JP2647898B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
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- JP2647898B2 JP2647898B2 JP63095893A JP9589388A JP2647898B2 JP 2647898 B2 JP2647898 B2 JP 2647898B2 JP 63095893 A JP63095893 A JP 63095893A JP 9589388 A JP9589388 A JP 9589388A JP 2647898 B2 JP2647898 B2 JP 2647898B2
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- Japan
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- door
- outer frame
- gasket
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2323/00—General constructional features not provided for in other groups of this subclass
- F25D2323/02—Details of doors or covers not otherwise covered
- F25D2323/021—French doors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2400/00—General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
- F25D2400/40—Refrigerating devices characterised by electrical wiring
Landscapes
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は観音開式の扉を有した冷蔵庫に関する。
(ロ) 従来の技術 従来此種観音開式の扉を有する冷蔵庫は両扉の裏面に
設けたガスケットによって庫内を気密に保つため扉の非
枢支側に位置するガスケットが当接する面を形成しなけ
ればならず、そのため断線箱体の開口部を区画する閉塞
材を取付けていた。前記ガスケットはこの閉塞材の前面
に当接して庫内の気密を保持するものであるが、この閉
塞材が庫内容積を縮小すると共に開口からの物品の納出
にも邪魔になる欠点が有る。
設けたガスケットによって庫内を気密に保つため扉の非
枢支側に位置するガスケットが当接する面を形成しなけ
ればならず、そのため断線箱体の開口部を区画する閉塞
材を取付けていた。前記ガスケットはこの閉塞材の前面
に当接して庫内の気密を保持するものであるが、この閉
塞材が庫内容積を縮小すると共に開口からの物品の納出
にも邪魔になる欠点が有る。
その為従来では例えば実開昭55−52082号公報の如
く、両扉の非枢支側に位置するガスケットに外側方へ突
出する単層或いは複数層の舌片を形成し、これらの舌片
を相互に接触せしめて両扉間のシールを施し、それによ
って前述の閉塞材を削除していたが、経年劣化による気
密性能の低下が著しいので、出願人は例えば特開昭62−
108980号公報で示す如く、前述の閉塞材の代りに回動自
在の仕切体を一方の扉に非枢支側に取付けた。
く、両扉の非枢支側に位置するガスケットに外側方へ突
出する単層或いは複数層の舌片を形成し、これらの舌片
を相互に接触せしめて両扉間のシールを施し、それによ
って前述の閉塞材を削除していたが、経年劣化による気
密性能の低下が著しいので、出願人は例えば特開昭62−
108980号公報で示す如く、前述の閉塞材の代りに回動自
在の仕切体を一方の扉に非枢支側に取付けた。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 前記公報に示した構成であれば、仕切体はそれが取付
