JPH0716940U - トナ−用カ−トリッジ容器 - Google Patents
トナ−用カ−トリッジ容器Info
- Publication number
- JPH0716940U JPH0716940U JP4697893U JP4697893U JPH0716940U JP H0716940 U JPH0716940 U JP H0716940U JP 4697893 U JP4697893 U JP 4697893U JP 4697893 U JP4697893 U JP 4697893U JP H0716940 U JPH0716940 U JP H0716940U
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- cartridge
- toner
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Abstract
(57)【要約】
【目的】複写機や印字機にトナ−を供給するためのトナ
−用交換カ−トリッジ容器で、特に、供給口に貼着した
イ−ジ−ピ−ル用フィルムが何らの不都合を生ずること
なく容易に剥離でき、更に、低容積化及び使用後の焼却
に際して、発生する燃焼カロリ−の低減化を計ったトナ
−用交換カ−トリッジ容器に関する。 【構成】トナ−供給口にイ−ジ−ピ−ル用フィルムを貼
着したカ−トリッジ上部、トナ−を収容するカ−トリッ
ジ下部及びカ−トリッジ下部を保護するカ−トンとから
なるトナ−用カ−トリッジ容器であって、カ−トリッジ
上部とカ−トリッジ下部及びカ−トリッジ下部とは接合
され、且つ、カ−トンはカ−トリッジ下部を収容するよ
うに嵌合され、前記カ−トリッジ上部はポリスチレン系
樹脂の射出成形品であり、前記カ−トリッジ下部は熱可
塑性樹脂フィルムより真空成形又はブロ−成形した柔軟
性な袋体であることを特徴とするカ−トリッジ容器であ
る。
−用交換カ−トリッジ容器で、特に、供給口に貼着した
イ−ジ−ピ−ル用フィルムが何らの不都合を生ずること
なく容易に剥離でき、更に、低容積化及び使用後の焼却
に際して、発生する燃焼カロリ−の低減化を計ったトナ
−用交換カ−トリッジ容器に関する。 【構成】トナ−供給口にイ−ジ−ピ−ル用フィルムを貼
着したカ−トリッジ上部、トナ−を収容するカ−トリッ
ジ下部及びカ−トリッジ下部を保護するカ−トンとから
なるトナ−用カ−トリッジ容器であって、カ−トリッジ
上部とカ−トリッジ下部及びカ−トリッジ下部とは接合
され、且つ、カ−トンはカ−トリッジ下部を収容するよ
うに嵌合され、前記カ−トリッジ上部はポリスチレン系
樹脂の射出成形品であり、前記カ−トリッジ下部は熱可
塑性樹脂フィルムより真空成形又はブロ−成形した柔軟
性な袋体であることを特徴とするカ−トリッジ容器であ
る。
Description
【0001】
本考案は、複写機や印字機に使用するトナ−用交換カ−トリッジ容器に関し、 更に詳述すると、機器にトナ−を供給するため容器上部の供給口に貼着したイ− ジ−ピ−ル用フィルムが何らの不都合を生ずることなく開封できる供給口を有す るトナ−用交換カ−トリッジ容器に関する。
【0002】
従来より複写機や印字機にトナ−を供給するため、容器上部にイ−ジ−オ−プ ンできるフィルムを貼着した供給口を有する交換用カ−トリッジ容器が使用され ている。この容器は機器にトナ−を供給する供給口を有するカ−トリッジ上部と トナ−を収納するカ−トリッジ下部とが射出成形によって一体成形されており、 供給口にはイ−ジ−ピ−ル用フィルムが貼着されている。そして、このような容 器は通常射出成形しやすいポリスチレン系樹脂を主体として構成されている。し たがって容器全体はリジットであり、この容器を運搬するに際しては嵩ばり、減 容化することができず、また使用後これを焼却すると多大な燃焼カロリ−を発生 する等の問題点があった。
【0003】 運搬時の減容化及び発生する燃焼カロリ−の低減化のために紙を主体とした容 器が考えられるが、このような容器の供給口にイ−ジ−オ−プン用フィルムをヒ −トシ−ルすると、その供給口の周縁部の平坦性が保てないために、フィルムが 不使用時にはがれたり、これを防止するためヒ−トシ−ルを強固にすると使用時 に容易にフィルムが剥離できず、フィルムを切断する等のトラブルが発生しやす かった。
