JPH07168444A - 画像形成装置のプロセスカートリッジ - Google Patents
画像形成装置のプロセスカートリッジInfo
- Publication number
- JPH07168444A JPH07168444A JP5342795A JP34279593A JPH07168444A JP H07168444 A JPH07168444 A JP H07168444A JP 5342795 A JP5342795 A JP 5342795A JP 34279593 A JP34279593 A JP 34279593A JP H07168444 A JPH07168444 A JP H07168444A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing material
- developer
- toner
- process cartridge
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】画像形成装置のプロセスカートリッジの小型
化、収納現像剤の円滑な排出機能を確保する。 【構成】現像剤収納部の前面封止部のシールを該収納部
内面に装着するとともに、シール材近傍にトナーが固ま
るのを防止する手段を設ける。
化、収納現像剤の円滑な排出機能を確保する。 【構成】現像剤収納部の前面封止部のシールを該収納部
内面に装着するとともに、シール材近傍にトナーが固ま
るのを防止する手段を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は静電複写機、同プリン
タ等静電転写プロセスを利用する画像形成装置、就中、
そのプロセスカートリッジに関するものである。
タ等静電転写プロセスを利用する画像形成装置、就中、
そのプロセスカートリッジに関するものである。
【０００２】
【従来技術と解決すべき課題】上記のような周知の画像
形成装置においてて、近来装置本体に着脱自在に装着さ
れるプロセスカートリッジを用いるものが多用されるよ
うになってきている。
形成装置においてて、近来装置本体に着脱自在に装着さ
れるプロセスカートリッジを用いるものが多用されるよ
うになってきている。
【０００３】前記カートリッジは、通常回転円筒状の像
担持体と、その周辺に配置されている帯電部材、現像部
材、クリーニング部材などの内の幾つかを一体としてカ
ートリッジに収納構成してあり、現像部材に予め収容し
た現像剤が消耗したところでカートリッジ全体を新品と
交換するようになっているのが普通である。
担持体と、その周辺に配置されている帯電部材、現像部
材、クリーニング部材などの内の幾つかを一体としてカ
ートリッジに収納構成してあり、現像部材に予め収容し
た現像剤が消耗したところでカートリッジ全体を新品と
交換するようになっているのが普通である。
【０００４】「図６」はこのようなカートリッジの現像
器部分の示す一例を示す斜視図であり、「図７」はその
平断面図である。
器部分の示す一例を示す斜視図であり、「図７」はその
平断面図である。
【０００５】図示符号１０１はトナーを収納するトナー
室で、箱状のトナー容器１０１ａに蓋体１０１ｂを溶着
してあり、その一面に開口１０１ｃが形成してある。該
開口１０１ｃ両側には凹半円状の現像スリーブ支持部１
０１ｄが設けてあって、その内面に配置したシール材１
０２を介して、端部に不図示の駆動源に接続するギヤ１
０４ａを設けた現像スリーブ１０４が回動自在に配置し
てある。従って、前記開口１０１ｃが前記現像スリーブ
１０４に対向していることになる。
室で、箱状のトナー容器１０１ａに蓋体１０１ｂを溶着
してあり、その一面に開口１０１ｃが形成してある。該
開口１０１ｃ両側には凹半円状の現像スリーブ支持部１
０１ｄが設けてあって、その内面に配置したシール材１
０２を介して、端部に不図示の駆動源に接続するギヤ１
０４ａを設けた現像スリーブ１０４が回動自在に配置し
てある。従って、前記開口１０１ｃが前記現像スリーブ
１０４に対向していることになる。
【０００６】カートリッジには、当初トナー室内にトナ
ーが収納された状態でユーザにわたされるので、それま
での間トナー室内のトナーが漏出しないように、前記開
口１０１ｃは閉塞されているものとする。
ーが収納された状態でユーザにわたされるので、それま
