JPH0716939U - トナ−用容器 - Google Patents
トナ−用容器Info
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- JPH0716939U JPH0716939U JP4675893U JP4675893U JPH0716939U JP H0716939 U JPH0716939 U JP H0716939U JP 4675893 U JP4675893 U JP 4675893U JP 4675893 U JP4675893 U JP 4675893U JP H0716939 U JPH0716939 U JP H0716939U
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- toner
- container
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- adhered
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】複写機や印字機に使用するトナ−用容器に関す
る。 【構成】イ−ジ−ピ−ル用フィルム5を貼着したトナ−
供給口4を有する合成樹脂成型品からなるトナ−用容器
上部1と、トナ−を収容するトナ−用容器下部2とが着
脱自在に構成されてなるトナ−用容器において、前記ト
ナ−用容器上部のイ−ジ−ピ−ル用フィルム5が貼着さ
れる表面が、10μm以下の偏肉度合いの平滑性を有す
ることを特徴とするトナ−用容器である。
る。 【構成】イ−ジ−ピ−ル用フィルム5を貼着したトナ−
供給口4を有する合成樹脂成型品からなるトナ−用容器
上部1と、トナ−を収容するトナ−用容器下部2とが着
脱自在に構成されてなるトナ−用容器において、前記ト
ナ−用容器上部のイ−ジ−ピ−ル用フィルム5が貼着さ
れる表面が、10μm以下の偏肉度合いの平滑性を有す
ることを特徴とするトナ−用容器である。
Description
【0001】
本考案は、複写機や印字機に使用するトナ−用容器に関し、特に、供給口を有 する部分とトナ−を収容する部分との2の部分に分け、これらを着脱自在とした カ−トリッジタイプのトナ−用容器に関する。
【0002】
従来より複写機や印字機にトナ−を補給するため、トナ−用容器としてはカ− トリッジタイプの容器が使用されている。そして、その容器の上部にイ−ジ−オ −プンできるフィルムが貼着された供給口を有する。しかして、供給口にイ−ジ −ピ−ル用フィルムが貼着されるため、供給口のイ−ジ−ピ−ル用フィルムの貼 着面は平滑性が要求される。この要求を満足するため、射出成形が採用されてい る。 即ち、従来のトナ−容器は、供給口を有する容器上部とトナ−を収納する容器 下部とが射出成形によって一体成形されており、したがって、このような容器は 通常射出成形しやすいポリスチレン系樹脂を主体として構成されている。ポリス チレン系樹脂を主体として構成されている容器は全体としてリジットであり、こ の容器を運搬するに際しては嵩ばり、減容化することができず、また、使用後こ れを焼却すると多大な燃焼カロリ−を発生する等の問題点があった。
【0003】 運搬時の減容化及び発生する燃焼カロリ−の低減化のために紙を主体とした容 器が考えられるが、このような容器の供給口にイ−ジ−オ−プン用フィルムをヒ −トシ−ルすると、その供給口の周縁部の平滑性が保てないために、フィルムが 不使用時にはがれたり、これを防止するためヒ−トシ−ルを強固にすると使用時 に容易にフィルムが剥離できず、フィルムを切断する等のトラブルが発生しやす かった。
【0004】 また、燃焼時に発生する燃焼カロリ−の低減化のために紙とプラスチックフィ ルムとを積層した紙を主体とした複合材料を射出成形して容器とすることが知ら れている(例えば十条セントラル(株)製プロバックスR)。しかし、このよう な複合材料による容器では使用後、樹脂部分と紙部分とを分別して回収すること はできず、また簡単に手でおしつぶして減容化することも困難である等の問題が 生じた。
【0005】
そこで、本考案者は上記の問題点を解すべく種々検討した結果、本考案を完成 したもので、本考案の目的は運搬時には減容化することが出来、また使用後には 樹脂部分とその他の部分とを簡単に分別でき、したがって従来のものに比して多 大の燃焼カロリ−を発生することなく焼却できるカ−トリッジタイプのトナ−用 容器を提供することである。
【0006】
本考案の要旨は、イ−ジ−ピ−ル用フィルムを貼着したトナ−供給口を有する 合成樹脂成型品からなるトナ−用容器上部と、トナ−を収容するトナ−用容器下 部とが着脱自在に構成されてなるトナ−用容器であって、前記トナ−用容器上部 のイ−ジ−ピ−ル用フィルムが貼着される表面が、10μm以下の偏肉度合いの 平滑性を有することを特徴とするトナ−用容器である。
【0007】 すなわち、本考案においては供給口を有するトナ−用容器上部とトナ−用容器 下部とが着脱自在に構成されているので、両者は別個の材料で構成することが出 来、特に、トナ−用容器下部のみを紙管、或いは、熱可塑性フィルム等で構成し た場合、これらは容易に押潰すことができるので低容化をはかることができ、更 に樹脂部分と分別回収をも可能であり、容器下部のみを焼却すると、従来のもの に比して極めて発熱カロリ−を低減化することができる。また、供給口を有する トナ−用容器上部のイ−ジ−ピ−ル用フィルムが貼着される表面が、10μm以 下の偏肉度合いの平滑性を有するため何等の不都合を生じることなくイ−ジ−ピ −ル用フィルムを容易に開封することができる。 そして、本考案における偏肉度合いとは、最も厚い部分と最も薄い部分との厚 さの差をいい、本考案では10μm以下、好ましくは5〜2μm程度の平滑性を 有する。
