2
40ラインのドットマトリクスを持つ下側のパネルに表
示される。この場合、上側パネルのある1ラインとそれ
に対応する下側パネルの1ラインは同時にアドレス指定
され、2ライン単位で表示動作が行われる。このため、
640ドット×480ラインの画面を1/240のデュ
ーティー比によって表示制御することができ、この結
果、コントラストを改善でき、高品質表示を実現でき
る。
【0007】この種の上下2枚のパネルを持つLCDを
制御するディスプレイコントローラは、垂直ブランク期
間の制御の違いにより、以下の3種類に大別される。タ
イプ1:1フレームサイクル期間内に垂直ブランク期間
を挿入しないディスプレイコントローラ。
【0008】タイプ2:1フレームサイクル期間内に垂
直ブランク期間を挿入し、その垂直ブランク期間に
“0”または“1”に固定されたダミーデータをLCD
のラインバッファに転送するディスプレイコントロー
ラ。
【0009】タイプ3:1フレーム期間内に垂直ブラン
ク期間を挿入し、その垂直ブランク期間にはLCDのラ
インバッファへのデータ転送を停止するディスプレイコ
ントローラ。
【0010】これらタイプ1〜3の従来のディスプレイ
コントローラには、それぞれ以下のの欠点がある。 [タイプ1]タイプ1のディスプレイコントローラを使
用した場合には、あるフレームの表示期間の直ぐ後に次
のフレームの表示が開始される。アプリケーションプロ
グラムによっては、垂直ブランク期間を利用して、ディ
スプレイコントローラのカラーパレットなどの書き替を
行うものがある。しかし、タイプ1のディスプレイコン
トローラを使用した場合には垂直ブランク期間は無いの
で、カラーパレットの書き替え動作と表示動作がオーバ
ーラップして実行されることになり、これによって画面
にちらつきが発生される。
【0011】[タイプ2]タイプ2のディスプレイコン
トローラを使用した場合には、垂直ブランク期間が設定
されるので、上述の問題は解消できる。しかし、タイプ
2のディスプレイコントローラには、画面の最上部、中
央部、および最下部にそれぞれ黒または白の線(以下、
ノイズ線と称する)が写し出されるという現象が生じる
欠点がある。黒のノイズ線は、本来ON状態にあるべき
画素がダミーデータ“0”によってONからOFFに変
化されることによって発生する。また、白のノイズ線は
本来OFF状態の画素がダミーデータ“1”によってO
FFからONに変化されることによって発生する。
【0012】このような画素のON/OFFの変化は、
垂直ブランク期間にLCDに転送されるダミーデータ
“0”または“1”によって、その垂直ブランク期間の
直前および直後の表示ライン上の画素に加わる電圧波形
に歪みが生じることによって引き起こされる。ノイズ線
とダミーデータの関係を、図15に示す。
【0013】図15に示されているように、ダミーデー
タが“0”の場合には、ノーマリーブラックのLCDに
オール白(全ての画素がON状態)のデータパターンを
表示すると、画面の最上部、中央部、および最下部の表
示ライン上に黒のノイズ線が写し出される。また、LC
Dにオール黒(全ての画素がOFF状態)のデータパタ
ーンを表示すると、ノイズ線は発生されない。
【0014】一方、ダミーデータが“1”の場合には、
上述の場合と反対に、オール白のデータパターンを表示
した時はノイズ線は発生されず、オール黒のデータパタ
ーンを表示した時に白のノイズ線が発生される。
【0015】図16には、2枚パネルのLCDの画面上
におけるノイズ線の発生位置が示されている。このLC
Dは、640ドット×480ラインのノーマリーブラッ
クのモノクロLCDである。上パネルおよび下パネル
は、表示期間および垂直ブランク期間(VBLANK)
を含む同一のフレームサイクルによって同時に制御され
る。
【0016】画面全てにオール白のデータパターンを表
示した場合、図16に示されているように、上パネルに
おいては、垂直ブランク期間(VBLANK)の直前お
よび直後の表示ライン(ライン239,ライン0)に、
黒のノイズ線が現れる。同様にして、下パネルにおいて
も、垂直ブランク期間(VBLANK)の直前および直
後の表示ライン(ライン479,ライン240)に、黒
のノイズ線が現れる。
【0017】ライン0,ライン479上の黒のノイズ線
は画面の最上部、最下部にそれぞれ位置するので目立た
ないが、ライン239,240上の黒のノイズ線につい
ては、それらが画面中央に位置し、しかもそれらが隣接
して存在することから非常に良く目立つ。
【0018】なお、ここでは、説明を簡単にするため
に、ノイズ線を黒と白に分けたが、実際には、どちらの
ノイズ線もほぼ黒と白の中間調で薄く表示される。表示
画面全体が白の場合にはそれが黒く、表示画面全体が黒
の場合にはそれが白く見えることになる。
【0019】以下、ノイズ線の発生理由について説明す
る。前述したように、ノイズ線は、ある特定の表示ライ
ンの画素に加わる電圧の波形に歪みが生じることによっ
て、実効電圧が低下することによって発生される。
【0020】波形歪みは、あるラインの画素がオンの状
態で次ラインの画素がオフの状態、またはあるラインの
画素がオフの状態で次ラインの画素がオンの状態が、数
フレーム連続したときに生じる。このような状態が生じ
れば、垂直ブランク期間の直前および直後の表示ライン
だけでなく、表示期間中の中程の表示ラインにもノイズ
線が現れる事になる。
【0021】しかし、実際の表示画面においては、数フ
レームの期間継続してある特定のラインの全ての画素が
オンまたはオフに固定され、次のラインの全ての画素が
それと反対の状態に固定されるといったことは殆どな
い。また、表示画面の各画素は数フレームに何回かはオ
ンからオフ、またはオフからオンに変化されるのが普通
であるので、データ“1”を与えても、その画素は実際
にはオンとオフの中間値で表示されていることが多い。
このように、表示期間中の中程の表示ラインについては
画素がもともとオンとオフの中間調で表示されているの
で、そこに中間調の薄いノイズ線が現れてもそれを人間
の視覚で確認することはできない。
【0022】一方、垂直ブランク期間ではデータが
“1”または“0”に固定されているので、もしその直
前および直後の表示ラインが数フレームの期間継続して
それと反対の状態に固定されると、その表示ラインのブ
ランク期間のビデオデータの値差が大きくなり、これに
よって前述のようなノイズ線が人間の視覚で確認される
ことになる。
【0023】[タイプ3]タイプ3のディスプレイコン
トローラを使用した場合には、垂直ブランク期間(VB
LANK)にはLCDのラインバッファへのビデオデー
タの転送が停止される。このため、LCDのラインバッ
ファには、垂直ブランク期間(VBLANK)の間中、
その垂直ブランク期間(VBLANK)直前の表示ライ
ン(ライン239,ライン479)の表示データパター
ンが保持されることになる。
【0024】したがって、上パネルにおいては、ライン
239と垂直ブランク期間(VBLANK)のデータが
同一になり、ライン239には前述のようなノイズ線は
現れない。しかし、ライン239と次フレームのライン
0のデータが異なる場合には、図17に示すようにその
ライン0にはタイプ2のコントローラと同様の現象が生
じ、そこにノイズ線が発生する。同様に、下パネルにお
いても、ライン479と垂直ブランク期間(VBLAN
K)のデータが同一になり、ライン479には前述のよ
うなノイズ線は生じない。しかし、ライン479のデー
タと次フレームのライン240のデータが異なる場合に
は、そのライン240にはタイプ2のコントローラと同
様のノイズ線が現れる。
【0025】前述したように、実際の表示画面において
は、上パネルのライン239と次のフレームのライン0
のデータが同一になることは極めて希であり、ほとんど
の場合は異なったデータパターンとなる。また、下パネ
ルのライン479と次のフレームのライン240のデー
タが同一になることも極めて希である。
【0026】したがって、タイプ3のコントローラを使
用した場合には、図16に示されているように、垂直ブ