けられた扉を閉じた時のみガスケットの当接面を構成
し、前記扉を開いた時には扉と共に開口縁より遠ざかる
ため、物品の納出の邪魔にならず、又、気密性能も十分
発揮されるものであるが、仕切体前面にも結露が生じる
ため、これにヒータを設けなければならず、このヒータ
への給電用のリード線は扉のヒンジ部から扉内に導入
し、仕切体が取付けられる非枢支側から導出する必要が
ある。
けられた扉を閉じた時のみガスケットの当接面を構成
し、前記扉を開いた時には扉と共に開口縁より遠ざかる
ため、物品の納出の邪魔にならず、又、気密性能も十分
発揮されるものであるが、仕切体前面にも結露が生じる
ため、これにヒータを設けなければならず、このヒータ
への給電用のリード線は扉のヒンジ部から扉内に導入
し、仕切体が取付けられる非枢支側から導出する必要が
ある。
第9図に従来の扉(100)の非枢支側の詳しい断面図
を示す。(101)は枠部材(102)と、それの前部に係合
せられた扉外板(103)から成る外枠で、枠部材(102)
後部の内フランジ(104)には扉板(105)の外向フラン
ジ(106)が後述する断熱材(I)の漏れを防止するた
めに載置当接する。(G)はガスケットで枠部材(10
2)後端の溝(107)に取付けられ、そのヒンジ(F)は
扉内板(105)の縦壁(108)に密接することになる。リ
ード線(L)は外向フランジ(106)の孔(109)により
引き出されるが、このリード線(L)を引き出す部分の
ヒレ(F)はめくれてしまうため、この部分から冷気が
枠部材(102)方向に漏れ、枠部材(102)に露付きが生
ずる問題があった。
を示す。(101)は枠部材(102)と、それの前部に係合
せられた扉外板(103)から成る外枠で、枠部材(102)
後部の内フランジ(104)には扉板(105)の外向フラン
ジ(106)が後述する断熱材(I)の漏れを防止するた
めに載置当接する。(G)はガスケットで枠部材(10
2)後端の溝(107)に取付けられ、そのヒンジ(F)は
扉内板(105)の縦壁(108)に密接することになる。リ
ード線(L)は外向フランジ(106)の孔(109)により
引き出されるが、このリード線(L)を引き出す部分の
ヒレ(F)はめくれてしまうため、この部分から冷気が
枠部材(102)方向に漏れ、枠部材(102)に露付きが生
ずる問題があった。
又、扉(100)内には断熱材(I)が充填される。第1
0図にて断熱材(I)を充填する作業を説明する。ヒン
ジにて回動自在に接続された下治具(M1)内には外枠
(101)を収納し、上治具(M2)には扉内板(105)を取
付ける。リード線(L)はヒンジ部(110)より外枠(1
01)内に導入されて上方に位置することになる。孔(10
9)より引き出しておき、外枠(101)内に断熱材(I)
原液を注入して上治具(M2)を下治具8(M1)に被せ、
断熱材(I)を発泡させるものであるが、リード線
(L)が両治具(M1)、(M2)間に挾み込まれる事故が
生じるため、第11図の如く、クリップ(111)とゴム(1
12)とで扉外板(103)から引っ張らなければならない
問題があった。
0図にて断熱材(I)を充填する作業を説明する。ヒン
ジにて回動自在に接続された下治具(M1)内には外枠
(101)を収納し、上治具(M2)には扉内板(105)を取
付ける。リード線(L)はヒンジ部(110)より外枠(1
01)内に導入されて上方に位置することになる。孔(10
9)より引き出しておき、外枠(101)内に断熱材(I)
原液を注入して上治具(M2)を下治具8(M1)に被せ、
断熱材(I)を発泡させるものであるが、リード線
(L)が両治具(M1)、(M2)間に挾み込まれる事故が
生じるため、第11図の如く、クリップ(111)とゴム(1
12)とで扉外板(103)から引っ張らなければならない
問題があった。
本発明は斯かる問題点を解決することを目的とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は裏面周縁にそれぞれガスケットを有した観音
開式の扉の内の一方の扉の非枢支側に両方の扉の非枢支
側に位置するガスケットが当接する仕切体が取り付けら
