JPH07167546A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH07167546A
JPH07167546A JP27232994A JP27232994A JPH07167546A JP H07167546 A JPH07167546 A JP H07167546A JP 27232994 A JP27232994 A JP 27232994A JP 27232994 A JP27232994 A JP 27232994A JP H07167546 A JPH07167546 A JP H07167546A
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JP
Japan
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door
lead wire
inner plate
outer frame
gasket
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Pending
Application number
JP27232994A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Horie
順一 堀江
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2323/00General constructional features not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2323/02Details of doors or covers not otherwise covered
    • F25D2323/021French doors

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 発泡作業時に治具と扉内板とで挟まれるリー
ド線の一部の逃げ部を形成すると共に、ガスケットとリ
ード線との間に隙間が生じず外枠の露付きを防止できる
冷蔵庫を提供することを目的とする。 【構成】 観音開式の扉の内の一方の扉の非枢支側に取
り付けられ仕切体と、仕切体に設けられた露付き防止用
のヒータ線と、一方の扉のヒンジ部から導入され外枠1
4Aの非枢支側の導出部30から導出されるリード線L
と、扉内板18Aの内フランジ16Aの導出部30に対
向する部分に形成される切欠32と、扉内板18Aの縦
壁19Aの根元部分であって且つ切欠32に連続するよ
うに形成されリード線の一部を収納する凹所33と、こ
の凹所33に取り付けられリード線Lの一部を挟み込む
覆板35とを備えた冷蔵庫である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、観音開式扉の内の一方
の扉の非枢支側にこの一方の扉の開閉に伴い回動する仕
切体を備えた冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来此種観音開式の扉を有する冷蔵庫
は、両扉の裏面に設けたシール部材(即ちガスケット)
によって庫内を気密に保つために、扉の非枢支側に位置
するガスケットが当接する面を形成しなければならず、
そのため断熱箱体の開口部を左右に区画する閉塞材を取
り付けていた。前記ガスケットはこの閉塞材の前面に当
接して庫内の気密を保持するものであるが、この閉塞材
が庫内容積を縮小すると共に開口からの物品の出し入れ
に邪魔になる欠点がある。
【0003】その為従来では、例えば実開昭55−52
082号公報の如く、両扉の非枢支側に位置するガスケ
ットに外側方へ突出する単層或いは複数層の舌片を形成
し、これらの舌片を相互に接触せしめて両扉間のシール
を施し、それによって前述の閉塞材を削除していたが、
経年劣化による気密性能の低下が著しい。そこで出願人
は例えば実開昭62−1089980号公報で示す如
く、前述の閉塞材の代わりに回動自在の仕切体を一方の
扉の非枢支側に取り付けた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記実開昭62−10
89980号公報に示した構成であれば、仕切体は、一
方の扉(即ち仕切体が取り付けられた扉)の開閉操作に
より回動し一方の扉を閉じた時だけガスケットの当接面
を構成し、この扉を開いたときには扉と共に断熱箱体の