での間トナー室内のトナーが漏出しないように、前記開
口１０１ｃは閉塞されているものとする。
【０００７】図示の装置にあっては、前記開口１０１ｃ
は可撓性フィルムからなるトナーシール１０５で前記開
口の周辺に設けた溶着代１０５ａ（図示斜線部分）に溶
着等の手段で密封されている。前記トナーシール１０５
は前記開口１０１ｃの長さの２倍を越える長さを有して
おり、これを２つ折りしてその半分の部分で上記のよう
に開口１０１ｃを密封閉塞した後、他の半分の部分を折
り返して前記はじめの半分の部分に重畳してその先端１
０５ｃをトナー室１０１側面に形成したスリット１０１
ｅから外部に突出させている。
は可撓性フィルムからなるトナーシール１０５で前記開
口の周辺に設けた溶着代１０５ａ（図示斜線部分）に溶
着等の手段で密封されている。前記トナーシール１０５
は前記開口１０１ｃの長さの２倍を越える長さを有して
おり、これを２つ折りしてその半分の部分で上記のよう
に開口１０１ｃを密封閉塞した後、他の半分の部分を折
り返して前記はじめの半分の部分に重畳してその先端１
０５ｃをトナー室１０１側面に形成したスリット１０１
ｅから外部に突出させている。
【０００８】図示符号１０３は前記スリーブ上に形成さ
れるトナー層の層厚規制部材で板金１０３ａと弾性ブレ
ード１０３（これらは両端部のみを示してある）とから
なり、現像スリーブ１０４をトナー室に装着した場合、
該スリーブに当接するものとする。
れるトナー層の層厚規制部材で板金１０３ａと弾性ブレ
ード１０３（これらは両端部のみを示してある）とから
なり、現像スリーブ１０４をトナー室に装着した場合、
該スリーブに当接するものとする。
【０００９】このようなカートリッジを使用するには、
トナーシール１０５の先端１０５ｃを矢印Ａ方向に引っ
張ることによって、トナーシールが開口１０１ｃの図示
左端から剥がしていって開口１０１ｃを解放し、トナー
室内のトナーが現像スリーブ側に流出できる状態として
から装置本体にカートリッジを装着する。
トナーシール１０５の先端１０５ｃを矢印Ａ方向に引っ
張ることによって、トナーシールが開口１０１ｃの図示
左端から剥がしていって開口１０１ｃを解放し、トナー
室内のトナーが現像スリーブ側に流出できる状態として
から装置本体にカートリッジを装着する。
【００１０】併しながらこのような構成の場合、シール
１０５をトナー室の開口１０１ｃの全面周辺に貼着する
ので、このトナー室の、従って、これを含むカートリッ
ジが大型化することを免れない。
１０５をトナー室の開口１０１ｃの全面周辺に貼着する
ので、このトナー室の、従って、これを含むカートリッ
ジが大型化することを免れない。
【００１１】これを「図７」について略述すると、同図
に符号Ｂで示す開口１０１ｃの長手方向の寸法は画像形
成装置の画像領域わ確保するように設定されており、ス
リーブ支持部１０１ｄの寸法Ｃはスリーブを支持すると
ともにトナーのこの部分からの漏出を阻止できるように
定められている。ところが実際にはさらにシール１０５
を貼着するために溶着代Ｄを必要としているが、この部
分は画像形成作業の遂行には寄与しないのでねこの観点
からは無駄といわざるを得ない。
に符号Ｂで示す開口１０１ｃの長手方向の寸法は画像形
成装置の画像領域わ確保するように設定されており、ス
リーブ支持部１０１ｄの寸法Ｃはスリーブを支持すると
ともにトナーのこの部分からの漏出を阻止できるように
定められている。ところが実際にはさらにシール１０５
を貼着するために溶着代Ｄを必要としているが、この部
分は画像形成作業の遂行には寄与しないのでねこの観点
からは無駄といわざるを得ない。
【００１２】本発明はこのような事態に対処すべくなさ
れたものであって、カートリッジのトナー収容部位にお
ける前記のような不要部分を排除して可及的に小型のカ
ートリッジの得ることを目的とするものである。
れたものであって、カートリッジのトナー収容部位にお
ける前記のような不要部分を排除して可及的に小型のカ
ートリッジの得ることを目的とするものである。
【００１３】
【課題を解決する技術手段、その作用】上記の目的を達
成するため、本発明は、現像剤収納室の現像剤担持体側
に設けた開口を可撓性シール材で封止した後、折り返し
てシール材の封止部に重畳延設してその端部を外部に露
出しておき、使用開始時に前記シール材の前記露出端部
