JPS5856217Y2 - 複合容器 - Google Patents
複合容器Info
- Publication number
- JPS5856217Y2 JPS5856217Y2 JP1978119891U JP11989178U JPS5856217Y2 JP S5856217 Y2 JPS5856217 Y2 JP S5856217Y2 JP 1978119891 U JP1978119891 U JP 1978119891U JP 11989178 U JP11989178 U JP 11989178U JP S5856217 Y2 JPS5856217 Y2 JP S5856217Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- outer layer
- paper
- flange
- plastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はプラスチックと紙を組み合わした複合容器に関
し、その組み合わせ構造に特徴を有するものである。
し、その組み合わせ構造に特徴を有するものである。
従来紙とプラスチックを組み合わした容器としては第１
図に見られるようなプラスチック容器１に紙２を接着剤
等ではり合わせたものがあった。
図に見られるようなプラスチック容器１に紙２を接着剤
等ではり合わせたものがあった。
これらの容器の場合プラスチック容器と紙のはり合わせ
を接着剤を使わねばならなかったり、組み合わせ位置の
調整がしにくかったり又外層が紙であるため容器の保存
条件が問題になりやすかったり、ボイル殺菌ができなか
ったりした。
を接着剤を使わねばならなかったり、組み合わせ位置の
調整がしにくかったり又外層が紙であるため容器の保存
条件が問題になりやすかったり、ボイル殺菌ができなか
ったりした。
又プラスチック容器単体の場合前述のような問題がない
かわり容器の曲面あるいは側面印刷が難しかったり、印
刷コストが高かったり更に容器の輸送や陳列時において
印刷が剥れたりするケースがあった。
かわり容器の曲面あるいは側面印刷が難しかったり、印
刷コストが高かったり更に容器の輸送や陳列時において
印刷が剥れたりするケースがあった。
本考案の容器は外層と内層を単体あるいは複合化したプ
ラスチック容器、中間層を紙の構成にし、前記のような
従来の容器の欠点をカバーした複合容器であるが実施例
図によって説明する。
ラスチック容器、中間層を紙の構成にし、前記のような
従来の容器の欠点をカバーした複合容器であるが実施例
図によって説明する。
本考案の複合容器は第２図に見られるような構成つまり
外層は不透明でないプラスチツク容器３中間層はボール
紙等による成形紙４、内層はプラチツク容器５からなっ
ていて、各層について説明すると次のようになる。
外層は不透明でないプラスチツク容器３中間層はボール
紙等による成形紙４、内層はプラチツク容器５からなっ
ていて、各層について説明すると次のようになる。
まず外層は真空成形あるいはインジェクション成形等の
熱成形法によって作られた不透明でないプラスチック容
器３であり、該容器のフランジの構造に特徴があり、該
フランジ部はふた材６とシールされるシール用フランジ
部７と内層のプラスチック容器５のフランジ部８と接し
、該フランジ部８の厚み程度にくぼんだフランジ部９か
らなっている。
熱成形法によって作られた不透明でないプラスチック容
器３であり、該容器のフランジの構造に特徴があり、該
フランジ部はふた材６とシールされるシール用フランジ
部７と内層のプラスチック容器５のフランジ部８と接し
、該フランジ部８の厚み程度にくぼんだフランジ部９か
らなっている。
ここで言う不透明でないという事は中間層に印刷してい
る内容が外層を通して判読可能である事を意味している
。
る内容が外層を通して判読可能である事を意味している
。
なお本考案の容器の場合ふた材とシールする際において
フランジ部７，８及び９の厚み精度を必要とする点から
容器の成形方法としてはインジェクション成形が望まし
い。
フランジ部７，８及び９の厚み精度を必要とする点から
容器の成形方法としてはインジェクション成形が望まし
い。
中間層の材質はボール紙やアルミ箔あるいはプラスチッ
クフィルムをラミネート又はプラスチックをコーティン
グしたアルミ箔であり、その形状は外層容器３のフラン
ジ部（７＋９）を除いたつまりトリミングした状態で展
開した時にほぼ相似した形状にカットした成形紙４より
なっていて、該紙を外層容器にセットした時該紙の側壁
の高さが外層容器のくぼんだフランジ部９と同じか低い
位置にあるようになっている。
クフィルムをラミネート又はプラスチックをコーティン
グしたアルミ箔であり、その形状は外層容器３のフラン
ジ部（７＋９）を除いたつまりトリミングした状態で展
開した時にほぼ相似した形状にカットした成形紙４より
なっていて、該紙を外層容器にセットした時該紙の側壁
の高さが外層容器のくぼんだフランジ部９と同じか低い
位置にあるようになっている。
なお中間層の成形紙４の全表面には商品名等の必要事項
が印刷されていて、表面の外層容器を通してその内容を
知ることができる。
が印刷されていて、表面の外層容器を通してその内容を
知ることができる。
次に内層のプラスチック容器５は外層のプラスチック容
器３と同材質、同成形方法によって作られることが望ま
しいが、異材質、異成形方法で作られても機能は発揮で
き、例えば外層のプラスチック容器３は射出成形による
ポリプロピレン製容器、内層のプラスチック容器５はポ
リエチレンシートを真空もしくは圧空成形又は真空・圧
空成形によって得られた容器でも良く、その構造はシー
ル用のフランジ部８か゛外層のプラスチック容器３のく
ぼんだフランジ部９と接した状態で組み合わされること
を特徴とし、該フランジ部８の厚みは外層容器のくぼん
だフランジ部９のくぼみとほぼ同じであって、外層、内
層容器のシール用フランジ部がほぼ同一平面をなすよう
な構造となっている。
器３と同材質、同成形方法によって作られることが望ま
しいが、異材質、異成形方法で作られても機能は発揮で
き、例えば外層のプラスチック容器３は射出成形による