ランク期間(VBLANK)の直後の表示ライン(ライ
ン0,ライン240)にノイズ線が現れることになる。
【0027】また、従来デュアルスクリーンパネルの制
御方法は、上パネルまたは下パネルのビデオデータを格
納する半画面分のフレームバッファを設けて制御する方
法と、上パネル用データまたは下パネル用データをキャ
ラクタまたはバイト単位に交互に読みだして制御する方
法があった。
【0028】前者は、CRT出力と同じタイミングでC
RT制御回路及びビデオ出力段回路を動作させ、同時に
外部のビデオメモリの非表示領域にビデオデータを書き
込む。上パネル分の半画面を操作し終わると、前記ビデ
オメモリに格納したビデオデータ(上パネルのビデオデ
ータ)を読みだしながら、下パネルのビデオデータを読
みだし、上パネルのビデオデータと併せてLCDパネル
に出力する。同様に、下パネルのビデオデータは出力し
ながら前記ビデオメモリに格納する。前記ビデオメモリ
のデータは、半画面毎に上パネル用と下パネル用のデー
タに書きかわっている。CRT出力タイミングで上下パ
ネルを操作するので、CRTを1フレーム走査する時間
でLCDは2フレーム同じデータを走査する事になる。
【0029】後者は、CRT出力とは異なったフラット
パネル用表示タイミングで制御する。キャラクタ単位ま
たはバイト単位で表示アドレスを上パネルおよび下パネ
ルに交互に出力し、上パネル用データと下パネル用デー
タを交互に読みだし、ビデオ出力回路で併せて同時にL
CDパネルに出力する。従って、CRT制御回路は上パ
ネル用はCRT用と兼用し、下パネル用は別個に同じ回
路を有する。
【0030】しかしながら、上パネルまたは下パネル用
のフレームバッファをディスプレイコントローラチップ
外部のビデオメモリ領域に持つと、このデータをリード
/ライトするメモリサイクルが発生し、システムからの
アクセス頻度が犠牲になりビデオメモリの書換え速度が
落ちるという問題点がある。
【0031】同様に、フレームバッファをディスプレイ
コントローラチップ内部に持つと、メモリサイクルは発
生しないが、膨大な回路増加になり、チップ面積が増大
するという問題がある。また、CRTと同じタイミン
グ、すなわちデュアルスクリーンLCDタイミングの倍
速度でLCDパネルに出力するため表示品位を低下させ
るという問題点もある。
【0032】上パネル用データと下パネル用データをキ
ャラクタ単位またはバイト単位に交互にリード/ライト
する方法では、アドレス制御を含むCRT制御部の回路
が複雑になり回路量が増加するという問題がある。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】従来のディスプレイコ
ントローラにおいては、表示期間から垂直ブランク期間
への変わり目や垂直ブランク期間から表示期間への変わ
り目において、垂直ブランク期間のダミーデータの影響
でフラットパネルディスプレイの画面にノイズ線が写し
出されるという現象が生じる欠点があった。
【0034】また、上パネルまたは下パネル用のフレー
ムバッファをディスプレイコントローラチップ外部のビ
デオメモリ領域に持つと、このデータをリード/ライト
するメモリサイクルが発生し、システムからのアクセス
頻度が犠牲になりビデオメモリの書換え速度が落ちると
いう問題点がある。
【0035】同様に、フレームバッファをディスプレイ
コントローラチップ内部に持つと、メモリサイクルは発
生しないが、膨大な回路増加になり、チップ面積が増大
するという問題がある。また、CRTと同じタイミン
グ、すなわちデュアルスクリーンLCDタイミングの倍
速度でLCDパネルに出力するため表示品位を低下させ
るという問題点もある。
【0036】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、フラットパネルディスプレイの画面にノイズ線
が写し出される現象の発生を防止できるようにして、フ
ラットパネルディスプレイにどのようなデータパターン
を表示している場合でも、常にノイズ線の無い高品位表
示を行う事ができる表示制御装置および表示制御方法を
提供することを目的とする。
【0037】この発明の他の目的は、ビデオメモリの書
換え速度を落とさず、表示品位を維持しながら簡単な回
路構成でデジュアルスクリーンパネル制御を実現するこ
とのできる表示制御装置を提供することである。」
【0038】
【課題を解決するための手段および作用】この発明によ
る表示制御装置は、複数ライン分の表示期間と、それに
後続する少なくとも2ライン分の垂直ブランク期間とを
含むフレームサイクルによってフラットパネルディスプ
レイを制御する表示制御装置であって、前記表示期間中
に、前記フラットパネルディスプレイの表示開始ライン
から表示終了ラインまでの複数ライン分のビデオデータ
を前記フラットパネルディスプレイのラインバッファに
順次転送するビデオデータ転送手段と、前記表示終了ラ
イン直後の前記垂直ブランク期間における前記ラインバ
ッファの内容を、前記表示終了ラインのビデオデータと
同一に設定する手段と、次フレームサイクルの前記表示
開始ライン直前の前記垂直ブランク期間における前記ラ
インバッファの内容を、前記次フレームサイクルで前記
表示開始ラインに表示すべきビテオデータと同一に設定
する手段とを具備することを特徴とする。
【0039】この表示制御装置においては、表示終了ラ
インとその直後の垂直ブランク期間とでラインバッファ
の内容が同一に設定され、また次フレームサイクルの表
示開始ラインとその直前の垂直ブランク期間との間でも
ラインバッファの内容が同一に設定される。このため、
表示期間から垂直ブランク期間への変わり目、および垂
直ブランク期間から表示期間への変わり目の双方におい
て、ビデオデータの値差がなくなり、どのようなデータ
パターンを表示している場合でも、画面中にノイズ線が
写し出されてしまう等の不具合が招くこと無く高品位表
示を行う事ができる。
【0040】特に、上下2枚パネルから構成されるフラ
ットパネルディスプレイを使用した場合には、表示期間
から垂直ブランク期間への変わり目、または垂直ブラン
ク期間から表示期間への変わり目のどちらか一方にビデ
オデータの値差があると、画面中央部にノイズ線が写し
出されてしまうという問題が生じるが、この表示制御装
置によってその上下2枚パネルから構成されるフラット
パネルディスプレイを制御した場合には、その様な問題
は一切は生じない。したがって、上下2枚パネルから構
成されるフラットパネルディスプレイを使用した場合で
も、高品位表示を実現することができる。
【0041】また、この発明によれば、上パネル1ライ
ン目の表示アドレス、下パネル1ライン目の表示アドレ
ス、上パネル2ライン目の表示アドレス、下パネル2ラ
イン目の表示アドレス、...と上下パネル交互に表示
アドレスを発生する表示アドレス発生回路と、表示アド
レス発生回路から発生される表示アドレスに応答して、
交互に表示データをビデオメモリから読み出すことので
きるメモリ制御回路と、上パネル1ライン表示分のライ
ンバッファを有する。上ライン1ライン分のビデオデー
タ書き込みを終わり、下パネル次ラインの表示データを
ビデオメモリから読みだのと同時に前記ラインバッファ
に格納されている上パネルのビデオデータを読みだし、
下パネルの表示データを変換して下パネル用ビデオデー
タを作成してから上下のビデオデータの出力タイミング
を合わせてデュアルスクリーンパネルに出力する。ま
た、デュアルスクリーンパネルLCDに出力するシフト
クロックは、1水平走査時間の前半は、ラインバッファ
へのビデオデータ書き込みになるため出力せず、後半に
上下パネル用のビデオデータと合わせて出力する。
【0042】この発明によれば、外部ビデオメモリにフ
レームバッファを持たないことからメモリアクセスは発
生せずCRT表示と同様の性能(ビデオメモリの書換え
速度)を維持できる。表示タイミングは、本来のLCD
タイミングに合わせているため、デュアルスクリーンパ
ネルの高い表示品位を引き出すことができる。回路構成
は、ラインバッファの追加にとどまるため、CRT制御
回路は簡単な回路構成を実現している。また、さらに高
