JPS6323145Y2 - - Google Patents
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- JPS6323145Y2 JPS6323145Y2 JP1980188648U JP18864880U JPS6323145Y2 JP S6323145 Y2 JPS6323145 Y2 JP S6323145Y2 JP 1980188648 U JP1980188648 U JP 1980188648U JP 18864880 U JP18864880 U JP 18864880U JP S6323145 Y2 JPS6323145 Y2 JP S6323145Y2
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- layer
- outermost layer
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- Expired
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は一方の容器の内壁面と他方の容器の外
壁面を相互に接触させてスタツキングすることが
可能なカツプ状の容器に関する。
壁面を相互に接触させてスタツキングすることが
可能なカツプ状の容器に関する。
従来より容器側壁部が紙とプラスチツク、アル
ミニウム箔などとの複合材料により容器側壁部が
構成され、且つ容器側壁部の外壁面に印刷が施こ
されたカツプ状の容器が包装容器として用いられ
ている。
ミニウム箔などとの複合材料により容器側壁部が
構成され、且つ容器側壁部の外壁面に印刷が施こ
されたカツプ状の容器が包装容器として用いられ
ている。
しかしながら、このようなカツプ状の容器をス
タツキングすると、一方の容器の最外層の印刷面
が他方の容器の最内層の面と接触し、容器の内側
面に印刷インキの臭いが移つてしまう。
タツキングすると、一方の容器の最外層の印刷面
が他方の容器の最内層の面と接触し、容器の内側
面に印刷インキの臭いが移つてしまう。
そしてこのような内側面に印刷インキの臭いが
付着した容器内には臭いが移ることをきらう内容
物例えば清酒などの内容物を入れることはできな
い。
付着した容器内には臭いが移ることをきらう内容
物例えば清酒などの内容物を入れることはできな
い。
そこで本考案が解決しようとする問題点は印刷
インキの臭いが容器内壁面に移ることを解消した
容器を提供することにある。
インキの臭いが容器内壁面に移ることを解消した
容器を提供することにある。
本考案者は上記の問題点を解決すべく研究の結
果、ポリエステルなどの保香性材料よりなる最外
層を印刷層を被覆して設けることにより上記の問
題を解決しうることを見いだし、かかる知見にも
とづいて本考案を完成したものである。
果、ポリエステルなどの保香性材料よりなる最外
層を印刷層を被覆して設けることにより上記の問
題を解決しうることを見いだし、かかる知見にも
とづいて本考案を完成したものである。
即ち、本考案の要旨は〓一方の容器の内壁面と
他方の容器の外壁面を相互に接触させてスタツキ
ングすることが可能なカツプ状の容器において、
容器側壁部の最外層を保香性材料で構成し、この
保香性材料よりなる最外層の内側に印刷層を設け
たことを特徴とする容器〓である。
他方の容器の外壁面を相互に接触させてスタツキ
ングすることが可能なカツプ状の容器において、
容器側壁部の最外層を保香性材料で構成し、この
保香性材料よりなる最外層の内側に印刷層を設け
たことを特徴とする容器〓である。
保香性材料よりなる最外層は印刷インキの臭い
を遮断し、容器側壁部の最内層に移行することを
防止するものである。
を遮断し、容器側壁部の最内層に移行することを
防止するものである。
以下図面に示す実施例について説明する。
第１図は、カツプ状紙容器の縦断面図であつ
て、この容器は第５図に示すようなような素材Ａ
で形成されている。
て、この容器は第５図に示すようなような素材Ａ
で形成されている。
第２図は、複合容器の斜視図であり、第３図
は、そのＡ−Ａ断面図である。
は、そのＡ−Ａ断面図である。
この複合容器は、第４図に示すようにブランク
板１を射出成形金型に供給し、周縁をインジエク
シヨン樹脂により結合して成形したものである。
板１を射出成形金型に供給し、周縁をインジエク
シヨン樹脂により結合して成形したものである。
即ち、ブランク板１は、円形の底板２と連結部
３を介して形成された壁板４とからなるものであ
つて、第３図に示すように、この底板２の周縁２
ａと壁板４ａがインジエクシヨン樹脂５により結
合され、壁板４の側板４の側縁４ｂ同志がインジ
エクシヨン樹脂６により結合され、壁板４の上
縁、即ち口縁４ｃがインジエクシヨン樹脂７によ
り被覆されて完成品となるものである。
３を介して形成された壁板４とからなるものであ
つて、第３図に示すように、この底板２の周縁２
ａと壁板４ａがインジエクシヨン樹脂５により結
合され、壁板４の側板４の側縁４ｂ同志がインジ
エクシヨン樹脂６により結合され、壁板４の上
縁、即ち口縁４ｃがインジエクシヨン樹脂７によ
り被覆されて完成品となるものである。
ブランク板１は、第１図に示した容器と同様の
素材Ａからなるものである。
素材Ａからなるものである。
容器素材Ａは、最外層である保香性材料８、印
刷層９、PE（ポリエチレン）層１０、紙層１１、
PE層１２、Al（アルミニウム）層１３、熱可塑性
