JP2023176782A - 箱状棚 - Google Patents

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圭人 豊島
Keito Toyoshima
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Abstract

【課題】積み重ねることが可能で、内容物が飛び出しにくい箱状棚を提供する。【解決手段】商品棚1は、周壁を構成する側板部2と平面状の天板部4と平面状の底板部6とからなり、側板部2に設けられた開口3から内部に物を収納することができる。側板部2は、側板2aとその両脇に位置する側板2b及び側板2dに亘って延在する破断可能線Cと、側板2aの折目線f1とを有している。破断可能線Cに沿って破断させた部分を折目線f1で周壁の内側に折り込むことで開口3が形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、段ボール紙等を組み立てて構成される箱状棚に関する。
従来、物流倉庫等において、段ボール製の商品管理用保管棚が用いられている。具体的には、正面側と天板側が開いた形状の箱型の保管棚が知られており、積み重ねて使用することが可能である。
例えば、特許文献1の陳列箱は、重ねて陳列するとき、陳列箱を通常の向きから上下正転させて手掛部を押し込み、側窓部の下部を外側上方へ引っ張るようにして切目線を切断しつつ、側窓部を側面板から切り取る必要がある。
さらに、側面板の押込部を押し込み、手掛部に手を掛け、破断線を切断しつつ蓋フラップを引き上げる。そして、蓋フラップと一体として側窓部及び手掛部を除去し、側面から天面へかけて開口させる。
その後、陳列箱を向きが揃うように積み重ね、上段側の陳列箱の対をなす切起片により下段側の陳列箱を挟む。これにより、切起片が反発により下段側の陳列箱の側面窓の両側に臨む部分で側面板の上部に当接して、下段側の陳列箱に対する上段側の陳列箱の幅方向への積ずれを防止することができる(特許文献1/段落0038~0041、図7,図8)。
実用新案登録第3206139号
しかしながら、特許文献1の陳列箱は、積み重ね可能な形状にするための作業に手間がかかる構成となっていた。また、最上段の陳列箱は、側面から天面にかけて大きく開口しているため、内容物が飛び出しやすいという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、積み重ねることが可能で、内容物が飛び出しにくい箱状棚を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、複数の側板により周壁を構成する側板部と、該側板部の一端側に連接された複数のフラップにより平面状をなす天板部と、該側板部の他端側に連接された複数のフラップにより平面状をなす底板部とからなり、該側板部に開口を形成可能な箱状棚であって、
前記側板部は、第1の側板と該第1の側板の両脇に位置する第2の側板と第3の側板との一方又は両方に亘って延在する破断可能線と、該破断可能線よりも下方位置において横方向に延びて該破断可能線と接続された第1の折目線とを有し、 前記破断可能線に沿って破断させた部分を前記第1の折目線で前記周壁の内側に折り込むことで前記開口が形成されることを特徴とする。
本発明は、側板部と天板部と底板部とからなる箱状棚であり、側板部の開口から、内部に物を収納することができる。また、天板部は複数のフラップで構成され、平面状をなしているため、その上方に箱状棚や包装箱を載置することができる。
側板部は、第1の側板とその両脇の第2の側板と第3の側板の一方又は両方に亘って延在する破断可能線と、破断可能線の下方位置の第1の折目線を有している。側板部を破断可能線で破断させて、第1の折目線で箱状棚の内側に折り込むことで開口が形成される。このとき、折り込んだ第2の側板、第3の側板は、箱状棚の内側からそれぞれ第2の側板及び第3の側板に接触して支持するため、箱状棚の強度を高めることができる。
本発明の箱状棚において、前記第1の側板の前記破断させた部分が前記開口の奥行き方向に向かって下る傾斜板となることが好ましい。