解像度のデュアルスクリーンパネルにも容易に対応でき
る。」
【0043】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。この表示制御システム4は、例えば、640×
480ドット、最大256色の同時色表示等の表示モー
ドを持つVGA(Video Graphics Array)仕様の
表示制御システムであり、パーソナルポータブルコンピ
ュータのシステムバス2に接続される。この表示制御シ
ステム4は、ポータブルコンピュータ本体に標準装備さ
れるフラットパネルディスプレイ40およびオプション
接続されるアナログCRTディスプレイ50双方に対す
る表示制御を行なう。
【0044】表示制御システム4には、ディスプレイコ
ントローラ10および画像メモリ(VRAM)25が設
けられている。これらディスプレイコントローラ10お
よびVRAM25は、図示しない回路基板上に搭載され
ている。
【0045】フラットパネルディスプレイ40は、単純
マトリクスタイプのSTNモノクロLCDまたはカラー
LCDであり、640ドット×480ラインの表示画面
をサポトする。フラットパネルディスプレイ40には、
上半分の表示画面に対応する上パネルユニット41aと
下半分の表示画面に対応する下パネルユニット41bが
備けられている。上パネルユニット41aおよび下パネ
ルユニット41bは、それぞれ640ドット×240ラ
インのドットマトリクスを持つ。
【0046】図1においては、上パネルユニット41a
と下パネルユニット41bが離れて配置されているが、
これは説明を簡単にするために模式的に示したものであ
り、実際には、それら上パネルユニット41aと下パネ
ルユニット41bは1枚のスクリーン(640ドット×
480ライン)を構成するために近接して配置されてい
る。
【0047】上パネルユニット41aの各画素は、液晶
層の一方の側に設けられた640本のセグメント電極と
他方の側に設けられた240本のコモン電極との重複位
置によって規定される。水平方向の640ドット分の画
素の並びが1本の表示ラインを構成する。同様に、下パ
ネルユニット41bにおいても、各画素は液晶層の一方
の側に設けられた640本のセグメント電極と他方の側
に設けられた240本のコモン電極との重複位置によっ
て規定され、水平方向の640ドット分の画素の並びが
1本の表示ラインを構成する。
【0048】デイスプレイコントローラ10は、フラッ
トパネルディスプレイ40にフラットパネルビデオデー
タFVD、ラッチパルスLP、フィールドパルスFP、
シフトクロックSCKを供給する。フラットパネルビデ
オデータFVDは、上パネル用の4ビット幅のビデオデ
ータと下パネル用の4ビット幅のビデオデータを含み、
8ビット幅のサイズを持つ。
【0049】ラッチパルスLPおよびフィールドパルス
FPは、それぞれフラットパネルディスプレイ40の水
平同期信号、垂直同期信号として利用される。シフトク
ロックSCKは、フラットパネルビデオデータFVDを
フラットパネルディスプレイ40のラインバッファに順
次転送するためのクロックであり、フラットパネルビデ
オデータFVDと同期してフラットパネルディスプレイ
40に供給される。
【0050】デイスプレイコントローラ10は、240
ライン(L0〜L239)分の垂直表示期間と4ライン
(L240〜L243)分の垂直ブランク期間(VBL
ANK)を持つフレームサイクルで、フラットパネルデ
ィスプレイ40を制御する。垂直ブランク期間の4ライ
ン(L240〜L243)はブランクラインであり、こ
の垂直ブランク期間においては上パネル41aおよび下
パネル41bのどの表示ラインも選択されない。
【0051】このような垂直ブランク期間を含むフレー
ムサイクルは、ラッチパルスLPおよびフィールドパル
スFPの発生タイングの関係によって規定することがで
きる。
【0052】以下、これらラッチパルスLP、フィール
ドパルスFP、シフトクロックSCKに基づく、フラッ
トパネルディスプレイ40の動作について、その概略を
説明する。
【0053】まず、上パネルユニット41aについて説
明する。上パネルユニット41aは、コモンドライバ4
2a、ラッチおよびセクメントドライバ43a、および
ラインバッファ44aによって制御される。
【0054】コモンドライバ42aは、上パネルユニッ
ト41aの240本のコモン電極にドライブ信号を順次
供給し、これによって240本の表示ライン(L0〜L
239)をライン単位で順次選択する。この表示ライン
の選択動作はディスプレイコントローラ10からのフィ
ールドパルスFPの入力に応答して開始され、表示開始
ライン(ラインL0)から表示終了ライン(ラインL2
39)までの240本の表示ラインが順次選択される。
次のフィールドパルスFPが入力されると、再び、表示
開始ライン(ラインL0)から選択動作が開始される。
【0055】ラッチおよびセグメントドライバ43a
は、ラインバッファ44aに転送された640ドット分
のビデオデータをラッチし、そのラッチしたデータに対
応したデータ信号を640本のセグメント電極に並列に
供給する。ラインバッファ44aからのビテオデータの
ラッチ動作は、ディスプレイコントローラ10からラッ
チパルスLPが供給される度に実行される。
【0056】ラインバッファ44aは、1ラインすなわ
ち640ドット分のビデオデータFVDを保持するため
のものであり、シフトレジスタから構成されている。ビ
デオデータFVDはシフトクロックSCKと共にライン
バッファ44aに入力され、シフトクロックSCKの入
力タイミングに同期してラインバッファ44aの左端か
ら右端に順次シフトされる。
【0057】下パネル41bは、コモンドライバ42
b、ラッチおよびセクメントドライバ43b、およびラ
インバッファ44bによって制御される。これらコモン
ドライバ42b、ラッチおよびセクメントドライバ43
b、およびラインバッファ44bの動作は、前述の上パ
ネル41aのコモンドライバ42a、ラッチおよびセク
メントドライバ43a、およびラインバッファ44aと
全く同一である。
【0058】次に、図2のタイミングチャートを参照し
て、この発明の特徴とする垂直ブランク期間(VBLA
NK)におけるフラットパネルディスプレイの第1の制
御方法を説明する。
【0059】前述したように、上パネル41aと下パネ
ル41bは、入力されるビデオデータが異なる以外は全
く同様に動作制御されるので、ここでは、上パネル41
aに対する垂直ブランク期間(VBLANK)の制御に
ついてのみ説明する。
【0060】すなわち、垂直表示期間においては、ディ
スプレイコントローラ10は、表示対象ラインに表示す
べき640ドット分のビデオデータFVDを、シフトク
ロックSCKと共に出力する。上パネル41aにおいて
は、シフトクロックSCKに同期してビデオデータFV
Dが順次ラインバッファ44aに取り込まれる。
【0061】1表示ライン分のビデオデータFVDの転
送を完了すると、ディスプレイコントローラ10は、ラ
ッチパルスLPを発生する。上パネル41aにおいて
は、このラッチパルスLPによってラインバッファ44
aの640ドット分のビデオデータFVDがラッチおよ
びセグメントドライバ43aにラッチされ、ビデオデー
タFVDに対応するデータ信号が640本のセグメント
電極に並列に供給される。この時、表示対象ラインのコ
モン電極がコモンドライバ42aによって選択されてお
り、その表示対象ラインの表示が開始される。
【0062】表示対象ラインにデータが表示されている
期間においては、ディスプレイコントローラ10は、次
の表示対象ラインに表示すべき640ドット分のビデオ
データFVDを、シフトクロックSCKと共に出力す
る。これにより、上パネル41aにおいては、表示対象
ラインの表示動作中に、次の表示ラインのビデオデータ
FVDが順次ラインバッファ44aに取り込まれる。
【0063】このようにして、垂直表示期間中において
は、ディスプレイコントローラ10は、表示開始ライン
(ラインL0)から表示終了ライン(ライン239)ま