れ、前記一方の扉の外枠の内フランジには、縦壁を有す
る扉内板の外向きフランジが取り付けられ、前記仕切体
に設けられた露付き防止用のヒータ線と、前記一方の扉
のヒンジ部から導入され非枢支側の導出部から導出され
るリード線とを接続した冷蔵庫において、前記一方の扉
の非枢支側の導出部は、前記外枠の非枢支側に位置する
内フランジに形成された内向きに開口した切欠きと、前
記扉内板の非枢支側に位置する外向きフランジに形成さ
れた外向きに開口した切欠とを重ね合わせて形成したも
のである。
開式の扉の内の一方の扉の非枢支側に両方の扉の非枢支
側に位置するガスケットが当接する仕切体が取り付けら
れ、前記一方の扉の外枠の内フランジには、縦壁を有す
る扉内板の外向きフランジが取り付けられ、前記仕切体
に設けられた露付き防止用のヒータ線と、前記一方の扉
のヒンジ部から導入され非枢支側の導出部から導出され
るリード線とを接続した冷蔵庫において、前記一方の扉
の非枢支側の導出部は、前記外枠の非枢支側に位置する
内フランジに形成された内向きに開口した切欠きと、前
記扉内板の非枢支側に位置する外向きフランジに形成さ
れた外向きに開口した切欠とを重ね合わせて形成したも
のである。
(ホ)作用 本発明によれば、リード線を外枠から導出して外枠と
扉内板との切欠から導出することにより、この外枠内に
導出したリード線は扉内板から導出しないので、その長
さも短くでき、治具により挾み込みの危険性も無い。
扉内板との切欠から導出することにより、この外枠内に
導出したリード線は扉内板から導出しないので、その長
さも短くでき、治具により挾み込みの危険性も無い。
(ヘ) 実施例 第1図乃至第8図で本願の実施例を説明する。第3図
で(1)は冷蔵庫であり、鋼板製の外箱(2)と合成樹
脂を成形して成る内箱(3)と両箱(2),(3)間に
充填される図示しない発泡断熱材とから前方に開口した
断熱箱体(5)を構成し、この断熱箱体(5)の開口部
(5A)の左右縁部に上下ヒンジ(6A),(6B)により回
動自在に枢支された二枚の観音開式扉(7A),(7B)に
よって開口(5A)を開閉自在に構成している。第2図に
は断熱箱体(5)の正面図が示されている。扉(7A),
(7B)のそれぞれの非枢支側に位置する部分の断熱箱体
(5)の開口(5A)縁部の上下にはガイド部材(15)が
それぞれ相対向して設けられている。ガイド部材(15)
は前部に突部(9)を、又、後部に連続して突堤(10)
を有し、突部(9)は前面を平面状として開口(5A)と
略面一としており、背面は例えば半円形の曲面(9A)と
している。突堤(10)は突部(9)後方に離間して、そ
の前面を扉(7B)の枢支側の曲率半径が非枢支側より大
となるような曲面(10A)としており、相対向する曲面
(9A)と(10A)間に案内溝(11)を形成している。
で(1)は冷蔵庫であり、鋼板製の外箱(2)と合成樹
脂を成形して成る内箱(3)と両箱(2),(3)間に
充填される図示しない発泡断熱材とから前方に開口した
断熱箱体(5)を構成し、この断熱箱体(5)の開口部
(5A)の左右縁部に上下ヒンジ(6A),(6B)により回
動自在に枢支された二枚の観音開式扉(7A),(7B)に
よって開口(5A)を開閉自在に構成している。第2図に
は断熱箱体(5)の正面図が示されている。扉(7A),
(7B)のそれぞれの非枢支側に位置する部分の断熱箱体
(5)の開口(5A)縁部の上下にはガイド部材(15)が
それぞれ相対向して設けられている。ガイド部材(15)
は前部に突部(9)を、又、後部に連続して突堤(10)
を有し、突部(9)は前面を平面状として開口(5A)と
略面一としており、背面は例えば半円形の曲面(9A)と
している。突堤(10)は突部(9)後方に離間して、そ
の前面を扉(7B)の枢支側の曲率半径が非枢支側より大
となるような曲面(10A)としており、相対向する曲面
(9A)と(10A)間に案内溝(11)を形成している。
ここでガイド部材(15)は内箱(3)と一体に成形し
ても、或いは別体の部材でも良い。
ても、或いは別体の部材でも良い。
第4図には冷蔵庫(1)開口部の平断面図が示されて