【0004】 このような欠点を改良するため容器のフランジ及び本体の一部を射出成形して 平坦性を保ち、その他の部分を紙で形成した複合材料による容器が知られている (例えば十条セントラル(株)製プロバックスR)。 しかし、このような複合材料による容器では使用後、樹脂部分と紙部分とを分 別して回収することはできず、また簡単に手でおしつぶして減容化することも困 難である等の問題が生じた。
【0005】
そこで、本考案者は上記の問題点を解すべく種々検討した結果、本考案を完成 したもので、本考案の目的は運搬時には減容化することが出来、また使用後には 樹脂部分とその他の部分とを簡単に分別でき、したがって従来のものに比して多 大の燃焼カロリ−を発生することなく焼却できるトナ−用カ−トリッジ容器を提 供することである。
【0006】
本考案の要旨は、トナ−供給口にイ−ジ−ピ−ル用フィルムを貼着したカ−ト リッジ上部、トナ−を収容するカ−トリッジ下部及びカ−トリッジ下部を保護す るカ−トンとからなるトナ−用カ−トリッジ容器であって、カ−トリッジ上部と カ−トリッジ下部とは接合され、且つ、カ−トンはカ−トリッジ下部を収容する ように嵌合され、前記カ−トリッジ上部はポリスチレン系樹脂の射出成形品であ り、前記カ−トリッジ下部は熱可塑性樹脂フィルムより真空成形又はブロ−成形 した柔軟性な袋体であることを特徴とするカ−トリッジ容器である。
【0007】 すなわち、本考案においては供給口を有するカ−トリッジ上部は射出成形品で あるので、供給口周縁は約10μ程度の精度を有すもので何等の不都合を生じる ことなくイ−ジ−ピ−ル用フィルムを容易に開封することができ、また、カ−ト リッジ下部は、熱可塑性フィルムで構成してあるので容易に押潰すことができる ので低容化をはかることができる。更に、その外側には保護用カ−トンが嵌合さ れているので、使用時にカ−トリッジ下部が破袋などを生じることなく、使用後 は保護用カ−トンを取外し、カ−トリッジ下部を焼却すると、従来のものに比し て極めて発熱カロリ−を低減化することができる。
【0008】 本考案においてカ−トリッジ上部を形成する樹脂としては、スチレンの単一重 合体もしくはスチレン50重量%以上含有する共重合体で、例えばスチレン−ア クリロニトリル、スチレン−アクリロニトリル−ブタジエン等射出成形しうるも のであれば何れでもよいが、好ましくは耐衝撃性ポリスチレン樹脂(HIPS) である。 他方カ−トリッジ下部を形成するも熱可塑性樹脂としてはポリエチレン系樹脂 、ポリアミド系樹脂(ナイロン樹脂)、ポリエステル系樹脂等何れでもよいが、 特に好ましくはナイロン樹脂である。これら樹脂フィルムを使用し、その厚みは 約200μm程度で真空成形或はブロ−成形する。真空成形する場合はこれらの フィルム積層材料を使用することもできる。特に好ましいものとしては厚さ10 0μm程度のナイロン樹脂フィルムである。カ−トリッジ下部を保護するカ−ト ンは通常使用されている紙函であればよい。
【0009】 本考案にかかるカ−トリッジ容器を図面をもって説明する。 図1は本考案のカ−トリッジ容器の斜視図であり、図2は断面図である。図に おいてカ−トリッジ容器はカ−トリッジ上部1とカ−トリッジ下部2及びカ−ト リッジ下部を収容する外側保護用カ−トン3によって構成されている。カ−トリ ッジ上部1はポリスチレン系樹脂の射出成形品であって、その厚みは約2mm程 度で、その中央部は機器にトナ−を供給するための供給孔4が設けてある。該供 給孔4にはイ−ジ−ピ−ル用フィルム5が貼着されている。供給口4の周縁は精 度が約10μm程度の平坦性を有する。
【0010】 他方、カ−トリッジ下部2は厚さ200μm程度、好ましくは100μmの熱 可塑性樹脂フィルムを真空成形又はブロ−成形した開口部を有する袋体であって 、その一方の側面にトナ−を充填するための充填口6を設ける。カ−トリッジ下 部2は、カ−トリッジ上部1の下側に設けたフランジ部7とそのフランジ部8と 融着部分9で接合する。接合手段としては熱融着、高周波シ−ル、超音波シ−ル 、或は接着剤による接合等何れの手段によってもよい。このカ−トリッジ下部2 は保護用カ−トン3内に収容されており、該保護用カ−トン3はカ−トリッジ上 部1のフランジ部に嵌合され、取外しが可能である。