を牽引して該シール材を前記開口から除去する現像手段
を備えた画像形成装置のプロセスカートリッジにおい
て、前記シール材を現像剤収納室内面の溶着面に溶着し
てなるか、または、上記のものにおいてシール材の折り
返し重畳部の間に存在する現像剤を排除する排除手段を
そなえるか、または、現像剤排除手段が、現像剤をシー
ル材面からかき落とすブレードであるか、または、現像
剤排除手段が、シール材を露出させるスリット近傍で現
像剤収納室内に設けた凹所であるか、または、シール材
の、折り返し部分が現像剤収納室内に配設した軸外周に
沿って折り返してあるか、または、現像剤収納室の現像
剤担持体側に設けた開口を可撓性シール材で封止した
後、折り返してシール材の封止部に重畳延設してその端
部を外部に露出しておき、使用開始時に前記シール材の
前記露出端部を牽引して該シール材を前記開口から除去
する現像手段を備えた画像形成装置のプロセスカートリ
ッジであって、前記シール材を現像剤収納室内面の溶着
面に溶着するとともに、前記シール材が折り返し部位か
ら、外部に露出する端部に至るに従って、現像剤収納室
の開口を封止しているシール材部分から離隔するように
してなるプロセスカートリッジである。
成するため、本発明は、現像剤収納室の現像剤担持体側
に設けた開口を可撓性シール材で封止した後、折り返し
てシール材の封止部に重畳延設してその端部を外部に露
出しておき、使用開始時に前記シール材の前記露出端部
を牽引して該シール材を前記開口から除去する現像手段
を備えた画像形成装置のプロセスカートリッジにおい
て、前記シール材を現像剤収納室内面の溶着面に溶着し
てなるか、または、上記のものにおいてシール材の折り
返し重畳部の間に存在する現像剤を排除する排除手段を
そなえるか、または、現像剤排除手段が、現像剤をシー
ル材面からかき落とすブレードであるか、または、現像
剤排除手段が、シール材を露出させるスリット近傍で現
像剤収納室内に設けた凹所であるか、または、シール材
の、折り返し部分が現像剤収納室内に配設した軸外周に
沿って折り返してあるか、または、現像剤収納室の現像
剤担持体側に設けた開口を可撓性シール材で封止した
後、折り返してシール材の封止部に重畳延設してその端
部を外部に露出しておき、使用開始時に前記シール材の
前記露出端部を牽引して該シール材を前記開口から除去
する現像手段を備えた画像形成装置のプロセスカートリ
ッジであって、前記シール材を現像剤収納室内面の溶着
面に溶着するとともに、前記シール材が折り返し部位か
ら、外部に露出する端部に至るに従って、現像剤収納室
の開口を封止しているシール材部分から離隔するように
してなるプロセスカートリッジである。
【００１４】このように構成することによって、カート
リッジの小型化を可能とするとともに、シール材を除去
した場合にトナーが塊状となって以後の現像操作に支障
がおこるようなことを好適に阻止することができる。
リッジの小型化を可能とするとともに、シール材を除去
した場合にトナーが塊状となって以後の現像操作に支障
がおこるようなことを好適に阻止することができる。
【００１５】
【実施例の説明】「図１」は本発明の実施例を示す画像
形成装置のカートリッジのとくに現像剤（以下トナーと
云う）収納部の一部切截斜視図、「図２」はその平断面
図である。トナー室１は容器部１ａとその頂面に溶着し
た蓋体１ｂからる。この場合、蓋体１ｂを溶着する前に
トナー室１前面の開口１ｃの内面周辺の溶着代５ａ（図
示斜線部）部位にシール材５を接着する。
形成装置のカートリッジのとくに現像剤（以下トナーと
云う）収納部の一部切截斜視図、「図２」はその平断面
図である。トナー室１は容器部１ａとその頂面に溶着し
た蓋体１ｂからる。この場合、蓋体１ｂを溶着する前に
トナー室１前面の開口１ｃの内面周辺の溶着代５ａ（図
示斜線部）部位にシール材５を接着する。
【００１６】シール材５の取りつけ方は、前記「図７」
に示すものと同様で、シール長さの半分の部分を前記溶
着代５ａに接着した後、他の半分を該接着側に折りかえ
し重畳してその先端５ｃをトナー室１に形成したスリッ
ト１ｅから回部に露出させておくものとする。
に示すものと同様で、シール長さの半分の部分を前記溶
着代５ａに接着した後、他の半分を該接着側に折りかえ
し重畳してその先端５ｃをトナー室１に形成したスリッ
ト１ｅから回部に露出させておくものとする。