いる。扉(7A),(7B)は枠部材(12A),(12B)とそ
の前部に係合される扉外板(13A),(13B)から成る外
枠(14A),(14B)と枠部材(12A),(13B)後部の内
フランジ(16A),(16B)に周縁の外向フランジ(17
A),(17B)を当接して成る扉内板(18A),(18B)
と、外枠(14A),(14B)及び扉内板(18A),(18B)
間にそれぞれ発泡充填された断熱材(I)とから構成さ
れている。扉板(18A),(18B)にはそれぞれ左右一対
の縦壁(19A),(19B)が形成され、又、枠部材(12
A),(12B)後端の溝(20A),(20B)には磁石内蔵の
ガスケット(G)が取付けられ、そのヒレ(F)は非枢
支側の縦壁(19A),(19B)にそれぞれ密接する。ガス
ケット(G)は扉(7A),(7B)の閉塞時に断熱箱体
(5)の開口(5A)の外箱(2)前縁に着磁して庫内
(21)をシールする。
いる。扉(7A),(7B)は枠部材(12A),(12B)とそ
の前部に係合される扉外板(13A),(13B)から成る外
枠(14A),(14B)と枠部材(12A),(13B)後部の内
フランジ(16A),(16B)に周縁の外向フランジ(17
A),(17B)を当接して成る扉内板(18A),(18B)
と、外枠(14A),(14B)及び扉内板(18A),(18B)
間にそれぞれ発泡充填された断熱材(I)とから構成さ
れている。扉板(18A),(18B)にはそれぞれ左右一対
の縦壁(19A),(19B)が形成され、又、枠部材(12
A),(12B)後端の溝(20A),(20B)には磁石内蔵の
ガスケット(G)が取付けられ、そのヒレ(F)は非枢
支側の縦壁(19A),(19B)にそれぞれ密接する。ガス
ケット(G)は扉(7A),(7B)の閉塞時に断熱箱体
(5)の開口(5A)の外箱(2)前縁に着磁して庫内
(21)をシールする。
第1図に扉(7A)の裏面斜視図を示す。扉(7A)の裏
面の非枢支側に位置するガスケット(G)より内側の縦
壁(19A)の外側にはガスケット(G)方向及び上下に
開放した断面略コ字状の収納部材(23)が取付けられ
る。収納部材(23)は上下のガイド部材(15),(15)
の間隔よりも少許短い寸法で上下に延在している。収納
部材(23)の扉(7A)側の開放端にはヒンジ板(24)が
取付けられ、このヒンジ板(24)に断面略矩形状の仕切
体(25)が取付けられる。仕切体(25)は略開口(5A)
縁を上下に渡る長さであって上下のガイド部材(15),
(15)の案内溝(11),(11)の間隔よりも少許短い寸
法で上下に延在しており、前面は平面として第1図の如
く鋼板(26)が取付けられ、後部の隅部は曲面形状とさ
れている。仕切体(25)はヒンジ板(24)によって収納
部材(23)に対して回動自在とさており、それによって
収納部材(23)内に納出自在に収納されるが、その寸法
上、仕切板(25)の上下端は収納部材(23)より突出し
て、この部分のヒンジ板(24)から最も遠い位置に突起
(28),(28)が上下方向にそれぞれ突出形成されてい
る。更に仕切板(25)の鋼板(26)裏面にはヒータ
(H)が伝熱関係に取付けられている。又、(29)はヒ
ンジ(6A)のシャフトを挿入する孔からなるヒンジ部で
ある。
面の非枢支側に位置するガスケット(G)より内側の縦
壁(19A)の外側にはガスケット(G)方向及び上下に
開放した断面略コ字状の収納部材(23)が取付けられ
る。収納部材(23)は上下のガイド部材(15),(15)
の間隔よりも少許短い寸法で上下に延在している。収納
部材(23)の扉(7A)側の開放端にはヒンジ板(24)が
取付けられ、このヒンジ板(24)に断面略矩形状の仕切
体(25)が取付けられる。仕切体(25)は略開口(5A)
縁を上下に渡る長さであって上下のガイド部材(15),
(15)の案内溝(11),(11)の間隔よりも少許短い寸
法で上下に延在しており、前面は平面として第1図の如
く鋼板(26)が取付けられ、後部の隅部は曲面形状とさ
れている。仕切体(25)はヒンジ板(24)によって収納
部材(23)に対して回動自在とさており、それによって
収納部材(23)内に納出自在に収納されるが、その寸法