【0011】 カ−トリッジ上部1、カ−トリッジ下部2及びカ−トン3の接合部分の拡大図 を図3a及びbに示す。図3aはカ−トリッジ上部1のフランジ部分の下側にカ −トリッジ下部2のフランジ部分とを接合した場合であり、図3bはカ−トリッ ジ上部1の内側にカ−トリッジ下部のフランジ部分を接合した場合を示す。
【0012】
以上述べたように、本考案のトナ−用カ−トリッジ容器は、トナ−供給口を有 するカ−トリッジ上部は射出成形によって成形されているので、その表面は極め て平坦であるため、供給口に貼着したフィルムは自然に剥がれたりすることはな く、使用時には極めて容易に剥離することができるので、これに貼着したフィル ムはイ−ジ−ピ−ルの目的を十分達成することができ、また、トナ−を収容する 部分は簡単に押潰すことができるので減容化をはかることができ、更に使用後燃 焼時の燃焼カロリ−を低減させることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のカ−トリッジ容器の斜視図
【図2】本考案のカ−トリッジ容器の断面図
【図3】a,b接合部の拡大図
1 カ−トリッジ上部 6 トナ−充填口 2 カ−トリッジ下部 7 カ−トリッジ上部
フランジ部 3 保護用カ−トン 8 カ−トリッジ下部
フランジ部 4 トナ−供給口 9 融着部分 5 イ−ジ−ピ−ル用フィルム
フランジ部 3 保護用カ−トン 8 カ−トリッジ下部
フランジ部 4 トナ−供給口 9 融着部分 5 イ−ジ−ピ−ル用フィルム
Claims (1)
- 【請求項1】トナ−供給口にイ−ジ−ピ−ル用フィルム
を貼着したカ−トリッジ上部、トナ−を収容するカ−ト
リッジ下部及びカ−トリッジ下部を保護するカ−トンと
からなるトナ−用カ−トリッジ容器であって、カ−トリ
ッジ上部とカ−トリッジ下部とは接合され、且つ、カ−
トンはカ−トリッジ下部を収容するように嵌合され、前
記カ−トリッジ上部はポリスチレン系樹脂の射出成形品
であり、前記カ−トリッジ下部は熱可塑性樹脂フィルム
より真空成形又はブロ−成形した柔軟性な袋体であるこ
とを特徴とするカ−トリッジ容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4697893U JPH0716940U (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | トナ−用カ−トリッジ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4697893U JPH0716940U (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | トナ−用カ−トリッジ容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716940U true JPH0716940U (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=12762331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4697893U Pending JPH0716940U (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | トナ−用カ−トリッジ容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716940U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014137461A (ja) * | 2013-01-16 | 2014-07-28 | Canon Inc | 現像装置 |
-
1993
- 1993-08-30 JP JP4697893U patent/JPH0716940U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014137461A (ja) * | 2013-01-16 | 2014-07-28 | Canon Inc | 現像装置 |
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