開口縁から遠ざかるため、物品の出し入れの邪魔になら
ず、又、気密性能も十分発揮されるものである。しかし
ながら、仕切体の前面(即ちガスケットが当接する面)
に結露が生じるため、仕切体にもヒータを設けなければ
ならずこのヒータへの給電用のリード線は扉の枢支側の
ヒンジ部から扉の断熱材内に導入し、仕切体が取り付け
られる非枢支側から導出する必要がある。
【0005】以下にこの非枢支側からリード線を導出す
る扉について図9乃至図11を参考に説明する。図9に
従来の扉100の非枢支側部分における断面図を示し、
図10に従来の第1扉の発泡断熱材の充填作業を説明す
るための図を示し、図11に図10の要部拡大斜視図を
示す。
【0006】101は枠部材102と、この枠部材10
2の前部に係合せられた扉外板103とからなる外枠
で、枠部材102後部の内フランジ104には、扉内板
105の外向きフランジ106が後述する断熱材Iの漏
れを防止するたに載置されて両フランジが当接する。G
はガスケットで枠部材102の後端の溝107に取り付
けられ、ガスケットGのヒレFは扉内板105の縦壁1
08に密着して当接することになる。リード線Lは、扉
内板の外向きフランジ106の孔109より引き出され
るが、このリード線Lを引き出す部分のヒレFはリード
線でめくられてヒレFと扉内板105との間に隙間が生
じてしまうため、この隙間部分から冷気が外側(即ち枠
部材102の方向)に漏れ、枠部材102のリード線が
引き出される部分及びその周囲に露付きが生じる問題が
あった。
【0007】又、扉100内には断熱材Iが充填され
る。図10に示すように、ヒンジにて回動自在に接続さ
れた下治具M1内には外枠101を収納し、上治具M2に
は扉内板105を取り付ける。リード線Lは外枠101
の枢支側のヒンジ部110から外枠101内に導入され
る。そしてこのリード線Lを扉内板105の孔より引き
出しておき、外枠101内に断熱材Iの原液を注入して
上治具M2を下治具M1に被せて、断熱材Iを発泡充填さ
せるものであるが、リード線Lが両治具M1,M2間に挟
み込まれる事故が生じるため、挟み込みを防止するため
に図11の如く、クリップ111とゴム112とでリー
ド線Lを扉外板103側から引っ張らなければならず、
その作業が面倒で且つ部品点数及び作業工数が増加する
不具合があった。
【0008】そこで本発明では、発泡作業時に治具間に
リード線が挟まれにくくし且つ治具と扉内板とでリード
線が挟まれても挟まれるリード線の一部が逃げられる空
間(即ち逃げ部)を形成すると共に、ガスケットとリー
ド線との間に隙間が生じず外枠の露付きを防止できる冷
蔵庫を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫は、裏面
周縁にそれぞれガスケットGを有した観音開式の扉の内
の一方の扉7Aの非枢支側に両方の扉の非枢支側に位置
するガスケットGが当接する仕切体25が取り付けら
れ、この両方の扉は内フランジ16A,16Bを有する
外枠14A,14Bと外向きフランジ17A,17B及
び縦壁19A,19Bを有する扉内板18A,18Bと
ガスケットGとからなり、一方の扉7Aの外枠14Aの
内フランジ16Aには扉内板18Aの外向きフランジ1
7Aが取り付けられたものであって、さらに、仕切体2
5に設けられた露付き防止用のヒータ線Hと、一方の扉
7Aのヒンジ部から導入され外枠14Aの非枢支側の導
出部30から導出されるリード線Lと、扉内板18Aの
内フランジ16Aの導出部30に対向する部分に形成さ
れる切欠32と、扉内板18Aの縦壁19Aの根元部分
であって且つ切欠32に連続するように形成されリード
線Lの一部を収納する凹所33と、この凹所33に取り
付けられリード線Lの一部を挟み込む覆板35とを備え
たものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、扉内板18Aの凹所33を切
欠32に連続させたので、扉内板18Aを外枠14Aに
覆せる発泡作業時にリード線Lが治具間に挟まれにくく
なり、この凹所33が治具と扉内板18Aとで挟まれる
リード線Lの一部の逃げ部として作用するため、リード
線Lの配線作業が容易となり且つ発泡作業が支障なく行
える。また、扉内板18Aの凹所33により外枠14A
の導出部30から導出されたリード線Lの一部を扉内板
18Aの根元の部分で収納することができ、この凹所3
3を覆板35で覆うためガスケットGのヒレFの接触部