上、仕切板(25)の上下端は収納部材(23)より突出し
て、この部分のヒンジ板(24)から最も遠い位置に突起
(28),(28)が上下方向にそれぞれ突出形成されてい
る。更に仕切板(25)の鋼板(26)裏面にはヒータ
(H)が伝熱関係に取付けられている。又、(29)はヒ
ンジ(6A)のシャフトを挿入する孔からなるヒンジ部で
ある。
仕切板(25)は扉(7A)が開放された状態では第1図
の如く収納部材(23)内に収納されており、扉(7A)を
閉じて行くとやがて突起(28)が案内溝(11)内に侵入
して突堤(10)の曲面(10A)に当接する。更に扉(7
A)を閉じて行くと突起(28)は曲面(10A)を摺動し、
それに伴い仕切板(25)はヒンジ板(24)を中心に第4
図中反時計回りに回動され、やがて突部(9)後方に合
致する。この時仕切体(25)前面の鋼板(26)は開口
(5A)と略面一となり、扉(7A),(7B)のガスケット
(G),(G)の着磁面を構成し、これによって開口
(5A)は密閉されることになる。逆に扉(7A)を開ける
場合は突起(28)が突部(9)の曲面(9A)に沿って滑
動し、第4図中時計回りに回動せられ、やがて収納部材
(23)内に収納される。
の如く収納部材(23)内に収納されており、扉(7A)を
閉じて行くとやがて突起(28)が案内溝(11)内に侵入
して突堤(10)の曲面(10A)に当接する。更に扉(7
A)を閉じて行くと突起(28)は曲面(10A)を摺動し、
それに伴い仕切板(25)はヒンジ板(24)を中心に第4
図中反時計回りに回動され、やがて突部(9)後方に合
致する。この時仕切体(25)前面の鋼板(26)は開口
(5A)と略面一となり、扉(7A),(7B)のガスケット
(G),(G)の着磁面を構成し、これによって開口
(5A)は密閉されることになる。逆に扉(7A)を開ける
場合は突起(28)が突部(9)の曲面(9A)に沿って滑
動し、第4図中時計回りに回動せられ、やがて収納部材
(23)内に収納される。
次に扉(7A)の組立て手順を第5図乃至第8図で説明
する。第5図はリード線(L)の導出部(30)の斜視図
を示す。導出部(30)には、枠部材(12A)の扉(A7)
非枢支側の内フランジ(16A)と扉内板(18A)の外向フ
ランジ(17A)とを貫通する切欠(31)を形成し、この
切欠(31)にジョイント(32)を設けてある。
する。第5図はリード線(L)の導出部(30)の斜視図
を示す。導出部(30)には、枠部材(12A)の扉(A7)
非枢支側の内フランジ(16A)と扉内板(18A)の外向フ
ランジ(17A)とを貫通する切欠(31)を形成し、この
切欠(31)にジョイント(32)を設けてある。
以上の構成でリード線(L)は第6図の如くヒンジ部
(29)から外枠(14A)内に導入し、外枠(14A)内を対
角線上で掛け渡し、このリード線(L)の端部に第7図
に示すようにジョイント(32)の受け入れ部(32A)を
取付けて、この受け入れ部(32A)の設けられたジョイ
ントケース(32B)をその係合部(32C)で第8図に示す
ように前記両フランジ(16A),(17A)に差し込むこと
で固定される。次に外枠(14A)と扉内板(18A)を第10
図と同様の下治具(M1)と上治具(M2)にそれぞれ取付
け、外枠(14A)内に断熱材(I)原液を注入して上治
具(M2)を下治具(M1)に被せる。この作業によって扉
内板(18A)の切欠(31)は外枠(14A)の導出部(30)
に対応し、導出部(30)を露出状態とする。又、この作
業中リード線(L)は上方に位置することになる扉内板
(18A)に挿通しておく必要がないので、最少の長さで
済み、又、そのため治具(M1),(M2)に挾み込まれる
危険性がないので第10図の如くクリップにて引っ張って
おく必要も無くなる。
(29)から外枠(14A)内に導入し、外枠(14A)内を対
角線上で掛け渡し、このリード線(L)の端部に第7図
に示すようにジョイント(32)の受け入れ部(32A)を
取付けて、この受け入れ部(32A)の設けられたジョイ
ントケース(32B)をその係合部(32C)で第8図に示す
ように前記両フランジ(16A),(17A)に差し込むこと