樹脂層１４からなる多層構成の素材である。
刷層９、PE（ポリエチレン）層１０、紙層１１、
PE層１２、Al（アルミニウム）層１３、熱可塑性
樹脂層１４からなる多層構成の素材である。
即ち、印刷層９に対面する最外層が保香性材料
で構成されている。
で構成されている。
而して保香性材料としては、PET（ポリエステ
ル）、エチレン−酢酸ビニールコポリマー鹸化物、
ナイロン（登録商標）、PVDC（ポリ塩化ビニリデ
ン）、又はPVDCをコートしたフイルム等を採用
する。
ル）、エチレン−酢酸ビニールコポリマー鹸化物、
ナイロン（登録商標）、PVDC（ポリ塩化ビニリデ
ン）、又はPVDCをコートしたフイルム等を採用
する。
また、熱可塑性樹脂は、複合容器を成形するこ
とを考え、射出成形可能なものとする。
とを考え、射出成形可能なものとする。
なお、容器素材は容器の内側となる面側にアル
ミニウム層があるので、内層の紙の臭いが容器内
に出て拡散することがなく、紙の臭いが内容液に
移るおそれはない。
ミニウム層があるので、内層の紙の臭いが容器内
に出て拡散することがなく、紙の臭いが内容液に
移るおそれはない。
以上詳記した通り、本考案は容器素材の印刷層
に対面する最外層を保香性材料で構成したもので
あるから、印刷面が最外層とならず保香性材料で
印刷面を被覆することとなるので、容器をスタツ
キングした場合においても、臭いが他の容器の内
面に移ることがないから、官能的に非常に影響を
与える内容物を取り扱つても心配がない。
に対面する最外層を保香性材料で構成したもので
あるから、印刷面が最外層とならず保香性材料で
印刷面を被覆することとなるので、容器をスタツ
キングした場合においても、臭いが他の容器の内
面に移ることがないから、官能的に非常に影響を
与える内容物を取り扱つても心配がない。
第１図は、カツプ状容器の縦断面図、第２図は
複合容器の斜視図、第３図はそのＡ−Ａ断面図、
第４図は複合容器のブランク板の展開図、第５図
は容器素材の部分拡大断面図である。 Ａ……容器素材、８……保香性材料、９……印
刷層。
複合容器の斜視図、第３図はそのＡ−Ａ断面図、
第４図は複合容器のブランク板の展開図、第５図
は容器素材の部分拡大断面図である。 Ａ……容器素材、８……保香性材料、９……印
刷層。
Claims (1)
- 一方の容器の内壁面と他方の容器の外壁面を相
互に接触させてスタツキングすることが可能なカ
ツプ状の容器において、容器側壁部の最外層を保
香性材料で構成し、この保香性材料よりなる最外
層の内側に印刷層を設けたことを特徴とする容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980188648U JPS6323145Y2 (ja) | 1980-12-27 | 1980-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980188648U JPS6323145Y2 (ja) | 1980-12-27 | 1980-12-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57111534U JPS57111534U (ja) | 1982-07-09 |
| JPS6323145Y2 true JPS6323145Y2 (ja) | 1988-06-24 |
Family
ID=29992378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980188648U Expired JPS6323145Y2 (ja) | 1980-12-27 | 1980-12-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6323145Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53104774A (en) * | 1977-02-23 | 1978-09-12 | Sadami Kawashima | Laver releasing machine |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS557381Y2 (ja) * | 1974-11-19 | 1980-02-19 | ||
| JPS52156778U (ja) * | 1976-05-24 | 1977-11-28 | ||
| JPS5728765Y2 (ja) * | 1977-11-10 | 1982-06-23 | ||
| JPS5734043Y2 (ja) * | 1978-08-31 | 1982-07-27 |
-
1980
- 1980-12-27 JP JP1980188648U patent/JPS6323145Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53104774A (en) * | 1977-02-23 | 1978-09-12 | Sadami Kawashima | Laver releasing machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57111534U (ja) | 1982-07-09 |
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