分となる扉内板の縦壁19Aの根元部分をこの覆板35
で面一とすることができ、結果的にガスケットGとリー
ド線Lとの間に隙間が生じず、外枠14Aへの露付きが
防止できる。
【0011】
【実施例】以下、図面(図1乃至図8)に基づき本発明
の実施例を詳述する。図1は本発明の一方の扉を庫内側
から見た一部切欠状態の斜視図であり、図2は本発明の
断熱箱体の正面図であり、図3は本発明の冷蔵庫の斜視
図であり、図4は冷蔵庫を仕切体を中心に水平に断面し
た要部拡大断面図であり、図5は一方の扉の導出部を中
心に水平に断面した要部拡大断面図であり、図6は外枠
と扉内板の分解斜視図であり、図7は外枠の導出部と扉
内板の切欠及び凹所の部分を示す分解斜視図であり、図
8は一方の扉の導出部及びその周辺部分の斜視図であ
る。
【0012】図3において、1は冷蔵庫であり、冷蔵庫
1は断熱箱体5と、観音開き式扉7A,7Bとを備え
る。鋼板製の外箱2と、合成樹脂製の内箱3と、内外両
箱2,3間に充填される発泡断熱材(図示せず)とで前
面開口の断熱箱体5が構成され、開口部5Aの左右縁部
に取り付けられた上下のヒンジ6A,6Bにより前記左
右2枚の観音開き式の扉7A,7Bが開口部5Aに回動
自在に枢支される。
【0013】図2において、断熱箱体5の開口縁5Aで
あって両扉7A,7Bの非枢支側に位置する部分には、
上下に相対向して案内部材としてのガイド部材15が設
けられている。ここで以下に説明するガイド部材15は
一体形成されているが、ガイド部材15を内箱3と一体
に成形してもよいし、或るいは別体の部材を内箱に取り
付けてもよい。
【0014】ガイド部材15は、前部に後述の案内溝1
1の一部を構成する一方、後述する仕切体25を回動さ
せる機能を有した突部9を、又、後部に突堤10を有す
る。突部9は前面を平面状として開口5Aと略面一とし
ており、背面を例えば半円形の曲面9Aとしている。突
堤10は突部9の後方に離間してその前面を曲面10A
としている。即ち、この曲面10Aは、一方の扉7A側
の曲率半径が他方の扉7B側の曲率半径よりも大きくな
るように連続しており、後述する係合部としての突起2
8の退出時に案内面となる突部9の曲面9Aと、同じく
係合部としての突起28の進入時の案内面となる突堤1
0の曲面10Aとの間の部分を開口縁における案内部材
の溝部に相当する案内溝11としている。これによって
案内溝11は、一方の扉7A側に位置する入口11A部
が溝の奥部よりも広くなっている。
【0015】図4において、各扉7A,7Bは、それぞ
れ枠部材12A,12Bとその前部に係合される扉外板
13A,13Bとからなる外枠14A,14Bと、周縁
に外向きに形成された外向きフランジ17A,17Bが
枠部材12A,12Bの後部に形成した内フランジ16
A,16Bに当接するように外枠14A,14Bに被せ
られる扉内板18A,18Bと、これら外枠14Aと扉
内板18Aとの間及び外枠14Bと扉内板18Bとの間
にそれぞれ充填される発泡断熱材Iとから構成されてい
る。
【0016】それぞれの扉内板18A,18Bには左右
一対の縦壁19A,19Bが形成され、又、枠部材12
A,12Bの後端に形成した溝20A,20Bには磁石
内蔵のシール部材としてのガスケットGが取り付けら
れ、ガスケットGのヒレFは各扉の縦壁19A,19B
にそれぞれ密接する。ガスケットGは、扉7A,7Bの
閉塞時に断熱箱体5の開口5Aの一部を構成する鋼板製
の外箱2の前縁に着磁して冷蔵庫1の庫内をシールす
る。
【0017】図1において、観音開き式の扉の内の一方
の扉7Aの裏面で扉の非枢支側に位置するガスケットG
よりも内側部分となる縦壁19Aの外側面には、ガスケ
ット方向及び上下方向に開放した断面略コ字状の収納部
材23が取り付けられる。収納部材23は、開口縁5A
に形成した上下のガイド部材15,15の間隔よりも僅
かに短い上下寸法である。
【0018】収納部材23のガスケット側に位置する端
面にはヒンジ部材としてのヒンジ板24の一面が取り付
けられ、ヒンジ板の他面に断面略矩形状の仕切体25が
取り付けられる。仕切板25は、略開口5A縁を上下に
わたる長さであって上下のガイド部材15,15の案内
溝11,11の間隔よりもわずか短い寸法で上下に延在
している。仕切体25の前面は、図1及び図4に示す如
く鋼板26が取り付けられ、仕切体25の後部の隅部は
曲面形状となっている。
【0019】仕切体25は、ヒンジ板24によって収納
部材23ひいては縦壁19Aに対して回動自在に枢支さ