この構成によれば、破断させた第1の側板は、開口の奥行き方向に向かって下る傾斜板となる。傾斜板によって内部の物の重心が箱状棚の奥側となるため、内部の商品が飛び出しにくい。また、小さな物が底板の隙間に隠れてしまうのを防止することができる。
また、本発明の箱状棚において、前記天板部は、一対の内フラップと一対の外フラップとからなり、前記内フラップ及び前記外フラップは、第2の折目線で前記側板に連接され、前記内フラップ及び前記外フラップと分離して折曲げ可能なヒレ部をそれぞれ有し、前記ヒレ部を起立させた状態で、前記一対の内フラップと前記一対の外フラップとから前記天板部が構成されることが好ましい。
この構成によれば、天板部は一対の内フラップと一対の外フラップとからなり、各フラップが分離して折曲げ可能なヒレ部を有している。そして、ヒレ部を起立させた状態で一対の内フラップと一対の外フラップとを組み合わせて天板部を構成する。起立したヒレ部によって天板部上の箱状棚の移動を規制することができるので、同じ箱状棚を上に積み重ねていくことができる。
また、本発明の箱状棚において、前記天板部は、一対の内フラップと一対の外フラップとからなり、前記内フラップ及び前記外フラップは、第2の折目線で前記側板に連接され、該内フラップ及び該外フラップと分離して折曲げ可能なヒレ部をそれぞれ有し、前記一対の外フラップと分離されるヒレ部を前記一対の内フラップで上から抑えるとともに、該一対の内フラップと分離されるヒレ部を該一対の外フラップで上から抑えて、前記天板部が構成されるようにしてもよい。
この構成によれば、一対の外フラップと分離されるヒレ部を一対の内フラップで上から抑えることで、そのヒレ部が天板部の上方に突出しないようにする。また、一対の内フラップと分離されるヒレ部を一対の外フラップで上から抑えることで、そのヒレ部が天板部の上方に突出しないようにする。これにより、天板部はヒレ部の突出がない平面状になるため、天板部の上面側に異なる大きさの箱状棚や包装箱を載置することができる。
また、本発明の箱状棚において、前記天板部は、係止部が設けられた一対のフラップを有し、前記係止部同士を係止させて前記天板部の閉塞状態が保持されることが好ましい。
天板部は、係止部が設けられた一対のフラップを有しているため、係止部同士を係止し、閉塞させることができる。これにより、簡易な構成で箱状棚としての形態を保持することができる。
本発明の実施形態に係る商品棚の斜視図である。 商品棚の組み立て前の状態(段ボール板紙)の平面図である。 第1の天板形状の商品棚の組み立て手順1を説明する図である。 第1の天板形状の商品棚の組み立て手順2を説明する図である。 第1の天板形状の商品棚の組み立て手順3を説明する図である。 第1の天板形状の商品棚の組み立て手順4を説明する図である。 第1の天板形状の商品棚の組み立て手順5を説明する図である。 第1の天板形状の商品棚の完成形を示す図である。 商品棚を積み重ねたときの様子を示す図。 第2の天板形状の商品棚の組み立て手順1を説明する図である。 第2の天板形状の商品棚の組み立て手順2を説明する図である。 第2の天板形状の商品棚の組み立て手順3を説明する図である。 第2の天板形状の商品棚の完成形を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の箱状棚の実施形態について説明する。
図1に示すように、商品棚1は、その外観が直方体状の段ボール箱(A式)の側面を切り開いた構造であり、内部に物を収納することができる。具体的には、周壁を構成する4つの側板部2と、平面状の天板部4と、平面状の底板部6とからなり、側板部2に開口3を有している。
天板部4は、後述する外フラップを組み合わせて封かんし、閉塞状態が保持されるノンステープル型である。そのため、封かん時、そして組み立て時、解体時において、テープ、カッター等の器具を使用する必要がない。底板部6についても、4枚のフラップを組み合わせて閉じることで(アメリカンロック方式)、平面状とすることができる。
商品棚1は、1枚の側板部2のほとんどの領域を開口3とすることで、物が収納しやすい形態となっている。なお、後述する破断可能線に沿って破断させた側板部2の一部を開口3の内側に折り込む構造であるため、強度を高めることができる。また、破断した部分を廃棄する必要もない。