ポリプロピレン製容器、内層のプラスチック容器５はポ
リエチレンシートを真空もしくは圧空成形又は真空・圧
空成形によって得られた容器でも良く、その構造はシー
ル用のフランジ部８か゛外層のプラスチック容器３のく
ぼんだフランジ部９と接した状態で組み合わされること
を特徴とし、該フランジ部８の厚みは外層容器のくぼん
だフランジ部９のくぼみとほぼ同じであって、外層、内
層容器のシール用フランジ部がほぼ同一平面をなすよう
な構造となっている。
このような外層、中間層、内層を組み合わしたのが本考
案の複合容器の本体１０であり、該容器のシール部つま
り外層容器のシール用フランジ部７と内層容器のシール
用フランジ部８をふた材６とシールし密閉容器としたの
が本考案の複合容器である。
案の複合容器の本体１０であり、該容器のシール部つま
り外層容器のシール用フランジ部７と内層容器のシール
用フランジ部８をふた材６とシールし密閉容器としたの
が本考案の複合容器である。
なお必要に応じ成形ぶたを容器本体に嵌合させてよい。
ふた材６の材質は接着剤をコートしたアルミはくや容器
本体１０とシール可能な単体あるいは複合プラスチック
フィルムが用いられる。
本体１０とシール可能な単体あるいは複合プラスチック
フィルムが用いられる。
二のような構造の複合容器はふた材と容器のフランジ部
で完全にシールされて密閉容器となっているため、外層
及び内層容器のプラスチックの材質をポリプロピレン、
ポリカーボネイト等の耐熱性のある材質とすればし１ヘ
ルド殺菌も可能であり、又印刷した紙を中間層に使って
いるため内容物を透明あるいは半透明の外層容器を通し
て判別でき、その印刷が曲面や壁面あるいは更に底面ま
で可能なため商品の販売促進効果も大幅に向上すると同
時にディスプレイ効果もよく、更に中間層の成形紙は単
に外層容器に組み合わすればよいので、接着剤を使って
紙とプラスチック容器をはり合わすこともなく更にプラ
スチック容器と紙の組み合わせ位置も問題とならない。
で完全にシールされて密閉容器となっているため、外層
及び内層容器のプラスチックの材質をポリプロピレン、
ポリカーボネイト等の耐熱性のある材質とすればし１ヘ
ルド殺菌も可能であり、又印刷した紙を中間層に使って
いるため内容物を透明あるいは半透明の外層容器を通し
て判別でき、その印刷が曲面や壁面あるいは更に底面ま
で可能なため商品の販売促進効果も大幅に向上すると同
時にディスプレイ効果もよく、更に中間層の成形紙は単
に外層容器に組み合わすればよいので、接着剤を使って
紙とプラスチック容器をはり合わすこともなく更にプラ
スチック容器と紙の組み合わせ位置も問題とならない。
又紙が中間層であるので印刷の剥れもなく、取り扱いや
保存が従来の紙とプラスチック容器を組み合わした容器
に比べやりやすい。
保存が従来の紙とプラスチック容器を組み合わした容器
に比べやりやすい。
第１図は従来の組み合わせ容器の斜視図、第２図は本考
案の複合容器の断面図、第３図は中間層の成形紙の１例
図。
案の複合容器の断面図、第３図は中間層の成形紙の１例
図。
Claims (1)
- インジェクション成形による段差つきシール用フランジ
７と９を有するレトルト殺菌可能な透明あるいは半透明
の外層容器３と、外層容器のフランジ９にセットされ同
一平面の状態でシールされるフランジ８を有する内層容
器５及びセットされた該外層容器の内層容器間の空間全
面をお・う形でインサートされた成形紙４よりなり、外
層容器のシール用フランジ７及び内層容器のシール用７
ランジ８をふた材６にてシール密閉されてレトルト殺菌
可能なことを特徴とする容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978119891U JPS5856217Y2 (ja) | 1978-09-02 | 1978-09-02 | 複合容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978119891U JPS5856217Y2 (ja) | 1978-09-02 | 1978-09-02 | 複合容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5538703U JPS5538703U (ja) | 1980-03-12 |
| JPS5856217Y2 true JPS5856217Y2 (ja) | 1983-12-24 |
Family
ID=29075578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978119891U Expired JPS5856217Y2 (ja) | 1978-09-02 | 1978-09-02 | 複合容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5856217Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5852047A (ja) * | 1981-08-21 | 1983-03-28 | 住友ベークライト株式会社 | 容器の製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5339132B2 (ja) * | 1974-10-17 | 1978-10-19 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5339132U (ja) * | 1976-09-04 | 1978-04-05 |
-
1978
- 1978-09-02 JP JP1978119891U patent/JPS5856217Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5339132B2 (ja) * | 1974-10-17 | 1978-10-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5538703U (ja) | 1980-03-12 |
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