れており、収納部材内23に出し入れ自在に収納される
が、その寸法関係から仕切体25の上下端は収納部材2
3から上下に突出する。仕切体25の上下面において、
ヒンジ板24から最も遠い側に、即ちヒンジ板24に取
り付けた面と反対側の面に近づけて突起28,28が突
出形成されている。更に、仕切体25の鋼板26の裏面
には鋼板への露付き防止用のヒータHが伝熱関係に取り
付けられている。又、29は外枠14Aに形成されたヒ
ンジ6Aのシャフトを挿入する孔等のヒンジ部である。
【0020】仕切体25は、一方の扉7Aが開放された
状態では、ガイド部15に案内されて回動し図1に示す
如く収納部材23内に収納されている。この時厳密には
仕切体25の係合部としての突起28以外の部分が収納
されており、この状態で例えば使用者の手が誤って収納
部材23若しくは仕切体25に当っても仕切体25は収
納部材23に保持されているから、仕切体25が回動す
る危険性は無い。又、扉7Aが開いているときには、断
熱箱体5の開口5Aを左右に区画する部材は存在しない
ので、扉が開いている側だけでなく閉まっている側へも
容易に手を入れることができ、物品の出し入れが楽に行
える一方、仕切体25及び収納部材23は縦壁19Aの
側方の空間を利用して位置せられているから、冷蔵庫庫
内の空間を極度に狭めず、又、物品の出し入れの際にも
それほど邪魔にならない。
【0021】この状態から扉7Aを閉じていくと仕切体
25も扉と一緒に後方へ移動しやがて突起28が案内溝
11内に侵入して突堤10の曲面10Aに当接する。そ
してさらに扉7Aを閉じていくと突起28は曲面10A
に沿って摺導しながら反時計方向に案内され、仕切体2
5はヒンジ板24を中心に図4中反時計方向に回転さ
れ、最終的に突起28の全体が突部9の後方に納まる。
【0022】この時仕切体25の前面の鋼板26は開口
縁5Aと略面一となり、両扉7A、7Bのガスケット
G,Gが当接保持される着磁面を構成し、開口縁5Aが
シールされる。逆に、一方の扉7Aを開ける場合には突
起28が突部9の曲面9Aに沿って当接したまま摺導し
ながら時計方向に案内され、仕切体25がヒンジ板24
を中心に図4中時計方向に回転して、仕切体25は収納
部材23内に納まる。
【0023】次に扉7Aの組み立て手順を図5乃至図8
を参照して説明する。図5において、扉7Aの枠部材1
2Aの非枢支側に位置する内フランジ16Aには筒状の
カラー31が貫通して取り付けられ、カラー31の内部
には後述するリード線Lを導出する導出部30が構成さ
れる。又、扉内板18Aの内フランジ16Aにおける前
記導出部30に対応する部分には切欠32が形成され、
扉内板18Aの縦壁19Aに根元部分であって且つこの
切欠32に連続するように凹所33が形成されている。
凹所33は、外枠14Aの導出部30から導出されたリ
ード線Lの縦壁近傍に位置する一部を収納するための空
間を確保するためのものである。
【0024】以上の構成において、図6に示す如く、ま
ずリード線Lを扉7Aのヒンジ部29から外枠14Aの
内部に導入し、外枠14Aの非枢支側の内フランジ16
Aの導出部30から外枠14Aの外部に引き出してお
く。次に、外枠14Aと扉内板18Aを図10と同様の
下治具M1と上治具M2にそれぞれ取り付け、両治具を開
いた状態で外枠14A内に断熱材Iの原液を注入し、上
治具M2を下治具M1に被せる。この作業により扉内板1
8Aの切欠32は図7に示す如く、外枠14Aの導出部
30に対応し導出部30が露出する。尚、導出部30は
予めシールしておく。
【0025】この作業中において、リード線Lを外枠1
4Aの上方に位置する扉内板18Aに挿通しておく必要
がないので、リード線Lは最小の長さで済み、クリップ
等で引っ張っておく必要もない。また、扉内板18Aを
外枠14Aに覆せる発泡作業時に、リード線Lが上下治
具M1,M2間に挟まれにくくなり、しかも、この凹所3
3が上治具M2と扉内板18Aとで挟まれるリード線L
の一部の逃げ部として作用するため、リード線Lの配線
作業が容易となり、且つ発泡作業が支障なく行える。
【0026】発泡断熱材Iの発泡が終了したら、上治具
M2を開いて扉7Aを両治具M1,M2から外し、導出部
30から出たリード線Lの一部即ち導出部30から出た
直後の部分を、図5の如く扉内板18Aの凹所33内に
収納し、次に図8の矢印の方向に覆板35を取り付け、
覆板35を凹所33に被せて固定する。このときリード
線Lの一部は、扉内板の凹所33と覆板35とで挟まれ
た状態に保持され、覆板35は縦壁19Aと略面一にな