での240ライン分のフラットパネルビデオデータFV
Dをライン単位でラインバッファ44aに順次転送す
る。
【0064】垂直ブランク期間(VBLANK)におい
ては、ディスプレイコントローラ10は、前述したノイ
ズ線の発生を防止するために、表示終了ライン(L23
9)と同一のビデオデータFVDを垂直ブランク期間開
始ライン(L240)のダミーデータとして出力すると
共に、次フレームサイクルで表示開始ライン(L0)に
表示すべきビテオデータを垂直ブランク期間終了ライン
(L243)のダミーデータとして事前出力する。ディ
スプレイコントローラ10は、これらダミーデータと一
緒に、シフトクロックSCKも出力する。
【0065】この結果、表示終了ライン(L239)と
その直後の垂直ブランク期間の開始ライン(L240)
とでラインバッファ44aの内容が同一に設定され、ま
た次フレームサイクルの表示開始ライン(L0)とその
直前の垂直ブランク期間の最終ライン(L243)との
間でもラインバッファ44aの内容が同一に設定され
る。
【0066】このため、表示期間から垂直ブランク期間
への変わり目、および垂直ブランク期間から表示期間へ
の変わり目の双方において、ビデオデータの値差がなく
なり、どのようなデータパターンを表示している場合で
も、画面中にノイズ線が写し出されてしまう等の不具合
の発生を防止することが可能となる。
【0067】なお、垂直ブランク期間の第2ラインおよ
び第3ライン(L241,L242)のダミーデータ
は、どのようなデータパターンであってもよく、また発
生しなくても良い。
【0068】次に、図3のタイミングチャートを参照し
て、垂直ブランク期間(VBLANK)におけるフラッ
トパネルディスプレイの第2の制御方法を説明する。デ
ィスプレイコントローラ10は、垂直表示期間から垂直
ブランク期間(VBLANK)に移行した時、フラット
パネルディスプレイ40へのシフトクロックSCKの供
給を停止する。シフトクロックSCKは、垂直ブランク
開始ラインから3ライン分、つまりラインL240目か
らラインL242目まで停止され続け、垂直ブランク終
了ライン(L243)から供給開始される。
【0069】シフトクロックSCKが停止した場合、ラ
インバッファ44aの内容は更新されずに、停止直前の
ビデオデータ、つまり表示終了ライン(L239)のビ
デオデータがそのまま維持され続ける。このため、表示
終了ライン(L239)とその直後の垂直ブランク期間
の開始ライン(L240)とでラインバッファ44aの
内容が同一に設定される。
【0070】垂直ブランク終了ライン(L243)に対
しては、前述の第1の方法と同様に、次フレームサイク
ルで表示開始ライン(L0)に表示すべきビテオデータ
がダミーデータとして事前出力される。このため、次フ
レームサイクルの表示開始ライン(L0)とその直前の
垂直ブランク期間の最終ライン(L243)との間でも
ラインバッファ44aの内容が同一に設定される。
【0071】したがって、この第2方法においても、垂
直表示期間から垂直ブランク期間への変わり目、および
垂直ブランク期間から表示期間への変わり目の双方にお
いて、ビデオデータの値差を無くすことができ、画面中
にノイズ線が写し出されてしまう等の不具合の発生を防
止することが可能となる。
【0072】以下、このような第1または第2方法によ
ってフラットパネルディスプレイ40を制御するための
ディスプレイコントローラ10の構成を説明する。ま
ず、図4を参照して、ディスプレイコントローラ10お
よびVRAM25を含む表示制御システム4全体の構成
を説明する。
【0073】ディスプレイコントローラ10はゲートア
レイによって実現される1個のLSIであり、この表示
制御システム4の主要部を成す。このディスプレイコン
トローラ10は、システムバス2を介してポータブルコ
ンピュータのCPU1に結合されており、CPU1から
の要求に応じてVRAM25への描画を行う。また、デ
ィスプレイコントローラ10は、VRAM25に描画さ
れたデータをビデオデータに変換してフラットパネルデ
ィスプレイ40またはCRTディスプレイ50に出力
し、それらの画面リフレッシュを行う。
【0074】VRAM25は、フラットパネルディスプ
レイ40またはアナログCRTディスプレイ50に表示
するための表示データを記憶する。このVRAM25は
デュアルポートメモリであり、ダイナミックRAMと、
SAM(シリアルアクセスメモリ)を持つ。RAMのラ
ンダムアクセスはランダムアクセスポート(DATA)
を介して実行され、SAMのシリアルアクセスはシリア
ルアクセスポート(S−DATA)を介して実行され
る。この場合、シリアルアクセスポート(S−DAT
A)は画面リフレッシュのためのデータ読み出しに使用
され、またパラレルアクセスポート(DATA)はデー
タの更新に使用される。このため、VRAM25は、そ
の記憶内容の更新動作と同時に、画面リフレッシュのた
めのデータ読み出し動作を行う事ができる。
【0075】表示データは、VRAM25に所定のデー
タフォーマットで格納される。データフォーマットとし
ては、4ビット/ピクセル、8ビット/ピクセルなどが
ある。VRAM25のシリアルポート(S−DATA)
は32ビット幅であるので、4ビット/ピクセルのメモ
リデータであれば8ドット、8ビット/ピクセルのメモ
リデータであれば4ドット分同時に読み出される。
【0076】ディスプレイコントローラ10は、図示の
ように、システムインターフェース11、パラメータレ
ジスタ群12、クロック制御回路13、ラスタオペレー
ション回路14、メモリ制御回路15、表示タイミング
生成回路17、カラーパレット18、パラレル−シリア
ル変換回路19、マルチプレクサ20、RAMDAC2
1、フラットパネル制御回路22、ラインバッファ2
3、および上下データ制御回路24を備えている。
【0077】システムインターフェース11はシステム
バス2を介してシステムデータ等をCPU1と授受する
ためのものであり、このシステムインターフェース11
にはパラメ−タレジスタ群12が設けられている。パラ
メ−タレジスタ群12には、フラットパネルディプレイ
40およびCRTディスプレイ50の表示モード(テキ
ストモード、グラフィクスモード)を規定するための各
種パラメ−タや、カラーパレット18に書き込むための
カラーデータがセットされる。これらパラメ−タやカラ
ーデータは、CPU1からのシステムデータによって与
えられる。
【0078】クロック制御回路13は、システムバス2
からの14.318MHzのバスクロックに基づき、ビ
デオクロックVDCLK等を生成する。ビデオクロック
VDCLKは、フラットパネルディスプレイ40または
CRTディスプレイ50の表示タイミングに合わせてビ
デオデータをそれらディスプレイにドット単位で出力す
るための同期クロックであり、例えば28.322MH
z程度の周波数を有する。このビデオクロックVDCL
Kの周波数の値は、フラットパネルディスプレイ40ま
たはCRTディスプレイ50の水平/垂直の走査周波数
に基づいて決定される。
【0079】ラスタオペレーション回路14は、CPU
1からのシステムデータをライトデータとしてメモリ制
御回路15に転送する機能と、メモリ制御回路15によ
ってVRAM25から読み出された表示データに対して
各種ラスタ演算を実行する描画機能を有している。描画
時には、VRAM25から読み出された表示データは、
ラスタオペレーション回路14によって論理演算が実行
され、その演算結果が再びVRAM25に書き込まれ
る。演算の内容は、パラメタレジスタ群12に設定され
ているパラメ−タによって制御される。
【0080】メモリ制御回路15は、VRAM25をア
クセス制御するためのものであり、CPU1からのメモ
リリード/ライト要求に従ってVRAM25のランダム
アクセス制御を行うと共に、表示タイミング生成回路1
7からの表示タイミング信号に応じてVRAM25のシ
リアルアクセス制御を行う。
【0081】上下2枚パネルからなるフラットパネルデ
ィスプレイ40にデータを表示する場合には、メモリ制
御回路15は、VRAM25をシリアルアクセス制御