天板部4は平面状であるため、上面側に同じ大きさの商品棚1を積み重ねて使用することもできる。詳細は後述するが、天板部4は、上方に突出しているヒレ部5(ヒレ5a~5d)を折り込んで完全な平面状とすることもできる。そのため、商品棚1は、異なる大きさの商品棚や包装箱を載置する等、様々な目的に利用することができる。
この商品棚1は、図2に示す段ボール板紙1xを作成した後、これを折り曲げて組み立てられる。以下では、図2を参照しながら、段ボール板紙1xの詳細について説明する。
段ボール板紙1xは、側板部2を構成する側板2a~2d、止代2e、天板部4を構成する内フラップ4a,4c及び外フラップ4b,4d、底板部6を構成する底板6a~6dを備えている。図示するように、底板6a~6dは、これらを組み合わせて底板部6を構成するため、それぞれ異なる形状を有している。
前板に相当する側板2a(本発明の「第1の側板」)は、折目線f2(本発明の「第2の折目線」)を介して内フラップ4a及びヒレ5aに連接され、折目線f3を介して底板6aに連接されている。この折目線f2,f3は、段ボール板紙1xの折り曲げを容易にするための線であり、この点は後述する他の折目線においても同様である。側板2aの左右方向のサイズは、後述する側板2b,2dよりも小さく設定されている(側板2aは短側面)。なお、長側面(側板2b又は側板2d)に開口3を設けてもよい。
図示するように、側板2a内の上方には破断可能線Cの第1線部C1が設けられており、側板2bの第2線部C2及び側板2dの第3線部C3と接続されている。また、側板2a内の下方には折目線f1(本発明の「第1の折目線」)が設けられている。商品棚1は、破断可能線Cで破断させて、折目線f1で商品棚1の内側に折り込むことで、開口3を形成することができる。
内フラップ4aは、天板部4を構成する一対の内フラップの1つである。内フラップ4aにおいて、折目線f2に連接された部分(左右方向の中心部)はヒレ5aとなっており、内フラップ4aと独立して折り曲げ可能となっている。ヒレ5aを起立させた場合、天板部4から上方に突出した状態となる。このため、ヒレ5a(及び後述するヒレ5b~5d)は、天板部4の上面側に商品棚1を載置したときの支持片となる。
側板2aの右側端部には、折目線f4を介して側板2b(本発明の「第2の側板」)が連設されている。側板2bは、開口3を形成するための破断可能線C(第2線部C2)を有している。第2線部C2は略三角形であるが、正円形、楕円形、又は四角を含む多角形であってもよい。
側板2bは、折目線f2を介して外フラップ4b、ヒレ5bに連接され、折目線f3を介して底板6bに連接されている。また、外フラップ4bにおいて、折目線f2に連接された部分(左右方向の中心部)はヒレ5bとなっており、外フラップ4bと独立して折り曲げ可能となっている。
外フラップ4bは、天板部4を構成する一対の外フラップの1つであり、係止部4b’を形成する切目線D1,D2を有している。
側板2bの右側端部には、折目線f5を介して側板2cが連設されている。後板に相当する側板2cは、折目線f2を介して内フラップ4c、ヒレ5cに連接され、折目線f3を介して底板6cに連接されている。内フラップ4cは、天板部4を構成する一対の内フラップの1つである。内フラップ4cにおいて、折目線f2に連接された左右方向の中心部はヒレ5cとなっており、内フラップ4cと独立して折り曲げ可能となっている。
側板2aの左側端部には、折目線f6を介して側板2d(本発明の「第3の側板」)が連設されている。側板2dは、開口3を形成するための破断可能線C(第3線部C3)を有している。
側板2dは、折目線f2を介して外フラップ4d、ヒレ5dに連接され、折目線f3を介して底板6dに連接されている。また、外フラップ4dにおいて、折目線f2に連接された部分(左右方向の中心部)はヒレ5dとなっており、外フラップ4dと独立して折り曲げ可能となっている。
外フラップ4dは、天板部4を構成する一対の外フラップの1つであり、係止部4d’を形成する切目線D3,D4を有している。
側板2dの左側端部には、折目線f7を介して止代2eが連設されている。止代2eは、段ボール板紙1xの態様によって連接される位置を変更可能である。すなわち、止代2eは、商品棚1を展開したときの両端部に位置する側板2a~2dの組み合わせのうち、一方の側板の端部に連設されていればよい。