【００１７】前記開口１ｃの側にはその外側両端部に支
持部１ｄ、１ｄが形成してあり、これに配設した端部シ
ール２に現像スリーブ４が支持されるものとする。スリ
ーブには不図示の像担持体側部に配置された駆動ギヤと
噛合するギヤ４ａが配設してあり、これによって現像ス
リーブ４が像担持体に従動回転するものとする。
持部１ｄ、１ｄが形成してあり、これに配設した端部シ
ール２に現像スリーブ４が支持されるものとする。スリ
ーブには不図示の像担持体側部に配置された駆動ギヤと
噛合するギヤ４ａが配設してあり、これによって現像ス
リーブ４が像担持体に従動回転するものとする。
【００１８】図示符号６は、前記シール５に接触するよ
うに、トナー室内に設けたブレードであって、シール材
５を引き出すときに、これに付着するトナーをかき落と
して、図示Ｅ、Ｆ方向に排除する作用を奏するものとす
る。該ブレードはトナー室とは一体乃至は別体に適宜に
設ければ良く、また材質も剛性材料以外にゴム、フェル
トなど弾性部材を前記スリット１ｅ近傍にシール材５を
挟持するように配設してもよい。
うに、トナー室内に設けたブレードであって、シール材
５を引き出すときに、これに付着するトナーをかき落と
して、図示Ｅ、Ｆ方向に排除する作用を奏するものとす
る。該ブレードはトナー室とは一体乃至は別体に適宜に
設ければ良く、また材質も剛性材料以外にゴム、フェル
トなど弾性部材を前記スリット１ｅ近傍にシール材５を
挟持するように配設してもよい。
【００１９】「図２」は前記トナー室１を示す平断面図
であって、この図からわかるように、前記「図７」の図
と対比すると、現像スリーブ４を支持する部分１ｄ、図
示符号Ｄの部分と溶着代Ｂの部分を重複させることがで
きるので、トナー室、即ちカートリッジの長手方向寸法
を大巾に縮めることが可能となりその小型化に寄与す
る。
であって、この図からわかるように、前記「図７」の図
と対比すると、現像スリーブ４を支持する部分１ｄ、図
示符号Ｄの部分と溶着代Ｂの部分を重複させることがで
きるので、トナー室、即ちカートリッジの長手方向寸法
を大巾に縮めることが可能となりその小型化に寄与す
る。
【００２０】このような構成の場合、シール材５を引き
出す際に、そのスリット１ｅ近傍にトナーが塊状となっ
てシール材の引き抜きが困難になったり、シール材を除
去した後トナーが自由な状態で円滑に開口を越えて現像
スリーブ側に至らないなどの問題が生ずるが、前述のよ
うにブレード６を配設することによってトナーの現像ス
リーブ側への移動をスムースに行うことができる。
出す際に、そのスリット１ｅ近傍にトナーが塊状となっ
てシール材の引き抜きが困難になったり、シール材を除
去した後トナーが自由な状態で円滑に開口を越えて現像
スリーブ側に至らないなどの問題が生ずるが、前述のよ
うにブレード６を配設することによってトナーの現像ス
リーブ側への移動をスムースに行うことができる。
【００２１】「図３」は他の実施例を示す要部斜視図で
あって、基本的構成は前記「図１」に示すものと同様で
あるので、それらについての説明は省略する。
あって、基本的構成は前記「図１」に示すものと同様で
あるので、それらについての説明は省略する。
【００２２】この装置にあっては、シール材５をスリッ
ト１ｅから引き抜く際、この部分に付着するトナーを排
除するために、トナー室１の前記スリット１ｅ近傍に凹
所７を設けてある。
ト１ｅから引き抜く際、この部分に付着するトナーを排
除するために、トナー室１の前記スリット１ｅ近傍に凹
所７を設けてある。
【００２３】シール５を引く抜く際にこれに挟まれたト
ナーは前記凹所７に押し込まれてゆくのでこの部位で凝
縮固化させることなくシール５材を引き抜くことができ
る。
ナーは前記凹所７に押し込まれてゆくのでこの部位で凝
縮固化させることなくシール５材を引き抜くことができ
る。
【００２４】「図４」はさらに他の実施例を示す平断面
図であって、トナー室１の開口１ｃのすぐ内側溶着部５
ａに接着されたシール材５は２つの折り返し部５ｄ、５
ｅを経て端部５ｃが外部に突出している。溶着部５ａに
接着されたシール５はそのまま折り返されて他方の端部
に至った後、トナー室内に配設されて回転自在の軸８で
折り返されて５ｅさせに延在してスリット１ｅに至って
いる。
図であって、トナー室１の開口１ｃのすぐ内側溶着部５
ａに接着されたシール材５は２つの折り返し部５ｄ、５