し、VRAM25から上画面の表示データと下画面の表
示データをドット単位または1ライン単位で交互に読み
出す。
【0082】この場合、VRAM25のシリアル制御
は、RAMからSAMへのデータ転送と、SAMのシリ
アルリードによって実行される。RAMからSAMへの
データ転送においては、メモリ制御回路15からのメモ
リアドレスADDRによって転送対象のRAMの1行が
指定され、その1行分のデータがRAMからSAMに転
送される。SAMのシリアルリードにおいては、メモリ
制御回路15からのメモリアドレスADDRによってS
AMスタートアドレスが指定され、シリアルクロックS
Kに同期してSAMアドレスが順次カウントアップされ
る。これにより、シリアルクロックSKに同期してSA
Mからデータが順次出読み出される。
【0083】表示タイミング生成回路17は、フラット
パネルディプレイ40用の表示タイミング信号を生成
し、それをメモリ制御回路15およびフラットパネル制
御回路22に供給する。また、表示タイミング生成回路
17は、CRTディスプレイ50用の水平同期信号HS
YNC,垂直同期信号VSYNCも生成する。
【0084】カラーパレット18は、パラレル−シリア
ル変換回路(P−S)19から出力される4ビット/ピ
クセルのデータの色属性を決定するためのものであり、
16個のカラーパレットレジスタを備えている。このカ
ラーパレット18には、パラレル−シリアル変換回路1
9からの4ビット/ピクセルのデータがインデックスと
して入力され、16個のカラーパレットレジスタの1つ
が選択される。各カラーパレットレジスタには、6ビッ
トのカラーパレットデータがセットされている。選択さ
れたカラーパレットレジスタから読み出される6ビット
のカラーパレットデータは、パラメタレジスタ群12内
蔵のカラー選択レジスタから出力される2ビットのカラ
ー選択データと加えられて、合計8ビットのデータにな
る。この8ビットデータは、CRTビデオデータとして
マルチプレクサ20に供給される。
【0085】パラレル−シリアル変換回路(P−S)1
9は、VRAM25のシリアルアクセスポート(S−D
ATA)から同時に読み出される32ビットのメモリデ
ータ(4ビット/ピクセルの場合は8画素、8ビット/
ピクセルの場合は4画素)をピクセル単位に切り出し、
シリアルに出力する。4ビット/ピクセルのメモリデー
タは、カラーパレット18を介してマルチプレクサ20
に送られ、8ビット/ピクセルのメモリデータはCRT
ビデオデータとして直接にマルチプレクサ20に送られ
る。
【0086】マルチプレクサ20は、カラーパレット1
8とパラレル−シリアル変換回路(P−S)19の一方
のCRTビデオデータを選択し、それをRAMDAC2
1に供給する。
【0087】RAMDAC21は、カラーCRTディス
プレイ50用のR,G,BのアナログカラーCRTビデ
オデータ(CRTVD)を生成するためのものであり、
8ビットのCRTビデオデータをインデックスとするカ
ラーテーブルと、このカラーテーブルから読み出される
カラーデータをアナログ信号に変換するD/Aコンバー
タとから構成されている。VGA仕様では256色同時
表示の表示モードがあるので、この表示モードをサポー
トするためにカラーテーブルには256個のカラーレジ
スタが含まれており、そのうちの1つがRAMDAC2
1に入力されるCRTビデオデータによって選択され
る。各カラーレジスタには、R,G,Bそれぞれについ
て6ビットからなる合計18ビットのカラーデータが格
納されている。選択されたカラーレジスタに格納されて
いるカラーデータは、デジタルR,G,Bデータとして
フラットパネル制御回路22に供給されると共に、RA
MDAC21内蔵のD/Aコンバータに供給される。D
/Aコンバータは、デジタルR,G,Bデータをアナロ
グR,G,B信号に変換して、CRTディスプレイ50
に供給する。
【0088】フラットパネル制御回路22は、表示タイ
ミング生成回路17から表示タイミング信号に応じてラ
ッチパルスLP、フィールドパルスFP、シフトクロッ
クSCKを生成し、それをフラットパネルディスプレイ
40に供給する。また、フラットパネル制御回路22
は、RAMDAC21からの18ビットのデジタルR,
G,Bデータをフラットパネルディスプレイ40用の4
ビットのモノクロ階調ビデオデータにエミュレートす
る。上画面用の4ビットのモノクロ階調ビデオデータは
ラインバッファ23に送られ、そこで1ライン分蓄積さ
れる。一方、下画面用の4ビットのモノクロ階調ビデオ
データは、マルチプレクサから成る上下データ制御回路
24に送られ、ラインバッファ23に蓄積された上画面
用のモノクロ階調ビデオデータと加えられ、これによっ
て合計8ビットのフラットパネルモノクロ階調ビデオデ
ータFVDとしてフラットパネルディスプレイ40に送
られる。
【0089】図5には、ディスプレイコントローラ10
に含まれるユニットの内、フラットパネルディスプレイ
40の制御に関係する部分の具体的な構成が示されてい
る。表示タイミング生成回路17は、図示のように、ラ
インカウンタ171およびドットカウンタ172を含ん
でいる。
【0090】ラインカウンタ171は垂直方向のライン
数をカウントするためのものであり、そのカウント値に
よってフラットパネルディスプレイ40の上下パネルそ
れぞれにおける表示対象の垂直ラインを指定する。フラ
ットパネルディスプレイ40の各パネルの垂直総ライン
数は244本(240本の垂直表示ラインL0〜L23
9+4本の垂直ブランクラインL240〜L243)で
あるので、ラインカウンタ171のカウント値は0から
243まで順次カウントアップし、243の次は再び0
からカウントを再開する。ドットカウンタ172は、水
平方向のドット数をカウントする。フラットパネルディ
スプレイ40の各パネルの水平方向のドット数は640
ドットであるので、ドットカウンタ172のカウント値
は0から639まで順次カウントアップし、639の次
は再び0からカウントを再開する。このドットカウンタ
172のカウント値は、ラインカウンタ171のカウン
ト値とともに、表示タイミング生成回路17の前述の表
示タイミング信号としてメモリ制御回路15、およびフ
ラットパネル制御回路22に与えられる。
【0091】メモリ制御回路15は、図示のように、ア
ドレスカウンタ151およびイネーブル制御回路152
を備えている。アドレスカウンタ151は、ラインカウ
ンタ171とドットカウンタ172ののカウント値から
表示アドレスを生成する。この表示アドレスの値は、1
フレーム分の表示データを格納しているVRAM25の
表示対象ラインの先頭アドレスを示すものであり、VR
AM25にRAM−SAM転送用のメモリアドレスとし
て供給される。イネーブル制御回路152は、アドレス
カウンタ151のイネーブル信号およびVRAM50の
シリアル出力イネーブル信号(SOE)を生成する。
【0092】フラットパネル制御回路22は、ビデオデ
ータ変換回路221とクロック制御回路222を備えて
いる。ビデオデータ変換回路221は、RAMDAC2
1からのデジタルR,G,Bデータをフラットパネルデ
ィスプレイ40用のカラ−ビデオデータ、またはモノク
ロ階調ビデオデータにエミュレートする。すなわち、S
TNカラーLCDは各RGBが16階調であるため、4
096(163 )色の表示が可能である。従って、図1
1に示すように、RAMDAC21から出力されたR,
G,Bの各6ビットデータは61階調エミュレーション
回路2211に供給されるとともにマルチプレクサ22
12に供給される。マルチプレクサ2212は61階調
エミュレーション回路2211からの4ビット(16階
調)データまたはRAMDAC21からのRGB各6ビ
ットの上位4ビット(16階調)データをLCDフレー
ム制御回路2213に出力する。STNタイプのLCD
は、1画素が単階調で表現される。このため、単階調で
16階調を表現するために、フレーム周期を持った画素
のオン/オフが行われる。但し、隣合う画素の同時点滅
によるちらつきを起こさないように、表現する階調に合