で固定される。次に外枠(14A)と扉内板(18A)を第10
図と同様の下治具(M1)と上治具(M2)にそれぞれ取付
け、外枠(14A)内に断熱材(I)原液を注入して上治
具(M2)を下治具(M1)に被せる。この作業によって扉
内板(18A)の切欠(31)は外枠(14A)の導出部(30)
に対応し、導出部(30)を露出状態とする。又、この作
業中リード線(L)は上方に位置することになる扉内板
(18A)に挿通しておく必要がないので、最少の長さで
済み、又、そのため治具(M1),(M2)に挾み込まれる
危険性がないので第10図の如くクリップにて引っ張って
おく必要も無くなる。
断熱材(I)の充填が終了したら扉(7A)を治具
(M1),(M2)から外す。次に前記ジョイント(32)の
受け入れ部(32A)に対して第5図に示すように差し込
み部(32D)を結合することで、仕切体(25)のヒータ
(H)側のリード線(L)は外枠(14A)内のリード線
(L)に接続される。その後、前記ジョイント(32)の
挿通部分に切欠かれたガスケット(G)を溝(20A)に
取付け、仕切体(25)の取付けられた収納部材(23)を
扉板(18A)に取付けて扉(7A)を完成する。この時ガ
スケット(G)のヒレ(F)は縦壁(19A)に密接して
冷気の漏洩を防止するので、従来の如くリード線(L)
通過部がめくれて冷気が漏れ、枠部材(12A)に結露が
生じる事故が防止できる。
(M1),(M2)から外す。次に前記ジョイント(32)の
受け入れ部(32A)に対して第5図に示すように差し込
み部(32D)を結合することで、仕切体(25)のヒータ
(H)側のリード線(L)は外枠(14A)内のリード線
(L)に接続される。その後、前記ジョイント(32)の
挿通部分に切欠かれたガスケット(G)を溝(20A)に
取付け、仕切体(25)の取付けられた収納部材(23)を
扉板(18A)に取付けて扉(7A)を完成する。この時ガ
スケット(G)のヒレ(F)は縦壁(19A)に密接して
冷気の漏洩を防止するので、従来の如くリード線(L)
通過部がめくれて冷気が漏れ、枠部材(12A)に結露が
生じる事故が防止できる。
尚、実施例では仕切体(25)を回動自在のものとした
が、それに限られず、ガスケット(G),(G)当接面
を前面に構成する単なる固定式のものであっても良い。
が、それに限られず、ガスケット(G),(G)当接面
を前面に構成する単なる固定式のものであっても良い。
(ト) 発明の効果 本発明によれば仕切体のヒータに給電するためのリー
ド線は、扉の外枠と扉内板との互いに重なり合った切欠
から導出することにより、この扉内板にリード線を予め
通しておく必要がないので、リード線の長さを短くで
き、断熱材に埋設されてしまう長さを最小限とすること
ができると共に、組立て作業性を良好とすることができ
る。しかも、外枠と扉内板とを重ね合わせるだけで開口
した切欠を閉じることができるので、リード線の取付作
業と保持とを簡単にすることができる。
ド線は、扉の外枠と扉内板との互いに重なり合った切欠
から導出することにより、この扉内板にリード線を予め
通しておく必要がないので、リード線の長さを短くで
き、断熱材に埋設されてしまう長さを最小限とすること
ができると共に、組立て作業性を良好とすることができ
る。しかも、外枠と扉内板とを重ね合わせるだけで開口
した切欠を閉じることができるので、リード線の取付作
業と保持とを簡単にすることができる。
第1図乃至第8図は本発明の実施例を示し、第1図は扉
の斜視図、第2図は断熱箱体の正面図、第3図は冷蔵庫
の斜視図、第4図は仕切体部分の冷蔵庫の拡大平断面
図、第5図はリード線導出部の扉の拡大斜視図、第6図
は外枠と扉内板の分解斜視図、第7図はリード線導出部
の一構成部品の斜視図、第8図は前記一構成部品の扉へ
の装着過程の説明図である。第9図は第5図に相当する
従来の扉の断面図、第10図は従来の断熱材充填作業を説
明する図、第11図は第10図のクリップ部分の拡大図であ
る。 (7A),(7B)……扉、(14A)……外枠、(16A)……
内フランジ、(17A)……外向フランジ、(18A)……扉