【0008】 本考案においてトナ−用容器上部を形成する樹脂としては、スチレンの単一重 合体もしくはスチレン50重量%以上含有する共重合体で、例えばスチレン−ア クリロニトリル、スチレン−アクリロニトリル−ブタジエン等射出成形しうるも のであれば何れでもよいが、好ましくは耐衝撃性ポリスチレン樹脂(HIPS) である。 他方、トナ−用容器下部は、任意の素材及び形状を使用することが出来る。例 えば、トナ−用容器上部を形成する樹脂と同一若しくは異なった合成樹脂のフィ ルムで良く、異なった合成樹脂フィルムとしては、例えばポリエチレン系樹脂フ ィルム、ポリアミド系樹脂(ナイロン樹脂)フィルム、ポリエステル系樹脂フィ ルム等何れでもよいが、特に好ましくはナイロン樹脂フィルムである。これら樹 脂フィルムの厚みは約100〜200μm程度で真空成形或はブロ−成形するこ とができる。合成樹脂フィルムを使用して袋体とした場合には、その形状を保持 するために外箱を設けることが好ましく、例えばパックインボックスのタイプ等 が好適である。また、合成樹脂フィルム以外に例えば紙管等を用いても良い。 容器上部と容器下部とは着脱自在とし、使用時には両者を一体として、使用後 は両者を分離して回収することが可能である。着脱機構としては任意の手段を用 いれば良く、例えば、容器下部として紙管を使用した場合、その紙管にスリット を設け、該スリットに容器上部を嵌合させる等の方法によって行うことが出来る 。
【0009】 本考案にかかるトナ−用容器を図面をもって説明する。 図1は本考案のカ−トリッジタイプのトナ−容器の斜視図であり、図2は断面 図である。図において容器は容器上部1と容器下部3が着脱自在に構成されてい る。容器上部1はポリスチレン系樹脂の射出成形品であって、その厚みは約2な いし3mm程度で、その中央部は機器にトナ−を供給するための供給口4が設け てある。該供給口4にはイ−ジ−ピ−ル用フィルム5が貼着されている。供給口 4の周縁は精度が約5μm程度の平坦性を有する。
【0010】 他方、容器下部2は紙函で構成されており、容器下部3は、容器上部1の下面 2に接合されている。接合手段としては容器下部が合成樹脂の場合にはの熱融着 、高周波シ−ル、或は、接着剤による接合等何れの手段によってもよい。また、 容器下部が紙函の場合、スリット部を設けて嵌合させても良い。
【0011】
以上述べたように、本考案のトナ−容器はその上部と下部とを分離し、着脱自 在在としたので、従来の一体成形した製品に比して低容化をはかることができ、 また、使用後には容器上部と下部を分別回収が可能であって、焼却する場合、低 燃焼カロリ−とすることができる。更に、容器下部としてバックインボックスを 使用した場合には、その外箱は再利用出来る。そして、本考案ではイ−ジ−ピ− ル用フィルムを貼着するトナ−供給口の偏肉度合いを10μm以下の平滑性を有 する合成樹脂成型品とした為、供給口に貼着したフィルムは自然に剥がれたりす ることはなく、使用時には何等の不都合を生じることなく極めて容易に剥離する ことができるので、これに貼着したフィルムはイ−ジ−ピ−ルの目的を十分達成 することができる。
【図1】本考案のカ−トリッジ容器の斜視図
【図2】本考案のカ−トリッジ容器の断面図
1 容器上部 2 容器上部の下面 3 容器下部 4 トナ−供給口 5 イ−ジ−ピ−ル用フィルム
Claims (5)
- 【請求項1】 イ−ジ−ピ−ル用フィルムを貼着したト
ナ−供給口を有する合成樹脂成型品からなるトナ−用容
器上部と、トナ−を収容するトナ−用容器下部とが着脱
自在に構成されてなるトナ−用容器において、前記トナ
−用容器上部のイ−ジ−ピ−ル用フィルムが貼着される
表面が、10μm以下の偏肉度合いの平滑性を有するこ
とを特徴とするトナ−用容器。 - 【請求項2】 トナ−用容器上部のイ−ジ−ピ−ル用フ
ィルムが貼着される表面が10μm以下の偏肉度合いの
平滑性を有する射出成型品である請求項1記載のトナ−
容器。 - 【請求項3】 トナ−用容器下部は、トナ−用容器上部
と同一樹脂で成形されている請求項1記載のトナ−容
器。 - 【請求項4】 トナ−用容器下部は、トナ−用容器上部
と着脱自在になるようにスリット部を設けた紙管である
請求項1記載のトナ−用容器。 - 【請求項5】 トナ−用容器下部は、フレキシブルな形
状の内袋と、形状保護のための外箱とで構成されたパッ
クインボックスである請求項1記載のトナ−用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4675893U JPH0716939U (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | トナ−用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4675893U JPH0716939U (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | トナ−用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716939U true JPH0716939U (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=12756238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4675893U Pending JPH0716939U (ja) | 1993-08-27 | 1993-08-27 | トナ−用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716939U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002080065A (ja) * | 2000-06-22 | 2002-03-19 | Ricoh Co Ltd | 粉体収納容器および画像形成装置 |
JP2014137461A (ja) * | 2013-01-16 | 2014-07-28 | Canon Inc | 現像装置 |
-
1993
- 1993-08-27 JP JP4675893U patent/JPH0716939U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002080065A (ja) * | 2000-06-22 | 2002-03-19 | Ricoh Co Ltd | 粉体収納容器および画像形成装置 |
JP2014137461A (ja) * | 2013-01-16 | 2014-07-28 | Canon Inc | 現像装置 |
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