ったディザを使用する。この制御はフレーム制御回路2
214により行われる。LCDフレーム制御回路221
3から出力されたRGB各4ビットデータはRGB画素
制御回路2214において順番に並べられ、フラットパ
ネルに40に入力されるシフトクロック(SCK)の周
期により決定されるビデオデータ幅にセットされ、8ビ
ットデータとして上下データ制御回路24に出力され
る。
【0093】また、モノクロLCDの場合には、RAM
DAC21から出力されるRGB各6ビットデータは輝
度換算回路2215において最適な明るさの階調データ
に変換され、61階調エミュレーション回路2211ま
たは変換テーブル2216により4ビット階調データに
変換され、フレーム制御回路2213に入力され,上述
したと同様のフレーム制御が成され、上下データ制御回
路24に出力される。なお、LCDフレーム処理(fr
ame−rate control)およびディザ(d
ither)処理については、この出願と同一出願人に
より出願された特願平3−180763号「カラー液晶
表示制御装置」に記述されている。また、ビデオデータ
変換回路221は、ラインバッファ23とのインターフ
ェースを有している。
【0094】クロック制御回路222は、前述のラッチ
パルスLP、フィールドパルスFP、シフトクロックS
CKを生成する。これら信号の発生は、ラインカウンタ
171とドットカウンタ172のカウント値に基づいて
制御される。シフトクロックSCKは、ビデオクロック
に同期して出力される。
【0095】ラインバッファ23は256ワードx8ビ
ットのRAMで構成され、ビデオデータ変換回路221
から出力される上パネル1ライン分のカラービデオデー
タまたはモノクロ階調ビデオデータを格納する。上下デ
ータ制御回路24はラインバッファ23に格納されてい
る上パネル1ライン分の表示データと下パネル1ライン
分の表示データを併せて出力する。すなわち、デュアル
パネルスクリーンの1水平走査期間はCRTのそれの2
倍の時間であるため、1水平走査期間(LCDスクリー
ン)の前半で上パネルのLCDビデオデータが1ライン
分ラインバッファ23に格納され、後半で下パネル1ラ
イン分のデータを読みだすと同時にラインバッファ23
に格納されている上パネル1ライン分のデータを読みだ
し、上下データ制御回路24により併せてフラットパネ
ルディスプレイ40に出力する。上下データ制御回路2
4の詳細ブロック図を図13に示す。上パネルおよび下
パネルのデータの表示の際には、図11に示すRGB画
素制御回路2214からのSTNカラーLCDデータお
よび図12に示すフレーム制御回路2213からのST
NモノクロLCDデータのいずれかがマルチプレクサ2
41により選択され、下パネル用ANDゲート244に
供給されるとともに、シフトクロック(SCK)および
リード信号がインターフェース回路242を介してライ
ンバッファ23に印加され、上パネルのラインデータが
読みだされて上パネル用ANDゲート243に供給され
る。この結果、ANDゲート244、243は上記リー
ド信号に応答して上パネルデータおよび下パネルデータ
を出力する。なお、上パネルデータの格納の場合には、
マルチプレクサ241からの表示データがインターフェ
ース回路242を介してラインバッファ23に供給さ
れ、ライト信号に応答して上パネル1ライン分のデータ
がラインバッファ23に書き込まれる。
【0096】図10にデュアルパネルスクリーン(48
0ライン)制御における表示タイミングを示す。図10
(A)は、CRTの1水平走査期間を示している。デュ
アルパネルスクリーンの1水平走査期間はCRTのそれ
の2倍であるため、前半に上パネルのLCDビデオデー
タをラインバッファ23に格納し、後半に上下パネルデ
ータを出力する。すなわち、図10(B)に示すよう
に、CRTの1ライン目の出力期間に上パネルの1ライ
ン目がラインバッファ23に格納され、CRTの2ライ
ン目の出力期間に下パネルの1ライン目がVRAM25
からリードされるとともに、ラインバッファ23に格納
されている上パネルの1ライン目をリードし上パネルと
下パネルの各1ライン目を同時表示する。同様の操作を
繰り返し、図10(G)および図10(J)に示すよう
にCRTの479ライン目の出力の期間に上パネルの2
40ライン目がラインバッファ23に格納され、CRT
の480ライン目の出力期間に、下パネルの240ライ
ン目がVRAM25からリードされるとともに、ライン
バッファ23に格納されている上パネルの240ライン
目がリードされ、上パネルと下パネルの240ライン目
が同時表示される。LCDパネル側でビデオデータを捕
らえるシフトクロック(SCK)はパネルの1水平走査
期間の後半でビデオデータのタイミングに合わせて必要
分出力される。例えば、480ライン表示の場合、図1
4に示すように、STNカラーLCDでは240パルス
出力し、STNモノクロLCDでは160パルス出力す
る。
【0097】次に、図6のタイミングチャートを参照し
て、前述の第1の方法でフラットパネルディスプレイ4
0を制御する場合の図5のディスプレイコントローラ1
0の動作を説明する。
【0098】アドレスカウンタ151が表示終了ライン
(L239)の先頭アドレスを出力した後、ラインカウ
ンタ171は垂直ブランク期間の開始ライン(L24
0)を指示するが、アドレスカウンタ151は、垂直ブ
ランク期間であるためカウント動作は実行せず、表示終
了ライン(L239)の先頭アドレスを保持し続ける。
この場合、VRAM25のRAMからSAMには表示終
了ライン(L239)の表示データが再び転送される。
イネーブル制御回路152は、垂直ブランク期間の開始
ライン(L240)までシリアル出力イネーブル信号S
OEをアクティブ“H”に維持する。
【0099】このため、垂直ブランク期間の開始ライン
(L240)においては、VRAM25からは表示終了
ラインL239と同じ表示データが読み出され、それが
ビデオデータ変換回路221に送られてフラットパネル
ビデオデータFVDに変換される。このフラットパネル
ビデオデータFVDは、シフトクロックSCKと共にフ
ラットパネルディスプレイ40に供給される。したがっ
て、表示終了ライン(L239)のフラットパネルビデ
オデータと同一のダミーデータがフラットパネルディス
プレイ40のラインバッファに取り込まれる。
【0100】この後、ラインカウンタ171が垂直ブラ
ンク期間の終了ライン(L243)を指示すると、アド
レスカウンタ151は、カウント動作を開始し、表示開
始ラインL0の先頭アドレスを出力する。また、イネー
ブル制御回路152は、シリアル出力イネーブル信号S
OEをアクティブ“H”に設定する。このため、VRA
M25からは表示開始ラインL0の表示データが読み出
され、それがビデオデータ変換回路221によってフラ
ットパネルビデオデータに変換された後、シフトクロッ
クSCKと共にフラットパネルディスプレイ40に供給
される。これにより、次フレームサイクルで表示開始ラ
イン(L0)に表示すべきビテオデータが垂直ブランク
期間終了ラインL243のダミーデータとして事前出力
され、それがフラットパネルディスプレイ40のライン
バッファに取り込まれる。
【0101】ラインカウンタ171が表示開始ライン
(L0)を指示すると、アドレスカウンタ151は、カ
ウント動作を実行せず、表示開始ラインL0の先頭アド
レスをそのまま維持する。このため、VRAM25から
は表示開始ライン(L0)の表示データが再び読み出さ
れ、それがビデオデータ変換回路221によってフラッ
トパネルビデオデータに変換された後、フラットパネル
ディスプレイ40のラインバッファに供給される。
【0102】このように、図5のディスプレイコントロ
ーラ10が第1の方法でフラットパネルディスプレイ4
0を制御する場合においては、表示終了ライン(L23
9)のデータが続けて2度VRAM25から読み出さ
れ、同じく表示開始ラインL0のデータも続けて2度V
RAM25から読み出される。
【0103】次に、図7のタイミングチャートを参照し
て、第2の方法でフラットパネルディスプレイ40を制