る。
【0027】その後、ガスケットGを枠部材12Aの溝
20Aに取り付け、凹所33から出ているリード線Lの
先端(コネクタを設けておくとよい)を仕切体25のヒ
ータHから引き出されているリード線Lの先端(コネク
タを設けておくとよい)と接続し(図8参照)、仕切体
25を扉7Aの縦壁19Aに取り付けれが完成する。
【0028】この時、ガスケットGのヒレFは縦壁19
A及び覆板35に密接して冷気の漏洩を防止するので、
従来の如くガスケットGのリード線Lの通過部がめくれ
たり、リード線LとガスケットGのヒレFとの間に隙間
が生じたりして冷気が漏れることがなく、結果的に冷気
漏洩により枠部材12Aに結露が生じる不具合はなくな
る。
【0029】
【発明の効果】請求項1によれば、扉内板の凹所を切欠
に連続させたので、この凹所が扉内板を外枠に被せる発
泡作業時に治具と扉内板とで挟まれることになりやすい
リード線の一部の逃げ部として作用し、この作業が支障
なく行える。また、扉内板の凹所により外枠の導出部か
ら導出されたリード線の一部を扉内板の根元の部分で収
納することができ、この凹所を覆板で覆うためガスケッ
トの接触部分となる扉内板の縦壁の根元部分に凹所を形
成しておけば縦壁の根元部分をこの覆板で面一とするこ
とができ、結果的にガスケットとリード線との間に隙間
が生じず、外枠の露付きが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一方の扉を庫内側から見た一部切欠状
態の斜視図である。
【図2】本発明の断熱箱体の正面図である。
【図3】本発明の冷蔵庫の斜視図である。
【図4】冷蔵庫を仕切体を中心に水平に断面した要部拡
大断面図である。
【図5】一方の扉の導出部を中心に水平に断面した要部
拡大断面図である。
【図6】外枠と扉内板の分解斜視図である。
【図7】外枠の導出部と扉内板の切欠及び凹所の部分を
示す分解斜視図である。
【図8】一方の扉の導出部及びその周辺部分の斜視図で
ある。
【図9】従来の第1扉における図5相当図である。
【図10】従来の第1扉の発泡断熱材の充填作業を説明
するための図である。
【図11】図10の要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 F ガスケットのヒレ G ガスケット H ヒータ線(ヒータ) L リード線 7A 一方の扉 7B 他方の扉 12A 一方の扉の枠部材 13A 一方の扉の扉外板 14A 一方の扉の外枠 16A 一方の扉の内フランジ 17A 一方の扉の外向きフランジ 18A 一方の扉の扉内板 19A 一方の扉の縦壁 25 仕切体 29 ヒンジ部 30 導出部 31 カラー 32 切欠 33 凹所 35 覆板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面周縁にそれぞれガスケットを有した
    観音開式の扉の内の一方の扉の非枢支側に両方の扉の非
    枢支側に位置するガスケットが当接する仕切体が取り付
    けられ、この両方の扉は内フランジを有する外枠と外向
    きフランジ及び縦壁を有する扉内板と前記ガスケットと
    からなり、前記一方の扉の外枠の内フランジには扉内板
    の外向きフランジが取り付けられた冷蔵庫において、前
    記仕切体に設けられた露付き防止用のヒータ線と、前記
    一方の扉のヒンジ部から導入され外枠の非枢支側の導出
    部から導出されるリード線と、前記扉内板の内フランジ
    の前記導出部に対向する部分に形成される切欠と、前記
    扉内板の縦壁の根元部分であって且つ前記切欠に連続す
    るように形成され前記リード線の一部を収納する凹所
    と、この凹所に取り付けられ前記リード線の一部を挟み
    込む覆板とを備えたことを特徴とする冷蔵庫。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002213863A (ja) * 2001-01-15 2002-07-31 Sanyo Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫
WO2019150636A1 (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 シャープ株式会社 冷蔵庫

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