ｅを経て端部５ｃが外部に突出している。溶着部５ａに
接着されたシール５はそのまま折り返されて他方の端部
に至った後、トナー室内に配設されて回転自在の軸８で
折り返されて５ｅさせに延在してスリット１ｅに至って
いる。
【００２５】このように構成してあるから、シール材に
接着部分とこれから折り返された部分に挟まれたトナー
は、順次軸８の部分でトナー室内に解放される状態とな
るので凝縮固化することがなく現像スリーブ４側に円滑
に供給される。前記軸８は、トナー室内に植設した軸に
カラーを回転自在に装着してシール材の引っ張りの際の
摩擦を小さくするように構成するのが好適である。
接着部分とこれから折り返された部分に挟まれたトナー
は、順次軸８の部分でトナー室内に解放される状態とな
るので凝縮固化することがなく現像スリーブ４側に円滑
に供給される。前記軸８は、トナー室内に植設した軸に
カラーを回転自在に装着してシール材の引っ張りの際の
摩擦を小さくするように構成するのが好適である。
【００２６】「図５」はさらにまた他の実施例を示すカ
ートリッジのトナー室部を示す平断面図であって、図示
の装置では、シール材５を外部に引き出すスリット１ｅ
が、シールのトナー室開口の接着面と、図示のように、
距離Ｈだけ離隔した位置に設けてあり、引っ張り側のシ
ール部分は接着されている部分との間に角度αをなすよ
うに配置されている。
ートリッジのトナー室部を示す平断面図であって、図示
の装置では、シール材５を外部に引き出すスリット１ｅ
が、シールのトナー室開口の接着面と、図示のように、
距離Ｈだけ離隔した位置に設けてあり、引っ張り側のシ
ール部分は接着されている部分との間に角度αをなすよ
うに配置されている。
【００２７】このような構成となっているから、シール
材を牽引する際シール間に存在するトナーは、折り返さ
れたシール部の間の間隔が大きく、また両シール部の間
の角度が次第に変化しているので、この部分で揉まれな
がら大部分は逐次紙面上方に逃げるので固化することが
ない。
材を牽引する際シール間に存在するトナーは、折り返さ
れたシール部の間の間隔が大きく、また両シール部の間
の角度が次第に変化しているので、この部分で揉まれな
がら大部分は逐次紙面上方に逃げるので固化することが
ない。
【００２８】シール材を引き出したときに、最後までシ
ール材の両折り返し部の間に挟まれていたトナーは図示
符号Ｇで示すように隅の部分に残り得るが、溶着面５ａ
とこれに隣接するトナー室１内面の、前記Ｈに相当する
部分のスペースに溜るので、塊状のトナーがトナー室開
口から排出されるようなことはない。
ール材の両折り返し部の間に挟まれていたトナーは図示
符号Ｇで示すように隅の部分に残り得るが、溶着面５ａ
とこれに隣接するトナー室１内面の、前記Ｈに相当する
部分のスペースに溜るので、塊状のトナーがトナー室開
口から排出されるようなことはない。
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特にカートリッジ方式の画像形成装置の、該カートリッ
ジの現像部位のトナーシールをトナーを収納するトナー
室の内側に配置し、シール材の折り返し部に挟まれるト
ナーを排除する手段を設けたから、トナー室、従ってカ
ートリッジの小型化、コストダウンを可能とするととも
に、トナー室内のトナーの凝縮固化を阻止してトナーを
良好な状態で現像スリーブ側に供給でき良質の画像を得
るにも資するところが大である。
特にカートリッジ方式の画像形成装置の、該カートリッ
ジの現像部位のトナーシールをトナーを収納するトナー
室の内側に配置し、シール材の折り返し部に挟まれるト
ナーを排除する手段を設けたから、トナー室、従ってカ
ートリッジの小型化、コストダウンを可能とするととも
に、トナー室内のトナーの凝縮固化を阻止してトナーを
良好な状態で現像スリーブ側に供給でき良質の画像を得
るにも資するところが大である。
【図１】 本発明の実施例を示すカートリッジの、とく
にトナー室近傍を示す分解斜視図
にトナー室近傍を示す分解斜視図
【図２】 同上平断面図
【図３】 他の実施例を示すトナー室の斜視図
【図４】 さらに他の実施例を示すトナー室の平断面図
【図５】 さらにまた他の実施例を示すトナー室の平断
面図
面図
【図６】 公知のカートリッジのトナー室の分解斜視図
【図７】 同上平断面図