御する場合の図5のディスプレイコントローラ10の動
作を説明する。
【0104】アドレスカウンタ151が表示終了ライン
(L239)の先頭アドレスを出力した後、ラインカウ
ンタ171は垂直ブランク期間(VBLANK)の開始
ライン(L240)を指示する。この時、イネーブル制
御回路152は、シリアル出力イネーブル信号SOEを
インアクティブ“L”に設定する。また、クロック制御
回路222は、シフトクロックSCKの発生を停止す
る。シフトクロックSCKが停止した場合、フラットパ
ネルディスプレイ40のラインバッファは、シフトクロ
ックSCKが停止する直前のビデオデータを保持し続け
る。このため、表示終了ライン(L239)のビデオデ
ータが、垂直ブランク期間の開始ラインから3ライン分
(L240〜L242)の期間維持される。
【0105】これにより、表示終了ライン(L239)
とブランク開始ライン(L240)のビデオデータが同
一に設定される。なお、ブランク開始ライン(L24
0)と表示開始ライン(L0)のビデオデータを同一に
するための制御については、第1の方法の場合と同様で
ある。
【0106】図8には、図5に示したディスプレイコン
トローラ10の変形例が示されている。このディスプレ
イコントローラ10は、図5の構成に比し、メモリ制御
回路15の構成だけが異なっている。すなわち、ここで
は、このメモリ制御回路15内に、ラインバッファ15
3が追加されている。
【0107】このラインバッファ153は、1ライン分
の表示データを保持するためのものであり、第1の方法
でフラットパネルディスプレイ40を制御する場合にお
いて、表示終了ライン(L239)の表示データを保持
するために使用される。ラインバッファ153のリード
/ライト制御は、イネーブル制御回路152によって実
行される。
【0108】以下、図9のタイミングチャートを参照し
て、第1の方法でフラットパネルディスプレイ40を制
御する場合の動作を説明する。ラインカウンタ171が
表示終了ラインL239を指示した時、ラインバッファ
153の書き込み動作がイネーブル設定される。これに
より、VRAM25から読み出される表示終了ライン
(L239)のデータは、パラレル−シリアル変換回路
19に送られると共に、ラインバッファ153に送られ
てそこに書き込まれる。
【0109】次いで、ラインカウンタ171がブランク
開始ライン(L240)を指示した時、シルアル出力イ
ネーブル信号SOEが停止されてVRAM25からの読
み出し動作が停止される。この時、ラインバッファ15
3の読み出し動作がイネーブル設定され、表示終了ライ
ン(L239)のデータがパラレル−シリアル変換回路
19、カラーパレット18、およびRAMDAC21を
介してビデオデータ変換回路221に送られる。これに
より、表示終了ライン(L239)とブランク開始ライ
ン(L240)のビデオデータが同一に設定される。
【0110】なお、ブランク開始ライン(L240)と
表示開始ライン(L0)のビデオデータを同一にするた
めの制御動作については、図6のタイミングチャートと
同様である。
【0111】以上のように、この実施例のディスプレイ
コントローラ10においては、表示示終了ライン(L2
39)とその直後の垂直ブランク期間開始ライン(L2
40)とでパネル内のラインバッファの内容が同一に設
定され、また次フレームサイクルの表示開始ライン(L
0)とその直前の垂直ブランク期間終了ライン(L24
3)との間でもパネル内のラインバッファの内容が同一
に設定される。このため、表示期間から垂直ブランク期
間への変わり目、および垂直ブランク期間から表示期間
への変わり目の双方において、ビデオデータの値差がな
くなり、どのようなデータパターンを表示している場合
でも、画面中にノイズ線が写し出されてしまう等の不具
合が招くこと無く高品位表示を行う事ができる。
【0112】なお、この発明のディスプレイコントロー
ラ10は、特に、上下2枚パネルから構成されるフラッ
トパネルディスプレイ40の制御に好適であるが、垂直
ブランク期間を含むフレームサイクルで制御可能なもの
であれば、1枚パネルのフラットパネルディスプレイに
も同様にして適用することができる。この場合でも、表
示画面の上側および下側それぞれのノイズ線の発生を防
止できる。
【0113】
【発明の効果】以上詳記したように、この発明によれ
ば、表示終了ラインとその直後の垂直ブランク期間とで
パネルのラインバッファの内容が同一に設定され、また
次フレームサイクルの表示開始ラインとその直前の垂直
ブランク期間との間でもラインバッファの内容が同一に
設定される。このため、表示期間から垂直ブランク期間
への変わり目、および垂直ブランク期間から表示期間へ
の変わり目の双方において、ビデオデータの値差がなく
なり、どのようなデータパターンを表示している場合で
も、画面中にノイズ線が写し出されてしまう等の不具合
が招くこと無く高品位表示を行う事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るディスプレイコント
ローラによって実行されるフラットパネルディスプレイ
の制御動作の原理を説明するための図。
【図2】同実施例のディスプレイコントローラによって
実行されるフラットパネルディスプレイの第1の制御方
法を説明するタイミングチャート。
【図3】同実施例のディスプレイコントローラによって
実行されるフラットパネルディスプレイの第2の制御方
法を説明するタイミングチャート。
【図4】同実施例のディスプレイコントローラを含む表
示制御システムの構成を示すブロック図。
【図5】図4のディスプレイコントローラ10に含まれ
るユニットの内、フラットパネルディスプレイの制御に
関係する部分を抽出してを示すブロック図。
【図6】第1の方法でフラットパネルディスプレイを制
御する場合における図5のディスプレイコントローラの
動作を説明するタイミングチャート。
【図7】第2の方法でフラットパネルディスプレイを制
御する場合における図5のディスプレイコントローラの
動作を説明するタイミングチャート。
【図8】図5のディスプレイコントローラの変形例を示
すブロック図。
【図9】図8のディスプレイコントローラの動作を説明
するタイミングチャート。
【図10】デュアルスクリーンパネル制御における表示
タイミングを示すタイミングチャート。
【図11】図5に示すビデオデータ変換回路の、カラー
LCD用の詳細ブロック図。
【図12】図5に示すビデオデータ変換回路の、モノク
ロLCD用の詳細ブロック図。
【図13】図5に示す上下データ制御回路の詳細ブロッ
ク図。
【図14】カラーLCDに供給するシフトクロックのタ
イミングを示すタイミングチャート。
【図15】従来のディスプレイコントローラを使用した
場合におけるダミーデータとノイズ線との関係を示す
図。
【図16】従来のディスプレイコントローラを使用した
場合における画面上のノイズ線発生位置の一例を示す
図。
【図17】従来のディスプレイコントローラを使用した
場合における画面上のノイズ線発生位置の他の例を示す
図。
【符号の説明】
1…CPU、4…表示制御システム、10…ディスプレ
イコントローラ、15…メモリ制御回路、17…表示タ
イミング生成回路、22…フラットパネル制御回路、2
5…VRAM、40…フラットパネルディスプレイ、4
1a…上パネル、41b…下パネル、44a,44b…
パネル内ラインバッファ、151…アドレスカウンタ、
152…イネーブル制御回路、171…ラインカウン
タ、172…ドットカウンタ、221…ビデオデータ変
換回路、222…クロック制御回路、153…ラインバ
ッファ。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ライン分の表示期間と、それに後続
    する少なくとも2ライン分の垂直ブランク期間とを含む
    フレームサイクルによって、フラットパネルディスプレ
    イを制御する表示制御装置において、 前記表示期間中に、前記フラットパネルディスプレイの
    表示開始ラインから表示終了ラインまでの複数ライン分
