JPH0716587Y2 - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JPH0716587Y2
JPH0716587Y2 JP4755291U JP4755291U JPH0716587Y2 JP H0716587 Y2 JPH0716587 Y2 JP H0716587Y2 JP 4755291 U JP4755291 U JP 4755291U JP 4755291 U JP4755291 U JP 4755291U JP H0716587 Y2 JPH0716587 Y2 JP H0716587Y2
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JP
Japan
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pad
plate
plates
box body
surface plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4755291U
Other languages
English (en)
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JPH05629U (ja
Inventor
知久 熊谷
靖 麻生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05629U publication Critical patent/JPH05629U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、箱本体および収納物
品支持用パッドを段ボール等の厚紙によって形成した包
装箱に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】例えば、家電機器等の商品
は、図5に示すように、商品Bの外形形状に合わせて窪
みを形成した発泡スチロール製のパッド92で挟み込
み、これを段ボール製の包装箱91に挿入して包装する
のが一般的である。このようにすると、収納物品ががた
つくことがなく、発泡スチロールの弾力性によって十分
な緩衝効果が得られるので、輸送中の衝撃等に対して中
の商品を保護することができる。
【0003】しかし、発泡スチロールで形成されたパッ
ドは、使用後の廃棄処理に問題があり、公害の発生原因
となっているため、無公害性材料への転換が望まれてい
る。そこで、この考案の課題は、発泡スチロールで形成
された従来のパッドと同等の緩衝機能を有し、しかも使
用後の廃棄に際しても公害の発生原因とならないパッド
を有する包装箱を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この考案は、対向する1組の側壁11と対向する1
組の端壁12とによって形成された胴部の下端に底壁を
連設すると共に前記側壁11の上端に蓋壁を連設して箱
本体10を形成し、この箱本体10には、前記両側壁1
1の下部に重ね合わされる支持板21の上端に、その支
持板21間に谷部を形成する傾斜板22を連設して成る
底パッド20を嵌め込み、前記両端壁12の上端縁に
は、折目線71、72、73を介して順次上面板31、
垂下板32および上面板31に対向して前記底パッド2
0に載置される下面板33を連設して横パッド30を形
成し、前記両側壁11の上部に重ね合わされる支持板4
1の下端に、その支持板41間に山部を形成する傾斜板
42を連設して成る天パッド40を前記横パッド30間
に嵌め込んだ段ボール等の厚紙製の包装箱を提供したの
である。
【0005】
【作用】以上のように構成された包装箱は、底パッド2
0の傾斜板22に商品を載せ、その上から天パッド40
を嵌め込んで包装すると、底パッド20および天パッド
40の傾斜板22、42と横パッド30の垂下板32と
によって商品が支持され、その支持点と箱本体10との
間に空間が形成される。このとき、底パッド20は、傾
斜板22の上面で商品の荷重を受けることにより、傾斜
板22が側方に押され、これに伴って支持板21が側壁
11に密着するため、底パッド20の谷部が下方に落ち
込むことがない。
【0006】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。図1乃至図4に示すように、この包装箱は、段ボー
ルで形成されたビデオカメラ用の包装箱であり、箱本体
10、底パッド20、横パッド30および天パッド40
から構成されている。
【0007】前記箱本体10は、それぞれ折目線51を
介して連設される1組の対向する側壁11および1組の
対向する端壁12によって胴部が形成されており、この
胴部の下端および前記側壁11の上端縁に、折目線5
2、53を介して連設された底フラップ13および蓋フ
ラップ14a、14bによって底壁および蓋壁が形成さ
れるようになっている。
【0008】一方の蓋フラップ14aには、先端縁に折
目線54を介して舌片15が連設されており、その折目
線54に沿ってスリット16が形成されている。また、
他方の蓋フラップ14bから側壁11にわたって前記ス
リット16に差し込まれる切り起し片18が形成されて
おり、その蓋フラップ14bには、折目線53に沿って
前記舌片15を差し込むためのスリット19が形成され
ている。なお、蓋フラップ14aには、スリット16に
連らなって差し込まれた切り起し片18を引き出し易く
するための切り欠き17が設けられている。
【0009】前記底パッド20は、図1に示すように、
箱本体10の側壁11と略同一長さの板材を、その長さ
方向に延びる平行な折目線61a、62a、63a、6
3b、62b、61bによって折り曲げ、その幅方向中
央部に谷部を形成したものである。
【0010】この底パッド20は、図4に示すように、
両側に起立した支持板21を側壁11の内面下部に重ね
合わせた状態で箱本体10に嵌め込まれるものであり、
中央部の傾斜板22によってビデオカメラAの本体部を