１ トナー室 １ｃ 開口 １ｅ スリット ４ 現像スリーブ ５ シール材 ６ ブレード ７ 凹所 ８ 軸
フロントページの続き (72)発明者 松 崎 祐 臣 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 津 田 忠 之 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キヤ ノン株式会社内
Claims (6)
- 【請求項１】現像剤収納室の現像剤担持体側に設けた開
口を可撓性シール材で封止した後、折り返してシール材
の封止部に重畳延設してその端部を外部に露出してお
き、使用開始時に前記シール材の前記露出端部を牽引し
て該シール材を前記開口から除去する現像手段を備えた
画像形成装置のプロセスカートリッジにおいて、前記シ
ール材を現像剤収納室内面の溶着面に溶着してなるプロ
セスカートリッジ。 - 【請求項２】シール材の折り返し重畳部の間に存在する
現像剤を排除する排除手段をそなえた「請求項１」記載
のプロセスカートリッジ。 - 【請求項３】現像剤排除手段が、現像剤をシール材面か
らかき落とすブレードである「請求項２」記載のプロセ
スカートリッジ。 - 【請求項４】現像剤排除手段が、シール材を露出させる
スリット近傍で現像剤収納室内に設けた凹所である「請
求項２」記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項５】シール材の、折り返し部分が現像剤収納室
内に配設した軸外周に沿って折り返してある「請求項
２」乃至「請求項４」いずれか記載のプロセスカートリ
ッジ。 - 【請求項６】現像剤収納室の現像剤担持体側に設けた開
口を可撓性シール材で封止した後、折り返してシール材
の封止部に重畳延設してその端部を外部に露出してお
き、使用開始時に前記シール材の前記露出端部を牽引し
て該シール材を前記開口から除去する現像手段を備えた
画像形成装置のプロセスカートリッジであって、前記シ
ール材を現像剤収納室内面の溶着面に溶着するととも
に、前記シール材が折り返し部位から、外部に露出する
端部に至るに従って、現像剤収納室の開口を封止してい
るシール材部分から離隔するようにしてなるプロセスカ
ートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5342795A JPH07168444A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 画像形成装置のプロセスカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5342795A JPH07168444A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 画像形成装置のプロセスカートリッジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07168444A true JPH07168444A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18356560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5342795A Pending JPH07168444A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 画像形成装置のプロセスカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07168444A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6188855B1 (en) | 1998-02-27 | 2001-02-13 | Nec Corporation | Toner cartridge capable of preventing sealing film from breaking |
| JP2009229711A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び現像剤収容器 |
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