    のビデオデータを前記フラットパネルディスプレイのラ
    インバッファに順次転送するビデオデータ転送手段と、 前記表示終了ライン直後の前記垂直ブランク期間におけ
    る前記ラインバッファの内容を、前記表示終了ラインの
    ビデオデータと同一に設定する手段と、 次フレームサイクル直前の前記垂直ブランク期間におけ
    る前記ラインバッファの内容を、前記次フレームサイク
    ルで前記表示開始ラインに表示すべきビテオデータと同
    一に設定する手段とを具備することを特徴とする表示制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記フラットパネルディスプレイは、画
    面の上半分および下半分にそれぞれ対応する2枚の表示
    パネルから構成され、それら表示パネルは前記フレーム
    サイクルによって同時に制御されることを特徴とする請
    求項1記載の表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ラインバッファの内容を前記最終表
    示ラインのビデオデータと同一に設定する手段は、前記
    ビデオデータ転送手段によって転送された前記表示終了
    ラインのビテオデータと同一のビデオデータを、前記フ
    ラットパネルディスプレイのラインバッファに再送する
    ビデオデデータ再送手段を含むことを特徴とする請求項
    1記載の表示制御装置。
  4. 【請求項4】 前記ビデオデータ再送手段は、少なくと
    も1フレーム分のデータが格納されているビデオメモリ
    から、前記最終表示ラインのビデオデータを2度繰り返
    し読み出す手段を含むことを特徴とする請求項3記載の
    表示制御装置。
  5. 【請求項5】 前記ビデオデータ再送手段は、少なくと
    も1フレーム分のデータが格納されているビデオメモリ
    から前記最終表示ラインのビデオデータを読み出す手段
    と、前記ビデオメモリから読み出された前記最終表示ラ
    インのビデオデータを保持するバッファと、このバッフ
    ァから前記最終表示ラインのビデオデータを再送する手
    段とを含むことを特徴とする請求項3記載の表示制御装
    置。
  6. 【請求項6】 複数ライン分の表示期間と、それに後続
    する少なくとも2ライン分の垂直ブランク期間とを含む
    フレームサイクルによって、フラットパネルディスプレ
    イを制御する表示制御装置において、 前記表示期間中に、前記フラットパネルディスプレイの
    表示開始ラインから表示終了ラインまでの複数ライン分
    のビデオデータを前記フラットパネルディスプレイのラ
    インバッファに順次転送するビデオデータ転送手段と、 前記ラインバッファにビデオデータを取り込ませるため
    のシフトクロックを、前記ビデオデータ転送手段から転
    送されるビデオデータに同期して前記フラットパネルデ
    ィスプレイに供給するシフトクロック供給手段と、 前記表示終了ラインのビデオデータが前記表示終了ライ
    ン直後の前記垂直ブランク期間中前記ラインバッファに
    保持されるように、前記シフトクロック供給手段から前
    記フラットパネルデイプレイへのシフトクロックの供給
    を前記表示終了ライン直後の前記垂直ブランク期間中停
    止する手段と、 次フレームサイクル直前の前記垂直ブランク期間におけ
    る前記ラインバッファの内容を、前記次フレームサイク
    ルで前記表示開始ラインに表示すべきビテオデータと同
    一に設定する手段とを具備することを特徴とする表示制
    御装置。
  7. 【請求項7】 前記ラインバッファの内容を前記次フレ
    ームサイクルで前記表示開始ラインに表示すべきビテオ
    データと同一に設定する手段は、少なくとも1フレーム
    分のデータが格納されているビデオメモリから、前記表
    示開始ラインに転送すべきビテオデータを先読みして前
    記フラットパネルディスプレイのラインバッファに転送
    する手段を含むことを特徴とする請求項6記載の表示制
    御装置。
  8. 【請求項8】 複数ライン分の表示期間と、それに後続
    する少なくとも2ライン分の垂直ブランク期間とを含む
    フレームサイクルによって、フラットパネルディスプレ
    イを制御する表示制御方法において、 前記表示期間中に、前記フラットパネルディスプレイの
    表示開始ラインから表示終了ラインまでの複数ライン分
    のビデオデータを前記フラットパネルディスプレイのラ
    インバッファに順次転送し、 前記表示終了ライン直後の前記垂直ブランク期間におけ
    る前記ラインバッファの内容を、前記表示終了ラインの
    ビデオデータと同一に設定し、 次フレームサイクル直前の前記垂直ブランク期間におけ
    る前記ラインバッファの内容を、前記次フレームサイク
    ルで前記表示開始ラインに表示すべきビテオデータと同
    一に設定することを特徴とする表示制御方法。
  9. 【請求項9】 ビデオデータを格納するビデオメモリが
    外付けされるデュアルスクリーンパネル用表示制御装置
    において、 前記ビデオメモリから一方のパネルのビデオデータと他
    方のパネルのビデオデータを交互に読みだす手段と;前
    記読みだしたビデオデータを前記デュアルスクリーンパ
    ネル用ビデオデータに変換する手段と;前記変換された
    一方のパネルのビデオデータの1ライン分を格納するラ
    インバッファと;前記ラインバッファに格納されたビデ
    オデータと、他方のパネルの1ライン分のビデオデータ
    とを併せて前記デュアルスクリーンパネルに出力する手
    段とを備えたことを特徴とする表示制御装置。
  10. 【請求項10】 前記ラインバッファに格納されるビデ
    オデータはモノクロLCD用ビデオデータであることを
    特徴とする請求項9記載の表示制御装置。
  11. 【請求項11】 前記ラインバッファに格納されるビデ
    オデータはカラーLCD用ビデオデータであることを特
    徴とする請求項10記載の表示制御装。
  12. 【請求項12】 前記デュアルスクリーンパネルの1水
    平走査期間の前半で前記ビデオデータがラインバッファ
    に格納され、後半でラインバファに格納されたビデオデ
    ータと次の一方または他方ノパネルの1ライン分のビデ
    オデータとが併せて出力されることを特徴とする請求項
    9記載の表示制御装置。
  13. 【請求項13】CRTのn番目ラインデータの出力期間
    においてデュアルスクリーンパネルの一方のパネルのn
    thラインデータがラインバッファに格納され、CRT
    の(n+1)番目のラインデータの出力期間において、
    デュアルスクリーンパネルの他方のパネルのnthライ
    ンデータをビデオメモリから読みだすとともに、ライン
    バッファに格納された一方のパネルのn番目ラインデー
    タを読みだし併せて出力することを特徴とする請求項9
    記載の表示制御装置。
  14. 【請求項14】 ビデオデータを格納するビデオメモリ
    が外付けされるデュアルスクリーンパネルを備えた表示
    制御装置において、 前記ビデオメモリから一方のパネルのビデオデータと他
    方のパネルのビデオデータを交互に読みだし;前記読み
    だしたビデオデータを前記デュアルスクリーンパネル用
    ビデオデータに変換し;前記変換された一方のパネルの
    ビデオデータの1ライン分をラインバッファに格納し;
    前記ラインバッファに格納されたビデオデータと、他方
    のパネルの1ライン分のビデオデータとを併せて前記デ
    ュアルスクリーンパネルに出力することを特徴とする表
    示制御方法。
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