受けるようになっている。なお、この底パッド20を箱
本体10に嵌め込んだ状態では、傾斜板22同士を連結
する水平板23が底壁から浮き上がった状態になってい
る。
【0011】前記横パッド30は、箱本体10の端壁1
2の上端縁に折目線71、72、73を介して上面板3
1、垂下板32および上面板31に対向する下面板33
を、それぞれ連設したものであり、その下面板33を前
記底パッド20の上に載置することにより、形状が保持
されるようになっている。
【0012】両横パッド30の垂下板32間の長さは、
ビデオカメラAの本体部の長さと略一致しており、一方
の横パッド30には、上面板31から垂下板32にわた
って切目を設け、その一部を押し込むことにより、本体
部から突出したファインダー部分を嵌め込むための凹部
34が形成されている。
【0013】前記天パッド40は、図1に示すように、
横パッド30の垂下板32間の距離と略同一長さの板材
を、その長さ方向に延びる平行な折目線81a、82
a、84、83a、83b、82b、81bによって折
り曲げ、その幅方向中央部に山部を形成したものであ
る。
【0014】この天パッド40は、図4に示すように、
両側に起立した支持板41を側壁11の内面上部に重ね
合わせた状態で、箱本体10の横パッド30間に嵌め込
まれるものであり、中央部の傾斜板42によってビデオ
カメラAの本体部を支持するようになっている。
【0015】なお、この天パッド40は、前記底パッド
20に比べて折目線84を余分に設けてあるが、これ
は、傾斜板42の一部を折り曲げることにより、突出状
態にあるファインダー部分の収納空間を確保するためで
ある。
【0016】以上のように構成された包装箱は、底パッ
ド20の上にビデオカメラAを載せ、その上から天パッ
ド40を嵌め込んで包装すると、図3および図4に示す
ように、各傾斜板22、42および垂下板32によって
ビデオカメラAが支持される。このとき、支持点と箱本
体10との間に空間が形成され、ビデオカメラAが箱本
体10内で浮いた状態となるため、外部からの衝撃が吸
収される。
【0017】なお、前記底パッド20および天パッド4
0は、各々の傾斜板22、42間および傾斜板22、4
2と支持板21、41との間に水平板23、43を設け
ているが、これは必ずしも必要ではなく、折目線を介し
て直接連結するようにしてもよい。
【0018】
【効果】以上のように構成したため、この考案の包装箱
を用いて商品を包装すると、箱本体10との間に空間が
形成された傾斜板22、42や垂下板32によって商品
が支持されるので、外部からの衝撃がやわらげられるこ
とになり、少ない部品点数で従来の発泡スチロール製の
パッドを使用したのと同等の緩衝効果が得られる。
【0019】また、各パッド20、30、40は、切断
したり、貼着したりする必要がなく、単に折り曲げて嵌
め込むだけでよいので、従来と同様に作業性もよい。さ
らに、各パッド20、30、40は箱本体10と共に段
ボール等の厚紙で形成されているので、容易にリサイク
ルによる有効利用が図れ、廃棄された場合でも自然界に
おいて分解されるため、公害の発生原因になることもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る一実施例を示す分解斜視図
【図2】同上の包装途中を示す斜視図
【図3】同上の包装状態を示す断面図
【図4】同上の包装状態を示す断面図
【図5】従来例を示す斜視図
【符号の説明】
10 箱本体 11 側壁 12 端壁 13 底フラップ 14a、14b 蓋フラップ 15 舌片 16 スリット 17 切り欠き 18 切り起し片 19 スリット 20 底パッド 21 支持板 22 傾斜板 23 水平板 30 横パッド 31 上面板 32 垂下板 33 下面板 34 凹部 40 天パッド 41 支持板 42 傾斜板 43 水平板 51、52、53、54 折目線 61a、62a、63a、61b、62b、63b 折
目線 71、72、73 折目線 81a、82a、83a、84、81b、82b、83
b 折目線 A ビデオカメラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する1組の側壁11と対向する1組
    の端壁12とによって形成された胴部の下端に底壁を連
    設すると共に前記側壁11の上端に蓋壁を連設して箱本
    体10を形成し、この箱本体10には、前記両側壁11
    の下部に重ね合わされる支持板21の上端に、その支持
    板21間に谷部を形成する傾斜板22を連設して成る底
    パッド20を嵌め込み、前記両端壁12の上端縁には、
    折目線71、72、73を介して順次上面板31、垂下
    板32および上面板31に対向して前記底パッド20に
    載置される下面板33を連設して横パッド30を形成
    し、前記両側壁11の上部に重ね合わされる支持板41
    の下端に、その支持板41間に山部を形成する傾斜板4
    2を連設して成る天パッド40を前記横パッド30間に
    嵌め込んだ段ボール等の厚紙製の包装箱。
JP4755291U 1991-06-24 1991-06-24 包装箱 Expired - Lifetime JPH0716587Y2 (ja)

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JPH05629U JPH05629U (ja) 1993-01-08
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JPS5150915A (ja) * 1974-10-31 1976-05-06 Nippon Steel Corp
WO2008153018A1 (ja) * 2007-06-13 2008-12-18 Nec Corporation 梱包装置およびそれに用いる緩衝材、ならびに緩衝材の製造方法

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