次に、図3A~図3C、図4A~図4Cを参照して、第1の天板形状の商品棚1の組み立て手順を説明する。
まず、図3Aに示すように、底板6a~6dを折り曲げ、組み合わせて平面状の底板部6を形成する(手順1)。ここでは、まだ破断可能線C(線部C1~C3)の破断を行わない。また、天板部4を構成する内フラップ4a,4cと外フラップ4b,4dは、起立した状態である。
次に、図3Bに示すように、内フラップ4a,4cを折目線f2に沿って折り曲げる(手順2)。このとき、ヒレ5a,5cは起立させた状態のままとする。
次に、図3Cに示すように、外フラップ4b,4dを折目線f2に沿って折り曲げる。ここでも、ヒレ5b,5dは起立させた状態とする。さらに、外フラップ4bの係止部4b’と外フラップ4dの係止部4d’とを係止させる(手順3)。これにより、天板部4は平面状をなして閉塞状態が保持され、4面のヒレ5a~5dが上方に突出した状態となる。
次に、図4Aに示すように、側板2a,2b,2dに亘って延在する破断可能線C(線部C1~C3)の破断を行う(手順4)。例えば、側板2bの第2線部C2、側板2dの第3線部C3を商品棚1の内側に向けて押し込んで破断し、最後に側板2aの第1線部C1を破断する。
次に、図4Bに示すように、破断された側板2aを外側に倒し、側板2b,2dの部分を折り戻した状態で、側板2aの折目線f1に沿って商品棚1の周壁内側に折り込む(手順5)。これにより、図4Cに示すように、商品棚1に開口3が形成される(完成形)。このとき、破断させた側板2b,2dの部分は、それぞれ内側から側板2b,2dを支持する形となるため、商品棚1の強度を向上させることができる。
また、破断させた側板2aの部分は、その上端が底板部6に接触するようになるため、側板2aが開口3の奥行き方向に向かって下るスロープS(本発明の「傾斜板」)を形成する。本実施形態の商品棚1は、開口3が比較的大きいので、使用者が物を収納しやすい。また、スロープSの傾斜により商品の重心が商品棚の奥側となって商品が飛び出しにくく、小さな商品が隙間に隠れてしまうことも防止することもできる。
図5は、同じ商品棚1を上に積み重ねたときの様子を示している。下側の商品棚1は4面にヒレ5a~5dが突出しているため、上側に載置した商品棚1の積みずれを防止する支持片となる。なお、商品棚1を積み重ねていない場合、外フラップ4b,4dの厚みにより、ヒレ5a,5cが内側に折れ曲がることが防止される。
このように、本実施形態の商品棚1は、比較的安価に物の収納が容易な構造とすることができ、同じ形状の商品棚1を積み重ねて使用することができる。また、開口3を形成するとき破断した側板2a,2b,2dの部分は周壁内側に折り込むため、強度の向上につながり、ごみも発生も抑えられる。
最後に、図6A~図6Dを参照して、第2の天板形状の商品棚1の組み立て手順を説明する。
底板6a~6dを折り曲げ、組み合わせて平面状の底板部6を形成する点は、第1の天板形状の商品棚1の組み立て手順と同じである。ここでは、まだ破断可能線Cの破断を行わない。また、天板部4を構成する内フラップ4a,4cと外フラップ4b,4dは、起立した状態である。
次に、図6Aに示すように、ヒレ5b,5dを折目線f2に沿って折り曲げる(手順1)。さらに、図6Bに示すように、内フラップ4a,4cを折目線f2に沿って折り曲げて、ヒレ5b,5dを上方から抑える(手順2)。これにより、ヒレ5b,5dが起立しないようにし、さらに内フラップ4a,4cが下方に落ち込むことを防止することができる。なお、ヒレ5a,5cは、内フラップ4a,4cと一緒に折り曲げている。
次に、図6Cに示すように、外フラップ4b,4dを折目線f2に沿って折り曲げる。さらに、外フラップ4bの係止部4b’と外フラップ4dの係止部4d’とを係止させる(手順3)。これにより、天板部4は、ヒレ5a~5dが突出していない平面状となる。
この後は、第1の天板形状の商品棚1の組み立て手順と同じであるが、側板2a,2b,2dに亘って延在する破断可能線C(線部C1~C3)の破断を行う。さらに、破断された側板2b,2dの部分を折り戻した状態で、側板2aの折目線f1に沿って、商品棚1の周壁内側に折り込む。これにより、図6Dに示すように、開口3と、側板2aによるスロープSが形成される(完成形)。