内板、(19A)……縦壁、(25)……仕切板、(29)…
…ヒンジ部、(30)……導出部、(31)……切欠、(3
2)……ジョイント、(G)……ガスケット、(F)…
…ヒレ、(I)……断熱材、(L)……リード線。
の斜視図、第2図は断熱箱体の正面図、第3図は冷蔵庫
の斜視図、第4図は仕切体部分の冷蔵庫の拡大平断面
図、第5図はリード線導出部の扉の拡大斜視図、第6図
は外枠と扉内板の分解斜視図、第7図はリード線導出部
の一構成部品の斜視図、第8図は前記一構成部品の扉へ
の装着過程の説明図である。第9図は第5図に相当する
従来の扉の断面図、第10図は従来の断熱材充填作業を説
明する図、第11図は第10図のクリップ部分の拡大図であ
る。 (7A),(7B)……扉、(14A)……外枠、(16A)……
内フランジ、(17A)……外向フランジ、(18A)……扉
内板、(19A)……縦壁、(25)……仕切板、(29)…
…ヒンジ部、(30)……導出部、(31)……切欠、(3
2)……ジョイント、(G)……ガスケット、(F)…
…ヒレ、(I)……断熱材、(L)……リード線。
Claims (1)
- 【請求項1】裏面周縁にそれぞれガスケットを有した観
音開式の扉の内の一方の扉の非枢支側に両方の扉の非枢
支側に位置するガスケットが当接する仕切体が取り付け
られ、前記一方の扉の外枠の内フランジには、縦壁を有
する扉内板の外向きフランジが取り付けられ、前記仕切
体に設けられた露付き防止用のヒータ線と、前記一方の
扉のヒンジ部から導入され非枢支側の導出部から導出さ
れるリード線とを接続した冷蔵庫において、前記一方の
扉の非枢支側の導出部は、前記外枠の非枢支側に位置す
る内フランジに形成された内向きに開口した切欠と、前
記扉内板の非枢支側に位置する外向きフランジに形成さ
れた外向きに開口した切欠とを重ね合わせて形成したこ
とを特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63095893A JP2647898B2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63095893A JP2647898B2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01266480A JPH01266480A (ja) | 1989-10-24 |
JP2647898B2 true JP2647898B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=14149990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63095893A Expired - Lifetime JP2647898B2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2647898B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102267891B1 (ko) | 2014-12-01 | 2021-06-23 | 삼성전자주식회사 | 냉장고 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59178580U (ja) * | 1983-05-18 | 1984-11-29 | 株式会社日立製作所 | 露付防止ヒ−タのリ−ド線配設構造 |
JPS62108980A (ja) * | 1985-11-06 | 1987-05-20 | 三洋電機株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1988
- 1988-04-19 JP JP63095893A patent/JP2647898B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01266480A (ja) | 1989-10-24 |
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