第2の天板形状の商品棚1の場合も、開口3が比較的大きいので、使用者が物を収納しやすい。さらに、スロープSの傾斜により内部の商品が飛び出しにくく、小物が隙間に隠れてしまうことを防止することもできる。また、天板部4は突起がない完全な平面状となるため、商品棚1とは大きさが異なる商品棚又は包装箱等を載置することができる。
本発明は上記実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。上記実施形態では、側板2bと側板2dの両方に破断可能線Cを設けている例を示したが、何れか一方に破断可能線Cを設ける態様であってもよい。
スロープSは、平面状の傾斜板に限られず、曲面状であってもよい。また、傾斜が異なる2段以上の傾斜板の組み合わせであってもよい。なお、スロープSは、必須の構成ではない。スロープSがない態様は、商品棚1の収容容積が大きくなる点が長所である。この態様の場合も、破断させた側板2b,2dの部分は、それぞれ内側から側板2b,2dを支持するため、商品棚1の強度を向上させるという効果は同じである。
図3A~図4Cで示した第1の天板形状の商品棚1の組み立て手順は、天板部4の形成、開口3の形成の順であったが、天板部4の形成前に破断可能線Cを破断して、開口3を先に形成する手順でもよい。第2の天板形状の商品棚1の組み立てについても、同様である。
1…商品棚、1x…段ボール板紙、2…側板部、2a~2d…側板、2e…止代、3…開口、4…天板部、4a,4c…内フラップ、4b,4d…外フラップ、4b’,4d’…係止部、5…ヒレ部、5a~5d…ヒレ、6…底板部、6a~6d…底板、C…破断可能線、C1…第1線部、C2…第2線部、C3…第3線部、f1~f7:折目線、S…スロープ。

Claims (5)

  1. 複数の側板により周壁を構成する側板部と、該側板部の一端側に連接された複数のフラップにより平面状をなす天板部と、該側板部の他端側に連接された複数のフラップにより平面状をなす底板部とからなり、該側板部に開口を形成可能な箱状棚であって、
    前記側板部は、第1の側板と該第1の側板の両脇に位置する第2の側板と第3の側板との一方又は両方に亘って延在する破断可能線と、該破断可能線よりも下方位置において横方向に延びて該破断可能線と接続された第1の折目線とを有し、
    前記破断可能線に沿って破断させた部分を前記第1の折目線で前記周壁の内側に折り込むことで前記開口が形成されることを特徴とする箱状棚。
  2. 請求項1に記載の箱状棚において、
    前記第1の側板の前記破断させた部分が前記開口の奥行き方向に向かって下る傾斜板となることを特徴とする箱状棚。
  3. 請求項1又は2に記載の箱状棚において、
    前記天板部は、一対の内フラップと一対の外フラップとからなり、
    前記内フラップ及び前記外フラップは、第2の折目線で前記側板に連接され、該内フラップ及び該外フラップと分離して折曲げ可能なヒレ部をそれぞれ有し、
    前記ヒレ部を起立させた状態で、前記一対の内フラップと前記一対の外フラップとから前記天板部が構成されることを特徴とする箱状棚。
  4. 請求項1又は2に記載の箱状棚において、
    前記天板部は、一対の内フラップと一対の外フラップとからなり、
    前記内フラップ及び前記外フラップは、第2の折目線で前記側板に連接され、該内フラップ及び該外フラップと分離して折曲げ可能なヒレ部をそれぞれ有し、
    前記一対の外フラップと分離されるヒレ部を前記一対の内フラップで上から抑えるとともに、該一対の内フラップと分離されるヒレ部を該一対の外フラップで上から抑えて、前記天板部が構成されることを特徴とする箱状棚。
  5. 請求項1又は2に記載の箱状棚において、
    前記天板部は、係止部が設けられた一対のフラップを有し、
    前記係止部同士を係止させて前記天板部の閉塞状態が保持されることを特徴とする箱状棚。
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